iKnow!(Smart.fm)用ノートPC選び
まぁこういった語学モノの学習機は空き時間を利用できる必要があるので、
モバイルが良いだろう。
持ち歩くなら12.1型、
自宅専用でもパーソナルサイズの14型が上限か。・・・①
iKnow!やってみると解るのだが、ストレス無く利用するには、
キーボードとマウスポインタの操作を瞬時に行える必要がある。
ポインタ操作の度に指がホームポジション離れていたのでは効率が悪い。・・・②
一方でこの用途に特別綺麗な液晶や高性能なCPUは必要ない。・・・③
①~③を総合すると専用PCとしてなら、
ThinkPad X121e(詳細)やThinkPad Edge E420(詳細)で決まり!
となってしまうので今回は、
「これ以外の機種を選択すると、こんな特典がありますよ!」
って視点でお勧めを挙げてみる。(ただし殆どの場合、②は我慢する事になるが)
現行モデル限定で8万円前後までって事で。(最安値で抽出。価格は全て投稿時点。)
■dynabook R731(13.3型):
価格.com限定モデルには8万円切るものもある。
その場合、購入は東芝直販からになる。
何と言っても軽くて大画面なのがウリで、
目も疲れ難い(ギラツキ少ない+非光沢)。
タッチパッドOFFボタン付いてるのもポイント高い。
■VAIO Y(11.6型):
メモリ4GB、免責なし・補償上限なしの落下対応3年保証付けても、
直販で6万円ちょっと~。
直販モノはインテルCPUだし、
この機種は価格さえこの程度なら定番CULVと言える。
第2世代Core i では最初からこの辺りで売ってもらいたい。
ただしストロークやクリック感に乏しいキーボードや、
低負荷でもファン音が大きめな事を考えると、
純粋にiKnow! 向けと言うよりは動画兼用、筐体デザイン重視といった所。
■VAIO C 14型(詳細。画像はキーボードウェア装着時):
縦900ドット液晶、メモリ4GB、免責なし・補償上限なしの落下対応3年付けても、
直販で7万円切るのが良い。
縦900ドットあるか無いかは一般的に言って、
快適に情報収集できるか否かの分水嶺であり、
持ち出しに適さない14型以上では「お買い得」と「安物」を見分ける目安にもなる。
■Let’s note J10(10.1型):
X121eより設置面積が小さく、処理性能も良く、
最安は8万円台中盤。
10.1型HD液晶でWin7 Starterでないものには他に
・HP Mini 5103 Win7 Proモデル
・Latitude 2120 タッチパネルモデル
があるが、前者はAtomなのにJ10より1万円安いだけ。
後者は最大メモリ2GBという問題がある。
■ThinkPad T420(14型):
直販で縦900ドット液晶にしてクーポン使えば8万円前後~買える。
液晶解像度の他には、セカンドHDDやドッキングステーションなどの拡張性が、
下位モデルEdge等との大きな違い。
■lenovo G475(14型):
3万円ノート故にHDMI等のデジタル出力端子すら無いが、
PC音声そのものにイコライザー機能が付いてるし、
洋楽PVなどを動画サイトで見ながら語学学習するのにも適してる。
キータッチに多少癖はあるが、慣れれば問題ないかと。
このPCの処理能力にガッカリする理由の大半がメモリ2GBにあると思われるが、
IdeaPad S205(11.6型)と違ってメモリ増設やHDD交換はし易い。
■Vostro V130:
非光沢液晶でキータッチ、排熱・静音性も悪くないので、
この用途で筐体スタイル重視なら、
CPUがArrandale世代なのは気にならないだろう。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
性能、駆動時間、排熱・静音性、価格のバランスに優れた13.3型。
キータッチもマアマア。
洒落で買っても後悔しない、お手軽ノート達。
外観最優先で購入してもソコソコ使えそうなノートを、
7万円程度までで探してみた。
■dynabook MX、11.6型モデル(光沢HD液晶):
・Nissha IMDの筐体塗装
・綺麗め液晶(上下視野角が狭いので角度調整要るが)
・国内大手メーカー製かつ5万円切りも珍しくない
とくれば、もう少し話題になっても良さそうだが、
店頭ではAtom機程の利幅が無いので売る気無し、
掲示板ではデュアルコア信仰が根強いので相手にもされない。
1.5kg超の本体重量や、ACアダプタが電源ケーブル込320グラムだったり、
有線LANが100BASEなど、弱点も少なくない。
しかし
・BBenchが5時間39分(gの無線LAN、輝度最大、ハイパフォモード、残量5%)
・HDMI端子
など、サブと割り切れば使い道には困らない。
マルチコアCPUというのは、マルチスレッド対応アプリ(重い処理が主)以外では、
速いと言うより、(複数処理時に)遅くならないだけで、
同じ1万円追加なら、CULVで行う軽作業にはデュアルコアよりX25-Vのが効く。
キータッチは悪くないし、タッチバッドも広い。
(ただし広めのキー(スペースキーなど)はカチャカチャ音がある)
シングルコアCPUのお陰か、高負荷でやっとファン音が聞こえる程の静音性。
パームレストも熱くならない。
■VAIO E、14型、Core i3モデル(光沢液晶):
現行のノート用通常電圧CPUの選択は、
余程、BTOで価格差に偏りがない限り、Core i5-540Mかi3の2択で良いと思う。
現行のインテル4コアCPU(45nm)は、走るプロセスがとっちらかって物理3コア以上使ってしまうと、
2コアCPU(CPU部は32nm)と違って厳格に、使用コア数ごと定められたTB上限クロックを守ろうとし、
ノート用4コアCPUではこれが、2コアCPUに比べて露骨に遅くなってしまう。
次に2コアCPUに話を絞ると、同じ設計のCPUは普通、
最高クロックの高い製品程、フルパワー時の消費電力(=発熱)も高くなり、
その高くなり方も性能曲線を遥かに上回る訳だが、
i5全てで消費電力が変わっていない、コチラのデータが典型的なものであるとするなら、
i5-540Mは選別品という事になる。
2コアCPUを比較したこのデータで、最上位のi7-620Mの消費電力だけ跳ね上がっているのは、
idle時の消費電力の高さから見て、キャッシュ容量の差が効いてると思われるが、
この差が性能差になって現れるかと言うと、単に差別化が目的なのではないか?
i3はCore 2に対する最大のメリット、すなわちHyper-Threading
(物理2コアなのにOSからは4コアに見える)が有効になる最安CPU。
以上を踏まえた上でVAIO Eをコスパで選ぶなら、CPUはi3だろう。
16:9画面の14型は、16:10の13.3型よりも縦寸が短く、
2.35kgというのは外出用にも使えないが、
・Core i3+HDMI端子+GbE
・低発熱で静音性に優れる(少なくともi3+統合GPUモデル)
とくれば、一般人が据置PCに求める最低条件はクリアする。(VAIO EにはeSATAも付いてる。)
逆にCPU性能がこれ以下だと、フルHD動画再生や、720pテレビ電話も覚束ない。
価格的には現在、直販最小構成からi3を選択した処で7万円になり、
マット系以外の筐体カラーが5千円増、
あらゆるユーザー過失に対応するワイド保証(本体新品交換で終了)が6千円増となる。
5千円増カラーの内、青、白、黒筐体なら、
HD+(1,600x900px、WLED)+独立GPU(Radeon HD 5145)
が1万円増で選択出来る。
どうせVAIO E買うなら、筐体とキーボードウェアをカラーコーディネイトしたい。
■hp mini 5102(10.1型半光沢HD液晶):
・アルミニウム、マグネシウムを多用した筐体
・天面耐加重500kgf
・パームレストや底面部分はラバーコーティング
・ドッキングステーションにDVI出力
など、CPUがAtom Nである事以外は本気モバイル。
気になったのは、
・天板は手脂汚れが目立ち易く、落ち難い。
・液晶の開きは最大130度(タッチパネルモデルは135度)。
・キータッチは軽めで若干のたわみ、タッチパッドは狭まめ。
・メモリが1スロットで最大2GBとなっている。
・最大4.5時間駆動で、ACアダプタは電源ケーブル込350グラムと重い。
・高負荷時には排気口の風切り音が大きく、底面も40℃くらいになる。
・下位モデルでは無線n、青歯無し。
・パネルタッチは、天板押さえてないとがたつく。
など。
■HP ProBook 5310m、Celeron SU2300モデル(13.3型HD液晶):
Core 2モデルは排熱不足なので忘れて良い。
■DELL Vostro V13(13.3型半光沢HD液晶):
16.5-19.7ミリの超薄型アルミ筐体+亜鉛強化ヒンジ。
天板も片手で開くスマートさ。
しかも法人カテゴリーのノートなので、最低限の操作性は確保されてる。
薄型の金属筐体は熱が手に伝わり易いものだが、
CPUがシングルコアなので(海外仕様にはデュアルコアもある)、
ぶん回しても筐体の何処もが、体温より遥かに冷たい。
14型以下のHD液晶の上下視野角は皆、そうだが、
V13は半光沢なので余計に狭い。
キーボードはEnterキーが右端に来ないので要注意。
メモリやHDD、バッテリー交換に至るまでが、大規模な分解作業を伴う。
メモリスロットが1つで最大2GBなので、OSはXP Proが良いだろう。
USBは2つしかないが、一方がeSATA兼用でExpressCardあるのがCULVノートには珍しい。
スピーカーはモノラルだが青歯内蔵のノートは、
・公共施設⇒ワイヤレス・ヘッドホン
・自宅⇒ワイヤレスの外付スピーカー
とする方が、これまたスマートだ。
■ASUS UL20A(12.1型光沢HD液晶):
天板にヘアラインアルミを採用し、厚さ12.1-25.9ミリの薄型筐体。
剛性、質感も充分で、こちらも排熱が優秀な為、高負荷でも筐体表面が熱くまではならない。
ファンも通常は静かで、変速こそ小刻みだが、高周波が混じらないので気にならない。
電源プラン「Power4Gear Entertainment」なら、BBenchは5時間32分持つ。
(この設定ではバッテリー駆動時のCPUクロックが、最大でも80%に制限される。
液晶輝度は40%に変更。)
ACアダプタも小型で、ケーブル込215グラム。
小型ノートとしては液晶も綺麗な方。
初期設定は青が強いが、付属ソフト「ASUS Splendid」でガンマや色温度を調整できる。
液晶は135度までしか開かない。
キーボードは中央付近で若干たわむが、タッチは悪くなく、
キートップはラバーコートされてる。
ただタッチパッドだけは、滑り、ボタン(シーソー)共にイマイチ。
メモリやHDDは底面カバーから簡単に交換出来るし、
UL20Aの様な、比較的操作性の良いCULVノートなら、
インテルX25-Vや、
HDDとしては静音・高速で有名な東芝MK3265GSX(320GB、1プラッタ品)
を入れる事でかなりの戦闘力になろう。
