長持ちしそうなPC 2012年春版(dynabook Satellite T571など)
Ivy Bridgeが4月だと、
それ載せるメーカーPCの多くは5月下旬の夏モデルからだろう。
Ivy Bridgeは低発熱(=省エネ)とグラフィック性能が特徴だが、
ノートPC上位モデルでは排熱や駆動時間より
筐体薄型化を優先するメーカーが増えそうだ。
しかし、
旗艦からお買い得まで毎年何台ものノートPCを買ってきた中には、
「長持ちしない機械、長く使いたくない道具」があった一方で、
6年前のThinkPad T60が、あちこち改良しながらも未だ現役で使えてたりもする。
今回はそんな、長持ちする事でコスパ稼ぎそうな現行PCをご紹介する。
■NEC VALUESTAR G タイプL(メーカー公式):
NECへ納品されるマザボはASUSの同じ型番だったとしても、
ショップで売ってるものとは品質基準が違う。
このタイプLは外観でかなり損してる。
■東芝 dynabook Satellite B651/B551のHD+液晶モデル(メーカー公式):
縦900ドット、視認性、堅牢性を満たすモデル。
■東芝 dynabook Satellite T571のi5モデル(詳細):
大型筐体、物理2コア、グラフィック内蔵という組み合わせ、
ヒンジも問題なしと来れば経験上、東芝ノートは長持ちすると思われる。
■EPSON Endeavor MR4100(詳細):
「5年間 訪問修理 (コンピューター本体) ¥21,000」
世界シェア上位メーカーがコンシューマ・モデルでこれやったら経営が傾くw
■ThinkPad T520 フルHD液晶モデル(詳細):
排熱、堅牢性、保守性で評判のThinkPadだが、
長く使い続けたいと思える液晶が確実に載ってくるモデルとなると、
据置ではこの辺まで行くしかない。
■SYCOM Radiant VX2100H67B3(BTOページ):
ノートより安いイメージあったセパレートPCだが、
2.5GHzデュアルコア以上のCPU+HDMI出力端子という条件で探すと、
この辺が他人様にお勧め出来る最低ライン。
Pentium G840(2.8GHz)、メモリ4GB、日立HDD、書込対応DVDドライブ、
Win7 HP 64bitで送料込み52,420円~(投稿時)。
ココのは電源も信頼できるし、
マザボのASRock B3 H67M-GEは100%全体固体コンデンサ設計。
あとは用途に応じてスペック強化すれば良いだろう。
ちなみにASRockはASUSのサブ・ブランドが起源で、
今やASUS以上に日本製コンデンサに拘ってるメーカーなので、
オーバークロックしない人が安定性重視で買うケースも増えている。
(AMD用には一部、取扱注意な型番もあるが)
サイコムさんにはマニュアル付の組立キットもあるが、
それだと上記価格でZ68チップになる。
自分で組むと保守にも役立つ。
REGZA Tablet AT3S0と組む2台体制。
REGZA Tablet AT3S0(詳細)の他に1台だけPCを所有するとして、
このPCなら捗りますよ!ってのをご紹介する。
1台だけって言われると、
①通常電圧CPU(超低電圧 i7もアリ。当然、第2世代の)
②長時間稼動に耐え得る排熱・静音性
③信頼できるメーカー(国内大手6社+ThinkPad+ASUS)
は譲れない要素だが残念ながら、
①~③をクリアする13.3型以下は現行モデルに見当たらない。
(13型は超薄型で作るのが国内メーカーのトレンドだからで、今は
ASUSのU24E(11.6型)とZENBOOK UX31E(13.3型HD+)の排熱が気になる)
14型だと仮に堅牢設計になってたとしても、
もはや公共交通を利用する方むけじゃないし、
