駆動時間単価が安い、モバイルランキング!
CULVノートが登場するまでは、モバイルの高価格を正当化するのは駆動時間であった。
長らく続いたその法則が崩れた半年を振り返るべく今回は、
バッテリー1時間駆動あたりの本体価格が安いモバイルを調べてみた。
本投稿では、
・13.3型以下、一応XGA以上の解像度の液晶を搭載するモデルが対象。Atom Zは除外した。
・駆動時間は基本的にカタログ値を使用。
・その駆動時間を実際に叩き出した構成(CPUなど)や、最長駆動構成での価格を採用。
・直販モデル以外は、価格.comにおける最安価格(10月3日現在)を採用。hp直販は送料込。
・大容量バッテリーが存在するモデルでは、その場合の駆動時間、バッテリー込価格でもエントリー。
・そもそも10万円位まで(バッテリー込)で買える構成に限る。
それでは、カウントダウン形式で行ってみる。
第25位:dynabook CX Core 2 Duoモデル 駆動時間単価27,843円(本体94,668円 / 3.4時間駆動)
第24位:HP TouchSmart tx2 駆動時間単価25,921円(82,950円 / 3.2時間)
第23位:VAIO type S Celeronモデル(で10万以内) 駆動時間単価25,657円(89,800円 / 3.5時間):
ソニーと言えば、今週の話題はコレ↓だろう。
電源のワイヤレス化に成功–50cm離れた機器へ60Wの電力を供給
今はたった50cmでも、駆動時間無制限に向かう道のりにあっては、
半分以上踏破したも同然だ。
天板にソーラーパネルとかも含めて、今後はこの分野で日本がリードして行くのだろう。
第22位:Dell XPS13 駆動時間単価21,734円(99,979円 / 4.6時間)
第21位:ASUS UX30 駆動時間単価20,915円(99,769円 / 4.77時間):
基本、バッテリー交換出来ない機種らしいので要注意。
ASUSに関しては、デザインや質感はともかく、
日本メーカー程度の安心感はある。これは社風だからしょうがない。
第20位:HP ProBook 4310s Core 2 Duoモデル 駆動時間単価20,370円(101,850円 / 5時間)
第19位:HP Pavilion dv2 駆動時間単価20,300円(73,080円 / 3.6時間)
第18位:LaVie J タイプN 駆動時間単価18,875円(79,275円 / 4.2時間):
コストダウンの為にAMDチップ積むモデルは、やはり駆動時間でキツイ。
綺麗液晶なり、デジタル出力さえあれば、グラフィックパワーも活きるのだが・・
第17位:HP Mini 5101 SSDモデル 駆動時間単価16,590円(82,950円 / 5時間)
本体10万以内でマトモなSSD積む希少モデル。
耐800kg級の頑丈さってのは、点加圧でもThinkPadに迫る勢い。
EliteBookの様にポイントスティックあったら、戦いを終わらせられるポジションにある一台。
第16位:ThinkPad X200s 7465RH6(Celeron、XPモデルで10万以内)
駆動時間単価15,950円(63,800円 / 4時間)
第15位:MSI X340 Super 駆動時間単価15,142円(53,000円 / 3.5時間)
第14位:IdeaPad U350 Core 2 Soloモデル 駆動時間単価14,476円(72,383円 / 5時間):
残念ながらキーボード、排熱共に、ThinkPadレベルには程遠い。
第13位:工人舎 EX 直販最小構成 駆動時間単価13,288円(59,800円 / 4.5時間)
第12位:VAIO W 駆動時間単価12,131円(42,460円 / 3.5時間)
Atom Z(のUS15W)って地雷がある訳でもあるまいし、
とうとうWXGAモバイルも、4万が在り来たりの時代に突入してしまった。
Timelineなどの様にCore 2採用するか、X200sの様にトラックポイント付いてる事で
やっと付加価値が付けられて6万とか、これではチョット、メーカーが心配になる。
サポート頼みの客ヅラも、そろそろ改める時代ですよと。
第11位:DELL Inspiron 11z(大容量バッテリ選択) 駆動時間単価11,705円
(64,980円+バッテリ増分5,250円 / 6時間)
残るはいよいよベスト10。
第10位:ASUS U20A 駆動時間単価11,262円(93,480円 / 8.3時間)
第9位:Let’s note LIGHT R8 駆動時間単価10,997円(87,982円 / 8時間):
低価格ながら、最もレッツらしいレッツ!
N8/S8登場も、駆動時間の為に液晶表示品質まで犠牲にしているレッツにとっては、
小さい事こそが正義だからだ。
第8位:Gigabyte T1028X 駆動時間単価10,046円(65,300円 / 6.5時間)
第7位:HP Mini 5101 SSDモデル(6セルバッテリ選択) 駆動時間単価9,450円
(82,950円+バッテリ増分11,550円 / 10時間)
第6位:ThinkPad X200s 7465RH6+9セルバッテリ 駆動時間単価9,128円
(63,800円+バッテリ代18,354円 / 9時間(以下に説明))
レノボのカタログ駆動時間は、工場出荷設定によるもので、それがまた、
贅沢に電力食う設定になってる事もあり、国内メーカーに比べると、かなり押しが弱い。
X200sの場合、用意された省電力設定を行うだけでも、Core 2 Duo SUで1セルあたり1.5時間なので、
CPUに省電力機能が無いこのCeleronモデルでさえ、1セルあたり1時間は割と普通に持つと思われる。
ところで今週は、レッツノートのN8/S8に触れない訳には行くまい。
ネットブックやCULV機への過剰反応から、通常電圧CPUを載せて来た訳だが、
その結果として駆動ベンチは、
①レッツN8の標準バッテリ(8セル)時:8時間26分
②X200sのCore 2 Duo SU、9セルバッテリ時:約13.5時間(ただし出っ張りは半端ない)
③レッツN8の軽量バッテリ時:4時間13分(公称値と①からの推測)
④X200sのCore 2 Duo SU、4セルバッテリ時:約6時間
(②と④は、①と同条件で計測。WXGA+なら、③と④の本体重量は、ほぼ同じ)
と、特に軽量構成での駆動時間の差は既存レッツユーザーを切り捨てるモデルチェンジに他ならない。
天板側こそLEDバックライト採用で薄くなったが、通常電圧を乗りこなすには、
パナソニックの排熱技術では本体側をより厚くする必要があったと見え、
それでもN8底面の手前左が45.8℃まで行ってたらしいが、
L2キャッシュが倍もあるSL9400を搭載し、遥かに薄型のX200sでさえ、
最も熱い処で28℃台だというのは是非、参考にして頂きたい。
HDMI付いたは良いが、液晶閉じたまま運用できる程の排熱性無しってんじゃ据置にもならない。
話をCeleronモデルのX200sに一旦戻しても、Core 2 Duo P8700を積むレッツN8/S8が、
ビジネス機としてよりパワフルだとは思わない。
何故なら通常ビジネス用途でのボトルネックはCPUではなく、
ユーザー自身であり、ユーザーインターフェースこそが能率に直結するからだ。
パナソニックやVAIO type Zが本気でビジネス機に進出したいなら、
海外高級機には付いてて当然のポイントスティックを避けては通れまい。
そもそもレッツに決定的に足りないのは液晶の表示品質であり、これはN8/S8になっても変わらない。
B5ノートでNTSC比50%遥かに超えるのは未だ、VAIO type TとX200sのWXGA+っていう
TMDパネル勢だけで、その流れを作った戦犯は、やはりちょっとやそっとじゃ動かせないって事かw
第5位:IdeaPad S12 駆動時間単価7,582円(41,706円 / 5.5時間)
第4位:Gateway EC1400 駆動時間単価7,100円(56,800円 / 8時間):
Celeron SU2300はデュアルコアかつ省電力機能付。
このCPUは今後、モバイル界のパワーバランスを大きく狂わす事間違いなし!
