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短編レビュー~ノートPCメーカー編~

★NEC★

事もあろうに中国市場から追い出されるトコまで堕ちた品質問題を解決すべく、
急速に国内生産比率を上げており、去年までの評判は余り気にしなくて良い。

直販は勿論、店頭購入や、安売りが期待できる通販で買っても、60日以内なら、
落下・水濡れに対応するメーカー3年保証に11,970円で加入出来る。

累計の補償限度額は、購入金額を基準に決められており、
・初年度:100%
・2年度:82%
・3年度:64%
となっている。

サポートには定評のあるNECだし、
ぶっちゃけ、VersaPro UltraLite タイプVSの様な尖ったモデルでもなきゃ、
積極的にNECを選ぶ理由も他には無い訳だから、是非とも加入して頂きたい。

直販サイトではモデル名は全て、VALUESTAR G、LaVie G、VersaPro Jとされ、
筐体名をさすアルファベット1文字は、「タイプ」の後に表記される。
例えばLaVie J(店頭モデル)→LaVie G タイプJ(直販モデル)。

★富士通★

国内組立(ただしLOOX M除く)で初期不良が殆ど無い代わりに、
保証・サポートには消極的で、落下対応のメーカー保証がないばかりか、
お問い合わせ11件目より有料[1件あたり2,000円]って・・

追伸2009年10月発表モデルからは、
使い始め1年間の電話サポートが無料
になりました。

LOOX U~NWという現行ノートのフルライン(5.6型~16型。
ただしLOOX M除く)で、液晶解像度がWXGAだったり、
据置モデルで筐体が厚いのにグラフィックがチップ内蔵のみだったり
(NFの直販モデルの一部にRadeon HD 3470があるっきり)と、
このメーカーは基本、ライトユーザー相手なので、
しょーも無い事を問い合わせる人がさぞ、多いのだろうw

★東芝★

主に中国生産で尚且つ、落下対応のメーカー保証が無く、
メーカー修理も高額なので有名。

Qosmioの排熱問題(買って僅か1,2年での実害報告多数)
を何世代にも渡って放置して来た企業体質も手伝って、
年3回のモデル末期には、店頭モデルが価格暴落する。

CX、EX、Satellite PXW、AX、一部TXという据置の売れ筋で、
未だに有線が100Base LANであり、
東芝にしてみれば、Qosmioとそれ以外って感じなんだろう。

乱立著しいQosmioについては「Qosmioまとめ」を参照されたし。

直販モデルのモデル名には、最後に「W」が付く。

★SONY★

09年6月30日をもって店頭モデルへの、落下対応のメーカー保証を止めてしまう。

しかしモバイルに関しては、
他社が独自の頑丈基準を設定する中、
SONYは軽量・長時間駆動というスペック表に現れる処に特化しているので、
ハードケースで持ち歩くなり、
落下・水濡れ対応が付けられる直販で購入するなりの、
自衛手段を講じる必要がある。

ここの落下対応(SONYではワイド保証という)の様に、
補償限度額、免責金額共に無いってのは、私の知る限り他メーカーに例が無い。

保証料は機種によって違うが、金額的にもこれを利用しない手は無いので、
VAIO買うなら直販で購入し、同時にワイド保証に加入するってのは鉄則である。

VAIOたる所以は液晶の発色にある訳だが、
光沢ながら写り込みを押さえた「クリアブラック」や、
非光沢ながら光沢並みのコントラストを実現した「クリアソリッド」など、
綺麗で見易いのが特徴。

ただ、クリアブラック「LE」ってのは、
輝度(バックライト本数)、発色、反射具合など、
全てに渡って手抜きなので、それしか選べないtype C、type Nなどは、
所謂VAIOではない。

type TZ以降、各モデルに採用された電卓型キーボードは、
タワミが無く、キーピッチの割に隣接キーへの干渉を防げるが、
キートップを滑る様な、所謂ノート用タイピングには不向き。

OSは、一部にXPモデルが存在するものの、
基本、Vista 64ビットなので、アプリはともかく、
周辺機器には苦労するかもしれない。

これはVAIOが、信頼性よりもパフォーマンス
(64ビットならメモリ容量を活かせる)を優先している事を、
広く世間に知らしめた一例に過ぎず、
SONYがキモオタとの距離を取るのに良く使う手法である。
(イメージで売るブランドには、メーカーによる、ユーザーの選別も重要。)

SONYは、モバイル分野における駆動時間の優秀さでは、今やレッツと双璧だが、
休止状態でさえ、放電が半端じゃないので要注意。

尚、VAIOと言えど、持ち運びさえしなければ、
他メーカーより壊れ易いって事はない。と、個人的には思ってるんだけど・・

★Panasonic★

全数、国内組立で、初期不良が無い事が、
日本人には頑丈のイメージに繋がっている様だ。

しかし日本でタフブックとして売ってるモデル以外では、
ThinkPad程、頑丈じゃないし、
開発が止まっているせいか、とにかく仕様そのものが低いのが目に付く。

レッツノートは搭載液晶がショボイにも拘らず、
デジタル出力可能なモデルがF8(ポートリプリケータにDisplayPort)
のみってのは、セントリーノ2世代として、怠慢と言われてもしょうがない。
(これ以外の点は、比較的最近の設計になるF8の項目に書いた。)

ウリにしている駆動時間に関しても、
T8とほぼ同仕様の海外版の公称だと、3時間も減っており、
パナだけじゃないにしても少なくとも、
海外メーカーとはカタログ値の基準が違うのは明らか。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、直販で本体と同時購入するしかない。
本体ボッタクリの直販で購入する事の是非はともかく、一応紹介すると、
それぞれ3年保証に、R/Tが10,500円、W/Fが12,600円で加入できる。

累計の補償限度額は
1年目:購入金額の100%まで
2年目:購入金額の70%まで
3年目:購入金額の50%まで
となっている。

★エプソン★

一日修理を謳う、業界最速のサポート体制
落下・出張修理に対応する保証も安い。

落下・水濡れに対応する保証(安心プラス保証)の場合、
一度の補償限度額は、
・最初の一ヶ月は、本体購入金額。
・以後毎月、本体購入金額の1/36ずつ減額(3年でゼロになる)。

