720pテレビ電話(Logicool Vid HD、Skype)用PC選び
この回やこの回など、このサイトではLogicool Vid関連を何度か扱ってきた。
ヲタでもない一般人がするであろう最も重い処理が720pテレビ電話だと思うからだ。
今回も最新事情を踏まえてお送りする。
まずカメラ。
最近はThinkPadのオプションにも「HD 720p対応」が謳われてるが、
これにはやはり、色味の問題がある。
ベストはやはりLogicool HD Pro Webcam C910だろう。
Skypeの720pにも対応してる。
同じLogicoolのHD対応でも、
最上位のコレ以外は画角が78°⇒60°と極端に狭くなるので、
1人がカメラの前に座ったまま使うんでなければ妥協の余地が無い。
通信環境は「1Mbps以上のアップロード速度」が要る為、
光やWiMAX、mopera Uが一般的か。
本題のPCだが、要件としては、
・Core i3-2310M以上のCPU。
・ノートや一体型なら液晶が綺麗なもの、それ以外ならHDMI出力は欲しい。
と、今となってはかなり緩いついでに今回は低価格中心でお勧めを挙げてみる。
価格度外視で何時もお勧めしてる様な(詳細)据置ノートや一体型でも、
立派に役目を果たす事は言うまでも無い。
■富士通 FMV LIFEBOOK SH76/D:
普段私が嫌う13型、HD液晶ではあるが、
写り込みの少なさと発色を両立してるので、
可搬性や解像度要求が低いこの機会に採り上げてみた。
■dynabook Satellite T571(詳細):
老眼入ってる方がどうしてもノートというならこの辺りがお買い得。
ココで言う「お買い得」は単に安いだけじゃなく、
知人に勧められるレベルの信頼性を含めた評価。
■VAIO C 14型(詳細):
落下保証まで含めれば最も安い部類とも言える。
通話のコチラ側が1人なら丁度良いサイズ。
どちらの解像度えらんでも上下視野角せまいが、
少なくとも14、15型のHD液晶は全てそう。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細):
リアル・モバイルに発色と広視野角を求めるならコレ。
■ThinkPad Edge E420(詳細):
この用途には光沢液晶が良いだろう。
今やCore i3以上で最も安いノート。
lenovo G570と違ってメモリ増設も簡単。
■lenovo H310:
HDMI出力付PCではズバ抜けて安い。(最安3万円ちょっと)
電源交換し難い事もあり寿命の短かさが懸念されるが、
大画面テレビに繋げるだけならこれで充分。
外付HDD繋ぎっぱとかはお勧めしない。
■IdeaCentre B320:
テレビ無しだと
21.5型フルHD、Core i3-2100(3.1GHz)で5万円台前半、
同じくCore i5-2400S(物理4コア)で6万切る辺りで売られる事もあるだろう。
コチラはVALUESTAR Wと違って実用的には充分、
ボードPCとして通用する筐体。
その割には液晶裏が厚いのでデスク用CPUを載せられたと思うが、
G570の様に無難な出来だと、
ノート優勢のPC勢力図まで塗り替えてしまいかねない。
ただ、「2年過ぎて直すよか買い換えた方が早い」状況になったとして、
幾ら安かったと言っても21.5型モニタまで処分する様な勿体無い事は自分には出来ない。
そこはやはりノートとは違う。自分なら幾らか保守性の良い
ThinkCentre Edge 91z All-In-Oneが安くなるのを待つだろう。
■ASUS K53E:
Core i5な15.6型では最もお買い得。
鬼門のキータッチが、この用途では重要視されないからだ。
パームレストまでアルミ・ヘアラインのカラバリ効いてるノートはザラに無い。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
Core i5、13.3型の価格破壊担当だが、
一方のASUSが「第2世代Core i で光学無しで安い」っての出さないせいで、
今の所、値崩れが鈍い。
老眼用PCのお勧め2011年版(あえてVAIO Z2も)
■■モバイル部門
■dynabook R731:
最下位モデルのR731/16Cは
光学ドライブ非搭載でExpressCardも省かれるが、
筐体も上位モデルより薄くなるし(16.8-26.6ミリ厚)、