しかし有線100BASEで、無線もカタログの印象程には速くなく、
HDMI端子も無いので、据置が勤まるとまでは流石に言い難い。
この辺のデスクトップなら、
Core i3-530(2.93GHz x デュアルコア、HT有、TB無)、OS込、モニタ別で、
6万円チョット~なので、UL20Aの本体重量などウルサイ事言わない人なら、
この低価格2台体制でも充分だったりする。
筐体の大きさはともかく、このデスクトップが、OS込3万円~のhp機と何処が違うのかと言えば、
80PLUS電源に象徴される信頼性だろう。(ワット数は、むやみに大きくない方が良い。)
ノートばっか触ってると疎くなるが、電源効率が良くなればスピーカーやヘッドホンの音も良くなるし、
逆に粗悪な電源は、逝った時に周りのパーツまで巻き込んでしまう。
ところで、このUL20Aや、HP ProBook 5310m、DELL Vostro V13といった薄型ノートは、
この1年で更に評価が上がると思われる。
なぜならCore i系のCPU積んだ世代となると、最厚部3センチ以下ってノートですら、
マトモなメーカーからはThinkPad T410s、同X201s、ASUS U30Jcしか出てないからだ。
ついでだが普段、ThinkPadやVAIOを擁護する私だからこそ、この世代では
・T410s、W510の排熱不足
・T410のファン音うるささ
・VAIO Zのブラックアウト問題
に注意を呼び掛けておく。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ThinkPad T510 FHDポチるまでは禁欲生活を続ける私なのですが、
レノボに問い合わせ、
「せめてあと、1ケ月なのか、3ケ月なのか、半年なのかハッキリせい!」
と迫った処、
「3ケ月までは流石に無いんじゃないか。
一度、供給が復活してしまえば、数日で売り切れるなどという事も無いだろう。」
との回答でした。
世の中には色んなサイズ、用途のノートPCが存在する訳ですが、
私にはこのT510 FHDが、
「今年ノートを語る上で外せない存在になる!」と信じるに足る理由があります。
しかし推測に基づいた話を展開して行く程、暇でもありませんし、読者の皆様もそれは同じでしょう。
実機が手元に来るまでは、このサイトが開店休業状態になる事をお許し下さい。
CULV機より更に小さいノート一覧。
今回は主に、10.1型以下のノートを採り上げる。
ただし画面解像度はXGA以上。
Atom機が多くなるので、先にその特徴や注意点をまとめておく。
Atom機を買う利点として言われてるのは、筐体サイズの小ささと、CULV機より更に安い価格。
持ち歩きPCは、同伴するであろうA4用紙からフットプリントはみ出し、
その部分に衝撃が集中する様では駄目だ。
更にこれより小さい事に、意義がない訳でもない。
ThinkPad X200s、Core 2 SU9xxx以外のノートでは、
マウスや予備バッテリー合わせて持ち歩く機会もあるだろうから。
一方、価格に関しては、2、3年使う事を考えればCULV機との差は大きくない。
家電店だとCULV機は影薄いが、
客が買って満足度の高い商品と、店が売りたい商品は違うのだから、そういう演出も当然だ。
特にCore 2 SU9xxx搭載機なんてのは、売る側としては今の値段じゃ困る訳よ。
現行通常電圧で最も賢い選択であろうCore i5-540M(2.53GHz、TB時3.066GHz)よりも、
CPU自体は高い訳だから。
PCに限らずモデルチェンジが年数回行われる家電製品に値下がりは付物だが、
購入したものが直後に安くなっただけなら、まだ耐えられるものの、
同じ値段で上位機種買えるとなると、打ちのめされてしまう。
そんなこんなでモバイルにエンタメ耐性まで求める一般の方には、
少し筐体大きくなってでも、
720p以上のストリーミング再生できる、Celeron SU2300以上積んだCULV機がお勧めで、
今、Atom機を積極的に選ぶのは、事務用と割り切れる方限定だろう。
Atom N280⇒N450は性能同程度で、駆動時間延ばす方向のモデルチェンジ。
統合グラフィックにも大きな変更は無く、IO周りも旧ネットブックと同じICH7ベース。
一方US15Wが問題視されるAtom Zだが、Z550(2GHz)搭載するものに関してなら、
それだけで極小ノートの選択肢から外す必要は無くなりつつある。
これらはWin7既定ドライバでは能力を発揮出来ないが、
特にVAIOなどはインテル製ドライバをメーカーアップデートさせる形で改良を進めている。
非力なAtom機を実用に耐えるノートに育てる過程は、アプリ選択の腕も要るからこそ面白い訳で、
まとめ最後に、セキュリティソフトとして以下をお勧めしておく。
「ノートン アンチウイルス 2010(90日間無料体験版はコチラ)」
「Microsoft Security Essentials(無料ソフト。ダウンロードはコチラ)」
ノートン擁護の理由だが、ITmediaやGigazineにおいて
>セキュリティソフトの比較検証を行う独立機関の「最大手」
と紹介されているAV-Test.orgのデータ↓をご覧頂きたい。
AV-Testのはウイルス検体が多く、1%の検出率でも大違いと言われてるので、
マルウェア96%以下のソフトではお話にならない。
G DATA、カスペと、私が使ってるF-Secureは重いんで「有名」。
間違っても軽くはないので、2009年版から急に軽くなったノートンが消去法で残る。
(ノートン(Endpoint Protection含む)とF-Secureは現に、日本企業採用のスタンダード。)
Security Essentialsは、この表にあるLive OneCareが無料化したもので、
使用に際しては以下を参照されたし。
△NEC LaVie Light BL530/WH:
10.1型光沢HD液晶モデルには、
・後ろに20ミリ、下に5ミリ出っ張るバッテリー(天板共色)
・Win 7 Home Premium
が標準で組み合わされる。
Atom N450を採用し、1.36kg(内、バッテリーが365グラム)で公称7.6時間駆動。
これに対しスッキリバッテリー(別売)の重量は190グラムで、容量は半分。
キーボードは、主要ピッチ17ミリ正方、ストローク2ミリ。
配列は素直でタッチは軽め。打刻時の安っぽい音は気になるかも。
タッチパッドは65×39ミリと、このクラスでは大きめ。
n対応無線LANだが、有線は100BASEで青歯無し。
ノートの電源オフ時にも電源取れるUSB端子あり。
スピーカーはステレオ。
メモリスロットは1基のみで、既に最大の2GB積んでる。
このLaVie Lightの特徴には、外付けHDDとして振舞う「USB Duet」機能がある。
LaVie Lightで設定した4~128GBの共有領域は、データ不整合が起こらない様、
別PCに接続されるとLaVie Lightからは見えなくなる。
NECは、値崩れ期待できる、直販以外での購入であったとしても、購入60日以内であれば、
落下・水濡れ対応のメーカー3年保証を全機種11,970円で付けられる。
累計補償上限が購入金額ベースで減額されてくタイプだが、
同等品への交換時には、補償残額を足しに出来るので、
LaVie Lightの様な低価格モデルに保証料金が見合うか、各自判断されたし。
液晶表示汚な過ぎ。使ってるだけで気分まで暗くなるので忘れて良い。
手帳代わりに短時間しか使わないにしても、液晶ギラツキ酷過ぎる。
ギラツキ液晶使って目から頭まで疲れが回る様では、人生損してる。
10.1型光沢HD液晶+Atom N450の現行モデルからは、国内組立となった。
1.2kgで公称5時間駆動。
別売の大容量バッテリー装着時は1.35kg、公称10時間。
キーボードは主要ピッチ17.5ミリ。
n対応無線+GbE+青歯と揃っており、WiMAXモデルもある。
PCの内部パーツというのは基本、四角いので、
LOOX Mの様に筐体角を丸くすると、筐体寸法は大きくなってしまう。
フットプリント270×189ミリと、案の定、ライバルより大きめ。
△VAIO P:
8型光沢液晶を搭載するAtom Z機で、
筐体幅245ミリを許せるなら、ファンレスだし手帳代わりに使える。
Win7の標準仕様で609グラム、公称4時間駆動。
以下に紹介するVAIO X共、直販でZ550(2GHz)選択可。
解像度は1,600x768pxだが、そのままだとドットピッチ0.114ミリと辛いので、
アプリごとに表示サイズ工夫すべし。
仮に文字サイズ同じになっても、元から低解像度よか、文字滑らか。
(VAIO ZのフルHDも、使い方はこんな。現にあっちは、125%大表示で出荷。
いずれにせよ、どちらもギラツキ液晶だから凝視は禁物。
ギラツキは長時間作業向けじゃない手帳代わりのVAIO Pだからこそ通用する言い訳で、
13.1型のVAIO Zでそれじゃ、フルHDが安いだけの事はある。)
ポイント・スティックはアルプスドライバ切れば、ポインタの加速度移動も可能。
n対応無線+GbE+青歯+WiMAXの構成あり。
・補償限度無し
・何度でも修理
がウリの、落下・水濡れ対応ソニスタ3年保証は、VAIO P、VAIO X共、7,000円で加入できる。
ただSONYの場合、「性能とモビリティー、そして高級感。
一切の妥協を許さず開発した」と謳う先代VAIO Zにしてこの程度の品質なので、
他は推して知るべしか?
△VAIO W:
10.1型光沢HD液晶+Atom N450。標準仕様で1.19kg。
VAIO Pより落ち着いて作業できるVAIO W選ぶ方にとっては、
公称3.5時間(標準仕様)という駆動時間は短過ぎ、
上の画像の様に、出っ張り大きい大容量バッテリー(公称9時間駆動)要るのが大減点。
n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。
まぁ落下・水濡れ対応3年付けて、直販で54,800円~なんだし、
今までPCすら無かったシーンに溶け込ませるには贅沢な程。
◎VAIO X:
TMD製の11.1型非光沢HD液晶は、
現行リアルモバイルで最も写真を綺麗に表示する。
ただsRGB(NTSC比72%相当)モードの無い広色域なので、
sRGBで製作される代表である動画の再生なんかでは、多少、発色クドイかも。
(RGB LEDバックライト採用でノート最強液晶の呼び声高かった、在りし日のVAIO A PEも、
発色は赤みがかっており、一般の方にとって広色域は、そのままハイスペックである事を意味しない。)
画面ギラツキあるので、純粋な事務用途にも辛く、
かと言え、Atom Zでは出来る用途も限られる。
ところで、2chで騒がれるハイスペックと、使い易い道具というのは、そもそも一致しない。
車の運転に例えると、
①街乗り(要小回り⇒持ち歩きPCには、フットプリントがA4用紙大に収まる事必須)
②高速道路(要快適性⇒家中モバイルには、単純に大画面が有利)
程度がPCユーザーの多数派ではないだろうか?