第3位:IdeaPad S10-2 1280x720pxモデル 駆動時間単価6,930円(41,580円 / 6時間)
第2位:VAIO W+大容量バッテリ 駆動時間単価6,618円
(42,460円+バッテリ代13,800円 / 8.5時間):
ソニーは長時間駆動時、バッテリーが出っ張るか否かでtype Tとの棲み分けを行いたいらしく、
スリムバッテリーとの駆動時間差がやたらにある。なのでROWA製スリムは純正より持つのかも。
第1位:Acer Aspire Timeline AS3810T Core 2 Soloモデル 駆動時間単価6,585円
(52,683円 / 8時間):
13.3型、1,366x768pxってノートはこれからも増えて行くだろう。
しかしAS3810Tも横幅は322ミリと、書類作業の傍らだと意外な程、机の場所を取る。
(12.1型のX200sが丁度A4用紙大であり、
縦横どちらかでもコレ超えると、可搬性も急激に悪化する。)
これは数年前、モバイルと作業性を両立すると評判だった14.1型1,400×1,050pxのノートよりも、
横幅で更に大きく、縦解像度のあまりの退化を考えると、低価格化、合理化の犠牲者は、
案外、メーカーだけではないのだと、思い知らされる。
廉価モバイル新時代の到来!
ネットブックですら日々、進化して行く(正確にはB5との境がなくなって行く)訳だが、
ここ1ケ月で以下①~⑤の基準を満たす廉価モバイルが続々登場し、
デスクトップを別途所有する方に対しては、唯一のノートとしてもお勧め出来る様にまでなって来た。
①XGA以上の解像度(一部、縦720ドットのもある)
②XP
③Atom Z以外のCPU
④1.5kg程度まで(大容量バッテリー可)で実駆動3.5時間以上
⑤7万円以下(大容量バッテリー含む)が期待できる機種
まず①。ネットブックと言いながらも縦600ドット以下って機種は、
元々、看板に偽りがあった。ブラウザ立ち上げればその不便さは明らかなのだから。
10.1型で1,366×768ドットというと、ドットピッチは0.164ミリ。
これは、文字が小さいと評判だった15.4型WUXGAよりも更に小さいが、
10.1型故に筐体が小さく、画面が近くなるので、わざわざDPI設定を変更する人は少ないと思う。
②は現状のWin7だと、駆動時間が大幅短縮って事も考慮に入れた。
(Win7のThinkPad T400sで駆動時間が寧ろ、大幅に伸びてるのは、
Win7がThinkPad上で開発されてる(MS Super Validation Customer)
のが理由か?まぁWin7も日々改善されてるからねぇ。)
③はAtom Zと組み合わされるチップ(US15W)の内蔵グラフィック(GMA500)に問題がある。
スクロールでさえモッサリするからVistaなんて考えたくもないし、
かと言ってXPだと、ブルースクリーンを久しぶりに見れたりもするw
④は、確実に3時間持ってくれないと落ち着かないので。動画再生で持てとまでは言わない。
最後に⑤。
今回紹介する全機種と違い、液晶バックライトこそLEDじゃないが、
1台で殆ど何でも出来てしまうCore 2 DuoのThinkPad X200が10万で直販されたり、
Celeron 723、XP Proで同じくマウス不要のX200s 7465RH6がついに6万円台?って時代に、
7万超える廉価モバイルでは存在理由が無い。
って事で今回は、①~⑤全てを満たすノートをご紹介する。
★VAIO W(の大容量バッテリー時。光沢10.1型1,366x768px、
Atom N280、1.28kg、カタログ駆動8.5時間、本体代+バッテリー13,800円):
dynabook UXの液晶発色が青く感じる程にマトモだし、写り込みや視野角に難点があるとは言え、
VAIO Wの表示品質を駄目と言ってしまうと、ネットブックのそれ全てを否定する事になりやしないか?
キーボードもUXよりタッチこそ軽いが、普通に使えるクリック感もあるし、type Tよりは寧ろ良い。
タッチパッドやそのボタンも素直。
排熱・静音性も悪くない。
スピーカーだけは、ネットブックの中でも良い方ではない。
バッテリー持ちは、大容量(標準の倍セル)時↑で公称8.5時間って事だし、
標準の3.5時間ってのは、type Tとの差別化の為に効率の悪いバッテリーをワザと使ってるのかも。
もしそうならROWA3セルではもっと持つかも知れないし、
SONYがそんな事しなきゃならん程に、VAIO Wは廉価モバイルとしてのまとまりが良い。
★レノボ IdeaPad S10-2(の1,280x720pxモデル。光沢10.1型、
Atom N270、1.2kg、最長6時間駆動、アイオープラザのポイント還元で現在42,200円):
レノボの場合、実際の駆動時間とカタログ値には、国内メーカー程の差は出ない。
バッテリーは標準が6セル(↓写真左)。厚さ18ミリ(6セルバッテリー除く)の薄型筐体。
現行モデルは排熱、静音性がウリ。マルチタッチパット採用。
解像度、価格、商品画像だけ見てると不覚にも欲しくなってしまったS10-2なのだが、
キーボードは劣化なんてもんじゃなく、キー感触で高級感を測るThinkPad使いの方だと、
dynabook UXは言うに及ばず、VAIO Wにもかなり劣った安物という評価にならざるを得ない。
このあとに紹介するS12もそうなのだが、Atom N270ってのも惜しい。
N280が出始めた頃、dynabook UXのレビューでも触れた事だが、
N270⇒N280は、クロック大して違わないのに何故か、サクサク感が向上するんだよなぁ。
メモリやHDDには簡単にアクセス出来、メンテナンス性は良い。
スピーカーはステレオだが、下向きに付いてるタイプ。Bluetoothも無い。
★レノボ IdeaPad S12(光沢12.1型1,280x800px、
Atom N270、1.55kg、最長6時間駆動、価格はコチラ):
インテルがレノボにだけ許した12.1型液晶のAtom N機。
この構成は表向き、インテルによる制裁がある様になってはいるが、
レノボの大株主であるIBMは、インテルとは長年に渡り特別の関係にあり、その間に、
ちょっと出の台湾メーカーとは違った馴れ合いがあるのは当然の事だよ!人間のやる事だもの。
筐体サイズの余裕もあってか、ここで紹介するノートでは唯一、
Expressカードスロットが付いてるので、通信端末の使い回しにも便利。
★HP Mini 5101(非光沢10.1型1,366x768px、XP Pro、
Atom N280、1.2kg、最大4.5時間駆動、直販69,930円)
上で紹介した3台と違って本体4万円台とは行かないが、
堅牢設計という点で唯一、本物のモバイルであるし、結果として長持ちもするであろう。
あと1万で128GBのSSDにもなるが、インテルや東芝と違ってサムスンでは、幾ら高速でも、
本体8万には抵抗を覚える方も居られるのでは?
