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新世代CULV級ノート比較。

このクラスはインテルの圧力もあってか、
セキュリティ機能が省かれてたり、
液晶解像度がHD(1,366 x 768px)、光学ドライブ無しが暗黙の了解になっている。

液晶の上下視野角も例外無く狭い。
見る角度が少しでも上からだと白ボケし、下からだと黒潰れるので、
姿勢が変わるごとに液晶の角度調整が要る。

低価格とはいえこのクラスは、

・無線n対応
・青歯
・有線GbE
・HDMI出力
・13型以上はフルサイズキーボード

が当たり前なので、
この記事で触れない場合、これらは付いてるものと判断して頂いて結構。

最初に、この記事で登場するCPU周りだけ解説しておく。

インテル製

Core i5-430UM(1.2GHz、Turbo Boost時1.73GHz)
Core i3-330UM(1.2GHz。ここまでがHT(論理4コア)対応で、ここからはTB無し。
Pentium U5400(1.2GHz)
Celeron U3400(1.06GHz。ここまで全てデュアルコアでSpeedStep有

L3キャッシュは、が3MB、が2MBである。

グラフィックの高画質補正は、が「Intel Clear Video HD Technology」まで、
が「Intel Clear Video Technology」のみ対応となる。

お決まりの注意書きだが、
インテル製の超低電圧CPU以外だと、厳密にはCULVとは言わない。

AMD製

Turion II Neo K625(1.5GHz)
Athlon II Neo K325(1.3GHz。ここまでがデュアルコアでTDP15W。)
Athlon II Neo K125(1.7GHz、TDP12W)

のCPUの性能は、インテルの前世代(Core 2 Duo SU9400辺り)に近いものがある。
しかしこれらと組み合わされるチップ内蔵グラフィックのRadeon HD 4250は、

・3D描画のDirectX 10.1
・フルHD動画再生支援のUVD2
・GPGPUのATI Stream(対応ソフト(現状は殆ど無い)では動画エンコードが高速になる)

に対応するのがウリ。


NEC LaVie M(直販名はLaVie G タイプM。13.3型光沢液晶):

ワイヤレス地デジ今の処、旧モデルでのみ
HDD+SSDの2ストレージ構成

を選択できるのが特徴。

CPUはCore i3-330UMを採用し、
Mバッテリ時が1.61kgでカタログ駆動5時間、
標準のLバッテリ時が1.79kg、同10.5時間。

実駆動はLバッテリで最大7時間といった処。

WiMAXを標準搭載するが、青歯とeSATAは無し。
USBの1つは、PC電源OFFでも通電。
PCを外付けHDDの様に使えるUSB Duet機能あり。

UIでは、キーボードがストローク3ミリと深く、中央で少したわむ。
タッチパッドは左右ボタン同時押しで手書き文字を受け付ける。

筐体の厚さは27-30.5ミリで、排熱、静音性は特に問題無し。


富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル(PH520/1A。11.6型光沢液晶):

インテルモデル(PH540/1A、Celeron SU2300)との共通事項は、

・Win7 Home Premium 「32ビット」のみ
・WiMAX無し
・有線100BASE
・eSATA無し
・キーボードは、水滴が浸入し難い「バスタブ構造」

一方、インテルモデルからの変更点は、

・重量1.6kg⇒1.4kg
・筐体厚26.4-30.2ミリ⇒25.9ミリ(フラット)
・キーピッチ19ミリ⇒17.5ミリ
・HDMI端子装備
・BBenchは約3.5時間(輝度50%、バッテリ残5%)
・RADEONを利用した「くっきり機能」

など。

搭載するAMD Athlon II Neo K125ってのはクロックが1.7GHzと高く、
Radeon HD 4225(チップ内蔵)とあわせて、
YouTubeの720pをCPU使用率50%程度(Flash 10.1+対応するディスプレイ・ドライバ)でこなす。

以前なら、ハードな作業をしないモバイルにはこの様なシングルコアCPUでも充分だった。
しかし重武装のセキュリティ対策をしていると、
広告のFlashが意味無く重くのしかかるページが最近増えており、
(まぁ、良い子なら行かない類のサイトなんだがねーw)
そんなのに遭遇するとシングルコアでは「ただ待つしかない」という状況に陥ってしまう。

そんな時、デュアルコアなら、他のソフトで「ながら作業」も出来るし、
最悪、ブラウザの強制終了もスムーズに行える。


東芝 dynabook MX(11.6型光沢液晶):

Core i3-330UMまたはCeleron U3400を搭載し、
重量1.48kg、17.6-26.2ミリの薄型筐体。

カタログ駆動はどちらも6.4時間だが、
この機種はバックライトOFF(これでもそこそこ画面は見えるが)をJEITA測定に含めてるせいか、
普通に使用した実駆動と、カタログ駆動との乖離が、他機種より大きい印象を受けた。

OSはWin7 Home Premium 「32ビット」のみ。

キーボードは、[FN]と[半/全]キー位置に慣れが要るが、タッチは悪くない。

ネジ1本でメモリとHDDにアクセスでき、堅牢性ではHDDプロテクションを備える。

接続性ではWiMAXが標準搭載なのとeSATAがある代わりに、
有線が100Baseだったり、青歯も見当たらない。

冷却ファン音は、左の排気口付近で僅かに聞こえる程度で、
キーボード左側は、若干熱を持つ。

スピーカーは、筐体の大きさを考慮すれば悪くない。

価格的には、
全機種Office Personal 2010(Word、Excel、Outlook)付属ってトコも考慮する必要あり。


SONY VAIO Y(13.3型光沢液晶):

CPUを

Core i5-430UM
Core i3-330UM
Celeron U3400

から選べ(直販)、本体1.78kgになるSバッテリ時に、でBBenchが5時間弱
(この他、カタログ駆動が7⇒10時間となるLバッテリも選べる)

CULV機の光沢液晶では最も低反射コートが効いている。
この機種で言われてる輝度ムラも、数値で見れば大した事ないと思う。

それでも画面下半分が白ボケるという苦情が多いのは、
低反射な分、CULV機にありがちな上下視野角の狭さが目立ってしまうのだろう。

キータッチは悪くないが打刻音は大きめ。

接続性ではExpressCard/34を備えるのが特徴で、
WiMAXとeSATAは無し。

買ったばっかで怖いので、Turbo Boostだけは切らせてもらったが、
連続高負荷でも筐体表裏の全てが、体温以下に保たれていた。
ただ冷却ファンの回り始めだけは、高周波が気になる。

まぁカラバリ目当てで買う機種でしょう。


lenovo IdeaPad U160(11.6型光沢液晶):

筐体は、奥行が193ミリと小さいのが特徴で、
厚さは最薄22.5ミリながら、後ろの方がバッテリーの分だけ、33.5ミリと比較的厚い。

キーピッチは18.5ミリで、e-SATAも付いてる。ここまでが共通事項。

直販モデルは

Core i5-430UM
Core i3-330UM

からの選択でWiMAX無し。

店頭モデルはPentium Dual Core U5400を搭載し、
1.40Kg(重量は直販モデルも同じ)でBBenchは3.6時間(「バランス」モード、バッテリ残5%)。
こちらはWiMAX標準装備。

ところで、ThinkPadの保証が7/1から見直された。主な変更点は

ハードウェア故障以外の無料電話相談が、購入後30日間へと短縮された。
土日受付がなくなった

である。

拡張保証に加入すれば、保証期間中は無料で受けられる(今までと変わらない)し、
ThinkPad本体を安くしてまで保証に加入させたいのは、実質親会社のIBMに貢ぐ目的もあるだろう。
(本体安く、数が出れば、部品仕入で圧倒的優位に立てるという構造も、この業界にはある。)

しかし変更発表後、即施行な制度なだけに、
6/30以前の購入にも適用するってのは、明らかに消費者との契約違反だ。

レノボジャパン程の企業が、
発表後一年の執行猶予を置いてこの事態を回避しなかったのが不思議でならない。

ある程度、知名度のある企業なら、「マスコミ沙汰にするぞ!」と脅されるだけで対応も変わって来るし、
ウチの会社にもその手の脅しで解雇になった社員が居るので企業イメージの大切さは解ってるつもりだが、
今のレノボにはその企業イメージすら、考える余裕が無いのだって事は心しておきたい。


HP Pavilion dm1a(11.6型光沢液晶):

発売前の為、実機見てない。

Athlon II Neo K125を搭載し、1.53kgでカタログ駆動6.5時間。

メモリはオンボードが1GBで埋まっており、残りの1スロットを利用する形。

直販モデルは128GB SSD。

接続性は有線100BASE、WiMAX無しで、店頭モデルは更に青歯無し。

富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル同様の「くっきり機能」を謳う。


DELL Inspiron M301z(13.3型光沢液晶):

24ミリ厚(ほぼフラット)の薄型筐体が特徴。

CPUは

Turion II Neo K625
Athlon II Neo K325

から選べ、1.77kgでだとBBenchは3時間2分(電源「バランス」、画面輝度40%、残5分)。

CULV系ノートは一律、液晶の上下視野角が狭い訳だが、
この機種の様にディスプレイが130度程しか開かないものは、膝上使用が難しい。

キーボードはストロークこそ浅いがクリック感はシッカリしており、たわみもない。
[Enter]や[BackSpace]キーの位置は一番右じゃないが、[Enter]は大きめ。

タッチパッドの面積は広く、パッドの有効/無効を切り替えるボタンも付いてる。

接続性は、アナログRGBを省き、デジタル2系統(HDMIとMini DisplayPort)としている。
有線100BASEでWiMAXも無し。eSATA共有ポート有。

薄型筐体ながらこの機種は、どちらかと言うと冷却重視で、
Turion II Neo K625で連続高負荷やらかしても、
筐体の40℃超えは底面奥の中央付近だけだった。

ファンスケジュールが煩雑じゃないのが救いだが、静かな方ではない。

スピーカ出力全般にイコライザー的な処理を行える「SRS Premium Sound」を備えるので、
動画サイトで音楽を聴くのに重宝する。


ASUS UL20FT(12.1型液晶):

本日発売な為、実機見てないが、ハッキリ言ってASUSなら、
大きな問題は無いだろう。

CPUはCeleron U3400ながら、
設定によってCPUとメモリを自動的に、最大約33%オーバークロックするという独自性は、
デスクトップ・マザーの世界シェア7割が伊達じゃない事を思い知らされる。

そんなこんなで筐体サイズ的には、前作UL20Aの厚さ25.9ミリフラットから、
25.1-30.9ミリへと若干厚くなっている(重さは変わらない)。

カタログ駆動は6.1時間

有線は100BASEのままの様だが、新たにHDMI出力も付き、
大ヒットしたUL20Aから、汎用性を高めたモデルチェンジと言えそう。


acer Aspire TimelineX 3820T(13.3型光沢液晶):

搭載するCore i5-450M(2.4GHzTB / HT有)は
低電圧CPUですらない為、正確にはCULV機じゃない。

しかし、1.8kgでBBenchが6時間程度(輝度低め)、22-28.9ミリの薄型筐体ってのは、
価格が数倍もするレッツノートS9 / N9やdynabook RX3には脅威であろう。