PCの場合、
・データ保全性
・管理に掛かる手間
など考慮すると、低価格化が進む現在は1人(一家?)2台体制がお勧めなのだが、
持ち歩きアリの場合、素直に①、②それぞれに丁度良いノートを割り当てれば良いのであって、
ラリーカー並に重武装しながら、どちらにもジャストフィットしない1台
(PCで言うと、フルHDのVAIO Zなど)で回すよりは遥かに快適だし、
所有欲満たす高価なモノが、生活反映する道具よりカッコイイ時代は
もうとっくに終わってる。
私の様な、「悪い大人の見本」ともなると、
訪問報告少ないサイトにまで切り込んでマルウェア耐性求められる訳だが、
そこで3台目逝かない様、踏み留まる為には、
①に割り当てるノートにも作業性(WXGA+、UI)備えたThinkPad X200s
(A4用紙大に収まり、新VAIO Zと比べ、液晶縦寸同じ、
最薄で3ミリ、最厚で4ミリ薄く、遥かに頑丈でありながら軽量構成同士で200グラム以上軽く、
液晶は新Z店頭モデルと同じ縦解像度・ドットピッチ)となるが、
一般の方なら耐衝撃性(SSD)や、補償限度無しがウリのソニスタ保証付ければ、
フルフラット13.9ミリ厚、標準765グラムというVAIO Xのスペックは、
そのまま実用性に直結するハズだ。
◎Let’s note R9 / LIGHT(ただし、以下の記述はR9に対するもの):
デュアルコアCPU( i7-620UM(1.06GHz、TB時2.13GHz))積む最小フットプリントPC。
しかしその弊害で、パームレストと机との段差は半端無く、
液晶ヒンジが本体側にあるせいで、筐体サイズの割には開いた画面も遠く感じる。
実機見れない方はそこをまず、覚悟されたし。
930グラムでBBenchデータは、4.9時間(液晶輝度最大、無線LAN、「バランス」)や
6時間2分(輝度中、無線LAN)など。
ACアダプタはコード込215グラム、予備バッテリー(標準搭載と同じもの)も220グラムと軽い。
10.4型非光沢XGA液晶はお世辞にも綺麗とは言えないが、
WLEDになってからのRでは、目の疲れが軽減されてる。
(現行ラインでやっと、全てのレッツがWLED化を済ませた。)
キーボードはアルファベットピッチが17×14.3ミリ。
指の移動距離少ないせいか実は私も、レッツRでタイプするときが最も速度出る。
縦ピッチ狭いのも、ストローク浅いキーボードには合ってる。
ただしアルファベット以外には更に狭いキーがあるので、かな入力の方には向かない。
内部設計が一新され、排熱・静音性は、R8⇒R9で大きく改善された。
SSDにでもしなければ最早ファンレスとの違いすら判らん程、静か。
レッツの本格派としての弱点は拡張性で、PCカードスロットにこそ拘ってるが、
新レッツ全てで、ドッキングステーション、ポートリプリケータを持たない為、
F9とR9に至ってはデジタル出力すら出来ない。
レッツ全てで、ボッタクリ直販以外、青歯無しってのも痛い。
R9はアンテナ・スペース無い為、現行レッツで唯一、WiMAXやWWAN無し。
店頭モデルのOSはWin 7 Pro 32bit版だが、HDDリカバリで32bit版と64bit版を選択可。
レッツにも落下対応のメーカー保証はあるが、
ボッタクリ直販での購入が条件なのでコレ又、無いも同然。
・hp Mini210(HD液晶モデル):
日本未発表の為、実機見てない。今回は海外版に関する、信頼筋の情報をまとめる。
10.1型液晶+Atom N450。
キーボード最上段は、[Fn]キー同時押しで[F1]~[F12]に出来るタイプ。
カーソルキー上下は、他のキー1個分に詰め込まれており小さい。
タッチパッドは1枚板で、左右ボタンを示す境界線がペイントしてある。
吸排気口が後ろ以外の側面全てに設けられているにも拘らず、静音性重視で
本体底面(底には吸排気口は無い)が熱くなり、排熱設計はファンレスに近い。
無線はn対応。
落下・水濡れ対応のメーカー保証は、Mini 110のものが適用されるのであれば、
3年で12,600円。
hpの場合、「累計補償上限=購入金額(16万円まで)」であり、それ超える修理費は別途請求される。
購入金額の安いMini 210で基板交換まで逝ってしまうと、持ち出しが発生する可能性大。
日本未発売(執筆時)の為、実機見てない。(◎評価は、5101見た上での期待値)
10.1型HD液晶(多分、今回も非光沢)+Atom N450。今回はタッチパネル搭載機も加わった。
最軽量モデルは1.16kg、最大4.5時間駆動。
n対応無線+GbE+青歯モデルあり。
写真だと液晶枠太く見えるが、フットプリントは262×180ミリに留まっている。
DVI出力まで付いたドッキングステーション等、CPUがAtomである以外、全く手抜きが無さそう。
落下・水濡れ対応のメーカー保証は、3年で16,275円。
10.1型HD液晶。1.27kg、公称8.4時間駆動。
低価格と、Atom N280ながらの長時間駆動で、ネットブックでは一歩抜けてる。
n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。
500GBの無料Webストレージのおまけ付。
10.1型HD液晶+Atom N280。タブレットスタイルな為、重量は1.48kg、公称6.5時間駆動。
n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。
△ONKYO DX:
10.1型HD液晶x2画面、中央の液晶枠幅2センチ弱で、2,732x768pxの解像度を実現。
左右同じ表示にも出来る。ただし外部モニタ使用の場合は本体では1画面表示になる。
2画面は完全な平面にはならず、左側が若干、自分の方を向く。
2画面状態でもコンバーチブルに畳めるが、
タッチパネル機能は備えてない。
倒した液晶が後ろに転ばない様、足が後方にも、せり出す。
筐体自体は280x210x19-42ミリと、大きさが12.1型ワイド並で、重量は1.8kg。
BBenchは2時間2分。(輝度最大、無線g、省電力無効、残5%)
液晶右枠には、ポイティングデバイス(光学式マウスの裏面みたいなもの)と指紋リーダー。
左枠にはマウスの左右ボタンと130万画素Webカメラ。
Athlon 64 MV-40(1.6GHz、シングルコア)+AMD M780Gチップ。
[Fn]+[F7]で、ファンの騒音モード切り替え。
HDDとメモリは、本体裏面のカバーから増設等できる。
キーボードはアイソレーションで、ピッチは17~18ミリ、ストロークは1.7ミリ。
タッチは硬め。
スピーカーは1.5+1.5Wのステレオで、モバイルにしては悪くない。
n対応無線+GbE+青歯だが、デジタル出力は無し。
不思議なのは、
・起動時、NumLockが有効になるレジストリ設定。
・HDD脇に隠しUSBポート。
・CATALYST Control Centerがプリインスコされておらず、マニュアルに書いてある事が一部出来ない。
など。
Atom機、CULV機のデザイン比較。
・黒、白、灰、銀以外の筐体カラー
・デザイナーズ筐体
・アルミ筐体
などを採用しながら、お手軽価格のノートをご紹介。
ただし、天板のみカラバリっていう、なんちゃて除く。
■特徴的筐体のAtom Z機部門
★VAIO P:
PCにしては小さ過ぎ&色付き筐体に、誰でも知ってる「VAIO」の文字が入ってて、
「あーパソコンなんだ。」と周囲の情弱を驚かす効果は抜群。
クラムシェルとしては液晶縦寸短か過ぎて結局、文字大きくせざるを得ないし、
手帳代わりとして使う事考えると、
記号キーの大きさにまで拘ってレッツノートR8より横幅大きく(16ミリ)なる必要があったのか疑問。
逆に言えば、それらを便利と思うニッチ用途向け。
★VAIO X:
フルフラット13.9ミリ厚の筐体に、モバイルで最も綺麗な液晶を搭載。
搭載されるAtom Zは標準でも高クロックだし、
問題のUS15Wもインテル提供のWin7ドライバなら最小限の作業には耐える。
ただしガジェットとして素晴らしいVAIO Xも、実際買うのは金満の中年オヤジだろう。
私の様なイケメンともなると、(ココ、笑うトコじゃないです。)
「使用者の人柄が滲み出る道具こそが本当のお洒落なのだ。」
という事を知っている。
映画の主人公のボロ車が、近所の新車よりカッコ良く見えるのはそれが理由だし、
確かに経済的余裕はあるに越した事ないが、
使い倒してこそ持てる愛着を感じられない大人買いが、幸せだとも思わない。
VAIO Xに似た薄型筐体にはVersaPro VSがあるが、液晶の汚さが全てを台無しにしてる。
アレでは今時、事務にも使えまい。
■Atom N+WXGA機部門
★VAIO W:
コチラは標準バッテリーの持ちを許せるかがポイント。
結局、自分がPCに何を求めてるのかの考察無しに、VAIOは語れない。
その結果選んだのがVAIOなら、それはそれでカッコ良いが、
な~んも考えずに所有してるだけの金満オヤジは何持っても同じだからw
ちなみに日通のパソコンポのドライバーさん曰く、
VAIOの取り扱いは他社より、かなり多いそうだ。
ま、レノボがThinkPadの検品シッカリやってれば、
パソコンポのにいちゃんと親しくなる事も無かった訳だがw
(T60、X301、X200sで初期不良4件って、それぞれフラッグシップのハズなのに多くね?
その都度、大和から48時間以内に返って来るのが恐れ入るので購入し続けるが、
レッツノートが高価な理由は検品体制にあるって事ですよ。)
★HP Mini 110 by Studio Tord Boontje(WXGAは現在、店頭モデルのみ。):
絶滅危惧動物たちをHP Imprint 3D塗装で描いた、デザイナーズ筐体。
こちらも駆動時間が惜しい。
同じhpでもコチラは、小学館の付録ですかとw
アルミ+マグネシウム合金の筐体は、大人が長く使うのに耐える。
この1、2年でネットブックを店頭で買った人の殆どが、3年保証を付けたそうだが、
いざ使ってみると画面解像度から来る狭さで、慣れたサイトでもココは何処?状態だったり、
すぐ筐体デザインに飽きて、2台目需要ながら流動的になってる方が殆どではなかろうか?
そういう意味では幾らAtom機と言えども、5101の様なシッカリした奴を最初から買ってれば
ってなる。
とは言え、レッツノートLIGHTが軒並み6万円台中盤だと、それより高価なAtom機へは逝けない。
ま、この色しか無いが。
あと言っておくが、弱小メーカーのノートってのは、
経済的に余裕のある人が2台目以降に買うものだ。
■所謂CULV機部門
★LaVie M(直販名称LaVie G タイプM):
何か最近のNECのラインナップ見てると、何時パソコン事業止めてもおかしくないモードに移行してるっぽい。
社長自ら止めないって会見したのが1年前。堅調な事業ならそもそも止める話題は挙がらない訳で。
今ではフルHD画面のLaVie Lがお得だったり、
法人向けに軽いのある以外、NECはプロ用モニタの「専門」メーカー。
頑丈さのアピールは出来てるが、
dynabook MXとのCeleronモデル同士の実駆動時間の差は、
カタログ値程には出ないだろう。
ただ、出先で使うにはタッチパッドの狭さ、
据置としてはHDMI無いのを注意。
赤が選べるのは11.6型のセレ743モデルのみ。
国産CULV機の値崩れが思いのほか早く、
筐体色も彩り豊富とあっては、台湾メーカーへの要求もより、厳しくならざるを得ない。
・アルミ筐体
・同じ解像度、同程度の発色を維持しながら、11.6型CULV機よりひとまわり大きな液晶(12.1型)
・比較的マトモなキーボード
・デュアルコアCPU(SU2300)かつ長時間駆動(公称7.4時間)
・世界共通で2年保証(排熱と静音性の両立)
でありながら最初から5万円程度と、あっという間に所謂CULV機のトップに立ってしまった。
ただ、HDMI無し、有線100BASE、タッチパッドやそのボタンの感触には注意。
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一週間に延べ3万件程、訪問者に来て頂いてるトコ心苦しいのですが、
来週の更新、お休み頂きます。
A4用紙大なCULV機比較(LOOX C、dynabook MXなど)
A4用紙大(国際規格)は297×210ミリなのだが、
底面積がこのサイズの堅牢ノートPCを、世間ではB5ノートと呼ぶ。(B5用紙大は国内規格)
ビジネスマンならノートPCの他に、A4用紙大の書類の1つも持ち運ぶだろうし、
多くの鞄も、A4用紙大がピッタリ入る事を想定して作られている。
なので、可搬性と快適性とが丁度折り合うPCサイズとして、
A4用紙大ってのはそれなりの説得力を持つ訳だ。
◎富士通 LOOX C(A4用紙大から幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス1ミリ。厚:26.4-30.2ミリ、1.6kg):
Core 2 Duo SU9400で公称9.2時間。
Celeron SU2300(デュアルコア、SpeedStep有)で公称6.2時間駆動。
「省電力ユーティリティ」で各デバイスごと省電力設定できる。
しかし他機種と比較する場合、価格的に見てSU9400モデルは存在しないも同然。
デジタル出力すら出来ない機種では、無理する価値も半減。
ただセレだとガクンと駆動時間落ちるだけに、大柄ACアダプタ(ケーブル込415グラム)が惜しまれる。
大容量バッテリーも用意されない。
所謂CULV機の弱点は堅牢性と重量だが、
液晶ガラス押し試験や天板点加圧35kgf、水滴が浸入し難いバスタブ構造のキーボードなど、
富士通らしく作りは真面目。
光学ドライブ無くてもインストール作業が行える「DVDドライブ共有機能」も親切。
液晶の表示品質に関しては、少なくともLOOX C、dynabook MX(の11.6型)、IdeaPad U150、
Inspiron 11z、acer AS1410、Gateway EC1400では、
ぶっちゃけ違わない。
軽量化縛りが無く、グレアパネルとなると、今の技術ならこの程度にはなるのだろう。
詳しくは前回投稿の■液晶解像度、表示品質の項目を参照されたし。
LOOX Cのディスプレイ面は130度まで開く。
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.8ミリ。配列はマトモ。
キートップで隣接キーとの間隔がありミスタッチし難い。
強くキー押すと僅かにカチャカチャ音。
dynabook MXより僅かに、スローク深く、タッチ軽いが、形状といい、両者のキーボードは似ている。
メモリスロットやHDDベイは底面から簡単にアクセス出来る。
富士通は老眼や初心者に優しいメーカーを狙ってるらしく、
フォント大やポインタ速度をワンタッチで切替えられる「ゆったり設定2」があったり、
プリインストの辞書類も豊富。
メーカー知名度や筐体品質からしてライバルはdynabook MXだが、デザインの好みは置いといて、
据置比率高いならデュアルコアのLOOX C、
低いならセレでも駆動時間長く、タッチパッド面積広いdyna MXだろう。
LOOX Cみたいにパッド面積狭いと、出先でちょっとした作業するにもマウス要る。
◎dynabook MX(の内、11.6型。幅:マイナス11ミリ、奥:プラス1ミリ。厚:24.9-34.2ミリ、1.58kg):
Celeron 743(シングルコア、SpeedStep無し)ながら公称9.5時間駆動。
ただローコスト・省電力はチップセットにまで及んでおり、外付モニタでフルHD再生って芸当には無理がある。
(GS40のグラフィックはHD付かないGMA 4500M。
ただコレにも、再生支援自体は付いてる。HDでも720pなら殆ど、近年のチップ統合でイケル。)
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク1.6ミリで、
「半角/全角」キーやFnキーの配置が変則的な事以外はLOOX Cに似てる。
この筐体サイズにしてはタッチパッド面積広い。
メモリ増設、HDD交換は簡単。
3D加速度センサーによるHDDヘッド退避機能あり。
左側USBポートへは、MX本体の状態に関わらず電力供給可能。
◎ThinkPad X200s(幅:マイナス2ミリ、奥:A4用紙ジャスト。厚:20.7-28.7ミリ、WXGA版でも1.19kg):
WXGA(LEDバックライト)でセレ723な既製品74653PJ(仕様PDF)なら、
・価格はCULVノート並(いずれ6万円までは下がるのでは?)