インテルX25-Mの80GBも2万ちょっとのトコまで来ているし、XP+メモリ2GBから更に踏み出すとなると、
やはり自己満足とか、他人に自慢できるって要素は無視できない。
2140の後継モデルとされてるが、5101ではビジネスツールとして更に磨きが掛かった。
ドットピッチが小さい液晶に非光沢ってのは有り難いし、
アイソレーションキーボードは、限られたキー間隔でもミスタッチが防止出来るって事で、
10.1型ノートの主流になって来た。タッチパッドのボタン位置も普通になった。
筐体奥行きが大きくなった代わりに5ミリ薄くなったの良いとしても、
Expressカードスロットが無くなったのは要注意。
短編レビュー~ノートPCメーカー編~
★NEC★
事もあろうに中国市場から追い出されるトコまで堕ちた品質問題を解決すべく、
急速に国内生産比率を上げており、去年までの評判は余り気にしなくて良い。
直販は勿論、店頭購入や、安売りが期待できる通販で買っても、60日以内なら、
落下・水濡れに対応するメーカー3年保証に11,970円で加入出来る。
累計の補償限度額は、購入金額を基準に決められており、
・初年度:100%
・2年度:82%
・3年度:64%
となっている。
サポートには定評のあるNECだし、
ぶっちゃけ、VersaPro UltraLite タイプVSの様な尖ったモデルでもなきゃ、
積極的にNECを選ぶ理由も他には無い訳だから、是非とも加入して頂きたい。
直販サイトではモデル名は全て、VALUESTAR G、LaVie G、VersaPro Jとされ、
筐体名をさすアルファベット1文字は、「タイプ」の後に表記される。
例えばLaVie J(店頭モデル)→LaVie G タイプJ(直販モデル)。
★富士通★
国内組立(ただしLOOX M除く)で初期不良が殆ど無い代わりに、
保証・サポートには消極的で、落下対応のメーカー保証がないばかりか、
お問い合わせ11件目より有料[1件あたり2,000円]って・・
追伸:2009年10月発表モデルからは、
使い始め1年間の電話サポートが無料になりました。
LOOX U~NWという現行ノートのフルライン(5.6型~16型。
ただしLOOX M除く)で、液晶解像度がWXGAだったり、
据置モデルで筐体が厚いのにグラフィックがチップ内蔵のみだったり
(NFの直販モデルの一部にRadeon HD 3470があるっきり)と、
このメーカーは基本、ライトユーザー相手なので、
しょーも無い事を問い合わせる人がさぞ、多いのだろうw
★東芝★
主に中国生産で尚且つ、落下対応のメーカー保証が無く、
メーカー修理も高額なので有名。
Qosmioの排熱問題(買って僅か1,2年での実害報告多数)
を何世代にも渡って放置して来た企業体質も手伝って、
年3回のモデル末期には、店頭モデルが価格暴落する。
CX、EX、Satellite PXW、AX、一部TXという据置の売れ筋で、
未だに有線が100Base LANであり、
東芝にしてみれば、Qosmioとそれ以外って感じなんだろう。
乱立著しいQosmioについては「Qosmioまとめ」を参照されたし。
直販モデルのモデル名には、最後に「W」が付く。
★SONY★
09年6月30日をもって店頭モデルへの、落下対応のメーカー保証を止めてしまう。
しかしモバイルに関しては、
他社が独自の頑丈基準を設定する中、
SONYは軽量・長時間駆動というスペック表に現れる処に特化しているので、
ハードケースで持ち歩くなり、
落下・水濡れ対応が付けられる直販で購入するなりの、
自衛手段を講じる必要がある。
ここの落下対応(SONYではワイド保証という)の様に、
補償限度額、免責金額共に無いってのは、私の知る限り他メーカーに例が無い。
保証料は機種によって違うが、金額的にもこれを利用しない手は無いので、
VAIO買うなら直販で購入し、同時にワイド保証に加入するってのは鉄則である。
VAIOたる所以は液晶の発色にある訳だが、
光沢ながら写り込みを押さえた「クリアブラック」や、
非光沢ながら光沢並みのコントラストを実現した「クリアソリッド」など、
綺麗で見易いのが特徴。
ただ、クリアブラック「LE」ってのは、
輝度(バックライト本数)、発色、反射具合など、
全てに渡って手抜きなので、それしか選べないtype C、type Nなどは、
所謂VAIOではない。
type TZ以降、各モデルに採用された電卓型キーボードは、
タワミが無く、キーピッチの割に隣接キーへの干渉を防げるが、
キートップを滑る様な、所謂ノート用タイピングには不向き。
OSは、一部にXPモデルが存在するものの、
基本、Vista 64ビットなので、アプリはともかく、
周辺機器には苦労するかもしれない。
これはVAIOが、信頼性よりもパフォーマンス
(64ビットならメモリ容量を活かせる)を優先している事を、
広く世間に知らしめた一例に過ぎず、
SONYがキモオタとの距離を取るのに良く使う手法である。
(イメージで売るブランドには、メーカーによる、ユーザーの選別も重要。)
SONYは、モバイル分野における駆動時間の優秀さでは、今やレッツと双璧だが、
休止状態でさえ、放電が半端じゃないので要注意。
尚、VAIOと言えど、持ち運びさえしなければ、
他メーカーより壊れ易いって事はない。と、個人的には思ってるんだけど・・
★Panasonic★
全数、国内組立で、初期不良が無い事が、
日本人には頑丈のイメージに繋がっている様だ。
しかし日本でタフブックとして売ってるモデル以外では、
ThinkPad程、頑丈じゃないし、
開発が止まっているせいか、とにかく仕様そのものが低いのが目に付く。
レッツノートは搭載液晶がショボイにも拘らず、
デジタル出力可能なモデルがF8(ポートリプリケータにDisplayPort)
のみってのは、セントリーノ2世代として、怠慢と言われてもしょうがない。
(これ以外の点は、比較的最近の設計になるF8の項目に書いた。)
ウリにしている駆動時間に関しても、
T8とほぼ同仕様の海外版の公称だと、3時間も減っており、
パナだけじゃないにしても少なくとも、
海外メーカーとはカタログ値の基準が違うのは明らか。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、直販で本体と同時購入するしかない。
本体ボッタクリの直販で購入する事の是非はともかく、一応紹介すると、
それぞれ3年保証に、R/Tが10,500円、W/Fが12,600円で加入できる。
累計の補償限度額は
1年目:購入金額の100%まで
2年目:購入金額の70%まで
3年目:購入金額の50%まで
となっている。
★エプソン★
一日修理を謳う、業界最速のサポート体制。
落下・出張修理に対応する保証も安い。
落下・水濡れに対応する保証(安心プラス保証)の場合、
一度の補償限度額は、
・最初の一ヶ月は、本体購入金額。
・以後毎月、本体購入金額の1/36ずつ減額(3年でゼロになる)。
累計限度額の記載は無く、加入するには安心プラス保証料金の他、
その間の標準保証料金が要る。
肝心のPC本体だが、主にベアボーンを使用し、
一から設計してる訳ではないので、
機種ごとに当たり・ハズレは否めない。
しかし、サポートNo.1のメーカー故、
そもそも、壊れ易いのは採用しないハズ。