流石にファン音は、従来機程、静かじゃない。

[Enter]キーの位置は一番右じゃない。

WiMAXやeSATAは無し。

フルHDのお洒落なモニタ2万円足らずで買える昨今、
この3820Tの登場で、
縦解像度768ドットの15.6型ノートが一気に存在意義を失ってしまった。
それら15型は店頭でも価格コムでもデカイ面してる訳だから、影響力は計り知れない。

ただacerは、次に記述するGateway共々、サポートが期待できない。
問題があっても自分で情報を集められる方(自ずと別PCが必要になる)向きなので、
この3820Tには、
「フルパワー+長時間駆動+13型+低価格」の尖兵としての役割を期待したい。



Gateway ECシリーズ

残念ながら、店頭でちょこっと見ただけ。

11.6型のEC19C-N52C(青と銀の2種)と、13.3型のEC39C-N52Bがある。

両サイズともCore i5-430UMで6時間駆動を謳い、
11.6型は1.35kgで筐体厚25-28.9ミリ、
13.3型は1.75kgながら厚さ19.1ミリ(その為こちらだけ、HDDが1.8インチっぽい)を「謳う」薄型筐体。

WiMAXやeSATAは無し。

13.3型には、Vostro V13という16.5-19.7ミリ厚の機種があったが、
あちらが日本ではシングルコアCPU、1.4GHz止まりなのを考えると、
面白い存在ではある。

2010.7. 18日曜日 Posted by | acer, Aspire TimelineX AS3830T, ASUS, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, EC19C, EC39C, ENVY, Gateway, IdeaPad U160, Inspiron M301z, LaVie M, Let's note SX2 / NX2, Pavilion dm1-3200, ThinkPad Edge, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPad 廉価モバイル旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, UL20FT, Ultrabook, Uncategorized, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 外付モニタ, 小型廉価モデル | 新世代CULV級ノート比較。 はコメントを受け付けていません

フルHD液晶搭載ノートまとめ。

PC買う場合には、今後3年間の用途で満足できる仕様を考える必要がある。

今後3年間に普通の方々が当然始める(或いは比重が高くなる)であろう用途には、
フルHDや3Dの動画再生が挙げられる。

3D動画に関しては、
ユーザー毎に3Dへと変換するツール使っての再生だと今の処、飛び出し具合が1/10に留まるらしい。
製品としての3Dコンテンツが充実する頃には、再生機器の選択肢や経済性も変わって来るだろう。

ちなみに3D撮影できるカメラといえば、
現在、普及価格帯には富士フイルムのFinePix REAL 3D W1があるっきり。

一方、フルHDの方は、YouTubeなんかでも当たり前になってくだろうから、
定まった位置でしか動画見ないって方以外は、フルHD液晶搭載ノートが当然の様に欲しくなる。

Microsoft Visual Studio 2010の動作要件にSXGA(1,280 x 1,024px)ってのが追加された為、
16:9画面ノートではフルHDしか選択肢無いってのも個人的には大きな事件となった。
【追伸】VS 2010製品版がいざ出てみると、ハードウェア要件はXGA以上となってました。
まぁこれはVS 2010を売る為の建て前でしょう。

フルHDノートってのは10万円以上当たり前のカテゴリだが、
ThinkPad T410s「i」、同X201「i」などの登場で、
売値10万以上を維持できるカテゴリは今後更に減るものと思われる。

フルHD解像度に縦120ドット追加したWUXGAは、
現行モデルで標準以上の発色を求めると17型未満は残らない。
残る数モデルも、一般の方が買うには今時、無理のある価格ばかりだ。

前置き最後に、フルHDノートにすべきか外付モニタ買うべきか、お悩みの貴兄に、
動画用最強モニタのREGZA Z9000今月末なら実質8万円前後~買えるという話をしておく。

エコポイントの基準変更で4月から、現行37型液晶テレビの2/3以上が対象商品から外れ、
Z9000も外れるのだが、主力液晶テレビのLEDバックライト化も控えており、
売る側からすればこれを機に在庫処分しておきたい訳よ。

消費者としても今月発行の領収書までは(ポチった日付じゃないので要注意)エコポイント付く訳だから、
2重にお買い得となる。

省電力もあって小型ノートで当たり前になったLEDバックライトだが、
大型液晶テレビになるとシビアに画質が要求される訳だから、贅沢言えば、

RGB LED
(ノートでいうとThinkPad W701、hp EliteBook 8730w、Dell Studio XPS 16、同Precisionで選択できる。)

・白色LEDをエッジ配列する場合、エリア制御機能
(ノートでこれを謳う液晶があるなら教えて欲しい。ブラビアでも下位機種はエリア制御無し。)

が最低欲しい。逆にこれが無かったり、制御するエリアが広すぎる白色LED初期の製品では、
Z9000などのCCFL勢には当分画質で敵わないだろう。

例としては現行27型iMacと前世代の24型があり、
それぞれLGのIPSパネルだが、現行はLED採用で明らかに画質落ちたと評判。

NEC LaVie L フルHDモデル(光沢16型):

チップ統合グラフィックながら自然な発色の液晶が魅力。
ただ、コントラスト高過ぎで目は疲れるかもしれない。
テキスト作業時は輝度は勿論、コントラストまで落として使うのがベスト。

ワイヤレス地デジは映像が途切れる事もなく、普通に使える。

今やフルHDノートにeSATAは当たり前だが、
USB2.0の普及に貢献したNECは、このLaVie LでUSB3.0を牽引する。

×富士通 FMV-BIBLO NW/G90T(光沢18.4型):


GeForce GT 335M(専用メモリ1GB)3ウェイ5スピーカーはゲーマーの目には留まるだろうが、
液晶の白飛びが酷く(案の定、LEDバックライト)、一般人は忘れて良いモデル。

東芝 Qosmio G65 / GXW(光沢18.4型):

GeForce GT 330M+SpursEngine

店頭モデルのG65は地デジx2+8倍録画
直販モデルのGXWは地デジ無し。

こちらは液晶が2灯式CCFLの無難な構成で、発色もマトモ。

SONY VAIO F(16.4型。はクリエイティブエディション(以下CEと表記)に対する評価。CE以外は×):

VAIO FはフルHD専用モデルになったが、これには2種類の液晶がある。

どの道、擬似カラーでバックライトもCCFLだが、
VAIOディスプレイ「プレミアム」、非光沢、Adobe RGBカバー率100%の液晶を搭載するCEは発色悪くない。

一方、CE以外(無印VAIOディスプレイ、光沢)は白ボケ液晶。

動画見る用としては、広色域だと発色クドイし、非光沢は濃い色が締らないので、
一般論としてこの用途には広色域でない光沢液晶を選ぶべきだが、
VAIO Fの2種類の液晶では現に、動画再生もCEのが無難にこなす。

これはCE以外の液晶が駄目過ぎるからだが、VAIO F共通で、「Motion Reality HD」や「色モード設定」
(これはテレビや映画、写真などの用途にあわせて自動切替)が効いてるせいもあるのだろう。

この辺は同じ広色域、非光沢のThinkPad T510 / W510に対する明確なアドバンテージになるやもしれない。
ちなみにT510 / W510の方は既にLEDバックライト化を済ませている。

今時、CCFLのバックライトだと、液晶の経年劣化が気になるが、
VAIO FにはDISPLAY OFFボタンがあるので、こまめに利用したい。
液晶閉じたままの連続稼動だと、何台か購入した来た過去のVAIO Fでは、かなり筐体熱くなってた。)

ただ店頭モデルだと、CEにはクワッドコアCPUが組み合わされ、
基本クロック低くて動作モッサリ。これは排熱・静音性も一杯一杯な印象で、
直販BTOでデュアルコアのi5-540M辺りを選択するのがベストだろう。
まぁVAIO Fは、i5でも高負荷時にはファンうるさくなるが。

VAIO Fは地デジx2とGeForce GT 330Mを選択可。

Bluetoothマウスの接続切れは、VAIOに限らず報告されており、
WIn7、64ビット版の問題かも知れない。

VAIO E フルHDモデル(光沢15.5型):

VAIO CのHD+(1,600x900px、光沢14型)同様、LEDバックライト液晶を採用するが、
上下視野角はVAIO Eならまだマシな方。写り込みも、以前の無印クリアブラック程には抑えられてない。

フルHDモデルは筐体が黒、白のいずれか、GPUはRadeon HD 5650(1GB)固定で、
GPUの性能をSONY独自で抑えてるせいか、高負荷でも排熱・静音性は良好。

直販ではフルHD+独立GPUの選択が、最小構成から僅か1万円増で行える。

VAIO F同様にMotion Reality HDを採用するが、広色域じゃない光沢液晶、Radeon搭載と、
こちらの方が動画向けなだけに、地デジ無しが惜しまれる。

ただ注意して頂きたいのは、「更新用途を伴うPCにRADEONは向かない」という事実だ。
私は訳あって、RADEON搭載のThinkPad T60を主に使ってるが、
度重なるドライバ更新にも係らず未だ、動画再生してるだけでXPごと落ちる事がある。

話をVAIO Eに戻すが、エクスプローラ起動時のブツブツ音が気になった。
これは蟹のサウンドドライバ消せば直るらしいが、
一回ですんなり消えないのと、イコライザ機能まで消えてしまうのが難点。

キーボードはストローク2ミリとやや浅いが、クリック感はある。
キータッチが変わってしまうのが難点だが、薄さ0.3ミリのキーボードウェアは、
外観的にアリだった。

VAIO Z フルHDモデル(半光沢13.1型):

スペック的にはフルHD液晶だがソニー自身、
フルHDの作業領域で常用するには無理のある液晶サイズである事は自覚してるらしく、
出荷時設定は125%拡大表示になっている。

この設定でWXGA++のVAIO ZやVAIO T(11.1型HD)、
ThinkPad X201s(12.1型WXGA+)などと同程度の表示サイズであり、
かなり細かい字に慣れてる私でさえ、作業に集中する為にはこの位が限度だ。

VAIO Z でのフルHD表示は、BRAVIAの4倍速と同じく、差別化の為だけのギミックでしかなく、
こんなものを賞賛する国内ガラパゴスにメーカーが囚れてるからこそ、
今、日本製品が海外で韓国メーカーに負けるのだとも言える。

確かに高繊細パネルというのは表示の綺麗さに貢献する要素ではあるが、
フットプリントでA4用紙サイズ超え、かと言って家で使うには液晶小さ過ぎる
(16:10画面の12.1型と縦寸同じ)VAIO Z買おうって人に満足してもらえる程、綺麗か?って言うと、
このフルHD液晶は所詮、広色域、フルカラー、WLEDという仕様を満たすだけの、
最小構成から5千円増しで選択できる程度の代物であり、
自称クリエイティヴ(笑)路線のVAIOがあっさり撤退したRGB LEDほどのコストは掛かってない様に見えた。