累計限度額の記載は無く、加入するには安心プラス保証料金の他、
その間の標準保証料金が要る。

肝心のPC本体だが、主にベアボーンを使用し、
一から設計してる訳ではないので、
機種ごとに当たり・ハズレは否めない。

しかし、サポートNo.1のメーカー故、
そもそも、壊れ易いのは採用しないハズ。

メモリ、HDDの容量を上げて注文すると、途端に価格が跳ね上がるので、
最小構成で購入して、ご自分で増設するのがお得である。

電話注文だと、内蔵HDDのメーカーはある程度、指定出来るらしい。

★lenovo★

良い意味でペーパー・カンパニー。
電話対応は10人前後らしい。>レノボ・ジャパン。
これなら直販のゴタゴタにも説明が付く。

で、ThinkPadの開発は未だ、日本IBM敷地内の大和事業所でやってて、
サポートも未だ、日本IBMが担当。製造はIBM時代からの契約工場。
レノボになってから質感落ちたって言ってる奴はX300系を知らんのだろ。
そもそも、全機種コストダウン無縁なメーカーなど存在しない訳だし。
(レッツノートは開発費の方をケチってる。)

マイクロソフトはWindowsの開発をThinkPad上で行っており、
(Super Validation Customer。他にはHPと東芝)
これと米軍頑丈規格
セミラグド。他にはPanasonicの日本名タフブックとDELL Latitude ATG)
の両方を満たすのは現在、
ThinkPad(現行Xシリーズ、Tシリーズ、R400、SL300)しかない。

最も信頼出来る統計も、lenovoを最も故障の少ないメーカーとしている

現在までの大気圏外でのノートPCシェアも、確認できる範囲で100%との事。
何だかんだ言っても、人類がThinkPad以外を宇宙に連れ出した事例は無いらしい。

トラックポイントは、一度触ってしまうだけで、永遠に卒業できない。

現行ThinkPadは、ノートでありながら液晶閉じたままの常時稼動が可能な程、
排熱・静音性が優秀だが、更に現行モデルからは、
PC内部への埃の進入を防ぐ為、吸気口にメッシュを貼るという大きなハンデを、
人知れず背負っているのだから恐れ入る。

ThinkPadで問題視されるのは重量で、
これは強度を維持したまま、薄型筐体(RとSL以外)を追求している為、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる事に起因する。
まぁその宿命を背負った上で、X200sの最小1.1kgってのはある訳だが。

一方、駆動時間の方は最早、国内メーカーにも負けてない。
Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)のX200sが
無線LAN使用のWEB閲覧で10時間43分駆動したという実例もある。

初期不良は少なくないが、この点はサポートがIBMだから安心して良い。
電話も直ぐ繋がる。

ThinkPadが、長い付き合いに最も適したブランドと言われている理由は、
保守マニュアルと部品のみの購入の容易さにある。
各部品の交換手順をご丁寧にも、ビデオで解説(リンク先はX200s関連)する様な
ふざけたメーカーは、レノボくらいしかない。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
補償の累計限度額は無く、
・一部損で修理代が10万超えた場合は、超えた分だけを客が負担。
(ThinkPadには10万超える壊れ方は殆ど無い。)
・全損の場合は、5万円負担で相応の新品と交換出来る。

注意して頂きたいのはで購入すると、
落下対応のデフォ1年は付いて来ないってトコ。
購入1年2ヶ月以内に落下対応を延長する事は出来るので、
万が一、故障が延長前だった場合には、
故障してる事を棚上げして保証に加入すべし!
(これはレノボの説明不足の方に非がある。)

ThinkPad本体を直販購入の場合、3年・引取修理・落下対応で26,250円

現在、ThinkPadの中のThinkPadと言えるのは、
目に優しい液晶をシングルベンダで指定できる、
・X200sのWXGA+
・X301
・T400のHigh Nit LEDバックライトWXGA
・W700のWUXGA
の4機種である。
ラインナップ改

★ヒューレット・パッカード★

hpの場合、品質レベルには次の3段階がある。

上位=通常保証3年モデル=現行だとEliteBook

ThinkPadのW、T、Xシリーズを意識したモデル。

排熱・静音性や、ポイントスティック(2ボタンで動きもイマイチ)など、
道具としてはThinkPadに敵わないが、ヘアライン仕上げのパームレストなど、
モノとしての満足度はコチラが上。

落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
累計の補償限度額が16万円に設定されている(←hp共通)。
加入料は3年で7,245円~。

中位=通常保証1年の法人モデル(個人での購入も可)=現行だとProBook

ThinkPadのRと違い、道具としての品質にまで踏み込んでコストカットしてあり、
買い替えサイクルは自ずと短くなり、それこそが、
レノボより商売が上手く行ってる秘訣!

落下対応のメーカー保証への加入は、3年で16,275円~。

下位=個人向け=Pavilionブランド

メーカーの落下保証に加入出来ないばかりか、
通常の保証でさえ、2年延長するのに13,650円も掛かる。

故障件数を誰よりも把握しているメーカー当人による値付けなのだから、
当たり前に3年使える代物だとは思わない方が良い。

案の定、排熱・静音性に問題を抱えてるモデルは多く、
3年確実に使える事より、使い捨て感覚で筐体デザインを楽しむ人向け。

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今や薄利多売だけでは、PCの価格競争は勝ち抜けない訳だが、
hpはそれを、
・サポートに中国人を多用する
・内部パーツにモデル末期の余剰パーツを多用する
事で行っており、逆に言えば激安でも、最初からまるで使えない様な粗悪品は無い。

★DELL★

いくら安くても、お勧め出来るのは以下の2パターンのみ。

・共にサポートに定評がある、法人モデル(個人購入可)またはXPSシリーズを、
コンプリート・ケア(落下・水濡れ対応の保証。累計の補償限度額は本体購入額。)
付きで購入。

・取扱のある家電店での店頭購入。保証は店頭のでも良い。

これらは初期不良に対して、誠意ある対応をしてもらう為には、絶対必要!
メーカー保証の場合、メーカー/ユーザーどちらに過失あるか決めるのは、
メーカー側。

しかしVostroのコンプリート・ケア、最長が1年ってのはどうなのよ?

