HP Pavilion dm1-3215AU@低価格モバイルまとめ
AMD E-350で直販送料込み66,150円~(投稿時)というのは一見高価だが、
VAIO YBやらLIFEBOOK PH50なんかは価格破壊を食い止める為に、
事務作業向きでもない機種にMS Office 付けてるのに比べ、このdm1は
・メモリ4GB標準(空スロット無し。最大8GB)
・128GBのSSD標準(今まで見たのはRealSSD C300を3Gbps接続)
・長い駆動時間(輝度40%のBBenchで8時間弱)に加えて、同じバッテリがもう1個オマケw
と、始めからそれを望む方には納得行く装備。
結論から先に言えばこの機種は、CPU以外は所謂、安物ではない。
液晶は光沢で発色も悪くはないし、Cyberlink PowerDVD 10も付属する。
サラウンド機能、イコライザー機能とALTEC LANSINGスピーカーで、
11.6型とは到底思えない音も出る。
キータッチはまずまずで、たわむ事もない。
主要ピッチは縦横18.5ミリで、配列にも癖がない。
タッチパッドは、左上の小さい穴を押すと有効 / 無効。(無効でLED点灯)
CPUが弱点だが、
グラフィック活かせるYouTubeのフルHD動画再生ではCPU使用率10~25%、
逆に動画の読み込み中が使用率80%前後になる。
私はゲームをやらないので自分で確かめた訳じゃないが、
グラフィックまあまあなこの機種では、
モンスターハンターフロンティアを問題なくプレイ出来たとする報告もある。
排熱はモバイルとして普通で、
静音性もBIOSアップデートで普通になった。
(ファン回転数の強弱変化が少ないので気になり難い)
ただし排気スリットが小さい為か、高負荷時は風切り音がする。
ちなみに、プリインストールされてるソフトで静音モードが選択できる。
筐体に付いた指紋は比較的目立ち難い。
始めから充分なメモリ、ストレージを搭載してるので当分、開ける必要も無いが、
メモリスロットと2.5″ベイにはツールレスでアクセス可能。
バッテリ外し、引っ張り上げるだけで底面の蓋が外れる。
ただし戻すのが容易ではないし、後部側の爪も折れ易いので無闇に開けない事。
まぁこのdm1が幾ら納得価格と言っても、同じ出費で、
同CPUのASUS Eee PC 1215B(詳細)に加えて下手するとlenovo H310が買える訳で、
H310のモニタは大画面テレビでも良いし、
初期投資としてならそっちの方が一般的かなぁ。
IdeaPad S205@低価格モバイルまとめ
(国内モデルは日本語キーボードなのでキー形状が異なる)
11.6型液晶+AMD E-350搭載の最安モデル(3万円台前半~。投稿時)。
重量1.3 kg、軽作業で2~3時間駆動。(3セル標準な為)
光沢液晶で発色もマアマアだし、写り込みも抑えられてる方。
(パネルベンダの違いで個体差あるかも知れん)
スピーカーの音質も、筐体サイズにしては悪くない。
キーボードは主要ピッチ19ミリで、
タッチは多少たわみもありストロークも浅いが、感触は悪くない。
[Enter]キーが細いのだけは慣れが必要かも。
天板は黒に近い紫で、実際には模様も目立たない。
液晶べゼルは指紋が目立つ。
高負荷連続で底面が40℃まで行く事もあるが、
従来的なモバイル用途に限れば排熱・静音性は問題なかろう。
搭載されるHDDメーカーにもよるのだろうが、
パームレストには振動を感じた。(一応、HDD保護機能が付いてる)
拡張性では有線が100BASEなのとBluetooth無しってのが弱い。
ユーザーガイドがPDFなのにAdobe Readerはプリインストされてない。
メモリは標準で2GB(空スロット1。最大8GB)だが、
ビデオメモリの占有部分を除くと1.6GBなので増設は必須。
だがこの機種最大の難所は、
メモリ増設やストレージ交換する場合の手数の多さにある。
裏蓋全体を外す羽目になるが、
20本近くネジ外し、その間、筐体を3回ひっくり返す必要もある。
蓋にはツメもある。
液晶が一回り大きく、実駆動が倍のASUS Eee PC 1215B(詳細)が、
S205より100グラムしか重くない事、
1215Bの弱点であるタッチパッドは設定で何とかなる事などを考えると、
S205にはより一層、価格面で頑張ってもらうしかなさそうだ。
結論としては標準仕様が
・メモリ4GB
・6セルバッテリ(現在、直販で8,033円也。3セルと外形寸法は同じ。)
になるまでは他人様に勧められない機種。
VAIO YA@低価格モバイルまとめ
(あと黒天板が選べる)
11.6型光沢液晶の直販専用、インテルCULVモデル。
重量は標準バッテリーだと1.5kg弱で、BBenchは5時間14分。
(Core i3-380UM、メモリ2GB、電源プラン「バランス」、輝度40%)
筐体奥が17ミリ厚くなるが公称駆動6時間⇒11時間となる大容量バッテリーもあるし、
ACアダプタもコンパクトでケーブル込192グラム。
低価格モバイルは「メモリ2GB」で売られる例が多く、
メーカー保証で落下対応つけても
「補償上限=本体購入金額」な場合が殆どなので、
加入金額に見合わなかったりする。
そんな中、VAIO YAなら
・メモリ4GB
・補償上限なしの落下対応<ワイド保証>
でオーダーしても53,800円~(送料込み。投稿時)という値頃感がある。
(筐体底面ネジ3本はずすだけでメモリスロットや2.5″ベイにもアクセス可能)
Core i5-470UMまで選べるが、
ベースモデルのCeleron U3600(1.2GHz)に比べて
出来る事が増えるかというと微妙。
排熱・静音性はどれ選んでも問題なし。
VAIO YはVAIOの中で最もキーボードがショボイ部類なので、
用途的にはROM専だろう。
拡張性ではWiMAXこそ選べないが、
n対応無線、GbE、HDMI、Bluetooth 2.1と比較的、穴は少ない。
筐体表面は樹脂製でマット塗装なので指紋は付き難い。
光沢液晶モデルで比較すると、
使えるまでの手間が掛からず、落下対応の保証まで付けたいならVAIO YA、
安価でより多用途に使いたいならキーボードまともなASUS Eee PC 1215B(詳細)
といった選択になろう。
AMDな店頭モデルのVAIO YBも存在するが、
VAIOの場合には<ワイド保証>付けられない店頭モデルは忘れて良い。
モバイルなら尚更。
iKnow!(Smart.fm)用ノートPC選び
まぁこういった語学モノの学習機は空き時間を利用できる必要があるので、
モバイルが良いだろう。
持ち歩くなら12.1型、
自宅専用でもパーソナルサイズの14型が上限か。・・・①
iKnow!やってみると解るのだが、ストレス無く利用するには、
キーボードとマウスポインタの操作を瞬時に行える必要がある。
ポインタ操作の度に指がホームポジション離れていたのでは効率が悪い。・・・②
一方でこの用途に特別綺麗な液晶や高性能なCPUは必要ない。・・・③
①~③を総合すると専用PCとしてなら、
ThinkPad X121e(詳細)やThinkPad Edge E420(詳細)で決まり!
