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小型PC専門の解説サイト

今、Ultrabookを買わない8つの理由。


理由①:「厚さ21ミリ以下」は省電力が進む次、次々世代CPU用の仕様

Ivy Bridge⇒Haswellの省電力路線を正当化する為のUltrabook構想であり、
Sandy版(笑)のUltrabookの存在意義は、
排熱・性能共に今後、槍玉に挙げる為だったりする。

理由②:現在主流の13型は、必要に迫られて買うPCのサイズでもない

縦狭液晶(16:9)への統一やPCの価格破壊なとで、
「作業性」と「可搬性」はある程度、別個に追求する時代である。

自家用車移動あたり前な地方は別として最早13型は、
無くて困らない「3台目需要」に成り下がった。

理由③:近い将来、更に安くなる動きも・・

『米Intel、100ドルの奨励金でUltrabook価格の引き下げを計画か』

理由④:キータッチが駄目すぎる

dynabook R631はUltrabookではマシな方だと思うが、
少し筐体が厚いだけのLIFEBOOK SHとキータッチを比べると、
実用になるか、ならないかの差が確認できる。


理由⑤:「それならいっそ、タブレットでも良いか」ってなる

必要な時だけ折り畳みキーボード出せば良いのだから。


理由⑥:ノートPCに限ってもライバルが優秀すぎる

縦900ドットのMacBook Air 13型は、
写り込み抑えた光沢液晶の最後の砦でもある。
(LaVie L 3DやLIFEBOOK SHがこっそりココから撤退したのが痛い)

通常電圧にも、
軽さや解像度ならVAIO Z2、
小ささならレッツノートJ10、
コスパならASUS U24E(詳細)と揃ってる。

理由⑦:それ以前に去年、おととし買ったモバイルが優秀すぎる

X200sなんて大抵の鞄に収まる小ささで、
縦900ドット+優れたUI、
重量1.1kgで6時間もテキスト作業できる。

理由⑧:内蔵バッテリの寿命がPCのそれになりかねない

同じ内蔵でも、直販からバッテリ購入して
ネジ外して自分で交換できるVAIO Z2とは、
交換費用やダウンタイムが違いすぎる。

PC買い替えサイクルを2年程度とする事がUltrabookの「裏」使命であり、
ユーザーサイドとしては仕組まれたブームには慎重にならざるを得ない。

自宅用だけで毎年3台以上のノートPCを購入する私でさえ、
始めから「2年以内」と割り切っての購入なんて一度もない。

2011.12. 7水曜日 Posted by | 720pテレビ電話, acer, Android, Apple, Aspire S3, ASUS, レッツノート, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑰HDD(SSD), ○○なデバイスはどうよ?, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R632, IdeaPad U旧モデル, Let's note AX, Logicool Vid HD, MacBook Air, NVIDIA Tegra 2, REGZA Tablet, Skype 720p, U24E, Ultrabook, Uncategorized, Ustream, UX21E, UX31E, VAIO Z, ZENBOOK, 使用者①:老眼 | 今、Ultrabookを買わない8つの理由。 はコメントを受け付けていません

次世代(Arrandale)直前をあえて買っておく理由。

まずArrandaleというCPUに判明してる特徴をまとめると、

特徴①:従来はチップセット側にあったグラフィックをCPU側に移動
(グラフィック(GMCH)までをまとめてArrandaleと言うが、完全に機能統合されるのは次々世代のSandy Bridge)

特徴②CPUコア毎に電力供給をOFFれる為、アイドリング時はCore 2より省電力。

特徴③:温度を見ながら、アクティヴなコア(グラフックコア含む)を段階的にオーバークロック。
Turbo Boostと言う。全コア動いててもオーバークロック自体は可能。

特徴④:2つのCPUコアを、OSには4つに見せるHyper-Threading。(機能自体は現行AtomやPen4にもある)
特徴③が無効にされた下位CPUもラインナップされる。)

となり、Arrandale直前を買っておく理由には、

理由①モバイル特化の機種が欲しい。
理由②16:10液晶を確保しておきたい。
理由③:当分XPで使用したい。
理由④:NVIDIAチップセットの場合、Arrandaleだと駆動時間が短くなる。

などが現段階で考えられる。今回はこれら理由を具体的に説明して行く。

最初は理由①のモバイル。
ArrandaleではCPU側にグラフィックが来る分、TDPが上乗せされる。

排熱良好なThinkPad T400sの次期モデルで更に排気口が拡大されてるのは、
CPU2コア+グラフィックを全て同時にTurbo Boostに持ち込む為だろうが、
少なくとも、チップ側にあった熱が単にCPU側に移動するだけという認識のノート開発では駄目だろう。

2010年第2四半期にはCeleronに至るまで、Arrandale系に変わってしまうので、
安直な薄型ノートは軒並み地雷になってしまう可能性もある。

特にCore 2 Solo(TDP5.5W)の様な低発熱・長時間駆動を狙えるCPUは絶滅危惧種であり、
レッツノートLIGHTに魅力を感じる方は最後のチャンスかも知れない。

次は理由②の液晶。
Arrandaleにあわせた筐体変更は、液晶の16:9画面化を更に加速させる。
この比率変更は液晶サイズ(インチ)が同じなら、
縦解像度を削るか、表示サイズ小さくするか、のいずれか
であるので歓迎できない。

ThinkPad T400High Nit LEDバックライト液晶は、サムスンパネルながら発色がW700並に良く、
より高解像度を求める声も多いのだが、そもそもこの最大輝度は直射日光を意識したものであり、
より大きな筐体や、表示を小さくしてしまう解像度にまで採用が進むと考える方が不自然で、
寧ろ縦解像度が800⇒768ドットとなってしまわないうちに確保しておくべきかも知れない。

次は理由③のOS絡み。
てか、インテル様でさえ、社内システムのVista導入を見送ってたのかw
逆にWin7は積極導入
らしいしイイ加減、ArrandaleにXPの完全サポートを望むのは酷な話だ。

現行据置ThinkPadのRADEON+XPでの不具合騒動は記憶に新しく、
これはRADEONドライバのせいであり、今は解消されてもいるが、
レノボの言う処の動作確認OSってのが所詮、その程度なのかとがっかりしたのも否めない。

まぁArrandaleが成功するか否かは、
CPU部分が32nmプロセスになった事を生かし、
どの程度、Turbo Boostするか(頻度 x クロック、滑らかな遷移)に懸かっており
これは排熱優秀なノートであるか否かでも変わって来るが、思いの外、有効という事なら、
一気に買い替えも進み、Win7の普及・安定をも即すので、そもそもXPを使い続ける理由すら希薄にしてしまう。

最後に理由④
AppleがArrandale拒否してるのは、
GMCH無効にしてもリーク電流あるから取っ払えって言ってるのだろう。

グラフィックの無効化自体は、P/X系のインテルチップセットでも代々行われて来ており、
これがCPU側に移った事により駆動時間に影響受けるのは、現行でNVIDIAチップセットを採用している、
DELL Studio XPS 13MacBook Airなど。

以上、長々と説明して来たが、実際にCore 2機とArrandale機のどちら買うかは、
前者が余程、品薄だったり、今あるPCが危険な状態でない限り、
来年早々、後者のレビューが上がった時点で判断すれば良い話だ。

2009.12. 13日曜日 Posted by | Apple, レッツノート, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, Let's note R, MacBook Air, Studio XPS 13, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad Tシリーズ, Uncategorized, XPS | 次世代(Arrandale)直前をあえて買っておく理由。 はコメントを受け付けていません