★ASUS★

今やlenovoと並んで、最も故障が少ないメーカー

世界中のデスクトップPCを分解すると、
7割にASUSの基盤が入ってるとまで言われる大メーカーなのに、
社員は全員、残業代すら貰わずに仕事してるとの話もあり、
かつての日本メーカーを彷彿させる。

液晶解像度で選択肢から外すのが、残念でならない。

★acer★

世界シェア3位ながらメーカーの体を成してないとは、恐ろしやw

2009.6. 21日曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, 3年標準保証モデル, acer, Adamo 13, Adamo 9, Aspire One 722, Aspire Timeline, ASUS, エイサー Aspire one, タフブック, ビジネスモバイル旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, メインストリーム旧モデル, モバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, Compaq 2230s/CT, Compaq 6535s/CT, Compaq 6730b(/CT), Compaq 6730s/CT, Compaq 6830s, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, 直販大型旧モデル, 直販廉価旧モデル, dynabook Qosmio, dynabook R732, dynabook Satellite Kシリーズ, Eee PC 1002HA, Eee PC 901, Eee PC S101, EeePC 1000HE, EliteBook, EliteBook 2530p, EliteBook 2730p, EliteBook 6930p, EliteBook 8560p, EliteBook 8760w, Endeavor NJ3700E, Endeavor NJ5700E, ENVY, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 10, Inspiron Mini 12, Latitude, LaVie L, LIFEBOOK SH, Mini 210, Mini 5103, N10Jc, Pavilion dv2, Pavilion dv3500, Pavilion dv6-7000, Pavilion dv7-7000, Precision, Precision M6600, S121, Studio XPS 13, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO F, VAIO S, VAIO Z, VersaPro, Vostro, Vostro 1200, Vostro 1320, Vostro 1400, Vostro 1510, Vostro 1710, XPS, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 大画面旧モデル, 大型液晶旧モデル, 廉価ノート旧モデル, 法人向け, 中型旧モデル, 中型旧モデル | 短編レビュー~ノートPCメーカー編~ はコメントを受け付けていません

短編レビュー~10型以下、Atom機編~


NEC LaVie Light:キーボード良し。液晶画質フツー。冷却ファン音うるさい。


富士通 LOOX U:極小文字にはギラツキきついが、空いた時間を制する者こそ人生を(ry


×富士通 LOOX M:所謂、富士通製じゃないとなると利点が見当たらない。


東芝 dynabook UX
・他のネットブック⇒5万円で売る為に10型の奴が出来ました。
・UX⇒10型で実用に耐える物を作ったら5万円になりました。
この差はデカイ。まさにネットブックの覇者!

SONY type P
XPモデル追加。

type Pの8型液晶ってのは、16:10画面なら6.53型相当の液晶縦寸であり、
これじゃ縦解像度あっても快適な訳ないし、
Atom Z+US15Wチップな為、エクセルのシートをスクロールするだけでもっさり。
でもコレ、手帳代わりに使うものだからw


Epson Endeavor Na01

地味だが液晶(非光沢)、キーボード、排熱・静音性など、そつが無い。
筐体もシッカリしており、落下・水濡れに対応するメーカー保証込みでも低価格。

学生に電子辞書代わりとして買い与えるには持ってこい。


SHARP Mebius PC-NJ70A

さしあたってメイン液晶は綺麗(光沢でギラツキなし)。

しかし光センサー液晶パッドを活かす為にはVistaとせざるを得ず、
中途半端に買い易くしたネットブック仕様が仇となり、
コレ自体は単なるキワモノに留まっている。


Lenovo IdeaPad S10e
特徴が似てるので、サポートのNECか?シッカリ感のS10eか?って処。


HP Mini 2140(SSDモデル):

解像度、高速起動、堅牢性でネットブックを圧倒。
キーボード、静音性もまずまず。

しかしICH7Mでは折角のインテルSSDも、
転送速度が130~150MB/sで頭打ち。

これは同価格帯に続々参入するCULV勢には無縁の問題だけに、
2140の小ささとアルミボディに価値を見出せる人以外は、
早まらない方が良い。


×HP Mini 1000:静音重視の為、低温火傷に注意!


DELL Inspiron Mini 10HD解像度版):

VAIO type P同様、ファンレス機。

解像度、キーボード共、充分だが
こちらもAtom Z+US15Wチップな為、本格作業向きじゃない。
更にこちらはメモリも1GB固定だし。

あと、DELLのXPS以外の個人向けは、
直接苦情が言え、即納可能な店頭販売じゃないと選択肢に入らない。


工人舎 SX

機能詰め込み過ぎ。
サポートが期待出来ないんだから、もう少し部品点数減らして余裕を見るべき。
そうすれば逆に、こんな値段で売らなくて済む。

SXは用途と運次第では最高の選択にもなり得るだけに惜しい。


工人舎 SC:幾ら3万円台タブレットでも、直接苦情が言えない通販では買うな!


ASUS Eee PC S101

薄型、長時間駆動、SSDによる耐衝撃、静音、ギラツキ少ない非光沢液晶
と揃ってるのだが、dynabook UXの登場で、ツマラン外装なんかやってる場合じゃなくなった。

高解像度+Atom N+XPへ移行するまでは最早、ASUSを本気とみなす訳に行かない。
ASUSには失うものが無い(大したB5シェアが無い)んだから上位モデルなら出来るハズ。


ASUS Eee PC 1002HAE

ギラツキ少ない非光沢液晶とスッキリデザインは評価できるが、
薄さ、駆動時間、耐衝撃でS101に劣る。

これではdynabook UXに客を持ってかれるの必至で、一時代の終わり。


ASUS Eee PC 1000HE
こっちはギラツキ非光沢液晶。大容量バッテリーをデフォで積む様なモデル。


ASUS Eee 901-16G
長時間駆動、SSDによる耐衝撃、ギラツキ少ない非光沢液晶は評価できるが、
今となってはキーボードやタイピング時のタッチパッド干渉が痛過ぎた。


ASUS N10Jc

解像度とCPUがネットブック仕様で、
GeForce 9300M GS(オン・オフ可)+HDMIな変り種。

娯楽系の方向に振るなら、
YouTubeの720pxが再生できるCPUと解像度がなければネタにしかならない。

筐体からハミ出たバッテリー(日本仕様は6セル標準の為)で1.55kgって重量
にしてまで、最長7時間駆動とするくらいならCULV+HD解像度で出直して来いや!