メモリ、HDDの容量を上げて注文すると、途端に価格が跳ね上がるので、
最小構成で購入して、ご自分で増設するのがお得である。
電話注文だと、内蔵HDDのメーカーはある程度、指定出来るらしい。
★lenovo★
良い意味でペーパー・カンパニー。
電話対応は10人前後らしい。>レノボ・ジャパン。
これなら直販のゴタゴタにも説明が付く。
で、ThinkPadの開発は未だ、日本IBM敷地内の大和事業所でやってて、
サポートも未だ、日本IBMが担当。製造はIBM時代からの契約工場。
レノボになってから質感落ちたって言ってる奴はX300系を知らんのだろ。
そもそも、全機種コストダウン無縁なメーカーなど存在しない訳だし。
(レッツノートは開発費の方をケチってる。)
マイクロソフトはWindowsの開発をThinkPad上で行っており、
(Super Validation Customer。他にはHPと東芝)
これと米軍頑丈規格
(セミラグド。他にはPanasonicの日本名タフブックとDELL Latitude ATG)
の両方を満たすのは現在、
ThinkPad(現行Xシリーズ、Tシリーズ、R400、SL300)しかない。
最も信頼出来る統計も、lenovoを最も故障の少ないメーカーとしている。
現在までの大気圏外でのノートPCシェアも、確認できる範囲で100%との事。
何だかんだ言っても、人類がThinkPad以外を宇宙に連れ出した事例は無いらしい。
トラックポイントは、一度触ってしまうだけで、永遠に卒業できない。
現行ThinkPadは、ノートでありながら液晶閉じたままの常時稼動が可能な程、
排熱・静音性が優秀だが、更に現行モデルからは、
PC内部への埃の進入を防ぐ為、吸気口にメッシュを貼るという大きなハンデを、
人知れず背負っているのだから恐れ入る。
ThinkPadで問題視されるのは重量で、
これは強度を維持したまま、薄型筐体(RとSL以外)を追求している為、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる事に起因する。
まぁその宿命を背負った上で、X200sの最小1.1kgってのはある訳だが。
一方、駆動時間の方は最早、国内メーカーにも負けてない。
Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)のX200sが
無線LAN使用のWEB閲覧で10時間43分駆動したという実例もある。
初期不良は少なくないが、この点はサポートがIBMだから安心して良い。
電話も直ぐ繋がる。
ThinkPadが、長い付き合いに最も適したブランドと言われている理由は、
保守マニュアルと部品のみの購入の容易さにある。
各部品の交換手順をご丁寧にも、ビデオで解説(リンク先はX200s関連)する様な
ふざけたメーカーは、レノボくらいしかない。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
補償の累計限度額は無く、
・一部損で修理代が10万超えた場合は、超えた分だけを客が負担。
(ThinkPadには10万超える壊れ方は殆ど無い。)
・全損の場合は、5万円負担で相応の新品と交換出来る。
注意して頂きたいのはで購入すると、
落下対応のデフォ1年は付いて来ないってトコ。
購入1年2ヶ月以内に落下対応を延長する事は出来るので、
万が一、故障が延長前だった場合には、
故障してる事を棚上げして保証に加入すべし!
(これはレノボの説明不足の方に非がある。)
ThinkPad本体を直販購入の場合、3年・引取修理・落下対応で26,250円
現在、ThinkPadの中のThinkPadと言えるのは、
目に優しい液晶をシングルベンダで指定できる、
・X200sのWXGA+
・X301
・T400のHigh Nit LEDバックライトWXGA
・W700のWUXGA
の4機種である。
★ヒューレット・パッカード★
hpの場合、品質レベルには次の3段階がある。
上位=通常保証3年モデル=現行だとEliteBook:
ThinkPadのW、T、Xシリーズを意識したモデル。
排熱・静音性や、ポイントスティック(2ボタンで動きもイマイチ)など、
道具としてはThinkPadに敵わないが、ヘアライン仕上げのパームレストなど、
モノとしての満足度はコチラが上。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
累計の補償限度額が16万円に設定されている(←hp共通)。
加入料は3年で7,245円~。
中位=通常保証1年の法人モデル(個人での購入も可)=現行だとProBook:
ThinkPadのRと違い、道具としての品質にまで踏み込んでコストカットしてあり、
買い替えサイクルは自ずと短くなり、それこそが、
レノボより商売が上手く行ってる秘訣!
落下対応のメーカー保証への加入は、3年で16,275円~。
下位=個人向け=Pavilionブランド:
メーカーの落下保証に加入出来ないばかりか、
通常の保証でさえ、2年延長するのに13,650円も掛かる。
故障件数を誰よりも把握しているメーカー当人による値付けなのだから、
当たり前に3年使える代物だとは思わない方が良い。
案の定、排熱・静音性に問題を抱えてるモデルは多く、
3年確実に使える事より、使い捨て感覚で筐体デザインを楽しむ人向け。
– – – – – – – – – – – – – – –
今や薄利多売だけでは、PCの価格競争は勝ち抜けない訳だが、
hpはそれを、
・サポートに中国人を多用する
・内部パーツにモデル末期の余剰パーツを多用する
事で行っており、逆に言えば激安でも、最初からまるで使えない様な粗悪品は無い。
★DELL★
いくら安くても、お勧め出来るのは以下の2パターンのみ。
・共にサポートに定評がある、法人モデル(個人購入可)またはXPSシリーズを、
コンプリート・ケア(落下・水濡れ対応の保証。累計の補償限度額は本体購入額。)
付きで購入。
・取扱のある家電店での店頭購入。保証は店頭のでも良い。
これらは初期不良に対して、誠意ある対応をしてもらう為には、絶対必要!
メーカー保証の場合、メーカー/ユーザーどちらに過失あるか決めるのは、
メーカー側。
しかしVostroのコンプリート・ケア、最長が1年ってのはどうなのよ?
★ASUS★
世界中のデスクトップPCを分解すると、
7割にASUSの基盤が入ってるとまで言われる大メーカーなのに、
社員は全員、残業代すら貰わずに仕事してるとの話もあり、
かつての日本メーカーを彷彿させる。
液晶解像度で選択肢から外すのが、残念でならない。
★acer★
世界シェア3位ながらメーカーの体を成してないとは、恐ろしやw
短編レビュー~10型以下、Atom機編~
△NEC LaVie Light:キーボード良し。液晶画質フツー。冷却ファン音うるさい。
○富士通 LOOX U:極小文字にはギラツキきついが、空いた時間を制する者こそ人生を(ry
×富士通 LOOX M:所謂、富士通製じゃないとなると利点が見当たらない。
◎東芝 dynabook UX:
・他のネットブック⇒5万円で売る為に10型の奴が出来ました。
・UX⇒10型で実用に耐える物を作ったら5万円になりました。
この差はデカイ。まさにネットブックの覇者!