低価格にして高解像度なノートが欲しい。

私は据置PCにWXGAの画面解像度は無いと思っている。

少し高解像度のWXGA+は縦900ドットだが、
WXGAというのが縦800ドットだったとしても、WEBページの一覧性は劇的に変わって来る。

その検証にはまず、Yahoo Japanトップページを開いて頂きたい。

ブラウザは上からタイトルバー、ツールバー、タブスペースと来て、
Yahooのトップバナー、検索スペースになってると思うが、
ココまでは切り詰めても300ドット程取られる。

ブラウザ下のステータスバーを削り、Windowsのタスクバーを隠す設定にすると、
WXGAなら残りの500ドットが内容表示に充てられる一方、
WXGA+ならこれが600ドットだから、2割増の内容が一覧できる事になる。

広告を上段に持ってくる商売熱心なサイトだと、(例えばPC Watch
この差は2割じゃ済まないし、少しでも縦解像度高ければ、
WEBサーフィンで広告だけのゴミサイトに出くわしても、一瞬でそれと見抜ける。

まぁ高額な据置なら今時、高解像も当たり前なので今回は、
本体10万円以下で探してみた。(価格は投稿時点のもの。)

尚、目が疲れるギラツキ液晶機種は、予め除外させてもらった。


LaVie G タイプL(s)の光沢16型Full HDモデル:

何時誰もが10万以内で買えるホームノートとしては、最高品質の液晶。

Celeron T1600(1.66GHz x デュアルコア)、XP Pro、メモリ2GB 、250GBHDD、
スーパーマルチ、3年保証、n対応無線で、直販クーポン利用時96,810円~。

省電力機能のあるCore 2 Duoでは少なくとも、排熱・静音性に問題なし。


EPSON Endeavor NJ3100の非光沢15.4型WXGA+モデル:

地味だが排熱、静音性に気を配った無難な機種。

XP Pro、Celeron T3000(1.8GHz x デュアルコア)、メモリ2GB、160GBHDD、
スーパーマルチ、インテルWiFi 5300、セキュリティーチップ、青歯で送料込み87,255円~。

液晶詳細の項目があるのも直販専門メーカーならでは。


ThinkPad T400R400WXGA+、LEDバックライトモデル。

R400、Celeron 900(2.20GHz)、Win7 Home Premium(32または64ビット)、メモリ2GB、250GBHDD、
スーパーマルチ、青歯、インテルWiFi 5100がクーポン適用前58,065円~。

モデルチェンジ直前という事で、T400にオプション満載でも、クーポン使えば10万前後だったりする。

しかしそこまで出すなら、もう少し待って、T510フルHD、WLED逝く資金に回した方が良い。
(初期ロットと旧正月避けるとして、CTOするなら早くても3月辺り。)

次世代プラットフォームがどんなものであろうとも、
AppleがArrandale拒否してるのは、
GeForce 9400Mよりグラフィック性能下がるのはしょうがないとして、
GMCH無効にしてもリーク電流あるから取っ払えって言ってるのだろう。
これは独立GPUノートに関しては、現行世代を選ぶ理由になり得る。)
大和が開発するThinkPadに足回りで問題が出るなどとは最早、考え難く、
あとは液晶(解像度、バックライト、ベンダによるバラツキの無さなど)
さえマトモなの選択すればそのまま名機になる
だろう。
14型ともなれば、どーせ家中モバイルだし。

いや14型が持ち歩けない大きさとまでは言わない。
ただA4用紙サイズにフットプリント収まるモバイルが現在の様に安価になると、
結局、持ち歩き用には別のが欲しくなる。


HP ProBook 4710s/CT(非光沢17.3型、LEDバックライト液晶):

XP Pro、Celeron T3000、メモリ2GB、160GBHDD、スーパーマルチ、インテルWiFi 5100、
青歯で送料込み77,280円~。

そこそこ綺麗な大型液晶がこの値段なのには訳がある。

メモリやHDDの増設・交換すら考慮されてない設計だし、
冷却ファン音も設置場所を選ぶ。


DELL Latitude E5400(14.1型)、E5500(15.4型)

落下・出張対応の3年保証付ける気なら、価格競争力はある。

14型、15型それぞれにWXGA+があり、14型は非光沢のみで、15型は光沢/非光沢から選択。

Latitude廉価版のE5xxxで高解像度を選ぶと、バックライトがCCFLになってしまう処が、
同じくポイントスティック付けられるライバルのThinkPad Rと違うトコ。

この画面サイズだとバックライトがLEDかそうでないかでパネルの設計年代が違う訳だし、
設計年代違えば発色も違って来るし、地味なビジネスノートにあっては、印象がかなり変わってしまう。

Latitude E5xxxは、XP Pro、Celeron 900、落下・出張対応3年保証、ポイントスティック、
メモリ2GB、160GBHDD、スーパーマルチ、インテルWiFi 5100、青歯にすると、
クーポン無しで10万円ちょっと超える程度~。

DELLにはこの他、Vostro(15.4型と17型)とStudio 1536(15.4型)に高解像度のがあるが、
これらは当サイト読者にお勧め出来る程の品質管理体制とは言い難い。

どーしてもと言うのなら、近くの量販店経由でStudio逝く位か。

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各社ノートが一新されるまでは何言っても始まらない時期ですし、年末私も忙しかったりで、
まとまった記事の投稿は年内最後になりそうです。

2009.12. 6日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, Apple, ①NEC, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑦:プログラミング, Endeavor NJ3700E, Latitude, LaVie L, MacBook, MacBook Air, ProBook, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, Uncategorized, Vostro, Vostro 1510, Vostro 1710, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 法人向け | 低価格にして高解像度なノートが欲しい。 はコメントを受け付けていません

13.3型CULV機比較。

所謂CULV機に採用される13.3型は、解像度1,366x768pxでドットピッチ0.216ミリ。

これは所謂B5ノート(12.1型1,280x800px)比で、縦解像度4%減、ドットピッチ5.9%増。
すなわちCULV機に使われる16:9の13.3型は、16:10の12.1型と液晶縦寸で殆ど変わらず、
乱暴に言えば、横解像度増やす為にB5ノートの筐体幅を3センチ前後拡大しただけで、
パーソナルに丁度良いサイズだったかつて(16:10)の13.3型からは認識を改める必要がある。

まぁCULV機の場合、11.6型含めて、大容量バッテリー載せる事前提な筐体デザインが多いので、
13.3型CULV機の筐体奥行きは、液晶縦寸変わらない国内B5のそれより大抵大きい。

本投稿の見出しで紹介する機種の液晶は全て、光沢画面、LEDバックライトであり、
表示品質もそれぞれ似た様なものだ。
詳しくは「スペック解説まとめ」の■液晶解像度、表示品質を参照されたし。


LaVie M(直販名称LaVie G タイプM):

Celeron SU2300(1.20GHz x デュアルコア、1MBL2、省電力△)を採用し、重量と公称駆動時間は、
Mバッテリで1.59kg、4.1時間、Lバッテリで1.77kg、8.5時間。
バッテリーはMとLでは外観同じで重さのみ変わる。

液晶の表示品質は、NEC基準では無印スーパーシャインビューだそうだ。
やはりCULV機のは上下視野角の狭さでケチが付くのだろう。
発色そのものはグレア処理の力を借りてるとは言えマトモ。
表示品質に問題のある、