同一メーカーに15型の優秀なモデルがあったりで中途半端は否めない。
キー入力は折りたたみ青歯キーボードに頼るにしても、現時点では
持ち「歩き」をAT3S0に任せられる方限定の記事にならざるを得ない。
結果として今回は、
「大型ノート、ボードPC、セパレートのお勧めインデックス」
の様相を呈している。
■ホームモバイル部門
・LaVie G タイプL フルHD液晶 ワイヤレスTVモデル(詳細):
40型TVと同じ画素の地デジ放送をホームモバイル。
・dynabook Satellite T571(詳細):
老眼さま向け、お買い得ノート(品質重視)。
・VAIO C フルHD(詳細):
お買い得ノートNo.1。エンタメ系の雄でもある。
・VAIO F フルHD(2D)(詳細):
ノートで動画編集するならコレ。
・VAIO E 17.3型(詳細):
老眼さま向け、お買い得ノート(保証重視)。
・レッツノート B10(詳細):
安定稼動重視。
・ThinkPad T520 フルHD(詳細):
事務作業や印刷用途を得意とするオールラウンダー。
光学外せばSSD+HDD構成可。
堅牢設計ゆえに自家用車なら持ち運び可。
部品交換が自分でし易いのでダウンタイム最小。
■■デスクトップ部門
家でPC作業する所が1箇所に決まってる方向け。
・dynabook REGZA PC D731(詳細):
排熱・静音性、画面写り込み、録画失敗など、ボードPCには地雷機種が多い。
机に置いて一人で使うならTNパネルはまだ許容範囲。(どうせ光沢液晶なら)
・EPSON Endeavor MR4100(詳細):
4コア・フルパワー、SSD+HDD構成、HDMI出力端子を満たす省スペース。
lenovo H310 / H330を買う前に覚悟しておくべき事。
【9 / 30追伸】レノボ個人向けPC(lenovo G570やH330など)の電話サポート窓口を、
2011年10月01日よりNECパーソナルコンピュータが担当する事になりました。
電話対応が改善される事は勿論、製品・マニュアルなども、
サポートの手を煩わせない方向で整備されつつある事を期待します。【追伸終】
Win7の64ビット+HDMI出力端子付としてはダントツ安いが、それなりの理由がある。
問題点と付き合い方(適した用途)、代案をまとめてみた。
■問題点
まず初期不良率。
Panasonic、富士通、東芝、ASUSがこの点で優秀なのは各種統計にも出てるが、
残念ながらココはlenovoの弱点だ。
ThinkPadの上位機種を買ってもかなりの確立で初期不良にあたるので、
同じメーカーの底辺機種にそれが少ない訳もない。
検品は真面目にやるとコストが掛かる工程であり多分、
ThinkPadの場合でもPC-Doctorというソフトウェアによるハードウェアチェックだけだと思う。
仮に初期不良があっても初起動までにそれと判るのが殆どで、
使い込んで行って初めて判る様なのには当たった事がない。
ちなみに5年前のT60でも定期的にPC-Doctorがハードウェアチェックしてるのだが、
勝手にやってる事だし、異常が無ければ結果報告しないので、
チェックしてる事を知った時には
「自分の知らない所で守られてたんだ!」
と感動したものだ。
次に初期不良対応。
日本メーカーだと新品交換になる事が多いが、
海外メーカーでは修理対応が当たり前で、交換部品にも新品が使われるとは限らない。
これはレノボに限った事ではないし、「世界の常識」と受け止めるしかない。
ただ、ThinkPadは引取り修理を日本IBMが担当するのでまだマシな方。
acerの様に電話すら繋がらないって事は無いと思うが、
非Thinkなレノボだと返却までの日数は覚悟しといた方が良い。
(店頭購入ならまた話は変わってくるが、そもそも安く買わなきゃ意味が無い!)
