14~16型のHD液晶ノート達。
据置(14~16型)なのに一覧性の悪い液晶(縦768ドット)を搭載するノートは、
このサイトでは余り扱って来なかった。
しかしこのカテゴリは、
通常電圧CPU(※1)、光学ドライブ内蔵の低価格ノートとしてまだまだ無視できないし、
価格コム売れ筋にlenovo G560や台湾メーカーがズラッと並ぶ状況にあって、
一度、このカテゴリで私なりのお勧めをまとめておこうという事になった。
<※1>現在売られている外付モニタの7割強がフルHDだと聞くが、
グラフィックが例えインテルオンボでも、
OSがWin7、CPUが今時のデュアルコア2GHz以上であれば、
フルHD動画の再生には困らない。
ただし、来年のSandy Bridgeでの主な強化点が内蔵グラフィックにある以上、
駆動時間の要請などからインテル・オンボを積極的に選ぶのであれば、
来年モデルを待った方が良いだろう。初期ロットはけるの待ってると半年以上先になるが。
駆け込みでXP機を注文するのであれば、メモリ2GBで済む分の省電力にはなる。</※1>
ハッキリ言って、このカテゴリのlenovo G560や台湾メーカーノートは、
不具合報告のバリエーションからしても、一筋縄では逝きそうにない。
メーカー好感度が高いとされるASUSにしても例外じゃなく、
K52Fはマトモなメディア使っても高確率でリカバリ作成に失敗するとか、
そもそもこのメーカーは商品ページに辿り着くまでに何度もトップページへ飛ばされるなど、
国内メーカーならこういう検証不足は有り得ない。
そんなものを知人に勧めてしまったが最後、面倒臭い事に付き合わされる。
私なら少々高くても、以下の機種の中から勧めておくだろう。
■NEC LaVie L スーパーシャインビューEX2液晶モデル(直販名はLaVie G タイプL):
16型HD液晶(光沢)という事でココに入ってしまったが、LaVie Lは決して安物ではない。
据置ノートでありながら、
一覧性に優れる訳でもなく、
10万円程度~なので値段も安くない・・・
とくれば、このノートが想定する客層は、
「外付モニタに頼らず使いたいが、老眼だから細かい表示はどうせ見れない。
でも動画鑑賞を中心に快適に使えるなら、出費は厭わない。」
って方だろう。
確かにEX2液晶の発色には特別なものがあり、
比較的良いとされてる LaVie LのフルHDと並べても、
その違いはハッキリ判る。
これなら写真編集なんかにも、印刷を目的にしない用途としてなら使えるだろう。
■NEC LaVie S(直販名はLaVie G タイプS):
低反射処理された光沢液晶を搭載する14~16型では、
ぶっちぎり最安モデルとなる15.6型ノート。
非光沢の法人ノートだと、液晶がマルチベンダの可能性もあり、
ギラツキが無いと断言するのは難しい。
その点LaVie Sなら、LEDバックライト採用でパネルの設計年代も最近のハズだし、
光沢液晶で今更、ギラつく個体があるとも思えない。
ただし所詮は有線100BASEの安物ノートなので、割り切った構成でどうぞ。
価格コムモデルなら5万円台前半~で買える。東芝の場合、
この値段で2年目以降も使用相談が無料ってトコが、ポイント高い。
光沢15.6型を採用する液晶の画質は中位モデル並だし、冷却ファン音も静か。
キーボードも悪くない。
画面のデジタル出力ができないのと、有線100BASEは要注意。
PCってのは他の家電製品と違って、使ってるウチに用途が変わって来るものだ。
まだ用途の定まらない初心者がPCを選ぶ場合、「安い」という要素も馬鹿には出来ない。
■SONY VAIO E 14型:
スタイルやカラーコーディネイトを安価に楽しむPC。
16:9画面の14型の縦寸は、16:10の13.3型に近く、
パーソナルに使うには丁度イイ。
ただ、液晶はVAIO上位機種の様に低反射処理されてないし、
14型と言っても頻繁に持ち出す程には頑丈設計されてない。
水濡れ・落下にまでに対応するメーカー保証では、
本体販売価格を累計補償上限とするメーカーが多いが、
SONYの場合は上限も免責も無い(ただし、一度の新品交換で保証終了)ので、
こういった低価格モデルでは大きな武器になる。
元々のサポート体制が良いのに加えて、
・訪問修理も付けられる最長5年の基本保証
・水濡れ・落下にまで対応する保証(安心プラス。最長3年)
・PCなんでもホットライン(最長1年)
などを比較的安く付けられる。15.6型PCだが、i7だけはやはり五月蝿い。
非光沢液晶、タッチパッドOFFスイッチなどを採用するなら、
もう少したわまないキーボードが欲しかった。
低価格ながら堅牢性(セミラグド)と拡張性(ドッキングステーション)を兼ね備えた、本物のThinkPad。
14型、15.6型から選べ、液晶は非光沢のみ。
耐久性が求められる法人モデルにあって、
長期に渡って使えるかどうか(耐久性、保守性)が、hpやDELLの下位モデルとの決定的な違い。
拡張保守契約(年間1万円程度~で最長5年)が無い場合、
使用相談が購入後たった1ケ月で有料になるので、初心者にはお勧めしない。
13.3型CULV機比較。
所謂CULV機に採用される13.3型は、解像度1,366x768pxでドットピッチ0.216ミリ。
これは所謂B5ノート(12.1型1,280x800px)比で、縦解像度4%減、ドットピッチ5.9%増。
すなわちCULV機に使われる16:9の13.3型は、16:10の12.1型と液晶縦寸で殆ど変わらず、
乱暴に言えば、横解像度増やす為にB5ノートの筐体幅を3センチ前後拡大しただけで、
パーソナルに丁度良いサイズだったかつて(16:10)の13.3型からは認識を改める必要がある。
まぁCULV機の場合、11.6型含めて、大容量バッテリー載せる事前提な筐体デザインが多いので、
13.3型CULV機の筐体奥行きは、液晶縦寸変わらない国内B5のそれより大抵大きい。
本投稿の見出しで紹介する機種の液晶は全て、光沢画面、LEDバックライトであり、
表示品質もそれぞれ似た様なものだ。
詳しくは「スペック解説まとめ」の■液晶解像度、表示品質を参照されたし。
★LaVie M(直販名称LaVie G タイプM):
Celeron SU2300(1.20GHz x デュアルコア、1MBL2、省電力△)を採用し、重量と公称駆動時間は、
Mバッテリで1.59kg、4.1時間、Lバッテリで1.77kg、8.5時間。
バッテリーはMとLでは外観同じで重さのみ変わる。
液晶の表示品質は、NEC基準では無印スーパーシャインビューだそうだ。
やはりCULV機のは上下視野角の狭さでケチが付くのだろう。
発色そのものはグレア処理の力を借りてるとは言えマトモ。
表示品質に問題のある、
・大部分のB5ノート
・FMV-BIBLO MG
・パネル設計古い(すなわちバックライト非LEDの)13~14型
などと比べては失礼なレベル。
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク3ミリ。打刻音が静かで、なめらかなタッチ。
タッチパッドは手書き入力、マルチタッチ、ジェスチャー機能に対応する。
メモリ増設やHDD交換は容易。
本体電源OFF時でも、USB接続で周辺機器を充電できる。
★dynabook MX(の内、13.3型モデル):
Core 2 Duo SU9400(1.4GHz x デュアルコア、3MBL2、省電力○)を採用し、
公称10.5 時間駆動、重量1.76kg。
3D加速度センサーでヘッドを退避させるHDD保護。
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.7ミリ。
有線LANが100Baseなのは要注意。
重量1.6 kg。
CPUがCeleron SU2300、Core 2 Solo SU3500(1.4GHz x シングルコア、3MBL2、省電力◎)、
Core 2 Duo SU9400の3本立てなのに、他仕様変わらずで全て、カタログ駆動5時間ってのは、
ラフにも程があるw
厚さ17-24.9ミリの薄型筐体で、金属風パームレストは質感もそれなり。
しかしSU3500でさえ、ファン音常時大きめで、左パームレストが熱くなる個体を確認。
天板のセンサーで周囲の明るさを感知し、液晶輝度を自動調節。
ただ、輝度調整11レベルの内、少なくとも下4つは写り込みに負けてしまう。
Dolby Soundのスピーカーは、音質悪くない。
キーボードはピッチ19ミリだが、タッチは一言で言って安物。Enterキーが右端に来ない配列。
タッチパッドはマルチタッチ対応で面積も充分広く、
表面質感でパッド位置が分かる様に、ドットプリントが施されている。
メモリは全モデル標準で4GB積む。(2GB×2 / 最大物理メモリ8GB)
メモリ増設やHDD交換には、6個のネジ外してカバー開ければアクセスできる。HDD保護機能あり。
インターフェイス配列は、有線LANコネクタが手前過ぎて邪魔になるし、蓋も完全には止まらない。
この辺の形状もThinkPadでは有り得ないレベル。
ファン音うるさくて良いなら、
Celeron 723(1.2GHz x シングルコア、省電力×で、U350だとチップがGS40になる)+Vistaで、
Office無しの在庫処分品が軒並み4万切ってる。Win7優待は1,680円。
Core 2 Duo SP9300(2.26 GHz x デュアルコア、6MBL2、TDP25W)+Geforce G 105M(512MB)
まで存在する機種をCULV機と言って良いかは置いといて、
最大駆動時間(BAPCo MobileMark 2007 battery benchmarkで測定)は、
Celeron SU2300で10時間、