・重量はB5並(標準の4セルバッテリー時1.19kg。この液晶でも、X200では軽量天板にならないらしい。)
・堅牢性はセミラグド
(ライバルと同程度の駆動時間欲しくて6セルにしても、重量で負けない。)
と、かなり美味しい事に。最初に断っておくが、実際にこの液晶見るまでは、ホントに「買い」かは解らない。
直販ではセレSU2300も準備中と聞く。
今回、見出で紹介するノートは、X200s、ASUS、MSI以外全て、
光沢11.6型1,366x768px(ドットピッチ0.188ミリ、LEDバックライト)なのだが、
X200sは、12.1型1,280x800px(ドットピッチ0.204ミリ)と、
同じ様な筐体サイズにも拘わらず、縦解像度、ドットピッチ共に有利で、
(1,366x768pxなどの16:9画面は、パネルメーカーのコスト削減には役立っている。)
しかも非光沢液晶+ポイントスティックと、作業性で際立っている。
今回紹介する筐体サイズのノートは、タッチパッド面積が小さいモデルが多いので、
ポイントスティックの便利さが余計に目立ってしまう。
あえて弱点挙げるとしたら、
スピーカーがモノラルで、74653PJに限っては青歯も無い処。
本気モードのB5ノートに、セレ搭載して価格を下げたノートには、
VAIO TTやFMV-BIBLO Rなどもあるがこれら2台は、
当たり前ながらCPU分以上には安くなりそうにない。
しかし何と言っても、X200sのWXGA+、Core 2 Duoといった上位モデルは、
使い易さだけを追求して来た従来のThinkPadと違い、液晶の表示品質、
スペックですら、現行全てのB5ノート、CULV機の頂点に立ってる訳だから、
大和は敢えてCULV専用筐体を作らず、
上位からのスペックダウンだけで対応してけば、規模の利益で安くも出来るだろう。
元がB5ノートなのでExpressCardスロット付いてたり、
ドッキングステーション(セカンドHDDをSATA接続とか、セカンドバッテリーまとめて充電とか)あるのも有難い。
ただしデジタル出力はこのドック経由のみ。
廉価版ながら万能選手な、WXGA(LEDバックライト)+セレSU2300(直販CTO)のX200sは、
「ノートってのは使い易さと値段。使い倒してこそ愛着が出る」って人用で、
そこに東芝SSDでも入ってようものなら、「この人はPCって道具を解ってるな!」って感じ。
まぁ所謂CULV機ってのは、安く買ってこその正義な訳で、問題は買い時。
△IdeaPad U150(幅:マイナス5.2ミリ、奥:マイナス17.6ミリ。厚:24.0-34.3ミリ、1.5Kg。仕様PDF):
セレSU2300で公称7時間駆動。
USB兼用のe-SATAポートが特徴。
その他、DolbySound Roomスピーカー、マルチタッチパッド、HDDアクティブプロテクションなど。
天板模様が誰得?状態でお馴染みwのIdeaPadシリーズにあって、U150程度はまだマシな方。
△HP Pavilion dm1(幅:マイナス8ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚:19.8-30.6ミリ、1.5kg):
これは実機見てない。(日本未発売)
セレSU2300で公称8時間駆動。
メモリがDDR3なのは良いのだが、オンボード1GB+1GBで空スロット無しってのが曲者。
メモリを3GBより多く積むには、1枚4GBって高価な奴を買わなくちゃならん。
無線はn無し、青歯無し。
パームレスト下にALTEC LANSINGスピーカー。
△DELL Inspiron 11z(幅:マイナス5ミリ、奥:プラス4ミリ。厚:23.5-25.8ミリ、1.39kg (3セルバッテリ時)):
Celeron 743(シングルコア、SpeedStep無し)で、最大駆動時間は3セル3時間3分、6セル6時間1分。
6セル付けると後方下部が2センチ厚くなり、1.55kg。
筐体薄さが特徴の11zだが、ACアダプタまで16ミリと薄い。(幅:66×奥:127ミリ。330グラム)
キーボードはピッチ17.5ミリ、ストロークはやや浅くパチパチ感。
例によってEnterキー周辺配列には要注意。
タッチパッドは、ブラウザの戻るや進む、拡大などのマルチタッチジェスチャー対応。
クリックボタンが地続きなので、感触だけで操作するのはキツイ。
無駄に7色の天板用意するくらいなら、色絞ってでも国内メーカー並の質感が欲しい。
◎ASUS UL20A(幅:マイナス1ミリ、奥:A4用紙ジャスト。厚:12.1-25.9ミリ、1.56kg):
12.1型1,366x768px(ドットピッチ0.196ミリ)と薄型アルミボディが特徴。
Celeron SU2300で公称7.4時間駆動。
同社14型のUL80AGでも、
Core 2 Duo SU9400⇒セレSU2300だと、駆動時間は11.4⇒9.5時間となってるが、
SU9400はCPU原価が倍である事を考えると、
定価59,800円のモデルにはこの辺りの駆動時間が限界かと。
Windows 7 Home Preimumの64ビット。
キーボードや、排熱・静音性も問題無い。
デジタル出力は無いが、スピーカーはAltec Lansing。
ASUSではネットブックの1005HR-WSってモデルも紹介したい。
・10.1型1,366x768px
・Atom N280
・1.27kg
・公称8.4時間駆動
・定価49,800円
10.1型1,366x768px+Atom Nにはhp、VAIO W、GIGABYTE T1028Xがあったが、
長時間駆動、1.3kg以内、定価5万円未満を満たすモデルは、1005HR-WSが初めて。
△acer AS1410(幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚:22.1-30ミリ、1.38 kg):
セレSU2300で公称7時間駆動。(省電力モード(筐体前面に切替スイッチ)使用時は8時間)
Win7の64ビット。
キーボードはストローク浅く、タッチも軽い上にたわみ、隣接キーとの境もハッキリしない。
タッチパッドは、2本指での拡大/縮小操作までが行えるが、
パッド面積やボタン小さいのが難点。
排熱は悪くないが、静音性の評価は人によるだろう。
Dolby Sound Roomスピーカー。
販売前線は既に、5万円の攻防になっている。一見お買得に見えるが、
なぁに2、3ケ月もすれば、殆どの所謂CULV機が±1万円以内に納まってるハズで、
そうなりゃ国内メーカー品質(LOOX C、dyna MX)であったり、
トラックポイント+軽量にして頑丈+拡張性(X200sセレモデル)であったり、
薄型アルミボディ(ASUS)であったりと言った個性の方が、尊ばれてるだろう。
△Gateway EC1400-31K(幅:マイナス12ミリ、奥:マイナス6ミリ。厚22.1-30ミリ、1.4kg):
上記acer AS1410の兄弟機で、販路が限られてる故、
デザイン上の希少性で割高を許容できるかが選択のポイント。
ただしコチラはWin7で、64ビットと32ビットを選択できる。
まぁ選択出来るにしても、64ビットで良いと思う。
64ビットはハードの互換性が問題になるが、それは出始めのWin7なら同じ事だし、
Win7の末期には、プリインストモデルは殆ど64ビットになってるだろうから。
CPUはAthlon Neo X2 1.2GHzで、今回からチップが省電力になった為、
公称5.5時間駆動(6セル)。
外付けGPU(Radeon HD 4670)接続ポートを持つの特徴。
価格は8万円前後。
×MSI U200(幅:A4用紙大ジャスト、奥マイナス2センチ。厚:24-31ミリ、1.4kg):
残念ながら実機見てない。
セレSU2300ながら実売価格は49,800円。
安い理由はWin7ながらメモリがDDR2の1GBだったり、HDDが160GBだったり、
MSIだったりw(MSIのは筐体が、頑丈の対極にあるモデルが多い。)
比較的軽い理由にはJEITAで2.19時間駆動ってのもある。
12型1,366x768px(ドットピッチ0.195ミリ)だが、この解像度は11.6型に優秀なパネルが多いだけに、
単純に見易さ重視で12型逝くのは得策ではない。
キーボード配列に注意。
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前にも断りましたが、私自身が2chで、他人様の購入相談に答えるなどという事はありません。
私は勤め人な為、スレを見回る事すらままならず、
なりすましの言動にまで責任持てませんので悪しからず。
13.3型以下ノート(Atom機除く)用スペック解説まとめ。
ノートが安くなり複数所有当たり前になったし最早、14型以上を持ち歩く時代ではなかろう。
(筐体が13.3型相当のFMV-BIBLO MGは良いとしても。)
今回は、13.3型以下ノートのスペックに難癖付けて行きますw
まぁ運が良ければ、仕様見て機種ごとのコンセプトを判断したり、BTOのお役にも立つでしょうと。
■液晶解像度、表示品質:
高解像の方から
①WXGA++(1,600x900px)
②WXGA+(1,440x900px)
③WXGA(の1,366x768px)
④WXGA(の1,280x800px)
⑤XGA(1,024x768px)
がある。
縦解像度900ドットによりWEBブラウザにおいて、据置並の一覧性を確保するのが①と②。
これより縦解像度増やそうとすると現行モデルでは、
最小でも15.4型(その殆どが3kg級)になってしまう。
(在庫のみで終了のレッツノートY8除く)
CULVノートを東芝は、ネットノートと呼んでもらいたいらしいが、
ネットブックもネットノートも、一覧性からしてWEBでの情報収集が得意な機種ですらなく、