次に耐久性。
セパレート型デスクトップで注意すべきは主に排熱(または低発熱)・静音性で、
H310 / H330はその点、比較的優秀なんだが、そもそも熱から守ってるパーツ
①コンデンサ(マザーボード)
②HDD
③電源
の耐久性がお粗末だとしたら意味が無い。理想としては
①はASUSマザーの大メーカー向け(同型番でも納入先で異なる)
②はエンタープライズ向けとまでは行かなくてもWDか日立製
③は80PLUS GOLD(大き過ぎるW数は返って良くない)
だが、特に①と③はコストダウンが効く項目でもある。
どんなに世界シェアが高く調達力に優れたメーカーであろうとも、
激安モデルがココに手を抜かない筈もない。
実際、メーカーシェアがPCの耐久性・信頼性を保証しない事は
SEなら誰もが知っている。
特に③の電源は逝った時に周りのパーツを巻添えにするので性質わるいが、
あいにくH310 / H330の電源交換はユーザーには難しい。
■付き合い方
以上の問題点を踏まえた上でH310 / H330にお勧めする用途は、
①情報収集
②動画鑑賞
③テレビ電話(監視カメラ除く)
④ゲーム(載せられるグラボに限りはあるが)
などのデータ保存が求められない消費型用途で、
①~③ならH310でメモリ増設が要る程度で性能的にも問題ない。
これだと人の居ない時までPCを稼動し続ける必要も無いから、
結果として長持ちもするだろう。
万が一、電源が逝った時に備えてPCに繋げる機器は
・モニタ
・スピーカー
・キーボード
・マウス
辺りにとどめるのが無難だ。
逆に言えば最早、これら用途に値段が倍(といっても7万円~だが)
もするセパレートは不要という事になる。(買い替え頻度あげる方が賢い)
■代案
まずは安PCで検討して、駄目なら高価なものを視野に入れるという方も多いだろう。
最後にセパレート型の定番たるべきモデルを幾つか紹介しておく。
★EPSON Endeavor MR4100(詳細):
高性能スリムタワーの代表格。
Core i5(物理4コア)、メモリ4GB、1TBのHDD、DVDマルチで送料込み85,995円~
(投稿時。キーボード・マウス別で算出。)
★ThinkCentre M71e Small / Tower:
Core i3-2100、Win7 Pro 64ビット、メモリ4GBで、
直販クーポン使えば4万5千円前後~。
(投稿時。キーボード・マウス別で算出。)
画面のデジタル出力がDisplayPortなのは要注意だが、
H310 / H330と違って「1年オンサイト」保守が標準で付くというのが、
商品出荷前の検品体制に影響あたえない筈がない。
耐久性まではまだ判断できんが、保守マニュアルもあるし、
ある程度は直し直しやアップグレードで使えるだろう。
★Sycom Silent-Master Z68:
・ASUSマザーの大メーカー向け(オプション)
・80PLUS GOLD電源(オプション)
となると、いっその事この辺まで行った方が良さそう。
机の下に置くなら筐体サイズより静音性重視だろう。
Core i5(物理4コア)、メモリ4GB、WDの1TB、IO-DATAのDVDドライブ、
500W電源、64ビットWin7で10万円ちょっと~。
Z68チップに拘らなければ、サイコムでも同条件であと2万円程まで安く出来る。
(それぞれ投稿時)
LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。
動画を中心に幅広く使える液晶を搭載したLaVie L 3D(詳細)を
既に所有しているものとして、
次にどんなPC買ったらPCライフがより充実するのかを考えてみた。
これによりLaVie L 3DというPCを別の角度から理解するのが目的だ。
■■リアル・モバイル
LaVie L 3Dがあればもう1台のモバイルに自宅での作業性は重要じゃない。
堅牢性(あるいは保証)は価格に見合ったものが要るにしても、
可搬性や駆動時間に特化したものを選ぶのもアリだ。
■Let’s note J10:
書類を一緒に持ち歩く方なら、J10の小ささは可搬性に直結しないので要注意。
■IdeaPad S205:
行く先々にACアダプタ置いとける方には良くまとまった機種。
無くて困らないサブノートならメーカー信頼性は二の次。
寧ろ今までPCが無かったシーンにまで普及させる価格が有難い。
■ThinkPad Edge 11″ インテル版(詳細):
ThinkPadはマウス持ち歩かなくて済むのが良い。
ホーム・ポジションで画面スクロール出来るので狭い表示領域も苦になり難い。
■Let’s note S10 / N10(詳細):
駆動時間を重視したら、おまけとしてCPUパワーも付いて来たでござるの巻。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細)
そもそもモバイルにCPUパワー求める用途なら
液晶の表示品質は良いに越した事ない訳で。
■■セミ・モバイル
負荷分散を図るのが目的であれ、
