短編レビュー~10型以下、Atom機編~
△NEC LaVie Light:キーボード良し。液晶画質フツー。冷却ファン音うるさい。
○富士通 LOOX U:極小文字にはギラツキきついが、空いた時間を制する者こそ人生を(ry
×富士通 LOOX M:所謂、富士通製じゃないとなると利点が見当たらない。
◎東芝 dynabook UX:
・他のネットブック⇒5万円で売る為に10型の奴が出来ました。
・UX⇒10型で実用に耐える物を作ったら5万円になりました。
この差はデカイ。まさにネットブックの覇者!
◎SONY type P:
XPモデル追加。
type Pの8型液晶ってのは、16:10画面なら6.53型相当の液晶縦寸であり、
これじゃ縦解像度あっても快適な訳ないし、
Atom Z+US15Wチップな為、エクセルのシートをスクロールするだけでもっさり。
でもコレ、手帳代わりに使うものだからw
地味だが液晶(非光沢)、キーボード、排熱・静音性など、そつが無い。
筐体もシッカリしており、落下・水濡れに対応するメーカー保証込みでも低価格。
学生に電子辞書代わりとして買い与えるには持ってこい。
さしあたってメイン液晶は綺麗(光沢でギラツキなし)。
しかし光センサー液晶パッドを活かす為にはVistaとせざるを得ず、
中途半端に買い易くしたネットブック仕様が仇となり、
コレ自体は単なるキワモノに留まっている。
△Lenovo IdeaPad S10e:
特徴が似てるので、サポートのNECか?シッカリ感のS10eか?って処。
○HP Mini 2140(SSDモデル):
解像度、高速起動、堅牢性でネットブックを圧倒。
キーボード、静音性もまずまず。
しかしICH7Mでは折角のインテルSSDも、
転送速度が130~150MB/sで頭打ち。
これは同価格帯に続々参入するCULV勢には無縁の問題だけに、
2140の小ささとアルミボディに価値を見出せる人以外は、
早まらない方が良い。
×HP Mini 1000:静音重視の為、低温火傷に注意!
△DELL Inspiron Mini 10(HD解像度版):
VAIO type P同様、ファンレス機。
解像度、キーボード共、充分だが
こちらもAtom Z+US15Wチップな為、本格作業向きじゃない。
更にこちらはメモリも1GB固定だし。
あと、DELLのXPS以外の個人向けは、
直接苦情が言え、即納可能な店頭販売じゃないと選択肢に入らない。
△工人舎 SX:
機能詰め込み過ぎ。
サポートが期待出来ないんだから、もう少し部品点数減らして余裕を見るべき。
そうすれば逆に、こんな値段で売らなくて済む。
SXは用途と運次第では最高の選択にもなり得るだけに惜しい。
△工人舎 SC:幾ら3万円台タブレットでも、直接苦情が言えない通販では買うな!
薄型、長時間駆動、SSDによる耐衝撃、静音、ギラツキ少ない非光沢液晶
と揃ってるのだが、dynabook UXの登場で、ツマラン外装なんかやってる場合じゃなくなった。
高解像度+Atom N+XPへ移行するまでは最早、ASUSを本気とみなす訳に行かない。
ASUSには失うものが無い(大したB5シェアが無い)んだから上位モデルなら出来るハズ。
ギラツキ少ない非光沢液晶とスッキリデザインは評価できるが、
薄さ、駆動時間、耐衝撃でS101に劣る。
これではdynabook UXに客を持ってかれるの必至で、一時代の終わり。
△ASUS Eee PC 1000HE:
こっちはギラツキ非光沢液晶。大容量バッテリーをデフォで積む様なモデル。
△ASUS Eee 901-16G:
長時間駆動、SSDによる耐衝撃、ギラツキ少ない非光沢液晶は評価できるが、
今となってはキーボードやタイピング時のタッチパッド干渉が痛過ぎた。
解像度とCPUがネットブック仕様で、
GeForce 9300M GS(オン・オフ可)+HDMIな変り種。
娯楽系の方向に振るなら、
YouTubeの720pxが再生できるCPUと解像度がなければネタにしかならない。
筐体からハミ出たバッテリー(日本仕様は6セル標準の為)で1.55kgって重量
にしてまで、最長7時間駆動とするくらいならCULV+HD解像度で出直して来いや!