となってしまうので今回は、
「これ以外の機種を選択すると、こんな特典がありますよ!」
って視点でお勧めを挙げてみる。(ただし殆どの場合、②は我慢する事になるが)
現行モデル限定で8万円前後までって事で。(最安値で抽出。価格は全て投稿時点。)
■dynabook R731(13.3型):
価格.com限定モデルには8万円切るものもある。
その場合、購入は東芝直販からになる。
何と言っても軽くて大画面なのがウリで、
目も疲れ難い(ギラツキ少ない+非光沢)。
タッチパッドOFFボタン付いてるのもポイント高い。
■VAIO Y(11.6型):
メモリ4GB、免責なし・補償上限なしの落下対応3年保証付けても、
直販で6万円ちょっと~。
直販モノはインテルCPUだし、
この機種は価格さえこの程度なら定番CULVと言える。
第2世代Core i では最初からこの辺りで売ってもらいたい。
ただしストロークやクリック感に乏しいキーボードや、
低負荷でもファン音が大きめな事を考えると、
純粋にiKnow! 向けと言うよりは動画兼用、筐体デザイン重視といった所。
■VAIO C 14型(詳細。画像はキーボードウェア装着時):
縦900ドット液晶、メモリ4GB、免責なし・補償上限なしの落下対応3年付けても、
直販で7万円切るのが良い。
縦900ドットあるか無いかは一般的に言って、
快適に情報収集できるか否かの分水嶺であり、
持ち出しに適さない14型以上では「お買い得」と「安物」を見分ける目安にもなる。
■Let’s note J10(10.1型):
X121eより設置面積が小さく、処理性能も良く、
最安は8万円台中盤。
10.1型HD液晶でWin7 Starterでないものには他に
・HP Mini 5103 Win7 Proモデル
・Latitude 2120 タッチパネルモデル
があるが、前者はAtomなのにJ10より1万円安いだけ。
後者は最大メモリ2GBという問題がある。
■ThinkPad T420(14型):
直販で縦900ドット液晶にしてクーポン使えば8万円前後~買える。
液晶解像度の他には、セカンドHDDやドッキングステーションなどの拡張性が、
下位モデルEdge等との大きな違い。
■lenovo G475(14型):
3万円ノート故にHDMI等のデジタル出力端子すら無いが、
PC音声そのものにイコライザー機能が付いてるし、
洋楽PVなどを動画サイトで見ながら語学学習するのにも適してる。
キータッチに多少癖はあるが、慣れれば問題ないかと。
このPCの処理能力にガッカリする理由の大半がメモリ2GBにあると思われるが、
IdeaPad S205(11.6型)と違ってメモリ増設やHDD交換はし易い。
■Vostro V130:
非光沢液晶でキータッチ、排熱・静音性も悪くないので、
この用途で筐体スタイル重視なら、
CPUがArrandale世代なのは気にならないだろう。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
性能、駆動時間、排熱・静音性、価格のバランスに優れた13.3型。
キータッチもマアマア。
AMD E350で出来る事、出来ない事(lenovo G475、IdeaPad S205、ASUS K53U等)
IdeaPad S205といったモバイルは元より、
lenovo G475(14型)やASUS K53U(15.6型)、省スペースのデスクトップなど、
モバイル以外にも進出するAMD E350を一度まとめてみる。
CPUとして癖がある(浮動小数点演算に弱い)ので、
ベンチなどではAtomデュアルコア並のスコアしか出ないが、
得意の整数演算ではCore 2 Duo SU9600並に速いので、
たとえCore i7-2600K機との併用であっても、
情報収集や事務作業(これら大半が整数演算)
なら大したストレスは感じないハズだ。
苦手な浮動小数点演算であっても動画再生なら、
内蔵グラフィックのRadeon HD 6310で、
最強ハードウェアデコーダーのUVD3が使えるので、
ブルーレイ再生すら余裕である。
フラッシュ動画は勿論、
Firefox 4以降ならブラウザレベルでハードウェアアクセラレーションも効く。
一方、エンコなどは浮動小数点演算するのでボロボロ。
時間掛ければ済む様なのは出来ないって訳でもないが、
リアルタイム処理のテレビ電話だと720pは不可能。
Ustream配信も高画質は無理。
録画なども長時間モードは避けた方が無難。
幾らグラフィックが優秀と言っても所詮内蔵なので流石にゲームはタイトルを選ぶ。
AMD E350の盲点はネットワーク接続がIntel製じゃなく、
多くがRealtek(通称=蟹)製という所にある。気が付けば当たり前だが。
まぁインテルCPUノートでも安物は蟹が多いが、
AMD E350ノートでインテル無線は有り得ない。
いまだにサーバ用マザーとなると蟹は無いってのが何より品質を物語るので、
増設がし難いノートで蟹ってのは通信の速度・安定性で覚悟した方が良い。
消費電力(=発熱)が低くバッテリー持ちが良いという「イメージ」があるが、
アイドル時~1080p再生までならCore i3-2100T+グラ内蔵のが更に省エネであり、
(まぁインテルはDirectX11非対応だけど)
やはりAMD E350のメリットは低コストという事に尽きる。
VAIO Y(YB)レビュー
(黒はYA、それ以外がYB)
AMDベースな11.6型ノートで、