実際、画質に輝度、視野角までを含めるなら、
ThinkPad X201tの高輝度 LEDバックライト液晶(デジタイザー・ペンのみ対応、TMD製IPSパネル
の方が遥かに上。(X200tには特有の臭い(多分、べゼル剥がれ防止の接着剤)があったが、
余程風通しの悪い処でしか問題にならないだろう。)

VAIO液晶固有の問題だが、アニメなどノッペリした映像見ると縞模様が目立つというのがある。
私は普段、そういう映像を見ないのと、VAIOは筐体色が選べる軟派モデル中心に購入して来た事もあり、
今まで縞模様を意識した事は無かったが、これはVAIO TやZなどの凝ったモデルで特に酷いらしい。

VAIO ZはPCを再起動することなく、「ユーザーが」グラフィックを切り替えられる
「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」を採用。
これは「GeForce GT 330Mが熱過ぎたら、各自切っとく様に!」という「逃げ道」になってる。

一方、堅牢中型ノートの雄、ThinkPad T410s(筐体厚さ21.1-25.9ミリ)は、
VAIO Z(厚さ23.8-32.7ミリ)なんていう「ぶ厚い」ノートと違って、
独立GPUこそローエンドに留まるが、
T410sのNVIDIA版登場が遅れてる理由には、
VAIO Zより一世代進んだ、「アプリごと自動で」グラフィック切り替えられる
Optimusテクノロジー」の検証に時間が掛かってるものと思われる。
【追伸】:ハズレました。T410sは現状、Optimus未実装でした。)

まぁ高負荷時にVAIO Z程のファン騒音が許されるなら、ThinkPadにもより強力なGPUは載るだろうが。

VAIO Zに載る高音質サウンドチップ「Sound Reality」はSONYならでは。
S/N比106dB、従来PCに比べ1/10の低ノイズを謳っており、
これに「ノイズキャンセリング機能」も加える。

しかしVAIO Zのモバイルとしての問題点は、フットプリントの大きさに留まらない。
VAIO BXやPの様なポイントスティックが付いてないどころか、
タッチパッドの下の方の反応すら宜しくないのだ。(自分が触ったのは多分、初期ロットだが)

曲りなりにも作業性を「あきらめなかった」のなら、
マウス持ち運ばなければ完結しない快適性は、モバイルとして致命的と言わざるを得ない。

海外メーカーの高級ビジネスノートの殆ど全てでポイントスティックが選べ、
日本メーカー製にそれが無いってのは、
SEが冷遇され過ぎている日本の社会構造に端を発する。

可搬性に話を戻すと、VAIO Zが最軽量構成1.35kgを達成出来たのは、
最厚3センチ超える筐体であるにも拘らず、華奢に出来てるからで、
実際にThinkPadやレッツノートと同程度の安心感で持ち運ぶなら、
VAIOだけは専用キャリングケース込みの重量で比較されるべきだ。

取り扱い全般に関しても、ThinkPadやレッツで許されてた手荒な扱いが、
VAIOで当たり前に許されるとは思わない方が良い。

液晶片持ちでの開閉とか、閉じてる時もヒンジと逆側持っての移動とか。

SSDでないと光学非搭載ってのも要注意。

って事で結論は、

・フルHDの作業領域が欲しければ最小でも15.5型。
(15.6型でもドットピッチはVAIO Tと同じ0.18ミリ。)

・持ち歩きには、拘りなければA4用紙サイズにフットプリント収まるもの。
(それでもThinkPad X200sなんて、重量1.1kgである事忘れる位、作業に没頭できる。)

の2台体制が良いと思うよ?
PCってのはソフトウェア的障害もある訳だから、何でも1台でやろうって発想は危険。

ちょっとThinkPadびいきの記述が続いたが、
ココ3年で何台もThinkPad、VAIO、レッツ買って来た自分が、周りの意見と総合すると、
この3社の品質自体はぶっちゃけ、一長一短。

ThinkPadは検品がPC Doctorのみらしく、人間が見てすぐ判る初期不良、付属品の不足が多い。
VAIOは「仕様です」って言い張る率が高い。
レッツは検品命でコスト上乗せされてるが、そもそも液晶やKBなど快適仕様が他2社よりかなり低い。

ThinkPad T510 / W510 フルHDモデル(非光沢15.6型):

Core i世代のCPUの能力は、ノートではフルHD搭載などのデスクトップ代用で最も恩恵があると思われるし、
ノートをデスクトップ代用とするなら、排熱防塵対策からしてThinkPadしかない訳で、
「今年ノートの本命」として私も、T510にフルHD来るのをひたすら待っているのだが、
現在はとうとう、USサイトからもフルHDの選択肢が消えてしまった。

ところで最近、当ブログの更新頻度がメッキリ減ってしまって心配されてる読者も多いだろう。

当ブログはアクセス数からしたら公共性が高いとも言えるが、
購入にまで至るかどうかは別として、
あくまで私個人のPC購入計画をまとめただけの成り立ちなので、
購入待ちのFHD搭載機の情報がコチラコチラ程度しかないとなると、
購入計画も次の段階へ発展しようが無く、投稿する程の話題が無いのが実情である。

まぁ商業サイトや、PCそのものが趣味!とか言ってるキモヲタじゃないんだからその辺はお許し頂くしかない。

ちなみに保守マニュアル(pdf注意)によるとT510 / W510は、
タッチパネルじゃないFHDの液晶パネルが、T / W共通のシングルベンダ。
W510にあるタッチパネルのFHDは別パネルで、
冷却部品は、T510の独立GPU有無、W510それぞれで異なるので、
レビュー記事を参考にされる場合は要注意。

FHDじゃないT510を触る機会があったが、
その個体に関してはキーボードもシッカリしてた。
今回、キーボード両脇スペースが極太になったが、スピーカーは特別音が良い訳でもなかった。

それにしてもコレ程までに待たされると、次期CPU(Sandy Bridge)も視野に入るが、
Sandyが筐体内部の温度次第ではTDP枠をも破ってクロックアップ可能とあっては、
Sandy世代ノートは各社、より大きなクロックアップに備えて、
冷却ファン回しっぱでうるさくなる可能性高い。

で、試行錯誤で色んな動作モード選べる様になる頃には、
22nmのIvy Bridge来ると。

Arrandeleで既にCPU部の32nm化は済んでおり、
独立GPUノート同士の比較ならSandyの主なメリットはメモコン直結とSATA6Gに留まりそうだし、
そもそもSandy機の初期ロットはける頃と言ったらまだ1年も先なので、
もうしばらくは、T510にフルHD来るのを大人しく待ってみるつもりだ。(ブログ更新頻度も上がり様が無い!)

×Dell Studio XPS 16 フルHDモデル:

こちらもフルHD液晶が2種類ある。
16型RGB LEDバックライト液晶の発色は、当然の事ながら現行VAIOを凌ぐ。
ただしこちらも、sRGBモードは無し。一方、WLEDの方は、筐体同じで15.6型液晶。

主に低負荷で頻繁にフリーズする問題は、
最新BIOSで解決すると言われてはいるが・・

2010.3. 19金曜日 Posted by | 3年標準保証モデル, Apple, ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, dynabook Qosmio, EliteBook, EliteBook 8760w, LaVie L, Precision, Precision M4400, Precision M6600, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO E, VAIO F, VAIO Z, XPS, XPS 17, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 大型液晶旧モデル, 法人向け | フルHD液晶搭載ノートまとめ。 はコメントを受け付けていません

CULV機狙ってる奴、ちょっと待った!

もう少し出せばモバイルから据置まで一台でこなせるPCが手に入るじゃないか!

って事で今回は、以下の条件

・液晶13.3型以下かつ重量2kg以下
通常電圧Core 2 Duo搭載か、CULV+独立GPU
・外付けモニタへのデジタル出力
排熱・静音性に、大きな破綻が無い

を満たすノートの中から更に、
年末辺りから発表されるであろう次世代CPU(Arrandaleなど)モデルの登場に伴い、
10万円以内が期待出来るノートをご紹介。

あとは外付モニタに、例えば現在最安4万チョットフルHD液晶ながら、なんと

で、そこそこ目も疲れ難いと評判の三菱RDT231WM-Xを、
外付キーボードには、かなりタッチが改善されたと評判のトラックポイント付のコレを、
それぞれ用意すれば、普通の人なら液晶がベストとは言い難い大型ノートやボードPCを、
割高に感じるだろう。

ところでArrandaleだが、問題は性能の割に熱効率の悪いインテルグラフィックが、
今回からはCPUの発熱に加算され、
ノート内部で発熱が分散されてたこれまでの様には誤魔化しが効かない処だ。

Arrandaleは、CPUダイとGMCH(Graphics Memory Controller Hub)ダイを
QuickPath Interconnectで結ぶ、なんちゃってGPU統合であり、
本当にGPUがCPUダイに統合されるのは2011年のSandy Bridgeからなのだから、
Arrandale後にCore 2 Duo機選ぶ理由は有り得ても、
Sandy Bridge後にArrandale機選ぶ理由は無い
訳で、
冷静に考えれば、値崩れ後のCore 2 Duo機買ってSandy Bridge待てと言う事になる。


VAIO Z VGN-Z73FB現在価格):

店頭モデル故、画面解像度は1,366×768ドットに留まるが、
VAIOというのは最新モデルにこそ価値があると世間も解ってるので、
CPU世代交代の影響を最も受け易く、店頭在庫なら10万円近くまでの値崩れも
有り得ると思う。

搭載されるCore 2 Duo P9700(2.8GHz、6MBL2)というのはTDP25Wながら、
CULV機に現在採用されてる最高位、SU9400の丁度倍の性能なので、
電源設定がマックスパワーなら、軽作業でもCULV機との違いは体感出来るだろう。

グラフィックも、フレームレート調整なしでブルーレイ再生可能なGeForce 9300M GS(ON/OFF可)。
(GMA 4500MHD+Vista以降で行われる再生支援はフレームレート調整が入り、
永ちゃんがCMで紹介する倍速液晶の逆状態になってしまう。)
STAMINAモード(GeForce OFF)なら公称9時間駆動。重量1.48kg。

ただ、直販以外で買うと落下対応のメーカー保証が付けられないし、
VAIOは頑丈の対極にある様な機種なので、持ち運びが多いなら、
店頭保証(殆どが落下には対応しない)と細心の注意で乗り切るしかない。


ThinkPad X200と、X200sのCore 2 Duo SL9600(2.13GHz、6MBL2)モデル:

レノボ程、直販価格がフレキシブルに変わるメーカーは現在なく、
CPU切り替え前には大幅ディスカウントが期待できる。
(一般的にはオーダーメイドに店頭モデル並の値崩れは期待できない。
これがHPだと、世間がCPUを切り替えた後に、余剰パーツで格安モデルを組んだりする。)

デジタル出力はウルトラベースというドッキングステーション経由。
なので本体は、ウルトラベースが無料で付いてくるタイミングで買いたい。

直販でのWXGA、LEDバックライトの販売は、CCFL在庫がはけるの待ちと見た。
コレ言ってしまうと何時まで経ってもLEDバックライトでのCTOが始まらないので、
ココだけの話に留めて頂きたい。

engadgetやGIZMODOの二番煎じサイトなら、ココでThinkPad X100eThinkPad Edge
の話題に触れるのだろうが、ココは論理的思考を発信するサイトなので、
ThinkPadブログが触れたがらない、メーカー別、3年以内の故障率ランキングってのに、
切り込んでみたい。