・大部分のB5ノート
・FMV-BIBLO MG
・パネル設計古い(すなわちバックライト非LEDの)13~14型

などと比べては失礼なレベル。

キーボードはピッチ19ミリ、ストローク3ミリ。打刻音が静かで、なめらかなタッチ。
タッチパッドは手書き入力、マルチタッチ、ジェスチャー機能に対応する。

メモリ増設やHDD交換は容易。

本体電源OFF時でも、USB接続で周辺機器を充電できる。


dynabook MX(の内、13.3型モデル):

Core 2 Duo SU9400(1.4GHz x デュアルコア、3MBL2、省電力○)を採用し、
公称10.5 時間駆動、重量1.76kg。

3D加速度センサーでヘッドを退避させるHDD保護。

キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.7ミリ。

有線LANが100Baseなのは要注意。


IdeaPad U350

重量1.6 kg。

CPUがCeleron SU2300、Core 2 Solo SU3500(1.4GHz x シングルコア、3MBL2、省電力◎)、
Core 2 Duo SU9400の3本立てなのに、他仕様変わらずで全て、カタログ駆動5時間ってのは、
ラフにも程があるw

厚さ17-24.9ミリの薄型筐体で、金属風パームレストは質感もそれなり。
しかしSU3500でさえ、ファン音常時大きめで、左パームレストが熱くなる個体を確認。

天板のセンサーで周囲の明るさを感知し、液晶輝度を自動調節。
ただ、輝度調整11レベルの内、少なくとも下4つは写り込みに負けてしまう。

Dolby Soundのスピーカーは、音質悪くない。

キーボードはピッチ19ミリだが、タッチは一言で言って安物。Enterキーが右端に来ない配列。

タッチパッドはマルチタッチ対応で面積も充分広く、
表面質感でパッド位置が分かる様に、ドットプリントが施されている。

メモリは全モデル標準で4GB積む。(2GB×2 / 最大物理メモリ8GB)
メモリ増設やHDD交換には、6個のネジ外してカバー開ければアクセスできる。HDD保護機能あり。

インターフェイス配列は、有線LANコネクタが手前過ぎて邪魔になるし、蓋も完全には止まらない。
この辺の形状もThinkPadでは有り得ないレベル。

ファン音うるさくて良いなら、
Celeron 723(1.2GHz x シングルコア、省電力×で、U350だとチップがGS40になる)+Vistaで、
Office無しの在庫処分品が軒並み4万切ってる。Win7優待は1,680円。


HP Pavilion dm3

Core 2 Duo SP9300(2.26 GHz x デュアルコア、6MBL2、TDP25W)+Geforce G 105M(512MB)
まで存在する機種をCULV機と言って良いかは置いといて、
最大駆動時間(BAPCo MobileMark 2007 battery benchmarkで測定)は、
Celeron SU2300で10時間
Core 2 Duo SP9300+Geforce G 105Mで8時間、(以上直販モデル)
AMD Athlon Neo X2 L335(1.6GHz。Radeon HD 3200をチップ内蔵)で6時間。(店頭モデル)
CPU比較

天板とパームレストがアルミ、筐体がマグネシウム合金で本体重量1.9kg。

キーボードはアイソレーションで、
ピッチ19×19ミリ、ストローク1.7ミリで、JISとOADGに準拠する配列。

タッチパッドはマルチタッチとジェスチャー機能に対応し、すぐ上にはバッドのOFFボタンもある。

ディスプレイの開閉状態に応じて感度を変える3Dモーションセンサーでヘッドを退避させるHDD保護。

ALTEC LANSINGスピーカー。

有線LANは100BASE注意。


DELL Inspiron 13z

DVDドライブを内蔵してたり、GeForce G105M(512 MB)を選択出来たり
CULV機と言って良いかは置いといて、
CPUはCore 2 Solo SU3500とCore 2 Duo SU9400から選べ、
最大駆動時間は4セルバッテリで5時間9分、8セルバッテリで11時間23分。

厚さ17.2-26.4ミリの薄型筐体で重量1.79kg。

Win7 Home Premium  64ビット。


ASUS UX30

CULVでインテルチップ内蔵グラフィックな、お手軽MacBook Air

最厚19.6ミリの薄型アルミ筐体で、(見ると天板以外はプラスチックの様な・・)
DC入力以外の接続端子が全てカバーで覆われる。
(アナログRGB出力は付属の変換アダプタ経由となる。)

天板側に至っては5~6ミリしかないが、筐体剛性は保たれており、
重量1.4kgも、液晶サイズの割に軽い。

で、それら代償として、こちらもバッテリーが内蔵式とorz(着脱は分解作業)

Core 2 Duo SU9400で公称最長4.77時間駆動。
Windows起動中にワンタッチボタン押す事で電源モード切り替えが行え、
「Battery Saving」なら実際には、WEB閲覧でも5時間可能。
ACアダプタも、電源ケーブル込196グラムと軽量小型。(発熱は、やや大きい)

本体の排熱・静音性は優秀。
パームレストも熱くならないし、ファンスケジュール緩やかな為、うるさくも感じ難い。

液晶は135度まで開き、スピーカーはAltec Lansing(サラウンド対応)。

キーボードはアイソレーション。
ピッチ18ミリ、ストロークも充分深く、配列も素直。
タッチも適度な重さだが、カチャカチャ音が気になり、
強くタイプすると中央付近で多少たわむ。

タッチパッドはマルチタッチ対応で、クリックボタンは左右一体型。
パッド面はザラザラ系。右クリックが強く押さないと反応しないのは仕様との事。

HDDは2.5インチで、筐体底面のネジを一通り取り外すと、
トップカバーがキーボードごと分離でき、メモリ増設やHDD交換も行える。


acer Aspire Timeline AS3810T

Core 2 Duo SU9400やCore 2 Solo SU3500をいち早く低価格ノートに採用し、
重量1.6 kgながら公称8時間駆動を謳う事で、
ノートPCの価格破壊を牽引して来た実績は余りにも大きい。

サポートに信頼が置けないacer製という事で、当初は私も静観して来たが、
排熱に優れ、登場半年にして例のリコールしかポカやってないってのは立派。

世界シェアがPCメーカーとしての信頼に繋がらないご時世、
やはり法人需要に応えてこそ本物になれると言う事だろう。
(商業サイトと違い、当サイトではショップ系や小メーカーのPCを採り上げる事が殆ど無いが、
それと言うのも、法人への納入実績に乏しいトコのは信用するに足らないからだ。)

ただし、acerの個人サポートが急に良くなった訳でもないので、
Timelineと言えども初心者や1台目需要にはお勧めしない。

AS3810Tに話を戻すと、筐体は金属的で安物に見えない。

液晶は122度しか開かないので、CULV機用液晶の上下視野角では、
姿勢によっては不足する。

スピーカーはDolby Soundだが、評判良くない。

キーボードはピッチ19ミリ。ストロークは深く、たわみも無いが、タッチは軽く、キートップもぐらつく。
Enterキーが右端に来ない配列や、埃が目立ち、取り難いのも難点。

タッチパッドはマルチタッチ対応。ボタン部は左右一体に見えるが、凹むトコは独立してる。
タッチパッドの無効ボタンが付いてる。

メモリ増設やHDD交換は容易だが、ユーザーがやると保証外。

着脱頻度の高い端子ほど手前、USB左右など、端子配列も考えられてるが、
ACアダプタは持ち運べる代物じゃない。

acer、GatewayのWin7アップグレード対応には注意が要る。
アプグレ自体は無償なのだが、メディア送量が950円掛かり、
その支払い方法がVASAまたはMasterの「クレカのみ」となっている。