Core 2 Duo SP9300+Geforce G 105Mで8時間、(以上直販モデル)
AMD Athlon Neo X2 L335(1.6GHz。Radeon HD 3200をチップ内蔵)で6時間。(店頭モデル)
天板とパームレストがアルミ、筐体がマグネシウム合金で本体重量1.9kg。
キーボードはアイソレーションで、
ピッチ19×19ミリ、ストローク1.7ミリで、JISとOADGに準拠する配列。
タッチパッドはマルチタッチとジェスチャー機能に対応し、すぐ上にはバッドのOFFボタンもある。
ディスプレイの開閉状態に応じて感度を変える3Dモーションセンサーでヘッドを退避させるHDD保護。
ALTEC LANSINGスピーカー。
有線LANは100BASE注意。
DVDドライブを内蔵してたり、GeForce G105M(512 MB)を選択出来たりを
CULV機と言って良いかは置いといて、
CPUはCore 2 Solo SU3500とCore 2 Duo SU9400から選べ、
最大駆動時間は4セルバッテリで5時間9分、8セルバッテリで11時間23分。
厚さ17.2-26.4ミリの薄型筐体で重量1.79kg。
Win7 Home Premium 64ビット。
CULVでインテルチップ内蔵グラフィックな、お手軽MacBook Air。
最厚19.6ミリの薄型アルミ筐体で、(見ると天板以外はプラスチックの様な・・)
DC入力以外の接続端子が全てカバーで覆われる。
(アナログRGB出力は付属の変換アダプタ経由となる。)
天板側に至っては5~6ミリしかないが、筐体剛性は保たれており、
重量1.4kgも、液晶サイズの割に軽い。
で、それら代償として、こちらもバッテリーが内蔵式とorz(着脱は分解作業)
Core 2 Duo SU9400で公称最長4.77時間駆動。
Windows起動中にワンタッチボタン押す事で電源モード切り替えが行え、
「Battery Saving」なら実際には、WEB閲覧でも5時間可能。
ACアダプタも、電源ケーブル込196グラムと軽量小型。(発熱は、やや大きい)
本体の排熱・静音性は優秀。
パームレストも熱くならないし、ファンスケジュール緩やかな為、うるさくも感じ難い。
液晶は135度まで開き、スピーカーはAltec Lansing(サラウンド対応)。
キーボードはアイソレーション。
ピッチ18ミリ、ストロークも充分深く、配列も素直。
タッチも適度な重さだが、カチャカチャ音が気になり、
強くタイプすると中央付近で多少たわむ。
タッチパッドはマルチタッチ対応で、クリックボタンは左右一体型。
パッド面はザラザラ系。右クリックが強く押さないと反応しないのは仕様との事。
HDDは2.5インチで、筐体底面のネジを一通り取り外すと、
トップカバーがキーボードごと分離でき、メモリ増設やHDD交換も行える。
★acer Aspire Timeline AS3810T:
Core 2 Duo SU9400やCore 2 Solo SU3500をいち早く低価格ノートに採用し、
重量1.6 kgながら公称8時間駆動を謳う事で、
ノートPCの価格破壊を牽引して来た実績は余りにも大きい。
サポートに信頼が置けないacer製という事で、当初は私も静観して来たが、
排熱に優れ、登場半年にして例のリコールしかポカやってないってのは立派。
世界シェアがPCメーカーとしての信頼に繋がらないご時世、
やはり法人需要に応えてこそ本物になれると言う事だろう。
(商業サイトと違い、当サイトではショップ系や小メーカーのPCを採り上げる事が殆ど無いが、
それと言うのも、法人への納入実績に乏しいトコのは信用するに足らないからだ。)
ただし、acerの個人サポートが急に良くなった訳でもないので、
Timelineと言えども初心者や1台目需要にはお勧めしない。
AS3810Tに話を戻すと、筐体は金属的で安物に見えない。
液晶は122度しか開かないので、CULV機用液晶の上下視野角では、
姿勢によっては不足する。
スピーカーはDolby Soundだが、評判良くない。
キーボードはピッチ19ミリ。ストロークは深く、たわみも無いが、タッチは軽く、キートップもぐらつく。
Enterキーが右端に来ない配列や、埃が目立ち、取り難いのも難点。
タッチパッドはマルチタッチ対応。ボタン部は左右一体に見えるが、凹むトコは独立してる。
タッチパッドの無効ボタンが付いてる。
メモリ増設やHDD交換は容易だが、ユーザーがやると保証外。
着脱頻度の高い端子ほど手前、USB左右など、端子配列も考えられてるが、
ACアダプタは持ち運べる代物じゃない。
acer、GatewayのWin7アップグレード対応には注意が要る。
アプグレ自体は無償なのだが、メディア送量が950円掛かり、
その支払い方法がVASAまたはMasterの「クレカのみ」となっている。
Gatewayはacerグループであり、このEC3800-35Kは、上記AS3810TのCore 2 Duo SU9400版に、
Radeon HD 4330(512MB専用メモリ)を載せた兄弟機。
重量1.8kgながらこちらも8時間駆動を謳い、Radeonは再起動なしにON/OFF可。
排熱にも問題なし。
ジョーシンさん、K’sデンキさんのみの取扱。
安いのと安物は違う。X340の実機見れば、私がマトモに語らなかった理由も解ろうってものだ。
A4用紙大なCULV機比較(LOOX C、dynabook MXなど)
A4用紙大(国際規格)は297×210ミリなのだが、
底面積がこのサイズの堅牢ノートPCを、世間ではB5ノートと呼ぶ。(B5用紙大は国内規格)
ビジネスマンならノートPCの他に、A4用紙大の書類の1つも持ち運ぶだろうし、
多くの鞄も、A4用紙大がピッタリ入る事を想定して作られている。
なので、可搬性と快適性とが丁度折り合うPCサイズとして、
A4用紙大ってのはそれなりの説得力を持つ訳だ。
◎富士通 LOOX C(A4用紙大から幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス1ミリ。厚:26.4-30.2ミリ、1.6kg):
Core 2 Duo SU9400で公称9.2時間。
Celeron SU2300(デュアルコア、SpeedStep有)で公称6.2時間駆動。
「省電力ユーティリティ」で各デバイスごと省電力設定できる。
しかし他機種と比較する場合、価格的に見てSU9400モデルは存在しないも同然。
デジタル出力すら出来ない機種では、無理する価値も半減。
ただセレだとガクンと駆動時間落ちるだけに、大柄ACアダプタ(ケーブル込415グラム)が惜しまれる。
大容量バッテリーも用意されない。
所謂CULV機の弱点は堅牢性と重量だが、
液晶ガラス押し試験や天板点加圧35kgf、水滴が浸入し難いバスタブ構造のキーボードなど、
富士通らしく作りは真面目。
光学ドライブ無くてもインストール作業が行える「DVDドライブ共有機能」も親切。
液晶の表示品質に関しては、少なくともLOOX C、dynabook MX(の11.6型)、IdeaPad U150、
Inspiron 11z、acer AS1410、Gateway EC1400では、
ぶっちゃけ違わない。
軽量化縛りが無く、グレアパネルとなると、今の技術ならこの程度にはなるのだろう。
詳しくは前回投稿の■液晶解像度、表示品質の項目を参照されたし。
LOOX Cのディスプレイ面は130度まで開く。
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.8ミリ。配列はマトモ。
キートップで隣接キーとの間隔がありミスタッチし難い。
強くキー押すと僅かにカチャカチャ音。
dynabook MXより僅かに、スローク深く、タッチ軽いが、形状といい、両者のキーボードは似ている。
メモリスロットやHDDベイは底面から簡単にアクセス出来る。
富士通は老眼や初心者に優しいメーカーを狙ってるらしく、
フォント大やポインタ速度をワンタッチで切替えられる「ゆったり設定2」があったり、
プリインストの辞書類も豊富。
メーカー知名度や筐体品質からしてライバルはdynabook MXだが、デザインの好みは置いといて、
据置比率高いならデュアルコアのLOOX C、
低いならセレでも駆動時間長く、タッチパッド面積広いdyna MXだろう。
LOOX Cみたいにパッド面積狭いと、出先でちょっとした作業するにもマウス要る。
◎dynabook MX(の内、11.6型。幅:マイナス11ミリ、奥:プラス1ミリ。厚:24.9-34.2ミリ、1.58kg):
Celeron 743(シングルコア、SpeedStep無し)ながら公称9.5時間駆動。
ただローコスト・省電力はチップセットにまで及んでおり、外付モニタでフルHD再生って芸当には無理がある。
(GS40のグラフィックはHD付かないGMA 4500M。
ただコレにも、再生支援自体は付いてる。HDでも720pなら殆ど、近年のチップ統合でイケル。)
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.6ミリで、
「半角/全角」キーやFnキーの配置が変則的な事以外はLOOX Cに似てる。
この筐体サイズにしてはタッチパッド面積広い。
メモリ増設、HDD交換は簡単。
3D加速度センサーによるHDDヘッド退避機能あり。
左側USBポートへは、MX本体の状態に関わらず電力供給可能。
◎ThinkPad X200s(幅:マイナス2ミリ、奥:A4用紙ジャスト。厚:20.7-28.7ミリ、WXGA版でも1.19kg):
WXGA(LEDバックライト)でセレ723な既製品74653PJ(仕様PDF)なら、
・価格はCULVノート並(いずれ6万円までは下がるのでは?)