×ACERのネットブック:論外。PCの場合、世界シェアと信頼性は全く連動しない。

×MSIのネットブック
基本的にネットブックの場合、非光沢液晶の方が目が疲れる。
このメーカーの液晶ギラツキは特に酷い。

2009.5. 16土曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, エイサー Aspire one, シャープ メビウス, ネットブック, ポイントスティックモバイル旧モデル, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途⑨:持ち歩き, Eee PC 1002HA, Eee PC 901, Eee PC S101, EeePC 1000HE, ENVY, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 10, Mebius PC-NJ70A, Mini 210, Mini 5103, N10Jc, Uncategorized, Wind Netbook, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 工人舎 EX, 工人舎 SK | 短編レビュー~10型以下、Atom機編~ はコメントを受け付けていません

10万円以下、10.2型以下PC、カラーカタログ!

ネットブックの普及で、PC持ち歩く事くらいは普通になってしまった。

せめて筐体カラーで自己主張したいって事で、
白、黒、銀以外が選べるものをご紹介する。


NEC LaVie Light(光沢10.1型1024×576ドット、1.16kg、カタログ駆動3時間、
幅250x奥行176.5x高さ31.3-36.5ミリ):

筐体の殆どがパステルにカラバリされる威力は絶大で、
液晶ベゼルが細くなった今や、店頭で最も目を引くネットブック。

店頭では普通、冷却ファン音を確認出来ないので、余計性質が悪い。
図書館で使うには気が引ける場合もあろう。
家でヘッドホンしながら使う用なら反対はしない。

その分、排熱は良好なので、
購入1、2年で倒れていく台湾製を横目で見れるかもしれない。
その辺は、アフターで持ってるメーカー気質という事か。


富士通 LOOX U 直販モデル
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):

18%OFFクーポン適用時93,316円~。

こちらも回り出せば、ファン音は負けてない。
が、落ち着いたトコで使う機種でもなく
(或いはヘッドホンしながら寝モバとか)、
キャラがそれ(ファン音)を許してしまう。


東芝 NB100/HW(直販のXP+HDDモデル=シャンパンゴールド、
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):

店頭モデルだと直販とは逆に、シャンパンゴールドの方がVista+SSDモデル。

直販モデルは店頭モデル程、価格的融通は利かないが、その分
3年保証パーツ保証海外保証(制限付、持込))が標準で付くってのは、
モノが東芝製品なだけに、
トータルコスト(修理費含む)の大きな分かれ道にもなり兼ねない。

e9bb92
e8b5a4
e7b791
e799bd
SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):

今回紹介するPCの中では、特別スペックが低い訳でもないのだが、
type Pは唯一のVista機なので、モッサリが際立ってしまっている。

改善策として
・IE⇒Google ChromeなどのWEBブラウザ
・McAfee⇒Norton 2009など
・いらないサービスの削除
で、起動時間も半分になるのだが、ソニーがこれを出荷時に済ませとかないお陰で、
中古市場がエライ事になりそうな予感w

ま、ぶっちゃけ現行Atomノートがもてはやされるのは、
一般ノートにWiMAXが内蔵されだす今年後半まで
だろう。
通信が速くなると人間の欲望というものは、
HDストリーミングや高画質Skypeなどに向かう
からだ。

デスクトップで先行してるDualCore Atom330だと、
YouTubeの「&fmt=22」でもCPU使用率50~60%
(GPUによる再生支援が有効になるローカルデータなら、
同じ動画が25~30%で済んでいた。)
ってもあるので現行Atomノートの購入は、
DualCore
(ノート用Atomは9月より順次)とWiMAXに対応した筐体設計
までの繋ぎ
ととらえた方が良く、
間違ってもソニスタで、倍額になる様なスペックアップを今、行うべきじゃない。

ideapad
lenovo IdeaPad S10e(光沢10.1型1,024×576ドット、1.38 kg、カタログ駆動5.3時間
幅250x奥行196x高さ22-36ミリ):

売れてる理由はズバリ、価格に似合わないシッカリ筐体

ただ、大和開発ではないので素ではこちらも、不要にファン音デカイ。


HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition
(光沢10.1型1,024×576ドット、1.1 kg、カタログ駆動3.3 時間、
幅261.7x奥行166.7x高さ25.9ミリ):

こういうの↓をZEN-designでやられた日にゃ、日本の文化汚染が憂慮される。

それだけは避けたい。

mini9

DELL Inspiron Mini 9(光沢8.9型1,024×600ドット、1,035グラム、
幅232x奥行172x高さ27.2-31.7ミリ、ファンレス+ゼロスピ):

日本語キーボードを選択するならキー配列に注意。

DELLからは
Inspiron Mini 10(10型。1,280×720ドット液晶追加予定)、
そしてAdamo 9超薄筐体の9型版)が控えている!

101

ASUS Eee PC S101(非光沢10.2 型1,024×600ドット、1.06kg、カタログ駆動6時間
幅264x奥行180.5x高さ18-25ミリ

1002

ASUS Eee PC 1002HA(非光沢10型1,024×600ドット、1.25kg、カタログ駆動4.1時間、
幅264x奥行181x高さ27.6-27.8ミリ):

台湾メーカーでもASUSだけは良心的な印象があるが、
Eee PC 1000H⇒1002HAでスタンダード10型液晶でも、
目が疲れにくいタイプに変更してくれたトコにもそれは感じる。

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この他にもMSIのWind Netbook U100や、Acer Aspire oneなどにカラバリがあるが、
前者は余りにも目が疲れる為、後者は安心して使い続けられるメーカーじゃないので、
割愛させてもらった。

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開発案件が忙しくなってきた為、当分の間、
今後の投稿は基本、週一で予定しております。

2009.3. 23月曜日 Posted by | acer, Adamo 13, Adamo 9, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ポイントスティックモバイル旧モデル, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, Eee PC 1000H, Eee PC 1002HA, Eee PC S101, ENVY, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 10, Inspiron Mini 9, Mini 210, Uncategorized, Wind Netbook, XPS、ALIENWARE以外の個人向け | 10万円以下、10.2型以下PC、カラーカタログ! はコメントを受け付けていません

目に優しい現行モバイルのランキング

白画面での(ギラツキ,写り込み)の減点形式で理由を記述する。
視野角に問題がある場合のみ、最後にもう1つ要素を付加する。

ランクS(目が疲れない)

dynabook NX(0,0) ThinkPad X301(0,0)

