LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。
動画を中心に幅広く使える液晶を搭載したLaVie L 3D(詳細)を
既に所有しているものとして、
次にどんなPC買ったらPCライフがより充実するのかを考えてみた。
これによりLaVie L 3DというPCを別の角度から理解するのが目的だ。
■■リアル・モバイル
LaVie L 3Dがあればもう1台のモバイルに自宅での作業性は重要じゃない。
堅牢性(あるいは保証)は価格に見合ったものが要るにしても、
可搬性や駆動時間に特化したものを選ぶのもアリだ。
■Let’s note J10:
書類を一緒に持ち歩く方なら、J10の小ささは可搬性に直結しないので要注意。
■IdeaPad S205:
行く先々にACアダプタ置いとける方には良くまとまった機種。
無くて困らないサブノートならメーカー信頼性は二の次。
寧ろ今までPCが無かったシーンにまで普及させる価格が有難い。
■ThinkPad Edge 11″ インテル版(詳細):
ThinkPadはマウス持ち歩かなくて済むのが良い。
ホーム・ポジションで画面スクロール出来るので狭い表示領域も苦になり難い。
■Let’s note S10 / N10(詳細):
駆動時間を重視したら、おまけとしてCPUパワーも付いて来たでござるの巻。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細)
そもそもモバイルにCPUパワー求める用途なら
液晶の表示品質は良いに越した事ない訳で。
■■セミ・モバイル
負荷分散を図るのが目的であれ、
LaVie L 3Dを所有してる方なら、激安なだけで使用感が劣るものを買い足すのは
労力の無駄と理解するだろう。
HD液晶でリアルモバイルでもないとなれば、ただ安いだけでなく、
電源気にせず使い続けられるとか、デザインが洒落になるとか、
LaVie L 3Dにはないメリットが欲しい所だ。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
遠くない将来、5万円台前半で売られるだろう。
i5-2410Mで最長9時間駆動との事。
これまた、2台目PCだからこそお勧めできる。
■DELL Vostro V130:
Vostro全体がAdamo風デザインになって行ったのは意外だったが、
薄さではやっぱりV130。
■■高解像度モバイル
X201sを無いものとして考えると、このカテゴリは一気に難しくなる。
持ち出すには堅牢性が充分とは言えないVAIO SAやLet’s note B10を
重武装すると、可搬性という殆どそれしかない取柄を奪う事になるし、
パームレストの剛性たりないThinkPad T420sも素直に勧めづらい。
所有機がT520 フルHD版(詳細)であれば、無理してでもそれを持ち出すのだが、
LaVie Lは間違いなくそういう造りになってないので消去法でこの辺↓になるか。
■ThinkPad T420:
14型HD+はドットピッチでLaVie L 3Dと比較すると0.180⇒0.194ミリと「無駄」があるし、
本体も決して軽くないが、ThinkPadならインナーケースやマウス持ち歩く必要がないので、
全体としての可搬性はそれ程悪くないかと。
出っ張らない6セルバッテリー1つで公称8.5時間駆動するのも
今までのTシリーズには無い魅力。
■■一体型デスクトップ
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
LaVie L 3Dの一体型PC版みたいな液晶を搭載する。
これをワザワザ買い足す事の意義は負荷分散でしょうな。
排熱が悪かったり耐久性の低い部品を使ってるとは思わないが、
1日付けっぱで使える機種とまでは、それぞれが言い難い。
特に経年劣化した部品の交換に掛かる費用がThinkPadや自作系とは大違い。
■■セパレート型デスクトップ(モニタ別売り)
■lenovo H330:
いずれ4万円台前半で買える様になるだろう。
LaVie L 3Dがあればもう1台のPCに初期不良があっても気長に対処できるハズ。
作業性を損なわずに負荷分散を図るのであれば、この辺かうのが一番手っ取り早い。
■EPSON Endeavor MR4100(詳細):
省スペースながら、デスク用Core i の4発(かPhenomの6発)つめて、SSD+HDDと出来て、
排熱・静音性・信頼性にある程度、定評あるとなると多少割高でもコレしかない。
■Sycom Radiant VX2100Z68:
そもそも省スペースでなくて良いならこの辺が一番、PCとしては無難。
ココの「納入実績」ってトコには松下電器産業、ソニーなどPCメーカーがズラっと並ぶ。
つまりはそういう事だw
13.3型以下ノート(Atom機除く)用スペック解説まとめ。
ノートが安くなり複数所有当たり前になったし最早、14型以上を持ち歩く時代ではなかろう。
(筐体が13.3型相当のFMV-BIBLO MGは良いとしても。)
今回は、13.3型以下ノートのスペックに難癖付けて行きますw
まぁ運が良ければ、仕様見て機種ごとのコンセプトを判断したり、BTOのお役にも立つでしょうと。
■液晶解像度、表示品質:
高解像の方から
①WXGA++(1,600x900px)
②WXGA+(1,440x900px)
③WXGA(の1,366x768px)
④WXGA(の1,280x800px)
⑤XGA(1,024x768px)
がある。
縦解像度900ドットによりWEBブラウザにおいて、据置並の一覧性を確保するのが①と②。
これより縦解像度増やそうとすると現行モデルでは、
最小でも15.4型(その殆どが3kg級)になってしまう。
(在庫のみで終了のレッツノートY8除く)
CULVノートを東芝は、ネットノートと呼んでもらいたいらしいが、
ネットブックもネットノートも、一覧性からしてWEBでの情報収集が得意な機種ですらなく、
そもそもこの2つのカテゴリ名称に「ネット」が付くのは、
コンシューマ用途の筆頭がWEB閲覧であり、その用途をなめて掛かってるだけの話だ。
逆にCPUなんぞは、CULVなら他用途にも全然困らない。
13.3型以下に関しては、
①はVAIO Zのみ。②はThinkPad X301、X200s(X301以外はオプション)しかない。
これらは全て、TMDという日本メーカー製パネルを採用し、
X301は目が疲れ難い事重視、VAIO ZとX200sはそれに比べると発色重視(極僅かにギラツキ)。
この中でドットピッチはX301が最も大きく(0.199ミリ)、
VAIO ZとX200sは全く同じ(0.181ミリ)。
それぞれ所謂A4ノートより液晶とキーボードとの距離が近く、
コントラストのハッキリした優秀なパネルなので、
視認性でよく言うピッチ0.2ミリの壁ってのは、これら3機種に関しては当てはまらない。
(VAIO Wなんて更に1割程ピッチ小さい(0.164ミリ)けど、これまた意外に見易い。)
まぁこれらドットピッチが万人向けとは言わないが、
表示品質に関わらずこれらが問題となる人には、12.1″WXGAすらお勧めし難い。
XGAが多くのアプリの最低ラインであるのと同様に、
自宅に居てWEBで情報収集する場合に外付モニタ不要となる最低ラインは、WXGA+だろう。
ついでに、TMDパネルで有名なノートにはVAIO TTがあり、これが最も発色寄り(8ビットフルカラー)で、
逆にギラツキあるので事務用には向かない。
で、そのTTですら、発色青く色調整必要と感じさせてしまうVAIO Xがあると。
コレはAtom機だけど。ギラツキはVAIO TTと同程度。
軽量・省電力志向の本格モバイルに、据置並の発色を求めるのは酷な話で、
13.3型以下では、TMDの上記4機種とVAIO Xの綺麗さだけが例外。
これらは動画鑑賞してても、非光沢液晶である事すら忘れさせる域にある。
ちなみに非光沢液晶のモバイルには、ギラツキがあるのは普通で、
「グレア液晶の方が、目が疲れる」の図式は通用しない。
(非光沢ながらギラツキ皆無ってのは、上で触れたノートの他にはdynabook NXなどがある。)
一方、筐体小さいだけで「軽量化関係ない」所謂CULV機となると、話は変わって来る。
CULV機に採用されてる11.6型と13.3型の③1,366x768px液晶は、
グレア処理されてしまうと各社ノート間で発色に違いを見出すのは最早困難。
パネル設計が新しい事もあり、正面から見る分には発色、コントラスト共に申し分無い。
VAIO TTやX程の鮮やかさは当然無いが、
sRGB(すなわちNTSC比72%。動画は普通、これを基に製作される。)用途では寧ろ、
CULV機の方が肌色を自然に写すかも知れない。
ただ上下視野角が狭く、上から見ると白ボケ、下からだと黒くなるので、
ちょっとした姿勢変化にすら天板の角度調整は要るだろう。
①と③の16:9画面は、筐体横幅が結構あるので持ち歩きには要注意。
⑤の代表的機種はレッツノートR8。メモ帳開くだけでブラウザ隠れてしまうの必須だが、
極小筐体、実用的な縦解像度、視認性の良さを併せ持つ貴重なモバイル。
多くの学習ソフトがXGAベースで作られており、
それやる用なら、XGA超える解像度は疲れるだけ。
■LEDバックライト液晶:
最も威力を発揮するのが、輝度下げたときの省電力具合。
レッツノート S8/N8が、通常電圧CPU逝きながらも、
カタログ駆動時間稼げた最大のカラクリがココにある。
もしもX200に、大容量バッテリーに合わせた厚めの筐体と、LEDバックライトが与えられていたなら、
その他仕様が快適路線でないS8/N8では完全に埋もれてしまう。
LEDバックライトは経年劣化も少ないが、RGB LEDを採用する高級液晶と違い、
モバイルに採用(白色光源を液晶上下に配置するだけ)する意図は、軽量・薄型化のし易さにある。
■ユーザーインターフェイス:
ポイントスティックがあれば、マウスはリモコン代わりにしか使わないなぁ。