Gateway EC3800-35K

Gatewayはacerグループであり、このEC3800-35Kは、上記AS3810TのCore 2 Duo SU9400版に、
Radeon HD 4330(512MB専用メモリ)を載せた兄弟機。

重量1.8kgながらこちらも8時間駆動を謳い、Radeonは再起動なしにON/OFF可。
排熱にも問題なし。

ジョーシンさん、K’sデンキさんのみの取扱。


MSI X340 Super

安いのと安物は違う。X340の実機見れば、私がマトモに語らなかった理由も解ろうってものだ。

2009.11. 2月曜日 Posted by | acer, Apple, Aspire TimelineX AS3830T, ASUS, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, EC3800-45K, ENVY, Gateway, IdeaPad U310, Inspiron 13z, LaVie M, LIFEBOOK SH, MacBook Air, MSI, Pavilion dm3, Uncategorized, UX30, X340, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続 | 13.3型CULV機比較。 はコメントを受け付けていません

正統派B5を補うモバイルが欲しい。

現行B5ノートに求められる、当り前の基準、すなわち、

液晶解像度はWXGA以上、デジタル出力可(ドッキングステーション経由可)
Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)以上
本体重量1.4kg以内
その重量での無線WEB閲覧で7時間駆動の「実例」
頑丈設計・落下対応保証

の全てを満たす、ThinkPad X200s(WXGA+、SU9400)の様なモバイルを、
既に所有しているものとして、更に買い足したくなるモバイルってのを考えてみた。

までを満たす正統派を補完する、尖がった処が必要であり、
逆に正統派としては、その特徴が仇になり兼ねないモバイル達である。


VersaPro UltraLite VS

作業性を確保しつつ、圧倒的に軽い(725グラム)。

マグネシウムダイカストボディで、最薄15.8ミリながら耐150kg、耐76cm落下。
駆動時間も公称4.1時間。
大容量は8.2時間で装着時835グラム。後ろに2センチ出っ張るだけ。

キーボードはたわみ無く、真下に基盤が無い為、熱も感じない。
(ファンレスな為、筐体自体は熱くなる。)
ピッチ17ミリでストロークも深く(2.5ミリ)、配列も素直。
ポイントスティックは3ボタンで、操作性もまあまあ。

10.6型1,280x768pxの液晶は、
ドットピッチではVAIO type Tと同じ(0.180ミリ)だが、
キーボードと液晶が離れており、写り込みもある分、不利ではある。

OSはダウングレードXP可で64GB SSDは東芝製。
順読/書とも100MB/s超をVSで計測。
ただ薄型化の為、SSDケースすら省かれており、交換は無理っぽい)
そこがVSの価格に反映してる訳だが、
残念ながらUS15Wチップ+メモリも1GB固定なので、
エクセルシートのスクロールなどでもモッサリは感じるだろう。
この辺はファンレス(+ゼロスピ)による静音性(+駆動時間)とのトレードオフ。

USB3方向と1000BASEは良いのだが、外部ディスプレイ端子は無く、
無線もn非対応。


富士通 LOOX U

携帯性とタッチパネル

しかし流石に、DPIやブラウザ設定で文字サイズを拡大する必要はある。というのは、
液晶ギラツキ多めで、長時間、目の前で操作してると確実に視力を落とすからだ。

この類には工人舎のSCもあるが、SCはLOOXに比べて、
筐体大きく、液晶解像度低く、発色も綺麗じゃない。
加えて初期不良も少なくない。


SONY VAIO type T

モバイルでは群を抜く綺麗液晶(17型未満ノートで唯一のフルカラー)+地デジ

私も動画やテレビは好きだが、大型モニタで落ち着いて見る程、現実は暇じゃない。
平日は精々、食事中や移動中しか時間を割けないって方は多いのでは無かろうか?

そういう方にはやっぱりtype Tですわ。

type Tはカタログだけ見てると、までを満たしてしまうのではないか?
と思われる方も居られるだろう。
しかし残念ながら、頑丈設計や休止状態でのバッテリー放電(モバイルVAIO共通)
などで、外れてしまう。

type Tの液晶パネルは日本メーカー製(TMD)だが、軽量化の影響か、
若干ギラツキがある。キーボードもクリック感に乏しく、
元々、作業性云々の機種ではない。


SONY VAIO type P

ポケットに収まる携帯性と、苦にならないユーザーインターフェイス

LOOX U同様、文字サイズは大きくするだろうから、
縦解像度はXGA並みには使えない。

一方最近、XGA以上のB5未満なモバイルが増えており、
VersaPro UltraLite VS、レッツノート LIGHT、hp 2140等は素晴らしいのだが、
既にB5を所有している様な方々が買い足すには、
深めのポケットに入るか、入らないかってのは大きな違いだと思う。

作業用としては、画面が小さい為、ネットブックに毛が生えた程度だが、
手帳代わりがスマートに勤まるXP機は稀有な存在。


ThinkPad X200

CPUパワー

ゲームもしない、動画もそこそこって人が、デスクトップPCを探す場合、
・デジタル出力(ウルトラベース経由)
・再生支援(X4500 HD、ただしXPでのフルHDはサポートしない)
・排熱性・静音性良好(所謂デスクトップでも、40℃超での稼動は想定外)
・同一SSDなら、デスクトップと転送速度変わらず。(GM45チップ)
・セカンドストレージ(ウルトラベースに内蔵させる)も転送速度落ちない。
って事で、X200も選択肢に入れて良い。

拡張性云々と言ってもデスクトップじゃ、
場合によっては3年で粗大ゴミになるが、
モバイルなら他人に譲渡しても喜ばれる。

ただしSU9400(1.4GHz)から常時体感できる性能アップを求めるなら、
クロック、L2共、2倍になるP9600(2.8GHz、6MBL2)の搭載を待ちたい。


Lenovo IdeaPad S12

グラフィック・パワー(Atom N270+NVIDIA ION(GeForce 9400M))。

IONってのは、現行MacBookやAirに載ってる奴ですわ。

1080p動画再生では(X4500 HDの様な)強制コマ落ちのなんちゃってとは
一線を画し、少々の3Dもイケル。

・12.1型1,280x800px(LEDバックライト)
・HDMI/D-Sub
・ドルビーヘッドホンのサポート
・フルサイズキーボード
・XP Home
・DDR2-533 最大1GB(?)
・公称3時間駆動、1.4kg(大容量だと6時間、1.55kg)
・292 x 216 x 22-28.9ミリ
・ExpressCard
・7~8月に発売予定($449~)


工人舎 SX

機能満載タブレット(型)。

プロ用モニタで名を馳せるNECと共同開発した光沢液晶は、
タブレットである事を忘れさせる程に綺麗だし、寝モバ辺りにどおよ?