ランクA(チョイ疲れる)

LaVie Light(0,-1)  dynabook UX(0,-1) VAIO type T(-1,0)
VAIO type G(-1,0) VAIO type Z(1,366×768)(-1,0)  VAIO type S(0,-1)
レッツノートR8(-1,0) レッツノートW8/T8(-1,0) IdeaPad S10e(0,-1)
ThinkPad SL300(0,-1) ThinkPad T500/R500(WSXGA+、2ベンダ)(-1,0)
Inspiron Mini 9(0,-1) Inspiron Mini 12(0,-1) EeePC S101(-1,0)
EeePC 1002HA(-1,0) EeePC 901(-1,0) Aspire one(0,-1)
工人舎SX(0,-1)

ランクB(疲れる)

LaVie J(-1,-1) LaVie N(0,-1.5) LOOX R光沢(-1,-1) BIBLO MG光沢(-0.5,-1)
dynabook CX(0,-1.5) VAIO type P(-1,-1) VAIO type C(0,-1.5)
ThinkPad W500(WUXGA)(-2,0)

ランクC(目潰し。輝度を下げて使うべし!)

LOOX U(-2,-1) dynabook SS RX2(-3,0,-1) レッツノートY8(-2,0,-2)
EeePC 1000H、1000HE(-3,0) MSI Wind Netbook U100(-3,0) SOTEC DC101(-3,0)
LuvBook G1000(-3,0)

–   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –   –

白画質以外にも目が疲れる要素はあるが、
白画面が多くなる、WEBでのテキスト読みにはぜひ、この表を参考にしてほしい。

マルチベンダなどで判断が難しい機種もあるが、確認次第、順次追加していく予定。

nx

2009.3. 6金曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, エイサー Aspire one, コジマ KDU-G1XP, ネットブック, ビジネスモバイル旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, マウス LuvBook G1000, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, Eee PC 1000H, Eee PC 1002HA, Eee PC 901, Eee PC S101, IdeaPad S10-2, Inspiron Mini 12, Inspiron Mini 9, LIFEBOOK SH, SOTEC DC101, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO S, VAIO Z, Wind Netbook, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 工人舎 EX | 目に優しい現行モバイルのランキング はコメントを受け付けていません

デザインがオシャレな、モバイルが欲しい。


LaVie J ポタリーホワイト(12.1″フラット筐体):

12.1″級WXGAで真っ白筐体ってのは、他にはdynabook NXがあるっきり。

ぶっちゃけデザインってのは飽きるものだが、最安店頭9万円なら乗り換えも苦にならない。

ま、LaVie Jがここまで値崩れたのはXPモデルが無いからで、キータッチさえ納得できれば、
安心して購入して良い。折角NECなんだから↓は利用すべし。


富士通 LOOX U(5.6″WXGAタブレット):

こーゆーの持ち歩く事自体、カッコイイ。


東芝 dynabook NX(12.1″カタログ駆動10時間級モバイル):

このクラスにしては重い方だが、カタログ値に囚われず、
実用方向(キータッチ、駆動時間)に振ってるのが好感持てる。

最安店頭10万円前後まで値崩れする、パッとしない機種だが、
目立った手抜きも無く、解ってる人ならRXよりコチラだろう。


SONY VAIO type S(13.3″):

女子高生でもPCの事だと判るブランド、VAIOからはtype Sをお勧め。

VAIO購入で失敗しない為には、
冒険モデル(極薄天板やCPU)、液晶手抜きモデル(type C、N、BZ、殆どの現F)
を避けるのがコツ。低価格やスペックを選べ、国内組立の、直販からに限る。
ユーザー過失に対応する保証に入っとけば、後で揉める事もない。

カラバリ、Vista Home Premium、メモリ2GB、スーパーマルチ、3年落下対応で、
129,800 円~。


ThinkPad X301(13.3″WXGA+、軽量薄型):

元来、機能美追求のThinkPadだが、万人ウケするデザインは現在、X301しかない。


DELL Latitude E4200(12.1″軽量薄型):

もし、他のLatitude同様スティック・ポインタが付いてたら、
ThinkPad X200はヤバかった(;´Д`) 汗っ”

E4200は超低電圧版CPUを載せてるだけあって、軽量(最小1kg)、薄さ(19.2-26.8ミリ)、
バッテリー持ちの全てでX200を圧倒。キーボード、静音性も文句無い。
メール・チェックだけならOS起動不要。

SSDオンリーな事もあり中々安くならないが、DELLなら何時か、やってくれるハズ!
コンプリート・ケア保証をお忘れなく。


Eee PC S101(薄型・長時間駆動ネットブック):

ネットブック故の縦解像度だが、最安店頭6万円切りの今、次を待たずに買っても良いかも。
Aspire oneみたいなイイカゲンさも無いし。

2008.12. 31水曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ビジネスモバイル旧モデル, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, Eee PC S101, Latitude, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO F, VAIO S, VAIO Z, 廉価ノート旧モデル, 法人向け | デザインがオシャレな、モバイルが欲しい。 はコメントを受け付けていません

これがEee PC S101の活きる道!


ネットブックとしての評価を中心に
(ネットブック一般にありがちな話題には触れない)。

【製品コンセプト】

①薄型・軽量

②素材への拘り

動作のサクサク感

排熱・静音性

⑤駆動時間

【良い所】

まずだが、最薄部1.8cm(最厚部2.5cm)。
しかもインタフェース構成は、従来機からの変更なし
(その代わり、カードリーダまでもが背面に移動してしまったのはどーしたものか。)
重量は1kgだが、重心が中央にある為、実際にはそれより軽く感じる。
10.2型液晶搭載ながら、Eee PC 901-X(8.9型)と筐体奥行は殆ど変わらない。

の素材とは、
・UVコーティングの光沢天板。
・39工程ものメッキ加工を施した液晶額縁。
・ヘアライン加工、酸化防止処理されたパームレスト。
・ラメの入ったキーボードユニット。
・液晶ヒンジ両端には、スワロフスキーのクリスタルガラス。

しかし全体としてケバさも無く、
ラッチレスでピタリと閉まる液晶、たわまない筐体など、基本も押さえている。

のサクサク感は、4チャンネル書込が可能な最新コントローラーにより、
MLC方式ながら、901-X(CドライブのSLC)比2倍のリード速度を誇るSSDに
拠るところが大きい。しかもその16GBでCドライブを形成する
(初期空き容量は11.2GB)。