そもそもこの2つのカテゴリ名称に「ネット」が付くのは、
コンシューマ用途の筆頭がWEB閲覧であり、その用途をなめて掛かってるだけの話だ。
逆にCPUなんぞは、CULVなら他用途にも全然困らない。
13.3型以下に関しては、
①はVAIO Zのみ。②はThinkPad X301、X200s(X301以外はオプション)しかない。
これらは全て、TMDという日本メーカー製パネルを採用し、
X301は目が疲れ難い事重視、VAIO ZとX200sはそれに比べると発色重視(極僅かにギラツキ)。
この中でドットピッチはX301が最も大きく(0.199ミリ)、
VAIO ZとX200sは全く同じ(0.181ミリ)。
それぞれ所謂A4ノートより液晶とキーボードとの距離が近く、
コントラストのハッキリした優秀なパネルなので、
視認性でよく言うピッチ0.2ミリの壁ってのは、これら3機種に関しては当てはまらない。
(VAIO Wなんて更に1割程ピッチ小さい(0.164ミリ)けど、これまた意外に見易い。)
まぁこれらドットピッチが万人向けとは言わないが、
表示品質に関わらずこれらが問題となる人には、12.1″WXGAすらお勧めし難い。
XGAが多くのアプリの最低ラインであるのと同様に、
自宅に居てWEBで情報収集する場合に外付モニタ不要となる最低ラインは、WXGA+だろう。
ついでに、TMDパネルで有名なノートにはVAIO TTがあり、これが最も発色寄り(8ビットフルカラー)で、
逆にギラツキあるので事務用には向かない。
で、そのTTですら、発色青く色調整必要と感じさせてしまうVAIO Xがあると。
コレはAtom機だけど。ギラツキはVAIO TTと同程度。
軽量・省電力志向の本格モバイルに、据置並の発色を求めるのは酷な話で、
13.3型以下では、TMDの上記4機種とVAIO Xの綺麗さだけが例外。
これらは動画鑑賞してても、非光沢液晶である事すら忘れさせる域にある。
ちなみに非光沢液晶のモバイルには、ギラツキがあるのは普通で、
「グレア液晶の方が、目が疲れる」の図式は通用しない。
(非光沢ながらギラツキ皆無ってのは、上で触れたノートの他にはdynabook NXなどがある。)
一方、筐体小さいだけで「軽量化関係ない」所謂CULV機となると、話は変わって来る。
CULV機に採用されてる11.6型と13.3型の③1,366x768px液晶は、
グレア処理されてしまうと各社ノート間で発色に違いを見出すのは最早困難。
パネル設計が新しい事もあり、正面から見る分には発色、コントラスト共に申し分無い。
VAIO TTやX程の鮮やかさは当然無いが、
sRGB(すなわちNTSC比72%。動画は普通、これを基に製作される。)用途では寧ろ、
CULV機の方が肌色を自然に写すかも知れない。
ただ上下視野角が狭く、上から見ると白ボケ、下からだと黒くなるので、
ちょっとした姿勢変化にすら天板の角度調整は要るだろう。
①と③の16:9画面は、筐体横幅が結構あるので持ち歩きには要注意。
⑤の代表的機種はレッツノートR8。メモ帳開くだけでブラウザ隠れてしまうの必須だが、
極小筐体、実用的な縦解像度、視認性の良さを併せ持つ貴重なモバイル。
多くの学習ソフトがXGAベースで作られており、
それやる用なら、XGA超える解像度は疲れるだけ。
■LEDバックライト液晶:
最も威力を発揮するのが、輝度下げたときの省電力具合。
レッツノート S8/N8が、通常電圧CPU逝きながらも、
カタログ駆動時間稼げた最大のカラクリがココにある。
もしもX200に、大容量バッテリーに合わせた厚めの筐体と、LEDバックライトが与えられていたなら、
その他仕様が快適路線でないS8/N8では完全に埋もれてしまう。
LEDバックライトは経年劣化も少ないが、RGB LEDを採用する高級液晶と違い、
モバイルに採用(白色光源を液晶上下に配置するだけ)する意図は、軽量・薄型化のし易さにある。
■ユーザーインターフェイス:
ポイントスティックがあれば、マウスはリモコン代わりにしか使わないなぁ。
マウスと比べて、コピペやショートカット操作の手数も激減するし。
ポイントスティックが情報収集や動画鑑賞にまで必要な装備とは言わないが、
その操作に馴初めないなんて言ってる輩は、
プログラミングとか、良く練られた文章書く仕事にはそもそも就いてないだろw
キーボードにポイントスティックが付いた13.3型以下ノートには、
・VAIO P
・ThinkPad X301
・同 X200系
・HP EliteBook 2530p(とそのタブレットの2730p。これらは2ボタン注意。)
等がある。
キーボードに関しては以下の問題
・主要キーピッチ16ミリ未満
・キーストロークやタッチの軽さの割に、縦ピッチ広過ぎ(これだと不要なキーを押してしまう)
・極端にストローク浅くクリック感も無い(VAIO TTとか)
・キーストローク以上に大きくキーが沈み込む(たわみ。VAIO Gとか)
・キートップのグラツキ(X200系のCHICONY製とか)
さえなければ大抵、慣れるよ。悲しくもw
気分良くタッチタイプしたいなら、実際に触って自分にあったもの選ぶしかない。
■CPU:
今回は、現行のインテルULV(TDP10W以下)に絞って解説する。
・Core 2 Duo SU9600(2コア、1.6GHz、3MBL2、289ドル(1ku Bulk Budgetary Price))
・Core 2 Duo SU9400(2コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Core 2 Solo SU3500(1コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Celeron SU2300(2コア、1.2GHz、1MBL2、134ドル)
・Celeron M 743(1コア、1.3GHz、1MBL2、107ドル)
・Celeron M 723(1コア、1.2GHz、1MBL2、107ドル)
(以下断りが無ければ、CPU以外は同じ構成の機種を比較してると思って頂きたい。)
この中でSpeedstep無効なのはセレ723、743だけ。長時間駆動狙うにはかなりキツイ。
(dynabook MXの11.6型のは、そんなハンデがありながらも公称9.5時間を謳う。)
コンシューマ向けノートとしては、
&fmt=22(YouTubeの720p)のストリーミング再生が出来るCPUを積んでるか否かでは、
その価値は全く変わってくる。
&fmt=22にも処理の重さは色々あるが、
ここに挙げたULVで、&fmt=22が無理なのはセレ723と743だけだ(※1)。
これ積んだ機種はdynabook MXの11.6型でさえ、かなりの値崩れ必至で、
手軽な事務用という位置付け。
※1:CoreAVCというソフトを利用すれば、Atomですら&fmt=22が出来てしまうらしい。
そもそもインテル内蔵グラフィック以外ならFlashプレイヤー10.1からは、
GPUによる再生支援が使える様になる。
SU2300ではSpeedstep有効だが省電力機能は限定的で、
同じ筐体でSU9400⇒SU2300となる店頭モデルだと、軒並み駆動時間落とす。
富士通 LOOX Cでは9.2⇒6.2時間と落ち込みが激しく、
唯一、僅かに逆転が見られる同社 FMV-BIBLO Rでも、
メモリ4GB⇒2GBが効いてるせいだろう。
VAIO TT直販で言うと、SU9600でさえSU2300より駆動時間長い。
しかしSU9400⇒SU2300の処理能力は、これまでのCeleronとは違い、
より多くの用途で体感差を感じないで済む。
VAIO TT直販の様に元々13万円以上かつ、SU9400との価格差数千円って言われると旨みは無いが、
一般的にはCPU原価は何倍にもなってノート売値に反映されて来るので、
拘りがなければSU2300モデルから探し、浮いたお金でSSDってのが賢いやり方かも知れない。
逆に拘りがあるなら、モバイルのCPUは後からは交換し難いし、
交換し易いメモリやHDDより無理してでも、処理性能、駆動時間共に勝るSU9400以上逝っとけと。
SU9400は、ココにある中ではSU3500の次に駆動時間が期待出来る。
しかしシングルコアのSU3500と違い、SU9400ならCPU的には、メイン機すら充分勤まる。
普段から複雑な科学計算余儀なくされる科学者、技術者ならいざ知らず、
SU9400で不足とか、どんなキモオタだよw
まぁSU9400で遅いとか言っちゃってる輩は、重い処理以前に、
・Vistaの初期最適化による魔の一週間の只中に居る
・メモリ容量不足
・1プラッタあたりの記憶密度が低いHDD使用
・不当にCPU酷使するウイルス対策ソフト(McAfeeなど)使用
のいずれかである事が多いのだが。
SU3500は、SU9400の片コア無効にしただけなのでCPU原価は変わらない。
この中で唯一、TDP5.5Wなので排熱に余裕があるし、当然バッテリーは最も持つ。
一方シングルコアなので、この程度のクロック差では処理性能でSU2300にも負ける。
(スーパーπはシングルコアで処理される為、当然SU3500のが速い。
が、今時の重い処理なら、複数コアを利用する様に出来てるのが普通。)
X200sなどの、元々、快適性重視の機種には最低でもデュアルコアが欲しくなるが、
レッツノートR8の様にモバイルとして以外、使い様が無い機種には、
積極的にSU3500を選びたい。(レッツノートLIGHT)
SU9600とSU9400はどちらでも良いと思うが、積極的にSU9600選んだ方が良い場合ってのは、
駆動時間が多少犠牲になっても良いから、液晶綺麗なVAIO TTやWXGA+のX200sなどで、
&fmt=22のストリーミング再生に更なる余裕を持たせたいって場合くらいか?