初期不良に文句言える販売店で買うのは当然としても、
モバイルとしての堅牢性は皆無だろうし。

2009.6. 28日曜日 Posted by | Apple, ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, IdeaPad S旧モデル, Let's note R, MacBook, MacBook Air, Mini 5103, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VersaPro, 周辺①接続, 工人舎, 工人舎 EX, 工人舎 SK | 正統派B5を補うモバイルが欲しい。 はコメントを受け付けていません

13インチクラスに見るメーカーの思惑。

13.3型液晶はキーボードに手をやって使うには
最適なサイズ
であり、最近はこのセグメントのノートに各メーカーが、
各々イメージリーダーとなるモデルを投入している。
・BIBLO MG(13.3型相当の筐体に14.1型液晶)
・VAIO type Z(13.1型)、type S
・ThinkPad X301
・DELL Adamo(13.4型)
・MacBook Air
など。

北米市場では最近、格安デスクトップが大画面ノートのシェアを食ってしまった事や、
ごく一部である都会を除き基本、自家用車移動なので12.1型以下の需要には限りがあり、
ノートとしては13型クラスがボリュームゾーンとなっているのだ。

今回はそんな13型クラスのノートに込められた、
メーカーからのメッセージを解読
してみたい。


富士通 BIBLO MGの内、14.1型液晶モデル
1.68kg(光学無)/1.79kg(光学有)、カタログ駆動8.2時間(それぞれ店頭モデル)):

直販では非光沢液晶も選べるし、14.1型+白筐体の組み合わせも選べる。

光学ドライブを格納するモバイル・マルチベイは光学の代わりに、
・本体重量を抑える為のスペーサー
・セカンドバッテリー(カタログ駆動3.2時間(店頭モデル。オプション))
を入れる事も出来る。

富士通が、初心者をターゲットとしたメーカーである事は、
・14.1型としても高解像度には目もくれず、それを視認性向上にのみ使っている。
・プレインストの大量アプリ
などから、明らかである。

MGはバワー(独立グラフィック)よりも(直販Chromeはイラネ)、
モバイル(軽さ、駆動時間、堅牢性)寄りなオールラウンダーであり、
初期型よりも静音化もされてるので、
現行モデルで注意すべきは、デジタル出力できない事くらい。


SONY VAIO type Sの内、Radeon HD 4570モデル。低反射光沢液晶):

UVD2の超解像度機能プコンバータ)が使える初のノート!

チップ内蔵グラフィックでありながらデジタル出力できるノートが珍しくない昨今、
3D用途の無いユーザーにとって現行PCのグラフィックは、
UVD2アプコンが使えるRadeon HD 4550以上か否か
しか違いはない
と言っても過言ではなく、
それをモバイルに片足突っ込んだtype Sで出来る様になるとは思わなかった。
8GBメモリ(=アプリ互換を犠牲にしてでも64ビットOSを採用する理由
が直販で安価に選べるのも素晴らしい。

type Zは確かに、SONYの技術力を世界に知らしめる程のパワー・オールラウンド
WXGA++選択可、CPU・GPUパワー、軽量、長時間駆動)だが、
いざ使い易さとなると、ビジネスとしては縦解像度やUIに不満が、
(キータッチはまだ許せるにしても、海外高級機に必ずあるポイントスティックが無い。)
コンシューマとしては非Radeonな発色が物足りなかった。

ま、type Zの上位CPUで有名な熱落ちを放置するメーカーのやる事なので、
HD 4570搭載のtype Sは、爆音、爆熱の少なくともいずれかではあるのだろうが、
3年ワイド保証付けて、動画見る時以外はNHCで黙らせとけば良いんじゃないか?

この手のソフトは自己責任で使うものだが、そもそも今回VAIOはtype Sに限らず、
一台目に購入するPC
(メイン機)というポジションを、自ら放棄してしまったのだから
ユーザーも覚悟して購入すべきなのだ。

今回モデルチェンジでtype Cやtype Nの店頭最下位モデルにすら、
Core 2 Duo、メモリ4GB、Vista 64ビットを徹底させた事を言っているのだが、
個性が無いPCが多い中で、最新技術偏重のメーカー姿勢はむしろ、歓迎したい。

ただ、type Sは今時、100BASEなので、有線LANで使うには向かない。

sl300

ThinkPad SL300(光沢13.3型):

13.3型液晶以下、非Atomっていうと現在、6万円以内で買えるのはコレしかない。
(HP 2230s/CTはCeleron Dual-Coreを標準搭載するのは良いのだが、
最低限使える構成+送料だと7万弱になる。)

SL300の魅力は、
・6万円からあるノートにしてはマトモな液晶(LED、2ベンダ)。ギラツキ無し。
・T400みたいなハズレキーボード無し。(ただし6段。2ベンダ)
・いずれはCeleron Dual-Core、XPなこの型番も安くなるハズ。静音重視ならコチラか?
・Rollcage省略のSLだが、SL300は比較的小さい事が剛性に幸いしている(セミラグドPC)。
等々。

家でWEB閲覧ともなると最低でも縦解像度1,050px無きゃ普通は、
「何やってんだ?俺」状態になる訳だが、
トラックポイントならホームポジションのまま縦スクロール出来るので、
ThinkPadに関してはWXGAでも意外な程、我慢できる。
他社10万以内WXGAノートと比べると、これが一番大きなアドバンテージだろう。
(VAIO type Pのポイントステックは傾斜角に対応せず、実用レベルに達していない。)

補足:VAIO type Pのポイント・スティックは、
アルプスのドライバを無効にすれば、普通に使える様になるそうです。
自己責任でお願いします。

ただしSLはヘッドホン出力がショボイのでここは、
USB音源(内蔵サウンドチップを代替するデバイス)に頼らざるを得ない。

ところで、これぞThinkPad!って言えるのは現在、
X200sのWXGA+モデル(ただし液晶は、視野角狭めで階調表現不得手)
X301(ただしCPU性能、静音性、バッテリー持ちの全てが、超薄型化の犠牲になってる。)
T400のHigh Nit液晶モデル(ただしキーボードは必要に応じて交換。)
辺り(それぞれ液晶がシングルベンダ)である。

一方SLシリーズといえば、lenovo3000後継のコストダウンモデルであり、
正確に言えば、他で開発されたものを、大和が監修しただけであるのは、以下の例

・ロールケージが無く、パームレストを強く押すと筐体がぐらつく。
・冷却ファンの温度スケジュールが「ただ、冷やせば良いんでしょ?」的な為、うるさい。

からも明らかである。

ただSLは、一般消費者に媚びたデザイン戦略(ピアノ天板、天板LED、一部で光沢液晶など)
を採りつつも、ユーザー・インターフェイス周りの使い勝手は確保されてるので
(6段キーボードだが)、上記3台の様な本物のThinkPadを既に所有してる人でさえ、
解って使うならSL300は充分アリだと思う。てか気分転換用に欲しいw

安さ>モバイル性
でネットブックを検討している方にとって、
SL300以上の対案はあるまい。


DELL ADAMO

液晶は上下視野角狭く、写り込み酷く、
キーボードはストローク浅く、Enterキーの右にもキーがあり、
打鍵はカチャカチャ・・

高級感を素材のみに頼るって姿勢は、
DELLがPC作りに真剣に向き合って来なかった証に他ならない。

しかし「このオブジェって、PC機能もあるんだぜ?」的な視点に立てば、
売れてる理由も理解できるし、そういうの作れるメーカーってのには
ある程度の規模も必要で、ADAMOはイイ意味で、
これぞDELL!って語られて行くべき方向性なのかも。

2009.4. 11土曜日 Posted by | Adamo 13, Apple, ボードPC旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, ②富士通, ④SONY, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途④:動画鑑賞, 用途⑨:持ち歩き, LIFEBOOK SH, MacBook Air, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad T430, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad X旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO F, VAIO L, VAIO S, VAIO Z, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 大型液晶旧モデル, 廉価ノート旧モデル | 13インチクラスに見るメーカーの思惑。 はコメントを受け付けていません

これがEee PC S101の活きる道!