このデータで注意して頂きたいのは、

①ライトユーザ多いコンシューマ機中心のメーカー(SONY、acerなど)に有利で、
ヘビーユーザ多いビジネス機中心のメーカー(レノボなど)に不利な統計。

②品質のバラツキを「仕様です」で押し通すメーカー(SONY、acerなど)に有利で、
比較的親身になって直してくれるメーカー(例えばThinkPad)に不利な統計。

③ThinkPadの様に、バスタブ曲線が3年以内に収まらず、3年以内の故障の殆どが、
メーカー全額負担で直してもらえる初期不良で占められるブランドなら、
ユーザー負担は、経済的にも資産保守の観点でも最小限で済む点。
(東芝、ASUSの初期不良の少なさは、素直に褒めたい。)

④突発的故障を除くという条件の統計なので、
このデータに、いわゆる頑丈さは反映されてない点。

まぁマトモに考えれば、重武装のタフブックやDELL Latitude ATGと同じセミラグドに、
薄型ノートで唯一認定されてるThinkPad X、Tシリーズの耐久性と、
他メーカーのそれを、保険会社ごときが比較する方がナンセンスだ。

ちなみにレノボとASUSが壊れ難いとする統計として、以前にもコチラを紹介した。


HP Pavilion dm3i ハイパフォーマンスモデル:

フルメタルボディ(アルミ天板+マグネシウム合金)。ただ、繋ぎ目処理は甘い気がした。

Core 2 Duo SP9300(2.26GHz、6MBL2)+GeForce G105M(512MB)で公称8時間駆動
(BBench 1.01(無線g、60秒間隔でのWeb巡回10サイト、キー10秒間隔)で
省電力モード=5時間32分、パフォーマンスモード(輝度最大)=3時間54分)

ディスプレイは130度まで開く。

キーボードはストローク浅く感じた(1.7ミリ)。
最上段キーは初期設定が、他機種でいうFn押しっぱなしの状態になっており、
F1~F12として使うには逆にFn押しながらという変り種。これはBIOSで切り替えられる。

タッチパッドは鏡を触ってる様な感触。

スピーカーまあまあ。

有線LANが100BASEなのと、ハイスペックながら光学ドライブを内蔵しないのが注意点。

X200の項で触れた用にHP製品が美味しいのは、世間が新世代CPUに切り替わった後かも知れない。


HP ProBook 4310s

筐体が主にプラスチックである代わりに、ExpressCard/34やドッキングステーションを備える。
(本体にHDMI端子)

13.3型1,366x768pxのLEDバックライト液晶は非光沢タイプで、
発色はまあまあだが上下視野角は狭い。

Celeron T3000 (1.8GHz x デュアルコア、1MBL2)+GL40チップ
または
Core 2 Duo P8700(2.53GHz、3MBL2) / T9600 (2.8GHz、6MBL2)+GM45チップ
からの選択で、少なくともCore 2なら排熱・静音性もまあまあ。

北米では独立GPU(RADEON)すら選べる。

キーボードはピッチ19×19ミリ、ストローク3ミリ、JIS・OADG準拠配列。
タッチも悪くない。

重量、最大駆動時間は、
光学無、標準4セルバッテリーで1.88kg、5時間(Celeronも同じなのでどちらかに合わせてあるのだろう)、
光学有、標準バッテリーで2.04kg、
光学有、8セルバッテリーで2.27kg、7時間。

HPファスト・チャージ・テクノロジーにより、電源オフ時1.5時間で90%まで高速充電可能。

堅牢設計はこんな↓感じだが、HPのこのクラスやPavilionには、バスタブ的に3年保証必須かと。


Gateway EC3800-45K

CPUこそCore 2 Duo SU9400だが、
グラフィックがRadeon HD 4330ON/OFF可。専用メモリ512MB)で、
この組み合わせは駆動時間(公称8時間)とブルーレイ、超解像度再生を両立する最適解。
(YouTubeの「&fmt=37」(1080P)は、Flash Player 10.1ならSU9400+チップ内蔵でも充分。)

販売店はケーズデンキさんとJoshinさんのみ。

同じacerグループには、Aspire 3935って通常電圧CPUのがあり、
スペックと見た目はかなり良いのだが、残念ながらそっちは欠陥商品

3935は1.8インチHDDなのでSSD逝くのは自然だが、裏蓋止めてるシールはがすと保証外とかw

acerは世界シェア2位なのに、未だにこんな機種が出て来てしまう。

2009.11. 29日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, acer, Apple, Aspire 3935, ASUS, タフブック, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, EC3800-45K, ENVY, Gateway, Pavilion dm3, ProBook, ProBook 5310m, ThinkPad Edge, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPad 廉価モバイル旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Z, 周辺①接続 | CULV機狙ってる奴、ちょっと待った! はコメントを受け付けていません

据置ノートに金掛けるなら、ココに注目!

WEBブラウザ立ち上げて見れば解るが、まぁ据置にWXGAは無いな。
あと、これから買うなら液晶は、経年劣化しないLEDバックライトでしょ。

って事でWXGA+以上の解像度、既にLEDバックライト化を終えているノートを挙げてみる。
(LED化の波は、24型プロ用モニタHP DreamColor LP2480zxや、
大画面液晶テレビ、レグザの最高峰ZX8000にまで及んでいる。)

誤解の無い様に断っておくが、
RGBという3チップ構成でもない限り、LEDバックライトだからって液晶の発色が良くなる訳ではなく、
精々コントラストが良くなるだけだ。
それでもLEDに比較的発色の良い液晶が多いのは、単にパネルの設計が新しい事による。

type A
VAIO type A Photo edition(非光沢18.4型Full HD):

RGB LEDバックライトを採用し、フルカラーである事は勿論、Adobe RGBカバー率100%

現行ノートで最強の液晶だろうね。コレ。
こーゆーモデルがあるからこそ、VAIOは液晶綺麗っていう、世間のイメージになる訳ですよ。
クリアブラックLEの発色なんて、他社同価格帯以下なのに。

ただこのtype Aも、視野角だけはイマイチ。

使える仕様(地デジは別途)+ユーザー過失対応3年保証(VAIOでは必須)で264,800円~。


VAIO type BZ(の内、WXGA+モデル。光沢15.4型):

クリアブラックLEなので、写り込みもあるし、上下視野角も狭い。ファン音も高周波で大きめ。


VAIO type Z(の内、WXGA++モデル。非光沢13.1型):

パネルメーカー(TMD)、ドットピッチ、縦解像度の全てが、12.1型のX200s(WXGA+)と同じ。


ThinkPad T400/T400s(非光沢14.1型WXGA+。T400ではオプション):

T400とT400sでは別パネルが使われており、それぞれ2ベンダ

T400sの少なくともサムスン・パネルの方は、発色が最初から黄色っぽい。

T400のWXGA+、LEDバックライトの方はR400で選択出来るそれと共用部品。
コレは目に優しいのか?と問われれば、そうだと言わざるを得ないのだが、
なにせ2ベンダの片方(サムスン)が、色味はオカシイわ、上下でかなり輝度ムラあるわの
ハズレ全開なので、「目に優しい現行モバイルのランキング」の上位にT400/R400は入れ難いんだよなぁ。
アタリのLGだけのシングルベンダなら、お勧めの意味で当然入るのだが。


ThinkPad X301(非光沢13.3型WXGA+):

こちらのパネルはシングルベンダ(TMD製)。ギラツキも皆無で、現行ノートでは最も目が疲れ難い。

超薄型筐体やその表面加工など、モノとして見ると最高品質のThinkPadなんだが、道具として見ると、
モバイルにしては駆動時間で、据置にしては静音性やCPU性能で、敬遠されがち。


ThinkPad X200s 7465RF2(非光沢12.1型WXGA+。今購入するなら価格はコチラ):

Core 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2)、64GBのSSD搭載の既製品。

上記リンクのカタログPDFでは重量1.3kg、駆動時間4時間程度になってるが、
実際には1.1kg、無線使ってても6時間程度持つ。

このWXGA+は品薄の為、直販CTOではオプション受注再開の目処は立っていない。

しかしこの液晶は、最大輝度(250カンデラ)でも全く白飛びしない(コントラストが良い)。
非光沢にもかかわらず、動画プレイヤーとしても使える発色を持つモバイルは、
コレとVAIO type TTがあるだけ
だ。
(TTとは、同じパネルメーカー(TMD)で、ドットピッチもほぼ、同じ。)

同じ液晶が載ってるX200s既製品には、Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)、6セルバッテリーで
カタログ値1.25kg、9時間駆動74624JJもあり、これまた現在購入可能


HP EliteBook 8730w(の内、DreamColorディスプレイ搭載モデル。非光沢17型WUXGA):

RGB LEDバックライトを採用し、AdobeRGBとsRGBの色空間をサポートするのが特徴。
同社製プリンタとの連携も図る。

ファン音静かじゃないのが惜しまれる。あと、値段が最低でも40万円ってw


HP ProBook 4710s/CT(非光沢17.3型WXGA++):

送料込み51,450円~。まぁ何だ、この底面見てると、安い理由も解らんでもない。

くれぐれもメモリ、HDDを、あとから増設、交換なんて、安易に考えないで頂きたい。

液晶の発色もそこそこだし、
広いオフィスとか、大家族の居間とか、ファン音が気にならない場所で使うならアリだろう。


Dell Studio XPS 16(非光沢):

・15.6型WXGA+ WLED
・15.6型Full HD WLED
・16.0型Full HD RGB LED
の3種類から選択という力の入れ様。

グラフィックはRadeon HD 3670(512MB)固定。

これが、RGB LED、Vista Home Premium、Core 2 Duo、メモリ4GB、500GBHDD、無線Intel5300、
ブルーレイコンボ、落下対応3年保証で、17万円台~(クーポン以前)ってのはDELLならでは。

RGB LEDのは大型テレビ並の発色だが、VAIO type Aとは流石にコストの差を感じる。

排熱より静音重視ってノートもあって良いが、XPS 16は更に、
液晶開くと背面の排気口が半分塞がってしまうお茶目さんw


Dell Precision M6400(の内、RGB LEDバックライトモデル。非光沢17型WUXGA ):

Adobe RGBの色域を完全サポート。

この液晶を搭載し、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 2700M(512MB)、メモリ4GB、
無線Intel5300、スーパーマルチ、3年保証で20万円~。


Dell Precision M4400(の内、LEDバックライトモデル。15.4型):

・光沢WUXGA RGB LED(Adobe色域を100% サポート
・非光沢WXGA+ WLED
の2種。

RGB LED、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 770M(512MB)、メモリ2GB、無線Intel5300、
3年保証でも15万円切る


Dell Precision M2400(の内、WXGA+モデル。非光沢14.1 型):

グラフィックはNVIDIA Quadro FX 370M(256MB)固定。


Dell Latitude E6500(15.4型)、E6400(14.1型)(の内、それぞれWXGA+モデル。非光沢)

