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据置ノートに金掛けるなら、ココに注目!

WEBブラウザ立ち上げて見れば解るが、まぁ据置にWXGAは無いな。
あと、これから買うなら液晶は、経年劣化しないLEDバックライトでしょ。

って事でWXGA+以上の解像度、既にLEDバックライト化を終えているノートを挙げてみる。
(LED化の波は、24型プロ用モニタHP DreamColor LP2480zxや、
大画面液晶テレビ、レグザの最高峰ZX8000にまで及んでいる。)

誤解の無い様に断っておくが、
RGBという3チップ構成でもない限り、LEDバックライトだからって液晶の発色が良くなる訳ではなく、
精々コントラストが良くなるだけだ。
それでもLEDに比較的発色の良い液晶が多いのは、単にパネルの設計が新しい事による。

type A
VAIO type A Photo edition(非光沢18.4型Full HD):

RGB LEDバックライトを採用し、フルカラーである事は勿論、Adobe RGBカバー率100%

現行ノートで最強の液晶だろうね。コレ。
こーゆーモデルがあるからこそ、VAIOは液晶綺麗っていう、世間のイメージになる訳ですよ。
クリアブラックLEの発色なんて、他社同価格帯以下なのに。

ただこのtype Aも、視野角だけはイマイチ。

使える仕様(地デジは別途)+ユーザー過失対応3年保証(VAIOでは必須)で264,800円~。


VAIO type BZ(の内、WXGA+モデル。光沢15.4型):

クリアブラックLEなので、写り込みもあるし、上下視野角も狭い。ファン音も高周波で大きめ。


VAIO type Z(の内、WXGA++モデル。非光沢13.1型):

パネルメーカー(TMD)、ドットピッチ、縦解像度の全てが、12.1型のX200s(WXGA+)と同じ。


ThinkPad T400/T400s(非光沢14.1型WXGA+。T400ではオプション):

T400とT400sでは別パネルが使われており、それぞれ2ベンダ

T400sの少なくともサムスン・パネルの方は、発色が最初から黄色っぽい。

T400のWXGA+、LEDバックライトの方はR400で選択出来るそれと共用部品。
コレは目に優しいのか?と問われれば、そうだと言わざるを得ないのだが、
なにせ2ベンダの片方(サムスン)が、色味はオカシイわ、上下でかなり輝度ムラあるわの
ハズレ全開なので、「目に優しい現行モバイルのランキング」の上位にT400/R400は入れ難いんだよなぁ。
アタリのLGだけのシングルベンダなら、お勧めの意味で当然入るのだが。


ThinkPad X301(非光沢13.3型WXGA+):

こちらのパネルはシングルベンダ(TMD製)。ギラツキも皆無で、現行ノートでは最も目が疲れ難い。

超薄型筐体やその表面加工など、モノとして見ると最高品質のThinkPadなんだが、道具として見ると、
モバイルにしては駆動時間で、据置にしては静音性やCPU性能で、敬遠されがち。


ThinkPad X200s 7465RF2(非光沢12.1型WXGA+。今購入するなら価格はコチラ):

Core 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2)、64GBのSSD搭載の既製品。

上記リンクのカタログPDFでは重量1.3kg、駆動時間4時間程度になってるが、
実際には1.1kg、無線使ってても6時間程度持つ。

このWXGA+は品薄の為、直販CTOではオプション受注再開の目処は立っていない。

しかしこの液晶は、最大輝度(250カンデラ)でも全く白飛びしない(コントラストが良い)。
非光沢にもかかわらず、動画プレイヤーとしても使える発色を持つモバイルは、
コレとVAIO type TTがあるだけ
だ。
(TTとは、同じパネルメーカー(TMD)で、ドットピッチもほぼ、同じ。)

同じ液晶が載ってるX200s既製品には、Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)、6セルバッテリーで
カタログ値1.25kg、9時間駆動74624JJもあり、これまた現在購入可能


HP EliteBook 8730w(の内、DreamColorディスプレイ搭載モデル。非光沢17型WUXGA):

RGB LEDバックライトを採用し、AdobeRGBとsRGBの色空間をサポートするのが特徴。
同社製プリンタとの連携も図る。

ファン音静かじゃないのが惜しまれる。あと、値段が最低でも40万円ってw


HP ProBook 4710s/CT(非光沢17.3型WXGA++):

送料込み51,450円~。まぁ何だ、この底面見てると、安い理由も解らんでもない。

くれぐれもメモリ、HDDを、あとから増設、交換なんて、安易に考えないで頂きたい。

液晶の発色もそこそこだし、
広いオフィスとか、大家族の居間とか、ファン音が気にならない場所で使うならアリだろう。


Dell Studio XPS 16(非光沢):

・15.6型WXGA+ WLED
・15.6型Full HD WLED
・16.0型Full HD RGB LED
の3種類から選択という力の入れ様。

グラフィックはRadeon HD 3670(512MB)固定。

これが、RGB LED、Vista Home Premium、Core 2 Duo、メモリ4GB、500GBHDD、無線Intel5300、
ブルーレイコンボ、落下対応3年保証で、17万円台~(クーポン以前)ってのはDELLならでは。

RGB LEDのは大型テレビ並の発色だが、VAIO type Aとは流石にコストの差を感じる。

排熱より静音重視ってノートもあって良いが、XPS 16は更に、
液晶開くと背面の排気口が半分塞がってしまうお茶目さんw


Dell Precision M6400(の内、RGB LEDバックライトモデル。非光沢17型WUXGA ):

Adobe RGBの色域を完全サポート。

この液晶を搭載し、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 2700M(512MB)、メモリ4GB、
無線Intel5300、スーパーマルチ、3年保証で20万円~。


Dell Precision M4400(の内、LEDバックライトモデル。15.4型):

・光沢WUXGA RGB LED(Adobe色域を100% サポート
・非光沢WXGA+ WLED
の2種。

RGB LED、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 770M(512MB)、メモリ2GB、無線Intel5300、
3年保証でも15万円切る


Dell Precision M2400(の内、WXGA+モデル。非光沢14.1 型):

グラフィックはNVIDIA Quadro FX 370M(256MB)固定。


Dell Latitude E6500(15.4型)、E6400(14.1型)(の内、それぞれWXGA+モデル。非光沢)

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今回見て来たのは、そのまま、据置ノートの勢力地図なのだと思う。
これら全てが、完全な製品なのだと言う積もりは無いが。

現行モデルではモバイルでさえ、デジタル出力できるモノが多く、
超解像度機能まで付いた三菱23型フルHD(当然、フルカラー)が3万ちょっとで買える時代なんだから、
少なくとも、ココに顔出さない中途半端な据置ノートに、今10万円以上出す価値は無いだろjk
3Dゲー・オタじゃあるまいし。

キャリブレーション機能をウリにするThinkPad W700とて、
RGB LEDの後継機が発表されれば、価格暴落は免れない訳だし。
(んな事書くから、俺はThinkPad信者を敵に回すんだよなぁw)

2009.8. 21金曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, ④SONY, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑮チップセット、GPU, ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, EliteBook, EliteBook 8760w, Latitude, Precision, Precision M2400, Precision M6600, ProBook, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W701, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO Z, XPS 17, 周辺①接続, 大型液晶旧モデル, 法人向け | 据置ノートに金掛けるなら、ココに注目! はコメントを受け付けていません