◎SONY type P:
XPモデル追加。
type Pの8型液晶ってのは、16:10画面なら6.53型相当の液晶縦寸であり、
これじゃ縦解像度あっても快適な訳ないし、
Atom Z+US15Wチップな為、エクセルのシートをスクロールするだけでもっさり。
でもコレ、手帳代わりに使うものだからw
地味だが液晶(非光沢)、キーボード、排熱・静音性など、そつが無い。
筐体もシッカリしており、落下・水濡れに対応するメーカー保証込みでも低価格。
学生に電子辞書代わりとして買い与えるには持ってこい。
さしあたってメイン液晶は綺麗(光沢でギラツキなし)。
しかし光センサー液晶パッドを活かす為にはVistaとせざるを得ず、
中途半端に買い易くしたネットブック仕様が仇となり、
コレ自体は単なるキワモノに留まっている。
△Lenovo IdeaPad S10e:
特徴が似てるので、サポートのNECか?シッカリ感のS10eか?って処。
○HP Mini 2140(SSDモデル):
解像度、高速起動、堅牢性でネットブックを圧倒。
キーボード、静音性もまずまず。
しかしICH7Mでは折角のインテルSSDも、
転送速度が130~150MB/sで頭打ち。
これは同価格帯に続々参入するCULV勢には無縁の問題だけに、
2140の小ささとアルミボディに価値を見出せる人以外は、
早まらない方が良い。
×HP Mini 1000:静音重視の為、低温火傷に注意!
△DELL Inspiron Mini 10(HD解像度版):
VAIO type P同様、ファンレス機。
解像度、キーボード共、充分だが
こちらもAtom Z+US15Wチップな為、本格作業向きじゃない。
更にこちらはメモリも1GB固定だし。
あと、DELLのXPS以外の個人向けは、
直接苦情が言え、即納可能な店頭販売じゃないと選択肢に入らない。
△工人舎 SX:
機能詰め込み過ぎ。
サポートが期待出来ないんだから、もう少し部品点数減らして余裕を見るべき。
そうすれば逆に、こんな値段で売らなくて済む。
SXは用途と運次第では最高の選択にもなり得るだけに惜しい。
△工人舎 SC:幾ら3万円台タブレットでも、直接苦情が言えない通販では買うな!
薄型、長時間駆動、SSDによる耐衝撃、静音、ギラツキ少ない非光沢液晶
と揃ってるのだが、dynabook UXの登場で、ツマラン外装なんかやってる場合じゃなくなった。
高解像度+Atom N+XPへ移行するまでは最早、ASUSを本気とみなす訳に行かない。
ASUSには失うものが無い(大したB5シェアが無い)んだから上位モデルなら出来るハズ。
ギラツキ少ない非光沢液晶とスッキリデザインは評価できるが、
薄さ、駆動時間、耐衝撃でS101に劣る。
これではdynabook UXに客を持ってかれるの必至で、一時代の終わり。
△ASUS Eee PC 1000HE:
こっちはギラツキ非光沢液晶。大容量バッテリーをデフォで積む様なモデル。
△ASUS Eee 901-16G:
長時間駆動、SSDによる耐衝撃、ギラツキ少ない非光沢液晶は評価できるが、
今となってはキーボードやタイピング時のタッチパッド干渉が痛過ぎた。
解像度とCPUがネットブック仕様で、
GeForce 9300M GS(オン・オフ可)+HDMIな変り種。
娯楽系の方向に振るなら、
YouTubeの720pxが再生できるCPUと解像度がなければネタにしかならない。
筐体からハミ出たバッテリー(日本仕様は6セル標準の為)で1.55kgって重量
にしてまで、最長7時間駆動とするくらいならCULV+HD解像度で出直して来いや!
×ACERのネットブック:論外。PCの場合、世界シェアと信頼性は全く連動しない。
×MSIのネットブック:
基本的にネットブックの場合、非光沢液晶の方が目が疲れる。
このメーカーの液晶ギラツキは特に酷い。
10.1型以下モバイルの、侮れない作業性。
★富士通 LOOX U(光沢5.6型1,280×800px、565グラム、カタログ駆動6時間(Atom Z520)):
縦1,280ドット表示が可能で、これはWUXGAすら凌ぐ。
通常はタッチパネルで使用し、
キーボードのタッチタイプも、まるっきり不可能な訳じゃない(キーピッチ15ミリ)。
LOOX P(8.9型1,280×768)は更にマトモなキーボード、ポイント・スティック付だったのだが、
富士通によると復活の予定はないそうで、法人向けのFMV-P8270という266,000円~のが残るだけだ。
600グラム級でキーボード使う頻度が高ければVAIO type P(8型1600×768px)もある。
ポイント・スティックはアルプスのドライバ切れば、普通に使えるとの事。
ただしマカフィーや不要ソフト削るにしてもVistaは重いし、クラムシェルで使う訳だから、
液晶縦寸がこれ程小さいと、解像度が幾ら足りていても、作業性云々を語る機種じゃない。
★dynabook UX(光沢10.1型1,024x600px、1.18kg、カタログ駆動4時間):
・光沢液晶ながら写り込みは抑えられてるし、ギラツキも無い。
・かなり万人向けなキーボード(19ミリピッチ)。
・大容量バッテリーだと公称10時間駆動(搭載時本体1.33kg)。
・低負荷時にはファンも回らないし、HDDも静かな方。
と、縦解像度が要らない用途、例えば
・掲示板閲覧
・メモ書き
・iKnow!等学習用アプリ
・YouTube(標準画質)
・動画鑑賞(SD画質まで)
などに限定するのであれば、必要十分なスペックが疲労を軽減するのでは?
2、3ヶ月後にUX本体が4万円程度で買える様になるなら、
台湾メーカーのネットブックは早くも、その役目を終えた事になる。
先日、前モデルNB100の大容量バッテリーがROWAから発売された。
UXの純正大容量は現在2万円以上の予価となっており、こちらもROWA製を待ちたい。
★HP Mini 2140(の内、1,366×768px液晶モデル。アクリル光沢10.1型、1.16kg、
カタログ駆動5時間(SSDモデル)):
ドットピッチ0.164ミリと、
15.4″WUXGA(ピッチ0.173ミリ)並みである事を我慢できるなら、
キーボードが元々、定評あるだけに、一般的A4ノートにも劣らない作業性はある。
(ただし、液晶に反射防止フィルム必須。)
冷却ファンは高負荷時でも静か。
ACアダプタ接続時でも、BIOSの「常時回す」を無効にしてあれば、
ファンが止まる様になる。
6セルバッテリー時公称10時間(搭載1.32kg、SSDモデル)と、
海外組の弱点も克服しているし、堅牢設計、アルミボディといい、
DVI出力(ドッキングステーション経由)、ExpressCard/54といい、
Atomベースである事以外は、いわゆるB5ノート品質と考えて良い。
今回紹介したPCはVAIO type P以外全てXPなのだが、
2140は普通のネットブックと違いXP Proなので、企業ドメインに参加できる。
尚、液晶サイズ、解像度が同じで、キーボードもマトモなものには、
DELL Inspiron Mini 10があり、
これにはファンレス、HDMI出力、そして低価格っていう武器もあるのだが、
Atom Z故の弱点(スペック解説の★チップセットの項を参照されたし)や、
XPS以外の個人向けDELLは、店頭販売以外お勧めしかねるって事もあり、
まずは、HD解像度版の店頭販売待ちだろう。
★工人舎 SX(光沢8.9型1,280×768px、1.25kg、カタログ駆動3.7時間):
業務用モニタで定評のあるNECと共同開発しただけあって、
タッチパネル特有の暗さを感じさせない綺麗液晶。ギラツキも無し。
こちらも当然、縦表示可。
キーボードは、少したわむが普通に使える。
SXは1.8″HDDである事や、
LOOX UVAIO type P、Inspiron Mini 10同様のAtom Z故の弱点を抱えているのだが、
こちらは幸いにもメモリ2GB認識+XPなので、
ストレスはかなり軽減される。
このSX、LOOX P無きあと貴重な存在だし、
不具合報告もワンセグ感度くらいしか聞かないのだが、
光学ドライブなど機能満載過ぎて、耐久性に不安があるのは私だけじゃない様で、
NTT-Xストアに69,800円(更に7,000円引、送料無料、
大容量バッテリー(公称7.4時間)おまけ!)