このHDDをSSDに変えれば重量は1.3kg位に、
駆動時間も最上位(公称13時間)と大差ないと思う。
13.3型ではズバ抜けて軽いし、
モデル末期なら本体8万円程度で買えるだろう。
これでもWiMAX内蔵でUSB3.0+eSATAだから拡張性もそこそこ。
ただしR731は、
底面うかせるだけで内部温度が劇的に下がる様な機種なので、
老眼の方がモバイルとして使う以外にはお勧めしない。
■VAIO Z2:
「大画面モバイル」という意味で
あえてコレも老眼用のお勧め「候補」に入れておく。
なにせ13.1型で軽量構成1.15kgというのは圧倒的。
画面解像度はHD+とフルHDの2択だが、
解像度が高過ぎた所で、
今や調整でどうにもならないのは
WEBページ拡大で画像がボケる事がある位。
13型で老眼の方が積極的に高解像度えらぶ必要はないが、
避ける理由にもならない。
筐体厚16.65ミリと極薄ながら、VAIOにしては珍しく
耐久試験の内容を数値で公表してるのも評価できる。
SONYは落下対応のメーカー保証が手厚いので鬼に金棒。
現時点で考えられる問題点は、
ディスプレイ開かないと底面が浮かず、
「排熱不充分」もしくは「爆音」になってしまう構造だったり、
「Power Media Dock」は机がゴチャゴチャするって所だが、
これらは元々、据置兼用を期待しなければ済む話だ。
■■ホームモバイル部門
■dynabook Satellite T571(詳細):
17.3型1,600 x 900pxは、視認性と一覧性を両立してる。
最安8万円ながら書き込み対応ブルーレイ内蔵で、
このくらい画面解像度あれば、最早DVDには戻れまい。
■Epson Endeavor NY3200S(詳細):
面倒な事が嫌いな方むけとしては、
15.6型ではCPU周りのコスパに最も優れる。
ただ、
光沢15型では発色自体もフルHDの方が綺麗という傾向があるので、
画面サイズ同じなら、
老眼だからと言って積極的にこの手の低解像度えらぶ理由は無い。
■dynabook Satellite B351(詳細):
こちらはHDMIやGbE省いて更に低価格に尖がってる。
初めてのMyPCとして、安心して踏み台に出来るモデル。
■■ボードPC部門
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
動画鑑賞からテキスト作業まで幅広く使える23型液晶がウリ。
外付モニタだと現状、コレより写り込み酷いか、
発色わるいか(広色域除く)のどちらかになってしまう。
■dynabook Qosmio D711:
フルHDはこの21.5型で、
ドットピッチが15.6型HDと同レベルになる。
ESPRIMO FH98/DM程ではないが写り込みも少ないし、
どちらも、ボードPCにしては静かで比較的テレビ録画も安定してる。
今回のお勧めは東芝が多かったが、
2年目以降も使用相談無料とか、面倒臭くない所も考慮した結果である。
LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。
動画を中心に幅広く使える液晶を搭載したLaVie L 3D(詳細)を
既に所有しているものとして、
次にどんなPC買ったらPCライフがより充実するのかを考えてみた。
これによりLaVie L 3DというPCを別の角度から理解するのが目的だ。
■■リアル・モバイル
LaVie L 3Dがあればもう1台のモバイルに自宅での作業性は重要じゃない。
堅牢性(あるいは保証)は価格に見合ったものが要るにしても、
可搬性や駆動時間に特化したものを選ぶのもアリだ。
■Let’s note J10:
書類を一緒に持ち歩く方なら、J10の小ささは可搬性に直結しないので要注意。
■IdeaPad S205:
行く先々にACアダプタ置いとける方には良くまとまった機種。
無くて困らないサブノートならメーカー信頼性は二の次。
寧ろ今までPCが無かったシーンにまで普及させる価格が有難い。
■ThinkPad Edge 11″ インテル版(詳細):
ThinkPadはマウス持ち歩かなくて済むのが良い。
ホーム・ポジションで画面スクロール出来るので狭い表示領域も苦になり難い。
■Let’s note S10 / N10(詳細):
駆動時間を重視したら、おまけとしてCPUパワーも付いて来たでござるの巻。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細)
