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小型PC専門の解説サイト

LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。

動画を中心に幅広く使える液晶を搭載したLaVie L 3D(詳細)を
既に所有しているものとして、
次にどんなPC買ったらPCライフがより充実するのかを考えてみた。

これによりLaVie L 3DというPCを別の角度から理解するのが目的だ。

■■リアル・モバイル

LaVie L 3Dがあればもう1台のモバイルに自宅での作業性は重要じゃない。
堅牢性(あるいは保証)は価格に見合ったものが要るにしても、
可搬性や駆動時間に特化したものを選ぶのもアリだ。

■Let’s note J10

書類を一緒に持ち歩く方なら、J10の小ささは可搬性に直結しないので要注意。

■IdeaPad S205

行く先々にACアダプタ置いとける方には良くまとまった機種。
無くて困らないサブノートならメーカー信頼性は二の次。
寧ろ今までPCが無かったシーンにまで普及させる価格が有難い。

■ThinkPad Edge 11″ インテル版詳細):

ThinkPadはマウス持ち歩かなくて済むのが良い。
ホーム・ポジションで画面スクロール出来るので狭い表示領域も苦になり難い

■Let’s note S10 / N10詳細):

駆動時間を重視したら、おまけとしてCPUパワーも付いて来たでござるの巻。

■ThinkPad X220 IPS液晶モデル詳細

そもそもモバイルにCPUパワー求める用途なら
液晶の表示品質は良いに越した事ない訳で。

■■セミ・モバイル

負荷分散を図るのが目的であれ、
LaVie L 3Dを所有してる方なら、激安なだけで使用感が劣るものを買い足すのは
労力の無駄と理解するだろう。

HD液晶でリアルモバイルでもないとなれば、ただ安いだけでなく、
電源気にせず使い続けられるとか、デザインが洒落になるとか、
LaVie L 3Dにはないメリットが欲しい所だ。


■acer Aspire TimelineX AS3830T

遠くない将来、5万円台前半で売られるだろう。
i5-2410Mで最長9時間駆動との事。
これまた、2台目PCだからこそお勧めできる。

■DELL Vostro V130

Vostro全体がAdamo風デザインになって行ったのは意外だったが、
薄さではやっぱりV130。

■■高解像度モバイル

X201sを無いものとして考えると、このカテゴリは一気に難しくなる。
持ち出すには堅牢性が充分とは言えないVAIO SAやLet’s note B10を
重武装すると、可搬性という殆どそれしかない取柄を奪う事になるし、
パームレストの剛性たりないThinkPad T420sも素直に勧めづらい。

所有機がT520 フルHD版(詳細)であれば、無理してでもそれを持ち出すのだが、
LaVie Lは間違いなくそういう造りになってないので消去法でこの辺↓になるか。

■ThinkPad T420

14型HD+はドットピッチでLaVie L 3Dと比較すると0.180⇒0.194ミリと「無駄」があるし、
本体も決して軽くないが、ThinkPadならインナーケースやマウス持ち歩く必要がないので、
全体としての可搬性はそれ程悪くないかと。

出っ張らない6セルバッテリー1つで公称8.5時間駆動するのも
今までのTシリーズには無い魅力。

■■一体型デスクトップ

■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM詳細):

LaVie L 3Dの一体型PC版みたいな液晶を搭載する。
これをワザワザ買い足す事の意義は負荷分散でしょうな。

排熱が悪かったり耐久性の低い部品を使ってるとは思わないが、
1日付けっぱで使える機種とまでは、それぞれが言い難い。
特に経年劣化した部品の交換に掛かる費用がThinkPadや自作系とは大違い。

■■セパレート型デスクトップ(モニタ別売り)

■lenovo H330

いずれ4万円台前半で買える様になるだろう。
LaVie L 3Dがあればもう1台のPCに初期不良があっても気長に対処できるハズ。
作業性を損なわずに負荷分散を図るのであれば、この辺かうのが一番手っ取り早い。

■EPSON Endeavor MR4100詳細):

省スペースながら、デスク用Core i の4発(かPhenomの6発)つめて、SSD+HDDと出来て、
排熱・静音性・信頼性にある程度、定評あるとなると多少割高でもコレしかない。

■Sycom Radiant VX2100Z68

そもそも省スペースでなくて良いならこの辺が一番、PCとしては無難。
ココの「納入実績」ってトコには松下電器産業、ソニーなどPCメーカーがズラっと並ぶ。
つまりはそういう事だw

2011.6. 19日曜日 Posted by | acer, Aspire Timeline, Aspire TimelineX AS3830T, サイコム, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, Endeavor MR4300E, FMV ESPRIMO FH, IdeaPad S300, LaVie L, lenovo H505s, lenovo H520s, Let's note AX, Let's note B11, Let's note SX2 / NX2, ThinkPad Edge, ThinkPad Edge E130 / E135, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPad 廉価モバイル旧モデル, Ultrabook, Uncategorized, VAIO S, VAIO S13P, Vostro, Vostro V131, 法人向け | LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。 はコメントを受け付けていません

450Mbpsの普及型無線LANルータが発売になった件。


バッファローのエアーステーションにも、WZR-HP-G450Hの型番で対応品が追加された。

450Mbpsというのは理論値に過ぎないし、
LAN内サイズの大きなファイル無線によってやり取りする場合にしか効果も無いが、
現代のPC環境で最もボトルネックになり易い部分なので、
少なくともCore i5とi3の差程度には重要なんじゃないかと。

このルータを有効に使うには
PC側も450Mbpsに対応してる必要がある(専用の子機を使わない場合)が、
今年買うPCをどれにしようか迷ってる私でさえ、
既に対応ノートを3台も所有(ThinkPad X200s、X301、T510)してるのだから、
第2世代Core iモデル(超低電圧のみ第1世代含む)の主要どこなら対応が当たり前だろjk

と思って調べてみたら意外な結果が・・・それぞれ、メーカー公表の理論値を列挙する。
(内蔵WiMAXがインテル製なら現状、
300Mbpsで頭打ちはPCメーカーの怠慢とは言えない。)

■NEC

LaVie L フルHD 3D(店頭・直販)・・・送受300Mbpsが標準または選択可

LaVie M(店頭・直販)・・・送受300Mbps

■富士通

ESPRIMO FH98/CM(低反射液晶一体型)・・・送受300Mbps

LIFEBOOK SH76/C(13.3型)・・・送150Mbps受300Mbps(WiMAX内蔵)

■SONY直販

VAIO L、VAIO C・・・送受150Mbps

VAIO F(3D)、VAIO SB・・・送受300Mbps(SBはWiMAX内蔵)

■Panasonic

B10店頭・・・Centrino Advanced-N 6205(300Mbps

B10直販・・・Centrino Advanced-N 6230(300Mbps

S10 / N10 / J10・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps

■ThinkPad直販

Tシリーズ(それぞれ末尾i含む)・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可

X220(末尾i含む)、Lシリーズ、Edge 11″(インテル版)
・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps)選択可

■DELL直販

Latitude Exx20・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可

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まだ仕様が上がって来ないが、先日発表されたHP EliteBookなんかも、
当然の事ながら450Mbpsは前モデルを踏襲すると思われる。

外付の転送速度といえば世間ではUSB3.0ばかりが話題になるが、
NASが当たり前の時代だし、ノートにUSB繋ぐのすらメンドイっつーのw

2011.4. 23土曜日 Posted by | 3年標準保証モデル, バッファロー エアーステーション, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑪液晶, ⑭CPU, ⑲通信, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑨:持ち歩き, EliteBook, FMV ESPRIMO FH, Latitude, LaVie L, LaVie M, Let's note AX, Let's note B11, Let's note SX2 / NX2, LIFEBOOK SH, ThinkPad Edge, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Ultrabook, Uncategorized, VAIO F, VAIO F 3D, VAIO L, VAIO S, VAIO S13, WZR-HP-G450H, 周辺①接続, 周辺③NAS, 法人向け | 450Mbpsの普及型無線LANルータが発売になった件。 はコメントを受け付けていません

お勧めしないPCとその理由まとめ。

広告の入るサイトでは絶対に書けない記事ですわ。

■新ワイド画面(横縦比が16:9)の13型ノート

13型はフットプリントがA4用紙大に収まらないので、鞄も選ぶし、
持ち歩きに適さない。
というか、これだけモバイルが安くなると結局、もっと小さいのを買い足したくなる

一方、13.1型の画面縦寸は旧ワイド(16:10)の12.1型と同じなので、
家で外部モニタ無しで使うには物足りない

このサイズでも所謂デスクトップPC並の性能は可能だが、
同時にデスク並の排熱・静音性は無理

結局このサイズのノートが適してるのは、3台目需要である。
庶民としては、高価なモデルはお呼びじゃない。

■4コアCPUノート

CPU単体で見ると、
i7 740QM(4コア)
i5 460M(2コア)
は、4コア全てがフル稼働し続ける様な特殊用途以外では、
の方が体感性能は上。

これは、「45nm世代の4コアCPUでは、
つまらないプロセスなんかで3コア以上占有してしまうと、
殆どTurbo Boostしない」事による。(来月の32nmでどうなるか?)

■縦解像度768ドット未満

慣れたページをスクロールしていても、「あれ?今どの辺に居たっけ?」

■15.6型HD液晶ごときで立派な値段の国内ノート

中には立派なGPUを搭載したモデルもあるが、
軽自動車にオプション満載する様なもの。

ASUS以外の台湾メーカー、レノボのノンブランド(Think、Idea以外)
DELL Inspiron

検証・検品を最小限とし、初期不良対応にも予算を割かないから
今の時代に”通販の王者”で居られるのだ。

まぁ実際には、大半がそれでも普通に使えてるんだが、
「あのサイトの勧めるものを買ったのに・・」という読者は極力作りたくない。

■タッチパネルモデル

写り込みに負けない為の輝度が必要になる場合が殆ど。
当然、目が疲れる。

「あれば便利かも」という安易な気分では決して手を出してはいけないオプション。

以下は、「一見イケテルのに何故勧めない?」ってノートや注意点を解説しておく。

【富士通】

■LIFEBOOK NH(18.4型):白飛び液晶。

■LIFEBOOK PH(12.1型モデル):今時、これだけ汚い液晶も珍しい。

【東芝】

■dynabook R730(13.3型):SSDモデルはマザー直付け。

【SONY】

■VAIO F(16.4型):

液晶は、
クリエイティヴ・エディション(以下CE)で白の発色が汚く、ギラツキあり。
CE以外では白飛び。

高負荷時は本気で五月蝿い。

■VAIO Z(13.1型):

「ブラックアウト⇒強制終了」の可能性がある限り、更新系用途には使えない。
フルHD設定で常用できてる人にあった事がない。
高負荷時は本気で五月蝿い。

■VAIO G(12.1型):液晶はギラツキ。キーボードも駄目過ぎる。

■VAIO W(10.1型):出っ張り無しバッテリーの駆動時間ショボ過ぎ。

【Panasonic】

■Let’snote F9(14.1型):

ノートPCに取っ手を付けるという発想は、
紙媒体を一緒に持ち歩く人を想定していない。

■Let’snote N9 / S9(12.1型):

キーボード、パームレストの剛性が低い(S9)まま、
CPUパワーを追求しても快適にはならない。
殆どの用途でCPUパワーを持て余す現在にあっては、
作業のボトルネックは液晶解像度や入力インターフェイスにある。

ノート単体でそれらに優れ、N9 / S9より遥かに薄く、硬く、
重量、実駆動時間、頑丈さでも同等な機種が他にあると、
最早、10万円以上では勝負になるまい。

「少量生産だから高価で当たり前」ってのは、PCでは通用しない。

■Let’snote C1(12.1型):タブレットにこの視野角は許されないという事をPanaが学んだ1台。

■Let’snote J9(10.1型):

社会人ならPCの他にA4紙媒体の1枚も持ち歩くだろうし、
鞄の多くはA4サイズが入る事を基準に作られているので、
A4用紙大にフットプリントが収まってさえいれば、
多くの方が次に優先するのは「堅牢性を確保した上での軽さ」じゃないだろうか?