ネットブックとしての評価を中心に
(ネットブック一般にありがちな話題には触れない)。

【製品コンセプト】

①薄型・軽量

②素材への拘り

動作のサクサク感

排熱・静音性

⑤駆動時間

【良い所】

まずだが、最薄部1.8cm(最厚部2.5cm)。
しかもインタフェース構成は、従来機からの変更なし
(その代わり、カードリーダまでもが背面に移動してしまったのはどーしたものか。)
重量は1kgだが、重心が中央にある為、実際にはそれより軽く感じる。
10.2型液晶搭載ながら、Eee PC 901-X(8.9型)と筐体奥行は殆ど変わらない。

の素材とは、
・UVコーティングの光沢天板。
・39工程ものメッキ加工を施した液晶額縁。
・ヘアライン加工、酸化防止処理されたパームレスト。
・ラメの入ったキーボードユニット。
・液晶ヒンジ両端には、スワロフスキーのクリスタルガラス。

しかし全体としてケバさも無く、
ラッチレスでピタリと閉まる液晶、たわまない筐体など、基本も押さえている。

のサクサク感は、4チャンネル書込が可能な最新コントローラーにより、
MLC方式ながら、901-X(CドライブのSLC)比2倍のリード速度を誇るSSDに
拠るところが大きい。しかもその16GBでCドライブを形成する
(初期空き容量は11.2GB)。

ただし所詮は安物MLCなので、書込(特にシーケンシャル)は未だ、
ノート用(2.5インチ)HDDを超えるには至っていない。

とは言え、XpressPath(起動画面表示の省略)と合わせて、
Windows XPを20秒で起動、12秒で終了させられるのは圧巻!
(901-Xは起動25秒、終了22秒。それぞれ初期状態。)

の排熱性は、
・8層基板のマザーボードを採用し、シングルファンで効率よく冷却。
・バッテリーの取り付け位置変更により、熱源をパームから遠避けた。
・筐体に、ファイバーを混ぜたABS樹脂を採用し、散熱効率を高めた。
・内部温度に応じてCPU、チップ、メモリの周波数・電圧を動的制御。

結果、パームレスト温度を、負荷に関わらず27℃前後に保つ事に成功。
(デモではHP 2133が38.5℃、Aspire Oneが37℃だった。)
高負荷時に最も温度が高いと感じられるのは、
本体底面中央だが、そこでさえ34.8℃しかなかった。

一方、動作音は25dBA以下。殆ど聞こえない。
排気口が背面に移り、液晶が防音壁になってもいる。
さらに低負荷時にはファンの回転が停止し、無音となる。

は901-Xより短くなったとは言え、カタログ駆動6時間
ユーザーが用途に応じてパフォーマンスを切り替えられる、
Super Hybrid Engineを利用する。

その他では、

■キーボードの主要キーのピッチは17.5ミリ(901-X比2ミリ増)。
キーストローク2ミリ。たわみも少なく、無理な配列も無い。

■従来通りの広いタッチパッド(ただし、キー入力中に誤って触れてしまう)は、
マルチタッチに対応(残念ながらボタンはシーソー式になってしまった)。

■n対応の無線LANとBluetoothを標準装備。

■USB 2.0*3

60GBのオンラインストレージ。

■ACアダプタがコンパクト(901-Xと同じもので、215グラム)。

■アスペクト比を無視して、無理やり1024×768ドット分を表示させる圧縮表示を、
タスクトレイのアイコンから行える。これで一応、XGA分の文字は一覧できる

■同梱の、キャリングケースやACアダプタ用ポーチまで、抜かりなし!

【悪い所】

■液晶が1024×600ドットのまま、10.2型(ドットピッチ0.218ミリ)、非光沢
という事で視認性は良くなったが、表示品質は従来モデルと比べると、
やはり薄型化の影響は否めない。
青が強く、輝度は901-Xより低めで、Eee PC 1000H-Xからだとかなり暗い。

■Webカメラの画素数が30万画素に退化(これも液晶部薄型化のシワ寄せ)。

■SSDは本体を完全にバラさないと交換できず、
封印もはがす事になるので保証継続も危うい。
(一方メモリは、底面のネジ1本だけでアクセス出来る。
メモリスロットは1基のみだが、2GBを認識する。)

ちなみに901-X用の、バッファローやアイ・オー・データ製64GB SSDは、
付かない事もないが、元のに比べてアクセス速度が大幅に落ち、
OS起動高速化「XpressPath」も無効になる。

【どういう人に選ばれるノートか?】

物欲に訴える、最安ノート。
当初、Aspire oneがこの役割を担うハズだったが、
道具としてが、あまりに駄目過ぎた(突然死問題への公式見解はコチラ)。

【ライバルとの比較】

(ThinkPad使いの方なら納得しかねるとは思うが、)
Eee PC S101は、ネットブック界のThinkPad X300系である。
ネットブックとしては、MacBook Air程には使い勝手を犠牲にしてないし。

今時、この値段を出してまで1024×600液晶のノートを買うという行為も、
X300系(の非力CPU)に通じるものがある。

【こーゆー人は買ってはいけない】

ネットブックとしてはイイ値段する訳だが、
ぶっちゃけ、数年使うつもりで購入すべきものではない。
来年あたり、WXGA版が追加されれば、
今のモデルには何の価値もなくなってしまうからだ。
それ程までに、縦解像度の壁は大きいと言わざるを得ない。

【最後に】

正直私は、Eee PC S101を欲しいとも思わないし、
他人にも勧めないが、台湾メーカーのモバイル技術が、
圧倒的低価格をあくまで一翼として、
日本メーカー製を直ぐにでも飲み込めるレベルにある
という事を、
判らせてくれたノートではある。
今後数年の流れはこのS101から顕在化したのだなぁと、
後に思い起こすであろう。日本人としては寂しい話だが。

奇しくもVista(直接的には、XP配布のULCPC条件)は今の処、
日本メーカー製を(縦解像度の壁で)保護するのに役立っている様だ。
WXGAなMS公認ULCPC自体は、あるにはあるにしても。

【参考】

公式

ASUS、10.2型液晶搭載で最薄部18mmの「Eee PC S101」

ASUSTeK「Eee PC S101」製品版ファーストインプレッション

ASUSTeK「Eee PC S101」製品版詳細レビュー
~SSDはリード80MB/secオーバーを確認

薄・軽・美にこだわった第3世代Eee PC“S101”が日本上陸

新型Eee PC詳細レポート
CPUの動作周波数コントロールなどで「熱くない」パームレストを実現

“華麗なるミニノート”――ASUS「Eee PC S101」の真価を問う

国内発売が待ち遠しい! 「Eee PC S101」に触った

ASUSTeKの本気ミニノート、写真で見る「Eee PC S101」

2008.12. 5金曜日 Posted by | acer, Apple, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途⑨:持ち歩き, Eee PC 901, Eee PC S101, MacBook Air, Mini 5103, ThinkPad 薄型旧モデル, Uncategorized | これがEee PC S101の活きる道! はコメントを受け付けていません

これがBIBLO MG(14.1型液晶モデル)の活きる道!