ただし所詮は安物MLCなので、書込(特にシーケンシャル)は未だ、
ノート用(2.5インチ)HDDを超えるには至っていない。

とは言え、XpressPath(起動画面表示の省略)と合わせて、
Windows XPを20秒で起動、12秒で終了させられるのは圧巻!
(901-Xは起動25秒、終了22秒。それぞれ初期状態。)

の排熱性は、
・8層基板のマザーボードを採用し、シングルファンで効率よく冷却。
・バッテリーの取り付け位置変更により、熱源をパームから遠避けた。
・筐体に、ファイバーを混ぜたABS樹脂を採用し、散熱効率を高めた。
・内部温度に応じてCPU、チップ、メモリの周波数・電圧を動的制御。

結果、パームレスト温度を、負荷に関わらず27℃前後に保つ事に成功。
(デモではHP 2133が38.5℃、Aspire Oneが37℃だった。)
高負荷時に最も温度が高いと感じられるのは、
本体底面中央だが、そこでさえ34.8℃しかなかった。

一方、動作音は25dBA以下。殆ど聞こえない。
排気口が背面に移り、液晶が防音壁になってもいる。
さらに低負荷時にはファンの回転が停止し、無音となる。

は901-Xより短くなったとは言え、カタログ駆動6時間
ユーザーが用途に応じてパフォーマンスを切り替えられる、
Super Hybrid Engineを利用する。

その他では、

■キーボードの主要キーのピッチは17.5ミリ(901-X比2ミリ増)。
キーストローク2ミリ。たわみも少なく、無理な配列も無い。

■従来通りの広いタッチパッド(ただし、キー入力中に誤って触れてしまう)は、
マルチタッチに対応(残念ながらボタンはシーソー式になってしまった)。

■n対応の無線LANとBluetoothを標準装備。

■USB 2.0*3

60GBのオンラインストレージ。

■ACアダプタがコンパクト(901-Xと同じもので、215グラム)。

■アスペクト比を無視して、無理やり1024×768ドット分を表示させる圧縮表示を、
タスクトレイのアイコンから行える。これで一応、XGA分の文字は一覧できる

■同梱の、キャリングケースやACアダプタ用ポーチまで、抜かりなし!

【悪い所】

■液晶が1024×600ドットのまま、10.2型(ドットピッチ0.218ミリ)、非光沢
という事で視認性は良くなったが、表示品質は従来モデルと比べると、
やはり薄型化の影響は否めない。
青が強く、輝度は901-Xより低めで、Eee PC 1000H-Xからだとかなり暗い。

■Webカメラの画素数が30万画素に退化(これも液晶部薄型化のシワ寄せ)。

■SSDは本体を完全にバラさないと交換できず、
封印もはがす事になるので保証継続も危うい。
(一方メモリは、底面のネジ1本だけでアクセス出来る。
メモリスロットは1基のみだが、2GBを認識する。)

ちなみに901-X用の、バッファローやアイ・オー・データ製64GB SSDは、
付かない事もないが、元のに比べてアクセス速度が大幅に落ち、
OS起動高速化「XpressPath」も無効になる。

【どういう人に選ばれるノートか?】

物欲に訴える、最安ノート。
当初、Aspire oneがこの役割を担うハズだったが、
道具としてが、あまりに駄目過ぎた(突然死問題への公式見解はコチラ)。

【ライバルとの比較】

(ThinkPad使いの方なら納得しかねるとは思うが、)
Eee PC S101は、ネットブック界のThinkPad X300系である。
ネットブックとしては、MacBook Air程には使い勝手を犠牲にしてないし。

今時、この値段を出してまで1024×600液晶のノートを買うという行為も、
X300系(の非力CPU)に通じるものがある。

【こーゆー人は買ってはいけない】

ネットブックとしてはイイ値段する訳だが、
ぶっちゃけ、数年使うつもりで購入すべきものではない。
来年あたり、WXGA版が追加されれば、
今のモデルには何の価値もなくなってしまうからだ。
それ程までに、縦解像度の壁は大きいと言わざるを得ない。

【最後に】

正直私は、Eee PC S101を欲しいとも思わないし、
他人にも勧めないが、台湾メーカーのモバイル技術が、
圧倒的低価格をあくまで一翼として、
日本メーカー製を直ぐにでも飲み込めるレベルにある
という事を、
判らせてくれたノートではある。
今後数年の流れはこのS101から顕在化したのだなぁと、
後に思い起こすであろう。日本人としては寂しい話だが。

奇しくもVista(直接的には、XP配布のULCPC条件)は今の処、
日本メーカー製を(縦解像度の壁で)保護するのに役立っている様だ。
WXGAなMS公認ULCPC自体は、あるにはあるにしても。

【参考】

公式

ASUS、10.2型液晶搭載で最薄部18mmの「Eee PC S101」

ASUSTeK「Eee PC S101」製品版ファーストインプレッション

ASUSTeK「Eee PC S101」製品版詳細レビュー
~SSDはリード80MB/secオーバーを確認

薄・軽・美にこだわった第3世代Eee PC“S101”が日本上陸

新型Eee PC詳細レポート
CPUの動作周波数コントロールなどで「熱くない」パームレストを実現

“華麗なるミニノート”――ASUS「Eee PC S101」の真価を問う

国内発売が待ち遠しい! 「Eee PC S101」に触った

ASUSTeKの本気ミニノート、写真で見る「Eee PC S101」

2008.12. 5金曜日 Posted by | acer, Apple, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途⑨:持ち歩き, Eee PC 901, Eee PC S101, MacBook Air, Mini 5103, ThinkPad 薄型旧モデル, Uncategorized | これがEee PC S101の活きる道! はコメントを受け付けていません

これがエプソンNa01の活きる道!