ジャケット装着時1.185kg(スタンダードモデル)では、
それを下回るThinkPad X201sの4セル構成に対して、
駆動時間(BBench)で大差つけられる訳でなし、
作業性、特にマン-マシン・インタフェイスで格段に落ちるのが痛過ぎる。

「高クロックCPU+HDMI出力+そこそこの排熱性」
とくれば、値段も手頃だし据置ではどうか?と考えたが、
高周波は無いものの、ファン音量は小さくない。

Logicool Vid HDやUstの普及で、
小型・低解像度なモバイルにも高クロック需要があるのは解るが、
どういった方、用途なら、
小さいが分厚く重いLet’snote J9がベストと言えるのか、
探してる最中である。

【ThinkPad】

■W510(15.6型):爆熱。これでも現行ThinkPadでは五月蝿い方なんだが・・

■T410s(14.1型):

この1台だけを見ていれば、薄くてカッコイイし不満も無いが、
これより遥かに上等な液晶のT510 フルHD、
作業性変わらずでこれより遥かに軽く、小さく、バッテリーも持つX201sがあると、
全く出番が回って来ないって機種にしては高価過ぎる。

1.8″SSDが、何時になっても普及価格にならないのが大誤算。

【HP】

HPがノートPC世界シェア1位でいられるのは、
連続稼動に弱く、自ずと買い替えサイクルが速くなるというのもある。

■Mini 210-2000(10.1型):

メモリが1GBしか選択できず、空スロットも無いので交換になる。
相性問題も出易い。

冷却ファンが高音で、回転数切り替えが頻繁に行われる為、
かなり五月蝿く感じる。

2010.12. 7火曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, タッチパネル旧モデル, ネットブック旧モデル, ビジネスモバイル旧モデル, レッツノート, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, ENVY, lenovo G580, Let's note AX, Let's note SX2 / NX2, Mini 210-2000, ProBook, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO F, VAIO Z, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 大画面旧モデル | お勧めしないPCとその理由まとめ。 はコメントを受け付けていません

リニューアルにつき、お勧め未満?を一挙紹介!

情弱向けに定番PCを勧めるサイト
(当サイトの記事からは敢えてリンクを張らない)

を開設した訳だが、それを受け当サイトを、

「自分の中で評価が定まってないPCを単発ぎみに、
私目線で紹介して行くサイト」

へと方針転換する事になった。

今回は、開設したサイトで定番に含めるには時期尚早
となってるPCを一気に紹介しておく。


VersaPro UltraLite VB(12.1型):

重量、駆動時間とも未公開だが、
VersaPro UltraLite VCの正常進化なら、
長時間作業に耐える最軽量モバイル(光学無しなら800グラム台?)になる。

画面のデジタル出力できないのと、値崩れ期待ができないのが難点。


Let’snote J9 スタンダードモデル(10.1型):

このサイズで通常電圧CPU載せるモデルが出て来たのは、
グラフィック周りの省電力が改善されたK-0ステッピングと無関係ではあるまい。

今まで熱的に問題アリとしてきた薄型や小型筐体のチップ内蔵Core iノートでも、
一度認識をクリアしたい。まぁすぐGMCHの32nm化が控えてるので、
今更検証してる暇も無いが。

ただ、A4用紙大にフットプリントが収まってさえいれば、
多くの方が次に優先するのは「堅牢性を確保した上での軽さ」じゃないだろうか?

ジャケット装着時1.185kgでは、
それを下回るX201sの4セル構成に対して、
BBenchで大差つけられる訳でなし、
作業性、特にマン-マシン・インタフェイスで格段に落ちるのが痛過ぎる。

通常電圧CPU+HDMI出力+そこそこの排熱性
とくれば、値段も手頃だし据置ではどうかと考えたが、
高周波は無いものの、ファン音量は小さくない。

Logicool Vid HDやUstの普及で、
小型・低解像度なモバイルにも通常電圧需要があるのは解るが、
どういった方、用途なら、
小さいが分厚く重いLet’snote J9がベストと言えるのか、
探してる最中である。


EPSON Endeavor ST150E

手の平サイズのコンパクト筐体にノート用パーツを搭載。
画面のデジタル出力端子はDVIのみ。

エプソンはメモリやHDD容量上げて注文すると値段が跳ね上がるので、
後面ネジ2本だけで筐体内部へアクセス出来るのは有難い。

仕様にある待機時動作音22dBというのは、
一般的ノートPCより数値上は遥かに静かで、
ACアダプタ(すなわち電源を内蔵しない)なので排熱上も有利だが、
実用上どうなのかを検証した上で「お勧め」に加えたい。


ThinkCentre M90z All-In-One(23型):

デスクトップ用Core i系
・n対応無線標準(青歯はオプション)でホームノートの代替可
・DisplayPort出力
・大型クーポン来れば直販一般8万円程度~

が特徴のボードPC。

・16:9画面時代には縦解像度と視認性を両立させる為に大画面が必要
(別売の)トラックポイント付キーボードで最近、取りこぼしが改善された

などから今後、ノート⇒デスクの揺り戻しはあると見ている。

液晶は「非光沢」となってるが、タッチパネル選んでしまうと写り込みに苦労する。
まぁこのモデルに限った事じゃないが。

デスク用CPU、電源内蔵ながら少なくとも低負荷時は静かで、
排熱もそこそこだった。今後は高負荷でどうかを検証したい。

ドライバー無しでリアパネル外せるが、戻すにはコツが要るらしい。

スピーカー貧弱なのは元がビジネス用だから。


Lenovo H310

前世代CPU採用で、
インテル製3GHzデュアルコア+HDMI端子+光学ドライブ+Win 7 HP
最安4万円切り(投稿時)を果たしたスタイリッシュ・スリム。

Core i世代で同筐体のH320も排熱・静音性は悪くないし、
少なくとも、「安いから自作」という時代の終焉にトドメを刺した。

有線100BASE注意。


HP ENVY14 Beats Edition(光沢液晶):

縦解像度768ドットなホームノートに今時、13万円も出せるかが焦点。

老眼・富裕層への訴求力としては

・バックライトOFFでもそこそこ使える液晶
・「ノートにしては」最高のスピーカー
・AC/バッテリー切替によってRadeon HD 5650(1GB)とインテル内蔵を自動切替可能
・スロットイン式のDVDスーパーマルチ
・ヘッドフォンが2系統
・バックライト付きキーボード
・タッチパッドOFF可能
・パームと底面はラバーコーティング
・HDMIとMini DisplayPortが1つずつ
・キーボードはアイソレーションでたわみが無くソフトタッチ

など。

直販が4コアCPU(i7-720QM)固定なのが痛い。
自分が見た「量販店モデル」は2コアなので、排熱・静音性は大丈夫そうだった。


HP EliteBook 8540w RGB LEDバックライト液晶モデル

所謂ノートってのは16.4型までだと思うのだが、
その範囲でRGB LEDを採用する唯一のモデル。(DELLは眼中に無いw)

今は45nmのCPUとしか組み合わせられないのでお勧めしないが、
来年4コアが32nm化されると同時に存在感が増す事は必至。

2010.10. 30土曜日 Posted by | 3年標準保証モデル, レッツノート, ①NEC, ⑤Panasonic, ⑥エプソン, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑲通信, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, EliteBook, EliteBook 8560p, Endeavor ST160E, ENVY, ENVY14, lenovo H505s, lenovo H520s, Let's note AX, Let's note R, ThinkCentre All-In-One旧モデル, ThinkPad T430s, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VersaPro, 周辺①接続 | , , , , , , | リニューアルにつき、お勧め未満?を一挙紹介! はコメントを受け付けていません

今年PCの主役!ホームモバイル、据置PC。

インテルCPUの性格からも解る様に、
去年の主役が長時間駆動ノートなら、今年の主役はCPUパワー重視のPCだろう。
(来年のSandy Bridgeはそれらを両立すると言われてるが、
ノートにはCPU、グラフィック以外の要素もあるから現行を語る事にする。)

とは言えエンコード以外での高性能CPUの体感は、
「速くなると言うよりも遅くならない」という性質のものだし、
殆どの処理で体感できるSSDへの交換などとは訳が違う。

よってエンコを殆どやらない普通の方なら、自分が予定する最も重い処理に合わせて
CPU選択を行えば良い
訳だし、一般的に言ってその最も重い処理とは、
デュアルコア2.4GHzを推奨するLogicool Vid HD
(720pのビデオ通話)辺りじゃなかろうか。

ではお勧め機種を紹介して行く。(以前に解説した機種はあっさり目)


NEC LaVie L16型フルHDモデル(直販名はLaVie G タイプL):

自然な発色の光沢液晶+安定動作のインテル・オンボ+ワイヤレス地デジ(オプション)。

フルHDの場合は黒筐体のみで、キーボードはアイソレーションにならない。


SONY VAIO E15.5型フルHDモデル

自然な発色の低反射光沢液晶+Radeon HD 5650(ただしクロック抑え目)。

フルHDの場合は筐体色が黒か白。


SONY VAIO J非タッチパネル

・フルHDの表示領域
・リラックスできる視認性(ドットピッチ0.2ミリ以上)

を確保できる画面サイズは17.4型以上になるんだが、
これでは殆どの方が、ノートである必然性を感じなくなる。

動画鑑賞には光沢液晶を推奨するが、低反射の17.4型以上ってのは、
ノートや単体モニタまで含めても私の知る限り、
VAIO J / Lの非タッチパネル・モデルしか存在しない。
(ARコート自体の普及率はもっと高いが)

現行VAIO Lが排熱不足で地雷扱いな現状を考えると、
部屋でPCモニタを一台に集約するなら、VAIO J一択って事になる。

ちなみにVAIO Jのタッチパネルは、表面がアクリル板的なもので覆われてるせいで、
非タッチと並べると明確に写り込む。
(この辺は、PC専門の2大サイト(PC WatchとITmedia)が揃って
誤ったレビューをしているので要注意。)

断っておくが一般にボードPCは、冷却ファンの騒音が少なからずある。

SONY、lenovo、ASUS辺りにはトップクラスの排熱・静音性技術があるし、
VAIO JはVAIO Lと違ってノート用CPUが採用されてる訳だが、
注文構成にかかわらずアイドル時でさえファンは回りっぱ。

負荷が掛かる処理を長時間行うべきPCでない事も、
その時のファン音量、音質で察しが付く。

ただ、耳障りになる用途は限られるし、
使ってる内にどんな用途で耳障りになるかが解るPCの方が、
ある日突然、熱死するPCよりも親切である。

VAIO J一台にある程度集約するなら、
グラフィックはWin7での安定動作が見込める「インテル(内蔵)」がお勧め。
GeForceを選択しないとソニーの高画質化技術「Motion Reality」が使えないが、
これはPowerDVDなどのソフトで代用する方法がある。

VAIOのソフトウェア「Giga Pocket Digital」が地デジ録画に不安材料(予約、同時処理)
を抱えている事は有名で、SONYは少なくともここ2年、これを放置している。

3波やダブルのチューナー、カット編集機能すらも無いdynabook Qosmio DXの方が、
録画に関しては安定してる。

しかしそもそも、PCにテレビ機能が付いてる事は省スペース以外に全く利点がない。

テレビ利権の連中は、PCで地デジが扱えない様に、
PCメーカーにかなりの規制を強いている。(例えばPrtSc無効とか)

画像や紙芝居程度のキャプならちょっとした専用ツールで何とかなるが私の知る限り、
地デジ動画をPCデータとする為にはコピーガードを外すプロセス(これ自体違法)
を踏まなきゃ無理だ。

逆に4年前のThinkPad T60でさえ、内蔵光学がCPRM対応だったりする訳で・・・


ThinkPad T510フルHDモデル

ThinkPadのラインナップに発熱の多い構成(CPU、GPU)が加わる場合、
大和による熱の検証は「発火の恐れが無いか?という事であり、
パーツの耐用年数を縮めるか?までは考慮していない。

という衝撃の事実が最近のレノボへの取材で判明した。

上位モデルでファンFRUが変わる事があると言っても、
(T510の場合、独立GPUの有無でFRUが変わる。)

・同じ筐体で発熱の多い構成は選ばない
・同じ構成で薄型筐体は選ばない

ってのがやはり、ThinkPad選びの基本だろう。

これを受けてCore i5-540M構成で購入したのだが、
<9月27日追伸>現ステッピングのCore i7の省電力具合は意外でした。</追伸>
このT510 フルHDの魅力は、

Arrandaleノート最強の発色を誇る液晶
PCとしての守備範囲の広さ

だと実感している。

については、現行Core iで優秀なのがCPU部32nmのものに限られるし、
その上位選別品がノート用のArrandaleなのだから、
T510 フルHDは事実上、「現行ノート最強液晶」と言い換えても良い。
(RGB LEDバックライト液晶は今の処、32nmとの組み合わせ無し。
X201 tabletのIPS(ソースはコチラ)もイイが、これは一般的なPCとは言い難い。)

このフルHDはシングルベンダだが、少なくとも私が買った最近のロットに関しては
ギラツキ皆無。発色も単独で赤いと認識できるレベルじゃないし、
VAIO Fクリエイティヴ・エディションみたいな「白の汚さ」もない。

それにしてもこれだけ発色やコントラストがハッキリしてると、
弊害を認識しつつも広色域の世界にハマってしまう。

については、薄型筐体のThinkPadに慣れた私からすると、
「あれ?後ろ何か踏んでる?」って程の腰高感は否めないが、
T510 フルHDさえあれば、
何処かしらに不便があるこれより小さいPCを家で使おうとは思わない。

ドットピッチが近いX201sは、モバイルとしてなら全方位的に完成度が高いが、
やはり液晶の発色、ギラツキの無さで、T510 フルHDにハッキリ差を付けられてしまう。
(X201sが不得意な色階調、上下視野角は言うまでもない。)