・重量はB5並(標準の4セルバッテリー時1.19kg。この液晶でも、X200では軽量天板にならないらしい。)
・堅牢性はセミラグド
(ライバルと同程度の駆動時間欲しくて6セルにしても、重量で負けない。)
と、かなり美味しい事に。最初に断っておくが、実際にこの液晶見るまでは、ホントに「買い」かは解らない。
直販ではセレSU2300も準備中と聞く。
今回、見出で紹介するノートは、X200s、ASUS、MSI以外全て、
光沢11.6型1,366x768px(ドットピッチ0.188ミリ、LEDバックライト)なのだが、
X200sは、12.1型1,280x800px(ドットピッチ0.204ミリ)と、
同じ様な筐体サイズにも拘わらず、縦解像度、ドットピッチ共に有利で、
(1,366x768pxなどの16:9画面は、パネルメーカーのコスト削減には役立っている。)
しかも非光沢液晶+ポイントスティックと、作業性で際立っている。
今回紹介する筐体サイズのノートは、タッチパッド面積が小さいモデルが多いので、
ポイントスティックの便利さが余計に目立ってしまう。
あえて弱点挙げるとしたら、
スピーカーがモノラルで、74653PJに限っては青歯も無い処。
本気モードのB5ノートに、セレ搭載して価格を下げたノートには、
VAIO TTやFMV-BIBLO Rなどもあるがこれら2台は、
当たり前ながらCPU分以上には安くなりそうにない。
しかし何と言っても、X200sのWXGA+、Core 2 Duoといった上位モデルは、
使い易さだけを追求して来た従来のThinkPadと違い、液晶の表示品質、
スペックですら、現行全てのB5ノート、CULV機の頂点に立ってる訳だから、
大和は敢えてCULV専用筐体を作らず、
上位からのスペックダウンだけで対応してけば、規模の利益で安くも出来るだろう。
元がB5ノートなのでExpressCardスロット付いてたり、
ドッキングステーション(セカンドHDDをSATA接続とか、セカンドバッテリーまとめて充電とか)あるのも有難い。
ただしデジタル出力はこのドック経由のみ。
廉価版ながら万能選手な、WXGA(LEDバックライト)+セレSU2300(直販CTO)のX200sは、
「ノートってのは使い易さと値段。使い倒してこそ愛着が出る」って人用で、
そこに東芝SSDでも入ってようものなら、「この人はPCって道具を解ってるな!」って感じ。
まぁ所謂CULV機ってのは、安く買ってこその正義な訳で、問題は買い時。
△IdeaPad U150(幅:マイナス5.2ミリ、奥:マイナス17.6ミリ。厚:24.0-34.3ミリ、1.5Kg。仕様PDF):
セレSU2300で公称7時間駆動。
USB兼用のe-SATAポートが特徴。
その他、DolbySound Roomスピーカー、マルチタッチパッド、HDDアクティブプロテクションなど。
天板模様が誰得?状態でお馴染みwのIdeaPadシリーズにあって、U150程度はまだマシな方。
△HP Pavilion dm1(幅:マイナス8ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚:19.8-30.6ミリ、1.5kg):
これは実機見てない。(日本未発売)
セレSU2300で公称8時間駆動。
メモリがDDR3なのは良いのだが、オンボード1GB+1GBで空スロット無しってのが曲者。
メモリを3GBより多く積むには、1枚4GBって高価な奴を買わなくちゃならん。
無線はn無し、青歯無し。
パームレスト下にALTEC LANSINGスピーカー。
△DELL Inspiron 11z(幅:マイナス5ミリ、奥:プラス4ミリ。厚:23.5-25.8ミリ、1.39kg (3セルバッテリ時)):
Celeron 743(シングルコア、SpeedStep無し)で、最大駆動時間は3セル3時間3分、6セル6時間1分。
6セル付けると後方下部が2センチ厚くなり、1.55kg。
筐体薄さが特徴の11zだが、ACアダプタまで16ミリと薄い。(幅:66×奥:127ミリ。330グラム)
キーボードはピッチ17.5ミリ、ストロークはやや浅くパチパチ感。
例によってEnterキー周辺配列には要注意。
タッチパッドは、ブラウザの戻るや進む、拡大などのマルチタッチジェスチャー対応。
クリックボタンが地続きなので、感触だけで操作するのはキツイ。
無駄に7色の天板用意するくらいなら、色絞ってでも国内メーカー並の質感が欲しい。
◎ASUS UL20A(幅:マイナス1ミリ、奥:A4用紙ジャスト。厚:12.1-25.9ミリ、1.56kg):
12.1型1,366x768px(ドットピッチ0.196ミリ)と薄型アルミボディが特徴。
Celeron SU2300で公称7.4時間駆動。
同社14型のUL80AGでも、
Core 2 Duo SU9400⇒セレSU2300だと、駆動時間は11.4⇒9.5時間となってるが、
SU9400はCPU原価が倍である事を考えると、
定価59,800円のモデルにはこの辺りの駆動時間が限界かと。
Windows 7 Home Preimumの64ビット。
キーボードや、排熱・静音性も問題無い。
デジタル出力は無いが、スピーカーはAltec Lansing。
ASUSではネットブックの1005HR-WSってモデルも紹介したい。
・10.1型1,366x768px
・Atom N280
・1.27kg
・公称8.4時間駆動
・定価49,800円
10.1型1,366x768px+Atom Nにはhp、VAIO W、GIGABYTE T1028Xがあったが、
長時間駆動、1.3kg以内、定価5万円未満を満たすモデルは、1005HR-WSが初めて。
△acer AS1410(幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚:22.1-30ミリ、1.38 kg):
セレSU2300で公称7時間駆動。(省電力モード(筐体前面に切替スイッチ)使用時は8時間)
Win7の64ビット。
キーボードはストローク浅く、タッチも軽い上にたわみ、隣接キーとの境もハッキリしない。
タッチパッドは、2本指での拡大/縮小操作までが行えるが、
パッド面積やボタン小さいのが難点。
排熱は悪くないが、静音性の評価は人によるだろう。
Dolby Sound Roomスピーカー。
販売前線は既に、5万円の攻防になっている。一見お買得に見えるが、
なぁに2、3ケ月もすれば、殆どの所謂CULV機が±1万円以内に納まってるハズで、
そうなりゃ国内メーカー品質(LOOX C、dyna MX)であったり、
トラックポイント+軽量にして頑丈+拡張性(X200sセレモデル)であったり、
薄型アルミボディ(ASUS)であったりと言った個性の方が、尊ばれてるだろう。
△Gateway EC1400-31K(幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚22.1-30ミリ、1.4kg):
上記acer AS1410の兄弟機で、販路が限られてる故、
デザイン上の希少性で割高を許容できるかが選択のポイント。
ただしコチラはWin7で、64ビットと32ビットを選択できる。
まぁ選択出来るにしても、64ビットで良いと思う。
64ビットはハードの互換性が問題になるが、それは出始めのWin7なら同じ事だし、
Win7の末期には、プリインストモデルは殆ど64ビットになってるだろうから。
CPUはAthlon Neo X2 1.2GHzで、今回からチップが省電力になった為、
公称5.5時間駆動(6セル)。
外付けGPU(Radeon HD 4670)接続ポートを持つの特徴。
価格は8万円前後。
×MSI U200(幅:A4用紙大ジャスト、奥マイナス2センチ。厚:24-31ミリ、1.4kg):
残念ながら実機見てない。
セレSU2300ながら実売価格は49,800円。
安い理由はWin7ながらメモリがDDR2の1GBだったり、HDDが160GBだったり、
MSIだったりw(MSIのは筐体が、頑丈の対極にあるモデルが多い。)
比較的軽い理由にはJEITAで2.19時間駆動ってのもある。
12型1,366x768px(ドットピッチ0.195ミリ)だが、この解像度は11.6型に優秀なパネルが多いだけに、
単純に見易さ重視で12型逝くのは得策ではない。
キーボード配列に注意。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
前にも断りましたが、私自身が2chで、他人様の購入相談に答えるなどという事はありません。
私は勤め人な為、スレを見回る事すらままならず、
なりすましの言動にまで責任持てませんので悪しからず。
13.3型以下ノート(Atom機除く)用スペック解説まとめ。
ノートが安くなり複数所有当たり前になったし最早、14型以上を持ち歩く時代ではなかろう。
(筐体が13.3型相当のFMV-BIBLO MGは良いとしても。)
今回は、13.3型以下ノートのスペックに難癖付けて行きますw
まぁ運が良ければ、仕様見て機種ごとのコンセプトを判断したり、BTOのお役にも立つでしょうと。
■液晶解像度、表示品質:
高解像の方から
①WXGA++(1,600x900px)
②WXGA+(1,440x900px)
③WXGA(の1,366x768px)
④WXGA(の1,280x800px)
⑤XGA(1,024x768px)
がある。
縦解像度900ドットによりWEBブラウザにおいて、据置並の一覧性を確保するのが①と②。
これより縦解像度増やそうとすると現行モデルでは、
最小でも15.4型(その殆どが3kg級)になってしまう。
(在庫のみで終了のレッツノートY8除く)
CULVノートを東芝は、ネットノートと呼んでもらいたいらしいが、
ネットブックもネットノートも、一覧性からしてWEBでの情報収集が得意な機種ですらなく、