マウスと比べて、コピペやショートカット操作の手数も激減するし。
ポイントスティックが情報収集や動画鑑賞にまで必要な装備とは言わないが、
その操作に馴初めないなんて言ってる輩は、
プログラミングとか、良く練られた文章書く仕事にはそもそも就いてないだろw
キーボードにポイントスティックが付いた13.3型以下ノートには、
・VAIO P
・ThinkPad X301
・同 X200系
・HP EliteBook 2530p(とそのタブレットの2730p。これらは2ボタン注意。)
等がある。
キーボードに関しては以下の問題
・主要キーピッチ16ミリ未満
・キーストロークやタッチの軽さの割に、縦ピッチ広過ぎ(これだと不要なキーを押してしまう)
・極端にストローク浅くクリック感も無い(VAIO TTとか)
・キーストローク以上に大きくキーが沈み込む(たわみ。VAIO Gとか)
・キートップのグラツキ(X200系のCHICONY製とか)
さえなければ大抵、慣れるよ。悲しくもw
気分良くタッチタイプしたいなら、実際に触って自分にあったもの選ぶしかない。
■CPU:
今回は、現行のインテルULV(TDP10W以下)に絞って解説する。
・Core 2 Duo SU9600(2コア、1.6GHz、3MBL2、289ドル(1ku Bulk Budgetary Price))
・Core 2 Duo SU9400(2コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Core 2 Solo SU3500(1コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Celeron SU2300(2コア、1.2GHz、1MBL2、134ドル)
・Celeron M 743(1コア、1.3GHz、1MBL2、107ドル)
・Celeron M 723(1コア、1.2GHz、1MBL2、107ドル)
(以下断りが無ければ、CPU以外は同じ構成の機種を比較してると思って頂きたい。)
この中でSpeedstep無効なのはセレ723、743だけ。長時間駆動狙うにはかなりキツイ。
(dynabook MXの11.6型のは、そんなハンデがありながらも公称9.5時間を謳う。)
コンシューマ向けノートとしては、
&fmt=22(YouTubeの720p)のストリーミング再生が出来るCPUを積んでるか否かでは、
その価値は全く変わってくる。
&fmt=22にも処理の重さは色々あるが、
ここに挙げたULVで、&fmt=22が無理なのはセレ723と743だけだ(※1)。
これ積んだ機種はdynabook MXの11.6型でさえ、かなりの値崩れ必至で、
手軽な事務用という位置付け。
※1:CoreAVCというソフトを利用すれば、Atomですら&fmt=22が出来てしまうらしい。
そもそもインテル内蔵グラフィック以外ならFlashプレイヤー10.1からは、
GPUによる再生支援が使える様になる。
SU2300ではSpeedstep有効だが省電力機能は限定的で、
同じ筐体でSU9400⇒SU2300となる店頭モデルだと、軒並み駆動時間落とす。
富士通 LOOX Cでは9.2⇒6.2時間と落ち込みが激しく、
唯一、僅かに逆転が見られる同社 FMV-BIBLO Rでも、
メモリ4GB⇒2GBが効いてるせいだろう。
VAIO TT直販で言うと、SU9600でさえSU2300より駆動時間長い。
しかしSU9400⇒SU2300の処理能力は、これまでのCeleronとは違い、
より多くの用途で体感差を感じないで済む。
VAIO TT直販の様に元々13万円以上かつ、SU9400との価格差数千円って言われると旨みは無いが、
一般的にはCPU原価は何倍にもなってノート売値に反映されて来るので、
拘りがなければSU2300モデルから探し、浮いたお金でSSDってのが賢いやり方かも知れない。
逆に拘りがあるなら、モバイルのCPUは後からは交換し難いし、
交換し易いメモリやHDDより無理してでも、処理性能、駆動時間共に勝るSU9400以上逝っとけと。
SU9400は、ココにある中ではSU3500の次に駆動時間が期待出来る。
しかしシングルコアのSU3500と違い、SU9400ならCPU的には、メイン機すら充分勤まる。
普段から複雑な科学計算余儀なくされる科学者、技術者ならいざ知らず、
SU9400で不足とか、どんなキモオタだよw
まぁSU9400で遅いとか言っちゃってる輩は、重い処理以前に、
・Vistaの初期最適化による魔の一週間の只中に居る
・メモリ容量不足
・1プラッタあたりの記憶密度が低いHDD使用
・不当にCPU酷使するウイルス対策ソフト(McAfeeなど)使用
のいずれかである事が多いのだが。
SU3500は、SU9400の片コア無効にしただけなのでCPU原価は変わらない。
この中で唯一、TDP5.5Wなので排熱に余裕があるし、当然バッテリーは最も持つ。
一方シングルコアなので、この程度のクロック差では処理性能でSU2300にも負ける。
(スーパーπはシングルコアで処理される為、当然SU3500のが速い。
が、今時の重い処理なら、複数コアを利用する様に出来てるのが普通。)
X200sなどの、元々、快適性重視の機種には最低でもデュアルコアが欲しくなるが、
レッツノートR8の様にモバイルとして以外、使い様が無い機種には、
積極的にSU3500を選びたい。(レッツノートLIGHT)
SU9600とSU9400はどちらでも良いと思うが、積極的にSU9600選んだ方が良い場合ってのは、
駆動時間が多少犠牲になっても良いから、液晶綺麗なVAIO TTやWXGA+のX200sなどで、
&fmt=22のストリーミング再生に更なる余裕を持たせたいって場合くらいか?
これら2つのCPUでは限界付近の重い処理でしか体感出来る程の差は出ないし、
SU9600に出来てSU9400に出来ない処理なんて、探す方が大変だ。
実際、各社から発表されたばかりのWin7モデルでも、
ULV機の上位モデルは、殆どが未だSU9400。
■チップセット:
インテル4シリーズチップセット(GS45、GM45、GL40、PM45)なら、
現行SSDの転送速度をしっかり活かせるし、
デジタル出力できる機種も多く、デスクトップPCもウカウカしてると、セレ機に負けてしまう程。
グラフィック内蔵でもGS45、GM45のGMA4500MHDなら、
Vista以降でBlu-ray再生をサポートする。(フレームレート調整の形だが)
この辺はたとえセレ機でも、Atom機からのステップアップの大きな意義になる。
■メモリ:
未だにDDR3に移行していないモバイルってのは、やる気が無いか、
余程、部品在庫を抱えてるかしかあり得ない。(例えばレッツノートN8/S8)
仕様表のメモリの欄には必ず記載のある項目なので、
CULV機ならそこで、メーカーの意気込みをチェックして頂きたい。
メモリ容量はダウングレードXPなら、1GBx2スロットで充分。
大した事しない人が駆動時間重視なら512MBx2でも良い。
それ以上投資したければSSDに直行すべき。
XP以外を今選ぶなら、Win7の64ビットだろうが、
これはモバイルなら4GB、据置なら8GBが定番か。
■ストレージ:
お目当てのストレージ・メーカーでの納品が約束されてるノートは少ないし、
HDDの最小容量でBTOして、後で載せ替えってパターンを想定する。
転送速度重視やモバイル(耐衝撃性)するなら、東芝製SSDがお勧め。
リード最大230MB/s、ライト最大180MB/sを誇り、
安物と違って、使い込んでも遅くなり難い(だろう)。
容量64GBが24,800円。
逆に据置機に、速度より信頼性や容量を求めるなら、
ディスクからして自社設計の日立製HDDの500GBならハズレがない。
250GB/1プラッタと記憶密度分の速度出るし、7200rpm版もそろそろ出回る。
SSDにも既に信頼性はあるとする意見もあるが、Google辺りに試されるのと、
金融システムで長年データ突き合わされて来た実績を、同列に扱えるハズがない。
まぁどの道、バックアップ(ry
■通信:
無線だと、通信速度も重要だが、そもそも繋がり易さってのがノートにより違うので要注意。
海外メーカーの現行ビジネス機は、液晶べゼル上端にアンテナ数本組み込んであるのが多く、
繋がり易さからしても、伊達にべゼルが太い訳じゃない。
あと、出掛ける先や用途によって持ってくノートが変わる場合、
WiMAXを内蔵にしてしまうと、ノートごとの契約になってしまうので不経済だ。
この様な複数モバイルになってしまう可能性があるのならと言う事で、
Atom機にもExpressカードスロットを求めてしまう訳だが、これが又、絶滅危惧種なんだよなぁ。
小さくて使えるノートが欲しい場合には、今のうちにHPのmini 2140押さえておくべきかも。
■可搬性:
頑丈でなかったり(CULV機やVAIOなど)、頑丈になる為に筐体厚くしたノート(レッツノートなど)が、
そうでないもの(ThinkPadなど)より重量軽いのは当たり前だ。同じコストや素材だったなら。
重量が同じでもいざ、持ち歩くとなれば、
頑丈じゃなければハードケース要るだろうし、筐体厚ければ鞄への収まりが悪い。
駆動時間短ければ予備バッテリーやACアダプター、
ポイントスティック付いてなければマウスも合わせて持ち歩く事もあるだろう。
単純に本体軽いと言った次元では、可搬性は語れない。
■駆動時間:
カタログ駆動時間ってのは機種、スペックによる違いの他に、
メーカーに売る気があるか無いかってのも大きく影響して来る。
売る気のあるメーカーなら、JEITAの基準(PDF)さえ満たせば、
かなり有り得ない環境設定で駆動時間伸ばそうとする。有名ドコでは、
dynabook SS RXのバックライトOFF(半透過液晶故に許される)を含めたカタログ値や、
同じ仕様のノートを、国内向け、海外向けで公称値3時間も変えてるレッツノートW8などがある。
液晶こそが最も電気食いなのは解るが、何故にここまで暗くなる必要があるんだろ?