T510は4セルバッテリ+ウェイトセーバなら重量的にも2.5kg程度だし、
セミラグドである事を合わせると、自家用車なら充分持運べもする。

薄型筐体やCPUで無理しなかったせいもあり、
どうやっても筐体温度が40℃超えられないw

負荷全域で静かな冷却ファンも、Core i世代のノートとしてトップクラス。
(まぁThinkPadはファン交換も簡単で部品代も安いし、
逆に現行他社製は来年辺り、冷却系のメンテ費用でユーザが悲鳴上げるんじゃないかと
俺は期待してんだがねw)

だからT510所有者がデスクトップ買い足すとしたら、
4コア飛び越えて6コアが欲しくなる用途の為
だろう。

キーボードに関しては、基本的に最高スペックでCTOしてるのが関係してか、
NMB製にしか当たった事が無く、私が評価すると過大評価になってしまうので止めとく。

筐体質感は地味だが、下位モデルみたいな割り切りが目立つ訳でもなく、
コレ程までに質実剛健なPCを買ってしまったが最後、
反動で当分はキワモノに ばかり目が行ってしまう日々ですわ。

去年のX200sがそうであった様にT510 フルHDは、
今年を代表するPCであるに違いない。


lenovo IdeaCentre B305

殆どの用途に困らない性能(Athlon II X2 Dual-Core 235e 2.7GHz+AMD 760G)

静かな冷却ファン音

超低価格

を実現したボードPC。

の静かさは高負荷時もそれなりで、(HDD温度も50℃以内には収まってる)
これはファン音が大きい事が当たり前のボードPC界にあっては異例。

筐体サイズ同じで、20型モデルと、そこから液晶枠を細くした21.5型モデルがあり、
20型の方はHD+(1,600 x 900px)、21.5型の方はフルHDの液晶を搭載し、
どちらも非光沢。

非光沢ゆえに地味ではあるが、流石に大画面ともなると
ビジネスノート並の発色なパネルを探す方が難しく、
少なくともデジタル出力できない一世代前のデスク買うよか、こっちのが綺麗。

最近、ノートの値段が安くなってる様にも見えるが、
縦768ドットを超える解像度のは10万円を大きく割り込まないのも事実で、
このdeaCentre B305が20型縦900で最安5万前後、
21.5型フルHD、4GBメモリ、地デジチューナ搭載で最安7万円切る
ってのは同価格帯のノートには脅威だ。

n対応無線が付いてる代わりに有線100BASEなのは、ノートを意識してるせいかも。


lenovo H320

Windows込みで3万円台ってデスクトップも最早、珍しくないが、
2.4GHz以上のインテル製デュアルコア+HDMI出力付きって言うと、
このH320辺りが省スペースでは最安クラスとなる。

lenovoの後にいきなり型番が来る名称の機種は、いわゆるメーカー品じゃないのかも知れんが、
デスクトップはノートより融通が利くからイザとなったら部品交換で対応できるし、
何と言ってもスタイリッシュな筐体が評価できる。

拘りの無い人のお買い得PCって言うと、去年はCore 2 Duo SU2300搭載のCULVノートだったが、
今年後半はノートならCore i3-370M(2.4GHz)、
デスクならCore i3-5xxのコスパを活かしたものになる予感。


HP Pavilion s5430jp(AMDモデル):

スリム筐体に、TDPを95Wに抑えた6コアCPU(Phenom II X6 1035T(定格2.6GHz、最大 3.1GHz))
を載せられるのと、ポータブルHDDを内蔵できるのが魅力。

大手ではhpだけが、
業務用サーバでの排熱ノウハウをコンシューマ・デスクトップにも踏襲してるので、
グラボ載せ買えとかしなければ、保証付けてそこそこ使えるだろう。

hpのデスクトップは一見安いが、HDMIが標準で付かないのと送料がネック。

2010.9. 24金曜日 Posted by | ASUS, ボードPC旧モデル, ①NEC, ③東芝, ④SONY, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, dynabook REGZA PC D732 / D712, ENVY, IdeaCentre B540p, lenovo H520s, Pavilion s5430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad X旧モデル, Ultrabook, Uncategorized, VAIO E, VAIO F, VAIO L, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア | 今年PCの主役!ホームモバイル、据置PC。 はコメントを受け付けていません

新世代CULV級ノート比較。

このクラスはインテルの圧力もあってか、
セキュリティ機能が省かれてたり、
液晶解像度がHD(1,366 x 768px)、光学ドライブ無しが暗黙の了解になっている。

液晶の上下視野角も例外無く狭い。
見る角度が少しでも上からだと白ボケし、下からだと黒潰れるので、
姿勢が変わるごとに液晶の角度調整が要る。

低価格とはいえこのクラスは、

・無線n対応
・青歯
・有線GbE
・HDMI出力
・13型以上はフルサイズキーボード

が当たり前なので、
この記事で触れない場合、これらは付いてるものと判断して頂いて結構。

最初に、この記事で登場するCPU周りだけ解説しておく。

インテル製

Core i5-430UM(1.2GHz、Turbo Boost時1.73GHz)
Core i3-330UM(1.2GHz。ここまでがHT(論理4コア)対応で、ここからはTB無し。
Pentium U5400(1.2GHz)
Celeron U3400(1.06GHz。ここまで全てデュアルコアでSpeedStep有

L3キャッシュは、が3MB、が2MBである。

グラフィックの高画質補正は、が「Intel Clear Video HD Technology」まで、
が「Intel Clear Video Technology」のみ対応となる。

お決まりの注意書きだが、
インテル製の超低電圧CPU以外だと、厳密にはCULVとは言わない。

AMD製

Turion II Neo K625(1.5GHz)
Athlon II Neo K325(1.3GHz。ここまでがデュアルコアでTDP15W。)
Athlon II Neo K125(1.7GHz、TDP12W)

のCPUの性能は、インテルの前世代(Core 2 Duo SU9400辺り)に近いものがある。
しかしこれらと組み合わされるチップ内蔵グラフィックのRadeon HD 4250は、

・3D描画のDirectX 10.1
・フルHD動画再生支援のUVD2
・GPGPUのATI Stream(対応ソフト(現状は殆ど無い)では動画エンコードが高速になる)

に対応するのがウリ。


NEC LaVie M(直販名はLaVie G タイプM。13.3型光沢液晶):

ワイヤレス地デジ今の処、旧モデルでのみ
HDD+SSDの2ストレージ構成

を選択できるのが特徴。

CPUはCore i3-330UMを採用し、
Mバッテリ時が1.61kgでカタログ駆動5時間、
標準のLバッテリ時が1.79kg、同10.5時間。

実駆動はLバッテリで最大7時間といった処。

WiMAXを標準搭載するが、青歯とeSATAは無し。
USBの1つは、PC電源OFFでも通電。
PCを外付けHDDの様に使えるUSB Duet機能あり。

UIでは、キーボードがストローク3ミリと深く、中央で少したわむ。
タッチパッドは左右ボタン同時押しで手書き文字を受け付ける。

筐体の厚さは27-30.5ミリで、排熱、静音性は特に問題無し。


富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル(PH520/1A。11.6型光沢液晶):

インテルモデル(PH540/1A、Celeron SU2300)との共通事項は、

・Win7 Home Premium 「32ビット」のみ
・WiMAX無し
・有線100BASE
・eSATA無し
・キーボードは、水滴が浸入し難い「バスタブ構造」

一方、インテルモデルからの変更点は、

・重量1.6kg⇒1.4kg
・筐体厚26.4-30.2ミリ⇒25.9ミリ(フラット)
・キーピッチ19ミリ⇒17.5ミリ
・HDMI端子装備
・BBenchは約3.5時間(輝度50%、バッテリ残5%)
・RADEONを利用した「くっきり機能」

など。

搭載するAMD Athlon II Neo K125ってのはクロックが1.7GHzと高く、
Radeon HD 4225(チップ内蔵)とあわせて、
YouTubeの720pをCPU使用率50%程度(Flash 10.1+対応するディスプレイ・ドライバ)でこなす。

以前なら、ハードな作業をしないモバイルにはこの様なシングルコアCPUでも充分だった。
しかし重武装のセキュリティ対策をしていると、
広告のFlashが意味無く重くのしかかるページが最近増えており、
(まぁ、良い子なら行かない類のサイトなんだがねーw)
そんなのに遭遇するとシングルコアでは「ただ待つしかない」という状況に陥ってしまう。

そんな時、デュアルコアなら、他のソフトで「ながら作業」も出来るし、
最悪、ブラウザの強制終了もスムーズに行える。


東芝 dynabook MX(11.6型光沢液晶):

Core i3-330UMまたはCeleron U3400を搭載し、
重量1.48kg、17.6-26.2ミリの薄型筐体。

カタログ駆動はどちらも6.4時間だが、
この機種はバックライトOFF(これでもそこそこ画面は見えるが)をJEITA測定に含めてるせいか、
普通に使用した実駆動と、カタログ駆動との乖離が、他機種より大きい印象を受けた。

OSはWin7 Home Premium 「32ビット」のみ。

キーボードは、[FN]と[半/全]キー位置に慣れが要るが、タッチは悪くない。

ネジ1本でメモリとHDDにアクセスでき、堅牢性ではHDDプロテクションを備える。

接続性ではWiMAXが標準搭載なのとeSATAがある代わりに、
有線が100Baseだったり、青歯も見当たらない。

冷却ファン音は、左の排気口付近で僅かに聞こえる程度で、
キーボード左側は、若干熱を持つ。

スピーカーは、筐体の大きさを考慮すれば悪くない。

価格的には、
全機種Office Personal 2010(Word、Excel、Outlook)付属ってトコも考慮する必要あり。


SONY VAIO Y(13.3型光沢液晶):

CPUを

Core i5-430UM
Core i3-330UM
Celeron U3400

から選べ(直販)、本体1.78kgになるSバッテリ時に、でBBenchが5時間弱
(この他、カタログ駆動が7⇒10時間となるLバッテリも選べる)

CULV機の光沢液晶では最も低反射コートが効いている。
この機種で言われてる輝度ムラも、数値で見れば大した事ないと思う。

それでも画面下半分が白ボケるという苦情が多いのは、
低反射な分、CULV機にありがちな上下視野角の狭さが目立ってしまうのだろう。

キータッチは悪くないが打刻音は大きめ。

接続性ではExpressCard/34を備えるのが特徴で、
WiMAXとeSATAは無し。

買ったばっかで怖いので、Turbo Boostだけは切らせてもらったが、
連続高負荷でも筐体表裏の全てが、体温以下に保たれていた。
ただ冷却ファンの回り始めだけは、高周波が気になる。

まぁカラバリ目当てで買う機種でしょう。


lenovo IdeaPad U160(11.6型光沢液晶):

筐体は、奥行が193ミリと小さいのが特徴で、
厚さは最薄22.5ミリながら、後ろの方がバッテリーの分だけ、33.5ミリと比較的厚い。

キーピッチは18.5ミリで、e-SATAも付いてる。ここまでが共通事項。

直販モデルは

Core i5-430UM
Core i3-330UM

からの選択でWiMAX無し。

店頭モデルはPentium Dual Core U5400を搭載し、
1.40Kg(重量は直販モデルも同じ)でBBenchは3.6時間(「バランス」モード、バッテリ残5%)。
こちらはWiMAX標準装備。

ところで、ThinkPadの保証が7/1から見直された。主な変更点は

ハードウェア故障以外の無料電話相談が、購入後30日間へと短縮された。
土日受付がなくなった

である。

拡張保証に加入すれば、保証期間中は無料で受けられる(今までと変わらない)し、
ThinkPad本体を安くしてまで保証に加入させたいのは、実質親会社のIBMに貢ぐ目的もあるだろう。
(本体安く、数が出れば、部品仕入で圧倒的優位に立てるという構造も、この業界にはある。)

しかし変更発表後、即施行な制度なだけに、
6/30以前の購入にも適用するってのは、明らかに消費者との契約違反だ。

レノボジャパン程の企業が、
発表後一年の執行猶予を置いてこの事態を回避しなかったのが不思議でならない。

ある程度、知名度のある企業なら、「マスコミ沙汰にするぞ!」と脅されるだけで対応も変わって来るし、
ウチの会社にもその手の脅しで解雇になった社員が居るので企業イメージの大切さは解ってるつもりだが、
今のレノボにはその企業イメージすら、考える余裕が無いのだって事は心しておきたい。


HP Pavilion dm1a(11.6型光沢液晶):

発売前の為、実機見てない。

Athlon II Neo K125を搭載し、1.53kgでカタログ駆動6.5時間。

メモリはオンボードが1GBで埋まっており、残りの1スロットを利用する形。

直販モデルは128GB SSD。

接続性は有線100BASE、WiMAX無しで、店頭モデルは更に青歯無し。

富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル同様の「くっきり機能」を謳う。


DELL Inspiron M301z(13.3型光沢液晶):