そもそもモバイルにCPUパワー求める用途なら
液晶の表示品質は良いに越した事ない訳で。
■■セミ・モバイル
負荷分散を図るのが目的であれ、
LaVie L 3Dを所有してる方なら、激安なだけで使用感が劣るものを買い足すのは
労力の無駄と理解するだろう。
HD液晶でリアルモバイルでもないとなれば、ただ安いだけでなく、
電源気にせず使い続けられるとか、デザインが洒落になるとか、
LaVie L 3Dにはないメリットが欲しい所だ。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
遠くない将来、5万円台前半で売られるだろう。
i5-2410Mで最長9時間駆動との事。
これまた、2台目PCだからこそお勧めできる。
■DELL Vostro V130:
Vostro全体がAdamo風デザインになって行ったのは意外だったが、
薄さではやっぱりV130。
■■高解像度モバイル
X201sを無いものとして考えると、このカテゴリは一気に難しくなる。
持ち出すには堅牢性が充分とは言えないVAIO SAやLet’s note B10を
重武装すると、可搬性という殆どそれしかない取柄を奪う事になるし、
パームレストの剛性たりないThinkPad T420sも素直に勧めづらい。
所有機がT520 フルHD版(詳細)であれば、無理してでもそれを持ち出すのだが、
LaVie Lは間違いなくそういう造りになってないので消去法でこの辺↓になるか。
■ThinkPad T420:
14型HD+はドットピッチでLaVie L 3Dと比較すると0.180⇒0.194ミリと「無駄」があるし、
本体も決して軽くないが、ThinkPadならインナーケースやマウス持ち歩く必要がないので、
全体としての可搬性はそれ程悪くないかと。
出っ張らない6セルバッテリー1つで公称8.5時間駆動するのも
今までのTシリーズには無い魅力。
■■一体型デスクトップ
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
LaVie L 3Dの一体型PC版みたいな液晶を搭載する。
これをワザワザ買い足す事の意義は負荷分散でしょうな。
排熱が悪かったり耐久性の低い部品を使ってるとは思わないが、
1日付けっぱで使える機種とまでは、それぞれが言い難い。
特に経年劣化した部品の交換に掛かる費用がThinkPadや自作系とは大違い。
■■セパレート型デスクトップ(モニタ別売り)
■lenovo H330:
いずれ4万円台前半で買える様になるだろう。
LaVie L 3Dがあればもう1台のPCに初期不良があっても気長に対処できるハズ。
作業性を損なわずに負荷分散を図るのであれば、この辺かうのが一番手っ取り早い。
■EPSON Endeavor MR4100(詳細):
省スペースながら、デスク用Core i の4発(かPhenomの6発)つめて、SSD+HDDと出来て、
排熱・静音性・信頼性にある程度、定評あるとなると多少割高でもコレしかない。
■Sycom Radiant VX2100Z68:
そもそも省スペースでなくて良いならこの辺が一番、PCとしては無難。
ココの「納入実績」ってトコには松下電器産業、ソニーなどPCメーカーがズラっと並ぶ。
つまりはそういう事だw
450Mbpsの普及型無線LANルータが発売になった件。
バッファローのエアーステーションにも、WZR-HP-G450Hの型番で対応品が追加された。
450Mbpsというのは理論値に過ぎないし、
LAN内でサイズの大きなファイルを無線によってやり取りする場合にしか効果も無いが、
現代のPC環境で最もボトルネックになり易い部分なので、
少なくともCore i5とi3の差程度には重要なんじゃないかと。
このルータを有効に使うには
PC側も450Mbpsに対応してる必要がある(専用の子機を使わない場合)が、
今年買うPCをどれにしようか迷ってる私でさえ、
既に対応ノートを3台も所有(ThinkPad X200s、X301、T510)してるのだから、
第2世代Core iモデル(超低電圧のみ第1世代含む)の主要どこなら対応が当たり前だろjk
と思って調べてみたら意外な結果が・・・それぞれ、メーカー公表の理論値を列挙する。
(内蔵WiMAXがインテル製なら現状、
300Mbpsで頭打ちはPCメーカーの怠慢とは言えない。)
■NEC