ネットブックとしての評価を中心に
(ネットブック一般にありがちな話題には触れない)。

【製品コンセプト】

モバイル性よりも快適性を重視し、
10.2型の大きめ液晶。
筐体サイズを生かしたキーボード。
厚めの筐体により排熱・静音性、筐体剛性を確保

そして何と言っても、
落下・水濡れに対応するメーカー保証込みでも低価格。

【良い所】

まずだが、この液晶は、非光沢としては画質が最も良さげ
10.2型搭載ながら筐体奥行を、東芝NB100(8.9型)から
バッテリー出っ張りを取り去った程度に抑えている。

のキーボードはピッチ17ミリ(標準キー)、ストローク2ミリ。
たわみがなく打ち易い。配列も標準的。打鍵音も小さい。

は待機時動作音23dBを達成。HDD含め、高負荷時もかなり静か
筐体左と底面が若干熱を持つが、ひざ上に長時間乗せても不快感はない
筐体細部に至るまでしっかり感がある(組み立ては中国)。

サポートで売ってるエプソンだけには価値がある。

ただし落下対応の方は、補償限度額が毎月減ってくし、

Na01の場合、元の購入金額が安いだけに、
マザボ交換(約¥25,200(部品代)+¥14,175(諸経費))なんかでは、
追加費用が掛かるかもしれない。

その他では、

■天板がマット仕上げ。指紋が目立ちにくい。

■USB*3

■ACアダプタはコード込みで213グラムと軽量、コンパクト。

■電源スイッチが液晶ヒンジの横にあるのだが、
液晶を閉じている時は押しても反応無

■タッチパッド機能をオフに出来る(Fn+F9)。

■FnキーとCtrlキーをBIOS設定画面で入れ替え可能。

■リカバリCD付属。

■底面にはHDDベイとメモリスロットがあり、
いずれもビス2本だけで簡単にアクセスできる。
メモリ2GBでの動作報告多数。

【悪い所】

■無線LANがn非対応。Bluetoothなし。

■WEBカメラなし。

■そーゆーコンセプトだからしょうがないが、1.28kg、39ミリ厚の筐体。

【どういう人に選ばれるノートか?】

快適性重視、非光沢、縦600ドットの解像度(WEB閲覧は、
情報が凝縮されてるページでないとキツイ)と来れば、
ズバリ、学習用だろう。

落下対応の保証も、子供に持たせるには欠かせない。

【ライバルとの比較】

落下対応のメーカー保証が付けられるネットブックには他に、
LaVie Lightがあるが、保証込みだとNa01より2万円以上高く、
爆音仕様で話にならない。

一方、販売店の同様保証っていうとPC盆バーくらいかねぇ。
そちらではその保証込みで、東芝NB100がNa01と同価格帯で買える。

【こーゆー人は買ってはいけない】

ネットブックとしては、携帯性(小ささ、軽さ、バッテリー持ち)はパッとしない。

【最後に】

Aspire oneのBIOS問題など、ネットブック(低価格)だからこそ許される甘えは、
Na01には見られない。
エプソンにはエイサーと違って、
サポートの評判に傷を付ける訳には行かない
という使命感があり、その為には、
いい加減な製品は販売しないって事なのだろう。

【参考】

公式

エプソンダイレクト「Endeavor Na01 mini」
~コストパフォーマンスと使い勝手に優れたネットブック

使い勝手で“直球勝負”!!――エプソンダイレクト「Endeavor Na01 mini」を試す

写真で見る「エプソン Endeavor Na01 mini」

2008.12. 2火曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ①NEC, ③東芝, ⑥エプソン, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑯メモリ, ⑳保証, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途⑨:持ち歩き, Uncategorized | これがエプソンNa01の活きる道! はコメントを受け付けていません

これが東芝NB100の活きる道!

ネットブックとしての評価を中心に
(ネットブック一般にありがちな話題には触れない)。

【製品コンセプト】

■光沢液晶を採用し、NETBOOK中一番綺麗
低反射処理も効いている(疲れ難さより鮮やかさ寄り)。
ただし、赤が強い、青が強いなど、色味には個体差あり。
必要に応じてグラフィックオプションで調整すべし。

■筐体奥のバッテリーの出っ張りはともかく、
同サイズ液晶のライバルと比較してコンパクト
(液晶ベゼルが、まぁ許せる太さ)。

バッテリの固定はそれほど強固ではないので、
意図したものではないだろうが、
バッテリーの出っ張りは、片手持ちに便利。

■中国製とは言え、日本メーカー製である以上、
「安いんだから、すぐ壊れてもしょうがない」は通用しない。

実際、筐体のシッカリ感は高い。
日本メーカー製にありがちな、余計なアプリは入ってない。

【良い所】

■キーボードは、横ピッチ15.9ミリ(A~Zなど使用頻度の高いキー)、
ストローク1.5ミリで、たわみが少なく、タッチは良い方

■底面の蓋を開けるだけでメモリ換装(1スロットしかない為)できる
(仕様ではXPのULPC基準をクリアさせる為かMAX1GBだが、
2GBでの動作報告多数)。

■ファン音は、高負荷時に少し気になる程度で、静か
一応、Fn+F8でサイレントモードのON/OFF。

排熱は上手く行ってる。高負荷でもキーボード面均一に暖かくなる程度。
底面中心部は熱くなるが、バッテリーをつかんでいれば大した事ない。

■1,050グラムだが重心がど真ん中にあり、
どんな持ち方でも、実際より軽く感じる。

■USB端子*3。Bluetooth標準装備。

■Fn、「A」「S」キーの組み合わせで画面の拡大、縮小。アプリ制限もなさそう。

■SS RXと違い、液晶は最大180度まで開くことが出来る。

【悪い所】

■タッチパッドの面積が小さい。左クリックボタンが大きいのは良い。

■実測1時間半~2時間程度しか持たないバッテリー持ち
バッテリーは1個210グラム。大容量バッテリーはまだ無い。
ACアダプターは320グラムで、ネットブックでは重い方。

■30万画素と、今時控えめなWEBカメラ。

■天板はケバくはないが、ピアノブラックで指紋が目立つ。
一方、底面のプラスチックのシボ処理は、
国内メーカー製らしさがある。

【どういう人に選ばれるノートか?】

バッテリー絡み(出っ張り、駆動時間)に納得できるなら、
6万円以下ネットブックはNB100を基軸に考えて良い。

2年、3年と使うなら、
ACER Aspire oneだとメッキのハガレが早そうだし
(東芝と言えどサポートには雲泥の差が付くだろう)。

【ライバルとの比較】

ネットブックには、NB100が分類される①綺麗液晶系
Eee PC 901の②モバイル系(バッテリー持ち、SSDによる耐衝撃性)、
1280×768ドット液晶の③高解像度系がある。