×ACERのネットブック:論外。PCの場合、世界シェアと信頼性は全く連動しない。
×MSIのネットブック:
基本的にネットブックの場合、非光沢液晶の方が目が疲れる。
このメーカーの液晶ギラツキは特に酷い。
10万円以下、10.2型以下PC、カラーカタログ!
ネットブックの普及で、PC持ち歩く事くらいは普通になってしまった。
せめて筐体カラーで自己主張したいって事で、
白、黒、銀以外が選べるものをご紹介する。
★NEC LaVie Light(光沢10.1型1024×576ドット、1.16kg、カタログ駆動3時間、
幅250x奥行176.5x高さ31.3-36.5ミリ):
筐体の殆どがパステルにカラバリされる威力は絶大で、
液晶ベゼルが細くなった今や、店頭で最も目を引くネットブック。
店頭では普通、冷却ファン音を確認出来ないので、余計性質が悪い。
図書館で使うには気が引ける場合もあろう。
家でヘッドホンしながら使う用なら反対はしない。
その分、排熱は良好なので、
購入1、2年で倒れていく台湾製を横目で見れるかもしれない。
その辺は、アフターで持ってるメーカー気質という事か。
★富士通 LOOX U 直販モデル
(光沢5.6型1280×800ドット、約550グラム(SSD搭載時)、カタログ駆動約5.3時間、
幅171x奥行135x高さ26.5-33ミリ):
18%OFFクーポン適用時93,316円~。
こちらも回り出せば、ファン音は負けてない。
が、落ち着いたトコで使う機種でもなく
(或いはヘッドホンしながら寝モバとか)、
キャラがそれ(ファン音)を許してしまう。
★東芝 NB100/HW(直販のXP+HDDモデル=シャンパンゴールド、
光沢8.9型1,024×600ドット、1,070グラム、カタログ駆動3.7時間、
幅225x奥行190.5x高さ29.5-33ミリ):
店頭モデルだと直販とは逆に、シャンパンゴールドの方がVista+SSDモデル。
直販モデルは店頭モデル程、価格的融通は利かないが、その分
3年保証(パーツ保証、海外保証(制限付、持込))が標準で付くってのは、
モノが東芝製品なだけに、
トータルコスト(修理費含む)の大きな分かれ道にもなり兼ねない。
★SONY VAIO type P(光沢8型1600×768ドット、588グラム~、カタログ駆動4~4.5時間、
幅245x奥行120x高さ19.8ミリ):
今回紹介するPCの中では、特別スペックが低い訳でもないのだが、
type Pは唯一のVista機なので、モッサリが際立ってしまっている。
改善策として
・IE⇒Google ChromeなどのWEBブラウザ
・McAfee⇒Norton 2009など
・いらないサービスの削除
で、起動時間も半分になるのだが、ソニーがこれを出荷時に済ませとかないお陰で、
中古市場がエライ事になりそうな予感w
ま、ぶっちゃけ現行Atomノートがもてはやされるのは、
一般ノートにWiMAXが内蔵されだす今年後半までだろう。
通信が速くなると人間の欲望というものは、
HDストリーミングや高画質Skypeなどに向かうからだ。
デスクトップで先行してるDualCore Atom330だと、
YouTubeの「&fmt=22」でもCPU使用率50~60%
(GPUによる再生支援が有効になるローカルデータなら、
同じ動画が25~30%で済んでいた。)
って例もあるので現行Atomノートの購入は、
DualCore(ノート用Atomは9月より順次)とWiMAXに対応した筐体設計
までの繋ぎととらえた方が良く、
間違ってもソニスタで、倍額になる様なスペックアップを今、行うべきじゃない。
★lenovo IdeaPad S10e(光沢10.1型1,024×576ドット、1.38 kg、カタログ駆動5.3時間、
幅250x奥行196x高さ22-36ミリ):
売れてる理由はズバリ、価格に似合わないシッカリ筐体。
ただ、大和開発ではないので素ではこちらも、不要にファン音デカイ。
★HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition
(光沢10.1型1,024×576ドット、1.1 kg、カタログ駆動3.3 時間、
幅261.7x奥行166.7x高さ25.9ミリ):
こういうの↓をZEN-designでやられた日にゃ、日本の文化汚染が憂慮される。
それだけは避けたい。
★DELL Inspiron Mini 9(光沢8.9型1,024×600ドット、1,035グラム、
幅232x奥行172x高さ27.2-31.7ミリ、ファンレス+ゼロスピ):
日本語キーボードを選択するならキー配列に注意。
DELLからは
Inspiron Mini 10(10型。1,280×720ドット液晶追加予定)、
そしてAdamo 9(超薄筐体の9型版)が控えている!
★ASUS Eee PC S101(非光沢10.2 型1,024×600ドット、1.06kg、カタログ駆動6時間、
幅264x奥行180.5x高さ18-25ミリ)
★ASUS Eee PC 1002HA(非光沢10型1,024×600ドット、1.25kg、カタログ駆動4.1時間、
幅264x奥行181x高さ27.6-27.8ミリ):
台湾メーカーでもASUSだけは良心的な印象があるが、
Eee PC 1000H⇒1002HAでスタンダード10型液晶でも、
目が疲れにくいタイプに変更してくれたトコにもそれは感じる。
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この他にもMSIのWind Netbook U100や、Acer Aspire oneなどにカラバリがあるが、
前者は余りにも目が疲れる為、後者は安心して使い続けられるメーカーじゃないので、
割愛させてもらった。
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開発案件が忙しくなってきた為、当分の間、
今後の投稿は基本、週一で予定しております。
カワイイはつくれる!液晶も然り。
店頭でビジネス・ノートの液晶を見ると、
①階調が滑らかじゃない。
②発色が青い。
③発色が薄い。
と、散々な訳だが、既定がこうなってるのはある程度、ワザとである。
①は、グラフィック プロパティ⇒ディスプレイ設定⇒画面の色
の既定が16ビットになってる事が多いからで、
これは省電力と疲れ目対策(ディザリング点滅の抑制)が目的か?
②は、経年劣化では青が薄れるので、予め強くしてある。
(実際、劣化の少ないLEDバックライト液晶の機種、
例えば、フラッグシップのX200s、WXGA+やT400sなどでは、
発色の初期設定が青に寄ってない。)
③は非光沢液晶故で、写り込み気にせずに、輝度を落として使う用。
いずれも必要とあらば、簡単に改善出来るので、購入候補から外すのはもったいない。
今回は、その簡単をご紹介する。
まず①。これは「16ビット」となってる処を「32ビット」に変えるだけ。
動画では気にならないかもしれないが、写真見るなら必須である。
次に②。Calibrize 2.0という無料ソフトで調整する。
手順1:ダウンロードはこのページの「Click here to download」をクリック。
手順2:保存したセットアップ・ファイルをダブルクリックで実行。
指示に従い他アプリ閉じて、同意、インストール・フォルダ、アイコンの有無を順次選択。
手順3:Calibrizeを起動させ、「Next」をクリック。
手順4:コントラスト調整なのだが、これはノートでは必要なし。
同じく「Next」。
手順5:赤、青、緑の中に円があるのだが、それが最も目立たなくなる位置まで、
各スライダを動かす。液晶真正面に陣取り、画面中央で色調整しよう。
ビジネス・ノートだと↓の様な位置に来るかな?終わったら「Next」。
手順6:「Save」で保存。
②は以上。
③は完全に用途・環境次第だが、
低反射処理された光沢フィルムの貼り付けである。
光源が遠い場合でしか使わないなら、
文字もクッキリするので、事務用に貼っても間違いじゃない。
お勧めはエレコムのコレ。