LaVie L フルHD 3D(店頭・直販)・・・送受300Mbpsが標準または選択可
LaVie M(店頭・直販)・・・送受300Mbps
■富士通
ESPRIMO FH98/CM(低反射液晶一体型)・・・送受300Mbps
LIFEBOOK SH76/C(13.3型)・・・送150Mbps、受300Mbps(WiMAX内蔵)
■SONY直販
VAIO L、VAIO C・・・送受150Mbps
VAIO F(3D)、VAIO SB・・・送受300Mbps(SBはWiMAX内蔵)
■Panasonic
B10店頭・・・Centrino Advanced-N 6205(300Mbps)
B10直販・・・Centrino Advanced-N 6230(300Mbps)
S10 / N10 / J10・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps)
■ThinkPad直販
Tシリーズ(それぞれ末尾i含む)・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可
X220(末尾i含む)、Lシリーズ、Edge 11″(インテル版)
・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps)選択可
■DELL直販
Latitude Exx20・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可
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まだ仕様が上がって来ないが、先日発表されたHP EliteBookなんかも、
当然の事ながら450Mbpsは前モデルを踏襲すると思われる。
外付の転送速度といえば世間ではUSB3.0ばかりが話題になるが、
NASが当たり前の時代だし、ノートにUSB繋ぐのすらメンドイっつーのw
PC内蔵HDDを占領してく地デジデータをどうにかしたい。
という事で、出来る対策を国内4大PCメーカーに問い合わせてみた。
回答はあくまで、現行モデルについての現状である。
①今後の録画場所を外付HDDとし、そのまま視聴できるかどうか?
「出来る」の回答はNEC、富士通、東芝から頂いた。
残るSONYは
「Giga Pocket Digitalでは基本的に、録画場所指定で外付HDDを選択できない。
出来てもサポート対象外。」との回答だった。
でも公式ページには「外付けHDDを保存先に設定できる」とあるんだよなぁ。
どっちやねん!(所有VAIOはテレビ無しばかりです)
ちなみに外付HDDに録画した地デジ動画は、著作権団体の指導により、
録画に使用したPCでしか視聴できない仕組みになってるが、
これによりそのPCでマザーボード交換に至った場合も、
見れなくなる可能性があるとメーカー各社、口を揃える。
②内蔵HDDに録画されてる地デジ動画を、
外付HDDにムーヴ(またはダビング)出来るかどうか?
富士通、東芝、SONYは「出来ない」の回答だった。
残るNECは「普通に出来る。手順を取り説で案内してる。」だそうだ。
ちなみに民生機の地デジレコーダーでもこの機能の対応メーカーは、
東芝、Panasonicなどごく一部。(追伸:SONYの対応は2011年夏以降でした。)
③内蔵HDDに録画されてる地デジ動画をカット編集する事で、
内蔵HDDの空きを増やせるかどうか?
NECからは「出来る」の回答を頂いた。
富士通とSONYは
「必要チャプターのみを光学ドライブに書き出す事なら出来る。
不要チャプターのみをHDDから削除する事は出来ない。」の回答だった。
東芝は「上の2つとも出来ない。」そうだ。
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まぁPCの場合、溜まる以前に録画が無事に出来るかの方が問題であり、
SONYの「Giga Pocket Digital」に至っては2010年の年末のアップデート後も、
録画や同時処理の不具合報告が多数あるので、
やはり事前に永久保存が確定してる番組については、
地デジレコーダー(民生機)の使用を強くお勧めしておく。
2011年春モデルの主要どこレビュー。
◎LaVie L LL970/DS / LL770/DS(15.6型光沢液晶)
それぞれフルHDで3D立体視が可能なモデルだが、