そもそもこの2つのカテゴリ名称に「ネット」が付くのは、
コンシューマ用途の筆頭がWEB閲覧であり、その用途をなめて掛かってるだけの話だ。
逆にCPUなんぞは、CULVなら他用途にも全然困らない。
13.3型以下に関しては、
①はVAIO Zのみ。②はThinkPad X301、X200s(X301以外はオプション)しかない。
これらは全て、TMDという日本メーカー製パネルを採用し、
X301は目が疲れ難い事重視、VAIO ZとX200sはそれに比べると発色重視(極僅かにギラツキ)。
この中でドットピッチはX301が最も大きく(0.199ミリ)、
VAIO ZとX200sは全く同じ(0.181ミリ)。
それぞれ所謂A4ノートより液晶とキーボードとの距離が近く、
コントラストのハッキリした優秀なパネルなので、
視認性でよく言うピッチ0.2ミリの壁ってのは、これら3機種に関しては当てはまらない。
(VAIO Wなんて更に1割程ピッチ小さい(0.164ミリ)けど、これまた意外に見易い。)
まぁこれらドットピッチが万人向けとは言わないが、
表示品質に関わらずこれらが問題となる人には、12.1″WXGAすらお勧めし難い。
XGAが多くのアプリの最低ラインであるのと同様に、
自宅に居てWEBで情報収集する場合に外付モニタ不要となる最低ラインは、WXGA+だろう。
ついでに、TMDパネルで有名なノートにはVAIO TTがあり、これが最も発色寄り(8ビットフルカラー)で、
逆にギラツキあるので事務用には向かない。
で、そのTTですら、発色青く色調整必要と感じさせてしまうVAIO Xがあると。
コレはAtom機だけど。ギラツキはVAIO TTと同程度。
軽量・省電力志向の本格モバイルに、据置並の発色を求めるのは酷な話で、
13.3型以下では、TMDの上記4機種とVAIO Xの綺麗さだけが例外。
これらは動画鑑賞してても、非光沢液晶である事すら忘れさせる域にある。
ちなみに非光沢液晶のモバイルには、ギラツキがあるのは普通で、
「グレア液晶の方が、目が疲れる」の図式は通用しない。
(非光沢ながらギラツキ皆無ってのは、上で触れたノートの他にはdynabook NXなどがある。)
一方、筐体小さいだけで「軽量化関係ない」所謂CULV機となると、話は変わって来る。
CULV機に採用されてる11.6型と13.3型の③1,366x768px液晶は、
グレア処理されてしまうと各社ノート間で発色に違いを見出すのは最早困難。
パネル設計が新しい事もあり、正面から見る分には発色、コントラスト共に申し分無い。
VAIO TTやX程の鮮やかさは当然無いが、
sRGB(すなわちNTSC比72%。動画は普通、これを基に製作される。)用途では寧ろ、
CULV機の方が肌色を自然に写すかも知れない。
ただ上下視野角が狭く、上から見ると白ボケ、下からだと黒くなるので、
ちょっとした姿勢変化にすら天板の角度調整は要るだろう。
①と③の16:9画面は、筐体横幅が結構あるので持ち歩きには要注意。
⑤の代表的機種はレッツノートR8。メモ帳開くだけでブラウザ隠れてしまうの必須だが、
極小筐体、実用的な縦解像度、視認性の良さを併せ持つ貴重なモバイル。
多くの学習ソフトがXGAベースで作られており、
それやる用なら、XGA超える解像度は疲れるだけ。
■LEDバックライト液晶:
最も威力を発揮するのが、輝度下げたときの省電力具合。
レッツノート S8/N8が、通常電圧CPU逝きながらも、
カタログ駆動時間稼げた最大のカラクリがココにある。
もしもX200に、大容量バッテリーに合わせた厚めの筐体と、LEDバックライトが与えられていたなら、
その他仕様が快適路線でないS8/N8では完全に埋もれてしまう。
LEDバックライトは経年劣化も少ないが、RGB LEDを採用する高級液晶と違い、
モバイルに採用(白色光源を液晶上下に配置するだけ)する意図は、軽量・薄型化のし易さにある。
■ユーザーインターフェイス:
ポイントスティックがあれば、マウスはリモコン代わりにしか使わないなぁ。
マウスと比べて、コピペやショートカット操作の手数も激減するし。
ポイントスティックが情報収集や動画鑑賞にまで必要な装備とは言わないが、
その操作に馴初めないなんて言ってる輩は、
プログラミングとか、良く練られた文章書く仕事にはそもそも就いてないだろw
キーボードにポイントスティックが付いた13.3型以下ノートには、
・VAIO P
・ThinkPad X301
・同 X200系
・HP EliteBook 2530p(とそのタブレットの2730p。これらは2ボタン注意。)
等がある。
キーボードに関しては以下の問題
・主要キーピッチ16ミリ未満
・キーストロークやタッチの軽さの割に、縦ピッチ広過ぎ(これだと不要なキーを押してしまう)
・極端にストローク浅くクリック感も無い(VAIO TTとか)
・キーストローク以上に大きくキーが沈み込む(たわみ。VAIO Gとか)
・キートップのグラツキ(X200系のCHICONY製とか)
さえなければ大抵、慣れるよ。悲しくもw
気分良くタッチタイプしたいなら、実際に触って自分にあったもの選ぶしかない。
■CPU:
今回は、現行のインテルULV(TDP10W以下)に絞って解説する。
・Core 2 Duo SU9600(2コア、1.6GHz、3MBL2、289ドル(1ku Bulk Budgetary Price))
・Core 2 Duo SU9400(2コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Core 2 Solo SU3500(1コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Celeron SU2300(2コア、1.2GHz、1MBL2、134ドル)
・Celeron M 743(1コア、1.3GHz、1MBL2、107ドル)
・Celeron M 723(1コア、1.2GHz、1MBL2、107ドル)
(以下断りが無ければ、CPU以外は同じ構成の機種を比較してると思って頂きたい。)
この中でSpeedstep無効なのはセレ723、743だけ。長時間駆動狙うにはかなりキツイ。
(dynabook MXの11.6型のは、そんなハンデがありながらも公称9.5時間を謳う。)
コンシューマ向けノートとしては、
&fmt=22(YouTubeの720p)のストリーミング再生が出来るCPUを積んでるか否かでは、
その価値は全く変わってくる。
&fmt=22にも処理の重さは色々あるが、
ここに挙げたULVで、&fmt=22が無理なのはセレ723と743だけだ(※1)。
これ積んだ機種はdynabook MXの11.6型でさえ、かなりの値崩れ必至で、
手軽な事務用という位置付け。
※1:CoreAVCというソフトを利用すれば、Atomですら&fmt=22が出来てしまうらしい。
そもそもインテル内蔵グラフィック以外ならFlashプレイヤー10.1からは、
GPUによる再生支援が使える様になる。
SU2300ではSpeedstep有効だが省電力機能は限定的で、
同じ筐体でSU9400⇒SU2300となる店頭モデルだと、軒並み駆動時間落とす。
富士通 LOOX Cでは9.2⇒6.2時間と落ち込みが激しく、
唯一、僅かに逆転が見られる同社 FMV-BIBLO Rでも、
メモリ4GB⇒2GBが効いてるせいだろう。
VAIO TT直販で言うと、SU9600でさえSU2300より駆動時間長い。
しかしSU9400⇒SU2300の処理能力は、これまでのCeleronとは違い、
より多くの用途で体感差を感じないで済む。
VAIO TT直販の様に元々13万円以上かつ、SU9400との価格差数千円って言われると旨みは無いが、
一般的にはCPU原価は何倍にもなってノート売値に反映されて来るので、
拘りがなければSU2300モデルから探し、浮いたお金でSSDってのが賢いやり方かも知れない。
逆に拘りがあるなら、モバイルのCPUは後からは交換し難いし、
交換し易いメモリやHDDより無理してでも、処理性能、駆動時間共に勝るSU9400以上逝っとけと。
SU9400は、ココにある中ではSU3500の次に駆動時間が期待出来る。
しかしシングルコアのSU3500と違い、SU9400ならCPU的には、メイン機すら充分勤まる。
普段から複雑な科学計算余儀なくされる科学者、技術者ならいざ知らず、
SU9400で不足とか、どんなキモオタだよw
まぁSU9400で遅いとか言っちゃってる輩は、重い処理以前に、
・Vistaの初期最適化による魔の一週間の只中に居る
・メモリ容量不足
・1プラッタあたりの記憶密度が低いHDD使用
・不当にCPU酷使するウイルス対策ソフト(McAfeeなど)使用
のいずれかである事が多いのだが。
SU3500は、SU9400の片コア無効にしただけなのでCPU原価は変わらない。
この中で唯一、TDP5.5Wなので排熱に余裕があるし、当然バッテリーは最も持つ。
一方シングルコアなので、この程度のクロック差では処理性能でSU2300にも負ける。
(スーパーπはシングルコアで処理される為、当然SU3500のが速い。
が、今時の重い処理なら、複数コアを利用する様に出来てるのが普通。)
X200sなどの、元々、快適性重視の機種には最低でもデュアルコアが欲しくなるが、
レッツノートR8の様にモバイルとして以外、使い様が無い機種には、
積極的にSU3500を選びたい。(レッツノートLIGHT)
SU9600とSU9400はどちらでも良いと思うが、積極的にSU9600選んだ方が良い場合ってのは、
駆動時間が多少犠牲になっても良いから、液晶綺麗なVAIO TTやWXGA+のX200sなどで、
&fmt=22のストリーミング再生に更なる余裕を持たせたいって場合くらいか?