24ミリ厚(ほぼフラット)の薄型筐体が特徴。

CPUは

Turion II Neo K625
Athlon II Neo K325

から選べ、1.77kgでだとBBenchは3時間2分(電源「バランス」、画面輝度40%、残5分)。

CULV系ノートは一律、液晶の上下視野角が狭い訳だが、
この機種の様にディスプレイが130度程しか開かないものは、膝上使用が難しい。

キーボードはストロークこそ浅いがクリック感はシッカリしており、たわみもない。
[Enter]や[BackSpace]キーの位置は一番右じゃないが、[Enter]は大きめ。

タッチパッドの面積は広く、パッドの有効/無効を切り替えるボタンも付いてる。

接続性は、アナログRGBを省き、デジタル2系統(HDMIとMini DisplayPort)としている。
有線100BASEでWiMAXも無し。eSATA共有ポート有。

薄型筐体ながらこの機種は、どちらかと言うと冷却重視で、
Turion II Neo K625で連続高負荷やらかしても、
筐体の40℃超えは底面奥の中央付近だけだった。

ファンスケジュールが煩雑じゃないのが救いだが、静かな方ではない。

スピーカ出力全般にイコライザー的な処理を行える「SRS Premium Sound」を備えるので、
動画サイトで音楽を聴くのに重宝する。


ASUS UL20FT(12.1型液晶):

本日発売な為、実機見てないが、ハッキリ言ってASUSなら、
大きな問題は無いだろう。

CPUはCeleron U3400ながら、
設定によってCPUとメモリを自動的に、最大約33%オーバークロックするという独自性は、
デスクトップ・マザーの世界シェア7割が伊達じゃない事を思い知らされる。

そんなこんなで筐体サイズ的には、前作UL20Aの厚さ25.9ミリフラットから、
25.1-30.9ミリへと若干厚くなっている(重さは変わらない)。

カタログ駆動は6.1時間

有線は100BASEのままの様だが、新たにHDMI出力も付き、
大ヒットしたUL20Aから、汎用性を高めたモデルチェンジと言えそう。


acer Aspire TimelineX 3820T(13.3型光沢液晶):

搭載するCore i5-450M(2.4GHzTB / HT有)は
低電圧CPUですらない為、正確にはCULV機じゃない。

しかし、1.8kgでBBenchが6時間程度(輝度低め)、22-28.9ミリの薄型筐体ってのは、
価格が数倍もするレッツノートS9 / N9やdynabook RX3には脅威であろう。

流石にファン音は、従来機程、静かじゃない。

[Enter]キーの位置は一番右じゃない。

WiMAXやeSATAは無し。

フルHDのお洒落なモニタ2万円足らずで買える昨今、
この3820Tの登場で、
縦解像度768ドットの15.6型ノートが一気に存在意義を失ってしまった。
それら15型は店頭でも価格コムでもデカイ面してる訳だから、影響力は計り知れない。

ただacerは、次に記述するGateway共々、サポートが期待できない。
問題があっても自分で情報を集められる方(自ずと別PCが必要になる)向きなので、
この3820Tには、
「フルパワー+長時間駆動+13型+低価格」の尖兵としての役割を期待したい。



Gateway ECシリーズ

残念ながら、店頭でちょこっと見ただけ。

11.6型のEC19C-N52C(青と銀の2種)と、13.3型のEC39C-N52Bがある。

両サイズともCore i5-430UMで6時間駆動を謳い、
11.6型は1.35kgで筐体厚25-28.9ミリ、
13.3型は1.75kgながら厚さ19.1ミリ(その為こちらだけ、HDDが1.8インチっぽい)を「謳う」薄型筐体。

WiMAXやeSATAは無し。

13.3型には、Vostro V13という16.5-19.7ミリ厚の機種があったが、
あちらが日本ではシングルコアCPU、1.4GHz止まりなのを考えると、
面白い存在ではある。

2010.7. 18日曜日 Posted by | acer, Aspire TimelineX AS3830T, ASUS, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, EC19C, EC39C, ENVY, Gateway, IdeaPad U160, Inspiron M301z, LaVie M, Let's note SX2 / NX2, Pavilion dm1-3200, ThinkPad Edge, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, ThinkPad 廉価モバイル旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, UL20FT, Ultrabook, Uncategorized, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 周辺①接続, 外付モニタ, 小型廉価モデル | 新世代CULV級ノート比較。 はコメントを受け付けていません

パワーCPU搭載の、メインストリーム・ノート達。

一番高価なノートが一番優秀な道具と限らないからこそ、ノート選びは面白いとも言えるが、
T510 FHD Core i5-540Mが覚悟してたのより大幅に安く、予算が余ってしまったので、
720pまでのテレビ電話にも対応しそうなノートを買い足す事にした。

ただ現在、720p通話が出来るカメラはFREETALK Everyman HDしか無い。
このカメラについて販売元(通販)のskypeショップに詳細を尋ねた処、
「ハードウェアの事はメーカーに訊いてくれ」との返事。
メーカーHPに行ってもサポートは英語で受け付けるメールのみってんじゃこのカメラ、
怖くて6,880円 × 2台分は出し様が無いという・・

ちなみに現在はVGA(640×480)画質のLogicool Vidを使ってる訳だが、
両側に光回線(プロバイダはOCN)、
悪い方のCPUがPenryn世代のCore 2 Duo 2.1GHzという構成で、
快適に使えている。

試しにDothan世代のPen M 1.73GHz、メモリ512MBでやってみた時には、
時折、画面がモザイク状になったり、動きがカク付いていた。

WEBカメラではグラフィックとの相性問題が懸念されるが、
先日Logicoolに問い合わせた処、
現行WEBカメラの動作確認は、全てのグラボでないにせよ、
インテルオンボードに限らず、NVIDIA、ATIでもやっている。」との回答を得た。

この先、Logicool Vidが720pに進出してくれる事を祈りつつ今回は、
上記カメラEveryman HDの720p用動作環境
「デュアルコア 2 GHz プロセッサあるいはそれ以上。」を参考に、
一般の方が3年程度、メインとしても使えるパワーを秘めた、価格的にも無難なノートを探してみた。

【追伸】Logicool Vid HD(720p対応)が出ました。

HDテレビ電話を行う為の必要システムは、
「2.4GHzデュアルコア以上のCPUと2GBのメモリ」となっており、
やはりこの記事に登場するノートが最低ラインと言えそうです。【追伸終】

ノート検索要件

・液晶の発色が地味過ぎない事(在り来たりのビジネスノートを弾く為の要件)。

・14型以上なら縦解像度は900ドット以上。

2.5GHz × 2コア駆動が可能(下の表の赤で囲ったもの)なCore i世代CPU。

HDMI(またはDisplayPort)出力端子。

12万円(価格は全て、投稿時点のもの)程度まで

といった感じ。ワリと当たり前の条件なのだが、私が実機確認した範囲では、
以下の10機種に絞られた。


NEC LaVie L(の内、16型光沢フルHD液晶モデル。直販名はLaVie G タイプL):

液晶が綺麗でUSB3.0が付いてる以外は消去法で選ばれるフルHDノート
と言うのも現在、NVIDIA、ATIのグラフィック共、ドライバに不安を抱えているからで、
LaVie Lの様にフルHDながらインテル・オンボってノートは、他に殆ど例が無い。

フルHDモデルの筐体色は黒のみ。Core i5は430Mのみ。

個人的には筐体前面に端子をズラッと並べたデザイン(って言えるのかなぁ?)
は有り得ない。私ならここまでカッコ悪いノートはどうせ持ち運ばなくなるし、いっそデスクトップ買うだろう。


富士通 FMV-BIBLO MG(予算内だと価格.comモデル。13.3型HD液晶):

今回のMGは、コンシューマ寄りのデザインに大きく舵を切った。

歴代MGが富士通で最も力(開発コスト)の入った機種だっただけに、
機械としては悪くないんだろうけど、
私的には液晶下の無駄スペースが「目立ち過ぎる」ので却下。

旧モデル知ってると、16:10の14.1型の代わりに載せました感あり過ぎで、
こっちが恥ずかしくなる。


VAIO S(13.3型光沢HD液晶):

光学ドライブを搭載し重量2kg前後、GeForce 310Mもオプションで選択できるが、
こちらも16:9のHD液晶が採用された為、
駆動系以外はCULVノートっぽくなってしまった。

パームレストがシボ加工され、黒筐体を選択しても指紋が目立たない等、
お洒落に使うには悪くない。

一方、キーボード中央で軽くたわんだり、底つき感も乏しい事や、
一定以上の速さでキー連打すると一回分しか有効にならない等、
やはりと言うか、本気で使える道具ではない。

私が試したのはCore i3モデルだったが、ファンの回転数切り替えが少なく、静かではあった。

駆動時間は、省電力モード使って標準バッテリーで4時間前後といった処。


VAIO E(の内、14型光沢HD+または15.5型光沢フルHD液晶モデル)

海外には17型も存在するVAIO Eだが、上下視野角からして、
[VAIOディスプレイプラス]の15.5型フルHD一択と言って良い。

現行フルHDノートで液晶が綺麗と言うと、
(ThinkPad、hp、DELLにあるRGB LEDバックライトや東芝の18型ノートを除くと、)
LaVie L、このVAIO Eの15.5型ThinkPad T510の3台であろう。

前2者は自然な発色で光沢画面。
それぞれ高画質エンジンの、「彩りプラス(専用チップ)」、「Motion Reality HD」を搭載。

後者は広色域、広視野角の非光沢画面。

バックライトは後2者がLEDである。

VAIO Eで高解像度を選択すると、グラフィックはRADEONが載って来るが、
実を言うとWin7では、コチラの一番下の見出しにもある様に、RADEONの安定性は捨てたモンじゃない。

しかし長期的にはATIの体質もある事だから、RADEON搭載ノートを更新系には勧め辛い

まぁ

・飛んで困るデータは置かない。
・動画再生、ゲームを中心に3年間使い倒せれば充分。

消費に徹するなら、補償上限無しの落下・水濡れ対応メーカー保証(だだし、新品交換になるとそこで終了)
が付けられるVAIO E程、理想的なノートも無い。RADEONなら画質も綺麗だろう。

夏モデルで筐体色が白、黒以外にも選べる様になるかが気になるが、
私的には同時期購入のもう一台が保守的機種(ThinkPad T510)なだけに、
このVAIO E フルHDの個性には大いに惹かれるものがある。

PCというのは電化製品と違い、管理が付き物なので、無闇に台数増やすのもお勧めしないが、
今やたった一台に資力を集中させるべきでない事だけは明らかだ。

私は最近、かなり有名かつ有料のあるソフトをPCに入れたのだが、
それ以降、頻繁にエクスプローラが落ちる様になってしまった。
調べたら、これ又かなり有名な別のソフトとの競合が判明した。
片方のソフト外してからは案の定、エクスプローラ落ちてない。


VAIO F(予算内だと、クリエイティヴ・エディション(以下CE)でないモデル):

「どーしても地デジ内蔵が欲しいけど、CEまでは手が届かない。」
という方向け。今時12万近く出して我慢ノート(この機種の場合、液晶がイマイチ)はお勧め出来ない。

まぁCEも、白の発色汚くて冷めた。視野角も、T510 フルHDより遥かに狭い。
VAIO Aありし頃は、MAC以外でクリエイティヴ系を担ってたVAIOだが、
この世代はVAIO Zの発色といい、クリエイティヴ・エディションが名ばかり過ぎて心配になる。


ThinkPad X201s(12.1型非光沢WXGA+液晶):

大型のクーポン来れば、一般の方でも12万円程度から購入できる。

Core i世代になって、Turbo Boost、Hyper-Threading(論理4コア)、
そして強化されたグラフックが使える様になり、
X200sから確実に性能はアップし、駆動時間もSU9xxxと比べなければ充分長い。

心配されていた発熱も、低電圧i7は選別品というピラミッドの頂点に立つ石だし、
X200sで排熱、静音性にかなりの余力(SU9xxxは、ホントFAN回らない。)があった分、
Core i世代の他のモバイルに比べれば、X201sなら許容範囲と言えよう。
(それでも長時間エンコを膝上でするのはお勧め出来ない。この小型筐体で
その用途だと、熱が排気口側に集中するだけマシといったレベル。)

尚ThinkPadには、駆動時間稼ぐ為、Speedstep切らずにTurbo Boost切る設定もある。
「省電力マネージャ」の「ファン制御モード」で、マックスパフォーマンスだとTB有。バランスだとTB無。
「最大のプロセッサの状態」を99%にしてもTBしなくなる。

モバイルなら駆動時間こそ最重要だという方も多いだろうが、
大型ノートなりデスクトップを併用してると、
それらから動作クロック半分程度といったCPUでは、用途を絞ってもストレス皆無とは言い難い。