–   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –

今回見て来たのは、そのまま、据置ノートの勢力地図なのだと思う。
これら全てが、完全な製品なのだと言う積もりは無いが。

現行モデルではモバイルでさえ、デジタル出力できるモノが多く、
超解像度機能まで付いた三菱23型フルHD(当然、フルカラー)が3万ちょっとで買える時代なんだから、
少なくとも、ココに顔出さない中途半端な据置ノートに、今10万円以上出す価値は無いだろjk
3Dゲー・オタじゃあるまいし。

キャリブレーション機能をウリにするThinkPad W700とて、
RGB LEDの後継機が発表されれば、価格暴落は免れない訳だし。
(んな事書くから、俺はThinkPad信者を敵に回すんだよなぁw)

2009.8. 21金曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, ④SONY, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑮チップセット、GPU, ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, EliteBook, EliteBook 8760w, Latitude, Precision, Precision M2400, Precision M6600, ProBook, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W701, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO Z, XPS 17, 周辺①接続, 大型液晶旧モデル, 法人向け | 据置ノートに金掛けるなら、ココに注目! はコメントを受け付けていません

リーズナブルな据置PCが欲しい。

世の中、エンコも3Dもやらないって人が大多数のハズだし、
モバイルを別途用意するのも当たり前になりつつあるのだが、
普通の人に使い易い据置ってのはホント、話題にならないよなぁ。

わざわざ強気相場のWindows 7機を待つ必要も無いんじゃね?
各社、Windows 7アップグレードプログラムあるんだし。
(ダウングレードと違って、アップグレードは初心者でも簡単。
ホームユースには当面、Vista Home Premiumお勧め。)


高解像度ノートLaVie G タイプL(s)(16型Full HDモデル。店頭名称LaVie L):

Core 2 Duo P8600(2.4GHz)、Vista Home Premium、
メモリ2GB、250GBHDD、スーパーマルチ、3年間安心保証(落下対応)、
無線a/b/g/nで今現在、直販クーポン使用時117,810円~

国内メーカー製ノートの光沢液晶でも、12万以下で店頭に並ぶのに載ってる様なのは、
とにかく視野角が狭く、写り込みが激しく

VAIO type N、type Cなんかではそれに加えて発色も白っぽい。
(コントラストが低い為、輝度最大だと白飛びまくる。)

その点、LaVieのFull HDは大丈夫。据置で使う分にはコレといって弱点も見当たらない。


中解像度+ポイントスティック
ThinkPad R400(14.1型WXGA+LEDバックライトモデル):

Core 2 Duo P8600、Vista Home Premium、メモリ2GB(1スロット)、
320GBHDD(5400rpm)、スーパーマルチ、青歯、インテル WiFi Link 5300
で今現在、一般直販89,355円~
(Radeon HD 3470(オン/オフ可)はプラス10,500円也)

ポイントスティック付の外付キーボードでマトモなのあれば、
そもそも据置にまで、ThinkPadに拘る必要も無いのだが・・

現行の14型以上ThinkPadにあって、
R400はエントリークラスな位置付け(価格)なのだが、
DELL Latitude E5xxxの様に上位(E6xxx)にある一線級液晶が選べない訳でもなく、
HP ProBookの様に上位(EliteBook)にあるポイントスティックを省かれる訳でもなく、
可搬性考えなければそこで充分に完結しちゃってる

強度なんかにも手抜きは無く、(R400はセミラグドPC
下位でもそれやるのが大和(開発元)で、そこがDELL、hpとの大きな違い。
逆にそんな安物でさえ、壊れて買換え需要を喚起出来ないのが名目世界シェアに響いてる。)
拡張性も現行モデルからは、上位(Tシリーズ)との共用が目立つ。

一方、コレより良いものが欲しいとなった時、現行の14型以上ラインナップはビミョーかも。

T400sにしてもこの大きさ(@開発者ブログ)じゃ可搬性の為の薄型化・軽量化とは言い難く、

じゃあエクスクルーシヴ路線なのかと言うと、
X301からは明確にコストダウンの跡(ヒンジ、塗装など)が見て取れるしと、
コンセプトが宙ぶらりんだ。
道具としての熟成度なら、他のThinkPadでも既にかなりのレベルにはある。

高解像度方面では、15.4型のWSXGA+(W500、T500、R500)やWUXGA(W500)は、
とても目に優しいとは言い難い表示品質。
W700の17型WUXGAは、まだまだ庶民的な価格じゃない。

そもそもトラックポイントなら縦スクロールは苦にならないし、(メモ帳なんかでは横も。
WEBブラウザで縦はスペースキーだが。)
人差し指の疲れからしてThinkPadには中解像度が合ってる様な。

そんなこんなでどーしても今、14型以上のThinkPadが欲しいのであれば、
差し当たってR400買っといて、もっと良いのが出てから乗り換えればおk。

まぁ「ノートでは、目が疲れ難い液晶とトラックポイント、
発色が必要になれば外付モニタ」ってのがデキル大人の定番
かと。
こっから外れた事しようとすると、かなり割高になったり不具合もある。
外付モニタのここ1年での値下がり具合も無視出来ない。
(R400のデジタル出力はドッキングステーション経由。現行から独立GPUは必須じゃない。)

そりゃそうとWXGA+のX200s、一般直販で無線5300+青歯にしても今、
10万円切るのよね。Celeron 723+要メモリ増設なVista Home Premiumで良ければw
Core 2にスペックアップすると4万円以上一気に跳ね上がるキャンペーンなのだが、
どーせならWXGA+の納期安定してからにしろよな♯

ついでで悪いが、X200sは12.1型ながら、キーボードに手をやってる限り、
WXGA+でも文字サイズは問題にはなり難く、
トラックポイント使いならそれはデフォの姿勢だから、
最近やたら14.1″SXGA+からの移行組が多いのも、
ExpressCardで拡張性を代用出来る時代には当然の流れかも。

X200sのWXGA+は、ぶっちゃけThinkPad T60のTMD液晶と比べると、
ギラツキとまでは行かないまでも、輝度最大白画面に灰色モヤモヤの不純物は混じるね。
その代わり250カンデラのLEDバックライトは液晶太枠(最高感度なアンテナ格納の為)
を吹き飛ばす程に明るく(充分暗くもなる)、発色も綺麗(輝度最大でも白飛びしない)で、
並べて使わなければその点、VAIO type TTにも劣らないレベル
だよ。

上下視野角がとか、32ビット表示でも階調表現がとか、
そういうのも言われなければ気にならないし、
ビジネスモバイルである事考えるとコレは革新的で、
最早店頭で、12″レッツノートと同価格で並んでたら、
100人中「100人」がX200s選んじゃうとさえ断言できる。

シガラミとか老眼とかはシラネ。


オシャレ系SONY VAIO type S(13.3型WXGA):

・据置に耐える液晶サイズ
・手抜き無しの表示品質(「LE」が付かないクリアブラック。type SはLEDバックライト)
・スイーツ(笑うな!)な筐体カラーが選べるVAIO
となると、type Sしかない。

まぁ据置ったって、テーブルを占有しないサイズが、
必死っぽくなくてオシャレなんだわ。開いた時の液晶位置が低いのもGood。

Vista Home Premium 64ビットCeleron 900(2.2GHz、省電力無し)、
メモリ4GB(OS認識)、320GBHDD、スーパーマルチ、
無線b/g/n+青歯、指紋認証、3年保証で89,800円
(09年8月7日(金)15時までの「おトクなサマーキャンペーン」価格)

落下・水濡れに対応する保証は、持ち運ぶのであればVAIOの場合、必須であろう。
期間3年でプラス1万円也。


究極の省スペースSONY VAIO type L(20型WSXGA+モデル):

光沢ながら写り込みを抑えた「クリアブラック液晶」、
高音質エンジン「Sound Reality」が魅力のボードPC。

Vista Home Premium 64ビット
Core 2 Duo E7400(2.8GHz)、2GBメモリ(1スロット)、
320GBHDD、スーパーマルチ、地デジx2、無線でb/g/n+青歯、
キーボードとマウスはワイヤレスで今現在、直販104,800円

20型でもキーボード除く本体が12.4kgと、
スタンド外してもモニタアームはとても無理だろと思ったが、
USサイトだと、24型にまで対応する純正アーム売ってんだよなぁ。

ただCPUとグラフィックの選択では頑張らない方がイイ。
24型のtype LだとGeForce 9600M GT積んでおり、排熱不足でこの時期、
テレビとしての長時間使用にさえ、皆さんかなり苦労されてる。

また24型になっても、TNパネル+擬似カラーは変わらず、
そこまで行くなら流石に、外付けモニタ+デスクトップのが良かろう。


外付けモニタ前提HP Pavilion s5150(幅10.5cmのスリムPC。モニタ別売):

Core 2 QuadGeForce GT220を搭載可能。
排熱は優秀で3つのファン(CPU、電源、フロント「排気」)で行うのだが、
高負荷時も大してうるくさくはならない。

軽量205gのポータブルHDD、「HPポケット・メディア・ドライブ」が特徴で、
s5150前面にあるスロットにスッキリ格納したり、USBで他PCとも使い回せる。

最近はスリムでもCore 2 Quadやミドルレンジ・グラフィック搭載は珍しくなく、
普通の大人がタワー型PCを求める理由はHDD多く積める事くらいなのだが、
セキュリティ的にも排熱的にも、使ってないHDDまで常時稼動させとく事は無いと思うんだ。

Vista Home Premium、Core 2 Duo E7400(2.8GHz)、
2GBメモリ、320GBHDD、
(メモリ増設やHDD交換には排気ファンと光学ドライブを外すだけ。DDR3の4枚刺し可)
スーパーマルチで今現在、直販送料込み73,080円~。地デジx2も選択出来る。

同筐体にはAMDモデルもあるが、
チップセットがNVIDIA nForce430(GeForce 6150SE内蔵)になる為、
周辺機器殆ど使わないダウン厨には、安いコチラもありって処。
その場合、メモリもDDR2になる。

2009.7. 25土曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, レッツノート, ①NEC, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, EliteBook, ENVY, Latitude, LaVie L, Pavilion s5130, Pavilion s5150, ProBook, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO L, VAIO S, 廉価ノート旧モデル, 法人向け | リーズナブルな据置PCが欲しい。 はコメントを受け付けていません

短編レビュー~ノートPCメーカー編~

★NEC★

事もあろうに中国市場から追い出されるトコまで堕ちた品質問題を解決すべく、
急速に国内生産比率を上げており、去年までの評判は余り気にしなくて良い。

直販は勿論、店頭購入や、安売りが期待できる通販で買っても、60日以内なら、
落下・水濡れに対応するメーカー3年保証に11,970円で加入出来る。

累計の補償限度額は、購入金額を基準に決められており、
・初年度:100%
・2年度:82%
・3年度:64%
となっている。

サポートには定評のあるNECだし、
ぶっちゃけ、VersaPro UltraLite タイプVSの様な尖ったモデルでもなきゃ、
積極的にNECを選ぶ理由も他には無い訳だから、是非とも加入して頂きたい。