これら2つのCPUでは限界付近の重い処理でしか体感出来る程の差は出ないし、
SU9600に出来てSU9400に出来ない処理なんて、探す方が大変だ。
実際、各社から発表されたばかりのWin7モデルでも、
ULV機の上位モデルは、殆どが未だSU9400。
■チップセット:
インテル4シリーズチップセット(GS45、GM45、GL40、PM45)なら、
現行SSDの転送速度をしっかり活かせるし、
デジタル出力できる機種も多く、デスクトップPCもウカウカしてると、セレ機に負けてしまう程。
グラフィック内蔵でもGS45、GM45のGMA4500MHDなら、
Vista以降でBlu-ray再生をサポートする。(フレームレート調整の形だが)
この辺はたとえセレ機でも、Atom機からのステップアップの大きな意義になる。
■メモリ:
未だにDDR3に移行していないモバイルってのは、やる気が無いか、
余程、部品在庫を抱えてるかしかあり得ない。(例えばレッツノートN8/S8)
仕様表のメモリの欄には必ず記載のある項目なので、
CULV機ならそこで、メーカーの意気込みをチェックして頂きたい。
メモリ容量はダウングレードXPなら、1GBx2スロットで充分。
大した事しない人が駆動時間重視なら512MBx2でも良い。
それ以上投資したければSSDに直行すべき。
XP以外を今選ぶなら、Win7の64ビットだろうが、
これはモバイルなら4GB、据置なら8GBが定番か。
■ストレージ:
お目当てのストレージ・メーカーでの納品が約束されてるノートは少ないし、
HDDの最小容量でBTOして、後で載せ替えってパターンを想定する。
転送速度重視やモバイル(耐衝撃性)するなら、東芝製SSDがお勧め。
リード最大230MB/s、ライト最大180MB/sを誇り、
安物と違って、使い込んでも遅くなり難い(だろう)。
容量64GBが24,800円。
逆に据置機に、速度より信頼性や容量を求めるなら、
ディスクからして自社設計の日立製HDDの500GBならハズレがない。
250GB/1プラッタと記憶密度分の速度出るし、7200rpm版もそろそろ出回る。
SSDにも既に信頼性はあるとする意見もあるが、Google辺りに試されるのと、
金融システムで長年データ突き合わされて来た実績を、同列に扱えるハズがない。
まぁどの道、バックアップ(ry
■通信:
無線だと、通信速度も重要だが、そもそも繋がり易さってのがノートにより違うので要注意。
海外メーカーの現行ビジネス機は、液晶べゼル上端にアンテナ数本組み込んであるのが多く、
繋がり易さからしても、伊達にべゼルが太い訳じゃない。
あと、出掛ける先や用途によって持ってくノートが変わる場合、
WiMAXを内蔵にしてしまうと、ノートごとの契約になってしまうので不経済だ。
この様な複数モバイルになってしまう可能性があるのならと言う事で、
Atom機にもExpressカードスロットを求めてしまう訳だが、これが又、絶滅危惧種なんだよなぁ。
小さくて使えるノートが欲しい場合には、今のうちにHPのmini 2140押さえておくべきかも。
■可搬性:
頑丈でなかったり(CULV機やVAIOなど)、頑丈になる為に筐体厚くしたノート(レッツノートなど)が、
そうでないもの(ThinkPadなど)より重量軽いのは当たり前だ。同じコストや素材だったなら。
重量が同じでもいざ、持ち歩くとなれば、
頑丈じゃなければハードケース要るだろうし、筐体厚ければ鞄への収まりが悪い。
駆動時間短ければ予備バッテリーやACアダプター、
ポイントスティック付いてなければマウスも合わせて持ち歩く事もあるだろう。
単純に本体軽いと言った次元では、可搬性は語れない。
■駆動時間:
カタログ駆動時間ってのは機種、スペックによる違いの他に、
メーカーに売る気があるか無いかってのも大きく影響して来る。
売る気のあるメーカーなら、JEITAの基準(PDF)さえ満たせば、
かなり有り得ない環境設定で駆動時間伸ばそうとする。有名ドコでは、
dynabook SS RXのバックライトOFF(半透過液晶故に許される)を含めたカタログ値や、
同じ仕様のノートを、国内向け、海外向けで公称値3時間も変えてるレッツノートW8などがある。
液晶こそが最も電気食いなのは解るが、何故にここまで暗くなる必要があるんだろ?
ってノートが多いのは、上記PDFの測定法b)として、「最低輝度での稼動」があるからだ。
そんなこんなで実駆動というのは、良くてカタログ値の7~5割ってのが普通なのだが、
何故かThinkPadだけは、開発側(日本IBM敷地内の大和事業所)と販売側(レノボ)
の歩調が取れてないせいか、
工場出荷状態(これが又、不当に電気食いな設定なんだわw)での測定を公言するせいもあり、
無線使ってのWEB閲覧程度ならカタログ値を上回る事すら珍しくない。
それにしても重い処理の方、測定法a)ってのも今時、
320x240px動画を20カンデラで再生とか、ぬる過ぎだよなぁ。
俺なんてついつい、全画面(1440x900px)&最大輝度(250カンデラ!)で見ちゃうもんなぁ。
まぁ、重量1.1kgのモバイルでの話だけどw
■頑丈さ:
同機種100台の内、1台しか生還できない災いがあるとして、
頑丈になる事によって生還率が倍になったとしても、
助からない確率は、たった1%減るだけだ。
VersaPro UltraLite VMは150kgf面加圧クリア⇒点加圧は25kgfレベル
FMV-BIBLO Rは200kgf面加圧クリア⇒点加圧は35kgfレベル
という事例もある。
そう考えると何処までの頑丈さが必要で、コストを掛けるのが適切かってのは、
ノートを開発・販売する当事者(メーカー)の意見だけ聞いててもホントの処は解らない。
HDDの代わりにSSD積んでればデータだけは守れるとする見方もあるし、
幾らCULV機がヤワだったとしても、
その分、価格が安いんだから服着替える様に買い換えれば、良い気分転換になるとも言える。
壊れ易くても保証が万全な為、何とか持ってる大メーカーもある。
まぁ私に言える事は、ユーザーが対価払ってまで買う価値のある頑丈ノートは、セミラグドPCだけだ。
手軽にROMれるモバイルが欲しい。
新しいレッツノートはスペック厨に人気だが、実際はこんな↓。
機種・・・・重さ(軽量構成)・・解像度(パネル特徴)・・駆動時間(BBench同設定)
レッツN8・・1.105kg・・WXGA(発色はレッツの域出ない)・・4時間13分(P8700)
VAIO Z・・1.39kg・・WXGA++(TMD製で発色重視)・・・・3時間43分(P9700時)
X200s・・・約1.1kg・・WXGA+(dpiまで含めて上に同じ)・・約6時間(SU9600時)
機種・・・・最厚部・・・・頑丈さ・製品サポート・・・・・・・・ソフトウェア信頼性
レッツN8・・41.1ミリ・・セミラグドに満たない(パナ判断)・・・安定Ver決め打ちで親切
VAIO Z・・・33ミリ・・・ソニー規格(笑)・・・・・64ビットOSで互換性よりメモリ活かす
X200s・・・28.7ミリ・・セミラグド+日本IBM・・Windows自体がThinkPad上で開発されてる
(マイクロソフト Super Validation Customer プログラム。他はDELL、hp、東芝のみ)
まぁX200sにレッツ並の筐体厚、VAIO並の頑丈さのいずれか一方でも許されるなら、
重量は800グラム切ってるなw
(ThinkPadは頑丈さを維持したまま筐体薄くする為に、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる。)
と、お約束の前置きはこの位にして今回は、これら立派なモバイル持ってる人でさえ気になる、
情報収集専用機をご紹介。
とは言えメモくらい取るだろうし、いざとなればタッチタイプ可能なもの。
紹介の前にまとめておくが、Celeron⇒Atomで最も大きいスペックダウンは、
SSDの転送速度が130MB/secまでには頭打ちになる処。
Atom N系はICH7Mのせいであり、Atom Z系(のUS15Wチップ)に至っては、
そもそもPATAしかサポートしておらず、アタリ/ハズレの大きい変換基板に頼らざるを得ない状況で、
この場合、良くて100MB/sを少し超える程度。
蛇足だがSSDは、普通に通販出来る様になった東芝製がお勧め。
高速(リード最大230MB/s、ライト最大180MB/s)かつ手軽な価格(MLC)で、
モバイルには64GBで充分かと。
続けて、Atom N系⇒Atom Z系での大きなスペックダウンはUS15Wのグラフィック周り。
エクセルシートのスクロールでさえもたつき、XPだとOSすら安定しない。
ところがWin7既定ドライバでなく、Intelが開発したWin7用ドライバなら我慢できるとの情報が。
これ見極めるまで当サイトでは、VAIO Xを選択肢に残したいと思う。
★NEC VersaPro J UltraLite タイプVS:
・15.8-23.9ミリの極薄筐体(アルミ)
・ファンレスかつ、キーボード下に熱源が無い構造
・ポイントスティック
・東芝製SSD(ただし転送速度は、リード、ライト共、100MB/sを少し超える程度で頭打ち。)
がウリ。
一方、Atom ZとXPの組み合わせ、無線LANに不安定要素。
無線LANに関しては、メーカー対応がある様だ。
US15W問題に関してはWin7を検討される方が多いだろうという事で、
ここでWin7絡みの記事を紹介しておく。
②テストしてみたらWindows 7はVistaよりほんのちょっぴり速いだけだった
①はWin7が、レノボ、DELL、HP、東芝製PC使って開発されてるって実例。
②はまぁ、その程度だろうねぇ。コア同じだし、Vistaもメモリ食い以外は駄目な子でもないし。
問題は③。
Win7がやらなきゃならないのは普及を即す事であり、
これ無しにソフト、ハードの互換性、安定性向上も無い訳だが、
XPダウングレード権はあるのに、XPから直接アップグレード出来ないってのは、
かなり致命的。
世界的不況で大企業のPC入替は、かなり限定的に進んでく訳だが、
その少数導入分だけをWin7ってんじゃ管理もメンドイしで、
とりあえず当分、ダウングレードXPが選択されるだろうから、
マイクロソフトの強気戦略は、この景気局面のままでは裏目に出てしまう。
★NEC VersaPro J UltraLite タイプVC:
12.1型ノートにあって、軽さ・駆動時間が図抜けてる。
以上2台のVersaPro最大の問題は、直販専売な為、価格が崩れない事。
・11.6型LEDバックライト液晶
・ Intel CULV SU4100
・DDR3メモリ
・HDMI出力
・6セルバッテリーで9時間駆動(公称)
・450ドル~
>NXは壁紙にもこだわりました。通常より省電力効果のある壁紙を搭載しています。
液晶程に電気食いの箇所も無い訳だし、なるほど。
TNパネルは白背景時に最も省電力なんだが、このNX程、白が目に痛くないモバイルは無いんだわ。
その辺が今回投稿に、12.1型ながら選出する理由である。
★VAIO W:
ネットブック故に重量、駆動時間、頑丈さなど、最初からやる気無いが、
A4用紙より縦横ハッキリ小さい筐体と余りに手頃な価格は、やはり魅力。
ドットピッチ0.164ミリは、小型筐体でこれだけ液晶が近くに来ると、
意外にも万人ウケしそう。これで文字小さいとか思われるなら情報収集には、
dynabook UXなど縦600ドットへは行かず、素直に12型液晶行くべき。
★VAIO X:
今までのAtom Z機が使い物にならん事くらい、VAIO Pで懲りたソニー自身が一番良く解ってるだろ。
でも今回、Atom Z機に敢えてフルカラー液晶載せて来るからには、
Intel開発のWin7ドライバが余程、調子良いんだろうよ。(思いの外、TTが売れず、元パネル流用じゃないよね?)
まぁこの薄さ、駆動時間、軽さなら、Atom Zという冒険を犯す価値もある。
買う側も既にX200sとか持ってれば、寧ろVAIOには道具以外の要素を求めるハズで、
少しばかり快適さが犠牲になる覚悟くらい、とっくに出来てるぜ!