で出ている割には、残り台数の減り具合が芳しくない。
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あとこのサイズには、CULV版ThinkPadが来るかも。
dynabook UX、触って来ました!
液晶:壁紙画面が白みがかってた為(追記:どうやら赤の発色だけ悪い様だ)、
低コントラスト、白飛びな発色が懸念されたが、
ネットブック随一の発色を誇った前モデルのNB100を隣に並べ、
同じ画像同士で見比べてみると、
どの画像でも画質はそれぞれ、甲乙付け難いものであり、
同じくグレア画面の
IdeaPad S10e、現行LaVie Lightや今度出た、LOOX Mなんかよりは、
明確に優れた発色であった。
ただ上下視野角に関しては、
UXがNB100より狭かった。
白画面でのギラツキは、ここで挙げた機種にはほぼ、無い。
12.1型以下ノングレアだと、
dynabook NXとThinkPad X200系くらいしかギラツキ無しは無いので、
照明や外光など、余程写り込む環境でなければ輝度も抑えられるので、
目への優しさ的にも、グレア選ぶのは間違いじゃないとおもう。
ま、UXは画面が綺麗なだけに、モノラルスピーカーなのは注意されたし。
キーボード:アイソレーションを採用している事もあり、タワミは無い。
キーの反発力が軽く、ストロークも浅い(1.6ミリ)が、
そこそこのクリック感と、19ミリのキーピッチが効いており、
これだと、デスクトップからでも違和感少ないかも。素晴しい。
筐体:サテンブラウンでの液晶ベゼル周りはちょっと派手だが、
UX自体は基本的にシンプルで飽きの来ない感じ。
レッツノート辺りに比べて外観的には、特別安っぽい素材でもないし、
寧ろ薄型な分、スタイリッシュ。
ピアノ天板の様に、すぐ小傷で汚くなる事も無い。
スノーホワイトなら他人と被っても気恥ずかしさは無いのでは?
この筐体、キーボードとHDDプロテクションが、
しっかりdynabookの論拠だろう。
処理系統:スペック的変更はAtomがN280になったくらい。
クロックでこそ1.60⇒1.66GHzと誤差の範疇だが、
533⇒667MHzのシステムバスクロック周り
(メモリバスクロックは533のまま)
に何らかの修正があるのか、何をするのにも、
横にあったNB100より速さが体感できた。
(冷却ファンは高負荷時しか回らない。)
低解像度故、光沢画面のネットブックは動画サイト閲覧に駆り出されがちだが、
この性能ならニコ動ヌルヌルも期待できるかも。
この点では逆に、余剰部品を多用するHP本来の戦略が
中途半端に残ってしまった2140(Atom N270)は、
それが致命傷になりかねない。
値段:某有名家電店では本日(23日)展示開始。
Office無しが57,000円のポイント10%で案内された。
2、3ヶ月もすれば、通販で4万円程度にはなるハズ。
確かに縦解像度600pxってのは情報が散在するWEB閲覧向きではないが、
率直に言ってこの価格なら、
用途は後から付いて来ると思って良い。
なにせ、大容量バッテリー(オプション)でカタログ駆動10時間ってのは、
今までPCが無かったシーンには打って付け。
大容量の場合、本体は1.33kg。筐体からの張り出しは↓
今回UXが16:10画面を採用したってのは、
今流行の10.1型1,366x768px版が、後から追加されない事を意味している。
確かに作業一般用途ならXGA以上必須と言いたくもなるが、
その10″HDにしたってドットピッチ0.164ミリと、
賛否両論の15.4″WUXGAの0.173ミリより更に小さい訳で、
そうなるとどの道、10.1型以下で快適作業ってのは無いんだから、
寧ろ10″HDってのは、PC台数を抑える、ビンボー人の発想かもしれない。
Inspiron Mini 10を、買わない理由を挙げてみる。
この春、モバイル買うにあたって、Inspiron Mini 10が基準になる事は間違いない。
幅261x奥行182.5x高さ25.3-28ミリ、1.17kg~にしてファンレスな筐体、
10.1型には非光沢WXGA(1,366×768、USサイトではプラス$35で受注開始!)が選べて、
17.5ミリピッチのキーボード(生活防水)、XP Home、省電力なAtom Z、最大160GBのHDD、
nやBluetooth 2.1を選択できる無線、HDMI端子、130万画素WEBカメラ、
自宅PCに保存された音楽、画像、映像にも外出先からアクセス出来る「Remote Access」と、
戦闘力抜群だ。
あらを探してもメモリ1GB固定なのと、Atom Zに組み合わされるUS15Wチップ起因の弱点
(スペック解説の★チップセットの最後の方を参照の事)くらい。
今回は、このMini 10を出発点とした場合、他のモバイルはどうなのかってのを考えてみた。
★富士通 LOOX U
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間、
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):
XP、Atom Z、グラフィックが弱いチップ、メモリ1GB固定はこちらも同じ。
解像度も負けてない。
小型タブレット故、タッチタイプ出来ないのと、ファン音うるさいのが難点。
Mini 10とどちらが良いかは、ユーザーの生活スタイルや、他にどんなPCを持ってるかが決める。
★東芝 NB100(の内、XP+HDDモデル。
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):
NB100のウリはやっぱ、綺麗液晶。
最大2GBメモリやGMA500よりマシなグラフィックは、ネットブックの一般的仕様。
DVD画質(720×480)の動画、ニコ動、YouTube(&fmt=22以外)には
NB100を超える解像度は不要だし、最近は現行モデルでさえ3万円前後で売られる場合もあり、
腐っても国産メーカーっていう安心感も捨て難い。
クロックダウン・モードなら、熱くはなるがファンは殆ど回らない。
WEB閲覧には不便な解像度、タッチタイプには辛いキーサイズなので、
軽い動画見る専用だろう。
★SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット、588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間、
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):
Atom Zとチップは同じだが、こちらはメモリ2GB標準で代わりにVista。
type Pを使えるまでにするにはユーザーによる調教が必要で、
液晶サイズ、UIからしてどの道、Mini 10より使い易くはならない。
しかし元々モバイルしてない人が、ファッションも兼ねてモバイル始めるなら、
断然type Pだろう。ホントSONYは、必要無いPC買わせる事に関しては天才的w
★Panasonic レッツノート R8(非光沢10.4型XGA、約930グラム、カタログ駆動8時間、
幅229x奥行187x高さ29.4-42.5ミリ):
本格モバイルの代表選手。Mini 10に負けてるのは
・ファン付で静かじゃない
・筐体が分厚い
・横解像度(視認性はその分、R8が上)
・12万円~と価格も本格的
といった処で逆に、モバイル要件(サイズ、重さ、頑丈+サポート、バッテリー持ち)と
処理能力はR8が圧倒する。
液晶LEDバックライトな為、今まで以上に長持ちさせられるので、価格差は妥当かと。
★工人舎 SX(光沢8.9型WXGA(1,280×768)、1.25kg、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行185x高さ22-33ミリ):
Atom Z、US15WチップながらこちらもXP Home標準搭載。
SXが良いのは、メモリ2GBも行ける事。
機能満載な為、ちと重いが、
ワンセグ感度が悪い以外はユーザーの不満も聞かない。
基本的に冷却ファンも静か。
タッチスクリーンであるにも拘わらずLOOX U同様、発色も悪くない。
直販価格ですら7万円切っており、タブレット・スタイルと
光学ドライブに価値を見出せるなら、限りなく理想のマシン。
タブレット系では他にGIGABYTE M912ってのもあるが、
そちらは販売店がイマイチでサポートに不安がある為、お勧めしない。
★HP Mini 2140
(液晶写り込みが酷いので、非光沢フィルム「DA-PFA101H」(アイ・オー・データ製)必須。
10.1型、現状は1.19kg、標準の3セルで最大駆動4.5時間(6セルだと9時間)、
幅261x奥行166x高さ27.2-35.5ミリ):
HD解像度(1,366×768)版が間もなく登場。(USサイトではプラス$30で受注開始!)