【製品コンセプト】

13.3インチ液晶相当の筐体に、14.1インチ液晶を搭載。

モバイル・マルチベイにバッテリーを増設すれば、
最長モデルだとカタログ駆動12.2時間
ベイをスペーサーにすれば、同一モデルで重量1.66kgの軽さ。

HDD退避システム、防滴キーボード、加圧・落下試験など
リアル・モバイル並の堅牢設計

【良い所】

は、5.6ミリという超狭額の液晶ベセルにより実現しているが、
液晶片持ちでもしない限り強度不足を感じる事もなく、カッコイイ。
液晶片持ちは、MGに限らずNGな訳だし。

ただ、大画面を解像度に生かさず、WXGAのままなのは、いかにも、
不要アプリてんこ盛りでライト・ユーザー狙いな富士通らしい
直販では非光沢液晶も選べる。

キーボードはピッチ19ミリ。ストローク3ミリってのはノートでは珍しいぐらい深い。
キータッチはThinkPadを超えてると言う人さえ居る

【悪い所】

24.3~34.0ミリ厚の、富士通にしては薄型と言える筐体で、
そこそこ排熱を重視した為か、冷却ファン音が大きい
セントリーノ2になる前は、更に排熱にも不安があった訳だから、
それなりに進化はしているのだが。

直販では独立GPU(S3 Chrome 430 ULP)も選べる様になったが、
チップ内蔵がGMA 4500MHDである現在、
ローエンドではRADEON以外、百害あって一理なしだと思う。
Chromeモデルは忘れて良い。

今時、デジタル出力端子なしってのは、このサイズのノートでは珍しい。

以上の事から据置として使うなら、CPUパワーに目を瞑れる用途に関しては
むしろ、弟分のLOOX Rの方が快適だろう。

それにしてもACアダプタが大きすぎる。
富士通はバッテリーが安く、直販でノート購入時は更に安くなるので、
最大限、そちらを利用したい。

水濡れ・落下のメーカー保証がないのも痛い。

【どういう人に選ばれるノートか?】

違いが判る大人のモバイル(老眼向けとも言う)。

【ライバルとの比較】

同程度の筐体サイズ(13インチ台の液晶)には、
個性的モデルが多く、それぞれにウリが違うので競合は少ない。

高解像度:VAIO type Z(WXGA++)、ThinkPad X301(WXGA+)。

目が疲れない液晶:VAIO type Z、ThinkPad X301、DELL Latitude E4300、
(非光沢選択時の)Vostro 1310、BIBLO MG

綺麗な液晶:VAIO type S(低反射光沢)、type Z(色再現)。
(13.3インチWXGAノートは、ここ1、2年で増殖したカテゴリであり、
パネル自体に大きな優劣はない。)

ポイント・スティック付き:ThinkPad X301、SL300、DELL Latitude E4300。

独立GPUが優れており、デジタル出力端子あり
VAIO type S(Radeon HD 3470選択可)、
エプソン Endeavor NA801(ミドルレンジGPU)。

1.5kg以下:VAIO type Z、ThinkPad X301、DELL Latitude E4300。

バッテリー持ち:VAIO type Z(標準バッテリーで最長11時間)、BIBLO MG

頑丈:ThinkPad X301、BIBLO MG、DELL Latitude E4300。

メーカー保証、サポートの充実:エプソン Endeavor NA801、
LaVie N、DELL Latitude E4300、Vostro 1310、XPS M1330、
ThinkPad X301、SL300。

初期不良の少なさBIBLO MG
VAIO type S、type Z(ソニー直販の場合)。

超薄型筐体:MacBook Air、ThinkPad X301。

XP選択可BIBLO MG、VAIO type S、type Z、ThinkPad X301、SL300、
Endeavor NA801、DELL Latitude E4300、Vostro 1310。

10万円以下:LaVie N、dynabook CX、ThinkPad SL300(いずれ)、
HP Pavilion dv3000、DELL XPS M1330、Vostro 1310。

【こーゆー人は買ってはいけない】

中型サイズという事からMGを、
これ1台で無難にこなせるオールラウンダーだと勘違いしてる人。

13.3インチ液晶相当の薄型筐体に通常電圧版CPUを詰め込んだノート
っていうのは、排熱、静音性に何らかの問題を抱えているのがむしろ普通
であり、
これらは据置で長時間使用できる代物ではない。
薄型、通常電圧で長時間稼動というと、やはり最低でも、
ThinkPad T400くらいのサイズは要るという事だ。

また、縦解像度800ドットではWeb閲覧で辛かろう。
自宅やオフィスでは外付けモニタが欲しくなるが、
そこへデジタル出力できないのも痛い。

先程述べた様に、同じ富士通でCPUパワーイラネなら、
厚め筐体で排熱に余裕があり、
ポートレプリケータ経由でDVI出力できる、LOOX Rの方が、
むしろ据置としても、ゆったり使える。

【最後に】

直販では白筐体も選べる。

【参考】

富士通「FMV-BIBLO MG70W/V」を試す

2008.10. 22水曜日 Posted by | Apple, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑱光学ドライブ, ⑳保証, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途⑨:持ち歩き, ENVY, Latitude, LIFEBOOK SH, MacBook Air, Pavilion dv3500, Studio XPS 13, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad T430, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO S, VAIO Z, Vostro, Vostro 1320, XPS, 周辺①接続, 法人向け, 中型旧モデル | これがBIBLO MG(14.1型液晶モデル)の活きる道! はコメントを受け付けていません

これがLOOX Rの活きる道!

【製品コンセプト】

前筐体のLOOX Tと違い、法人向けモデル(LIFEBOOK R、個人購入可)と
共通設計(LOOXのみ光沢液晶も選択可)になった事で、
優先事項は、
①基本性能、安定稼動
②使い易さ
③モバイル要件(軽さ、頑丈さ、バッテリー持ち)
④コスト競争力
(順不同)であると思われる。

全ての項目で一気に優位に立つ為に富士通は、
MacBook Airに19.4ミリ、ThinkPad X300に23.4ミリ
の薄型筐体を実現させた、インテルGS965チップ
(現在は後継のGS45チップ)を使いながらも、
あえてLOOX Rを、37.4ミリという筐体厚にして勝負に出た。

②としてはMG同様、液晶ディスプレイの枠(ベゼル)を極限まで細くする事で、
設置面積(フット・プリント)を最小限に抑えている。

【良い所】

まずでは、GMA 4500MHDのグラフィック、DVI出力(ポートレプリケータ経由)
できる事は当然として、筐体厚を活かした排熱の優秀さに尽きる。

長時間のエンコードを行っても、冷却ファンの騒音は、
一般的A4ノートのそれと大きく違わない。
しかも、筐体の何処も、人肌以上の温度にならない(室温25度)。

(08/10/07追記:カタログ駆動10時間以上でWXGA以上の解像度を持つライバルには、
dynabook RX2、VAIO TT、VAIO type Zがあるが、そのどれもが、大なり小なり、
排熱(ないしは静音性)に問題を抱えており、その辺は所詮、モバイルの域を出ない。)

以上、基本性能、静音性・排熱性の両立により、
リアル・モバイルではThinkPad X200と並んで、
デスクトップとしての長時間使用をも可能にしている。
ま、X200はバッテリー持ち気にせず、A4ノートのCPUパワーを持ち、
より一層、デスク用途を得意にしている訳だが。