i7、メモリ8GBのLL970/DSの方は既定量を完売したとの事。
直販でも3Dモデルは受注停止になっている。(液晶の品切れが原因)
縦解像度が半減する偏光方式の3Dモデルなんぞに興味なかったので
実はノーマークだったのだが、良く見ると
フルHDノートの光沢液晶でこれ程までに写り込みを抑えたパネルは存在しない。
見る角度によっては縞模様が見えるとされる偏光方式のモニタだが、
正面から見る分には光沢液晶として違和感ないし、
それ程、動きが速くない2D動画見る程度なら、
パッと見は光沢液晶のこちらの方が、VAIO F 3Dより綺麗だ。
IEEE1394も拡張カードスロットも無いのでビデオカメラとの接続には要注意。
◎富士通 FMV ESPRIMO FH98/CM(23型光沢液晶)
ESPRIMO FHには裸眼で3D立体視が可能なモデルもあるが、
店頭デモを見る限り遠近部分がおかしくて実用に耐えない。
ここで紹介するFH98/CMはメガネ「あり」で立体視が可能なモデル。
上のLaVie Lを23型にした様な液晶で、
やはり20型以上の光沢モニタで
これ程までに写り込みを抑えたパネルを私は知らない。
・ノート用CPU(4コアだが)
・グラフィックはインテル内蔵
・電源外付(ACアダプター)
という無理しない構成なので、液晶一体型としてはファン音も小さい。
ナノイーが効くかどうかは知らんが、
PCが起動してる時しか発生ユニット使えないし、付けるとジー音も気になる。
ESPRIMO FHの23型でも、裸眼モデルの3Dフィルター外した状態のものや、
3Dモデルじゃない奴(タッチパネルモデル)は普通に写り込みのある液晶だった。
△富士通 LIFEBOOK NH(17.3型光沢液晶)
光沢液晶で今時、これ程ギラツキ酷いとはギャグですかって個体がある。
一方でギラツキ、発色ともに問題ない個体も確認してるので、
国内メーカーのこのクラスには珍しく液晶がマルチベンダになってる様だ。
(少なくとも現行筐体としては)
私のThinkPad T510 フルHDは15.6型な分、初期設定でNHより表示も小さいが、
白画面が何処まで凝視しても牛乳の様な混じりけの無い白なので、
1日使っても全く目が疲れない。
ギラツキのある液晶使ってる人はホ~ント、人生損してますよw
△VAIO L(24型光沢液晶)
タッチパネルじゃない方もPC画面としては写り込み酷過ぎ。
私は自室で
・レグザZ最後の非LED液晶(IPS)
・三菱のWM-Z(23型TN)
をどちらもテレビとして使ってるが両者グレアという事もあって、
正直、パッと見の発色の綺麗さはどっちも変わらん。
VAIO Lでは倍速補間が無い分だけそれらより動画では劣るだろう。
非TNと言っても、このサイズのしかもグレアでは、
寝っ転がって下から見上げる時しか絶対的な優位性は無さそう。
録画は引き続きギガポが担当orz
△VAIO F 3D(16型半光沢液晶)
TMDが開発したOCBパネル(すなわち非TN)を採用する。
ノートPC初の倍速駆動(それも4倍速、240Hz駆動)液晶だが、
2D動画として見る場合に
大型テレビがやる様なコマ間生成をするという記述が何処にも見当たらない。
少なくとも初期状態では、
3D立体視の場合の、
左目用⇒黒挿入⇒右目用⇒黒挿入
のパターンしか出来ないのかも知れない。
3D立体視用に製作された動画を見るなら、メガネから何から3D BRAVIAと同じだ。
具体的には
・黒挿入により、左右切り替え時の残像(クロストーク)が無い。
・一般的な3D Visionと比べると、偏光膜のないアクティブシャッターなので、
輝度は落ち難いが、見る角度が変わると色変化やクロストークが出易い。
という性質がある。
ところでこの液晶、少々ギラツキがある。
白背景画面での情報収集やテキスト作業なら
T510 フルHDの方が遥かに目の疲れは少ないハズだ。
発色の鮮やかさも広色域な分、T510の方がぶっ飛んでる。
(VAIO F 3DはsRGBカバー率100%)
一方、(3D立体視じゃない場合に)自然な発色で艶やかと言えば、
上で紹介したLaVie Lの3Dモデルに分がある。
VAIO F 3Dの視野角はTNのT510 フルHDより少し良い程度。
確かにVAIO F 3Dは液晶で買うノートだし、多分この1年、
どの掲示板でも「糞TNや擬似カラーと比べるな!」って流れにもなるだろうが、
この液晶がノートPCとして圧倒的なのは