目の疲れについては、流石に光興業程の効果はないが、
それでも10万円以下で売られるノートの様な写り込みは防げる。
取付方法は製品リンクにあるので省略するが、
フィルムは静電気で埃を集めるので、
ノートは大きなポリ袋の上に置き、
雨合羽着用でやった方が良いかもしれない。
単体モニタに付ける場合は、
シャワーで埃を流した風呂場で、裸になってやれとまで、言われているので。
目に優しい現行モバイルのランキング
白画面での(ギラツキ,写り込み)の減点形式で理由を記述する。
視野角に問題がある場合のみ、最後にもう1つ要素を付加する。
ランクS(目が疲れない)
dynabook NX(0,0) ThinkPad X301(0,0)
ランクA(チョイ疲れる)
LaVie Light(0,-1) dynabook UX(0,-1) VAIO type T(-1,0)
VAIO type G(-1,0) VAIO type Z(1,366×768)(-1,0) VAIO type S(0,-1)
レッツノートR8(-1,0) レッツノートW8/T8(-1,0) IdeaPad S10e(0,-1)
ThinkPad SL300(0,-1) ThinkPad T500/R500(WSXGA+、2ベンダ)(-1,0)
Inspiron Mini 9(0,-1) Inspiron Mini 12(0,-1) EeePC S101(-1,0)
EeePC 1002HA(-1,0) EeePC 901(-1,0) Aspire one(0,-1)
工人舎SX(0,-1)
ランクB(疲れる)
LaVie J(-1,-1) LaVie N(0,-1.5) LOOX R光沢(-1,-1) BIBLO MG光沢(-0.5,-1)
dynabook CX(0,-1.5) VAIO type P(-1,-1) VAIO type C(0,-1.5)
ThinkPad W500(WUXGA)(-2,0)
ランクC(目潰し。輝度を下げて使うべし!)
LOOX U(-2,-1) dynabook SS RX2(-3,0,-1) レッツノートY8(-2,0,-2)
EeePC 1000H、1000HE(-3,0) MSI Wind Netbook U100(-3,0) SOTEC DC101(-3,0)
LuvBook G1000(-3,0)
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
白画質以外にも目が疲れる要素はあるが、
白画面が多くなる、WEBでのテキスト読みにはぜひ、この表を参考にしてほしい。
マルチベンダなどで判断が難しい機種もあるが、確認次第、順次追加していく予定。
液晶ベゼルがスッキリしたネットブックが欲しい。
★NEC LaVie Light(10.1型光沢1024×576、1.16kg、カタログ駆動3時間):
NECってメーカーは、過去に排熱でエライ目遭ったのがトラウマになりつつも、
排熱効率を上げる技術は有してないお陰で、うるさいマシンが少なくないのだが、
このLaVie Lightもその1つ。
★Lenovo IdeaPad S10e(黒↑は並行輸入品。日本向けは光沢液晶。海外には非光沢も有り。
10.1型1,024×576、1.38kg、カタログ駆動5.3時間(6セル標準)):
ExpressCardスロット+Bluetoothのスマートさで、購入を決める方が多いのでは?
(ExpressCardがあるのは他にHP Mini 2140、Everex、GIGABYTE M912Xしかない。)
厚さ22-36ミリとあるがそれは6セルバッテリーの場合で、
3セルなら25.7ミリと、こちらもスマート。作りも良い。問題はファン音だけかと。
排熱寄りの設計思想自体は間違いじゃないが、
分解して少しファン周りをいじるだけでファン音が改善されるってのは、
大和が開発してれば有り得なかった事。
電源設定を見直すだけでも、ファンの回り出す温度を上げられるので、
まずはその辺から試してみれば?