ってノートが多いのは、上記PDFの測定法b)として、「最低輝度での稼動」があるからだ。
そんなこんなで実駆動というのは、良くてカタログ値の7~5割ってのが普通なのだが、
何故かThinkPadだけは、開発側(日本IBM敷地内の大和事業所)と販売側(レノボ)
の歩調が取れてないせいか、
工場出荷状態(これが又、不当に電気食いな設定なんだわw)での測定を公言するせいもあり、
無線使ってのWEB閲覧程度ならカタログ値を上回る事すら珍しくない。
それにしても重い処理の方、測定法a)ってのも今時、
320x240px動画を20カンデラで再生とか、ぬる過ぎだよなぁ。
俺なんてついつい、全画面(1440x900px)&最大輝度(250カンデラ!)で見ちゃうもんなぁ。
まぁ、重量1.1kgのモバイルでの話だけどw
■頑丈さ:
同機種100台の内、1台しか生還できない災いがあるとして、
頑丈になる事によって生還率が倍になったとしても、
助からない確率は、たった1%減るだけだ。
VersaPro UltraLite VMは150kgf面加圧クリア⇒点加圧は25kgfレベル
FMV-BIBLO Rは200kgf面加圧クリア⇒点加圧は35kgfレベル
という事例もある。
そう考えると何処までの頑丈さが必要で、コストを掛けるのが適切かってのは、
ノートを開発・販売する当事者(メーカー)の意見だけ聞いててもホントの処は解らない。
HDDの代わりにSSD積んでればデータだけは守れるとする見方もあるし、
幾らCULV機がヤワだったとしても、
その分、価格が安いんだから服着替える様に買い換えれば、良い気分転換になるとも言える。
壊れ易くても保証が万全な為、何とか持ってる大メーカーもある。
まぁ私に言える事は、ユーザーが対価払ってまで買う価値のある頑丈ノートは、セミラグドPCだけだ。
手軽にROMれるモバイルが欲しい。
新しいレッツノートはスペック厨に人気だが、実際はこんな↓。
機種・・・・重さ(軽量構成)・・解像度(パネル特徴)・・駆動時間(BBench同設定)
レッツN8・・1.105kg・・WXGA(発色はレッツの域出ない)・・4時間13分(P8700)
VAIO Z・・1.39kg・・WXGA++(TMD製で発色重視)・・・・3時間43分(P9700時)
X200s・・・約1.1kg・・WXGA+(dpiまで含めて上に同じ)・・約6時間(SU9600時)
機種・・・・最厚部・・・・頑丈さ・製品サポート・・・・・・・・ソフトウェア信頼性
レッツN8・・41.1ミリ・・セミラグドに満たない(パナ判断)・・・安定Ver決め打ちで親切
VAIO Z・・・33ミリ・・・ソニー規格(笑)・・・・・64ビットOSで互換性よりメモリ活かす
X200s・・・28.7ミリ・・セミラグド+日本IBM・・Windows自体がThinkPad上で開発されてる
(マイクロソフト Super Validation Customer プログラム。他はDELL、hp、東芝のみ)
まぁX200sにレッツ並の筐体厚、VAIO並の頑丈さのいずれか一方でも許されるなら、
重量は800グラム切ってるなw
(ThinkPadは頑丈さを維持したまま筐体薄くする為に、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる。)
と、お約束の前置きはこの位にして今回は、これら立派なモバイル持ってる人でさえ気になる、
情報収集専用機をご紹介。
とは言えメモくらい取るだろうし、いざとなればタッチタイプ可能なもの。
紹介の前にまとめておくが、Celeron⇒Atomで最も大きいスペックダウンは、
SSDの転送速度が130MB/secまでには頭打ちになる処。
Atom N系はICH7Mのせいであり、Atom Z系(のUS15Wチップ)に至っては、
そもそもPATAしかサポートしておらず、アタリ/ハズレの大きい変換基板に頼らざるを得ない状況で、
この場合、良くて100MB/sを少し超える程度。
蛇足だがSSDは、普通に通販出来る様になった東芝製がお勧め。
高速(リード最大230MB/s、ライト最大180MB/s)かつ手軽な価格(MLC)で、
モバイルには64GBで充分かと。
続けて、Atom N系⇒Atom Z系での大きなスペックダウンはUS15Wのグラフィック周り。
エクセルシートのスクロールでさえもたつき、XPだとOSすら安定しない。
ところがWin7既定ドライバでなく、Intelが開発したWin7用ドライバなら我慢できるとの情報が。
これ見極めるまで当サイトでは、VAIO Xを選択肢に残したいと思う。
★NEC VersaPro J UltraLite タイプVS:
・15.8-23.9ミリの極薄筐体(アルミ)
・ファンレスかつ、キーボード下に熱源が無い構造
・ポイントスティック
・東芝製SSD(ただし転送速度は、リード、ライト共、100MB/sを少し超える程度で頭打ち。)
がウリ。
一方、Atom ZとXPの組み合わせ、無線LANに不安定要素。
無線LANに関しては、メーカー対応がある様だ。
US15W問題に関してはWin7を検討される方が多いだろうという事で、
ここでWin7絡みの記事を紹介しておく。
②テストしてみたらWindows 7はVistaよりほんのちょっぴり速いだけだった
①はWin7が、レノボ、DELL、HP、東芝製PC使って開発されてるって実例。
②はまぁ、その程度だろうねぇ。コア同じだし、Vistaもメモリ食い以外は駄目な子でもないし。
問題は③。
Win7がやらなきゃならないのは普及を即す事であり、
これ無しにソフト、ハードの互換性、安定性向上も無い訳だが、
XPダウングレード権はあるのに、XPから直接アップグレード出来ないってのは、
かなり致命的。
世界的不況で大企業のPC入替は、かなり限定的に進んでく訳だが、
その少数導入分だけをWin7ってんじゃ管理もメンドイしで、
とりあえず当分、ダウングレードXPが選択されるだろうから、
マイクロソフトの強気戦略は、この景気局面のままでは裏目に出てしまう。
★NEC VersaPro J UltraLite タイプVC:
12.1型ノートにあって、軽さ・駆動時間が図抜けてる。
以上2台のVersaPro最大の問題は、直販専売な為、価格が崩れない事。
・11.6型LEDバックライト液晶
・ Intel CULV SU4100
・DDR3メモリ
・HDMI出力
・6セルバッテリーで9時間駆動(公称)
・450ドル~
>NXは壁紙にもこだわりました。通常より省電力効果のある壁紙を搭載しています。
液晶程に電気食いの箇所も無い訳だし、なるほど。
TNパネルは白背景時に最も省電力なんだが、このNX程、白が目に痛くないモバイルは無いんだわ。
その辺が今回投稿に、12.1型ながら選出する理由である。
★VAIO W:
ネットブック故に重量、駆動時間、頑丈さなど、最初からやる気無いが、
A4用紙より縦横ハッキリ小さい筐体と余りに手頃な価格は、やはり魅力。
ドットピッチ0.164ミリは、小型筐体でこれだけ液晶が近くに来ると、
意外にも万人ウケしそう。これで文字小さいとか思われるなら情報収集には、
dynabook UXなど縦600ドットへは行かず、素直に12型液晶行くべき。
★VAIO X:
今までのAtom Z機が使い物にならん事くらい、VAIO Pで懲りたソニー自身が一番良く解ってるだろ。
でも今回、Atom Z機に敢えてフルカラー液晶載せて来るからには、
Intel開発のWin7ドライバが余程、調子良いんだろうよ。(思いの外、TTが売れず、元パネル流用じゃないよね?)
まぁこの薄さ、駆動時間、軽さなら、Atom Zという冒険を犯す価値もある。
買う側も既にX200sとか持ってれば、寧ろVAIOには道具以外の要素を求めるハズで、
少しばかり快適さが犠牲になる覚悟くらい、とっくに出来てるぜ!