720pのテレビ電話やUSTREAMもエンコ伴うが、
それらに手を出すとモバイルでもやってみたくなるのは時間の問題。

その点X201sなら、2台体制のもう一台に、イザとなったら持ち出せるノートなんぞ不要だし、
大型ノートやデスクトップを組み合わせる事でPC環境はより快適になる。

ところで私がVAIO Zに厳しい理由は主に液晶サイズにある訳で、
帯に短し(縦寸がX201sと全く同じ。家で外付モニタ無しに「落ち着いて」使うのには物足りない。)
襷に長し(A4用紙大を超える筐体幅。華奢なVAIO Zでは持ち運ぶのにハードケースも要る。)
という16:9画面特有の問題であり、フルHDも13.1型では活かせない訳で、
当然の事ながら、こういう使い勝手の部分は掲示板やスペック検索では表面化し難く、
反論の声はデカイ方が良いと考えての厳しい評価な訳だ。

一方のX201sは、筐体がA4用紙大に収まる、唯一の縦解像度900ドット機だ。
発色の良さも、「A4用紙以下の非光沢としてなら」対抗馬すら存在しない。
このパネルが何時までも作り続けられるとは限らないし、今まで製造元だったTMDが
この分野から撤退
してしまった事で、この品質が維持される保証も無い。

グラフィック内蔵ノートは一般的に言って、GMCHまで32nm化される来年のSandy Bridgeを待つべきだが、
このX201sに限っては、買える内に買っておいて損はない。

尚、DisplayPortは、ドッキング・ステーション(ウルトラベース)側に付いてるので、
ウルトラベース無料追加キャンペーンを狙いたい。

ついでだが、目が疲れない液晶をお求めなら寧ろ、X100eの一部パネルの方がまだ優れている(ギラツキ皆無)。
当該パネルに関しては発色も悪くなく、本体実質4万円ながらレッツS9 / N9などと比べては失礼なレベル。
しかしX100eは、付いて来るパネルのベンダによって発色にバラツキがあり過ぎる。
X100eの液晶を酷評しているサイトも多いが、悪い方のベンダだけ見れば、私も同じ事を言うだろう。


ThinkPad T510(15.6型非光沢の、HD+またはフルHD液晶モデル):

T510は視野角、発色からして、フルHD一択。
ThinkPadは常にキーボードに手を置いて使うPCだから、表示サイズも問題無かろう。
そもそも縦900ドットで良いなら、表示サイズそう変わらず、圧倒的に軽量・薄型なT410sもある。

しかし広色域パネル見ながら製作したWEBページは、
大多数を占める「広色域以外で閲覧してる方々」には眠たい配色になってしまうのを心しておきたい。

そんな事より問題は、フルHD選択すると、最近ドライバの評判がすこぶる悪いNVIDIAが載って来る事だ。

今やフルHDでも、インテル・オンボだからと言って使えない事もないのだが、
ThinkPadフルHDモデルのGPU独立はSandy世代でも変わらないだろうし、
最近4世代のTシリーズからして順番的に、T520はRADEONのハズ。

最近ではGMCH周り以外、ArrandaleはSandyを前倒ししたものだとする見方が優勢だし、
独立GPUモデルなら更に陳腐化を受け難い。どう転んでも不安定なRADEONにまた悩まされる位なら、
今年NVIDIAモデル買ってドライバ安定するのを来年覚悟で気長に待つか・・

自分的にはフルHDのTシリーズを更新系の用途に使いたいので困り果てた末、
選んだ解決策がXPだった。これなら鉄板ドライバにも困らない。

「Core i世代のノートともなると、安定性重視の観点からも最早、
XPという選択肢は無い」と去年末の記事には書いた。しかし

・ThinkPadとレッツノートだけは現行ラインの既製品モデルにズラッとXPモデルを揃える事。
インテル社内のWindowsが、ほんの数ヶ月前まで全てXPだった事。

からして、「今度こそ最後」のXPノートとして購入する事にした。

ただ、ビジネスノートとは言え、今更XP選ぶ事には注意もある。

・安全に使えるまで(延長サポート終了日)が2014/04/08である事。
・付属するリカバリメディアがWin7の「32ビット」である事。

などだ。まぁ一般直販でフルHD+XPの構成を12万に収めるのは難しいので、
今回の見出しではT510を評価にしなかった。
XPなら、メモリは2GBで構わない。グラフィックに専用メモリあるし、それ以上にする位ならSSDへ。

ところでフルHDがT510で選択できる様になったにも係らず、
このサイトで沈黙を守ったのには理由がある。

今だから白状するがT510に関しては、レノボからの入金確認メール来てから、
CPUのステッピング変更(事例はコチラ)だけを理由にキャンセルさせて頂いた経緯がある。

今回レノボには大変な迷惑を掛けた。特別扱いしてくれた恩義もある。
フルHD発売直後の稼ぎ時に、ブログ更新を自粛する程度の礼儀は私にもある。

先日ようやく、新ステッピングをサポートするT510用BIOSの発表もあったので、
今回これら経緯を告白する運びとなった。以降は安心してお勧めも出来る。

新ステップ(K0)になっての改良点はこちらPDFの11~14ページにあり、
歩止まり上がる為か、発熱抑えられる為か、今後より高クロックなモデルナンバーも追加されるが、
今回の改良では、従来とナンバー同じなら、発熱の改善自体は見込めそうにない。

ちょっと話それるが、なにせ更新頻度の少ないブログなんで、ココで触れておきたい事がある。
ThinkPadのT410sが、スペックでVAIO Zに大負けしてる(特にグラフィック)にも係らず、
これまた一方的に、排熱不足に陥ってる件
だ。

原因としては、

筐体最厚部がVAIO Zより7ミリ近くも薄い事。
職場で急に大騒音出るのが許されない機種である事。
防塵仕様である事。

などが挙げられる。

の薄さがどれ程、排熱に不利かと言うと、
開発元の大和の目安として、「筐体を2ミリ薄くすると2dB騒音が増える
というのがある。ちなみにdBという単位は、3dBごとに倍音量になって行く

の騒音縛りはビジネスノートとして当然だ。
VAIO Zの高負荷時騒音値が、同じくi5-520Mを搭載するT410sのそれに比べ、
16dB以上高いのは、VAIO Zが所詮は静かな職場を想定してないからだ。

の防塵をやりだすと、ミドルタワーの様な巨大なPCでさえ、
内部温度が5℃近く上がってしまう。
この一点だけでも今後、ThinkPadがVAIOを露出スペックで上回る事は期待できない。

上で示したリンク先の映像を見るに、かなりの埃に耐えてるが、
レノボに問い合わせた処、デスクトップと違ってフィルターの定期ケアは必要無いとの回答を得た。

排熱不足は決して褒められた事ではないし、T410s / T410siの購入もお勧めしないが、
大和が挑戦してる事の崇高さはもう少し評価されて良い。

最近、4年前のThinkPadの冷却ファン交換をしたのだが、
部品はIBMパーツセンターで3千円ちょっと、他に用意したのはドライバー1本だし、
交換方法は公式ページで丁寧に解説されてるし、
そもそも素人でも交換し易い設計になってるんだと感動した。

こういう処にコスト使うメーカーのPCってのは、買えばちょっとした財産かも知れない。
どれとは言わんがファン音うるさいという事は、それだけファン寿命も短いだろうし、
その交換に何万も掛かってしまう様では結局、「買い換えた方が」にも繋がってしまい、
ノート自体の寿命を左右してしまう。


HP Pavilion dv7(予算内だとi5-430Mモデル。17.3型光沢HD+液晶):

液晶は視野角こそ狭いが、発色、輝度共に悪くない。

グラフィックはGeForce GT 230M(ミドルレンジ相当)。

hpの個人向けだとキーボード、排熱、静音性が気になる処だが、
これらも心配する程じゃない。

Win7で64ビットを選べないのが難点。

送料込み11万弱~なら今時、ワザワザhpやDELLのコンシューマ選ぶ人って居るんかね?


HP ProBook 4720s/CT(i5-540Mモデル。17.3型非光沢HD+液晶):

こちらもWin7は64ビット選べず、
無線など追加すると送料込みで11万円強~。

グラフィックはRadeon HD 4350。


ASUS U30Jc(13.3型光沢HD液晶):

CPUはCore i5-430M。

アプリやコンテンツごとに使用グラフィックス(U30JcではGeForce 310M or オンボ)を設定し
以後自動で切替できる、NVIDIA Optimus テクノロジを搭載。

これと標準8セルバッテリーにより、
BBenchは7時間19分(「Power4Gear Battery Saving」、バックライト40%、バッテリ残8%)。

ただ筐体厚さ20-29.9ミリに8セルを詰め込んだ為、
奥行238ミリと、液晶サイズの割にフットプリント大きくなっている。
光学ドライブ内蔵で重量は2.1kg。

天板は金属っぽく、底側は樹脂。

液晶に関しては付属の画質調整ソフト、「ASUS Splendid」が使える。

メモリは標準が2GBだが、底面に増設用の蓋がある。

ACアダプタは大きめ。

購入日より2年間のグローバル保証(バッテリーのみ1年)と、初期不良率の少ない事で定評のあるASUSだが、
台湾メーカーに10万円近く出費するのは、未だ抵抗ある方も少なくないだろう。もう少し実績を積んでもらうしかない。

2010.6. 5土曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, Apple, ASUS, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, ENVY, LaVie L, Let's note SX2 / NX2, LIFEBOOK SH, Pavilion dv7-7000, ProBook, ProBook 4720s, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad X旧モデル, ThinkPad 廉価モバイル旧モデル, U30Jc, Uncategorized, VAIO E, VAIO F, VAIO S, VAIO Z, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 大型液晶旧モデル | パワーCPU搭載の、メインストリーム・ノート達。 はコメントを受け付けていません

洒落で買っても後悔しない、お手軽ノート達。

外観最優先で購入してもソコソコ使えそうなノートを、
7万円程度までで探してみた。


dynabook MX、11.6型モデル(光沢HD液晶):

・Nissha IMDの筐体塗装
・綺麗め液晶(上下視野角が狭いので角度調整要るが)
・国内大手メーカー製かつ5万円切りも珍しくない

とくれば、もう少し話題になっても良さそうだが、
店頭ではAtom機程の利幅が無いので売る気無し、
掲示板ではデュアルコア信仰が根強いので相手にもされない。

1.5kg超の本体重量や、ACアダプタが電源ケーブル込320グラムだったり、
有線LANが100BASEなど、弱点も少なくない。

しかし

・BBenchが5時間39分(gの無線LAN、輝度最大、ハイパフォモード、残量5%)
・HDMI端子

など、サブと割り切れば使い道には困らない。

マルチコアCPUというのは、マルチスレッド対応アプリ(重い処理が主)以外では、
速いと言うより、(複数処理時に)遅くならないだけで、
同じ1万円追加なら、CULVで行う軽作業にはデュアルコアよりX25-Vのが効く。

キータッチは悪くないし、タッチバッドも広い。
(ただし広めのキー(スペースキーなど)はカチャカチャ音がある)

シングルコアCPUのお陰か、高負荷でやっとファン音が聞こえる程の静音性。
パームレストも熱くならない。


VAIO E14型Core i3モデル(光沢液晶):

現行のノート用通常電圧CPUの選択は、
余程、BTOで価格差に偏りがない限り、Core i5-540Mかi3の2択で良いと思う。

現行のインテル4コアCPU(45nm)は、走るプロセスがとっちらかって物理3コア以上使ってしまうと、
2コアCPU(CPU部は32nm)と違って厳格に、使用コア数ごと定められたTB上限クロックを守ろうとし、
ノート用4コアCPUではこれが、2コアCPUに比べて露骨に遅くなってしまう。

次に2コアCPUに話を絞ると、同じ設計のCPUは普通、
最高クロックの高い製品程、フルパワー時の消費電力(=発熱)も高くなり、
その高くなり方も性能曲線を遥かに上回る訳だが、
i5全てで消費電力が変わっていない、コチラのデータが典型的なものであるとするなら、
i5-540Mは選別品という事になる。

2コアCPUを比較したこのデータで、最上位のi7-620Mの消費電力だけ跳ね上がっているのは、
idle時の消費電力の高さから見て、キャッシュ容量の差が効いてると思われるが、
この差が性能差になって現れるかと言うと、単に差別化が目的なのではないか?

i3はCore 2に対する最大のメリット、すなわちHyper-Threading
(物理2コアなのにOSからは4コアに見える)が有効になる最安CPU

以上を踏まえた上でVAIO Eをコスパで選ぶなら、CPUはi3だろう。

16:9画面の14型は、16:10の13.3型よりも縦寸が短く
2.35kgというのは外出用にも使えないが、

・Core i3+HDMI端子+GbE
・低発熱で静音性に優れる(少なくともi3+統合GPUモデル)

とくれば、一般人が据置PCに求める最低条件はクリアする。(VAIO EにはeSATAも付いてる。)
逆にCPU性能がこれ以下だと、フルHD動画再生や、720pテレビ電話も覚束ない。

価格的には現在、直販最小構成からi3を選択した処で7万円になり、
マット系以外の筐体カラーが5千円増、
あらゆるユーザー過失に対応するワイド保証(本体新品交換で終了)が6千円増となる。