LaVie L 3Dを所有してる方なら、激安なだけで使用感が劣るものを買い足すのは
労力の無駄と理解するだろう。
HD液晶でリアルモバイルでもないとなれば、ただ安いだけでなく、
電源気にせず使い続けられるとか、デザインが洒落になるとか、
LaVie L 3Dにはないメリットが欲しい所だ。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
遠くない将来、5万円台前半で売られるだろう。
i5-2410Mで最長9時間駆動との事。
これまた、2台目PCだからこそお勧めできる。
■DELL Vostro V130:
Vostro全体がAdamo風デザインになって行ったのは意外だったが、
薄さではやっぱりV130。
■■高解像度モバイル
X201sを無いものとして考えると、このカテゴリは一気に難しくなる。
持ち出すには堅牢性が充分とは言えないVAIO SAやLet’s note B10を
重武装すると、可搬性という殆どそれしかない取柄を奪う事になるし、
パームレストの剛性たりないThinkPad T420sも素直に勧めづらい。
所有機がT520 フルHD版(詳細)であれば、無理してでもそれを持ち出すのだが、
LaVie Lは間違いなくそういう造りになってないので消去法でこの辺↓になるか。
■ThinkPad T420:
14型HD+はドットピッチでLaVie L 3Dと比較すると0.180⇒0.194ミリと「無駄」があるし、
本体も決して軽くないが、ThinkPadならインナーケースやマウス持ち歩く必要がないので、
全体としての可搬性はそれ程悪くないかと。
出っ張らない6セルバッテリー1つで公称8.5時間駆動するのも
今までのTシリーズには無い魅力。
■■一体型デスクトップ
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
LaVie L 3Dの一体型PC版みたいな液晶を搭載する。
これをワザワザ買い足す事の意義は負荷分散でしょうな。
排熱が悪かったり耐久性の低い部品を使ってるとは思わないが、
1日付けっぱで使える機種とまでは、それぞれが言い難い。
特に経年劣化した部品の交換に掛かる費用がThinkPadや自作系とは大違い。
■■セパレート型デスクトップ(モニタ別売り)
■lenovo H330:
いずれ4万円台前半で買える様になるだろう。
LaVie L 3Dがあればもう1台のPCに初期不良があっても気長に対処できるハズ。
作業性を損なわずに負荷分散を図るのであれば、この辺かうのが一番手っ取り早い。
■EPSON Endeavor MR4100(詳細):
省スペースながら、デスク用Core i の4発(かPhenomの6発)つめて、SSD+HDDと出来て、
排熱・静音性・信頼性にある程度、定評あるとなると多少割高でもコレしかない。
■Sycom Radiant VX2100Z68:
そもそも省スペースでなくて良いならこの辺が一番、PCとしては無難。
ココの「納入実績」ってトコには松下電器産業、ソニーなどPCメーカーがズラっと並ぶ。
つまりはそういう事だw
あれ!? テレビってこんなに面白かったっけ?
と言うより綺麗な画面ってのは、見てるだけで癒されるー。
って事で以下は、私がレグザ Z8000を選んだ理由。
(11月上旬にZ9000が出る。東芝製品はこのモデル末期こそが買い時!)
①光沢画面。
②PC画面として最も滲みの少ない一台。
③外付HDDで簡単録画!
まず①だが、液晶テレビもいずれ、光沢画面に切り替わって行くと思われる。
(頑なに否定して来たSHARPでさえ、欧州市場向けにその兆候。)
PCでも光沢処理による発色のクッキリ感は、誰もが否定し様がないレベルだし、
(三菱には、同モデルで光沢の有無だけ違うってのがあるので見比べて欲しい。)
写り込みに負けない輝度が要るので目は疲れるが、
そもそも動画を見るという行為自体、それは覚悟すべきだからだ。
テレビなら安ノートのそれとは違い、しっかり低反射処理も施されている。
にも拘らず、未だ光沢液晶テレビの対抗馬には、三菱 REAL とか、マイナーなのがあるっきり。
どうもZ8000(の42型以下)はLG製IPSらしいが、この発色では素直にLGを褒めるしかない。
DVD再生とかだと、超解像度機能も効いてる様な。アニメ見る人はZ9000を待とう。
次にPC画面としてだが、焼付の心配があるプラズマは最初から除外するとして、
Z8000の他ではBRAVIAも悪くない。
AQUOSだと多少の滲み、派手過ぎる発色。
三菱 REALとかマイナーなブランドのは、滲みが酷いんだよなぁ。
以上が②の説明。
PC画面兼用なら37型がお勧めで、Z8000ではこれだけが冷却ファン付となるが、
これは無音と断言しておく。
あと③は便利過ぎる。1TBの外付HDDを接続したら、89時間録画可能って表示された。
USBでは録画兼用に1台、再生専用にもう1台接続出来るし、LANでは8台まで接続可能。
2 番組同時録画とか、追っかけ再生とかも出来るし、予約も簡単!