筐体幅229ミリだし、それ置いた机が広いの何のって。
縦768ドット、ドットピッチ0.206ミリってのも無理が無いし、
ROMには横解像度イラネ。
この用途には、積極的にTDP5.5WのCPUを選びたい。
★工人舎 EX:
どーしても光学ドライブ必要な人なら、タブレット型にしては軽い方。
と、早い話が万人向けじゃないw
絵描き用途以外にタブレット型と言うと、ネモバに使おうと考えてる方が多いだろうが、
布団に包まって寝落ちしてしまうと火事にもなり兼ねないのでお勧めしない。
そういうのには、最近出てきたLED バックライトの外付モニタ(例えば重量3kgしかないコレ)を、
モニタアームで使うのが正しいかと。(安モニタへはデジタル出力必須。)
液晶サイズ、解像度が同じVAIO Wと違い、
こちらはスリムバッテリーでの駆動時間(長くはないが)と頑丈さで本物をアピール。
非光沢液晶やミスタッチし難いキーボードなど、やっとビジネスモデルっぽくなった。
5101が本体8万円を正当化できるのは、これらガワにコストが掛かってるからで、
高速SSD搭載はおまけと捉えるべき。このSSDは他PCに移殖してこそ、お買い得感が増す。
何度も言う様に転送速度上限のあるAtom機に高速SSDは過ぎた装備であり、
耐衝撃が目的でSSD搭載するにしても、Atom機にはもっと安いので充分だ。
たとえHDDでも今時の500GBなら、Atom機が馬鹿にする程遅くも無い。
(HDDは、ディスクから独自開発の日立が信頼性で図抜けてる。
一方、静音で評判の東芝は、WDやサムスンと同じメーカーのディスク/ヘッドを採用。)
・CULV
・11.6型LEDバックライト液晶(1,366x768px)
・最大5GBのDDR3メモリ
・最大9時間駆動
光学イラネなら、軽さ(1.48Kg)と駆動時間(公称6.5 時間)で工人舎よりコッチ。
ただし41.4ミリ厚の筐体は、タブレット型で使うにはキツイかも。
★Gateway EC1400-31K(詳しい画像はコチラ):
筐体サイズからして、B5ノートお持ちの方がワザワザ買い足す機種ではないが、
この駆動時間(公称8時間)、パワー(デュアルコア)、価格(5万円台)では、
紹介しない訳にも行かんでしょう。
サイズやスペックが近いSatellite T115やPavilion dm1が、どこまでEC1400の価格に迫れるか見もの。
ここで、デュアルコアかつ省電力機能付で話題のCeleron SU2300(1.2GHz)について解説しておく。
Core 2 SUからL2キャッシュが3MB⇒1MBと減っているが、
実はインテルやAMDがCPUを製造する場合、L2容量はかなりハッキリしたコスト要因になる。
発熱や消費電力もL2が大きい程、不利だ。
それでもインテルがCore 2でL2に拘るのは、サクサク感が絡んで来るからで、
以上の事からインテルは、一般人がメイン機に求める快適さの境目を3MBと考えてると捉えて良い。
(伝統的には、L2にL1との重複データを含む分、AMDより大きなL2容量を必要とし、
コア間のL2共有も両社で異なる。)
Core 2に比べ、クロック、L2が省電力上優位に作用するSU2300だが、
VAIO TTの駆動時間の脚注見てると、
Core 2の省電力機能そのままを与えられてないのは確実で、
クロック、L2で負ける同じデュアルコアのSU9400、SU9600よりは電気食いと出ている。
やはりSU2300は、経済的余裕のある方が何らかの意図で選択する類のCPUではない。
上記EC1400の、Acerかつタブレット型ヴァージョン。マルチタッチ対応。
駆動時間単価が安い、モバイルランキング!
CULVノートが登場するまでは、モバイルの高価格を正当化するのは駆動時間であった。
長らく続いたその法則が崩れた半年を振り返るべく今回は、
バッテリー1時間駆動あたりの本体価格が安いモバイルを調べてみた。
本投稿では、
・13.3型以下、一応XGA以上の解像度の液晶を搭載するモデルが対象。Atom Zは除外した。
・駆動時間は基本的にカタログ値を使用。
・その駆動時間を実際に叩き出した構成(CPUなど)や、最長駆動構成での価格を採用。
・直販モデル以外は、価格.comにおける最安価格(10月3日現在)を採用。hp直販は送料込。
・大容量バッテリーが存在するモデルでは、その場合の駆動時間、バッテリー込価格でもエントリー。
・そもそも10万円位まで(バッテリー込)で買える構成に限る。
それでは、カウントダウン形式で行ってみる。
第25位:dynabook CX Core 2 Duoモデル 駆動時間単価27,843円(本体94,668円 / 3.4時間駆動)
第24位:HP TouchSmart tx2 駆動時間単価25,921円(82,950円 / 3.2時間)
第23位:VAIO type S Celeronモデル(で10万以内) 駆動時間単価25,657円(89,800円 / 3.5時間):
ソニーと言えば、今週の話題はコレ↓だろう。
電源のワイヤレス化に成功–50cm離れた機器へ60Wの電力を供給
今はたった50cmでも、駆動時間無制限に向かう道のりにあっては、
半分以上踏破したも同然だ。
天板にソーラーパネルとかも含めて、今後はこの分野で日本がリードして行くのだろう。
第22位:Dell XPS13 駆動時間単価21,734円(99,979円 / 4.6時間)
第21位:ASUS UX30 駆動時間単価20,915円(99,769円 / 4.77時間):
基本、バッテリー交換出来ない機種らしいので要注意。
ASUSに関しては、デザインや質感はともかく、
日本メーカー程度の安心感はある。これは社風だからしょうがない。
第20位:HP ProBook 4310s Core 2 Duoモデル 駆動時間単価20,370円(101,850円 / 5時間)
第19位:HP Pavilion dv2 駆動時間単価20,300円(73,080円 / 3.6時間)
第18位:LaVie J タイプN 駆動時間単価18,875円(79,275円 / 4.2時間):
コストダウンの為にAMDチップ積むモデルは、やはり駆動時間でキツイ。
綺麗液晶なり、デジタル出力さえあれば、グラフィックパワーも活きるのだが・・
第17位:HP Mini 5101 SSDモデル 駆動時間単価16,590円(82,950円 / 5時間)
本体10万以内でマトモなSSD積む希少モデル。
耐800kg級の頑丈さってのは、点加圧でもThinkPadに迫る勢い。
EliteBookの様にポイントスティックあったら、戦いを終わらせられるポジションにある一台。
第16位:ThinkPad X200s 7465RH6(Celeron、XPモデルで10万以内)
駆動時間単価15,950円(63,800円 / 4時間)
第15位:MSI X340 Super 駆動時間単価15,142円(53,000円 / 3.5時間)
第14位:IdeaPad U350 Core 2 Soloモデル 駆動時間単価14,476円(72,383円 / 5時間):
残念ながらキーボード、排熱共に、ThinkPadレベルには程遠い。
第13位:工人舎 EX 直販最小構成 駆動時間単価13,288円(59,800円 / 4.5時間)
第12位:VAIO W 駆動時間単価12,131円(42,460円 / 3.5時間)
Atom Z(のUS15W)って地雷がある訳でもあるまいし、
とうとうWXGAモバイルも、4万が在り来たりの時代に突入してしまった。
Timelineなどの様にCore 2採用するか、X200sの様にトラックポイント付いてる事で
やっと付加価値が付けられて6万とか、これではチョット、メーカーが心配になる。
サポート頼みの客ヅラも、そろそろ改める時代ですよと。
第11位:DELL Inspiron 11z(大容量バッテリ選択) 駆動時間単価11,705円
(64,980円+バッテリ増分5,250円 / 6時間)
残るはいよいよベスト10。
第10位:ASUS U20A 駆動時間単価11,262円(93,480円 / 8.3時間)
第9位:Let’s note LIGHT R8 駆動時間単価10,997円(87,982円 / 8時間):
低価格ながら、最もレッツらしいレッツ!
N8/S8登場も、駆動時間の為に液晶表示品質まで犠牲にしているレッツにとっては、
小さい事こそが正義だからだ。
第8位:Gigabyte T1028X 駆動時間単価10,046円(65,300円 / 6.5時間)
第7位:HP Mini 5101 SSDモデル(6セルバッテリ選択) 駆動時間単価9,450円
(82,950円+バッテリ増分11,550円 / 10時間)
第6位:ThinkPad X200s 7465RH6+9セルバッテリ 駆動時間単価9,128円
(63,800円+バッテリ代18,354円 / 9時間(以下に説明))
レノボのカタログ駆動時間は、工場出荷設定によるもので、それがまた、
贅沢に電力食う設定になってる事もあり、国内メーカーに比べると、かなり押しが弱い。
X200sの場合、用意された省電力設定を行うだけでも、Core 2 Duo SUで1セルあたり1.5時間なので、
CPUに省電力機能が無いこのCeleronモデルでさえ、1セルあたり1時間は割と普通に持つと思われる。
ところで今週は、レッツノートのN8/S8に触れない訳には行くまい。
ネットブックやCULV機への過剰反応から、通常電圧CPUを載せて来た訳だが、
その結果として駆動ベンチは、
①レッツN8の標準バッテリ(8セル)時:8時間26分
②X200sのCore 2 Duo SU、9セルバッテリ時:約13.5時間(ただし出っ張りは半端ない)
③レッツN8の軽量バッテリ時:4時間13分(公称値と①からの推測)
④X200sのCore 2 Duo SU、4セルバッテリ時:約6時間
(②と④は、①と同条件で計測。WXGA+なら、③と④の本体重量は、ほぼ同じ)
と、特に軽量構成での駆動時間の差は既存レッツユーザーを切り捨てるモデルチェンジに他ならない。
天板側こそLEDバックライト採用で薄くなったが、通常電圧を乗りこなすには、
パナソニックの排熱技術では本体側をより厚くする必要があったと見え、
それでもN8底面の手前左が45.8℃まで行ってたらしいが、
L2キャッシュが倍もあるSL9400を搭載し、遥かに薄型のX200sでさえ、
最も熱い処で28℃台だというのは是非、参考にして頂きたい。
HDMI付いたは良いが、液晶閉じたまま運用できる程の排熱性無しってんじゃ据置にもならない。
話をCeleronモデルのX200sに一旦戻しても、Core 2 Duo P8700を積むレッツN8/S8が、
ビジネス機としてよりパワフルだとは思わない。
何故なら通常ビジネス用途でのボトルネックはCPUではなく、
ユーザー自身であり、ユーザーインターフェースこそが能率に直結するからだ。
パナソニックやVAIO type Zが本気でビジネス機に進出したいなら、
海外高級機には付いてて当然のポイントスティックを避けては通れまい。
そもそもレッツに決定的に足りないのは液晶の表示品質であり、これはN8/S8になっても変わらない。
B5ノートでNTSC比50%遥かに超えるのは未だ、VAIO type TとX200sのWXGA+っていう
TMDパネル勢だけで、その流れを作った戦犯は、やはりちょっとやそっとじゃ動かせないって事かw
第5位:IdeaPad S12 駆動時間単価7,582円(41,706円 / 5.5時間)
第4位:Gateway EC1400 駆動時間単価7,100円(56,800円 / 8時間):
Celeron SU2300はデュアルコアかつ省電力機能付。
このCPUは今後、モバイル界のパワーバランスを大きく狂わす事間違いなし!