価格と筐体デザインに納得できればNB100は、
の中は勝ち抜けるであろう。

問題はとの比較である。WEB閲覧には
縦たった168ドットが、生死を分ける程の差
となる。
ただ、HP 2133にはCPUの非力さOS絡みの煩わしさ、
Gigabyte M912には販売店の問題があり、
XPモデルとなった工人舎SXは価格帯が違い過ぎる。
次期Aspire oneはこの解像度になる事が決定しているが、
それまではにも決定打はない。

国内大手との比較ではNECのLaVie Lightがあるが、
あちらはファン音のハズレ(まぁ、ユーザーの個人差もあるが)を
引いてしまうと、使い続けるのが辛い。

【こーゆー人は買ってはいけない】

NB100の様なピアノ天板は小キズで、あっという間に貧相になる。
駆動時間から言っても、持ち歩きには気を使うだろう。

サポを必要としない上級者が、寝モバ程度に使うのであれば、
耐久性そこそこでも良い訳で、Aspire oneの高解像度版を
待った方が良いかも知れない。

【最後に】

東芝が本気出せば、重量も駆動時間も
こんなもんじゃなかったと言われるが、
本気出したRXよりは無難さが目立つ、NB100なのでした。

【参考】

メーカー公式

東芝「NB100」
~ネットブック随一の美しい液晶

東芝「NB100」フォトレビュー

東芝のNetbookはなにが違う?

NB100が“dynabook”ではない理由

2008.11. 26水曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, エイサー Aspire one, ネットブック, ①NEC, ③東芝, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, Eee PC 901, GIGABYTE T1028X, Mini 5103, Uncategorized, 周辺②ソフトウェア, 工人舎 EX | これが東芝NB100の活きる道! はコメントを受け付けていません

カラバリ・ノートが欲しい。08年10月、国内メーカー編

パステル・カラーなノートが欲しい。」という、5月投稿の改定版。
白系、黒系、灰系、銀系以外の筐体色が選べるノートを紹介する。

LaVie G タイプL スタンダード(s)(店頭名称はLaVie L スタンダード、15.4型):

スーパーシャインビューEX2液晶+
Radeon HD 3200(AMD M780G チップ内蔵)+HDMI出力端子

と、XPに未練がないなら、一般消費者には必要十分な性能。

天板は白のみ。

LaVie G タイプN(店頭名称はLaVie N、13.3型、約1.96kg):

L スタンダードから小さく、軽くなる事で、
液晶画質、デジタル出力端子を我慢しろってか?
これじゃAMDチップの悪いトコ(XPや周辺機器との相性問題)しか出て来ない。
機械としてはお勧めしかねる。

富士通 FMV-BIBLO NF(15.4型):

赤筐体では、地デジ、独立グラフィックが選べない。

富士通 FMV-BIBLO LOOX U(5.6型WXGA、約565グラム):

Vista+メモリ最大1GBって制約さえなければ、
モバイルの理想の1つになれたんだろうなぁ。
ま、09年6月(Windows 7)までの辛抱、辛抱。

東芝 dynabook AXTX(15.4型):

デザインはともかく、ホームノートで、あの白ボケ液晶はあり得ない。
東芝は個人向け大型ノートを、Qosmioだけにしたい様だ。

東芝 dynabook NX(12.1型、約1.4kg):

こういう話題にならないモデルの方が、使い易いと来たもんだw

SONY VAIO type C(14.1型、約2.6kg):

ソニーはこのクラスで、手抜き液晶を止める気無い様だ。
2万も3万もコストが変わる訳でなし、そうまでして何故、
ヘビーユーザとの距離を置きたいのか?

SONY VAIO type S(13.3型、約1.95kg):

頑張り過ぎ(と言うか「無理し過ぎ」。type Z)と、頑張ら無さ過ぎ(type C)
に挟まれて、丁度イイ感じに仕上がってる。VAIOは、こーゆーの見繕って買わないと、
後でエライ目に遭う。
100BASEってのだけは気を付けて。

SONY VAIO type G(12.1型スクエア液晶、約860~1,145グラム):

液晶はレッツと同パネルで目に悪く、
たわみの大きいキーボードは、レッツの足元にも及ばない。

これにしろ、東芝RXにしろ、所詮はコンセプト・モデル。
そこまで使い難くてもイイなら、今やネットブックがあ~るじゃないか!

SONY VAIO type T(11.1型、約1.14~1.47kg):

ノートの液晶も全て、フルカラーに変わって行く
んだなぁと、
認識させてくれたモバイル。

ThinkPad W500がいきなり、15万円以内で直販されるご時世、
擬似カラー・ノート(すなわちVAIO type A、Tと、ThinkPad W700、
RGB LEDバックライトのDell Precision M6400の4機種以外)では、
少なくとも据置機に20万以上出してる場合じゃない
事だけは確か。

パナソニック レッツノート(10.4型~14.1型):

今まで、カラー天板にする為には、マイレッツ倶楽部のボッタクリ価格に
付き合わなければならず、お人良しはそこにステータスを感じてた訳だが、
ようやくWシリーズだけは、店頭でも青天板が選べる様になった。

このカラー天板、鍵なんかと一緒に持ち歩くと、すぐ剥げてしまう様な
代物ではあるが。

それにしても、次世代ネットブックの液晶の主流が10.2型WXGA
移行(例えばエイサー Aspire one)していく中で、それでもレッツが、
4倍近い価格を正当化できるかどうかは、見物である。
大事なデータをモバイルに置けない社会環境では、
頑丈さだけでは戦えないし、バッテリー持ちならEee PCも悪くはないし。

2008.10. 16木曜日 Posted by | acer, Aspire One 722, AVPC旧モデル, エイサー Aspire one, ネットブック, ビジネスモバイル旧モデル, メインストリーム旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑲通信, ○○なPCが欲しい。, 用途④:動画鑑賞, 用途⑨:持ち歩き, 直販大型旧モデル, dynabook Qosmio, dynabook R732, Eee PC 901, Precision, ThinkPad W530, ThinkPad W701, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO S, VAIO Z, 周辺①接続, 大型AVPC旧モデル, 大型液晶旧モデル, 法人向け | カラバリ・ノートが欲しい。08年10月、国内メーカー編 はコメントを受け付けていません