ASUS K53Eに対抗できるカラバリ・ノート達。
筐体色で新しいノートPCが欲しくなる事もあってイイ。
アルミ筐体でパームレストまで専用カラーとなるASUS K53E(15.6型)は
正にそんなノートだ。
ピンク以外の実物は落ち着いた色合いで、
ASUSらしく排熱・静音性も優秀だし、
Core i5、メモリ4GBで安い時にはAmazonで5万円切ったりもしてた。
軽作業で5時間くらいバッテリー駆動するのも良い。
前から言ってるが、K53Eの弱点はキーボードだ。
配列もそうだが店頭でタッチする際は、打刻音に耳を澄まして頂きたい。
【追伸】9月23日にK53EのUSB 3.0モデルが追加されました。
カラバリはゴールドの代わりに白が追加となってます。
最近さわったK53TAのキータッチは普通でしたから、
K53Eでも改善されてる可能性はあります。【追伸終】
今回は、
軽い気持ちで買える7万円以下(最安値。投稿時)のノートPCの中から、
K53Eを知ってしまった後でも尚、検討に値するカラバリ・ノートをご紹介する。
■VAIO C フルHD液晶モデル(詳細):
直販専用モデル。Core i3、メモリ4GBで67,800円~。
集光材で光る筐体色もあるものの、
筐体素材はプラスチッキーで大人ウケするものではない。
しかし一覧性に優れた液晶や、K53Eよりはマトモなキーボード等、
情報ツールとしてならコチラが圧倒してる。
K53Eの液晶もそれなりに綺麗だが、
VAIO C フルHDの発色は余裕でその上を行ってる。
フルHD解像度の繊細さが活かせる1080p動画なら尚更だ。
K53Eもキーボードが駄目な分、動画向きと言わざるを得ないが、
VAIO C フルHDはミドルレンジRadeonを搭載する等、
動画鑑賞用としてもズバ抜けてる。
■VAIO C 14型(詳細):
直販専用モデル。Core i3、メモリ4GBで57,800円~。
カラバリはパーソナルサイズの14型でこそ意味がある。
そのサイズにHD+の解像度は丁度良いと思うが、
VAIO C 14型で選べる液晶はどちらにせよ、表示品質が惜しい。
■DELL Vostro V131(13.3型):
カラバリゆうてもデザイン的にはこういった斬新さが欲しい訳ですよ。
非光沢液晶だし、V130が良かっただけにキータッチも期待できるしで
(防滴キーボード)、K53Eとは綺麗に得意分野が分かれる。
バッテリーは着脱式となり4セル時は、
筐体厚さが16.05-21ミリ、最大6.3時間駆動との事。
K53Eと同じCore i5-2410Mだとアイドル時が五月蝿いらしいので、
超低電圧版のCore i5以上が性能的にも丁度良いのだが、
国内メーカー薄型ノートでも今の所、採用例が無いのは、
コスト的な問題と、カタログ値の見栄えが悪いからだろう。
■DELL Vostro 3350(13.3″)/ 3450(14″)/ 3550(15.6″)/ 3750(17.3″):
アルミボディ+強化メタルヒンジ+防滴キーボード
な光学ドライブ内蔵版で、筐体はV131程には薄くない。
全サイズ非光沢液晶で17型だけは解像度がHD+。
今回の7万円枠は置いといて、CPUは、
17型でCore i7-2630QMまで、
それ以外でCore i7-2620Mまで選べる。
グラフィックは、
13型でRadeon HD 6490M GDDR5(512MB)、
14,15型でRadeon HD 6630M(1GB)、
17型でGeforce GT 525M(1GB。デュアルまたはクアッドコア。)
をそれぞれ選択可。
全サイズでUSB 3.0 x 2とUSB 2.0/eSATAコンボ装備。
13型以外ではExpressCard/34も。
あと13型はモノラルスピーカー。
全サイズ共通の傾向として「どちらかと言えば排熱重視」。
720pテレビ電話(Logicool Vid HD、Skype)用PC選び
この回やこの回など、このサイトではLogicool Vid関連を何度か扱ってきた。
ヲタでもない一般人がするであろう最も重い処理が720pテレビ電話だと思うからだ。
今回も最新事情を踏まえてお送りする。
まずカメラ。
最近はThinkPadのオプションにも「HD 720p対応」が謳われてるが、
これにはやはり、色味の問題がある。
ベストはやはりLogicool HD Pro Webcam C910だろう。