主要スペックはネットブック標準ながら、
作りのシッカリ度、Express Card/54スロット、
DVI出力(ポートリプリケータ経由)がウリ。
★ASUS EeePC 901(8.9型非光沢、1.1kg、カタログ駆動約8.3時間、
幅225x奥行175.5x高さ22.7-39ミリ):
ウリは長時間駆動と、ThinkPadと並ぶ、統計上最高の安定性!
(ThinkPadに無難さを求めるなら非RADEONって事で・・)
新しく出たEeePC 1000HEは、駆動時間が901より長く、
キーボードもマトモになったが、いかんせん、1.45kgってのが駄目過ぎる。
最後に信頼性繋がりの話題を1つ。
Googleが数万台のHDDを業務使用する中で、メーカーごとの故障率を調べた。
って記事が以前あったけど当時、結果は公表されなかった。
しかし最近、Googleが自社サーバーを公開した際、
使われていたHDDは日立一色であった!
HDDは今後、選べる事なら日立をお勧めしておく。
10万円以下、10.2型以下PC、カラーカタログ!
ネットブックの普及で、PC持ち歩く事くらいは普通になってしまった。
せめて筐体カラーで自己主張したいって事で、
白、黒、銀以外が選べるものをご紹介する。
★NEC LaVie Light(光沢10.1型1024×576ドット、1.16kg、カタログ駆動3時間、
幅250x奥行176.5x高さ31.3-36.5ミリ):
筐体の殆どがパステルにカラバリされる威力は絶大で、
液晶ベゼルが細くなった今や、店頭で最も目を引くネットブック。
店頭では普通、冷却ファン音を確認出来ないので、余計性質が悪い。
図書館で使うには気が引ける場合もあろう。
家でヘッドホンしながら使う用なら反対はしない。
その分、排熱は良好なので、
購入1、2年で倒れていく台湾製を横目で見れるかもしれない。
その辺は、アフターで持ってるメーカー気質という事か。
★富士通 LOOX U 直販モデル
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間、
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):
18%OFFクーポン適用時93,316円~。
こちらも回り出せば、ファン音は負けてない。
が、落ち着いたトコで使う機種でもなく
(或いはヘッドホンしながら寝モバとか)、
キャラがそれ(ファン音)を許してしまう。
★東芝 NB100/HW(直販のXP+HDDモデル=シャンパンゴールド、
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):
店頭モデルだと直販とは逆に、シャンパンゴールドの方がVista+SSDモデル。
直販モデルは店頭モデル程、価格的融通は利かないが、その分
3年保証(パーツ保証、海外保証(制限付、持込))が標準で付くってのは、
モノが東芝製品なだけに、
トータルコスト(修理費含む)の大きな分かれ道にもなり兼ねない。
★SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット、588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間、
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):
今回紹介するPCの中では、特別スペックが低い訳でもないのだが、
type Pは唯一のVista機なので、モッサリが際立ってしまっている。
改善策として
・IE⇒Google ChromeなどのWEBブラウザ
・McAfee⇒Norton 2009など
・いらないサービスの削除
で、起動時間も半分になるのだが、ソニーがこれを出荷時に済ませとかないお陰で、
中古市場がエライ事になりそうな予感w
ま、ぶっちゃけ現行Atomノートがもてはやされるのは、
一般ノートにWiMAXが内蔵されだす今年後半までだろう。
通信が速くなると人間の欲望というものは、
HDストリーミングや高画質Skypeなどに向かうからだ。
デスクトップで先行してるDualCore Atom330だと、
YouTubeの「&fmt=22」でもCPU使用率50~60%
(GPUによる再生支援が有効になるローカルデータなら、
同じ動画が25~30%で済んでいた。)
って例もあるので現行Atomノートの購入は、
DualCore(ノート用Atomは9月より順次)とWiMAXに対応した筐体設計
までの繋ぎととらえた方が良く、
間違ってもソニスタで、倍額になる様なスペックアップを今、行うべきじゃない。
★lenovo IdeaPad S10e(光沢10.1型1,024×576ドット、1.38 kg、カタログ駆動5.3時間、
幅250x奥行196x高さ22-36ミリ):
売れてる理由はズバリ、価格に似合わないシッカリ筐体。
ただ、大和開発ではないので素ではこちらも、不要にファン音デカイ。
★HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition
(光沢10.1型1,024×576ドット、1.1 kg、カタログ駆動3.3 時間、
幅261.7x奥行166.7x高さ25.9ミリ):
こういうの↓をZEN-designでやられた日にゃ、日本の文化汚染が憂慮される。
それだけは避けたい。
★DELL Inspiron Mini 9(光沢8.9型1,024×600ドット、1,035グラム、
幅232x奥行172x高さ27.2-31.7ミリ、ファンレス+ゼロスピ):
日本語キーボードを選択するならキー配列に注意。
DELLからは
Inspiron Mini 10(10型。1,280×720ドット液晶追加予定)、
そしてAdamo 9(超薄筐体の9型版)が控えている!