第3位:IdeaPad S10-2 1280x720pxモデル 駆動時間単価6,930円(41,580円 / 6時間)
第2位:VAIO W+大容量バッテリ 駆動時間単価6,618円
(42,460円+バッテリ代13,800円 / 8.5時間):
ソニーは長時間駆動時、バッテリーが出っ張るか否かでtype Tとの棲み分けを行いたいらしく、
スリムバッテリーとの駆動時間差がやたらにある。なのでROWA製スリムは純正より持つのかも。
第1位:Acer Aspire Timeline AS3810T Core 2 Soloモデル 駆動時間単価6,585円
(52,683円 / 8時間):
13.3型、1,366x768pxってノートはこれからも増えて行くだろう。
しかしAS3810Tも横幅は322ミリと、書類作業の傍らだと意外な程、机の場所を取る。
(12.1型のX200sが丁度A4用紙大であり、
縦横どちらかでもコレ超えると、可搬性も急激に悪化する。)
これは数年前、モバイルと作業性を両立すると評判だった14.1型1,400×1,050pxのノートよりも、
横幅で更に大きく、縦解像度のあまりの退化を考えると、低価格化、合理化の犠牲者は、
案外、メーカーだけではないのだと、思い知らされる。
スリムで長時間駆動のモバイルが欲しい。
それにしてもデュアルコア、GMA4500MHD、公称8時間駆動のモバイルが6万円スタートって・・
いや先日発売されたGateway EC1400-31K(11.6型。Timeline 1810Tの派生機種)の事なんだが、
Celeron SU2300ってのはデュアルコアかつ省電力機能付らしいし最早、
日本で開発されたモバイルに強みは無いとまで思われる方も居られるのでは?
しかし見た目スマートなモバイルってカテゴリなら、まだまだ独壇場だって事を再認識したので、
その報告がてら今回は、以下の条件全て満たすモバイルをご紹介する。
①無線WEBで5時間以上の駆動が期待できる。
②その際、外寸が変わる大容量バッテリーでのクリアは不可。
③筐体の最厚部は3センチ以内。フットプリントはA4用紙程度まで。
④重量は当然、1.5kg以内。(大容量バッテリーでクリアする場合はそれも含む)
(最厚部はメーカー公表値を使用。突起部含むか否かはメーカーによる。)
まぁTimeline 1810Tにしたって②以外は満たす(285(幅)x204(奥)x22.1-30(厚)ミリ、1.35kg)のだが、
3セルバッテリーでもっと小さく(284 x 198 x 22.1-25.4ミリ、1.2kg)出来るってのは、
始めから大容量バッテリー(日本仕様で標準で付いてくるもの)前提で筐体設計する場合に比べ、
液晶サイズや排熱で損してるのは明らかだしなぁ。
★NEC VersaPro UltraLite VC(の内、Core 2 Duoモデル。
公称6.1~10.5時間駆動、最厚29.8ミリ、868グラム~):
150kgfの面加圧、25kgfの点加圧試験をクリアするなど、一通りの堅牢性は勿論、
スクラッチリペア機能↓も備える。
違和感の無い性能、作業性を確保した、最軽量モバイルと言える。
尚、VersaPro UltraLite J タイプVMもこの条件を満たしはするが、
この機種は売れ残ったLaVie Jの筐体部材を吐く為に存在する様なモデルなので、
敢えてお勧めはしない。
★東芝 dynabook SS RX2の大容量バッテリー搭載時
(無線WEBでの駆動は5~7時間程度。最厚25.5ミリ、978グラム~)
★東芝 dynabook NXの大容量バッテリー搭載時
(最長11.5時間、最厚29.9ミリ、1.39kg~):
RX2、NX共に、大容量バッテリーでも外寸変わらず。
ただRX2の方は、カタログスペック(筐体薄さ、駆動時間)上げる為に
犠牲になった部分(液晶、静音性)が大き過ぎ、このどちらかで迷う方にはNXだろう。
逆にRX2買って良かったと思う方が居るとすれば、始めからNXなど厚いのには目もくれないハズ。
★SONY VAIO type G(最厚27.2ミリ、898グラム~):
Core 2 Duoモデルなら、軽量バッテリーでも駆動時間をクリアしそう。
どーせ大容量バッテリーでも、外寸は変わらない。
type Gもビジネスモデルと言いながら、薄型化の為にバッテリーレイアウトに凝った事もあり、
キーボードが犠牲になっている。
ところでVAIO Xってのは、type Gの後継っぽい。
そもそも液晶、キーボード、駆動時間、堅牢性さえマトモなら、
ビジネスモバイルにAtom Nってのは全く困らないし、
極限まで無駄を省いてスリムになってくれると、ゼロ戦を駆る様で気持ちも引き締まるってもんだ。
まぁ実際のVAIO XにはCore 2 Duo SU4100かSU7300が載るってのがメーカー筋の話。
VAIOなので堅牢性はそれなりだろうが、この薄さ(最厚部14ミリ)、軽さ(680グラム)は、
台湾メーカーは勿論、ThinkPadやHPでさえ、追いつけないの確実!
★ThinkPad X200s(の内、Core 2 Duo SUモデル。
無線WEBでの駆動は6時間程度。最厚28.7ミリ、1.1kg~。(それぞれ4セルバッテリーでの値)):
キーボード上端から直接はえる太い液晶枠には私自身、未だに違和感を感じる。
それとて道具としては正当化できる事なのだが、
「これからカッコ良く、モバイルでも始めてみるか」って方には、
今回挙がらなかったVAIO type T(最厚が僅かにオーバーする)の方がまだ、
目的には合致するだろう。
type Tのキーボードは、既にモバイルを必要としてる方には耐え難いかも知れないが、
液晶のあの緑の発色、あれはモバイルには反則過ぎる!