5千円増カラーの内、青、白、黒筐体なら、
HD+(1,600x900px、WLED)+独立GPU(Radeon HD 5145)
が1万円増で選択出来る。

どうせVAIO E買うなら、筐体とキーボードウェアをカラーコーディネイトしたい。


hp mini 5102(10.1型光沢HD液晶):

・アルミニウム、マグネシウムを多用した筐体
・天面耐加重500kgf
・パームレストや底面部分はラバーコーティング
ドッキングステーションにDVI出力

など、CPUがAtom Nである事以外は本気モバイル。

気になったのは、

・天板は手脂汚れが目立ち易く、落ち難い。
・液晶の開きは最大130度(タッチパネルモデルは135度)。
・キータッチは軽めで若干のたわみ、タッチパッドは狭まめ。
・メモリが1スロットで最大2GBとなっている。
・最大4.5時間駆動で、ACアダプタは電源ケーブル込350グラムと重い。
・高負荷時には排気口の風切り音が大きく、底面も40℃くらいになる。
・下位モデルでは無線n、青歯無し。
・パネルタッチは、天板押さえてないとがたつく。

など。


HP ProBook 5310mCeleron SU2300モデル(13.3型HD液晶):

Core 2モデルは排熱不足なので忘れて良い。


DELL Vostro V13(13.3型半光沢HD液晶):

16.5-19.7ミリの超薄型アルミ筐体+亜鉛強化ヒンジ。
天板も片手で開くスマートさ。
しかも法人カテゴリーのノートなので、最低限の操作性は確保されてる。

薄型の金属筐体は熱が手に伝わり易いものだが、
CPUがシングルコアなので(海外仕様にはデュアルコアもある)、
ぶん回しても筐体の何処もが、体温より遥かに冷たい。

14型以下のHD液晶の上下視野角は皆、そうだが、
V13は半光沢なので余計に狭い。

キーボードはEnterキーが右端に来ないので要注意。

メモリやHDD、バッテリー交換に至るまでが、大規模な分解作業を伴う。
メモリスロットが1つで最大2GBなので、OSはXP Proが良いだろう。

USBは2つしかないが、一方がeSATA兼用でExpressCardあるのがCULVノートには珍しい。

スピーカーはモノラルだが青歯内蔵のノートは、

・公共施設⇒ワイヤレス・ヘッドホン
・自宅⇒ワイヤレスの外付スピーカー

とする方が、これまたスマートだ。


ASUS UL20A(12.1型光沢HD液晶):

天板にヘアラインアルミを採用し、厚さ12.1-25.9ミリの薄型筐体。

剛性、質感も充分で、こちらも排熱が優秀な為、高負荷でも筐体表面が熱くまではならない。
ファンも通常は静かで、変速こそ小刻みだが、高周波が混じらないので気にならない。

電源プラン「Power4Gear Entertainment」なら、BBenchは5時間32分持つ。
(この設定ではバッテリー駆動時のCPUクロックが、最大でも80%に制限される。
液晶輝度は40%に変更。)
ACアダプタも小型で、ケーブル込215グラム。

小型ノートとしては液晶も綺麗な方。
初期設定は青が強いが、付属ソフト「ASUS Splendid」でガンマや色温度を調整できる。
液晶は135度までしか開かない。

キーボードは中央付近で若干たわむが、タッチは悪くなく、
キートップはラバーコートされてる。

ただタッチパッドだけは、滑り、ボタン(シーソー)共にイマイチ。

メモリやHDDは底面カバーから簡単に交換出来るし、
UL20Aの様な、比較的操作性の良いCULVノートなら、
インテルX25-Vや、
HDDとしては静音・高速で有名な東芝MK3265GSX(320GB、1プラッタ品)
を入れる事でかなりの戦闘力になろう。

しかし有線100BASEで、無線もカタログの印象程には速くなく、
HDMI端子も無いので、据置が勤まるとまでは流石に言い難い。

この辺のデスクトップなら、
Core i3-530(2.93GHz x デュアルコア、HT有、TB無)、OS込、モニタ別で、
6万円チョット~なので、UL20Aの本体重量などウルサイ事言わない人なら、
この低価格2台体制でも充分だったりする。

筐体の大きさはともかく、このデスクトップが、OS込3万円~のhp機と何処が違うのかと言えば、
80PLUS電源に象徴される信頼性だろう。(ワット数は、むやみに大きくない方が良い。)
ノートばっか触ってると疎くなるが、電源効率が良くなればスピーカーやヘッドホンの音も良くなるし、
逆に粗悪な電源は、逝った時に周りのパーツまで巻き込んでしまう。

ところで、このUL20Aや、HP ProBook 5310m、DELL Vostro V13といった薄型ノートは、
この1年で更に評価が上がると思われる。

なぜならCore i系のCPU積んだ世代となると、最厚部3センチ以下ってノートですら、
マトモなメーカーからはThinkPad T410s、同X201s、ASUS U30Jcしか出てないからだ。

ついでだが普段、ThinkPadやVAIOを擁護する私だからこそ、この世代では

・T410s、W510の排熱不足
・T410のファン音うるささ
・VAIO Zのブラックアウト問題

に注意を呼び掛けておく。

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ThinkPad T510 FHDポチるまでは禁欲生活を続ける私なのですが、
レノボに問い合わせ、

「せめてあと、1ケ月なのか、3ケ月なのか、半年なのかハッキリせい!」

と迫った処、

「3ケ月までは流石に無いんじゃないか。
一度、供給が復活してしまえば、数日で売り切れるなどという事も無いだろう。」

との回答でした。

世の中には色んなサイズ、用途のノートPCが存在する訳ですが、
私にはこのT510 FHDが、
「今年ノートを語る上で外せない存在になる!」と信じるに足る理由があります。

しかし推測に基づいた話を展開して行く程、暇でもありませんし、読者の皆様もそれは同じでしょう。
実機が手元に来るまでは、このサイトが開店休業状態になる事をお許し下さい。

2010.4. 28水曜日 Posted by | 1年保証が標準の法人モデル, ASUS, サイコム, ③東芝, ④SONY, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, Mini 5103, ProBook, ProBook 5310m, ThinkPad T430, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad X旧モデル, U30Jc, UL20FT, Uncategorized, VAIO E, VAIO Z, Vostro, Vostro V13, 周辺①接続, 法人向け | 洒落で買っても後悔しない、お手軽ノート達。 はコメントを受け付けていません

フルHD液晶搭載ノートまとめ。

PC買う場合には、今後3年間の用途で満足できる仕様を考える必要がある。

今後3年間に普通の方々が当然始める(或いは比重が高くなる)であろう用途には、
フルHDや3Dの動画再生が挙げられる。

3D動画に関しては、
ユーザー毎に3Dへと変換するツール使っての再生だと今の処、飛び出し具合が1/10に留まるらしい。
製品としての3Dコンテンツが充実する頃には、再生機器の選択肢や経済性も変わって来るだろう。

ちなみに3D撮影できるカメラといえば、
現在、普及価格帯には富士フイルムのFinePix REAL 3D W1があるっきり。

一方、フルHDの方は、YouTubeなんかでも当たり前になってくだろうから、
定まった位置でしか動画見ないって方以外は、フルHD液晶搭載ノートが当然の様に欲しくなる。

Microsoft Visual Studio 2010の動作要件にSXGA(1,280 x 1,024px)ってのが追加された為、
16:9画面ノートではフルHDしか選択肢無いってのも個人的には大きな事件となった。
【追伸】VS 2010製品版がいざ出てみると、ハードウェア要件はXGA以上となってました。
まぁこれはVS 2010を売る為の建て前でしょう。

フルHDノートってのは10万円以上当たり前のカテゴリだが、
ThinkPad T410s「i」、同X201「i」などの登場で、
売値10万以上を維持できるカテゴリは今後更に減るものと思われる。

フルHD解像度に縦120ドット追加したWUXGAは、
現行モデルで標準以上の発色を求めると17型未満は残らない。
残る数モデルも、一般の方が買うには今時、無理のある価格ばかりだ。

前置き最後に、フルHDノートにすべきか外付モニタ買うべきか、お悩みの貴兄に、
動画用最強モニタのREGZA Z9000今月末なら実質8万円前後~買えるという話をしておく。

エコポイントの基準変更で4月から、現行37型液晶テレビの2/3以上が対象商品から外れ、
Z9000も外れるのだが、主力液晶テレビのLEDバックライト化も控えており、
売る側からすればこれを機に在庫処分しておきたい訳よ。

消費者としても今月発行の領収書までは(ポチった日付じゃないので要注意)エコポイント付く訳だから、
2重にお買い得となる。

省電力もあって小型ノートで当たり前になったLEDバックライトだが、
大型液晶テレビになるとシビアに画質が要求される訳だから、贅沢言えば、

RGB LED
(ノートでいうとThinkPad W701、hp EliteBook 8730w、Dell Studio XPS 16、同Precisionで選択できる。)

・白色LEDをエッジ配列する場合、エリア制御機能
(ノートでこれを謳う液晶があるなら教えて欲しい。ブラビアでも下位機種はエリア制御無し。)

が最低欲しい。逆にこれが無かったり、制御するエリアが広すぎる白色LED初期の製品では、
Z9000などのCCFL勢には当分画質で敵わないだろう。

例としては現行27型iMacと前世代の24型があり、
それぞれLGのIPSパネルだが、現行はLED採用で明らかに画質落ちたと評判。

NEC LaVie L フルHDモデル(光沢16型):

チップ統合グラフィックながら自然な発色の液晶が魅力。
ただ、コントラスト高過ぎで目は疲れるかもしれない。
テキスト作業時は輝度は勿論、コントラストまで落として使うのがベスト。

ワイヤレス地デジは映像が途切れる事もなく、普通に使える。

今やフルHDノートにeSATAは当たり前だが、
USB2.0の普及に貢献したNECは、このLaVie LでUSB3.0を牽引する。

×富士通 FMV-BIBLO NW/G90T(光沢18.4型):


GeForce GT 335M(専用メモリ1GB)3ウェイ5スピーカーはゲーマーの目には留まるだろうが、
液晶の白飛びが酷く(案の定、LEDバックライト)、一般人は忘れて良いモデル。

東芝 Qosmio G65 / GXW(光沢18.4型):

GeForce GT 330M+SpursEngine

店頭モデルのG65は地デジx2+8倍録画
直販モデルのGXWは地デジ無し。

こちらは液晶が2灯式CCFLの無難な構成で、発色もマトモ。

SONY VAIO F(16.4型。はクリエイティブエディション(以下CEと表記)に対する評価。CE以外は×):

VAIO FはフルHD専用モデルになったが、これには2種類の液晶がある。

どの道、擬似カラーでバックライトもCCFLだが、
VAIOディスプレイ「プレミアム」、非光沢、Adobe RGBカバー率100%の液晶を搭載するCEは発色悪くない。

一方、CE以外(無印VAIOディスプレイ、光沢)は白ボケ液晶。

動画見る用としては、広色域だと発色クドイし、非光沢は濃い色が締らないので、
一般論としてこの用途には広色域でない光沢液晶を選ぶべきだが、
VAIO Fの2種類の液晶では現に、動画再生もCEのが無難にこなす。

これはCE以外の液晶が駄目過ぎるからだが、VAIO F共通で、「Motion Reality HD」や「色モード設定」
(これはテレビや映画、写真などの用途にあわせて自動切替)が効いてるせいもあるのだろう。

この辺は同じ広色域、非光沢のThinkPad T510 / W510に対する明確なアドバンテージになるやもしれない。
ちなみにT510 / W510の方は既にLEDバックライト化を済ませている。

今時、CCFLのバックライトだと、液晶の経年劣化が気になるが、
VAIO FにはDISPLAY OFFボタンがあるので、こまめに利用したい。
液晶閉じたままの連続稼動だと、何台か購入した来た過去のVAIO Fでは、かなり筐体熱くなってた。)

ただ店頭モデルだと、CEにはクワッドコアCPUが組み合わされ、
基本クロック低くて動作モッサリ。これは排熱・静音性も一杯一杯な印象で、
直販BTOでデュアルコアのi5-540M辺りを選択するのがベストだろう。
まぁVAIO Fは、i5でも高負荷時にはファンうるさくなるが。

VAIO Fは地デジx2とGeForce GT 330Mを選択可。

Bluetoothマウスの接続切れは、VAIOに限らず報告されており、
WIn7、64ビット版の問題かも知れない。

VAIO E フルHDモデル(光沢15.5型):

VAIO CのHD+(1,600x900px、光沢14型)同様、LEDバックライト液晶を採用するが、
上下視野角はVAIO Eならまだマシな方。写り込みも、以前の無印クリアブラック程には抑えられてない。

フルHDモデルは筐体が黒、白のいずれか、GPUはRadeon HD 5650(1GB)固定で、
GPUの性能をSONY独自で抑えてるせいか、高負荷でも排熱・静音性は良好。