筐体幅229ミリだし、それ置いた机が広いの何のって。
縦768ドット、ドットピッチ0.206ミリってのも無理が無いし、
ROMには横解像度イラネ。
この用途には、積極的にTDP5.5WのCPUを選びたい。
★工人舎 EX:
どーしても光学ドライブ必要な人なら、タブレット型にしては軽い方。
と、早い話が万人向けじゃないw
絵描き用途以外にタブレット型と言うと、ネモバに使おうと考えてる方が多いだろうが、
布団に包まって寝落ちしてしまうと火事にもなり兼ねないのでお勧めしない。
そういうのには、最近出てきたLED バックライトの外付モニタ(例えば重量3kgしかないコレ)を、
モニタアームで使うのが正しいかと。(安モニタへはデジタル出力必須。)
液晶サイズ、解像度が同じVAIO Wと違い、
こちらはスリムバッテリーでの駆動時間(長くはないが)と頑丈さで本物をアピール。
非光沢液晶やミスタッチし難いキーボードなど、やっとビジネスモデルっぽくなった。
5101が本体8万円を正当化できるのは、これらガワにコストが掛かってるからで、
高速SSD搭載はおまけと捉えるべき。このSSDは他PCに移殖してこそ、お買い得感が増す。
何度も言う様に転送速度上限のあるAtom機に高速SSDは過ぎた装備であり、
耐衝撃が目的でSSD搭載するにしても、Atom機にはもっと安いので充分だ。
たとえHDDでも今時の500GBなら、Atom機が馬鹿にする程遅くも無い。
(HDDは、ディスクから独自開発の日立が信頼性で図抜けてる。
一方、静音で評判の東芝は、WDやサムスンと同じメーカーのディスク/ヘッドを採用。)
・CULV
・11.6型LEDバックライト液晶(1,366x768px)
・最大5GBのDDR3メモリ
・最大9時間駆動
光学イラネなら、軽さ(1.48Kg)と駆動時間(公称6.5 時間)で工人舎よりコッチ。
ただし41.4ミリ厚の筐体は、タブレット型で使うにはキツイかも。
★Gateway EC1400-31K(詳しい画像はコチラ):
筐体サイズからして、B5ノートお持ちの方がワザワザ買い足す機種ではないが、
この駆動時間(公称8時間)、パワー(デュアルコア)、価格(5万円台)では、
紹介しない訳にも行かんでしょう。
サイズやスペックが近いSatellite T115やPavilion dm1が、どこまでEC1400の価格に迫れるか見もの。
ここで、デュアルコアかつ省電力機能付で話題のCeleron SU2300(1.2GHz)について解説しておく。
Core 2 SUからL2キャッシュが3MB⇒1MBと減っているが、
実はインテルやAMDがCPUを製造する場合、L2容量はかなりハッキリしたコスト要因になる。
発熱や消費電力もL2が大きい程、不利だ。
それでもインテルがCore 2でL2に拘るのは、サクサク感が絡んで来るからで、
以上の事からインテルは、一般人がメイン機に求める快適さの境目を3MBと考えてると捉えて良い。
(伝統的には、L2にL1との重複データを含む分、AMDより大きなL2容量を必要とし、
コア間のL2共有も両社で異なる。)
Core 2に比べ、クロック、L2が省電力上優位に作用するSU2300だが、
VAIO TTの駆動時間の脚注見てると、
Core 2の省電力機能そのままを与えられてないのは確実で、
クロック、L2で負ける同じデュアルコアのSU9400、SU9600よりは電気食いと出ている。
やはりSU2300は、経済的余裕のある方が何らかの意図で選択する類のCPUではない。
上記EC1400の、Acerかつタブレット型ヴァージョン。マルチタッチ対応。
駆動時間単価が安い、モバイルランキング!
CULVノートが登場するまでは、モバイルの高価格を正当化するのは駆動時間であった。
長らく続いたその法則が崩れた半年を振り返るべく今回は、
バッテリー1時間駆動あたりの本体価格が安いモバイルを調べてみた。
本投稿では、
・13.3型以下、一応XGA以上の解像度の液晶を搭載するモデルが対象。Atom Zは除外した。
・駆動時間は基本的にカタログ値を使用。
・その駆動時間を実際に叩き出した構成(CPUなど)や、最長駆動構成での価格を採用。
・直販モデル以外は、価格.comにおける最安価格(10月3日現在)を採用。hp直販は送料込。
・大容量バッテリーが存在するモデルでは、その場合の駆動時間、バッテリー込価格でもエントリー。
・そもそも10万円位まで(バッテリー込)で買える構成に限る。
それでは、カウントダウン形式で行ってみる。
第25位:dynabook CX Core 2 Duoモデル 駆動時間単価27,843円(本体94,668円 / 3.4時間駆動)
第24位:HP TouchSmart tx2 駆動時間単価25,921円(82,950円 / 3.2時間)
第23位:VAIO type S Celeronモデル(で10万以内) 駆動時間単価25,657円(89,800円 / 3.5時間):
ソニーと言えば、今週の話題はコレ↓だろう。
電源のワイヤレス化に成功–50cm離れた機器へ60Wの電力を供給
今はたった50cmでも、駆動時間無制限に向かう道のりにあっては、
半分以上踏破したも同然だ。
天板にソーラーパネルとかも含めて、今後はこの分野で日本がリードして行くのだろう。
第22位:Dell XPS13 駆動時間単価21,734円(99,979円 / 4.6時間)
第21位:ASUS UX30 駆動時間単価20,915円(99,769円 / 4.77時間):
基本、バッテリー交換出来ない機種らしいので要注意。
ASUSに関しては、デザインや質感はともかく、
日本メーカー程度の安心感はある。これは社風だからしょうがない。
第20位:HP ProBook 4310s Core 2 Duoモデル 駆動時間単価20,370円(101,850円 / 5時間)
第19位:HP Pavilion dv2 駆動時間単価20,300円(73,080円 / 3.6時間)
第18位:LaVie J タイプN 駆動時間単価18,875円(79,275円 / 4.2時間):
コストダウンの為にAMDチップ積むモデルは、やはり駆動時間でキツイ。
綺麗液晶なり、デジタル出力さえあれば、グラフィックパワーも活きるのだが・・
第17位:HP Mini 5101 SSDモデル 駆動時間単価16,590円(82,950円 / 5時間)
本体10万以内でマトモなSSD積む希少モデル。
耐800kg級の頑丈さってのは、点加圧でもThinkPadに迫る勢い。
EliteBookの様にポイントスティックあったら、戦いを終わらせられるポジションにある一台。
第16位:ThinkPad X200s 7465RH6(Celeron、XPモデルで10万以内)
駆動時間単価15,950円(63,800円 / 4時間)
第15位:MSI X340 Super 駆動時間単価15,142円(53,000円 / 3.5時間)
第14位:IdeaPad U350 Core 2 Soloモデル 駆動時間単価14,476円(72,383円 / 5時間):
残念ながらキーボード、排熱共に、ThinkPadレベルには程遠い。
第13位:工人舎 EX 直販最小構成 駆動時間単価13,288円(59,800円 / 4.5時間)
第12位:VAIO W 駆動時間単価12,131円(42,460円 / 3.5時間)
Atom Z(のUS15W)って地雷がある訳でもあるまいし、
とうとうWXGAモバイルも、4万が在り来たりの時代に突入してしまった。
Timelineなどの様にCore 2採用するか、X200sの様にトラックポイント付いてる事で
やっと付加価値が付けられて6万とか、これではチョット、メーカーが心配になる。
サポート頼みの客ヅラも、そろそろ改める時代ですよと。
第11位:DELL Inspiron 11z(大容量バッテリ選択) 駆動時間単価11,705円
(64,980円+バッテリ増分5,250円 / 6時間)
残るはいよいよベスト10。
第10位:ASUS U20A 駆動時間単価11,262円(93,480円 / 8.3時間)
第9位:Let’s note LIGHT R8 駆動時間単価10,997円(87,982円 / 8時間):
低価格ながら、最もレッツらしいレッツ!
N8/S8登場も、駆動時間の為に液晶表示品質まで犠牲にしているレッツにとっては、
小さい事こそが正義だからだ。
第8位:Gigabyte T1028X 駆動時間単価10,046円(65,300円 / 6.5時間)
第7位:HP Mini 5101 SSDモデル(6セルバッテリ選択) 駆動時間単価9,450円
(82,950円+バッテリ増分11,550円 / 10時間)
第6位:ThinkPad X200s 7465RH6+9セルバッテリ 駆動時間単価9,128円
(63,800円+バッテリ代18,354円 / 9時間(以下に説明))
レノボのカタログ駆動時間は、工場出荷設定によるもので、それがまた、
贅沢に電力食う設定になってる事もあり、国内メーカーに比べると、かなり押しが弱い。
X200sの場合、用意された省電力設定を行うだけでも、Core 2 Duo SUで1セルあたり1.5時間なので、
CPUに省電力機能が無いこのCeleronモデルでさえ、1セルあたり1時間は割と普通に持つと思われる。
ところで今週は、レッツノートのN8/S8に触れない訳には行くまい。
ネットブックやCULV機への過剰反応から、通常電圧CPUを載せて来た訳だが、
その結果として駆動ベンチは、
①レッツN8の標準バッテリ(8セル)時:8時間26分
②X200sのCore 2 Duo SU、9セルバッテリ時:約13.5時間(ただし出っ張りは半端ない)
③レッツN8の軽量バッテリ時:4時間13分(公称値と①からの推測)
④X200sのCore 2 Duo SU、4セルバッテリ時:約6時間
(②と④は、①と同条件で計測。WXGA+なら、③と④の本体重量は、ほぼ同じ)
と、特に軽量構成での駆動時間の差は既存レッツユーザーを切り捨てるモデルチェンジに他ならない。
天板側こそLEDバックライト採用で薄くなったが、通常電圧を乗りこなすには、
パナソニックの排熱技術では本体側をより厚くする必要があったと見え、
それでもN8底面の手前左が45.8℃まで行ってたらしいが、
L2キャッシュが倍もあるSL9400を搭載し、遥かに薄型のX200sでさえ、
最も熱い処で28℃台だというのは是非、参考にして頂きたい。
HDMI付いたは良いが、液晶閉じたまま運用できる程の排熱性無しってんじゃ据置にもならない。
話をCeleronモデルのX200sに一旦戻しても、Core 2 Duo P8700を積むレッツN8/S8が、
ビジネス機としてよりパワフルだとは思わない。
何故なら通常ビジネス用途でのボトルネックはCPUではなく、
ユーザー自身であり、ユーザーインターフェースこそが能率に直結するからだ。
パナソニックやVAIO type Zが本気でビジネス機に進出したいなら、
海外高級機には付いてて当然のポイントスティックを避けては通れまい。
そもそもレッツに決定的に足りないのは液晶の表示品質であり、これはN8/S8になっても変わらない。
B5ノートでNTSC比50%遥かに超えるのは未だ、VAIO type TとX200sのWXGA+っていう
TMDパネル勢だけで、その流れを作った戦犯は、やはりちょっとやそっとじゃ動かせないって事かw
第5位:IdeaPad S12 駆動時間単価7,582円(41,706円 / 5.5時間)
第4位:Gateway EC1400 駆動時間単価7,100円(56,800円 / 8時間):
Celeron SU2300はデュアルコアかつ省電力機能付。
このCPUは今後、モバイル界のパワーバランスを大きく狂わす事間違いなし!
第3位:IdeaPad S10-2 1280x720pxモデル 駆動時間単価6,930円(41,580円 / 6時間)
第2位:VAIO W+大容量バッテリ 駆動時間単価6,618円
(42,460円+バッテリ代13,800円 / 8.5時間):
ソニーは長時間駆動時、バッテリーが出っ張るか否かでtype Tとの棲み分けを行いたいらしく、
スリムバッテリーとの駆動時間差がやたらにある。なのでROWA製スリムは純正より持つのかも。
第1位:Acer Aspire Timeline AS3810T Core 2 Soloモデル 駆動時間単価6,585円
(52,683円 / 8時間):
13.3型、1,366x768pxってノートはこれからも増えて行くだろう。
しかしAS3810Tも横幅は322ミリと、書類作業の傍らだと意外な程、机の場所を取る。
(12.1型のX200sが丁度A4用紙大であり、
縦横どちらかでもコレ超えると、可搬性も急激に悪化する。)
これは数年前、モバイルと作業性を両立すると評判だった14.1型1,400×1,050pxのノートよりも、
横幅で更に大きく、縦解像度のあまりの退化を考えると、低価格化、合理化の犠牲者は、
案外、メーカーだけではないのだと、思い知らされる。
スリムで長時間駆動のモバイルが欲しい。
それにしてもデュアルコア、GMA4500MHD、公称8時間駆動のモバイルが6万円スタートって・・
いや先日発売されたGateway EC1400-31K(11.6型。Timeline 1810Tの派生機種)の事なんだが、
Celeron SU2300ってのはデュアルコアかつ省電力機能付らしいし最早、
日本で開発されたモバイルに強みは無いとまで思われる方も居られるのでは?