重量1.46kg、BBenchは約5.5時間(標準バッテリ、電源設定「バランス」)。
液晶は光沢の1,366 x 768pxで、
写り込みも普通にあるし、上下視野角も普通に狭い。
天板は130度まで開く。
発色は自分の見た個体では、別段悪いとも思わなかった。
インテルベースの兄弟機YAより悪いとする声もあるが、
それぞれがマルチベンダという可能性もある。
キーボードはピッチ、配列などは問題ないが、
キータッチは現行VAIO最悪かも知れない。
PやWは11型Yよりも更にストローク浅いが、
あっちにはシッカリしたクリック感がある。
キータッチで言えば、
ストローク、クリック感共にF CEとZが最も優秀で、
EとSはクリック感こそ乏しいもののこれ又、我慢は出来る。
アイソレーションの利点はコストを掛けずにタワミを抑えられる事だが
正直11型Yは、単体ではROM専で使うノートだろう。
OSは、VAIOでは珍しく32bit版。
CPUは、TDPがCore iのULVと同じ18WなAMD E-350(1.6GHz)。
再生支援「UVD3」に対応するRadeon HD 6310を同ダイに集積し、
ビデオメモリはメイン共有の384MB。
CPU性能はCeleron SU2300と同等かそれ以下、
GPUはCore i ULVの1.5~2倍といった処。
最新3Dゲームとまでは逝かない。
11型Y共通して、排熱には問題ないが
低負荷でもある程度の生活騒音が要るタイプ。
ファン回転数切替が緩やかなので不快には感じ難い。
接続性では、
HDMI、GbE、無線n対応(Atheros)、青歯と揃ってるがWiMAXは無い。
Lバッテリー付けると本体は1.6kgになり、後方が17ミリ高くなるが、
駆動時間は倍になる。
ACアダプタは最小・最軽量レベル。
この機種をお勧め出来るかどうかは価格次第だ。
ココまでお伝えしてきたYBのキャラにそぐわず、
Office Home and Business 2010(PowerPoint含む)を付属させた
店頭モデルしか用意されないというのは真剣に売る気があるとは思えない。
ワイド保証付ける為にソニーストアで購入すると10万円近くするし、
直販以外で落下・水濡れ対応を付けるならボンバーさん辺りだが、
コチラは購入価格が安いと補償上限も低くなるので悩ましい。
新世代CULV級ノート比較。
このクラスはインテルの圧力もあってか、
セキュリティ機能が省かれてたり、
液晶解像度がHD(1,366 x 768px)、光学ドライブ無しが暗黙の了解になっている。
液晶の上下視野角も例外無く狭い。
見る角度が少しでも上からだと白ボケし、下からだと黒潰れるので、
姿勢が変わるごとに液晶の角度調整が要る。
低価格とはいえこのクラスは、
・無線n対応
・青歯
・有線GbE
・HDMI出力
・13型以上はフルサイズキーボード
が当たり前なので、
この記事で触れない場合、これらは付いてるものと判断して頂いて結構。
最初に、この記事で登場するCPU周りだけ解説しておく。
インテル製:
①Core i5-430UM(1.2GHz、Turbo Boost時1.73GHz)
②Core i3-330UM(1.2GHz。ここまでがHT(論理4コア)対応で、ここからはTB無し。)
③Pentium U5400(1.2GHz)
④Celeron U3400(1.06GHz。ここまで全てデュアルコアでSpeedStep有)
L3キャッシュは、①~③が3MB、④が2MBである。
グラフィックの高画質補正は、①、②が「Intel Clear Video HD Technology」まで、
③、④が「Intel Clear Video Technology」のみ対応となる。
お決まりの注意書きだが、
インテル製の超低電圧CPU以外だと、厳密にはCULVとは言わない。
AMD製:
⑤Turion II Neo K625(1.5GHz)
⑥Athlon II Neo K325(1.3GHz。ここまでがデュアルコアでTDP15W。)
⑦Athlon II Neo K125(1.7GHz、TDP12W)
⑤のCPUの性能は、インテルの前世代(Core 2 Duo SU9400辺り)に近いものがある。
しかしこれら⑤~⑦と組み合わされるチップ内蔵グラフィックのRadeon HD 4250は、
・3D描画のDirectX 10.1
・フルHD動画再生支援のUVD2
・GPGPUのATI Stream(対応ソフト(現状は殆ど無い)では動画エンコードが高速になる)
に対応するのがウリ。
○NEC LaVie M(直販名はLaVie G タイプM。13.3型光沢液晶):
・ワイヤレス地デジ(今の処、旧モデルでのみ)
・HDD+SSDの2ストレージ構成
を選択できるのが特徴。
CPUは②Core i3-330UMを採用し、
Mバッテリ時が1.61kgでカタログ駆動5時間、
標準のLバッテリ時が1.79kg、同10.5時間。
実駆動はLバッテリで最大7時間といった処。
WiMAXを標準搭載するが、青歯とeSATAは無し。
USBの1つは、PC電源OFFでも通電。
PCを外付けHDDの様に使えるUSB Duet機能あり。
UIでは、キーボードがストローク3ミリと深く、中央で少したわむ。
タッチパッドは左右ボタン同時押しで手書き文字を受け付ける。
筐体の厚さは27-30.5ミリで、排熱、静音性は特に問題無し。