では液晶のみならずキーボードも、本体幅を最大限活用している。
配列が自然で、記号キーに至るまで同サイズ(画像はコチラ)だが、
タッチバッドっていうかパームレストの大きさを重視した為、
キーピッチ18×15.5ミリ(ストロークは2ミリ)と、
正方形にはなってない。筐体設計の都合で少したわみもある。
タッチパッドのボタンは少し押し難い。
しかし総じてモバイルとしては、かなり頑張ってる方だ。

では標準バッテリー搭載時に約1.3kg、カタログ駆動約11時間
軽量バッテリー搭載時は、約1.2kg、カタログ駆動約7時間。
標準バッテリーと軽量バッテリーは、全く同じ外寸である。
直販では光学ドライブなしも選べるのだが、約100グラム軽くなるのと同時に、
なんと一体成形の別筐体になるので、強度も飛躍的に上がると思われる。
それ以前に、200kgfの面加圧、35kgfの点加圧試験をクリアしてるが。
キーボードユニットは水に強いバスタブ構造
ボタン1つで省電力設定に切り替わる機能も付いてる。

フラット筐体で、鞄への出し入れで引っかかる事はないし、
スティック型のACアダプタも、かさ張らなくてイイ。

柔軟にカスタマイズできる、4つのワンタッチ・ボタン付で、省電力などに利用できる。

【悪い所】

筐体厚に余裕がある(最薄部は27.3ミリ)にもかかわらず、
薄さで売ってるRX1、VAIO TZ、VAIO type G同様、
筐体のしなりで、衝撃をかわす軟派路線
その為、パームレスト(特に右の光学ドライブ近辺)が、
指で容易に凹んでしまう程、たわむ。
これを質感と捉えてしまうと、あまり良い印象にはならない。
この辺も、デスク用途可能なもう片方の雄、
ThinkPad X200と方向性が真逆で面白い。
あっちは同等重量とする制約の中で、光学ドライブを外し、浮いた重量を、
薄型筐体でも硬さを維持できる材質の利用に当てている。

液晶の視野角・・・まぁ、モバイルってのは高繊細パネルになってしまう事もあり、
大抵、狭いもんだ。プライバシー・フィルタを付ける手間が省けて丁度いい。
天板は135度くらいまでしか開かない。
光沢液晶の方は画質に期待してしまうが、こちらもモバイルの域は出ない。
NTSC比で言うと、50%台?TZとは比べちゃイカンねw

ピアノ調天板が美しいのは最初だけ。
布地が少し触れるだけで子傷が付き、
あっという間に貧相になってしまう。
LOOX買ったら直ちに、天板にクリスタル・コートしよう!

セキュリティチップ(TPM)なし。

【どういう人に選ばれるノートか?】

多用途PCを、バッテリーが持つリアル・モバイルから選ばなければならない人。

【ライバルとの比較】

dynabook SS RX1レビューでの、この項目を参照してください。

【こーゆー人は買ってはいけない】

モバイルにSSDが利用される様になって、
もしかしてデスクトップより快適動作?」って思った方も多いだろう。
そんな人には、バッテリー持ちを犠牲にした高性能CPUはナンセンスである。
しかし今後、YouTube、ニコ動、Skype、動画キャプチャ等の
高画質化に伴い、圧縮率を上げたもの主流となり、
モバイルでもCPU依存の処理を行う機会が増えると、
徐々にThinkPad X200の様な方向も理解されて行くのではないか。

とはいえ今現在、LOOX Rを悪く言う人は、
「モバイルは小脇に抱えたときの美しさが肝なんだよな~」な人(厚いから)か、
未だに、「硬いもの=頑丈、高級」という図式は譲れん!って人くらいかな。

【最後に】

私は基本的に、直販しか勧めない性質だが、
富士通と東芝のモバイルに限っては、
水濡れ・落下に対応する保証が付けられる店
をお勧めする。
例えば、こんな感じ。

【参考】

富士通「FMV-BIBLO LOOX R」レビュー

「LOOX R」を速攻でチェックした

“モバイルノートで大型化”は英断か――「LOOX R」の真価を問う

蹴茶レビュー

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FMV-LIFEBOOK R(法人向けモデル)メーカー説明

2008.8. 31日曜日 Posted by | 2510p, 3年標準保証モデル, Apple, ビジネスモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, 用途②:動画サイト閲覧, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, EliteBook 2530p, EliteBook 2730p, LIFEBOOK SH, MacBook Air, ThinkPad X230, ThinkPad X61, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, 周辺①接続 | これがLOOX Rの活きる道! はコメントを受け付けていません

好評なモバイルPCが欲しい。

11ケ月も前の記事だが、その後、この規模の統計に出会わないので、
ここで要約してみたい。

以下要約   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –

出張族に聞く「ノートPC」に関する調査
国内出張をするビジネスパーソンの4割強が出張時に「ノートPC」を携帯
30代では約半数

■ノートPC選択条件(1人が3つまで回答)

1位:「軽い」(75%)
2位:「長時間利用できる」(51%)
3位:「小さい」(36%)
4位:「頑丈・丈夫である」(33%)
5位:「高機能・高スペックである」(28%)

若い人ほど「高機能・高スペック」「デザイン性」を、
年代が高くなるほど「軽さ」や「ブランドの信頼性」を重視する傾向。

■出張時に携帯するノートPC ブランド別

■そのノートを選択したのは誰か?

自分で選択し、自分で購入」が最も多いのはアップル(82.5%)。
シャープ「Mebius」(70.1%)、ソニー「VAIO」(65.7%)も高い。
逆に、「会社が選択し、会社が購入」では、日本hp(58.5%)、
レノボ「ThinkPad」(50.4%)、DELL(42.5%)と、外資系が高比率。

■そのノートの満足度

満足しているポイントには、各ブランドの特長が表れており、
Let’snoteでは「軽い」「小さい」「頑丈・丈夫」「長時間利用できる」、
アップルでは「信頼できるブランド」「高機能・高スペック」「デザインが良い」
「画質がきれい」「セキュリティが高い」、
DELLでは「価格が手頃である」といった具合。

■次も同じノートを買うか?

■次回購入したいノートPCブランド(1人が3つまで回答)

所有率、継続購入意欲が共に高いレノボ「ThinkPad」は13.3%と伸び悩んでおり、
継続ユーザーは購入しても、新規ユーザーの獲得ができていない傾向。

–   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   以上要約

まぁ単純に持ち運ぶと言っても、各人、用途は違うし、
同じメーカーでも色んな機種がある訳だが、
一般論としてモバイルでは、
Let’snote・・・モバイル専用機。画面が白過ぎ、ボケ過ぎ。上下視野角狭過ぎ。
VAIO・・・宿泊先などでの動画鑑賞見せびらかし。リピータなら無茶な使い方しない。
ThinkPad・・・マウス不要など使い易さ頑丈さ。初期不良は多いがメンテし易い。
DELL、hp・・・壊れたら又、買えばイイ。(法人上位モデルは無視出来る程の人気)
東芝・・・「カタログ値で選んだらRX1になってしまったorz」
富士通、NEC・・・「今回は、店頭にて消去法で残りました。」
って感じか?

2008.8. 24日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 2510p, 3年標準保証モデル, Apple, シャープ メビウス, ビジネスモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ○○なPCが欲しい。, Compaq 2230s/CT, 用途④:動画鑑賞, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, EliteBook 2530p, EliteBook 2730p, Latitude, MacBook, MacBook Air, Mini 5103, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad X230, ThinkPad X61, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VersaPro, Vostro 1200, 法人向け | 好評なモバイルPCが欲しい。 はコメントを受け付けていません