しかし見た目スマートなモバイルってカテゴリなら、まだまだ独壇場だって事を再認識したので、
その報告がてら今回は、以下の条件全て満たすモバイルをご紹介する。
①無線WEBで5時間以上の駆動が期待できる。
②その際、外寸が変わる大容量バッテリーでのクリアは不可。
③筐体の最厚部は3センチ以内。フットプリントはA4用紙程度まで。
④重量は当然、1.5kg以内。(大容量バッテリーでクリアする場合はそれも含む)
(最厚部はメーカー公表値を使用。突起部含むか否かはメーカーによる。)
まぁTimeline 1810Tにしたって②以外は満たす(285(幅)x204(奥)x22.1-30(厚)ミリ、1.35kg)のだが、
3セルバッテリーでもっと小さく(284 x 198 x 22.1-25.4ミリ、1.2kg)出来るってのは、
始めから大容量バッテリー(日本仕様で標準で付いてくるもの)前提で筐体設計する場合に比べ、
液晶サイズや排熱で損してるのは明らかだしなぁ。
★NEC VersaPro UltraLite VC(の内、Core 2 Duoモデル。
公称6.1~10.5時間駆動、最厚29.8ミリ、868グラム~):
150kgfの面加圧、25kgfの点加圧試験をクリアするなど、一通りの堅牢性は勿論、
スクラッチリペア機能↓も備える。
違和感の無い性能、作業性を確保した、最軽量モバイルと言える。
尚、VersaPro UltraLite J タイプVMもこの条件を満たしはするが、
この機種は売れ残ったLaVie Jの筐体部材を吐く為に存在する様なモデルなので、
敢えてお勧めはしない。
★東芝 dynabook SS RX2の大容量バッテリー搭載時
(無線WEBでの駆動は5~7時間程度。最厚25.5ミリ、978グラム~)
★東芝 dynabook NXの大容量バッテリー搭載時
(最長11.5時間、最厚29.9ミリ、1.39kg~):
RX2、NX共に、大容量バッテリーでも外寸変わらず。
ただRX2の方は、カタログスペック(筐体薄さ、駆動時間)上げる為に
犠牲になった部分(液晶、静音性)が大き過ぎ、このどちらかで迷う方にはNXだろう。
逆にRX2買って良かったと思う方が居るとすれば、始めからNXなど厚いのには目もくれないハズ。
★SONY VAIO type G(最厚27.2ミリ、898グラム~):
Core 2 Duoモデルなら、軽量バッテリーでも駆動時間をクリアしそう。
どーせ大容量バッテリーでも、外寸は変わらない。
type Gもビジネスモデルと言いながら、薄型化の為にバッテリーレイアウトに凝った事もあり、
キーボードが犠牲になっている。
ところでVAIO Xってのは、type Gの後継っぽい。
そもそも液晶、キーボード、駆動時間、堅牢性さえマトモなら、
ビジネスモバイルにAtom Nってのは全く困らないし、
極限まで無駄を省いてスリムになってくれると、ゼロ戦を駆る様で気持ちも引き締まるってもんだ。
まぁ実際のVAIO XにはCore 2 Duo SU4100かSU7300が載るってのがメーカー筋の話。
VAIOなので堅牢性はそれなりだろうが、この薄さ(最厚部14ミリ)、軽さ(680グラム)は、
台湾メーカーは勿論、ThinkPadやHPでさえ、追いつけないの確実!
★ThinkPad X200s(の内、Core 2 Duo SUモデル。
無線WEBでの駆動は6時間程度。最厚28.7ミリ、1.1kg~。(それぞれ4セルバッテリーでの値)):
キーボード上端から直接はえる太い液晶枠には私自身、未だに違和感を感じる。
それとて道具としては正当化できる事なのだが、
「これからカッコ良く、モバイルでも始めてみるか」って方には、
今回挙がらなかったVAIO type T(最厚が僅かにオーバーする)の方がまだ、
目的には合致するだろう。
type Tのキーボードは、既にモバイルを必要としてる方には耐え難いかも知れないが、
液晶のあの緑の発色、あれはモバイルには反則過ぎる!
ThinkPadに話を戻すと、例によってまた直販で、「祭」と言われる激安販売をやっている。
が、条件(13日までのは2台組)があるとは言え、
自分の持ってるノートが二束三文で売られてるの見て喜ぶユーザーは誰一人居まい。
ThinkPadにはまだまだ、他社で代用できないモデル、例えば
・X200sのWXGA+、Core 2 Duoモデル
・X301のSSDモデル
・T400のHN LEDバックライト液晶モデル
・W700のキャリブレーション機能付モデル
など、あるにはあるが、それ以外は最早、名実共に、
職場に大量導入するノート以外の何者でもなくなってしまった。
上で挙げた本気モデル以外は、品質のバラつきも否めない(マルチベンダ)。
まぁ無保証で購入するならThinkPad程、頼りになるノートもまだ無いから社会的意義は非常に高いが、
少なくとも本気モデル以外に関しては、所有欲を満たせる類の物で無い事を覚悟して購入して頂きたい。
私は最近、信頼してるある方から「発言が偏ってる」と指摘を受けました。
当サイトにおける発言に関してなら、批判は甘んじて受けましょう。
私は利害に左右されず(当サイトに広告収入は無い!)、思った事を書いてるだけですから。
廉価モバイル新時代の到来!
ネットブックですら日々、進化して行く(正確にはB5との境がなくなって行く)訳だが、
ここ1ケ月で以下①~⑤の基準を満たす廉価モバイルが続々登場し、
デスクトップを別途所有する方に対しては、唯一のノートとしてもお勧め出来る様にまでなって来た。
①XGA以上の解像度(一部、縦720ドットのもある)
②XP
③Atom Z以外のCPU
④1.5kg程度まで(大容量バッテリー可)で実駆動3.5時間以上
⑤7万円以下(大容量バッテリー含む)が期待できる機種
まず①。ネットブックと言いながらも縦600ドット以下って機種は、
元々、看板に偽りがあった。ブラウザ立ち上げればその不便さは明らかなのだから。
10.1型で1,366×768ドットというと、ドットピッチは0.164ミリ。
これは、文字が小さいと評判だった15.4型WUXGAよりも更に小さいが、
10.1型故に筐体が小さく、画面が近くなるので、わざわざDPI設定を変更する人は少ないと思う。
②は現状のWin7だと、駆動時間が大幅短縮って事も考慮に入れた。
(Win7のThinkPad T400sで駆動時間が寧ろ、大幅に伸びてるのは、
Win7がThinkPad上で開発されてる(MS Super Validation Customer)
のが理由か?まぁWin7も日々改善されてるからねぇ。)
③はAtom Zと組み合わされるチップ(US15W)の内蔵グラフィック(GMA500)に問題がある。
スクロールでさえモッサリするからVistaなんて考えたくもないし、
かと言ってXPだと、ブルースクリーンを久しぶりに見れたりもするw
④は、確実に3時間持ってくれないと落ち着かないので。動画再生で持てとまでは言わない。
最後に⑤。
今回紹介する全機種と違い、液晶バックライトこそLEDじゃないが、
1台で殆ど何でも出来てしまうCore 2 DuoのThinkPad X200が10万で直販されたり、
Celeron 723、XP Proで同じくマウス不要のX200s 7465RH6がついに6万円台?って時代に、
7万超える廉価モバイルでは存在理由が無い。
って事で今回は、①~⑤全てを満たすノートをご紹介する。
★VAIO W(の大容量バッテリー時。光沢10.1型1,366x768px、
Atom N280、1.28kg、カタログ駆動8.5時間、本体代+バッテリー13,800円):
dynabook UXの液晶発色が青く感じる程にマトモだし、写り込みや視野角に難点があるとは言え、
VAIO Wの表示品質を駄目と言ってしまうと、ネットブックのそれ全てを否定する事になりやしないか?
キーボードもUXよりタッチこそ軽いが、普通に使えるクリック感もあるし、type Tよりは寧ろ良い。
タッチパッドやそのボタンも素直。
排熱・静音性も悪くない。
スピーカーだけは、ネットブックの中でも良い方ではない。
バッテリー持ちは、大容量(標準の倍セル)時↑で公称8.5時間って事だし、
標準の3.5時間ってのは、type Tとの差別化の為に効率の悪いバッテリーをワザと使ってるのかも。
もしそうならROWA3セルではもっと持つかも知れないし、
SONYがそんな事しなきゃならん程に、VAIO Wは廉価モバイルとしてのまとまりが良い。
★レノボ IdeaPad S10-2(の1,280x720pxモデル。光沢10.1型、
Atom N270、1.2kg、最長6時間駆動、アイオープラザのポイント還元で現在42,200円):
レノボの場合、実際の駆動時間とカタログ値には、国内メーカー程の差は出ない。
バッテリーは標準が6セル(↓写真左)。厚さ18ミリ(6セルバッテリー除く)の薄型筐体。
現行モデルは排熱、静音性がウリ。マルチタッチパット採用。
解像度、価格、商品画像だけ見てると不覚にも欲しくなってしまったS10-2なのだが、
キーボードは劣化なんてもんじゃなく、キー感触で高級感を測るThinkPad使いの方だと、
dynabook UXは言うに及ばず、VAIO Wにもかなり劣った安物という評価にならざるを得ない。
このあとに紹介するS12もそうなのだが、Atom N270ってのも惜しい。
N280が出始めた頃、dynabook UXのレビューでも触れた事だが、
N270⇒N280は、クロック大して違わないのに何故か、サクサク感が向上するんだよなぁ。
メモリやHDDには簡単にアクセス出来、メンテナンス性は良い。
スピーカーはステレオだが、下向きに付いてるタイプ。Bluetoothも無い。
★レノボ IdeaPad S12(光沢12.1型1,280x800px、
Atom N270、1.55kg、最長6時間駆動、価格はコチラ):
インテルがレノボにだけ許した12.1型液晶のAtom N機。
この構成は表向き、インテルによる制裁がある様になってはいるが、
レノボの大株主であるIBMは、インテルとは長年に渡り特別の関係にあり、その間に、
ちょっと出の台湾メーカーとは違った馴れ合いがあるのは当然の事だよ!人間のやる事だもの。
筐体サイズの余裕もあってか、ここで紹介するノートでは唯一、
Expressカードスロットが付いてるので、通信端末の使い回しにも便利。
★HP Mini 5101(非光沢10.1型1,366x768px、XP Pro、
Atom N280、1.2kg、最大4.5時間駆動、直販69,930円)
上で紹介した3台と違って本体4万円台とは行かないが、
堅牢設計という点で唯一、本物のモバイルであるし、結果として長持ちもするであろう。
あと1万で128GBのSSDにもなるが、インテルや東芝と違ってサムスンでは、幾ら高速でも、
本体8万には抵抗を覚える方も居られるのでは?
インテルX25-Mの80GBも2万ちょっとのトコまで来ているし、XP+メモリ2GBから更に踏み出すとなると、
やはり自己満足とか、他人に自慢できるって要素は無視できない。
2140の後継モデルとされてるが、5101ではビジネスツールとして更に磨きが掛かった。
ドットピッチが小さい液晶に非光沢ってのは有り難いし、
アイソレーションキーボードは、限られたキー間隔でもミスタッチが防止出来るって事で、
10.1型ノートの主流になって来た。タッチパッドのボタン位置も普通になった。
筐体奥行きが大きくなった代わりに5ミリ薄くなったの良いとしても、
Expressカードスロットが無くなったのは要注意。
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