直販ではフルHD+独立GPUの選択が、最小構成から僅か1万円増で行える。

VAIO F同様にMotion Reality HDを採用するが、広色域じゃない光沢液晶、Radeon搭載と、
こちらの方が動画向けなだけに、地デジ無しが惜しまれる。

ただ注意して頂きたいのは、「更新用途を伴うPCにRADEONは向かない」という事実だ。
私は訳あって、RADEON搭載のThinkPad T60を主に使ってるが、
度重なるドライバ更新にも係らず未だ、動画再生してるだけでXPごと落ちる事がある。

話をVAIO Eに戻すが、エクスプローラ起動時のブツブツ音が気になった。
これは蟹のサウンドドライバ消せば直るらしいが、
一回ですんなり消えないのと、イコライザ機能まで消えてしまうのが難点。

キーボードはストローク2ミリとやや浅いが、クリック感はある。
キータッチが変わってしまうのが難点だが、薄さ0.3ミリのキーボードウェアは、
外観的にアリだった。

VAIO Z フルHDモデル(半光沢13.1型):

スペック的にはフルHD液晶だがソニー自身、
フルHDの作業領域で常用するには無理のある液晶サイズである事は自覚してるらしく、
出荷時設定は125%拡大表示になっている。

この設定でWXGA++のVAIO ZやVAIO T(11.1型HD)、
ThinkPad X201s(12.1型WXGA+)などと同程度の表示サイズであり、
かなり細かい字に慣れてる私でさえ、作業に集中する為にはこの位が限度だ。

VAIO Z でのフルHD表示は、BRAVIAの4倍速と同じく、差別化の為だけのギミックでしかなく、
こんなものを賞賛する国内ガラパゴスにメーカーが囚れてるからこそ、
今、日本製品が海外で韓国メーカーに負けるのだとも言える。

確かに高繊細パネルというのは表示の綺麗さに貢献する要素ではあるが、
フットプリントでA4用紙サイズ超え、かと言って家で使うには液晶小さ過ぎる
(16:10画面の12.1型と縦寸同じ)VAIO Z買おうって人に満足してもらえる程、綺麗か?って言うと、
このフルHD液晶は所詮、広色域、フルカラー、WLEDという仕様を満たすだけの、
最小構成から5千円増しで選択できる程度の代物であり、
自称クリエイティヴ(笑)路線のVAIOがあっさり撤退したRGB LEDほどのコストは掛かってない様に見えた。

実際、画質に輝度、視野角までを含めるなら、
ThinkPad X201tの高輝度 LEDバックライト液晶(デジタイザー・ペンのみ対応、TMD製IPSパネル
の方が遥かに上。(X200tには特有の臭い(多分、べゼル剥がれ防止の接着剤)があったが、
余程風通しの悪い処でしか問題にならないだろう。)

VAIO液晶固有の問題だが、アニメなどノッペリした映像見ると縞模様が目立つというのがある。
私は普段、そういう映像を見ないのと、VAIOは筐体色が選べる軟派モデル中心に購入して来た事もあり、
今まで縞模様を意識した事は無かったが、これはVAIO TやZなどの凝ったモデルで特に酷いらしい。

VAIO ZはPCを再起動することなく、「ユーザーが」グラフィックを切り替えられる
「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」を採用。
これは「GeForce GT 330Mが熱過ぎたら、各自切っとく様に!」という「逃げ道」になってる。

一方、堅牢中型ノートの雄、ThinkPad T410s(筐体厚さ21.1-25.9ミリ)は、
VAIO Z(厚さ23.8-32.7ミリ)なんていう「ぶ厚い」ノートと違って、
独立GPUこそローエンドに留まるが、
T410sのNVIDIA版登場が遅れてる理由には、
VAIO Zより一世代進んだ、「アプリごと自動で」グラフィック切り替えられる
Optimusテクノロジー」の検証に時間が掛かってるものと思われる。
【追伸】:ハズレました。T410sは現状、Optimus未実装でした。)

まぁ高負荷時にVAIO Z程のファン騒音が許されるなら、ThinkPadにもより強力なGPUは載るだろうが。

VAIO Zに載る高音質サウンドチップ「Sound Reality」はSONYならでは。
S/N比106dB、従来PCに比べ1/10の低ノイズを謳っており、
これに「ノイズキャンセリング機能」も加える。

しかしVAIO Zのモバイルとしての問題点は、フットプリントの大きさに留まらない。
VAIO BXやPの様なポイントスティックが付いてないどころか、
タッチパッドの下の方の反応すら宜しくないのだ。(自分が触ったのは多分、初期ロットだが)

曲りなりにも作業性を「あきらめなかった」のなら、
マウス持ち運ばなければ完結しない快適性は、モバイルとして致命的と言わざるを得ない。

海外メーカーの高級ビジネスノートの殆ど全てでポイントスティックが選べ、
日本メーカー製にそれが無いってのは、
SEが冷遇され過ぎている日本の社会構造に端を発する。

可搬性に話を戻すと、VAIO Zが最軽量構成1.35kgを達成出来たのは、
最厚3センチ超える筐体であるにも拘らず、華奢に出来てるからで、
実際にThinkPadやレッツノートと同程度の安心感で持ち運ぶなら、
VAIOだけは専用キャリングケース込みの重量で比較されるべきだ。

取り扱い全般に関しても、ThinkPadやレッツで許されてた手荒な扱いが、
VAIOで当たり前に許されるとは思わない方が良い。

液晶片持ちでの開閉とか、閉じてる時もヒンジと逆側持っての移動とか。

SSDでないと光学非搭載ってのも要注意。

って事で結論は、

・フルHDの作業領域が欲しければ最小でも15.5型。
(15.6型でもドットピッチはVAIO Tと同じ0.18ミリ。)

・持ち歩きには、拘りなければA4用紙サイズにフットプリント収まるもの。
(それでもThinkPad X200sなんて、重量1.1kgである事忘れる位、作業に没頭できる。)

の2台体制が良いと思うよ?
PCってのはソフトウェア的障害もある訳だから、何でも1台でやろうって発想は危険。

ちょっとThinkPadびいきの記述が続いたが、
ココ3年で何台もThinkPad、VAIO、レッツ買って来た自分が、周りの意見と総合すると、
この3社の品質自体はぶっちゃけ、一長一短。

ThinkPadは検品がPC Doctorのみらしく、人間が見てすぐ判る初期不良、付属品の不足が多い。
VAIOは「仕様です」って言い張る率が高い。
レッツは検品命でコスト上乗せされてるが、そもそも液晶やKBなど快適仕様が他2社よりかなり低い。

ThinkPad T510 / W510 フルHDモデル(非光沢15.6型):

Core i世代のCPUの能力は、ノートではフルHD搭載などのデスクトップ代用で最も恩恵があると思われるし、
ノートをデスクトップ代用とするなら、排熱防塵対策からしてThinkPadしかない訳で、
「今年ノートの本命」として私も、T510にフルHD来るのをひたすら待っているのだが、
現在はとうとう、USサイトからもフルHDの選択肢が消えてしまった。

ところで最近、当ブログの更新頻度がメッキリ減ってしまって心配されてる読者も多いだろう。

当ブログはアクセス数からしたら公共性が高いとも言えるが、
購入にまで至るかどうかは別として、
あくまで私個人のPC購入計画をまとめただけの成り立ちなので、
購入待ちのFHD搭載機の情報がコチラコチラ程度しかないとなると、
購入計画も次の段階へ発展しようが無く、投稿する程の話題が無いのが実情である。

まぁ商業サイトや、PCそのものが趣味!とか言ってるキモヲタじゃないんだからその辺はお許し頂くしかない。

ちなみに保守マニュアル(pdf注意)によるとT510 / W510は、
タッチパネルじゃないFHDの液晶パネルが、T / W共通のシングルベンダ。
W510にあるタッチパネルのFHDは別パネルで、
冷却部品は、T510の独立GPU有無、W510それぞれで異なるので、
レビュー記事を参考にされる場合は要注意。

FHDじゃないT510を触る機会があったが、
その個体に関してはキーボードもシッカリしてた。
今回、キーボード両脇スペースが極太になったが、スピーカーは特別音が良い訳でもなかった。

それにしてもコレ程までに待たされると、次期CPU(Sandy Bridge)も視野に入るが、
Sandyが筐体内部の温度次第ではTDP枠をも破ってクロックアップ可能とあっては、
Sandy世代ノートは各社、より大きなクロックアップに備えて、
冷却ファン回しっぱでうるさくなる可能性高い。

で、試行錯誤で色んな動作モード選べる様になる頃には、
22nmのIvy Bridge来ると。

Arrandeleで既にCPU部の32nm化は済んでおり、
独立GPUノート同士の比較ならSandyの主なメリットはメモコン直結とSATA6Gに留まりそうだし、
そもそもSandy機の初期ロットはける頃と言ったらまだ1年も先なので、
もうしばらくは、T510にフルHD来るのを大人しく待ってみるつもりだ。(ブログ更新頻度も上がり様が無い!)

×Dell Studio XPS 16 フルHDモデル:

こちらもフルHD液晶が2種類ある。
16型RGB LEDバックライト液晶の発色は、当然の事ながら現行VAIOを凌ぐ。
ただしこちらも、sRGBモードは無し。一方、WLEDの方は、筐体同じで15.6型液晶。

主に低負荷で頻繁にフリーズする問題は、
最新BIOSで解決すると言われてはいるが・・

2010.3. 19金曜日 Posted by | 3年標準保証モデル, Apple, ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, dynabook Qosmio, EliteBook, EliteBook 8760w, LaVie L, Precision, Precision M4400, Precision M6600, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO E, VAIO F, VAIO Z, XPS, XPS 17, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 大型液晶旧モデル, 法人向け | フルHD液晶搭載ノートまとめ。 はコメントを受け付けていません

CULV機より更に小さいノート一覧。

今回は主に、10.1型以下のノートを採り上げる。
ただし画面解像度はXGA以上

Atom機が多くなるので、先にその特徴や注意点をまとめておく。

Atom機を買う利点として言われてるのは、筐体サイズの小ささと、CULV機より更に安い価格。

持ち歩きPCは、同伴するであろうA4用紙からフットプリントはみ出し、
その部分に衝撃が集中する様では駄目だ。

更にこれより小さい事に、意義がない訳でもない。
ThinkPad X200s、Core 2 SU9xxx以外のノートでは、
マウスや予備バッテリー合わせて持ち歩く機会もあるだろうから。

一方、価格に関しては、2、3年使う事を考えればCULV機との差は大きくない。

家電店だとCULV機は影薄いが、
客が買って満足度の高い商品と、店が売りたい商品は違うのだから、そういう演出も当然だ。

特にCore 2 SU9xxx搭載機なんてのは、売る側としては今の値段じゃ困る訳よ。
現行通常電圧で最も賢い選択であろうCore i5-540M(2.53GHz、TB時3.066GHz)よりも、
CPU自体は高い訳だから。

PCに限らずモデルチェンジが年数回行われる家電製品に値下がりは付物だが、
購入したものが直後に安くなっただけなら、まだ耐えられるものの、
同じ値段で上位機種買えるとなると、打ちのめされてしまう。

そんなこんなでモバイルにエンタメ耐性まで求める一般の方には、
少し筐体大きくなってでも、
720p以上のストリーミング再生できる、Celeron SU2300以上積んだCULV機がお勧めで、
今、Atom機を積極的に選ぶのは、事務用と割り切れる方限定だろう。

Atom N280⇒N450は性能同程度で、駆動時間延ばす方向のモデルチェンジ。
統合グラフィックにも大きな変更は無く、IO周りも旧ネットブックと同じICH7ベース。

一方US15Wが問題視されるAtom Zだが、Z550(2GHz)搭載するものに関してなら、
それだけで極小ノートの選択肢から外す必要は無くなりつつある。

これらはWin7既定ドライバでは能力を発揮出来ないが、
特にVAIOなどはインテル製ドライバをメーカーアップデートさせる形で改良を進めている。

非力なAtom機を実用に耐えるノートに育てる過程は、アプリ選択の腕も要るからこそ面白い訳で、
まとめ最後に、セキュリティソフトとして以下をお勧めしておく。

「ノートン アンチウイルス 2010(90日間無料体験版はコチラ)」

「Microsoft Security Essentials(無料ソフト。ダウンロードはコチラ)」

ノートン擁護の理由だが、ITmediaGigazineにおいて
>セキュリティソフトの比較検証を行う独立機関の「最大手」
と紹介されているAV-Test.orgのデータ↓をご覧頂きたい。

AV-Testのはウイルス検体が多く、1%の検出率でも大違いと言われてるので、
マルウェア96%以下のソフトではお話にならない。
G DATA、カスペと、私が使ってるF-Secureは重いんで「有名」。
間違っても軽くはないので、2009年版から急に軽くなったノートンが消去法で残る。
ノートン(Endpoint Protection含む)とF-Secureは現に、日本企業採用のスタンダード。)