★HP Mini 1000(液晶保護の為、表面がアクリルなので、写り込みが酷い。
10.2型(Vivienne Tamのみ10.1型1,024×576)、1.1 kg、カタログ駆動約3.5時間):
25.9ミリの薄型筐体。ネジが1本も見えないシンプル・デザイン。
その為、外部ディスプレイ出力端子まで省かれている。
キータッチは良いのだがカチャカチャ音があり、タッチパッドは滑り難い。
タッチパッド機能のオン/オフボタンがパッド上部にあるのは良い。
じゃ寝モバにはどうかと言うと、液晶が140度位までしか開かない。
左パームレスト下にCPUと、ある程度、熱を感じるのが当たり前のレイアウト。
静音性重視の為、ベンチ後底面は50℃近くにまで達する。
ストレージに関しては、持ち歩きが多い人には耐衝撃性に優れるSSDだろうが、
1.8インチ4200回転のHDDもスペック程、体感は遅くなく、
搭載SSDがリード39MB/s ・ ライト17MB/sと遅いので、
持ち歩かないならMini 1000の場合、容量の小さいSSDモデルを選ぶメリットは少ない。
実際、Vivienne TamモデルはHDDモデルのみ。
リカバリディスク付属ってのは良心的。
最近HPは、ZEN-designと称する、日本をイメージしたという天板がお得意だが、
これは良く言えばブレード・ランナー的、悪く言えば偽者の日本であり、
日本人がこれを買うのは屈辱としか言い様が無い。
どーしてもMini 1000というなら、キーボード同色なので目がチカチカしそうだが、
赤(Vivienne Tam)しか選択肢がないw
しかしこういう奇抜さならアリだと思う。
そもそも5万円台のPCを購入するという行為自体、
必要に駆られてという悲壮感を伴うものであっては宜しくないからだ。
尚、ヘッドホン出力をマトモにする為には、以下の非公式ドライバを入れる必要がある。
ftp://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp40501-41000/sp40714.exe
★HP Mini 2140(液晶保護の為、表面がアクリルなので、写り込みMAX。
10.1型1,024×576、1.19kg、標準の3セルでも最大駆動4.5時間(6セルだと倍)):
わざわざ解像度退化させずに、もっと高く売っても良い程のシッカリ筐体。
直販にある専用の非光沢フィルム「DA-PFA101H」(アイ・オー・データ製)は必須かも。
★DELL Inspiron Mini 12(12.1型光沢1280×800、1.24kg~、
最大駆動3時間32分(3セル)/7時間22分(6セル)):
筐体厚23.3-27.6ミリって事もあり、
液晶下がバッテリーの分、高くなってるのはしょうがないか。
この機種に関しては最近、何度も書いてるので詳しくは書かないが、
ヘッドホン出力さえマトモなら、低電圧CPU搭載ノートの一押しだったかも。
落としても、SSD置換(ZIF注意)してあればデータはそれなりに守られるのだし、
日進月歩のPCではぶっちゃけ、倍の値段払ってまで頑丈な必要は無いからだ。
★ASUS EeePC 901(8.9型非光沢、1.1kg、カタログ駆動約8.3時間):
今更解説は要らないよね?持ち歩きでの実用性。
★MSI Wind Netbook U100(10型非光沢、1.16kg):
他メーカーにベースモデルとして採用される安定感。
キーボードの打ち易さなどから、この液晶サイズをネットブック標準とした立役者。
2.5インチHDDも、当たり前の使い易さに貢献。
残念ながらパームレスト温度は高め。ファン音も高め。
液晶開閉は慎重に(ヒンジ弱い)。
★コジマ KDU-G1XP(10.2型非光沢、1.4kg、
カタログ駆動4.5時間(6セルだがはみ出さない)):
ベースモデルはコレ(元を辿ればECS)だが、コジマのは黒い分、締まって見える。
他の部分がマトモでキーボードが駄目駄目っていうと、光沢フィルム貼って使う用途か?