ThinkPadに話を戻すと、例によってまた直販で、「祭」と言われる激安販売をやっている。
が、条件(13日までのは2台組)があるとは言え、
自分の持ってるノートが二束三文で売られてるの見て喜ぶユーザーは誰一人居まい。
ThinkPadにはまだまだ、他社で代用できないモデル、例えば
・X200sのWXGA+、Core 2 Duoモデル
・X301のSSDモデル
・T400のHN LEDバックライト液晶モデル
・W700のキャリブレーション機能付モデル
など、あるにはあるが、それ以外は最早、名実共に、
職場に大量導入するノート以外の何者でもなくなってしまった。
上で挙げた本気モデル以外は、品質のバラつきも否めない(マルチベンダ)。
まぁ無保証で購入するならThinkPad程、頼りになるノートもまだ無いから社会的意義は非常に高いが、
少なくとも本気モデル以外に関しては、所有欲を満たせる類の物で無い事を覚悟して購入して頂きたい。
私は最近、信頼してるある方から「発言が偏ってる」と指摘を受けました。
当サイトにおける発言に関してなら、批判は甘んじて受けましょう。
私は利害に左右されず(当サイトに広告収入は無い!)、思った事を書いてるだけですから。
グラフィック、モバイル性、低価格が揃ったノートが欲しい。
ライトユーザーというものは、いきなりエンコや多重処理(これらは主にCPU依存)をしたりはしないが、
ブルーレイを「コマ落ち無し」で再生できる事くらいなら望む可能性はある。
OS認識上限メモリ、高速SSDなど、体感速度を向上させる要素は他にも幾つかあるが、
それらや外付ドライブは、大抵のノートなら後から何とでもなる一方、
グラフィックってのはノートの場合、ユーザーにとってのPC寿命を決めてしまい兼ねない。
そこで今回は、14.1型液晶以下、10万円未満の強力グラフィック搭載ノートを探してみた。
まぁ強力といってもミドルレンジを載せるモデルは無いので、最新3Dゲームがバリバリに出来る程ではない。
掲載価格は投稿時点のもの。
★SONY type C 直販モデル(14.1型、GeForce 9300M GS):
Vista Home Premium 64ビット、Core 2 Duo P8600(2.4GHz)、2GBメモリ、250GBHDD、
スーパーマルチ、無線a/b/g/n+青歯、3年保証(落下対応はプラス8千円)で84,800円~。
液晶はtype N同様、他社同価格帯より劣り(バックライト1灯、上下の狭視野角に加え、
他社より白飛びが酷い。)、type Cではデジタル出力も出来ない。
そもそもtype Cの場合、
唯サイズがコンパクトなだけで、モバイルを意識した頑丈設計にはなってない。
★ThinkPad R400(のRadeon HD 3470(ON/OFF可)搭載モデル。14.1型):
Celeron 575(2.00GHz)、Vista Home Premium、Radeon HD 3470、2GBメモリ、160GBHDD、
コンボドライブ、インテル WiFi Link 5100(a/b/g/n)で、一般直販62,895円~カスタマイズ可能。
DELLのLatitude E5400と違い、GeForce 9200M GSだったり、WXGA+のLEDバックライトが選べなかったり
という、上位モデルとの露骨な差別化が無いのがウリ。
上位(T400)との違いは軽さと筐体厚、天板素材が主で、保守マニュアルや拡張部品すら共用。
今回紹介するノートはスペックはともかく、価格のせいでキワモノ揃いなので、
所有PCが1台の場合には、このR400辺りが無難である。
デジタル出力はドック経由。
★ThinkPad SL400(のGeForce G105M搭載モデル。14.1型):
SL400の液晶は全て、WXGA、LEDバックライトで光沢タイプ。
どーしてもRADEONは嫌とか、一切、持ち運びしない人用で、
それ以外なら、セミラグドのR400までは行く価値がある。
★Lenovo IdeaPad S12 NVIDIA IONモデル(12.1型、近日発売):
焼き品質考えると、ノート使いならブルーレイは、外付も買うであろう。
となるとAtom N機のS12は、HDMIも付いてるし、
ブルーレイ映像を余すトコなく再生できる最安ノートPCという位置付けになろう。
★HP Pavilion dv2(の直販モデル。12.1型、Radeon HD 3410(512MB専用メモリ)):
Vista Home Premium、AMD Turion Neo X2(1.6GHz)、2GBメモリ、320GBHDD、
無線a/b/g/n+青歯で、送料込82,950円~。
14.1″SXGA+が載ってれば・・と思わせる筐体大きさ、重さを許容出来るか?で評価が分かれる。
性能は、デュアルコアのAtom 330プロセッサ+GMA950に、グラフィックだけ大幅強化した感じ。
ネットブック級だがシッカリHDMIも付いている。
液晶は光沢で、発色、コントラストは悪くない。
騒音はそれ程でもないがキーボード、パームレストは熱を持つ。
マッチョな割りに、有線LANが100BASEなのは要注意。
★HP TouchSmart tx2(12.1インチタブレット型、Radeon HD 3200(チップ内蔵)):
Vista Home Premium、Athlon X2(2.2GHz)、無線a/b/g/n、2GBメモリ、250GBHDD、
スーパーマルチで送料込91,350円~。
唯のノートとして見たら、液晶綺麗じゃない上にデジタル出力無し。
タブレット型はある程度の画質があって、お絵かき用に使うんでなければ、
片手で持って操作する事が多くなると思うのだが、
液晶サイズの割に重くなりがちだし、目の近くで操作するなら液晶サイズも要らないので、
もっと小さいLOOXとかのが良いのでは?
★DELL Studio XPS 13(のGeForce 9400M G(チップ内蔵)モデル。13.3型):
静音性、挙動安定性、SLI対応ゲームの少なさからして、GeForce 9500Mまで行く価値は無い。
現行モデルはLEDバックライト液晶を選んでも筐体厚さは変わらない。
それにしても、液晶開けると排熱口塞がるとか、DELLにも程がある造りで、
フリーズ対策にも皆さんかなり、苦労されてる模様。BIOS更新で落ち着いて来てはいるが、
最近は動いてる時より放置してる時のフリーズが話題になっており(熱以外の問題)、
元々、インテルチップでない事が騒動の原因かも。
サポート手厚いXPSだけは、個人用DELLでも、ひいき目で見てたんだが・・
★DELL Vostro 1320(のGeForce 9300M GSモデル。13.3型):
こちらはLEDバックライト液晶は選べない。デジタル出力もできないので、
何の為のGPUか考える必要はある。
★acer Aspire Timeline 4810T(14型、Radeon HD 4330(512MB専用メモリ)。価格はコチラ):
Core 2 Solo SU3500 (1.4GHz、3MBL2)ながら、AcerPower Smart使用時9時間駆動を謳う。
正直、acerってのはメーカーそのものが地雷なのだが、今回のTimelineシリーズは、
サポートこそ期待出来ないが、機械としてはかなり頑張っている。
腕におぼえのある方の2台目以降としてなら、価格も安いしアリかも知れない。
★Gateway EC3800-35K(13.3型、Radeon HD 4330(ON/OFF可、512MB専用メモリ)):
ジョーシンさん、K’sデンキさんのみの取扱で、価格は9万円台。
Gatewayはacerグループで、この機種も、
13.3型、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz, 3MBL2)のTimelineに独立GPUを載せた派生機種。
1.8kgながら、こちらも8時間駆動を謳い、
LEDバックライト液晶も200カンデラの同じパネルと思われ、まずまず。
短編レビュー~ノートPCメーカー編~
★NEC★
事もあろうに中国市場から追い出されるトコまで堕ちた品質問題を解決すべく、
急速に国内生産比率を上げており、去年までの評判は余り気にしなくて良い。
直販は勿論、店頭購入や、安売りが期待できる通販で買っても、60日以内なら、
落下・水濡れに対応するメーカー3年保証に11,970円で加入出来る。
累計の補償限度額は、購入金額を基準に決められており、
・初年度:100%
・2年度:82%
・3年度:64%
となっている。
サポートには定評のあるNECだし、
ぶっちゃけ、VersaPro UltraLite タイプVSの様な尖ったモデルでもなきゃ、
積極的にNECを選ぶ理由も他には無い訳だから、是非とも加入して頂きたい。
直販サイトではモデル名は全て、VALUESTAR G、LaVie G、VersaPro Jとされ、
筐体名をさすアルファベット1文字は、「タイプ」の後に表記される。
例えばLaVie J(店頭モデル)→LaVie G タイプJ(直販モデル)。
★富士通★
国内組立(ただしLOOX M除く)で初期不良が殆ど無い代わりに、
保証・サポートには消極的で、落下対応のメーカー保証がないばかりか、
お問い合わせ11件目より有料[1件あたり2,000円]って・・
追伸:2009年10月発表モデルからは、
使い始め1年間の電話サポートが無料になりました。
LOOX U~NWという現行ノートのフルライン(5.6型~16型。
ただしLOOX M除く)で、液晶解像度がWXGAだったり、
据置モデルで筐体が厚いのにグラフィックがチップ内蔵のみだったり
(NFの直販モデルの一部にRadeon HD 3470があるっきり)と、
このメーカーは基本、ライトユーザー相手なので、
しょーも無い事を問い合わせる人がさぞ、多いのだろうw
★東芝★
主に中国生産で尚且つ、落下対応のメーカー保証が無く、
メーカー修理も高額なので有名。
Qosmioの排熱問題(買って僅か1,2年での実害報告多数)
を何世代にも渡って放置して来た企業体質も手伝って、
年3回のモデル末期には、店頭モデルが価格暴落する。
CX、EX、Satellite PXW、AX、一部TXという据置の売れ筋で、
未だに有線が100Base LANであり、
東芝にしてみれば、Qosmioとそれ以外って感じなんだろう。
乱立著しいQosmioについては「Qosmioまとめ」を参照されたし。