△富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル(PH520/1A。11.6型光沢液晶):
インテルモデル(PH540/1A、Celeron SU2300)との共通事項は、
・Win7 Home Premium 「32ビット」のみ
・WiMAX無し
・有線100BASE
・eSATA無し
・キーボードは、水滴が浸入し難い「バスタブ構造」
一方、インテルモデルからの変更点は、
・重量1.6kg⇒1.4kg
・筐体厚26.4-30.2ミリ⇒25.9ミリ(フラット)
・キーピッチ19ミリ⇒17.5ミリ
・HDMI端子装備
・BBenchは約3.5時間(輝度50%、バッテリ残5%)
・RADEONを利用した「くっきり機能」
など。
搭載する⑦AMD Athlon II Neo K125ってのはクロックが1.7GHzと高く、
Radeon HD 4225(チップ内蔵)とあわせて、
YouTubeの720pをCPU使用率50%程度(Flash 10.1+対応するディスプレイ・ドライバ)でこなす。
以前なら、ハードな作業をしないモバイルにはこの様なシングルコアCPUでも充分だった。
しかし重武装のセキュリティ対策をしていると、
広告のFlashが意味無く重くのしかかるページが最近増えており、
(まぁ、良い子なら行かない類のサイトなんだがねーw)
そんなのに遭遇するとシングルコアでは「ただ待つしかない」という状況に陥ってしまう。
そんな時、デュアルコアなら、他のソフトで「ながら作業」も出来るし、
最悪、ブラウザの強制終了もスムーズに行える。
○東芝 dynabook MX(11.6型光沢液晶):
②Core i3-330UMまたは④Celeron U3400を搭載し、
重量1.48kg、17.6-26.2ミリの薄型筐体。
カタログ駆動は②、④どちらも6.4時間だが、
この機種はバックライトOFF(これでもそこそこ画面は見えるが)をJEITA測定に含めてるせいか、
普通に使用した実駆動と、カタログ駆動との乖離が、他機種より大きい印象を受けた。
OSはWin7 Home Premium 「32ビット」のみ。
キーボードは、[FN]と[半/全]キー位置に慣れが要るが、タッチは悪くない。
ネジ1本でメモリとHDDにアクセスでき、堅牢性ではHDDプロテクションを備える。
接続性ではWiMAXが標準搭載なのとeSATAがある代わりに、
有線が100Baseだったり、青歯も見当たらない。
冷却ファン音は、左の排気口付近で僅かに聞こえる程度で、
キーボード左側は、若干熱を持つ。
スピーカーは、筐体の大きさを考慮すれば悪くない。
価格的には、
全機種Office Personal 2010(Word、Excel、Outlook)付属ってトコも考慮する必要あり。
○SONY VAIO Y(13.3型光沢液晶):
CPUを
①Core i5-430UM
②Core i3-330UM
④Celeron U3400
から選べ(直販)、本体1.78kgになるSバッテリ時に、②でBBenchが5時間弱。
(この他、カタログ駆動が7⇒10時間となるLバッテリも選べる)
CULV機の光沢液晶では最も低反射コートが効いている。
この機種で言われてる輝度ムラも、数値で見れば大した事ないと思う。
それでも画面下半分が白ボケるという苦情が多いのは、
低反射な分、CULV機にありがちな上下視野角の狭さが目立ってしまうのだろう。
キータッチは悪くないが打刻音は大きめ。
接続性ではExpressCard/34を備えるのが特徴で、
WiMAXとeSATAは無し。
買ったばっかで怖いので、Turbo Boostだけは切らせてもらったが、
連続高負荷でも筐体表裏の全てが、体温以下に保たれていた。
ただ冷却ファンの回り始めだけは、高周波が気になる。
まぁカラバリ目当てで買う機種でしょう。
○lenovo IdeaPad U160(11.6型光沢液晶):
筐体は、奥行が193ミリと小さいのが特徴で、
厚さは最薄22.5ミリながら、後ろの方がバッテリーの分だけ、33.5ミリと比較的厚い。
キーピッチは18.5ミリで、e-SATAも付いてる。ここまでが共通事項。
直販モデルは
①Core i5-430UM
②Core i3-330UM
からの選択でWiMAX無し。
店頭モデルは③Pentium Dual Core U5400を搭載し、
1.40Kg(重量は直販モデルも同じ)でBBenchは3.6時間(「バランス」モード、バッテリ残5%)。
こちらはWiMAX標準装備。
ところで、ThinkPadの保証が7/1から見直された。主な変更点は
①ハードウェア故障以外の無料電話相談が、購入後30日間へと短縮された。
②土日受付がなくなった。
である。
①は拡張保証に加入すれば、保証期間中は無料で受けられる(今までと変わらない)し、
ThinkPad本体を安くしてまで保証に加入させたいのは、実質親会社のIBMに貢ぐ目的もあるだろう。
(本体安く、数が出れば、部品仕入で圧倒的優位に立てるという構造も、この業界にはある。)
しかし変更発表後、即施行な制度なだけに、
6/30以前の購入にも適用するってのは、明らかに消費者との契約違反だ。
レノボジャパン程の企業が、
発表後一年の執行猶予を置いてこの事態を回避しなかったのが不思議でならない。
ある程度、知名度のある企業なら、「マスコミ沙汰にするぞ!」と脅されるだけで対応も変わって来るし、
ウチの会社にもその手の脅しで解雇になった社員が居るので企業イメージの大切さは解ってるつもりだが、