直販サイトではモデル名は全て、VALUESTAR G、LaVie G、VersaPro Jとされ、
筐体名をさすアルファベット1文字は、「タイプ」の後に表記される。
例えばLaVie J(店頭モデル)→LaVie G タイプJ(直販モデル)。

★富士通★

国内組立(ただしLOOX M除く)で初期不良が殆ど無い代わりに、
保証・サポートには消極的で、落下対応のメーカー保証がないばかりか、
お問い合わせ11件目より有料[1件あたり2,000円]って・・

追伸2009年10月発表モデルからは、
使い始め1年間の電話サポートが無料
になりました。

LOOX U~NWという現行ノートのフルライン(5.6型~16型。
ただしLOOX M除く)で、液晶解像度がWXGAだったり、
据置モデルで筐体が厚いのにグラフィックがチップ内蔵のみだったり
(NFの直販モデルの一部にRadeon HD 3470があるっきり)と、
このメーカーは基本、ライトユーザー相手なので、
しょーも無い事を問い合わせる人がさぞ、多いのだろうw

★東芝★

主に中国生産で尚且つ、落下対応のメーカー保証が無く、
メーカー修理も高額なので有名。

Qosmioの排熱問題(買って僅か1,2年での実害報告多数)
を何世代にも渡って放置して来た企業体質も手伝って、
年3回のモデル末期には、店頭モデルが価格暴落する。

CX、EX、Satellite PXW、AX、一部TXという据置の売れ筋で、
未だに有線が100Base LANであり、
東芝にしてみれば、Qosmioとそれ以外って感じなんだろう。

乱立著しいQosmioについては「Qosmioまとめ」を参照されたし。

直販モデルのモデル名には、最後に「W」が付く。

★SONY★

09年6月30日をもって店頭モデルへの、落下対応のメーカー保証を止めてしまう。

しかしモバイルに関しては、
他社が独自の頑丈基準を設定する中、
SONYは軽量・長時間駆動というスペック表に現れる処に特化しているので、
ハードケースで持ち歩くなり、
落下・水濡れ対応が付けられる直販で購入するなりの、
自衛手段を講じる必要がある。

ここの落下対応(SONYではワイド保証という)の様に、
補償限度額、免責金額共に無いってのは、私の知る限り他メーカーに例が無い。

保証料は機種によって違うが、金額的にもこれを利用しない手は無いので、
VAIO買うなら直販で購入し、同時にワイド保証に加入するってのは鉄則である。

VAIOたる所以は液晶の発色にある訳だが、
光沢ながら写り込みを押さえた「クリアブラック」や、
非光沢ながら光沢並みのコントラストを実現した「クリアソリッド」など、
綺麗で見易いのが特徴。

ただ、クリアブラック「LE」ってのは、
輝度(バックライト本数)、発色、反射具合など、
全てに渡って手抜きなので、それしか選べないtype C、type Nなどは、
所謂VAIOではない。

type TZ以降、各モデルに採用された電卓型キーボードは、
タワミが無く、キーピッチの割に隣接キーへの干渉を防げるが、
キートップを滑る様な、所謂ノート用タイピングには不向き。

OSは、一部にXPモデルが存在するものの、
基本、Vista 64ビットなので、アプリはともかく、
周辺機器には苦労するかもしれない。

これはVAIOが、信頼性よりもパフォーマンス
(64ビットならメモリ容量を活かせる)を優先している事を、
広く世間に知らしめた一例に過ぎず、
SONYがキモオタとの距離を取るのに良く使う手法である。
(イメージで売るブランドには、メーカーによる、ユーザーの選別も重要。)

SONYは、モバイル分野における駆動時間の優秀さでは、今やレッツと双璧だが、
休止状態でさえ、放電が半端じゃないので要注意。

尚、VAIOと言えど、持ち運びさえしなければ、
他メーカーより壊れ易いって事はない。と、個人的には思ってるんだけど・・

★Panasonic★

全数、国内組立で、初期不良が無い事が、
日本人には頑丈のイメージに繋がっている様だ。

しかし日本でタフブックとして売ってるモデル以外では、
ThinkPad程、頑丈じゃないし、
開発が止まっているせいか、とにかく仕様そのものが低いのが目に付く。

レッツノートは搭載液晶がショボイにも拘らず、
デジタル出力可能なモデルがF8(ポートリプリケータにDisplayPort)
のみってのは、セントリーノ2世代として、怠慢と言われてもしょうがない。
(これ以外の点は、比較的最近の設計になるF8の項目に書いた。)

ウリにしている駆動時間に関しても、
T8とほぼ同仕様の海外版の公称だと、3時間も減っており、
パナだけじゃないにしても少なくとも、
海外メーカーとはカタログ値の基準が違うのは明らか。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、直販で本体と同時購入するしかない。
本体ボッタクリの直販で購入する事の是非はともかく、一応紹介すると、
それぞれ3年保証に、R/Tが10,500円、W/Fが12,600円で加入できる。

累計の補償限度額は
1年目:購入金額の100%まで
2年目:購入金額の70%まで
3年目:購入金額の50%まで
となっている。

★エプソン★

一日修理を謳う、業界最速のサポート体制
落下・出張修理に対応する保証も安い。

落下・水濡れに対応する保証(安心プラス保証)の場合、
一度の補償限度額は、
・最初の一ヶ月は、本体購入金額。
・以後毎月、本体購入金額の1/36ずつ減額(3年でゼロになる)。

累計限度額の記載は無く、加入するには安心プラス保証料金の他、
その間の標準保証料金が要る。

肝心のPC本体だが、主にベアボーンを使用し、
一から設計してる訳ではないので、
機種ごとに当たり・ハズレは否めない。

しかし、サポートNo.1のメーカー故、
そもそも、壊れ易いのは採用しないハズ。

メモリ、HDDの容量を上げて注文すると、途端に価格が跳ね上がるので、
最小構成で購入して、ご自分で増設するのがお得である。

電話注文だと、内蔵HDDのメーカーはある程度、指定出来るらしい。

★lenovo★

良い意味でペーパー・カンパニー。
電話対応は10人前後らしい。>レノボ・ジャパン。
これなら直販のゴタゴタにも説明が付く。

で、ThinkPadの開発は未だ、日本IBM敷地内の大和事業所でやってて、
サポートも未だ、日本IBMが担当。製造はIBM時代からの契約工場。
レノボになってから質感落ちたって言ってる奴はX300系を知らんのだろ。
そもそも、全機種コストダウン無縁なメーカーなど存在しない訳だし。
(レッツノートは開発費の方をケチってる。)

マイクロソフトはWindowsの開発をThinkPad上で行っており、
(Super Validation Customer。他にはHPと東芝)
これと米軍頑丈規格
セミラグド。他にはPanasonicの日本名タフブックとDELL Latitude ATG)
の両方を満たすのは現在、
ThinkPad(現行Xシリーズ、Tシリーズ、R400、SL300)しかない。

最も信頼出来る統計も、lenovoを最も故障の少ないメーカーとしている

現在までの大気圏外でのノートPCシェアも、確認できる範囲で100%との事。
何だかんだ言っても、人類がThinkPad以外を宇宙に連れ出した事例は無いらしい。

トラックポイントは、一度触ってしまうだけで、永遠に卒業できない。

現行ThinkPadは、ノートでありながら液晶閉じたままの常時稼動が可能な程、
排熱・静音性が優秀だが、更に現行モデルからは、
PC内部への埃の進入を防ぐ為、吸気口にメッシュを貼るという大きなハンデを、
人知れず背負っているのだから恐れ入る。

ThinkPadで問題視されるのは重量で、
これは強度を維持したまま、薄型筐体(RとSL以外)を追求している為、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる事に起因する。
まぁその宿命を背負った上で、X200sの最小1.1kgってのはある訳だが。

一方、駆動時間の方は最早、国内メーカーにも負けてない。
Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)のX200sが
無線LAN使用のWEB閲覧で10時間43分駆動したという実例もある。

初期不良は少なくないが、この点はサポートがIBMだから安心して良い。
電話も直ぐ繋がる。

ThinkPadが、長い付き合いに最も適したブランドと言われている理由は、
保守マニュアルと部品のみの購入の容易さにある。
各部品の交換手順をご丁寧にも、ビデオで解説(リンク先はX200s関連)する様な
ふざけたメーカーは、レノボくらいしかない。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
補償の累計限度額は無く、
・一部損で修理代が10万超えた場合は、超えた分だけを客が負担。
(ThinkPadには10万超える壊れ方は殆ど無い。)
・全損の場合は、5万円負担で相応の新品と交換出来る。

注意して頂きたいのはで購入すると、
落下対応のデフォ1年は付いて来ないってトコ。
購入1年2ヶ月以内に落下対応を延長する事は出来るので、
万が一、故障が延長前だった場合には、
故障してる事を棚上げして保証に加入すべし!
(これはレノボの説明不足の方に非がある。)

ThinkPad本体を直販購入の場合、3年・引取修理・落下対応で26,250円

現在、ThinkPadの中のThinkPadと言えるのは、
目に優しい液晶をシングルベンダで指定できる、
・X200sのWXGA+
・X301
・T400のHigh Nit LEDバックライトWXGA
・W700のWUXGA
の4機種である。
ラインナップ改

★ヒューレット・パッカード★

hpの場合、品質レベルには次の3段階がある。

上位=通常保証3年モデル=現行だとEliteBook

ThinkPadのW、T、Xシリーズを意識したモデル。

排熱・静音性や、ポイントスティック(2ボタンで動きもイマイチ)など、
道具としてはThinkPadに敵わないが、ヘアライン仕上げのパームレストなど、
モノとしての満足度はコチラが上。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
累計の補償限度額が16万円に設定されている(←hp共通)。
加入料は3年で7,245円~。

中位=通常保証1年の法人モデル(個人での購入も可)=現行だとProBook

ThinkPadのRと違い、道具としての品質にまで踏み込んでコストカットしてあり、
買い替えサイクルは自ずと短くなり、それこそが、
レノボより商売が上手く行ってる秘訣!

落下対応のメーカー保証への加入は、3年で16,275円~。

下位=個人向け=Pavilionブランド

メーカーの落下保証に加入出来ないばかりか、
通常の保証でさえ、2年延長するのに13,650円も掛かる。

故障件数を誰よりも把握しているメーカー当人による値付けなのだから、
当たり前に3年使える代物だとは思わない方が良い。

案の定、排熱・静音性に問題を抱えてるモデルは多く、
3年確実に使える事より、使い捨て感覚で筐体デザインを楽しむ人向け。

–   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –

今や薄利多売だけでは、PCの価格競争は勝ち抜けない訳だが、
hpはそれを、
・サポートに中国人を多用する
・内部パーツにモデル末期の余剰パーツを多用する
事で行っており、逆に言えば激安でも、最初からまるで使えない様な粗悪品は無い。

★DELL★

いくら安くても、お勧め出来るのは以下の2パターンのみ。

・共にサポートに定評がある、法人モデル(個人購入可)またはXPSシリーズを、
コンプリート・ケア(落下・水濡れ対応の保証。累計の補償限度額は本体購入額。)
付きで購入。

・取扱のある家電店での店頭購入。保証は店頭のでも良い。

これらは初期不良に対して、誠意ある対応をしてもらう為には、絶対必要!
メーカー保証の場合、メーカー/ユーザーどちらに過失あるか決めるのは、
メーカー側。

しかしVostroのコンプリート・ケア、最長が1年ってのはどうなのよ?