直販モデルのモデル名には、最後に「W」が付く。
★SONY★
09年6月30日をもって店頭モデルへの、落下対応のメーカー保証を止めてしまう。
しかしモバイルに関しては、
他社が独自の頑丈基準を設定する中、
SONYは軽量・長時間駆動というスペック表に現れる処に特化しているので、
ハードケースで持ち歩くなり、
落下・水濡れ対応が付けられる直販で購入するなりの、
自衛手段を講じる必要がある。
ここの落下対応(SONYではワイド保証という)の様に、
補償限度額、免責金額共に無いってのは、私の知る限り他メーカーに例が無い。
保証料は機種によって違うが、金額的にもこれを利用しない手は無いので、
VAIO買うなら直販で購入し、同時にワイド保証に加入するってのは鉄則である。
VAIOたる所以は液晶の発色にある訳だが、
光沢ながら写り込みを押さえた「クリアブラック」や、
非光沢ながら光沢並みのコントラストを実現した「クリアソリッド」など、
綺麗で見易いのが特徴。
ただ、クリアブラック「LE」ってのは、
輝度(バックライト本数)、発色、反射具合など、
全てに渡って手抜きなので、それしか選べないtype C、type Nなどは、
所謂VAIOではない。
type TZ以降、各モデルに採用された電卓型キーボードは、
タワミが無く、キーピッチの割に隣接キーへの干渉を防げるが、
キートップを滑る様な、所謂ノート用タイピングには不向き。
OSは、一部にXPモデルが存在するものの、
基本、Vista 64ビットなので、アプリはともかく、
周辺機器には苦労するかもしれない。
これはVAIOが、信頼性よりもパフォーマンス
(64ビットならメモリ容量を活かせる)を優先している事を、
広く世間に知らしめた一例に過ぎず、
SONYがキモオタとの距離を取るのに良く使う手法である。
(イメージで売るブランドには、メーカーによる、ユーザーの選別も重要。)
SONYは、モバイル分野における駆動時間の優秀さでは、今やレッツと双璧だが、
休止状態でさえ、放電が半端じゃないので要注意。
尚、VAIOと言えど、持ち運びさえしなければ、
他メーカーより壊れ易いって事はない。と、個人的には思ってるんだけど・・
★Panasonic★
全数、国内組立で、初期不良が無い事が、
日本人には頑丈のイメージに繋がっている様だ。
しかし日本でタフブックとして売ってるモデル以外では、
ThinkPad程、頑丈じゃないし、
開発が止まっているせいか、とにかく仕様そのものが低いのが目に付く。
レッツノートは搭載液晶がショボイにも拘らず、
デジタル出力可能なモデルがF8(ポートリプリケータにDisplayPort)
のみってのは、セントリーノ2世代として、怠慢と言われてもしょうがない。
(これ以外の点は、比較的最近の設計になるF8の項目に書いた。)
ウリにしている駆動時間に関しても、
T8とほぼ同仕様の海外版の公称だと、3時間も減っており、
パナだけじゃないにしても少なくとも、
海外メーカーとはカタログ値の基準が違うのは明らか。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、直販で本体と同時購入するしかない。
本体ボッタクリの直販で購入する事の是非はともかく、一応紹介すると、
それぞれ3年保証に、R/Tが10,500円、W/Fが12,600円で加入できる。
累計の補償限度額は
1年目:購入金額の100%まで
2年目:購入金額の70%まで
3年目:購入金額の50%まで
となっている。
★エプソン★
一日修理を謳う、業界最速のサポート体制。
落下・出張修理に対応する保証も安い。
落下・水濡れに対応する保証(安心プラス保証)の場合、
一度の補償限度額は、
・最初の一ヶ月は、本体購入金額。
・以後毎月、本体購入金額の1/36ずつ減額(3年でゼロになる)。
累計限度額の記載は無く、加入するには安心プラス保証料金の他、
その間の標準保証料金が要る。
肝心のPC本体だが、主にベアボーンを使用し、
一から設計してる訳ではないので、
機種ごとに当たり・ハズレは否めない。
しかし、サポートNo.1のメーカー故、
そもそも、壊れ易いのは採用しないハズ。
メモリ、HDDの容量を上げて注文すると、途端に価格が跳ね上がるので、
最小構成で購入して、ご自分で増設するのがお得である。
電話注文だと、内蔵HDDのメーカーはある程度、指定出来るらしい。
★lenovo★
良い意味でペーパー・カンパニー。
電話対応は10人前後らしい。>レノボ・ジャパン。
これなら直販のゴタゴタにも説明が付く。
で、ThinkPadの開発は未だ、日本IBM敷地内の大和事業所でやってて、
サポートも未だ、日本IBMが担当。製造はIBM時代からの契約工場。
レノボになってから質感落ちたって言ってる奴はX300系を知らんのだろ。
そもそも、全機種コストダウン無縁なメーカーなど存在しない訳だし。
(レッツノートは開発費の方をケチってる。)
マイクロソフトはWindowsの開発をThinkPad上で行っており、
(Super Validation Customer。他にはHPと東芝)
これと米軍頑丈規格
(セミラグド。他にはPanasonicの日本名タフブックとDELL Latitude ATG)
の両方を満たすのは現在、
ThinkPad(現行Xシリーズ、Tシリーズ、R400、SL300)しかない。
最も信頼出来る統計も、lenovoを最も故障の少ないメーカーとしている。
現在までの大気圏外でのノートPCシェアも、確認できる範囲で100%との事。
何だかんだ言っても、人類がThinkPad以外を宇宙に連れ出した事例は無いらしい。
トラックポイントは、一度触ってしまうだけで、永遠に卒業できない。
現行ThinkPadは、ノートでありながら液晶閉じたままの常時稼動が可能な程、
排熱・静音性が優秀だが、更に現行モデルからは、
PC内部への埃の進入を防ぐ為、吸気口にメッシュを貼るという大きなハンデを、
人知れず背負っているのだから恐れ入る。
ThinkPadで問題視されるのは重量で、
これは強度を維持したまま、薄型筐体(RとSL以外)を追求している為、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる事に起因する。
まぁその宿命を背負った上で、X200sの最小1.1kgってのはある訳だが。
一方、駆動時間の方は最早、国内メーカーにも負けてない。
Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)のX200sが
無線LAN使用のWEB閲覧で10時間43分駆動したという実例もある。
初期不良は少なくないが、この点はサポートがIBMだから安心して良い。
電話も直ぐ繋がる。
ThinkPadが、長い付き合いに最も適したブランドと言われている理由は、
保守マニュアルと部品のみの購入の容易さにある。
各部品の交換手順をご丁寧にも、ビデオで解説(リンク先はX200s関連)する様な
ふざけたメーカーは、レノボくらいしかない。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
補償の累計限度額は無く、
・一部損で修理代が10万超えた場合は、超えた分だけを客が負担。
(ThinkPadには10万超える壊れ方は殆ど無い。)
・全損の場合は、5万円負担で相応の新品と交換出来る。
注意して頂きたいのはで購入すると、
落下対応のデフォ1年は付いて来ないってトコ。
購入1年2ヶ月以内に落下対応を延長する事は出来るので、
万が一、故障が延長前だった場合には、
故障してる事を棚上げして保証に加入すべし!
(これはレノボの説明不足の方に非がある。)
ThinkPad本体を直販購入の場合、3年・引取修理・落下対応で26,250円
現在、ThinkPadの中のThinkPadと言えるのは、
目に優しい液晶をシングルベンダで指定できる、
・X200sのWXGA+
・X301
・T400のHigh Nit LEDバックライトWXGA
・W700のWUXGA
の4機種である。
★ヒューレット・パッカード★
hpの場合、品質レベルには次の3段階がある。
上位=通常保証3年モデル=現行だとEliteBook:
ThinkPadのW、T、Xシリーズを意識したモデル。
排熱・静音性や、ポイントスティック(2ボタンで動きもイマイチ)など、
道具としてはThinkPadに敵わないが、ヘアライン仕上げのパームレストなど、
モノとしての満足度はコチラが上。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
累計の補償限度額が16万円に設定されている(←hp共通)。
加入料は3年で7,245円~。
中位=通常保証1年の法人モデル(個人での購入も可)=現行だとProBook:
ThinkPadのRと違い、道具としての品質にまで踏み込んでコストカットしてあり、
買い替えサイクルは自ずと短くなり、それこそが、
レノボより商売が上手く行ってる秘訣!
落下対応のメーカー保証への加入は、3年で16,275円~。
下位=個人向け=Pavilionブランド:
メーカーの落下保証に加入出来ないばかりか、
通常の保証でさえ、2年延長するのに13,650円も掛かる。
故障件数を誰よりも把握しているメーカー当人による値付けなのだから、
当たり前に3年使える代物だとは思わない方が良い。
案の定、排熱・静音性に問題を抱えてるモデルは多く、
3年確実に使える事より、使い捨て感覚で筐体デザインを楽しむ人向け。
– – – – – – – – – – – – – – –
今や薄利多売だけでは、PCの価格競争は勝ち抜けない訳だが、
hpはそれを、
・サポートに中国人を多用する
・内部パーツにモデル末期の余剰パーツを多用する
事で行っており、逆に言えば激安でも、最初からまるで使えない様な粗悪品は無い。
★DELL★
いくら安くても、お勧め出来るのは以下の2パターンのみ。
・共にサポートに定評がある、法人モデル(個人購入可)またはXPSシリーズを、
コンプリート・ケア(落下・水濡れ対応の保証。累計の補償限度額は本体購入額。)
付きで購入。
・取扱のある家電店での店頭購入。保証は店頭のでも良い。
これらは初期不良に対して、誠意ある対応をしてもらう為には、絶対必要!
メーカー保証の場合、メーカー/ユーザーどちらに過失あるか決めるのは、
メーカー側。
しかしVostroのコンプリート・ケア、最長が1年ってのはどうなのよ?