これら2つのCPUでは限界付近の重い処理でしか体感出来る程の差は出ないし、
SU9600に出来てSU9400に出来ない処理なんて、探す方が大変だ。
実際、各社から発表されたばかりのWin7モデルでも、
ULV機の上位モデルは、殆どが未だSU9400。
■チップセット:
インテル4シリーズチップセット(GS45、GM45、GL40、PM45)なら、
現行SSDの転送速度をしっかり活かせるし、
デジタル出力できる機種も多く、デスクトップPCもウカウカしてると、セレ機に負けてしまう程。
グラフィック内蔵でもGS45、GM45のGMA4500MHDなら、
Vista以降でBlu-ray再生をサポートする。(フレームレート調整の形だが)
この辺はたとえセレ機でも、Atom機からのステップアップの大きな意義になる。
■メモリ:
未だにDDR3に移行していないモバイルってのは、やる気が無いか、
余程、部品在庫を抱えてるかしかあり得ない。(例えばレッツノートN8/S8)
仕様表のメモリの欄には必ず記載のある項目なので、
CULV機ならそこで、メーカーの意気込みをチェックして頂きたい。
メモリ容量はダウングレードXPなら、1GBx2スロットで充分。
大した事しない人が駆動時間重視なら512MBx2でも良い。
それ以上投資したければSSDに直行すべき。
XP以外を今選ぶなら、Win7の64ビットだろうが、
これはモバイルなら4GB、据置なら8GBが定番か。
■ストレージ:
お目当てのストレージ・メーカーでの納品が約束されてるノートは少ないし、
HDDの最小容量でBTOして、後で載せ替えってパターンを想定する。
転送速度重視やモバイル(耐衝撃性)するなら、東芝製SSDがお勧め。
リード最大230MB/s、ライト最大180MB/sを誇り、
安物と違って、使い込んでも遅くなり難い(だろう)。
容量64GBが24,800円。
逆に据置機に、速度より信頼性や容量を求めるなら、
ディスクからして自社設計の日立製HDDの500GBならハズレがない。
250GB/1プラッタと記憶密度分の速度出るし、7200rpm版もそろそろ出回る。
SSDにも既に信頼性はあるとする意見もあるが、Google辺りに試されるのと、
金融システムで長年データ突き合わされて来た実績を、同列に扱えるハズがない。
まぁどの道、バックアップ(ry
■通信:
無線だと、通信速度も重要だが、そもそも繋がり易さってのがノートにより違うので要注意。
海外メーカーの現行ビジネス機は、液晶べゼル上端にアンテナ数本組み込んであるのが多く、
繋がり易さからしても、伊達にべゼルが太い訳じゃない。
あと、出掛ける先や用途によって持ってくノートが変わる場合、
WiMAXを内蔵にしてしまうと、ノートごとの契約になってしまうので不経済だ。
この様な複数モバイルになってしまう可能性があるのならと言う事で、
Atom機にもExpressカードスロットを求めてしまう訳だが、これが又、絶滅危惧種なんだよなぁ。
小さくて使えるノートが欲しい場合には、今のうちにHPのmini 2140押さえておくべきかも。
■可搬性:
頑丈でなかったり(CULV機やVAIOなど)、頑丈になる為に筐体厚くしたノート(レッツノートなど)が、
そうでないもの(ThinkPadなど)より重量軽いのは当たり前だ。同じコストや素材だったなら。
重量が同じでもいざ、持ち歩くとなれば、
頑丈じゃなければハードケース要るだろうし、筐体厚ければ鞄への収まりが悪い。
駆動時間短ければ予備バッテリーやACアダプター、
ポイントスティック付いてなければマウスも合わせて持ち歩く事もあるだろう。
単純に本体軽いと言った次元では、可搬性は語れない。
■駆動時間:
カタログ駆動時間ってのは機種、スペックによる違いの他に、
メーカーに売る気があるか無いかってのも大きく影響して来る。
売る気のあるメーカーなら、JEITAの基準(PDF)さえ満たせば、
かなり有り得ない環境設定で駆動時間伸ばそうとする。有名ドコでは、
dynabook SS RXのバックライトOFF(半透過液晶故に許される)を含めたカタログ値や、
同じ仕様のノートを、国内向け、海外向けで公称値3時間も変えてるレッツノートW8などがある。
液晶こそが最も電気食いなのは解るが、何故にここまで暗くなる必要があるんだろ?
ってノートが多いのは、上記PDFの測定法b)として、「最低輝度での稼動」があるからだ。
そんなこんなで実駆動というのは、良くてカタログ値の7~5割ってのが普通なのだが、
何故かThinkPadだけは、開発側(日本IBM敷地内の大和事業所)と販売側(レノボ)
の歩調が取れてないせいか、
工場出荷状態(これが又、不当に電気食いな設定なんだわw)での測定を公言するせいもあり、
無線使ってのWEB閲覧程度ならカタログ値を上回る事すら珍しくない。
それにしても重い処理の方、測定法a)ってのも今時、
320x240px動画を20カンデラで再生とか、ぬる過ぎだよなぁ。
俺なんてついつい、全画面(1440x900px)&最大輝度(250カンデラ!)で見ちゃうもんなぁ。
まぁ、重量1.1kgのモバイルでの話だけどw
■頑丈さ:
同機種100台の内、1台しか生還できない災いがあるとして、
頑丈になる事によって生還率が倍になったとしても、
助からない確率は、たった1%減るだけだ。
VersaPro UltraLite VMは150kgf面加圧クリア⇒点加圧は25kgfレベル
FMV-BIBLO Rは200kgf面加圧クリア⇒点加圧は35kgfレベル
という事例もある。
そう考えると何処までの頑丈さが必要で、コストを掛けるのが適切かってのは、
ノートを開発・販売する当事者(メーカー)の意見だけ聞いててもホントの処は解らない。
HDDの代わりにSSD積んでればデータだけは守れるとする見方もあるし、
幾らCULV機がヤワだったとしても、
その分、価格が安いんだから服着替える様に買い換えれば、良い気分転換になるとも言える。
壊れ易くても保証が万全な為、何とか持ってる大メーカーもある。
まぁ私に言える事は、ユーザーが対価払ってまで買う価値のある頑丈ノートは、セミラグドPCだけだ。
駆動時間単価が安い、モバイルランキング!
CULVノートが登場するまでは、モバイルの高価格を正当化するのは駆動時間であった。
長らく続いたその法則が崩れた半年を振り返るべく今回は、
バッテリー1時間駆動あたりの本体価格が安いモバイルを調べてみた。
本投稿では、
・13.3型以下、一応XGA以上の解像度の液晶を搭載するモデルが対象。Atom Zは除外した。
・駆動時間は基本的にカタログ値を使用。
・その駆動時間を実際に叩き出した構成(CPUなど)や、最長駆動構成での価格を採用。
・直販モデル以外は、価格.comにおける最安価格(10月3日現在)を採用。hp直販は送料込。
・大容量バッテリーが存在するモデルでは、その場合の駆動時間、バッテリー込価格でもエントリー。
・そもそも10万円位まで(バッテリー込)で買える構成に限る。
それでは、カウントダウン形式で行ってみる。
第25位:dynabook CX Core 2 Duoモデル 駆動時間単価27,843円(本体94,668円 / 3.4時間駆動)
第24位:HP TouchSmart tx2 駆動時間単価25,921円(82,950円 / 3.2時間)
第23位:VAIO type S Celeronモデル(で10万以内) 駆動時間単価25,657円(89,800円 / 3.5時間):
ソニーと言えば、今週の話題はコレ↓だろう。
電源のワイヤレス化に成功–50cm離れた機器へ60Wの電力を供給
今はたった50cmでも、駆動時間無制限に向かう道のりにあっては、
半分以上踏破したも同然だ。
天板にソーラーパネルとかも含めて、今後はこの分野で日本がリードして行くのだろう。
第22位:Dell XPS13 駆動時間単価21,734円(99,979円 / 4.6時間)
第21位:ASUS UX30 駆動時間単価20,915円(99,769円 / 4.77時間):
基本、バッテリー交換出来ない機種らしいので要注意。
ASUSに関しては、デザインや質感はともかく、
日本メーカー程度の安心感はある。これは社風だからしょうがない。
第20位:HP ProBook 4310s Core 2 Duoモデル 駆動時間単価20,370円(101,850円 / 5時間)
第19位:HP Pavilion dv2 駆動時間単価20,300円(73,080円 / 3.6時間)
第18位:LaVie J タイプN 駆動時間単価18,875円(79,275円 / 4.2時間):
コストダウンの為にAMDチップ積むモデルは、やはり駆動時間でキツイ。
綺麗液晶なり、デジタル出力さえあれば、グラフィックパワーも活きるのだが・・
第17位:HP Mini 5101 SSDモデル 駆動時間単価16,590円(82,950円 / 5時間)
本体10万以内でマトモなSSD積む希少モデル。
耐800kg級の頑丈さってのは、点加圧でもThinkPadに迫る勢い。
EliteBookの様にポイントスティックあったら、戦いを終わらせられるポジションにある一台。
第16位:ThinkPad X200s 7465RH6(Celeron、XPモデルで10万以内)
駆動時間単価15,950円(63,800円 / 4時間)
第15位:MSI X340 Super 駆動時間単価15,142円(53,000円 / 3.5時間)
第14位:IdeaPad U350 Core 2 Soloモデル 駆動時間単価14,476円(72,383円 / 5時間):
残念ながらキーボード、排熱共に、ThinkPadレベルには程遠い。
第13位:工人舎 EX 直販最小構成 駆動時間単価13,288円(59,800円 / 4.5時間)
第12位:VAIO W 駆動時間単価12,131円(42,460円 / 3.5時間)
Atom Z(のUS15W)って地雷がある訳でもあるまいし、
とうとうWXGAモバイルも、4万が在り来たりの時代に突入してしまった。
Timelineなどの様にCore 2採用するか、X200sの様にトラックポイント付いてる事で
やっと付加価値が付けられて6万とか、これではチョット、メーカーが心配になる。
サポート頼みの客ヅラも、そろそろ改める時代ですよと。
第11位:DELL Inspiron 11z(大容量バッテリ選択) 駆動時間単価11,705円
(64,980円+バッテリ増分5,250円 / 6時間)
残るはいよいよベスト10。
第10位:ASUS U20A 駆動時間単価11,262円(93,480円 / 8.3時間)
第9位:Let’s note LIGHT R8 駆動時間単価10,997円(87,982円 / 8時間):
低価格ながら、最もレッツらしいレッツ!