★ASUS★

今やlenovoと並んで、最も故障が少ないメーカー

世界中のデスクトップPCを分解すると、
7割にASUSの基盤が入ってるとまで言われる大メーカーなのに、
社員は全員、残業代すら貰わずに仕事してるとの話もあり、
かつての日本メーカーを彷彿させる。

液晶解像度で選択肢から外すのが、残念でならない。

★acer★

世界シェア3位ながらメーカーの体を成してないとは、恐ろしやw

2009.6. 21日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, acer, Adamo 13, Adamo 9, Aspire One 722, Aspire Timeline, ASUS, エイサー Aspire one, タフブック, ビジネスモバイル旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, メインストリーム旧モデル, モバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, Compaq 2230s/CT, Compaq 6535s/CT, Compaq 6730b(/CT), Compaq 6730s/CT, Compaq 6830s, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, 直販大型旧モデル, 直販廉価旧モデル, dynabook Qosmio, dynabook R732, dynabook Satellite Kシリーズ, Eee PC 1002HA, Eee PC 901, Eee PC S101, EeePC 1000HE, EliteBook, EliteBook 2530p, EliteBook 2730p, EliteBook 6930p, EliteBook 8560p, EliteBook 8760w, Endeavor NJ3700E, Endeavor NJ5700E, ENVY, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 10, Inspiron Mini 12, Latitude, LaVie L, LIFEBOOK SH, Mini 210, Mini 5103, N10Jc, Pavilion dv2, Pavilion dv3500, Pavilion dv6-7000, Pavilion dv7-7000, Precision, Precision M6600, S121, Studio XPS 13, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO F, VAIO S, VAIO Z, VersaPro, Vostro, Vostro 1200, Vostro 1320, Vostro 1400, Vostro 1510, Vostro 1710, XPS, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 大画面旧モデル, 大型液晶旧モデル, 廉価ノート旧モデル, 法人向け, 中型旧モデル, 中型旧モデル | 短編レビュー~ノートPCメーカー編~ はコメントを受け付けていません

Inspiron Mini 10を、買わない理由を挙げてみる。

mini10

この春、モバイル買うにあたって、Inspiron Mini 10が基準になる事は間違いない。

幅261x奥行182.5x高さ25.3-28ミリ、1.17kg~にしてファンレスな筐体、
10.1型には非光沢WXGA(1,366×768、USサイトではプラス$35で受注開始!)が選べて、
17.5ミリピッチのキーボード(生活防水)、XP Home、省電力なAtom Z、最大160GBのHDD、
nやBluetooth 2.1を選択できる無線、HDMI端子、130万画素WEBカメラ、
自宅PCに保存された音楽、画像、映像にも外出先からアクセス出来る「Remote Access」と、
戦闘力抜群だ。

あらを探してもメモリ1GB固定なのと、Atom Zに組み合わされるUS15Wチップ起因の弱点
スペック解説★チップセットの最後の方を参照の事)くらい。

今回は、このMini 10を出発点とした場合、他のモバイルはどうなのかってのを考えてみた。


富士通 LOOX U
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):

XP、Atom Z、グラフィックが弱いチップ、メモリ1GB固定はこちらも同じ。
解像度も負けてない。

小型タブレット故、タッチタイプ出来ないのと、ファン音うるさいのが難点。
Mini 10とどちらが良いかは、ユーザーの生活スタイルや、他にどんなPCを持ってるかが決める。


東芝 NB100(の内、XP+HDDモデル。
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):

NB100のウリはやっぱ、綺麗液晶
最大2GBメモリやGMA500よりマシなグラフィックは、ネットブックの一般的仕様。

DVD画質(720×480)の動画、ニコ動、YouTube(&fmt=22以外)には
NB100を超える解像度は不要だし、最近は現行モデルでさえ3万円前後で売られる場合もあり、
腐っても国産メーカーっていう安心感も捨て難い。

クロックダウン・モードなら、熱くはなるがファンは殆ど回らない。
WEB閲覧には不便な解像度、タッチタイプには辛いキーサイズなので、
軽い動画見る専用だろう。

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SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット、588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):

Atom Zとチップは同じだが、こちらはメモリ2GB標準で代わりにVista。

type Pを使えるまでにするにはユーザーによる調教が必要で、
液晶サイズ、UIからしてどの道、Mini 10より使い易くはならない。

しかし元々モバイルしてない人が、ファッションも兼ねてモバイル始めるなら、
断然type P
だろう。ホントSONYは、必要無いPC買わせる事に関しては天才的w

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Panasonic レッツノート R8(非光沢10.4型XGA、約930グラム、カタログ駆動8時間
幅229x奥行187x高さ29.4-42.5ミリ):

本格モバイルの代表選手。Mini 10に負けてるのは
・ファン付で静かじゃない
・筐体が分厚い
・横解像度(視認性はその分、R8が上)
・12万円~と価格も本格的
といった処で逆に、モバイル要件(サイズ、重さ、頑丈+サポート、バッテリー持ち)と
処理能力はR8が圧倒する。

液晶LEDバックライトな為、今まで以上に長持ちさせられるので、価格差は妥当かと。

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工人舎 SX(光沢8.9型WXGA(1,280×768)、1.25kg、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行185x高さ22-33ミリ):

Atom Z、US15WチップながらこちらもXP Home標準搭載。
SXが良いのは、メモリ2GBも行ける事。

機能満載な為、ちと重いが、
ワンセグ感度が悪い以外はユーザーの不満も聞かない。
基本的に冷却ファンも静か。

タッチスクリーンであるにも拘わらずLOOX U同様、発色も悪くない。

直販価格ですら7万円切っており、タブレット・スタイルと
光学ドライブに価値を見出せるなら、限りなく理想のマシン。

タブレット系では他にGIGABYTE M912ってのもあるが、
そちらは販売店がイマイチでサポートに不安がある為、お勧めしない。


HP Mini 2140
(液晶写り込みが酷いので、非光沢フィルム「DA-PFA101H」(アイ・オー・データ製)必須。
10.1型、現状は1.19kg、標準の3セルで最大駆動4.5時間6セルだと9時間)、
幅261x奥行166x高さ27.2-35.5ミリ):

HD解像度(1,366×768)版が間もなく登場。(USサイトではプラス$30で受注開始!)

主要スペックはネットブック標準ながら、
作りのシッカリ度、Express Card/54スロット、
DVI出力
(ポートリプリケータ経由)がウリ。


ASUS EeePC 901(8.9型非光沢、1.1kg、カタログ駆動約8.3時間
幅225x奥行175.5x高さ22.7-39ミリ):

ウリは長時間駆動と、ThinkPadと並ぶ、統計上最高の安定性!
(ThinkPadに無難さを求めるなら非RADEONって事で・・)

新しく出たEeePC 1000HEは、駆動時間が901より長く、
キーボードもマトモになったが、いかんせん、1.45kgってのが駄目過ぎる。

最後に信頼性繋がりの話題を1つ。

Googleが数万台のHDDを業務使用する中で、メーカーごとの故障率を調べた。
って記事が以前あったけど当時、結果は公表されなかった。

しかし最近、Googleが自社サーバーを公開した際、
使われていたHDDは日立一色
であった!

HDDは今後、選べる事なら日立をお勧めしておく。

2009.4. 5日曜日 Posted by | ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途④:動画鑑賞, 用途⑨:持ち歩き, EeePC 1000HE, GIGABYTE T1028X, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 10, Mini 5103, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 工人舎 EX | Inspiron Mini 10を、買わない理由を挙げてみる。 はコメントを受け付けていません

ノートを母艦にする際の、メーカー別考察。

母艦であるからには、バックアップ間隔におけるデータ保守が第一義であり、
独立GPUで高性能になるよりは、安定性(今時のRADEONなんぞは以ての外)、
排熱性が求められる。

OSに関しては、最新アプリへの対応(Vista)より、枯れている(XP)事優先だろうし、
幾らハード的故障の心配が無い、SLCのSSDを採用するにしても、
ソフトや人為的な障害に備えて、
内蔵セカンドHDDへツールによって、
意図したタイミングでだけバックアップ出来る事は無駄じゃない。

では、そんな用途のノートを探してみたい。


■NEC:ここはサポートの評判は良いのだが、
サポートはデータまでは守ってくれないし、
伝統的に排熱が苦手なメーカーであるので、
無駄に大きく(厚みが38.1~39.8ミリ)、独立GPUも搭載していない
LaVie G タイプL アドバンスト一択だろう。XPが選べる事からしても。

ただNEC自体、品質問題で事もあろうに、中国市場で駄目出し食らっただけの事はある。
ハード面の些細なトラブルは、確かに多いメーカーと言えるので、
水濡れ・落下対応の保証は必須。


■富士通:ここは国内生産という事もあり、初期不良は皆無と見て良い。
作りにも比較的無理がない。

裏を返せば据置ノートでは、初心者狙いのラインナップとも言えるのだが、
電話サポートが、
・お問い合わせ10件まで無料
・お問い合わせ初回より有料(1件2,000円)
の2タイプしか無いってのはどうよ?
水濡れ・落下対応のメーカー保証も無い。

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■東芝:最終組み立てはほぼ、中国。設計はどうなのかと言うと、
Qosmio中心に液晶縦線(排熱不足が主な原因)が1年程度で発生する事が多い。排熱不足は
dynabook Satellite Kシリーズも例外じゃなく、Celeronだとキーボードが変形する程。

HDDは50℃超えで初めて熱が問題になるのだが、東芝はそんな境界は気にしないらしく、
案の定、HDD故障も多い。あと、東芝のヒンジ割れの多さを知らない店員はもぐり

修理代は高いし、落下対応メーカー保証は無いし、クレーム処理事件は余りに有名だし、
そんな企業体質。(批判ばっかになっちゃったのでとりあえず、レグザは綺麗だよとw)


■SONY:ネット工作が盛んな企業故、返ってアンチ書き込みを誘発している様な。
自分はここ数年、毎年の様にtype Fを買って来たが、どれも問題無く使えてる。
排熱ノウハウを持つメーカーなので、据置機で尚且つ、BTOで無理しなきゃ、
国内メーカーとしてはマシな方。

ただ、サポートに人間味を感じ無いってのは本当だ。
駄目なものは駄目。決まりですから。仕様ですから。接客マニュアルですからって感じ。
ともかく、ユーザー過失に対応する保証(ワイド)に入っとかないと、
何かあっても勝手にユーザー過失と判断され、逃げられてしまう。


■Panasonic国内生産+良質なサポート+落下対応メーカー保証(マイ・レッツ倶楽部)
ってのは完璧なんだが、据置使用を想定してないせいか、排熱が駄目駄目。
冷却ファン付きになって一時期程には酷く無いが、
熱によるCPUのクロックダウン程度は、日課の様な扱い。