Skypeの720pにも対応してる。
同じLogicoolのHD対応でも、
最上位のコレ以外は画角が78°⇒60°と極端に狭くなるので、
1人がカメラの前に座ったまま使うんでなければ妥協の余地が無い。
通信環境は「1Mbps以上のアップロード速度」が要る為、
光やWiMAX、mopera Uが一般的か。
本題のPCだが、要件としては、
・Core i3-2310M以上のCPU。
・ノートや一体型なら液晶が綺麗なもの、それ以外ならHDMI出力は欲しい。
と、今となってはかなり緩いついでに今回は低価格中心でお勧めを挙げてみる。
価格度外視で何時もお勧めしてる様な(詳細)据置ノートや一体型でも、
立派に役目を果たす事は言うまでも無い。
■富士通 FMV LIFEBOOK SH76/D:
普段私が嫌う13型、HD液晶ではあるが、
写り込みの少なさと発色を両立してるので、
可搬性や解像度要求が低いこの機会に採り上げてみた。
■dynabook Satellite T571(詳細):
老眼入ってる方がどうしてもノートというならこの辺りがお買い得。
ココで言う「お買い得」は単に安いだけじゃなく、
知人に勧められるレベルの信頼性を含めた評価。
■VAIO C 14型(詳細):
落下保証まで含めれば最も安い部類とも言える。
通話のコチラ側が1人なら丁度良いサイズ。
どちらの解像度えらんでも上下視野角せまいが、
少なくとも14、15型のHD液晶は全てそう。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細):
リアル・モバイルに発色と広視野角を求めるならコレ。
■ThinkPad Edge E420(詳細):
この用途には光沢液晶が良いだろう。
今やCore i3以上で最も安いノート。
lenovo G570と違ってメモリ増設も簡単。
■lenovo H310:
HDMI出力付PCではズバ抜けて安い。(最安3万円ちょっと)
電源交換し難い事もあり寿命の短かさが懸念されるが、
大画面テレビに繋げるだけならこれで充分。
外付HDD繋ぎっぱとかはお勧めしない。
■IdeaCentre B320:
テレビ無しだと
21.5型フルHD、Core i3-2100(3.1GHz)で5万円台前半、
同じくCore i5-2400S(物理4コア)で6万切る辺りで売られる事もあるだろう。
コチラはVALUESTAR Wと違って実用的には充分、
ボードPCとして通用する筐体。
その割には液晶裏が厚いのでデスク用CPUを載せられたと思うが、
G570の様に無難な出来だと、
ノート優勢のPC勢力図まで塗り替えてしまいかねない。
ただ、「2年過ぎて直すよか買い換えた方が早い」状況になったとして、
幾ら安かったと言っても21.5型モニタまで処分する様な勿体無い事は自分には出来ない。
そこはやはりノートとは違う。自分なら幾らか保守性の良い
ThinkCentre Edge 91z All-In-Oneが安くなるのを待つだろう。
■ASUS K53E:
Core i5な15.6型では最もお買い得。
鬼門のキータッチが、この用途では重要視されないからだ。
パームレストまでアルミ・ヘアラインのカラバリ効いてるノートはザラに無い。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
Core i5、13.3型の価格破壊担当だが、
一方のASUSが「第2世代Core i で光学無しで安い」っての出さないせいで、
今の所、値崩れが鈍い。
節電ノートPCランキング2011年版。
自宅やオフィスで実用的に使える14~15.6型のノートPCを、
駆動時間の長い順に並べてみた。(消費電力順を意味しない)
ピークシフト機能(この記事の投稿時点では一部メーカーで未提供)
導入時にバッテリー駆動できる時間が長い機種を探すのが目的だ。
ココで比較した駆動時間はあくまでメーカー公称値であり、
昼間時間を優に超える長時間駆動のもあるが、
電力的にはそれだけ重い処理にも耐えるという事になる。
同一機種は、同じバッテリーなら最も駆動時間が長い構成を採用した。
NEC、富士通、東芝、SONY、Panasonic、EPSON、
ThinkPad、EliteBook、ASUSの
現行モデル、4時間以上のは全てランキングに入れてある。
ThinkPad T420(9セル+スライス・バッテリ)・・・28時間