N8/S8登場も、駆動時間の為に液晶表示品質まで犠牲にしているレッツにとっては、
小さい事こそが正義だからだ。
第8位:Gigabyte T1028X 駆動時間単価10,046円(65,300円 / 6.5時間)
第7位:HP Mini 5101 SSDモデル(6セルバッテリ選択) 駆動時間単価9,450円
(82,950円+バッテリ増分11,550円 / 10時間)
第6位:ThinkPad X200s 7465RH6+9セルバッテリ 駆動時間単価9,128円
(63,800円+バッテリ代18,354円 / 9時間(以下に説明))
レノボのカタログ駆動時間は、工場出荷設定によるもので、それがまた、
贅沢に電力食う設定になってる事もあり、国内メーカーに比べると、かなり押しが弱い。
X200sの場合、用意された省電力設定を行うだけでも、Core 2 Duo SUで1セルあたり1.5時間なので、
CPUに省電力機能が無いこのCeleronモデルでさえ、1セルあたり1時間は割と普通に持つと思われる。
ところで今週は、レッツノートのN8/S8に触れない訳には行くまい。
ネットブックやCULV機への過剰反応から、通常電圧CPUを載せて来た訳だが、
その結果として駆動ベンチは、
①レッツN8の標準バッテリ(8セル)時:8時間26分
②X200sのCore 2 Duo SU、9セルバッテリ時:約13.5時間(ただし出っ張りは半端ない)
③レッツN8の軽量バッテリ時:4時間13分(公称値と①からの推測)
④X200sのCore 2 Duo SU、4セルバッテリ時:約6時間
(②と④は、①と同条件で計測。WXGA+なら、③と④の本体重量は、ほぼ同じ)
と、特に軽量構成での駆動時間の差は既存レッツユーザーを切り捨てるモデルチェンジに他ならない。
天板側こそLEDバックライト採用で薄くなったが、通常電圧を乗りこなすには、
パナソニックの排熱技術では本体側をより厚くする必要があったと見え、
それでもN8底面の手前左が45.8℃まで行ってたらしいが、
L2キャッシュが倍もあるSL9400を搭載し、遥かに薄型のX200sでさえ、
最も熱い処で28℃台だというのは是非、参考にして頂きたい。
HDMI付いたは良いが、液晶閉じたまま運用できる程の排熱性無しってんじゃ据置にもならない。
話をCeleronモデルのX200sに一旦戻しても、Core 2 Duo P8700を積むレッツN8/S8が、
ビジネス機としてよりパワフルだとは思わない。
何故なら通常ビジネス用途でのボトルネックはCPUではなく、
ユーザー自身であり、ユーザーインターフェースこそが能率に直結するからだ。
パナソニックやVAIO type Zが本気でビジネス機に進出したいなら、
海外高級機には付いてて当然のポイントスティックを避けては通れまい。
そもそもレッツに決定的に足りないのは液晶の表示品質であり、これはN8/S8になっても変わらない。
B5ノートでNTSC比50%遥かに超えるのは未だ、VAIO type TとX200sのWXGA+っていう
TMDパネル勢だけで、その流れを作った戦犯は、やはりちょっとやそっとじゃ動かせないって事かw
第5位:IdeaPad S12 駆動時間単価7,582円(41,706円 / 5.5時間)
第4位:Gateway EC1400 駆動時間単価7,100円(56,800円 / 8時間):
Celeron SU2300はデュアルコアかつ省電力機能付。
このCPUは今後、モバイル界のパワーバランスを大きく狂わす事間違いなし!
第3位:IdeaPad S10-2 1280x720pxモデル 駆動時間単価6,930円(41,580円 / 6時間)
第2位:VAIO W+大容量バッテリ 駆動時間単価6,618円
(42,460円+バッテリ代13,800円 / 8.5時間):
ソニーは長時間駆動時、バッテリーが出っ張るか否かでtype Tとの棲み分けを行いたいらしく、
スリムバッテリーとの駆動時間差がやたらにある。なのでROWA製スリムは純正より持つのかも。
第1位:Acer Aspire Timeline AS3810T Core 2 Soloモデル 駆動時間単価6,585円
(52,683円 / 8時間):
13.3型、1,366x768pxってノートはこれからも増えて行くだろう。
しかしAS3810Tも横幅は322ミリと、書類作業の傍らだと意外な程、机の場所を取る。
(12.1型のX200sが丁度A4用紙大であり、
縦横どちらかでもコレ超えると、可搬性も急激に悪化する。)
これは数年前、モバイルと作業性を両立すると評判だった14.1型1,400×1,050pxのノートよりも、
横幅で更に大きく、縦解像度のあまりの退化を考えると、低価格化、合理化の犠牲者は、
案外、メーカーだけではないのだと、思い知らされる。
短編レビュー~13型クラス編~
このセグメントは今後、
CULV+GS45チップ(グラフィックはGMA4500MHD、サウスブリッジはICH9M)
の主戦場となり、薄型筐体と長時間駆動を安価に実現したモデルが続々登場する。
CULVはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2、TDP10W、
現行の国内B5やThinkPad X301にも標準搭載)
ともなると、絶対出来ないって一般用途は
・リアルタイム・エンコ(圧縮しながらの録画など)
・3Dゲーム
くらいなもので、世間にはそれすらやらない人が殆どであろうから、
メイン機としても充分使える。
GMA4500MHDは強制コマ落ちさせる方式ではあるが一応、
ブルーレイにまで対応する再生支援を備える(XPでのフルHDはサポートしない)。
ICH9Mなら、ICH7Mを採用するHP 2140などとは違い、
インテルSSDのX25-Mを搭載しながらも転送速度が130~150MB/sで頭打ち
なんていう悲劇もない。
こうした事から、従来ならまずまずの評価を下せる国内勢にも、
価格や可搬性の面から厳しい評価にならざるを得なかった。
△NEC LaVie N(直販名LaVie G タイプN):
LaVie Nとdynabook CXの液晶は、発色はともかく、上下視野角が狭すぎる。
正面から少しでも上からだと画面が白く、下からだと黒くなってしまう。
両機共最早このサイズでは珍しく、LEDバックライトも選べない。
だからこそRadeon 3100(チップ内蔵)ながら、
デジタル出力無しってのが余計、痛い。
最近、フルHDでそこそこ見れる発色のモニタが2万円程度でもある訳だが、
そーゆーのはアナログ接続回路で手を抜いており、
実質、アナログでは使えない程の画質になってしまうので、
デジタル出力無しってのは安モニタとの併用不可を意味すると覚悟しておこう。
×東芝 dynabook CX(直販名CXW):
何時の間にか軽量・薄型のLEDバックライト液晶モデルも無くなり、
これ又、安く買わなきゃ意味が無いモデルになり下がってしまった。
キーボードもクリック感がない。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)、Radeon HD 4570、8GBメモリ搭載可能で、
一躍、このクラスのスペック番長に躍り出た。
UVD2による超解像度再生が出来る、唯一の2kg以下モバイルでもある。
(6月8日追伸:本日、AMD 785Gチップセット(デスクトップ用)が発表されました。
Radeon HD 4200を内蔵し、UVD2による超解像度をサポートするとの事。
ノート用も間もなくでしょうし今後、
安モバイルにも「超解像度+HDMI」の波が広がって行くと思われます。)
しかし動画なら最新Radeonってのが定説ではあるものの、
安定感からするとデータ更新用途のPCには、このオプションは、ちと怖い。
なにせ歴代Radeonには、
「○○したときにブルースクリーンになる事の解決」とか、
数年前の製品を対象にしたバグフィックスが、
今頃かよってタイミングで発表され続けているのだから。
(ただしRadeonを選ばないとデジタル出力無しなので注意)
一方、動画再生やWEB閲覧などのデータ消費中心で使うなら、
メモリ容量活かせるVista 64ビットだし、返って挑戦しがいがある。
Radeon HD 4570選んでも低負荷ならほぼ、無音だし、排熱もまあまあ。
ただし、type Sとdynabook CXは有線が未だ100BASEなのがセコイ。
①液晶解像度(直販でWXGA++選択可)
②パワー(CPU、GPU)
③バッテリー持ち
④重量
のバランスで、発表当時は世間を驚かせた。しかし、
ThinkPadやレッツノートなどと違って堅牢性の上に成り立つ数値ではないので、
その辺は差し引いて評価する必要がある。
それにしても①の縦解像度、ドットピッチが同じな、
type Z(WXGA++)と
ThinkPad X200s(WXGA+、Core 2 Duo)ってのは、
用途こそ異なるが良きライバルだ。
②のCPUは、X200sがSL9600(2.13GHz 6MBL2)、
ZはT9900(3.06GHz)まで選択できるが、
Zの方はCore 2 Duo Tシリーズを選んでしまうと、
「高負荷⇒排熱不足⇒クロックダウン」
となり安定して能力を発揮できない。
グラフィックの方は、3Dアプリやらなきゃぶっちゃけ、
GeForce 9300M GS(Zはオン/オフ可)もGMA4500MHDも大差ない。
(今や内蔵グラフィックでもデジタル出力できる機種は珍しくない)
3D気になるならそもそもゲフォのローエンドじゃ全然足りないし、
9300M GSはZの場合、最強を謳う為のアイデンティティに利用してるだけ。
SONYが優秀、ThinkPadの方は弱点とされて来た、③の駆動時間だが、
X200s(Core 2 Duo)は公称13時間(9セル)。
両社共、カタログ値との乖離が少な目のメーカーだが、
SONYはスタンバイ時の放電が尋常じゃない。
液晶パネルは両機同じTMD製で、発色はZ、疲れ難さはX200sだから