これでは地デジ録画ごときにレコーダー要らない。
まぁLEDバックライトのZX8000も気にはなったが、
バックライトだけ耐用年数高くても意味無いぐらいの輝度が、Z8000にもある訳だし、
最小でも46型ってんじゃ、PC画面として使えない。
つか、ココまでは前置き。今回は外付モニタ前提でのお勧めPCですよっと!
Core 2 Quad、Radeon HD 4650など積めるのは最早当然だが、
3.5インチHDDでRAID構成組めるのが、スリムとしては珍しい。
ただし複数HDDにするなら、1プラッタ物(250~320GB)x2が排熱的上限と見た。
HDDはPC注文時にメーカー指定出来るらしく、サムスンだけは回避したい。
サポートで売るエプソンにあって、これだけのロングセラー筐体ってのは、
余程の安定性があるのだろう。
★ThinkPad R400 スイッチャブルRadeon HD 3470搭載機:
フルHD映像をフルフレーム再生するにはインテルチップ内蔵じゃ駄目だし、
逆に周辺機器との相性にはインテル内蔵が無難だしで、
所謂デスクトップじゃ両立出来ないのが悩ましい。
一方、ThinkPadなら他社ノートと違い、液晶閉じたまま常用出来るとメーカーが認めてるし、
横置きリビングPCの薄型版として、デジタル端子を持つミニドックと組み合わせて使わん手は無いぞと。
現行ThinkPadはデスクトップと比べても、静音性で負けてないし、
いざと言うときにノートである事のメリットは、今更説明するまでもない。
R400勧めるのは安い(Radeon機に必要装備しても一般直販で9万くらい~)ってのもあるが、
WXGAの格安ミニノートが溢れかえる現在、14型ノートは最早、持ち歩かないだろうし、
それならTシリーズより内部スペースある方が、排熱・静音性で有利との判断である。
ところでThinkPadといえば、他社ノートより排熱優れてるのはアンチでさえ認める処。
一方、この点でノー天気を気取るブランドが、今までは少なからず存在したのも事実。
しかしTurbo Boost時代が来ると、排熱はそのまま、CPUの実クロックとして跳ね返る。
そうなればVAIO type Zなどの「カタログ性能だけのイケイケ仕様」は最早、通用しない。
こちらもCore 2 Quad、Radeon HD 4350搭載可だが、ポータブルHDDを内蔵出来るのがウリ。
AMDのCPUだとチップセットがNVIDIAになるので、周辺機器には要注意。
クワッドコアながらTDP 45Wを誇るAthlon II X4 605e版を待ちたい。
これとUVD2超解像度を利用できるAMD 785Gチップとの組み合わせは、
24時間稼動(できる排熱・静音性)とパワーを両立する省スペースとして、価格的にも面白い。
サイコムは、エプソンやIBM(ThinkPad担当)並の迅速サポートとまでは行かないが、
デスクトップ選ぶ際にはサポート含めて、大手の一角を占めるという認識で良い。
(納入実績見れば、下位メーカー顔負けと解る!)
★OLIO.SPEC SilverStone SST-SG05 SuperSilent AMD Edition:
デュアルコアながらTDP22Wを誇るAthlon X2 3250eと、AMD 780Gチップの組み合わせ。
極小キューヴだが、普通使いには必要十分なスペックではなかろうか?
筐体質感こそイマイチだが、静音PC代名詞であるオリオの特別チューンが施されており、
騒音はHDDだけと考えて良かろう。(予想値20dBとあるが、これは23dBの半分の音量。)
そのHDDは3.5インチと2.5インチをそれぞれ1基ずつ載せられ、
2.5インチの方ではインテルのSSD、X25(EもMも)を選択できる。
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デスクトップならノートより無難なのが多いだろうと思われてるが、
やはりデスクにも、明確なハズレ機種ってのはあるものだ。
DELL法人のメインストリームであるOptiPlex 960では、熱源排熱がHDDを直撃するし、
SONYのお櫃型のに至っては、そもそもマトモに動かなかったりと来たもんだ。
最近増えてきたボードPCは、VAIO type R始め、今時どっから調達して来んの?