ThinkPad T520(詳細)(9セル+スライス・バッテリ)・・・21.8時間
ThinkPad W520(9セル+スライス・バッテリ)・・・17.5時間
ThinkPad T420(9セルバッテリ)・・・14時間
VAIO C 14型(詳細)(Lバッテリ)・・・11時間
ThinkPad T520(9セルバッテリ)・・・11時間
ThinkPad L420 / Edge E420(以上詳細)
/ E520(9セルバッテリ)・・・10.2時間
EliteBook 8560p(9セルバッテリ)・・・10.2時間
VAIO C 15.5型(詳細)(Lバッテリ)・・・10時間
ThinkPad L520(9セルバッテリ)・・・9.3時間
EliteBook 8460p(9セルバッテリ)・・・9時間
ThinkPad W520(9セルバッテリ)・・・8.8時間
VAIO E(15.5型、14型、Lバッテリ)・・・8.5時間
ThinkPad T420(6セルバッテリ)・・・8.5時間
ThinkPad T420s(9セル+ベイ・バッテリ)・・・8.3時間
EliteBook 8460w(9セルバッテリ)・・・8.1時間
dynabook Qosmio T551/T6C・・・8時間
VAIO C 14型(SバッテリBPS26A)・・・7.5時間
ThinkPad T420s(9セルバッテリ)・・・7.35時間
ThinkPad L420 / Edge E420 / E520(6セルバッテリ)・・・6.8時間
EliteBook 8560p(6セルバッテリ)・・・6.8時間
ThinkPad T520(6セルバッテリ)・・・6.6時間
LIFEBOOK AH(Lバッテリ)・・・6.5時間
VAIO C 15.5型(SバッテリBPS26A)・・・6.5時間
ThinkPad L520(6セルバッテリ)・・・6.2時間
ASUS K53U・・・6.2 時間
ASUS K53E・・・6.1 時間
VAIO E(15.5型、14型、SバッテリBPS26A)・・・6時間
Let’s note B10(Lバッテリ。詳細)・・・6時間
EliteBook 8460p(6セルバッテリ)・・・6時間
ASUS N53SV・・・5.7時間
Endeavor NY3200S(詳細) / NJ5500E / NJ3500E・・・5.3時間
ThinkPad W520(6セルバッテリ)・・・5.3時間
ThinkPad T420s(6セルバッテリ)・・・4.9時間
dynabook T551・・・4.6時間
EliteBook 8460w(6セルバッテリ)・・・4.6時間
dynabook Qosmio T751・・・4.5時間
LaVie G タイプS(b) (リチウムイオンバッテリ(L))・・・4時間
Let’s note B10(Sバッテリ)・・・3時間
lenovo G570を買わない理由を考える。
【2012 / 08 追伸】最新モデル、lenovo G580についてはコチラをどうぞ。【追伸終】
【2011 / 09 追伸】レノボ個人向けPC(lenovo G570やH330など)の電話サポート窓口を、
2011年10月01日よりNECパーソナルコンピュータが担当する事になりました。
電話対応が改善される事は勿論、製品・マニュアルなども、
サポートの手を煩わせない方向で整備されつつある事を期待します。【追伸終】
まずG570を簡単に紹介しておく。
【筐体】限りなく黒に近い茶色で、天板は指紋が付き易いが、
パームレストは金属製のヘアライン仕上げで高級感すらある。
【液晶】上下視野角が狭く、発色が白浮きぎみなのは、
光沢15.6型HD液晶のお約束w
現状、15型で液晶の表示品質まで求めるのであれば、
表示サイズ的、価格的に多少無理があっても、
VAIO CのフルHD辺りまで逝かなきゃ駄目だ。
【キーボード】日本語版でも[Enter]キー細いのが難点だが、タッチは悪くない。
【音量】専用ボタン無し。
【処理系】第2世代Core i 搭載で、
①i3+メモリ2GB版が4万円
②i5+メモリ4GB版が5万円
程度の最安値。(投稿時)
G570はメモリの相性問題が出易い機種の様だ。
ネジで固定できるので問題ないがメモリ蓋のツメも折り易い。
第2世代Core i ではi3のクロックが抑えられてるので、i5との性能差も馬鹿にならない。