今のレノボにはその企業イメージすら、考える余裕が無いのだって事は心しておきたい。
・HP Pavilion dm1a(11.6型光沢液晶):
発売前の為、実機見てない。
⑦Athlon II Neo K125を搭載し、1.53kgでカタログ駆動6.5時間。
メモリはオンボードが1GBで埋まっており、残りの1スロットを利用する形。
直販モデルは128GB SSD。
接続性は有線100BASE、WiMAX無しで、店頭モデルは更に青歯無し。
富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル同様の「くっきり機能」を謳う。
△DELL Inspiron M301z(13.3型光沢液晶):
24ミリ厚(ほぼフラット)の薄型筐体が特徴。
CPUは
⑤Turion II Neo K625
⑥Athlon II Neo K325
から選べ、1.77kgで⑤だとBBenchは3時間2分(電源「バランス」、画面輝度40%、残5分)。
CULV系ノートは一律、液晶の上下視野角が狭い訳だが、
この機種の様にディスプレイが130度程しか開かないものは、膝上使用が難しい。
キーボードはストロークこそ浅いがクリック感はシッカリしており、たわみもない。
[Enter]や[BackSpace]キーの位置は一番右じゃないが、[Enter]は大きめ。
タッチパッドの面積は広く、パッドの有効/無効を切り替えるボタンも付いてる。
接続性は、アナログRGBを省き、デジタル2系統(HDMIとMini DisplayPort)としている。
有線100BASEでWiMAXも無し。eSATA共有ポート有。
薄型筐体ながらこの機種は、どちらかと言うと冷却重視で、
⑤Turion II Neo K625で連続高負荷やらかしても、
筐体の40℃超えは底面奥の中央付近だけだった。
ファンスケジュールが煩雑じゃないのが救いだが、静かな方ではない。
スピーカ出力全般にイコライザー的な処理を行える「SRS Premium Sound」を備えるので、
動画サイトで音楽を聴くのに重宝する。
○ASUS UL20FT(12.1型液晶):
本日発売な為、実機見てないが、ハッキリ言ってASUSなら、
大きな問題は無いだろう。
CPUは④Celeron U3400ながら、
設定によってCPUとメモリを自動的に、最大約33%オーバークロックするという独自性は、
デスクトップ・マザーの世界シェア7割が伊達じゃない事を思い知らされる。
そんなこんなで筐体サイズ的には、前作UL20Aの厚さ25.9ミリフラットから、
25.1-30.9ミリへと若干厚くなっている(重さは変わらない)。
カタログ駆動は6.1時間。
有線は100BASEのままの様だが、新たにHDMI出力も付き、
大ヒットしたUL20Aから、汎用性を高めたモデルチェンジと言えそう。
○acer Aspire TimelineX 3820T(13.3型光沢液晶):
搭載するCore i5-450M(2.4GHz、TB / HT有)は
低電圧CPUですらない為、正確にはCULV機じゃない。
しかし、1.8kgでBBenchが6時間程度(輝度低め)、22-28.9ミリの薄型筐体ってのは、
価格が数倍もするレッツノートS9 / N9やdynabook RX3には脅威であろう。
流石にファン音は、従来機程、静かじゃない。
[Enter]キーの位置は一番右じゃない。
WiMAXやeSATAは無し。
フルHDのお洒落なモニタが2万円足らずで買える昨今、
この3820Tの登場で、
縦解像度768ドットの15.6型ノートが一気に存在意義を失ってしまった。
それら15型は店頭でも価格コムでもデカイ面してる訳だから、影響力は計り知れない。
ただacerは、次に記述するGateway共々、サポートが期待できない。
問題があっても自分で情報を集められる方(自ずと別PCが必要になる)向きなので、
この3820Tには、
「フルパワー+長時間駆動+13型+低価格」の尖兵としての役割を期待したい。
残念ながら、店頭でちょこっと見ただけ。
11.6型のEC19C-N52C(青と銀の2種)と、13.3型のEC39C-N52Bがある。
両サイズとも①Core i5-430UMで6時間駆動を謳い、
11.6型は1.35kgで筐体厚25-28.9ミリ、
13.3型は1.75kgながら厚さ19.1ミリ(その為こちらだけ、HDDが1.8インチっぽい)を「謳う」薄型筐体。
WiMAXやeSATAは無し。
13.3型には、Vostro V13という16.5-19.7ミリ厚の機種があったが、
あちらが日本ではシングルコアCPU、1.4GHz止まりなのを考えると、
面白い存在ではある。
CULV機まとめ追加。
△VAIO Y:
13.3型光沢HD(1,366x768px解像度)液晶。(13.3型以下の16:10画面なので、当然WLED)
標準で310グラムの大容量バッテリーを搭載し、
メモリ標準4GB(Win7の64ビットで有効活用)にも拘らず、
BBenchで8時間25分駆動する。(Win7を「省電力」、無線ON、液晶輝度40%)
その代わり本体重量は1.7kg。
ACアダプタも小型・軽量で、ケーブル込で200グラム。
キーボードはピッチ19ミリ、ストローク2ミリ。タッチや配列も悪くない。
タッチパッドも面積充分。
HDD交換は、本体底面から簡単アクセス。