っていう擬似カラー液晶のオンパレード。
そんなら三菱のRDT231WM(あるいは光沢の「-S」)と、ココで紹介した省スペース買えやってなる。
RDT231にも超解像度機能付いてるし。
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来週は本業が研修週間の為、更新はお休み頂きます。このサイトが中立を保てる源ですからお許しを!
メーカー別、ノートPCは何処で買うのが定番なのか?
★NEC:店頭モデルだと、綺麗液晶には地デジやオフィスソフト等が
組み合わされるのが一般的で、純粋にPCが欲しいだけなら割高だ。
その点、直販なら無駄なオプションを省いて安く出来る(BTO)。
★富士通:セシール経由(直販offが15%以下のとき)で直販を利用するも良し、
落下・水濡れ対応の保証が付けられる販売店で買うも良し。
そういう保証が付けられる通販っていうと、PCボンバーが定番。
★東芝:グラフィック強化機種はWEB限定モデルが多く、
その場合は直販(プレミアムサイトはもっと安い。ID : gold、パス : direct)
で買うしかないが、東芝も富士通同様、落下対応のメーカー保証がなく、
それを付けられる販売店で買う方が無難。
唯一の例外はビジネス用のSatellite Kシリーズで、
外部機関による100センチ落下試験、100cc浸水試験
にパスする頑丈さを謳った上で、3年パーツ保証って事は、
「この機種は、基本的に壊れませんよ!」
とメーカーが太鼓判を押してる様なものだ。
したがってSatellite Kに関しては、NTT-X Storeなどの安売り店を
利用すれば良い。
ちなみにNTT-Xは、液晶モニタが安い事でも知られるが、
カートに入れると自動的に適用っていう値引き券を多用するので、
価格コム最安値店として露出する事は滅多にない。
あと東芝ノートは、年3回あるモデルチェンジ直前で
大きく値崩れする傾向がある。その時期以外は買ってはいけない。
★ソニー:このメーカーには直販しか選択肢はないものと思え!
直販モデル=国内組み立て。3年標準保証。BTOで無駄なし。
店頭モデル=途上国組み立て。保証3年は料金別途。ハイスペック選べない。
★パナソニック:カラー天板、落下対応メーカー保証、アフター
では直販に分があるが、
ここの直販、他店と比べ、半端なく高い。カラー塗装も禿げ易い。
壊れ難いブランドだけに、安売店で買えば充分。落下対応保証が付くなら尚良し。
★エプソンダイレクト:本体販売は直販のみだが、
そこで調子づいてメモリ、HDDをスペックアップして行くと、
途端に値段が跳ね上がる。最小構成で購入後、必要に応じて
増設ないし、交換するのがベスト。
★レノボ:ThinkVantage Club(直販系)にてメール登録し、
そこで買い物すると晴れてLenovo Premium Clubに入会出来るらしい。
一般人が出始めモデルを買う場合、そこが一番安い。
同アウトレットでは未開封新品が販売される訳だが、
他では到底、真似出来ないプライスタグが付き、瞬殺が殆ど。
先ほど「らしい」などという自信無さげな発言をしたのは、
直販での買い物経験が無いにもかかわらず
(直販でのThinkPad安売りは、そもそも最近2年しか歴史がない)、
Premiumへ案内され、登録に至った人が居るからである。
私自信もその一人w
ただ、ココのレノボの項でも触れた様に、
直販と言えどレノボ自身がペーパー・カンパニー故、管理体制に問題が噴出してる。
ま、ThinkPadの場合、買ってしまえば
サポートの日本IBMとしか接触しなくなるから良いのだが。
直販での安売りが始まる以前は、ThinkPad信者御用達といえば、
東はニッシンパル、西はラディカルベースと相場が決まっていた。
ニッシンパルは愛想が無いが、IBMとのパイプが太く、モノ自体は信頼できる。
ラディカルベースは、価格コム評判にすら一点の曇りもない、超優良店。
★HP:直販以外で安いと評判なのはNTT-X Store。
ただ、HPはメーカーサポートが頼りないだけに、
大型量販店で買ってしまうのも、あながち間違いではない。
そこで高けりゃ、そもそもHPである必要は無くなってしまう訳だが。
★DELL:2ちゃんねるのノートPC板に、
「DELLの低価格・激安ノートを語ろ」という、私が発起人となったスレがある。
ここに有志の方々が、直販で使える有り難いクーポン番号を貼っていってくれる。
それを利用しない手はない。
ただDELLと言えど、XPS以外かつ個人購入だとサポートが弱い。
その場合には、最近始めた店頭販売を利用するのが良いだろう。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
最後に家電量販店が良くやる、ブロードバンド同時加入価格について紹介しておく。
これは回線業者からのバックマージンを、PC価格に還元してるだけなのだが、
そのマージンは、そもそも量販店にのみ与えられる特典ではない。
それどころか特典を受けるのには、PCを買う必要すらないのだ!