Security Essentialsは、この表にあるLive OneCareが無料化したもので、
使用に際しては以下を参照されたし。

MS無料ウイルス対策ソフトでできること、できないこと


NEC LaVie Light BL530/WH:

10.1型光沢HD液晶モデルには、

・後ろに20ミリ、下に5ミリ出っ張るバッテリー(天板共色)
・Win 7 Home Premium

が標準で組み合わされる。

Atom N450を採用し、1.36kg(内、バッテリーが365グラム)で公称7.6時間駆動。
これに対しスッキリバッテリー(別売)の重量は190グラムで、容量は半分。

キーボードは、主要ピッチ17ミリ正方、ストローク2ミリ。
配列は素直でタッチは軽め。打刻時の安っぽい音は気になるかも。

タッチパッドは65×39ミリと、このクラスでは大きめ。

n対応無線LANだが、有線は100BASEで青歯無し。
ノートの電源オフ時にも電源取れるUSB端子あり。
スピーカーはステレオ。

メモリスロットは1基のみで、既に最大の2GB積んでる。

このLaVie Lightの特徴には、外付けHDDとして振舞う「USB Duet」機能がある。

LaVie Lightで設定した4~128GBの共有領域は、データ不整合が起こらない様、
別PCに接続されるとLaVie Lightからは見えなくなる。

NECは、値崩れ期待できる、直販以外での購入であったとしても、購入60日以内であれば、
落下・水濡れ対応のメーカー3年保証を全機種11,970円で付けられる。

累計補償上限が購入金額ベースで減額されてくタイプだが、
同等品への交換時には、補償残額を足しに出来るので、
LaVie Lightの様な低価格モデルに保証料金が見合うか、各自判断されたし。


×NEC VersaPro J タイプVS

液晶表示汚な過ぎ。使ってるだけで気分まで暗くなるので忘れて良い。


×富士通 LOOX U

手帳代わりに短時間しか使わないにしても、液晶ギラツキ酷過ぎる。
ギラツキ液晶使って目から頭まで疲れが回る様では、人生損してる。


富士通 LOOX M

10.1型光沢HD液晶+Atom N450の現行モデルからは、国内組立となった。

1.2kgで公称5時間駆動。
別売の大容量バッテリー装着時は1.35kg、公称10時間。

キーボードは主要ピッチ17.5ミリ。

n対応無線+GbE+青歯と揃っており、WiMAXモデルもある。

PCの内部パーツというのは基本、四角いので、
LOOX Mの様に筐体角を丸くすると、筐体寸法は大きくなってしまう。
フットプリント270×189ミリと、案の定、ライバルより大きめ。


VAIO P

8型光沢液晶を搭載するAtom Z機で、
筐体幅245ミリを許せるなら、ファンレスだし手帳代わりに使える。

Win7の標準仕様で609グラム、公称4時間駆動。

以下に紹介するVAIO X共、直販でZ550(2GHz)選択可。

解像度は1,600x768pxだが、そのままだとドットピッチ0.114ミリと辛いので、
アプリごとに表示サイズ工夫すべし。
仮に文字サイズ同じになっても、元から低解像度よか、文字滑らか。
(VAIO ZのフルHDも、使い方はこんな。現にあっちは、125%大表示で出荷。
いずれにせよ、どちらもギラツキ液晶だから凝視は禁物。
ギラツキは長時間作業向けじゃない手帳代わりのVAIO Pだからこそ通用する言い訳で、
13.1型のVAIO Zでそれじゃ、フルHDが安いだけの事はある。)

ポイント・スティックはアルプスドライバ切れば、ポインタの加速度移動も可能。

n対応無線+GbE+青歯+WiMAXの構成あり。

補償限度無し
何度でも修理

がウリの、落下・水濡れ対応ソニスタ3年保証は、VAIO P、VAIO X共、7,000円で加入できる。

ただSONYの場合、「性能とモビリティー、そして高級感。
一切の妥協を許さず開発した」と謳う先代VAIO Zにしてこの程度の品質なので、
他は推して知るべしか?


VAIO W

10.1型光沢HD液晶+Atom N450。標準仕様で1.19kg。

VAIO Pより落ち着いて作業できるVAIO W選ぶ方にとっては、
公称3.5時間(標準仕様)という駆動時間は短過ぎ、
上の画像の様に、出っ張り大きい大容量バッテリー(公称9時間駆動)要るのが大減点。

n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。

まぁ落下・水濡れ対応3年付けて、直販で54,800円~なんだし、
今までPCすら無かったシーンに溶け込ませるには贅沢な程。


VAIO X

TMD製の11.1型非光沢HD液晶は、
現行リアルモバイルで最も写真を綺麗に表示する。

ただsRGB(NTSC比72%相当)モードの無い広色域なので、
sRGBで製作される代表である動画の再生なんかでは、多少、発色クドイかも。
(RGB LEDバックライト採用でノート最強液晶の呼び声高かった、在りし日のVAIO A PEも、
発色は赤みがかっており、一般の方にとって広色域は、そのままハイスペックである事を意味しない。

画面ギラツキあるので、純粋な事務用途にも辛く、
かと言え、Atom Zでは出来る用途も限られる。

ところで、2chで騒がれるハイスペックと、使い易い道具というのは、そもそも一致しない。
車の運転に例えると、

街乗り(要小回り⇒持ち歩きPCには、フットプリントがA4用紙大に収まる事必須)
高速道路(要快適性⇒家中モバイルには、単純に大画面が有利)

程度がPCユーザーの多数派ではないだろうか?

PCの場合、

・データ保全性
・管理に掛かる手間

など考慮すると、低価格化が進む現在は1人(一家?)2台体制がお勧めなのだが、
持ち歩きアリの場合、素直にそれぞれに丁度良いノートを割り当てれば良いのであって、
ラリーカー並に重武装しながら、どちらにもジャストフィットしない1台
(PCで言うと、フルHDのVAIO Zなど)で回すよりは遥かに快適だし、
所有欲満たす高価なモノが、生活反映する道具よりカッコイイ時代は
もうとっくに終わってる。

私の様な、「悪い大人の見本」ともなると、
訪問報告少ないサイトにまで切り込んでマルウェア耐性求められる訳だが、
そこで3台目逝かない様、踏み留まる為には、
に割り当てるノートにも作業性(WXGA+、UI)備えたThinkPad X200s
(A4用紙大に収まり、新VAIO Zと比べ、液晶縦寸同じ、
最薄で3ミリ、最厚で4ミリ薄く、遥かに頑丈でありながら軽量構成同士で200グラム以上軽く、
液晶は新Z店頭モデルと同じ縦解像度・ドットピッチ)となるが、
一般の方なら耐衝撃性(SSD)や、補償限度無しがウリのソニスタ保証付ければ、
フルフラット13.9ミリ厚、標準765グラムというVAIO Xのスペックは、
そのまま実用性に直結するハズだ。


Let’s note R9 / LIGHT(ただし、以下の記述はR9に対するもの):

デュアルコアCPU( i7-620UM(1.06GHz、TB時2.13GHz))積む最小フットプリントPC

しかしその弊害で、パームレストと机との段差は半端無く、
液晶ヒンジが本体側にあるせいで、筐体サイズの割には開いた画面も遠く感じる。
実機見れない方はそこをまず、覚悟されたし。

930グラムでBBenchデータは、4.9時間(液晶輝度最大、無線LAN、「バランス」)や
6時間2分(輝度中、無線LAN)など。

ACアダプタはコード込215グラム、予備バッテリー(標準搭載と同じもの)も220グラムと軽い。

10.4型非光沢XGA液晶はお世辞にも綺麗とは言えないが、
WLEDになってからのRでは、目の疲れが軽減されてる。
(現行ラインでやっと、全てのレッツがWLED化を済ませた。)

キーボードはアルファベットピッチが17×14.3ミリ。
指の移動距離少ないせいか実は私も、レッツRでタイプするときが最も速度出る。
縦ピッチ狭いのも、ストローク浅いキーボードには合ってる。
ただしアルファベット以外には更に狭いキーがあるので、かな入力の方には向かない。

内部設計が一新され、排熱・静音性は、R8⇒R9で大きく改善された。
SSDにでもしなければ最早ファンレスとの違いすら判らん程、静か。

レッツの本格派としての弱点は拡張性で、PCカードスロットにこそ拘ってるが、
新レッツ全てで、ドッキングステーション、ポートリプリケータを持たない為、
F9とR9に至ってはデジタル出力すら出来ない。
レッツ全てで、ボッタクリ直販以外、青歯無しってのも痛い。

R9はアンテナ・スペース無い為、現行レッツで唯一、WiMAXやWWAN無し。

店頭モデルのOSはWin 7 Pro 32bit版だが、HDDリカバリで32bit版と64bit版を選択可。

レッツにも落下対応のメーカー保証はあるが、
ボッタクリ直販での購入が条件なのでコレ又、無いも同然。


hp Mini210HD液晶モデル):

日本未発表の為、実機見てない。今回は海外版に関する、信頼筋の情報をまとめる。

10.1型液晶+Atom N450。

キーボード最上段は、[Fn]キー同時押しで[F1]~[F12]に出来るタイプ。
カーソルキー上下は、他のキー1個分に詰め込まれており小さい。

タッチパッドは1枚板で、左右ボタンを示す境界線がペイントしてある。

吸排気口が後ろ以外の側面全てに設けられているにも拘らず、静音性重視で
本体底面(底には吸排気口は無い)が熱くなり、排熱設計はファンレスに近い。

無線はn対応。

落下・水濡れ対応のメーカー保証は、Mini 110のものが適用されるのであれば、
3年で12,600円。

hpの場合、「累計補償上限=購入金額(16万円まで)」であり、それ超える修理費は別途請求される。
購入金額の安いMini 210で基板交換まで逝ってしまうと、持ち出しが発生する可能性大。


hp Mini 5102

日本未発売(執筆時)の為、実機見てない。(◎評価は、5101見た上での期待値)

10.1型HD液晶(多分、今回も非光沢)+Atom N450。今回はタッチパネル搭載機も加わった。

最軽量モデルは1.16kg、最大4.5時間駆動。

n対応無線+GbE+青歯モデルあり。

写真だと液晶枠太く見えるが、フットプリントは262×180ミリに留まっている。

DVI出力まで付いたドッキングステーション等、CPUがAtomである以外、全く手抜きが無さそう。

落下・水濡れ対応のメーカー保証は、3年で16,275円。


Eee PC 1005HR

10.1型HD液晶。1.27kg、公称8.4時間駆動。

低価格と、Atom N280ながらの長時間駆動で、ネットブックでは一歩抜けてる。

n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。
500GBの無料Webストレージのおまけ付。


GIGABYTE T1028X

10.1型HD液晶+Atom N280。タブレットスタイルな為、重量は1.48kg、公称6.5時間駆動。

n対応無線+青歯だが、有線は100BASE。


ONKYO DX

10.1型HD液晶x2画面、中央の液晶枠幅2センチ弱で、2,732x768pxの解像度を実現。
左右同じ表示にも出来る。ただし外部モニタ使用の場合は本体では1画面表示になる。
2画面は完全な平面にはならず、左側が若干、自分の方を向く。

2画面状態でもコンバーチブルに畳めるが、
タッチパネル機能は備えてない。

倒した液晶が後ろに転ばない様、足が後方にも、せり出す。

筐体自体は280x210x19-42ミリと、大きさが12.1型ワイド並で、重量は1.8kg。
BBenchは2時間2分。(輝度最大、無線g、省電力無効、残5%)

液晶右枠には、ポイティングデバイス(光学式マウスの裏面みたいなもの)と指紋リーダー。
左枠にはマウスの左右ボタンと130万画素Webカメラ。

Athlon 64 MV-40(1.6GHz、シングルコア)+AMD M780Gチップ。
[Fn]+[F7]で、ファンの騒音モード切り替え。

HDDとメモリは、本体裏面のカバーから増設等できる。

キーボードはアイソレーションで、ピッチは17~18ミリ、ストロークは1.7ミリ。
タッチは硬め。

スピーカーは1.5+1.5Wのステレオで、モバイルにしては悪くない。

n対応無線+GbE+青歯だが、デジタル出力は無し。

不思議なのは、

・起動時、NumLockが有効になるレジストリ設定。

・HDD脇に隠しUSBポート。

・CATALYST Control Centerがプリインスコされておらず、マニュアルに書いてある事が一部出来ない。

など。

2010.2. 21日曜日 Posted by | ASUS, ネットブック旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑲通信, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑦:プログラミング, 用途⑨:持ち歩き, EeePC 1005HR-WS, ENVY, 薄型旧モデル, GIGABYTE, GIGABYTE T1028X, Let's note R, Let's note SX2 / NX2, Mini 210, Mini 5103, ONKYO, ONKYO DX, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Z, VersaPro, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 大画面旧モデル, 大型液晶旧モデル | CULV機より更に小さいノート一覧。 はコメントを受け付けていません