★ASUS Eee PC S101(非光沢10.2 型1,024×600ドット、1.06kg、カタログ駆動6時間、
幅264x奥行180.5x高さ18-25ミリ)
★ASUS Eee PC 1002HA(非光沢10型1,024×600ドット、1.25kg、カタログ駆動4.1時間、
幅264x奥行181x高さ27.6-27.8ミリ):
台湾メーカーでもASUSだけは良心的な印象があるが、
Eee PC 1000H⇒1002HAでスタンダード10型液晶でも、
目が疲れにくいタイプに変更してくれたトコにもそれは感じる。
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この他にもMSIのWind Netbook U100や、Acer Aspire oneなどにカラバリがあるが、
前者は余りにも目が疲れる為、後者は安心して使い続けられるメーカーじゃないので、
割愛させてもらった。
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開発案件が忙しくなってきた為、当分の間、
今後の投稿は基本、週一で予定しております。
目に優しい現行モバイルのランキング
白画面での(ギラツキ,写り込み)の減点形式で理由を記述する。
視野角に問題がある場合のみ、最後にもう1つ要素を付加する。
ランクS(目が疲れない)
dynabook NX(0,0) ThinkPad X301(0,0)
ランクA(チョイ疲れる)
LaVie Light(0,-1) dynabook UX(0,-1) VAIO type T(-1,0)
VAIO type G(-1,0) VAIO type Z(1,366×768)(-1,0) VAIO type S(0,-1)
レッツノートR8(-1,0) レッツノートW8/T8(-1,0) IdeaPad S10e(0,-1)
ThinkPad SL300(0,-1) ThinkPad T500/R500(WSXGA+、2ベンダ)(-1,0)
Inspiron Mini 9(0,-1) Inspiron Mini 12(0,-1) EeePC S101(-1,0)
EeePC 1002HA(-1,0) EeePC 901(-1,0) Aspire one(0,-1)
工人舎SX(0,-1)
ランクB(疲れる)
LaVie J(-1,-1) LaVie N(0,-1.5) LOOX R光沢(-1,-1) BIBLO MG光沢(-0.5,-1)
dynabook CX(0,-1.5) VAIO type P(-1,-1) VAIO type C(0,-1.5)
ThinkPad W500(WUXGA)(-2,0)
ランクC(目潰し。輝度を下げて使うべし!)
LOOX U(-2,-1) dynabook SS RX2(-3,0,-1) レッツノートY8(-2,0,-2)
EeePC 1000H、1000HE(-3,0) MSI Wind Netbook U100(-3,0) SOTEC DC101(-3,0)
LuvBook G1000(-3,0)
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白画質以外にも目が疲れる要素はあるが、
白画面が多くなる、WEBでのテキスト読みにはぜひ、この表を参考にしてほしい。
マルチベンダなどで判断が難しい機種もあるが、確認次第、順次追加していく予定。
液晶ベゼルがスッキリしたネットブックが欲しい。
★NEC LaVie Light(10.1型光沢1024×576、1.16kg、カタログ駆動3時間):
NECってメーカーは、過去に排熱でエライ目遭ったのがトラウマになりつつも、
排熱効率を上げる技術は有してないお陰で、うるさいマシンが少なくないのだが、
このLaVie Lightもその1つ。
★Lenovo IdeaPad S10e(黒↑は並行輸入品。日本向けは光沢液晶。海外には非光沢も有り。
10.1型1,024×576、1.38kg、カタログ駆動5.3時間(6セル標準)):
ExpressCardスロット+Bluetoothのスマートさで、購入を決める方が多いのでは?
(ExpressCardがあるのは他にHP Mini 2140、Everex、GIGABYTE M912Xしかない。)
厚さ22-36ミリとあるがそれは6セルバッテリーの場合で、
3セルなら25.7ミリと、こちらもスマート。作りも良い。問題はファン音だけかと。
排熱寄りの設計思想自体は間違いじゃないが、
分解して少しファン周りをいじるだけでファン音が改善されるってのは、
大和が開発してれば有り得なかった事。
電源設定を見直すだけでも、ファンの回り出す温度を上げられるので、
まずはその辺から試してみれば?
★HP Mini 1000(液晶保護の為、表面がアクリルなので、写り込みが酷い。
10.2型(Vivienne Tamのみ10.1型1,024×576)、1.1 kg、カタログ駆動約3.5時間):
25.9ミリの薄型筐体。ネジが1本も見えないシンプル・デザイン。
その為、外部ディスプレイ出力端子まで省かれている。
キータッチは良いのだがカチャカチャ音があり、タッチパッドは滑り難い。
タッチパッド機能のオン/オフボタンがパッド上部にあるのは良い。
じゃ寝モバにはどうかと言うと、液晶が140度位までしか開かない。
左パームレスト下にCPUと、ある程度、熱を感じるのが当たり前のレイアウト。
静音性重視の為、ベンチ後底面は50℃近くにまで達する。
ストレージに関しては、持ち歩きが多い人には耐衝撃性に優れるSSDだろうが、
1.8インチ4200回転のHDDもスペック程、体感は遅くなく、
搭載SSDがリード39MB/s ・ ライト17MB/sと遅いので、
持ち歩かないならMini 1000の場合、容量の小さいSSDモデルを選ぶメリットは少ない。
実際、Vivienne TamモデルはHDDモデルのみ。
リカバリディスク付属ってのは良心的。
最近HPは、ZEN-designと称する、日本をイメージしたという天板がお得意だが、
これは良く言えばブレード・ランナー的、悪く言えば偽者の日本であり、
日本人がこれを買うのは屈辱としか言い様が無い。
どーしてもMini 1000というなら、キーボード同色なので目がチカチカしそうだが、
赤(Vivienne Tam)しか選択肢がないw
しかしこういう奇抜さならアリだと思う。
そもそも5万円台のPCを購入するという行為自体、
必要に駆られてという悲壮感を伴うものであっては宜しくないからだ。
尚、ヘッドホン出力をマトモにする為には、以下の非公式ドライバを入れる必要がある。
ftp://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp40501-41000/sp40714.exe
★HP Mini 2140(液晶保護の為、表面がアクリルなので、写り込みMAX。
10.1型1,024×576、1.19kg、標準の3セルでも最大駆動4.5時間(6セルだと倍)):
わざわざ解像度退化させずに、もっと高く売っても良い程のシッカリ筐体。
直販にある専用の非光沢フィルム「DA-PFA101H」(アイ・オー・データ製)は必須かも。
★DELL Inspiron Mini 12(12.1型光沢1280×800、1.24kg~、
最大駆動3時間32分(3セル)/7時間22分(6セル)):
筐体厚23.3-27.6ミリって事もあり、
液晶下がバッテリーの分、高くなってるのはしょうがないか。
この機種に関しては最近、何度も書いてるので詳しくは書かないが、
ヘッドホン出力さえマトモなら、低電圧CPU搭載ノートの一押しだったかも。
落としても、SSD置換(ZIF注意)してあればデータはそれなりに守られるのだし、
日進月歩のPCではぶっちゃけ、倍の値段払ってまで頑丈な必要は無いからだ。
★ASUS EeePC 901(8.9型非光沢、1.1kg、カタログ駆動約8.3時間):
今更解説は要らないよね?持ち歩きでの実用性。
★MSI Wind Netbook U100(10型非光沢、1.16kg):
他メーカーにベースモデルとして採用される安定感。
キーボードの打ち易さなどから、この液晶サイズをネットブック標準とした立役者。
2.5インチHDDも、当たり前の使い易さに貢献。
残念ながらパームレスト温度は高め。ファン音も高め。
液晶開閉は慎重に(ヒンジ弱い)。
★コジマ KDU-G1XP(10.2型非光沢、1.4kg、
カタログ駆動4.5時間(6セルだがはみ出さない)):
ベースモデルはコレ(元を辿ればECS)だが、コジマのは黒い分、締まって見える。
他の部分がマトモでキーボードが駄目駄目っていうと、光沢フィルム貼って使う用途か?
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