ExpressCard/34スロットなど、拡張性に至るまで死角が無く、
HDMI、GbE無し、無線LAN蟹のASUS UL20Aより、数万高いだけの理由はある。
しかし周辺機器やアクセサリまで揃えたくなる様な
デザイン、カラバリがあってこそのVAIOなハズなのに、この素っ気無さは何なのかと。
13.3型非光沢HD液晶。上下視野角は当然狭い。
VAIO Yとは対照的に、重量1.48kgしかない代わりに、
BBenchは2時間31分しか持たない。
ただこちらもACアダプタはコンパクトで軽く、ケーブル込234グラム。
厚さ19.6-20.8ミリの薄型筐体にも拘わらず剛性もソコソコだし、
HDDも2.5インチと頑張っている。
青みがかったヘアライン加工のアルミ天板や、
ベタ付きを軽減するソフトレザー塗装のパームレストなどもあり、
最小構成(シングルコアCPU)からメモリ2GB、3年間 安心プラス保証にするだけで
送料込76,860円(これ以降に記述する価格は全て投稿時点のもの)したり、
SU2300選べず、SU9400にするのにプラス2万という強気販売。
しかしWEBカメラ省略の跡を隠すでもなく、
タッチパッドのクリックボタンがシーソー式だったり、
無線n、内蔵青歯、デジタル出力無しなど、
ディテール甘い。
XP Pro選択可。
キーボードは主要ピッチ18ミリ、ストローク1.7ミリで、タッチ、配列は悪くない。
CPUがAMD製なので正確にはCULV機ではないが、
搭載するTurion Neo X2 L625は、Celeron SU2300とCore 2 Duo SU9400の中間程度の性能。
13.3型光沢HD液晶(天板も光沢)は、所謂CULV群と同レベルの表示品質。
デュアルコアCPU+AMD M780Gチップ+HDMI、
n対応無線+青歯+GbEなど、ThinkPadとして見なければ、
5万円で売られる事を想定するお手軽ノートの機能構成としては、一つの理想型を行っている。
Edgeも大和主導で開発された事になってるが、キーボードのピッチ20ミリってのが、
それを激しく否定する。
重量1.64kgでBBenchは2.4時間。
(Win7 Home Premium 64ビット、4セルバッテリの場合。
省電力マネージャーで「マックス・バッテリ・ライフ」、無線ON、バッテリ残5%)
6セルバッテリも用意される。
排熱・静音性は筐体大きい分、X100eよりはマシ。
筐体左側が、より暖かい。
キータッチは悪くもないが、最上段は機能キーになっており、
[Fn]同時押しで[F1]~[F12]キーになる。(元戻すにはBIOSのKeyboardで設定)
機械、道具としてはともかく、X100eより更にプラスチッキーだったり、
液晶枠太過ぎで、私的には生理的に受け付けない。
11.6型非光沢HD液晶を搭載する、大和が作った100円ライター。
AMD M780Gチップながらデジタル出力無しなど、コスト競争力に最大限振っており、
案の定、X200s直販CTOからCeleronの選択肢が消えた。
X200sの様に素材にコスト掛けられないし、筐体も最厚3センチ以内に収めた為、
ドーム形状の天板など筐体構造で強度を維持し、結果として重量はCULV機並。
(海外では重量より薄さが好まれる。)
標準の6セルバッテリ(これだけで337グラム、後ろに出っ張る)だと1.5kg、
BBenchは4.6時間。(「マックス・バッテリ・ライフ」、無線ON、バッテリ残5%)
出っ張らない3セルも用意される。
XP Proも選べるが、他のThinkPad同様、
サスペンドと休止状態からの復帰を速くするWin7 Lenovo Enhanced Experienceもウリ。
(現状、入力を受け付ける様になるまでだと、多少、時間が掛かっている。)
液晶は事務用のそれでパッとせず、上下視野角が正面だけなのは当然として、
赤の発色は調整でも直らない。
ステレオスピーカーは意外に良く、少なくともEdgeよりはシャリシャリ感少ない。
キーボードはアイソレーション6段という事を除いても、
柔らかめのタッチや浅いストロークが、ThinkPad使いの間で賛否両論。
現行のシングルコアCPUでも、GPU使えるFlash Player 10.1 β2なら、
YouTubeの720pでCPU使用率50~60%前後。
(ちなみにSU9400+GMA 4500MHDなら、このCPU使用率で1080pイケル。)
n対応無線+青歯(オプション)+GbEなど、通信関係は犠牲になってない。
排熱・静音性はThinkPadにしては甘く、ファンは基本、回りっぱ。底面も熱くなる。
それでも実用レベルに踏みとどまる処が、HPとの違いではある。
デュアルコアCPUも投入予定とされるが、
・液晶ショボイ事
・デジタル出力できない事(以上2つで用途が限られる。)
・この筐体では排熱シビアな事
・バッテリー持ち
など考えるとシングルのままで良い気がする。
割り切った処が新しいライフスタイルを連想させるX100eではあるが、
これは5万円以内で買うからこその正義な訳で、
X200s 74653PJ(WLED、XP Pro、Cele723、1.19kg)の在庫があるうちは、
プラス2万までならX100e忘れて良い。
X100eの紅白実機見ると、ThinkPad廉価筐体は黒に助けられて来た事が解る。
△HP Pavilion dm3i(仕様変更):
量販店モデルはCeleron SU2300、250GB HDD、ビデオはチップ内蔵。