08年9月のお買い得モデルはコレだ!
★NEC LaVie G タイプL(スタンダード(s))(15.4型ノート):
セントリーノ2内蔵グラフィックではフルHDをコマ落ちさせるし、
GeForce 9シリーズでは発色に難がある。
そんな中、マトモ液晶(スーパーシャインビューEX2)+マトモGPU
(AMD M780G チップ内蔵)で直販最小構成10万円程度ってのは、
なかなか無い。当然、HDMI出力端子付き。カラバリは内側のみ。
★ソニー VAIO type J(20.1型ボードPC):
手抜き無しのクリアブラック液晶、WSXGA+解像度で、
直販にて10万円切る価格~ってのは前例が無い。
しかも最小構成でも、Pentium デュアルコア。
無理してボードPC最高峰のVAIO type R(25.5型)に行っても、
擬似カラーに変わりは無いし、
一方でボードPCに手慣れたソニーならtype Jといえど、
排熱、静音性は大丈夫だろうし、
独立キーボード、カラバリ含めて、
type Jは、家庭用PCのスタンダードになるのでは?
★レノボ ThinkPad R61e 7650-5UJ(15.4型ノート、XPモデル):
今回紹介する中では唯一の型落ちモデル。
しかし在庫潤沢の様で、当分、5万円程度で買えるのでは?
(ThinkPadの場合、旧モデルといえど、在庫が無くなるにつれ、
価格相場が上がっていく。)
ThinkPad W700がいかに高性能であろうとも、
VAIO type Aがフルカラー液晶で所有欲を満たそうとも、
1台のPCである以上、ウイルス感染や誤操作から無縁ではいられない。
それでも他人が持ってない情報をいち早く得る為には、
時には危ない橋も渡らねばならず、そんなとき、
筐体デザインのチープさ以外、フツーに使えるR61eが別にあれば重宝する。
(無線LAN無しなのだけ要注意。R61用内蔵キッドが転用できる。)
今後、量産モデルはThinkPad SLシリーズが担う訳だが、
SLの下半身の弱さ(ThinkPad Roll Cageなし)は、
キーボードのタッチにも影響するハズだ。
★HP Pavilion dv4a/CT(14.1型ノート):
○ギリギリ、モバイル可能な大きさ
○独立並GPU(AMD M780G チップ内蔵)
○HDMI出力端子
を備えるオールラウンド・ノートが、直販で61,950円~。
AMD 780GにはVista縛りがあるので実際には、
Home Premium、メモリ2GBまではスペックアップが要るが、
3年使い倒すなら、多少用途は限られても、
CPUはSempronが無難かも。HP個人向けの場合、
延長保証価格で耐久性は推して知るべし。
★DELL Vostro 1310(13.3型ノート、個人購入可):
重量2キロのノートが、3年落下保証込みで7万円程度~。
★DELL Vostro 1510(15.4型ノート、個人購入可):
WUXGA解像度(光沢)、3年落下保証込みで8万円程度
って構成を組めてしまう面白さ。それで使ってる人も居るが、
ま、この解像度では、後付け出来ないGPUくらい、
強化しておきたい処。
DELLがLatitudeシリーズを、
冒険的価格セグメントの商品としてリニューアル出来たのは、
Vostroシリーズの圧倒的競争力なくして有り得ない。
★ASUS Eee PC 901-X(ネットブック):
ネットブックの弱点は1,024×600ドットの解像度に尽きる訳だが、
(これより大きい解像度なら、メーカー側がネットブックと呼びたがらない。)
量販店でレッツノートを買ってた人の多くが、
「Eメールのチェックだけ出来ればイイからっ!」
って言ってた事を考えると、
重量1.1キロ、振動や衝撃に強いSSD搭載、カタログ駆動8.3時間
のEee PC 901-Xなら案外、レッツの代わりは勤まるのかも。
「ネットブック」には何が出来て、何が出来ないのか?