それにはただ、価格コム経由でブロードバンド加入申し込みをすれば良いだけ。
一定期間(通常半年)後、最大4万5千円のバックがあるそうだ。
hp Pavilion dv3000スレにて。08/07/08
>ノートに工作精度求めるんだったら
>1.5倍・2倍の金だしてソニーかパナ
hpのノートを検討してる奴なら、
最新ステッピングのパーツには拘ってないだろ。
それならVAIOだって、ソニスタ・アウトレット利用すれば、
dv3000の1.5倍なんてしないんじゃね?
特に今、筐体、型番まで含めた代替わりだから、
キャンセル品は多数出ると思われる。
7月16日(水)に次期SZ、(って言っても枝分かれして、)
type SRとtype Zが発表されるから、
その辺までキャンセル品が出なけりゃ、
店頭在庫狙いかな?
一方レッツは、工作精度も高く、仕様通りで不良もないが、
液晶など、始めっから仕様が低い訳だから、
少なくとも直販サイトはボリ過ぎだよなw
でもカラー天板を他人に自慢したけりゃ、
店頭価格+10万もするのに、お布施せにゃならんという・・。
>DELLはエンタープライズ向けのサーバを見る限りでは
>製品の設計技術がイマイチ
製品耐性はイマイチだけど、
サービス体制が万全だから良しとするメーカーって、
最近のトレンドだねw
XPSと法人向けのDELL、エプソン。
NECなんかも、実はこのタイプのメーカー。
他方、店頭価格安くして、サービス料金で稼ぐのが東芝w
普段から、大事なデータを扱うなら、
○富士通(スペック・筐体厚で無理しないってのもある。)
○パナソニック(ファンありになって使える様になった。)
以上、国内組み立て。そこそこ丈夫。
○ThinkPad(本格稼動させる前に、初期不良を洗い出せ!)
ま、機種にもよるから一般論だが。
hpのコンシューマ・モデルは、サポも保証も最低限だし、
工作精度以前に、不具合も皆無じゃないんだから、
かなりのギャンブルだね。
hpはミテクレ良くしてミーハー集めるより、
dv3000のスペックを8万くらいで売る方向で、
努力するのが性に合ってるんじゃね?
でなきゃ今のDELLみたく、
むやみにアンチを増やすだけな気がする。
VAIO type SRの流出画像
UVD2が利用できるPCが欲しい。
動画をキレイに見たいなら、Radeon HD4xxxに搭載される
UVD2(Universal Video Decorder 2)を利用しない手はない。
UVD2としてのウリは、
■DVDアップスケール:DVD画質(720×480ドット)を、WUXGA(1920×1200)での
全画面再生に耐え得るクッキリ画質に変換する、専用ハードウェア搭載。
■ダイナミック・コントラスト:モニタのコントラスト比を、コマごとに使い切ってくれる。
したがって暗いシーンもハッキリ!
08/10/18追伸:Radeon HD4550/4350にはかなり機能制限がorz
■1度に2ストリームまで、ハードウェアによる再生支援。複数動画再生も滑らか。
と強力。その効果は、既に販売されているRadeon HD48xxで絶賛の嵐!