そういう意味では②も存在意義はありそうだ。
【ストレージ】①が500GB、②が640GBのHDDで、どちらも書込できるDVDドライブ内蔵。
【拡張性】HDMI出力あり、GbEなし、青歯なし、拡張カードスロットなしで、
USBは2.0なら4ポートある。
【排熱・静音性】排熱重視の為、人によっては冷却ファン音は五月蝿く感じるだろう。
【モバイル性】このサイズにしては軽い方(2.6kg)で
駆動時間も軽作業なら4時間程度もつ。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
と、買わない理由どころかG570の戦闘力は、かなりのモノだ。
初期不良・故障の少なさ、サポート対応がマシである事などから、
acerやlenovoより少し高価な位置にASUS製品があるとそれをお勧めしてる私だが、
G570競合のASUS K53Eという機種は、触ってみれば解るが
幾ら何でもキーボードが駄目すぎる。
そこで今回は、この無敵のコスパを誇るG570にプラスαの出費が許されるなら、
こんな選択肢もありますよってのをご紹介する。
■dynabook Satellite B351(詳細):
価格.comモデルが出れば
Pentium B940(デュアルコア2GHz)版なら4万円台前半で買えるかも知れない。
G570と比べてHDMIが無かったり、
B940だとHT無し、キャッシュ3MB⇒2MB、
インテル HD グラ 3000⇒インテル HD グラ(無印)になってしまうが、
やはり日本メーカー製という安心感は捨て難く、知人に勧めるならコチラかなと。
東芝は問題があっても東芝だが、
レノボだと「私が勧めたメーカー」とされてしまいかねない。
流石にG570の様に、
取り説がPDFだけなのにReaderは自分で入れろってのも無い。
■ThinkPad Edge E420(詳細):
G570と比べて画面サイズこそ15.6″⇒14″となってしまうが、
価格もそれほど変わらないし、
初期不良率や部品の耐久性はともかく、
サポートが日本IBMってのと、イザとなったら部品は自分で交換できるってのが大きい。
万が一ハズレ個体に当たっても、「何としてでも3年使い倒してやる!」って事も出来るし、
G570を私的お勧めリストに加えない最大の理由がE420の存在にある。
■VAIO C 14型(詳細):
こちらもG570より画面は小さいが、あと少し出資すれば「カラフルなVAIO」、
更に少し足せば「縦900ドット」となるのが良い訳ですよ。
今はフルHDモニタが安いのでそれを作業基準にする方も多いと思うが、
その場合、
「縦900」なら何とか耐えられるが据置ノートに「縦768」は流石に無いわ
ってなるだろう。
■ASUS U31F-RX480(詳細):
第2世代Core i 版もいきなり安値で出るだろう。(i5同士でG570と1万円差くらい?)
ホームモバイルと、イザとなったらデスクトップPC本体的な使い方も兼ねられるのが大きい。
■DELL Vostro V130:
CPUは非力だが、G570を洒落で買う様な方ならコチラの方が実用的とも言える。
■ThinkCentre Edge 91z(ボードPC):
G570のドットピッチ殆ど変えずにフルHDとしたのが、この21.5型という液晶サイズ。
登場して間もないが、来月くらいには直販で6万円台が期待できる。
持ち運び用の取っ手も付いてるし、
16:9画面時代に一覧性と視認性を両立させるボードPCは据置ノートを駆逐するかも知れない。
21.5型にデスクトップ用CPUってのがどう出るか。(まだ実機みてない)
■VAIO J(ボードPC):
液晶がLEDバックライトになったが、何と言っても焦点はファン音でしょう。(売り場じゃ判らない)
上と同じく21.5型で、直販6万円台が期待できる。
以下、2011 / 06 / 14追伸です。
■Epson Endeavor NY3200S(詳細):
・15.6型光沢液晶
・Pentium B940
・メモリ4GB
で今、送料込み4万円台前半で売ってる。
dynabook Satellite B351と比べて、
・HDMIあり
・GbEあり
・USB 3.0あり(2ポート)
など、この価格ならEpsonの圧勝かも。
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