Eee PCに始まり、
8万円以下、10.2インチ以下液晶というカテゴリを形成しつつある、「ネットブック」。
その殆どが1,024×600ドットの解像度、
CPUにインテルAtom N270(1.6GHz)、
OSにはXPっていう仕様。
この仕様では一体、何が出来るのかを検証してみた。
用途①:WEB、掲示板の閲覧
これさえ出来ればってノートの筈が、縦解像度600ドットでは、
散在する情報を拾って行くのは至難の業。
余程お行儀の良い掲示板くらいでしか、使い物になるまい。
なにしろ、タイトルバー、ツールバー、タブ、ステータスバー、
横断広告の類が縦300ドットを占有した場合、
SXGA(1280×1024)という標準解像度の41%しか、
内容表示に使えないのだから。
外付けモニタはWSXGA+(1680×1050)程度まで使える様だが、
アナログ接続による劣化が著しい、「安メーカー」のモニタは目に悪い。
用途②:動画サイト閲覧
この用途でのネックはCPU。しかしYouTubeを標準画質で、
それに専念して視聴するのであれば、なんら問題ない。
問題はニコ動で、こちらのストリーミング再生は、コメント切っててもキツイ。
ウイルス・ソフトは有料で信頼できるものの中では、
Windows Live OneCare(マイクロソフト製、90日試用版へのリンクあり)
が最も動作が軽く、この辺を利用する事で乗り切りたい。
11月19日追伸:YouTubeの&fmt=22のストリーミング再生は、流石にムリだ。
&fmt=22の解像度(1,280x720px)からして、ネットブックでの需要は無いと思うが、
どうしてもと言うならローカル保存して見る(GPUの再生支援)しかない。
用途③:ワード、エクセル
XPの場合、これでネックになるのは画面解像度だろう。
外付けモニタを使うんでなきゃ、ちょっと窮屈だ。
用途④:動画鑑賞
DVD解像度の720×480ドットくらいまでなら、概ねイケル。
どーしてもコマ落ちする動画には、
無料ソフトのffdshow+MPlayerを試して頂きたい。
あとヘッドホンなり外付けスピーカは必須かと。
用途⑤:ファイル交換
8時間以上連続稼動させた場合の耐熱性は未知数だ。
コンデンサがやられると、直すより買い替えになってしまうだけに、
控えた方が良さそうだ。
用途⑥:Skype
640×480ドット(30万画素)、フレームレート30fpsでも、
デュアルコアCPU推奨な訳だから、
130万画素カメラは動画用じゃないって事w
ま、普通の320×240、15fpsくらいで使うPCだろ。>>ネットブック
用途⑦:プログラミング
これは無い。動作が軽い開発ツールなら逆に、キーボード、縦解像度が不足する。
用途⑧:ゲーム
オンラインゲームのマビノギなら、設定次第で楽しめるとの事>>Eee PC 901
3Dは基本的に無理。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
この他、メールのやり取り、学習ソフトの利用なんかには、
無駄のないスペックがかえって快適だろう。
このスペックのPCの価値は、今までPCが利用されてなかった場面にこそあると思う。
そういう意味では、キーボードの打ち易さ(MSI Wind Netbook U100)や、
デザイン(acer Aspire one)よりも、
バッテリー駆動時間のダントツな長さ(実働5~6時間)、
頑丈さ(HDDレス)を優先したEee PC 901は、伊達に二代目やってないねぇ。
この手のPCのストレージは、16GBのSDカード入れ替えで充分だろうし。
ところで本サイト、最近頻繁に2ちゃんねるで紹介されるのはいいんだけど、
当の本人はここ1週間近くアク禁中ですわ。先月も1週間。
いい加減、巻添え食い易い大きいプロバイダも考えものですねぇ。
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