・元から3D立体視用として製作された動画
・動きの速い動画、ゲーム
を見る場合に限られ、
それ以外の用途別では上位に食い込む事すら無理なのが現実だ。
私「も」毎年の様にVAIOを購入する程のマニアだが、
・横から見ると極端に後部が厚い(45ミリ)
・天板が噛み合わない
といった極悪筐体が3D VAIOの完成型とも思いたくない。
まぁ筐体が厚いお陰で、
流石に排熱、静音性はまあまあの範囲には収まってる。
強いて言えば連続高負荷で、排気口付近が熱くなり(表面45℃程度)、
冷却ファン音が現行ThinkPadでは有り得ないレベルに五月蝿いだけだ。
VAIOというのは何時も出始めの評判は良く、
ThinkPadみたいに使ってく内に理解されてくものとは対照的だから、
使用報告でボロが出てない春先以上には評価が上がる事もないだろう。
○VAIO C(15.5型 / 14型光沢液晶)
中身はVAIO Eを代替わりさせただけかと。
端子的な違いは
VAIO E - eSATA - ExpressCard + USB3.0 = VAIO C
VAIO Cは直販のフルHD仕様のみ、グラフィックが
Radeon HD 6630M(1GB)+インテル内蔵
のスイッチャブルになる。
液晶見ていて集光材で気が散る様では困るので
そうなるのも仕方ないが、緑、オレンジ、ピンクの筐体は、
ヒンジ周りがかなり安っぽい。
しかし今回はそれらの筐体色とフルHDも組み合わせられるし、
似た様な外観が多い中で、新しいノートを買った気にさせてくれそうで評価は出来る。
×VAIO SB(13.3型半光沢液晶)
液晶視野角が狭いし、ギラツキも少々。
アイソレーションキーボードなのに枠ごとたわむ。
Radeon HD 6470Mでも高負荷連続だと排気口付近が47℃超える事もあるし、
冷却ファン音も笑ってしまう程、大きくなる。
薄型筐体と高性能の両方を追求して
スペック表に現れない使い心地が犠牲になるのはまぁ、VAIOらしくはある。
△Let’s note B10(15.6型非光沢液晶)
液晶だが、視野角は充分。
同じ15.6型のT510程には最大輝度たかくないのでギラツキも目立たない。
発色も割と普通で、初期設定で青くない分、S10 / N10より綺麗に見える。
キータッチも悪くないが、
静穏処理の為、癖を感じる方も居るだろう。
T510は必要なものを付けて行ったら結果として軽量構成2.5kgになりました
ってモデルなので、T510より軽量なB10は
このサイズのノートに必要なものまで無理して削ってる感は否めない。
堅牢性(落下試験30cm、キーボード防滴無し)もそうだし、
WiMAX、IEEE1394、拡張カードスロット無し、Bluetoothも直販だけ。
△Let’s note J10(10.1型非光沢液晶)
こちらも堅牢性が犠牲になっており、
(キーボード防滴無し。ジャケット非装着では落下試験30cm)
主力シリーズの半分でこんなじゃ
そろそろ「レッツノート=頑丈」という看板も掛け替える時期にある。
■ThinkPad T520 フルHDモデル(15.6型非光沢液晶)
これはまだ実機みてない。
AUOが保有する旧TMDの生産ラインがノート用から撤退するのを受けてか今回、
シングルベンダは維持したもののパネルFRUが変わってる。
ちなみにIBMパーツセンターの話では、
シングルベンダでもベンダ自体が切り替わる場合には、
これまでは例外なく部品FRUも変わったそうだ。
性能向上を受けて内蔵グラフィックモデルでもフルHDが選べる様になった。
ThinkPadでは安定動作を求めるユーザーも多いので歓迎できる。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(12.5型非光沢液晶)
これもまだ実機みてない。
HD解像度なのにフットプリントでA4用紙大こえて来たのは、
このIPSの為だろう(シングルベンダ)。今の所、海外での評判は上々。
IPSは電池もち悪化するし、目が疲れるギラ粒仕様にもなり易いが、
わざわざ採用するからには他の非光沢と比べ発色はズバ抜けてるハズだ。
TMD撤退で変態解像度とかワガママ聞いてくれる液晶ベンダが無くなってしまった以上、
Sandy世代ではX220 IPSが、13.3型以下Win機で唯一の拘り液晶になる。
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