★ASUS★
世界中のデスクトップPCを分解すると、
7割にASUSの基盤が入ってるとまで言われる大メーカーなのに、
社員は全員、残業代すら貰わずに仕事してるとの話もあり、
かつての日本メーカーを彷彿させる。
液晶解像度で選択肢から外すのが、残念でならない。
★acer★
世界シェア3位ながらメーカーの体を成してないとは、恐ろしやw
短編レビュー~13型クラス編~
このセグメントは今後、
CULV+GS45チップ(グラフィックはGMA4500MHD、サウスブリッジはICH9M)
の主戦場となり、薄型筐体と長時間駆動を安価に実現したモデルが続々登場する。
CULVはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2、TDP10W、
現行の国内B5やThinkPad X301にも標準搭載)
ともなると、絶対出来ないって一般用途は
・リアルタイム・エンコ(圧縮しながらの録画など)
・3Dゲーム
くらいなもので、世間にはそれすらやらない人が殆どであろうから、
メイン機としても充分使える。
GMA4500MHDは強制コマ落ちさせる方式ではあるが一応、
ブルーレイにまで対応する再生支援を備える(XPでのフルHDはサポートしない)。
ICH9Mなら、ICH7Mを採用するHP 2140などとは違い、
インテルSSDのX25-Mを搭載しながらも転送速度が130~150MB/sで頭打ち
なんていう悲劇もない。
こうした事から、従来ならまずまずの評価を下せる国内勢にも、
価格や可搬性の面から厳しい評価にならざるを得なかった。
△NEC LaVie N(直販名LaVie G タイプN):
LaVie Nとdynabook CXの液晶は、発色はともかく、上下視野角が狭すぎる。
正面から少しでも上からだと画面が白く、下からだと黒くなってしまう。
両機共最早このサイズでは珍しく、LEDバックライトも選べない。
だからこそRadeon 3100(チップ内蔵)ながら、
デジタル出力無しってのが余計、痛い。
最近、フルHDでそこそこ見れる発色のモニタが2万円程度でもある訳だが、
そーゆーのはアナログ接続回路で手を抜いており、
実質、アナログでは使えない程の画質になってしまうので、
デジタル出力無しってのは安モニタとの併用不可を意味すると覚悟しておこう。
×東芝 dynabook CX(直販名CXW):
何時の間にか軽量・薄型のLEDバックライト液晶モデルも無くなり、
これ又、安く買わなきゃ意味が無いモデルになり下がってしまった。
キーボードもクリック感がない。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)、Radeon HD 4570、8GBメモリ搭載可能で、
一躍、このクラスのスペック番長に躍り出た。
UVD2による超解像度再生が出来る、唯一の2kg以下モバイルでもある。
(6月8日追伸:本日、AMD 785Gチップセット(デスクトップ用)が発表されました。
Radeon HD 4200を内蔵し、UVD2による超解像度をサポートするとの事。
ノート用も間もなくでしょうし今後、
安モバイルにも「超解像度+HDMI」の波が広がって行くと思われます。)
しかし動画なら最新Radeonってのが定説ではあるものの、
安定感からするとデータ更新用途のPCには、このオプションは、ちと怖い。
なにせ歴代Radeonには、
「○○したときにブルースクリーンになる事の解決」とか、
数年前の製品を対象にしたバグフィックスが、
今頃かよってタイミングで発表され続けているのだから。
(ただしRadeonを選ばないとデジタル出力無しなので注意)
一方、動画再生やWEB閲覧などのデータ消費中心で使うなら、
メモリ容量活かせるVista 64ビットだし、返って挑戦しがいがある。
Radeon HD 4570選んでも低負荷ならほぼ、無音だし、排熱もまあまあ。
ただし、type Sとdynabook CXは有線が未だ100BASEなのがセコイ。
①液晶解像度(直販でWXGA++選択可)
②パワー(CPU、GPU)
③バッテリー持ち
④重量
のバランスで、発表当時は世間を驚かせた。しかし、
ThinkPadやレッツノートなどと違って堅牢性の上に成り立つ数値ではないので、
その辺は差し引いて評価する必要がある。
それにしても①の縦解像度、ドットピッチが同じな、
type Z(WXGA++)と
ThinkPad X200s(WXGA+、Core 2 Duo)ってのは、
用途こそ異なるが良きライバルだ。
②のCPUは、X200sがSL9600(2.13GHz 6MBL2)、
ZはT9900(3.06GHz)まで選択できるが、
Zの方はCore 2 Duo Tシリーズを選んでしまうと、
「高負荷⇒排熱不足⇒クロックダウン」
となり安定して能力を発揮できない。
グラフィックの方は、3Dアプリやらなきゃぶっちゃけ、
GeForce 9300M GS(Zはオン/オフ可)もGMA4500MHDも大差ない。
(今や内蔵グラフィックでもデジタル出力できる機種は珍しくない)
3D気になるならそもそもゲフォのローエンドじゃ全然足りないし、
9300M GSはZの場合、最強を謳う為のアイデンティティに利用してるだけ。
SONYが優秀、ThinkPadの方は弱点とされて来た、③の駆動時間だが、
X200s(Core 2 Duo)は公称13時間(9セル)。
両社共、カタログ値との乖離が少な目のメーカーだが、
SONYはスタンバイ時の放電が尋常じゃない。
液晶パネルは両機同じTMD製で、発色はZ、疲れ難さはX200sだから
そこで性格が分岐し、④の可搬性がコンセプトされてる感じだ。
Zが比較的、全機能込みを追求したのに対して、
X200sは横解像度を削り(こっちが普通だが)、
光学ドライブはドッキングステーションに任せ、本体は
・より薄く、遥かに頑丈(セミラグド認定)
・重量1.1kg(4セル、SSD時)
と、極限まで可搬性に拘っている。
ただ、ビジネス機としてみるとZの場合、
海外高級機なら付いてて当たり前のポイントスティックが無いってのに
触れない訳には行かない。
娯楽用途にはtype Sがあるんだし(重量より超解像度再生を優先)、
これら3機の中でZは、どっち付かずな感じも否めない。
○Epson Endeavor NA802:
GeForce 9600M GTを搭載し、モバイルと名の付くPCでは最強の3D性能を誇る。
この機種はエプソンが一から開発した訳ではなくベアボーンなのだが、
これ程の熱源を抱えながらも静かで、低負荷時には熱くもならない。
NA802は薄型筐体なので、余計に難しいハズなのだが・・
筐体もシッカリしている。
XPS 13など個人向けノートと違いXPを選択できるのもウリ。
キーボードは慣れが要る。
・セミラグドPC(米軍認定の頑丈規格)最薄筐体
・WXGA+(日本のパネルメーカーへの特注品)
・他のThinkPadと違い、各国語シングルベンダで品質管理されたキーボード
・パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別仕様
と、ThinkPadはこのクラスにフラッグシップを置く。
しかしX301は、光学ドライブこそ内蔵出来るが、筐体薄さに特化した事の弊害で、
その他の実用性はX200s(WXGA+、Core 2 Duo)に及ばない。
CPU性能、駆動時間、静音性、ストレージが1.8″に限定される事、
カードスロットとドッキングステーションの有無などだ。
インテルが推進してる以上、WiMAXは使えるものになって行くと思われるが、
これは物理アドレスでやりとりするので、機器ごとのプロバイダー契約になる。
持ち歩くPCが常に決まっていれば内蔵タイプにすれば良いのだが、
そうでないと、カード型を複数PCで使い回す事になるので、
カードスロットが無いモバイルでは困るのだ。
この両機は画面の大きさに違いはあるが、違いはこの↓程度(左はX200)であり、
更にX200系はX301よりもキーボードと液晶の距離が近いので、
液晶の大きさを棚上げして選択しても間違いじゃない。
300カンデラのLEDバックライト液晶は光沢タイプで、
ピアノ天板ではThinkPadロゴの「i」の文字の点が赤く光っている。
SLシリーズはThinkPadというよりは、ThinkPad風のlenovo機で、
冷却ファンのスケジュールを見るに、
大和が開発に関わってるのは最後の拷問試験だけっていう、
継ぎはぎ状態だと思うのだが、
筐体小さ目のSL300は、それでもセミラグド基準をクリア出来ている。
人によってはファン音が気になるかも知れないし、
安ノートにはありがちだがサウンドチップがショボイので、
ヘッドホン使う時はUSB音源が別途欲しくもなるのだが、
キーボードなどは寧ろ、ハズレが出難い構造だし、
液晶もLaVie Nやdynabook CXよりかはマトモなの積んでるので、
トラックポイント入門としては、価格、サイズ含め最も抵抗がない良機だと思う。
この液晶サイズで軽量、通常電圧CPU(SP)、ポイントスティック付きとなるとコレ。
LEDバックライト液晶は発色、視野角、輝度、コントラストとも問題ない。
キーボードはマルチベンダなので、気に入らなければ別のを試す方法もある。
ただThinkPadなどよりも、筐体左側からの熱は感じる。
Dell Vostro 1320:調査中
パフォーマンス最大化モードの時に、
[チップ内蔵のGeforce9400MG]+[独立GPUのGeforce9200MGS(オプション)]
=[Geforce9500MGE]
となるHybrid SLI構成。動画も超解像度行ける。
SLIは対応ゲームでのみ威力を発揮し、
現状、チップ内蔵のみに近いベンチ結果となる事も多い。
液晶は、LEDバックライトを選択しても筐体厚さは変わらないが、
選択しないと、かなり発色の悪い液晶が宛がわれてしまう。
キーボードは変態。低負荷時でもパームレストが熱くなる。
省電力モード(チップ内蔵の9400MGのみ使用)ではファンは静か。
パフォーマンス最大化モードでは常時、ファンがまわり、高負荷時にはうるさい。
その他のバランスモードでは、バッテリー給電だと省電力モードに、
ACアダプタだとパフォーマンス最大化モードに自動的に切り替わる。
Studio XPS専任技術者によるサポートが受けられるので安心。
16.4ミリ厚のアルミ削り出しのタフボディ。
Vista Home Premium 64ビットのみ。
PCというよりは、オブジェとして売れている。
Core 2 solo SU3500(1.40GHz)を利用するCULV機で、
最厚2センチ弱の筐体、1.3Kgを安価に実現。
コストや重量を抑えたままの薄型筐体の為、剛性も足りないし、
冷却ファンを回すからか、TDP 5.5Wを誇るSU3500ながら駆動時間短い。
液晶は光沢。キーボードはたわむし、
Enterキーが縦1行分なのと、一番右にないのは要注意。
タッチパッドのボタンはシーソー式。
メモリスロットが1基の為、デュアルチャネル出来ず、 グラフィックには制約がある。
いろんな犠牲払ってまで薄型筐体にするからには、
見栄えを重視したんだと思うが、それなら同時に、
筐体質感も少しは上げとけよと。
Celeron 723(1.2GHz、TDP 10W)を利用する廉価版のX340もあるが、
コチラはさすがに、ファン音うるさいし筐体も熱くなる。
×Acer Aspire Timeline:ACERってだけで(ry
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