直販モデルはCore 2 Duo SP9300(2.26GHz)、160GB SSD(Intel製)、
GeForce G105M(512MB、再起動せずにON/OFF可)で送料込112,980円~と色分けされ、
どちらも青歯は搭載しなくなった。
△HP Pavilion dm3a/CT(仕様変更):
量販店専用から直販専用に販路が変更され、
青歯付けて送料込76,230円~。
Turion Neo X2 L625(1.6GHz)選択時には
Radeon HD 4330も搭載される(ON/OFF可、プラス7,455円)。
△HP Pavilion dm1(仕様変更):
直販モデルはSSD(Intel製80GB)専用となり送料込78,120円~。
13.3型非光沢HD液晶は上下視野角が狭く、
液晶が130度までしか開閉しないので要注意。
筐体の厚さ23.5-25ミリは、
通常電圧CPU(Core 2 Duo SP9300、2.26GHz)を搭載可能なノートとして世界最薄を謳うが、
これを搭載した場合、高負荷時にはキーボードやパームレストの左側が人肌以上、
その底面に至っては45℃以上になるし、ファン音もうるさくなるので、通常電圧の存在は忘れて良い。
もう一方の選択肢、Celeron SU2300なら、高負荷時でも排熱・静音性に問題ない。
マグネシウム合金ボディで、底面や側面がラバー風塗装、
酸化アルミニウムのヘアライン天板とパームレストなど高級感充分だが、
天板、パームレスト、タッチパッドに指紋が付き易く、落ち難い。
SU2300、XP Pro、インテルWiFi 5100、青歯で送料込80,850円~。
64ビットOS選べないのと、メモリスロットが1つしかないので要注意。
WiFi Linkも5100どまり。ストレージやメモリ交換には底面からアクセス可能。
重量1.72kgでBBenchが5時間46分。
(SU2300+HDDモデル。液晶輝度40%、バッテリ残4%)
大容量バッテリーは用意されず、ACアダプタは極太のケーブル込で400グラム。
キーボードは主要ピッチ19ミリ、ストローク2ミリでタッチも悪くないが、
キートップが平板なのと、EnterやBackSpaceキーが右端に来ないのが難点。
タッチパッドは85(横)x42(縦)ミリと大きいが滑りが悪い。クリックボタンは遊びが多い。
ワンタッチボタンが3つある。
本体にDisplayPort(アナログRGB出力への変換ケーブル付属)。
13.3型の半光沢HD液晶。
16.5-19.7ミリの薄型筐体。
天板と筐体底面がアルミで、亜鉛強化ヒンジを採用し重量1.59kg。
液晶の隅を持って開けても、たわみを感じない剛性感。
CPUはシングルコアのみ(北米ではCore 2 Duo SU7300の選択肢あり)で、
BBenchは4時間37分。
(Core 2 SU3500、Win7 Pro 32ビット、「省電力」設定、無線ON、液晶輝度40%)
SU3500で使ってる限り、排熱・静音性も悪くない。
液晶は例によって上下視野角狭いが、ディスプレイが145度まで開くし、
ヒザ上でも使えるだろう。
キーボードは主要ピッチ19ミリ、ストローク2ミリ、キートップは15×15ミリ。
たわみも問題無い程度で入力時のカチャカチャ音も無い。
Enterキーが右端に来ないが右隣との間隔は6ミリある。(日本語、英語KB共)
パームレスト、タッチパッド共、広く、パッドはくぼんでるのでキー入力中も干渉しない。
スピーカーはモノラルでパームレスト左側。
メモリスロットが1つで、選択肢も2GBしかなく、交換の難易度も高いので、
OSはXP Proが良かろう。
筐体両側面に端子は無く、右側面にSDメモリーカードを装着しても、
カードは出っ張らない。
ExpressCard/34スロットを持ち、
背面に2ポートあるUSBのうち、1基はeSATA共有。
無線n無し、デジタル出力無し。
バッテリーは内蔵タイプで、劣化交換は分解作業になる。
16:9画面の13.3型(や13.1型)ノートは、持ち歩けない訳ではないが、
今の様にモバイルが安くなると、せめてA4用紙サイズに収まるものをと買い足したくなるし、
(鞄もそのサイズで設計されたものが多い)
家中モバイルとして使うには、液晶縦寸が16:10画面の12.1型とあまり変わらないので、
落ち着いて作業するのに物足りない。
私の様に部屋数多い家に住み、出先でもPC使うとなれば、
この液晶サイズは洒落で使う3台目ポジションに収まる運命にあり、
最早、道具としてがどうかなど二の次になってしまう。
これはフルHDのVAIO Zとて例外じゃなかろう。
今回、このVostro V13にだけ高評価を下したのは、
直販で5万円程度~という価格を含め、最も「洒落になる」と思えたからだ。
日本未発表であり、実機見てない。
11.6型ながらGeForce GT335M(ON/OFF可)を搭載し、
駆動時間は通常モードで6.5時間、ゲーミングモードで2時間以上を謳う。
13.3型光沢HD液晶。光学内蔵で1.8kg。
Celeron SU2300を搭載し、Win7モデルで7時間、
XPモデル(2月下旬より)で6.2時間駆動を謳う。
青歯、デジタル出力は無し。ExpressCard/34スロットあり。
11.6型光沢HD液晶。アルミヘアライン天板。
Celeron SU2300搭載で公称5.1時間駆動。1.4kg。
M311A6はminiB-CASカード採用により、地デジの視聴・録画に対応。