マイ・レッツ倶楽部もボッタクリが過ぎる。


■EPSON:ここはノートを自社開発してないので、機種によるアタリ・ハズレが大きい。
そんな中ではEndeavor NJ3100は、地味ながらお勧め出来る。

サポートは何せ1日修理だし、落下対応保証も付けられるし、出張対応保証も安い。


■ThinkPad:販売担当=lenovoは信頼に足らないし、初期不良も少なくないので、
本稼動させる前には、仕様と諦めず、一度修理に出すくらいの覚悟は必要。
(天板が微妙に平らじゃないのは仕様です。)

ただし買ってしまえば、日本IBMとしか接触しなくなるので心配無用。
保守マニュアルの公開、パーツだけの郵送など、保証の範囲内で行ってくれるし、
「Rescue and Recovery」、そこから起動できるバックアップ用HDD
そしてそもそも壊れ難い本体など、ダウンタイム削減にこれ程、拘ったブランドは他に無い。

水濡れ・落下対応の保証には、標準保証期間中に入れば良い。

お勧めは、セカンドHDDを正規導入でき、RADEON系を回避できる
W700(出荷時はRAID 0。32ビットOSモデルだとカラー・センサー無しなのが痛い。)
T400、T500(の内、GPUがチップ内蔵なモデル。ウルトラベイをHDDに使う。)
これらならBTOでCPUを頑張っても、排熱は余裕

Tシリーズは最早、高級品では無いが、母艦なんてものは中のデータの方が大事なんだから、
変な意地は張るべきではない。

現行Tシリーズの場合、問題は液晶(T400のWXGA+は発色青過ぎ、
T500のWSXGA+はギラツキが少々)なのだが、
T400にするなら、685Nitの高輝度を誇るHN LEDバックライトのWXGAが良いのでは?

ってのは、縦解像度で言うと
①1,050(WSXGA+SXGA+
②900(WXGA+
③800(WXGA
と、三種類のThinkPadを使う私だが、
トラック・ポイントのお陰で縦スクロールが行い易いので、
②と③の使い勝手はそう変わらないと感じているからだ。

私はHN LEDの奴は未だ実際に見てないし、
動画鑑賞でもしなければ、これ程の輝度も必要無い訳だが、
TNの場合、少しでもやる気のあるパネルにはギラツキは無いものだ
(VAIO type Tは数少ない例外)。

一方WXGA+の方はギラツキ自体は無いのだが、
LEDでさえ250Nitであり、青さの解消にはなってない。


■hp

EliteBook 8730w:ThinkPad W700を凌ぐモバイルワークステーションだとは思うが
・sRGB、印刷機との色整合が図れる液晶。
・メモリ8GBでの動作確認(64ビットOS)。
・同サイズ液晶なのに筐体がかなりコンパクト
セカンドHDDを導入出来ないのが痛い。

型番末尾に「/CT」が付かない法人モデル:価格的に見て、ThinkPadを避ける理由無し。

「/CT」とPavilion:毎年買い換えるなら・・・・無いなw

①、②には落下対応メーカー保証が付けられる。

m6400

■DELL:法人モデル或いはXPSなら、サポート、落下対応保証、出張修理など素晴らしい。
しかしデータ保守まで考えると、まずは本体の壊れ難さが重要であり、
DELLがそこに本気なメーカーとは、誰も思っていない。

2009.2. 1日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, dynabook Qosmio, dynabook Satellite Kシリーズ, EliteBook, EliteBook 8760w, Endeavor NJ3700E, ENVY, LaVie L, ThinkPad T430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W701, Uncategorized, VAIO F, XPS, 法人向け | ノートを母艦にする際の、メーカー別考察。 はコメントを受け付けていません

最近ThinkPadスレで行った、工作活動一部抜粋。09/01

>X300も価格下がって来たね。

X300系の価格は、メーカーが買い取ってでも維持しなきゃイカンと思う。
ある程度の国内大手なら、PCに限らず皆やってるよ。ブランドの維持とはそういう事。

ま、それが出来ないから時として、DELL、hpなんかと同列に扱われるんだろw
本体の出来からしたら有り得なくても。
(以上、X300スレにて。09/01/10)

>X300、12万円くらいなら買っても良いかな。

W700以外、全ラインナップ10万円前後で売られるThinkPadなんか見たくないよー。
SSDの相場が下がっても、X300系現行なら何とか15万は維持して欲しい。
てか、そういう品質を維持しろと。

>SSDよりHDDの方が、信頼性もまだ上に思いますし。

残念ながらその認識は改めた方が良い。
SLCなら最早、HDDより信頼できるというのが最近のトレンド。
大体、SLCが壊れたなんて話、聞いた事ない。(片やHDDと来たら、こんな感じ。)
だからこそGoogleですら、圧倒的に割高なSLCを大量導入しているのだよ。
ほぼ独占企業のGoogleが、レスポンスの為だけでムリする必要性もない訳だし。

残念ながらMLCが駄目なのは、Googleも公言してる。
X301の場合、64GBのがSLCで、128GBのはMLC。
最近はMLCもかなり高速になったが、
128GBの方がベンチで振るわないのは過去スレ既出。
(以上、X300系スレにて。09/01/19・20)

てかW500のスペック対比ですら最早、
HP Pavilion Notebookなんかと同価格帯なんだから、
X301とW700以外に多くを期待する方が酷だって。

実際、T60(TMDパネル+NMBキーボード)、X301には俺も満足してるが、
ぶっちゃけT400(青液晶)、T500(液晶汚い+ギラツキ)、
W500(WUXGAはギラツキ、ザラツキ)はそれらより数段落ちるぞ!
CPU、GPUはともかくユーザーインターフェイス全般の質感が。
酷い個体だと、天板がそってて閉まらないのすらある。
W500の排熱も、CPUによっては問題アリ。

いっそレノボは、ThinkPadより上のブランドを立ち上げてみちゃあどうかねぇ?
そんな贅沢が許されるのはレノボだけなんだし、
そこへX301、X400(WSXGA+)、X500(8ビットIPS)を持って行けば良い。
勿論、パーツは全てシングルベンダとし、品質のバラツキ排除を希望する。

しかし性能に関しては、持ち運べないW700を今、75万円で買う位なら、
普通にNECのIPSモニタ買うんじゃね?。仕事する全ての部屋にw
百歩譲って持ち歩くにしても、
映像関連ならsRGBモードが使え、写真関連なら印刷機との色整合が取れる、
HP EliteBook 8730w一択
だろjk(問題はBTOが、64ビットVistaのみって処。)
(以上、Tスレにて。09/01/20)

(最近のLenovo Premium Clubでの、価格破壊を受けて)
安いも何も、W500ってそんな値段で売られる機種だったのか~。
これだとThinkPadへの認識を、またまた改めなきゃイカンねぇ。

>フラグシップはW700だからW500の方は、
>Wとは名ばかりで別に大した事は無い。

いや~W700も、直販史上最大の値引額で来ると見た。今年中に。
流石に55万円引とかになったら、今までに無いよね?

大体TNパネル製品に75万円販売が妥当なら、軽自動車にコノリー・レザーのシート
載っける様な、ムリのある商品構成w
(以上、Wスレにて。09/01/17~20)

>TシリーズはT400とT500というのしか無いのですが、
>これがT60の後継機種という事になるのでしょうか?

俺はあえて、違うと言っておく。

T60の高解像度モバイル路線⇒X301
T60系のGPUパワー路線⇒W700

だと。

W700も、いよいよ30万円切った店もあるし、そもそも、
これ以外の現行T、W、Rシリーズは、T60世代からだとがっかりする処が多い。
CPU、GPUをぶん回す人なら最新モデルである利点は当然、あるが。
(以上、総合スレにて。09/01/20)

なんと、レノボ公式にある画像です!
前からカラバリはやってみたいって、中の人が言ってましたしねぇw

2009.1. 21水曜日 Posted by | 3年標準保証モデル, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), 用途①:WEB、掲示板の閲覧, EliteBook, EliteBook 8760w, ENVY, Pavilion dv6-7000, Pavilion dv7-7000, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad W701, Uncategorized | 最近ThinkPadスレで行った、工作活動一部抜粋。09/01 はコメントを受け付けていません

マルチベンダと言う名のギャンブル。

海外メーカー製ノートだと、
液晶パネルやキーボードなど同一部品に関してまで
複数の部品メーカーから供給を受ける(=マルチベンダ)。

マルチベンダは、部品の安定確保の為と説明されるが、
実際には数社を競わせて、部品を安く買い叩くのが目的だろう。

コスト削減により消費者も、安くノートが買える訳だが、
同一型番のノートでありながら、
液晶の表示品質にバラツキがあるなんてのは、迷惑過ぎる。

最近、ThinkPad現行モデルの保守マニュアルが公開されたので、
部品リストからマルチベンダ具合を調べてみた。

まず、X200/X200sのWXGAパネルは3社から供給を受けている。
それらキーボード(日本語) は2社。
X200sのWXGA+パネルは1社限定である。

T400/R400のWXGA/WXGA+パネル(冷陰極管バックライト用)はそれぞれ4社。
WXGA+(LED バックライト用)は(上の4つとは異なる)2パネルだった。
T400/R400のキーボード(日本語) は3社。

意外だったのはW700で、WUXGAパネルこそ1社限定だが、
キーボード(日本語)は3社もあり、
なんとR400/R500/T400/T500/W500/W700の全てで使い回しw
キータッチはキーボード・ユニットだけで決まる訳ではないが、
自分が触ったT400の、あの劣悪キーボードがW700にも使われているとは・・

で、X301は液晶パネルもキーボード(各国語それぞれ)も1社限定。
パネルはTMD製の特注品で綺麗。キータッチなんて神レベル

X301は玉数を捌けるモデルでないにも拘わらず、
専用のパネル、キーボード・ユニットに留まらず、
パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別。

今回、何が言いたいのかと言うと、
現行モデルはWXGA+だけでも、
X200s、X301、T400、R400、SL400とあり、迷う訳だが、
迷う程、スペック、価格を許容できる人なら、X301にしとけって事だ。
なにせ、他ならぬThinkPadを御検討の方なら、
スペック表に現れない使い易さに拘っておられるのだろうし。

レノボは今でもTシリーズを、フラッグシップと呼ぶ事があるが、
北米直販では今の円換算だと、T400が7万円から買えてしまい、
そんなモデルじゃ最早、特別を期待する方がおかしい。
ThinkPadの命とも言えるキーボードたりとも、
コスト削減の煽りを受けるのは当然で、他の部分など推して知るべしである。
(ただしSSDの128GBはX301でも、信頼性に乏しいMLCなので要注意!)

もっとも、ThinkPadが部品リストを公開してくれているからこそ、
どのモデルに力が入ってるか、メリハリが判る訳だが、
マルチベンダ自体は、国内メーカーですら、やってないって保証は何処にも無い。

2008.12. 23火曜日 Posted by | ⑦lenovo, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑰HDD(SSD), ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized | マルチベンダと言う名のギャンブル。 はコメントを受け付けていません