そこで性格が分岐し、④の可搬性がコンセプトされてる感じだ。
Zが比較的、全機能込みを追求したのに対して、
X200sは横解像度を削り(こっちが普通だが)、
光学ドライブはドッキングステーションに任せ、本体は
・より薄く、遥かに頑丈(セミラグド認定)
・重量1.1kg(4セル、SSD時)
と、極限まで可搬性に拘っている。
ただ、ビジネス機としてみるとZの場合、
海外高級機なら付いてて当たり前のポイントスティックが無いってのに
触れない訳には行かない。
娯楽用途にはtype Sがあるんだし(重量より超解像度再生を優先)、
これら3機の中でZは、どっち付かずな感じも否めない。
○Epson Endeavor NA802:
GeForce 9600M GTを搭載し、モバイルと名の付くPCでは最強の3D性能を誇る。
この機種はエプソンが一から開発した訳ではなくベアボーンなのだが、
これ程の熱源を抱えながらも静かで、低負荷時には熱くもならない。
NA802は薄型筐体なので、余計に難しいハズなのだが・・
筐体もシッカリしている。
XPS 13など個人向けノートと違いXPを選択できるのもウリ。
キーボードは慣れが要る。
・セミラグドPC(米軍認定の頑丈規格)最薄筐体
・WXGA+(日本のパネルメーカーへの特注品)
・他のThinkPadと違い、各国語シングルベンダで品質管理されたキーボード
・パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別仕様
と、ThinkPadはこのクラスにフラッグシップを置く。
しかしX301は、光学ドライブこそ内蔵出来るが、筐体薄さに特化した事の弊害で、
その他の実用性はX200s(WXGA+、Core 2 Duo)に及ばない。
CPU性能、駆動時間、静音性、ストレージが1.8″に限定される事、
カードスロットとドッキングステーションの有無などだ。
インテルが推進してる以上、WiMAXは使えるものになって行くと思われるが、
これは物理アドレスでやりとりするので、機器ごとのプロバイダー契約になる。
持ち歩くPCが常に決まっていれば内蔵タイプにすれば良いのだが、
そうでないと、カード型を複数PCで使い回す事になるので、
カードスロットが無いモバイルでは困るのだ。
この両機は画面の大きさに違いはあるが、違いはこの↓程度(左はX200)であり、
更にX200系はX301よりもキーボードと液晶の距離が近いので、
液晶の大きさを棚上げして選択しても間違いじゃない。
300カンデラのLEDバックライト液晶は光沢タイプで、
ピアノ天板ではThinkPadロゴの「i」の文字の点が赤く光っている。
SLシリーズはThinkPadというよりは、ThinkPad風のlenovo機で、
冷却ファンのスケジュールを見るに、
大和が開発に関わってるのは最後の拷問試験だけっていう、
継ぎはぎ状態だと思うのだが、
筐体小さ目のSL300は、それでもセミラグド基準をクリア出来ている。
人によってはファン音が気になるかも知れないし、
安ノートにはありがちだがサウンドチップがショボイので、
ヘッドホン使う時はUSB音源が別途欲しくもなるのだが、
キーボードなどは寧ろ、ハズレが出難い構造だし、
液晶もLaVie Nやdynabook CXよりかはマトモなの積んでるので、
トラックポイント入門としては、価格、サイズ含め最も抵抗がない良機だと思う。
この液晶サイズで軽量、通常電圧CPU(SP)、ポイントスティック付きとなるとコレ。
LEDバックライト液晶は発色、視野角、輝度、コントラストとも問題ない。
キーボードはマルチベンダなので、気に入らなければ別のを試す方法もある。
ただThinkPadなどよりも、筐体左側からの熱は感じる。
Dell Vostro 1320:調査中
パフォーマンス最大化モードの時に、
[チップ内蔵のGeforce9400MG]+[独立GPUのGeforce9200MGS(オプション)]
=[Geforce9500MGE]
となるHybrid SLI構成。動画も超解像度行ける。
SLIは対応ゲームでのみ威力を発揮し、
現状、チップ内蔵のみに近いベンチ結果となる事も多い。
液晶は、LEDバックライトを選択しても筐体厚さは変わらないが、
選択しないと、かなり発色の悪い液晶が宛がわれてしまう。
キーボードは変態。低負荷時でもパームレストが熱くなる。
省電力モード(チップ内蔵の9400MGのみ使用)ではファンは静か。
パフォーマンス最大化モードでは常時、ファンがまわり、高負荷時にはうるさい。
その他のバランスモードでは、バッテリー給電だと省電力モードに、
ACアダプタだとパフォーマンス最大化モードに自動的に切り替わる。
Studio XPS専任技術者によるサポートが受けられるので安心。
16.4ミリ厚のアルミ削り出しのタフボディ。
Vista Home Premium 64ビットのみ。
PCというよりは、オブジェとして売れている。
Core 2 solo SU3500(1.40GHz)を利用するCULV機で、
最厚2センチ弱の筐体、1.3Kgを安価に実現。
コストや重量を抑えたままの薄型筐体の為、剛性も足りないし、
冷却ファンを回すからか、TDP 5.5Wを誇るSU3500ながら駆動時間短い。
液晶は光沢。キーボードはたわむし、
Enterキーが縦1行分なのと、一番右にないのは要注意。
タッチパッドのボタンはシーソー式。
メモリスロットが1基の為、デュアルチャネル出来ず、 グラフィックには制約がある。
いろんな犠牲払ってまで薄型筐体にするからには、
見栄えを重視したんだと思うが、それなら同時に、
筐体質感も少しは上げとけよと。
Celeron 723(1.2GHz、TDP 10W)を利用する廉価版のX340もあるが、
コチラはさすがに、ファン音うるさいし筐体も熱くなる。
×Acer Aspire Timeline:ACERってだけで(ry
短編レビュー~10型以下、Atom機編~
△NEC LaVie Light:キーボード良し。液晶画質フツー。冷却ファン音うるさい。
○富士通 LOOX U:極小文字にはギラツキきついが、空いた時間を制する者こそ人生を(ry
×富士通 LOOX M:所謂、富士通製じゃないとなると利点が見当たらない。
◎東芝 dynabook UX:
・他のネットブック⇒5万円で売る為に10型の奴が出来ました。
・UX⇒10型で実用に耐える物を作ったら5万円になりました。
この差はデカイ。まさにネットブックの覇者!
◎SONY type P:
XPモデル追加。
type Pの8型液晶ってのは、16:10画面なら6.53型相当の液晶縦寸であり、
これじゃ縦解像度あっても快適な訳ないし、
Atom Z+US15Wチップな為、エクセルのシートをスクロールするだけでもっさり。
でもコレ、手帳代わりに使うものだからw
地味だが液晶(非光沢)、キーボード、排熱・静音性など、そつが無い。
筐体もシッカリしており、落下・水濡れに対応するメーカー保証込みでも低価格。
学生に電子辞書代わりとして買い与えるには持ってこい。
さしあたってメイン液晶は綺麗(光沢でギラツキなし)。
しかし光センサー液晶パッドを活かす為にはVistaとせざるを得ず、
中途半端に買い易くしたネットブック仕様が仇となり、
コレ自体は単なるキワモノに留まっている。
△Lenovo IdeaPad S10e:
特徴が似てるので、サポートのNECか?シッカリ感のS10eか?って処。
○HP Mini 2140(SSDモデル):
解像度、高速起動、堅牢性でネットブックを圧倒。
キーボード、静音性もまずまず。
しかしICH7Mでは折角のインテルSSDも、
転送速度が130~150MB/sで頭打ち。
これは同価格帯に続々参入するCULV勢には無縁の問題だけに、
2140の小ささとアルミボディに価値を見出せる人以外は、
早まらない方が良い。
×HP Mini 1000:静音重視の為、低温火傷に注意!
△DELL Inspiron Mini 10(HD解像度版):
VAIO type P同様、ファンレス機。
解像度、キーボード共、充分だが
こちらもAtom Z+US15Wチップな為、本格作業向きじゃない。
更にこちらはメモリも1GB固定だし。
あと、DELLのXPS以外の個人向けは、
直接苦情が言え、即納可能な店頭販売じゃないと選択肢に入らない。
△工人舎 SX:
機能詰め込み過ぎ。
サポートが期待出来ないんだから、もう少し部品点数減らして余裕を見るべき。
そうすれば逆に、こんな値段で売らなくて済む。
SXは用途と運次第では最高の選択にもなり得るだけに惜しい。
△工人舎 SC:幾ら3万円台タブレットでも、直接苦情が言えない通販では買うな!
薄型、長時間駆動、SSDによる耐衝撃、静音、ギラツキ少ない非光沢液晶
と揃ってるのだが、dynabook UXの登場で、ツマラン外装なんかやってる場合じゃなくなった。
高解像度+Atom N+XPへ移行するまでは最早、ASUSを本気とみなす訳に行かない。
ASUSには失うものが無い(大したB5シェアが無い)んだから上位モデルなら出来るハズ。
ギラツキ少ない非光沢液晶とスッキリデザインは評価できるが、
薄さ、駆動時間、耐衝撃でS101に劣る。
これではdynabook UXに客を持ってかれるの必至で、一時代の終わり。
△ASUS Eee PC 1000HE:
こっちはギラツキ非光沢液晶。大容量バッテリーをデフォで積む様なモデル。
△ASUS Eee 901-16G:
長時間駆動、SSDによる耐衝撃、ギラツキ少ない非光沢液晶は評価できるが、
今となってはキーボードやタイピング時のタッチパッド干渉が痛過ぎた。
解像度とCPUがネットブック仕様で、
GeForce 9300M GS(オン・オフ可)+HDMIな変り種。
娯楽系の方向に振るなら、
YouTubeの720pxが再生できるCPUと解像度がなければネタにしかならない。
筐体からハミ出たバッテリー(日本仕様は6セル標準の為)で1.55kgって重量
にしてまで、最長7時間駆動とするくらいならCULV+HD解像度で出直して来いや!