ただしこの先1年で発売されるノートPC群には、
仮にRadeonであっても、前世代のHD3xxxが載って来るものと思われ、
単体モニタでの動画鑑賞に関しては、デスクトップPCに水を開けられてしまった。
幸いRadeonは、小型PCに余儀なくされるローエンド製品でも、
動画再生能力に妥協がないのが慣例なので、
本稿では、発売間近のRadeon HD44xxを逸早く搭載しそうな小型デスクトップを、
現在既にHD34xxを選択可能な全機種を紹介する事で展望したい。
①エプソン Endeavor MR3300(高357 幅98 奥401ミリのスリムタワー):
BTOで選択できるRadeon HD3450は、
メモリ256MBにして冷却FAN付。
よって27.8dBという機種公表騒音値よりも、少しうるさくなる。
この機種の特徴は、
○設置面積の小ささ
○Core 2 Quad搭載可
○HDDを2台搭載可(ただし、320GBx2が排熱上の限界)
○業界最速と評判のサポート
○出張修理対応の保証が安い
といった処で、特別の静音フェチじゃなきゃ、不満はないだろう。
ただしエプソンは、メモリ、HDDをスペック・アップしてBTOすると、
かなりのイイ値段になる。
②サイコム Radiant STX(高323 幅140 奥323ミリで横置きも可能な小型タワー):
サイコムは、そんじょそこらの俄かショップではない。
法人、官公庁への納入実績が特出しており、
東芝、ソニー、パナソニックなど、自社にPC部門を持つ企業すら、そこに名を連ねている。
PC内部の配線の引き回しなんかも、自作erで悪く言う人は居ない。
BTOで選択できるRadeon HD3450は、
メモリ512MBのFANなしタイプ。
インテルSFF規格(Mt.Jade)PCケースで、ケースFAN未搭載の静音性。
それでも排熱には余裕があるハズだ。その辺、無理しないショップなので。
電話の受け答えも親身だし、デスクトップには標準の1年保証でも問題ないだろう。
メモリ、HDDを満載しても、今や殆ど高くならないのがウレシイ。
③オリオ・スペック Shuttle SG31G2 改 AC Adapter EDITION
(高185 幅200 奥300ミリのキューヴ):
緻密に計算された排熱処理で、極限まで静かなPCを作らせたら、
「日本ではこのショップに敵う店無し!」で通っている。
Macのカスタマイズ専門店がルーツというだけあって、かなりの上客を囲っており、
高くても売れる店である。
BTOで選択できるRadeon HD3450は、
メモリ512MBのFANなしタイプ。
こちらは電源を外付けして、電源FANレスとする事で、アイドル時16dBまで静音化。
オリオも1年標準保証である。
④オリオ・スペック Shuttle SX48P2E(高220 幅210 奥325ミリのキューヴ):
こちらは450W電源を搭載しており、排熱的にみても、
ミドル・レンジのRadeon HD46xxまでは選択可能になると思われる。
HDDは2台搭載可。当然、静音である。
- - - - - - - - -
デスクトップの場合、ノートと違って、電源容量と内部スペース、排熱さえ許せば、
ご自分でもビデオ・カードの交換は可能である。
Radeonのローエンドなんて1万円切る価格で売っているので、
自己責任での交換にはなるが、他のPC、例えば
★NEC VALUESTAR L スタンダード(スリムタワー。ローエンドRadeon)
★HP Pavilion Desktop v7xxx(スリムタワー。ミドル・レンジRadeonまで)
★HP Pavilion Desktop s3xxx(更に小型。ローエンドRadeon)
★DELL Inspiron 5xxs(スリムタワー。250W電源ではギリギリ、ミドル行けるか?)
★サイコム Radiant SBX(スリムタワー。将来的にはハイブリッドCrossFire?)
や、上の①、②のPCにミドル・レンジRadeonという様に載せる手もある。
ただし②~④以外全て、対応ビデオ・カードは少なくともロープロファイル物となる。
エプソンのデスクトップPCスレにて。08/06/22
幾らエプダイでも、失ったデータの面倒までは、
見てくれんぞ!
やっぱデスクトップでは、
○保証、サポート:エプダイ>サイコム>オリオ
○品質:オリオ>サイコム>エプダイ
○低価格=サイコム<エプダイ<オリオ=高価
って感じかなぁ。
ショップ・ブランドでは、サイコムは高い部類らしいがw
各社の高性能コンパクト。
一番上はオリオ・スペックの静音キューヴ:GeForce 9600GSOとHDD2台を搭載可能。
次はサイコムの静音小型タワー:インテル提唱SFF規格(Mt.Jade)対応で、
ケースファン不要。GeForce 8500GT搭載可能。
下はエプソンのスリムタワー:Core 2 Quad、GeForce 8500GTとHDD2台を搭載可能。
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