メモリスロットが1つで、仕様では最大2GB。
有線100BASE、青歯無し。
このメーカーのPC部門は前身がSOTECであり、サポートの評判含めて様子見の段階。
まだ実機見てない。
13.3型HD液晶。SU9400、1.8kg、公称6.5時間駆動。
セット販売されるドッキングステーション側に
GeForce GT220(625MHz、DDR3-1GB、DVI/HDMI)を備え、外付モニタにて利用できる。
本体側も、
メモリ4GB、500GB、光学内蔵、GbE(ドック側にも)+n対応無線+青歯、eSATA、HDMI
と充実。
光学ドライブは、別売りのセカンドバッテリーに交換可能でその場合公称10.5時間駆動。
台湾メーカーながら店頭予想価格15万円前後となっており、真剣に売る気は無いと思われる。
国内大手4メーカーの新ノート早わかり。
まだ多くがスペック発表のみの段階であり、
現行機の知識がある方の、あくまで絞り込み用として、
CPU/チップセット以外の変更点を中心とした最小限の記述に留めた。
~NEC LaVIe~
L最上位のLL870/WGと、そこからWirelessTV Digitalを省いたLL850/WGでは、
USB 3.0x2ポートとなるも、チップセット制限で転送速度は最大2.5Gbps。
LaVie LightはHD液晶かつ7 Home PremiumのBL530/WH6Bを追加。
これは公称7.6時間駆動のLバッテリを標準で搭載し1.36kg。
他PCとの共有フォルダをUSB接続で実現する。
~富士通 BIBLO、LOOX~
NWの18.4型フルHDの方はLEDバックライトを採用。
国内PCメーカーで14型以上、フルHD以上のLEDバックライト液晶は、
意外にもこのNWだけになってしまった。
筐体厚43.3-51.5ミリの巨漢を活かし、GeForce GT335(1GB)を搭載。
で、水冷は何処行った?
>まるで映画館やコンサートホールにいるような臨場感
を謳う3ウエイ5スピーカーシステムとかw
MGは14型が消滅し、1,366x768pxに退化。流石にHDMI装備。
上位モデルのみマグネシウム天板で筐体厚24.2-32.3ミリ。
下位では最薄/最厚それぞれで3.5ミリ程厚くなる。
通常のタッチパッドの横に、円形のスクロールパッド。
直販では非光沢液晶も選べる。
LOOX MはHD液晶を採用し、重量/公称駆動時間は
標準で1.2kg/5時間、Lバッテリで1.35kg/10時間。
他PCとの共有フォルダをUSB接続で実現(LOOX M側がマスストレージ)。
LOOX Uは5.6型1,280x800pxタッチパネル液晶そのまま(多分ギラツキも)で、
液晶回転を省き、SSD標準とする事により重量を495グラムとした。
キーボード上部にスティックポイントと左右ボタン。
~東芝 dynabook~
注目はSS RX2L。
RX2の下位モデルの位置付けだが、半透過でない、通常のLEDバックライト液晶が採用され、
重量こそ約1.2kgと増加したが、GS45チップにより排熱・静音性も改善されており、
ようやくこのサイトでも選択肢に残れる使い易さを確保できた。
ただRX2ってのは半透過のバックライトOFF使ってJEITA稼いでるハズなのに、
OFFれないRX2Lまで同じカタログ値って怪しくね?
~SONY VAIO~
ZにフルHD追加。ドッチピッチ0.151ミリってのは今、店頭で確認できる可能性のあるものとしては、
8.9型1,280x768pxの工人舎SXと同じ。
画面が反転しないZでも決して有り得ないdpiではないが、
・A4用紙サイズを超えるZを持ち歩いてまで出先でフルHDが必要になるのか?
・16対10画面の12.1型相当の液晶縦寸しかないZの画面サイズが、自宅で使い物になるのか?
など考えれば、文字を滑らかに表示する為の高解像度であって、
表示領域を増やす為のそれではない事を覚悟して買うべきだろうし、
i7+GeForce GT 330Mの威力が、Zの筐体で遺憾なく発揮されるとは誰も期待していまい。
Zは「洒落で買う3台目需要」には悪くないが、高価だからと言ってオールインワンを期待して勧めると、
アンチ・ソニーを増やす結果になろう。
Aを統合したF(複数の大手サイトにてその報道)だが、CCFLバックライト、擬似カラーは変わらず。
同じフルHD解像度に「VAIOディスプレイ・プレミアム」とそうでないオプションがある。
考えてみればSONYは、元々排熱技術に乏しいメーカーではない。
筐体厚が31 – 43.5ミリもあるFなら、スペックどおりの性能を発揮する可能性が高い。
SはGeForce 310M止まり。「VAIOディスプレイ」(=下位グレード)のみ。流石にGbE。
あとYという13.3型のCULV機が追加された。
今回注目したいのがCで、
未だ通常電圧CPUを搭載する事以外に何らCULV機に対する差別化が出来ていない国内同クラスが多い中、
直販では、液晶がWXGA++(1,600x900px、ピッチ0.194ミリ、WLED)、
GPUが330M(ただしFのと違い専用512MB)に、
それぞれ固定となり、全8色の筐体カラーで10万円切る価格から。
こちらも筐体最厚部38.5ミリあるし、かと言って不恰好という程でもなく、
事によると、パーソナルな家中モバイルの鉄板のひとつにまで登り詰めてしまう勢いだ。
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