×ACERのネットブック:論外。PCの場合、世界シェアと信頼性は全く連動しない。
×MSIのネットブック:
基本的にネットブックの場合、非光沢液晶の方が目が疲れる。
このメーカーの液晶ギラツキは特に酷い。
10万円以下、10.2型以下PC、カラーカタログ!
ネットブックの普及で、PC持ち歩く事くらいは普通になってしまった。
せめて筐体カラーで自己主張したいって事で、
白、黒、銀以外が選べるものをご紹介する。
★NEC LaVie Light(光沢10.1型1024×576ドット、1.16kg、カタログ駆動3時間、
幅250x奥行176.5x高さ31.3-36.5ミリ):
筐体の殆どがパステルにカラバリされる威力は絶大で、
液晶ベゼルが細くなった今や、店頭で最も目を引くネットブック。
店頭では普通、冷却ファン音を確認出来ないので、余計性質が悪い。
図書館で使うには気が引ける場合もあろう。
家でヘッドホンしながら使う用なら反対はしない。
その分、排熱は良好なので、
購入1、2年で倒れていく台湾製を横目で見れるかもしれない。
その辺は、アフターで持ってるメーカー気質という事か。
★富士通 LOOX U 直販モデル
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間、
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):
18%OFFクーポン適用時93,316円~。
こちらも回り出せば、ファン音は負けてない。
が、落ち着いたトコで使う機種でもなく
(或いはヘッドホンしながら寝モバとか)、
キャラがそれ(ファン音)を許してしまう。
★東芝 NB100/HW(直販のXP+HDDモデル=シャンパンゴールド、
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):
店頭モデルだと直販とは逆に、シャンパンゴールドの方がVista+SSDモデル。
直販モデルは店頭モデル程、価格的融通は利かないが、その分
3年保証(パーツ保証、海外保証(制限付、持込))が標準で付くってのは、
モノが東芝製品なだけに、
トータルコスト(修理費含む)の大きな分かれ道にもなり兼ねない。
★SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット、588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間、
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):
今回紹介するPCの中では、特別スペックが低い訳でもないのだが、
type Pは唯一のVista機なので、モッサリが際立ってしまっている。
改善策として
・IE⇒Google ChromeなどのWEBブラウザ
・McAfee⇒Norton 2009など
・いらないサービスの削除
で、起動時間も半分になるのだが、ソニーがこれを出荷時に済ませとかないお陰で、
中古市場がエライ事になりそうな予感w
ま、ぶっちゃけ現行Atomノートがもてはやされるのは、
一般ノートにWiMAXが内蔵されだす今年後半までだろう。
通信が速くなると人間の欲望というものは、
HDストリーミングや高画質Skypeなどに向かうからだ。
デスクトップで先行してるDualCore Atom330だと、
YouTubeの「&fmt=22」でもCPU使用率50~60%
(GPUによる再生支援が有効になるローカルデータなら、
同じ動画が25~30%で済んでいた。)
って例もあるので現行Atomノートの購入は、
DualCore(ノート用Atomは9月より順次)とWiMAXに対応した筐体設計
までの繋ぎととらえた方が良く、
間違ってもソニスタで、倍額になる様なスペックアップを今、行うべきじゃない。
★lenovo IdeaPad S10e(光沢10.1型1,024×576ドット、1.38 kg、カタログ駆動5.3時間、
幅250x奥行196x高さ22-36ミリ):
売れてる理由はズバリ、価格に似合わないシッカリ筐体。
ただ、大和開発ではないので素ではこちらも、不要にファン音デカイ。
★HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition
(光沢10.1型1,024×576ドット、1.1 kg、カタログ駆動3.3 時間、
幅261.7x奥行166.7x高さ25.9ミリ):
こういうの↓をZEN-designでやられた日にゃ、日本の文化汚染が憂慮される。
それだけは避けたい。
★DELL Inspiron Mini 9(光沢8.9型1,024×600ドット、1,035グラム、
幅232x奥行172x高さ27.2-31.7ミリ、ファンレス+ゼロスピ):
日本語キーボードを選択するならキー配列に注意。
DELLからは
Inspiron Mini 10(10型。1,280×720ドット液晶追加予定)、
そしてAdamo 9(超薄筐体の9型版)が控えている!
★ASUS Eee PC S101(非光沢10.2 型1,024×600ドット、1.06kg、カタログ駆動6時間、
幅264x奥行180.5x高さ18-25ミリ)
★ASUS Eee PC 1002HA(非光沢10型1,024×600ドット、1.25kg、カタログ駆動4.1時間、
幅264x奥行181x高さ27.6-27.8ミリ):
台湾メーカーでもASUSだけは良心的な印象があるが、
Eee PC 1000H⇒1002HAでスタンダード10型液晶でも、
目が疲れにくいタイプに変更してくれたトコにもそれは感じる。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
この他にもMSIのWind Netbook U100や、Acer Aspire oneなどにカラバリがあるが、
前者は余りにも目が疲れる為、後者は安心して使い続けられるメーカーじゃないので、
割愛させてもらった。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
開発案件が忙しくなってきた為、当分の間、
今後の投稿は基本、週一で予定しております。
カワイイはつくれる!液晶も然り。
店頭でビジネス・ノートの液晶を見ると、
①階調が滑らかじゃない。
②発色が青い。
③発色が薄い。
と、散々な訳だが、既定がこうなってるのはある程度、ワザとである。
①は、グラフィック プロパティ⇒ディスプレイ設定⇒画面の色
の既定が16ビットになってる事が多いからで、
これは省電力と疲れ目対策(ディザリング点滅の抑制)が目的か?
②は、経年劣化では青が薄れるので、予め強くしてある。
(実際、劣化の少ないLEDバックライト液晶の機種、
例えば、フラッグシップのX200s、WXGA+やT400sなどでは、
発色の初期設定が青に寄ってない。)
③は非光沢液晶故で、写り込み気にせずに、輝度を落として使う用。
いずれも必要とあらば、簡単に改善出来るので、購入候補から外すのはもったいない。
今回は、その簡単をご紹介する。
まず①。これは「16ビット」となってる処を「32ビット」に変えるだけ。
動画では気にならないかもしれないが、写真見るなら必須である。
次に②。Calibrize 2.0という無料ソフトで調整する。
手順1:ダウンロードはこのページの「Click here to download」をクリック。
手順2:保存したセットアップ・ファイルをダブルクリックで実行。
指示に従い他アプリ閉じて、同意、インストール・フォルダ、アイコンの有無を順次選択。
手順3:Calibrizeを起動させ、「Next」をクリック。
手順4:コントラスト調整なのだが、これはノートでは必要なし。
同じく「Next」。
手順5:赤、青、緑の中に円があるのだが、それが最も目立たなくなる位置まで、
各スライダを動かす。液晶真正面に陣取り、画面中央で色調整しよう。
ビジネス・ノートだと↓の様な位置に来るかな?終わったら「Next」。
手順6:「Save」で保存。
②は以上。
③は完全に用途・環境次第だが、
低反射処理された光沢フィルムの貼り付けである。
光源が遠い場合でしか使わないなら、
文字もクッキリするので、事務用に貼っても間違いじゃない。
お勧めはエレコムのコレ。
目の疲れについては、流石に光興業程の効果はないが、
それでも10万円以下で売られるノートの様な写り込みは防げる。
取付方法は製品リンクにあるので省略するが、
フィルムは静電気で埃を集めるので、
ノートは大きなポリ袋の上に置き、
雨合羽着用でやった方が良いかもしれない。
単体モニタに付ける場合は、
シャワーで埃を流した風呂場で、裸になってやれとまで、言われているので。
目に優しい現行モバイルのランキング
白画面での(ギラツキ,写り込み)の減点形式で理由を記述する。
視野角に問題がある場合のみ、最後にもう1つ要素を付加する。
ランクS(目が疲れない)
dynabook NX(0,0) ThinkPad X301(0,0)
ランクA(チョイ疲れる)
LaVie Light(0,-1) dynabook UX(0,-1) VAIO type T(-1,0)
VAIO type G(-1,0) VAIO type Z(1,366×768)(-1,0) VAIO type S(0,-1)
レッツノートR8(-1,0) レッツノートW8/T8(-1,0) IdeaPad S10e(0,-1)
ThinkPad SL300(0,-1) ThinkPad T500/R500(WSXGA+、2ベンダ)(-1,0)
Inspiron Mini 9(0,-1) Inspiron Mini 12(0,-1) EeePC S101(-1,0)
EeePC 1002HA(-1,0) EeePC 901(-1,0) Aspire one(0,-1)
工人舎SX(0,-1)
ランクB(疲れる)
LaVie J(-1,-1) LaVie N(0,-1.5) LOOX R光沢(-1,-1) BIBLO MG光沢(-0.5,-1)
dynabook CX(0,-1.5) VAIO type P(-1,-1) VAIO type C(0,-1.5)
ThinkPad W500(WUXGA)(-2,0)
ランクC(目潰し。輝度を下げて使うべし!)
LOOX U(-2,-1) dynabook SS RX2(-3,0,-1) レッツノートY8(-2,0,-2)
EeePC 1000H、1000HE(-3,0) MSI Wind Netbook U100(-3,0) SOTEC DC101(-3,0)
LuvBook G1000(-3,0)
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
白画質以外にも目が疲れる要素はあるが、
白画面が多くなる、WEBでのテキスト読みにはぜひ、この表を参考にしてほしい。
マルチベンダなどで判断が難しい機種もあるが、確認次第、順次追加していく予定。
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