450Mbpsの普及型無線LANルータが発売になった件。
バッファローのエアーステーションにも、WZR-HP-G450Hの型番で対応品が追加された。
450Mbpsというのは理論値に過ぎないし、
LAN内でサイズの大きなファイルを無線によってやり取りする場合にしか効果も無いが、
現代のPC環境で最もボトルネックになり易い部分なので、
少なくともCore i5とi3の差程度には重要なんじゃないかと。
このルータを有効に使うには
PC側も450Mbpsに対応してる必要がある(専用の子機を使わない場合)が、
今年買うPCをどれにしようか迷ってる私でさえ、
既に対応ノートを3台も所有(ThinkPad X200s、X301、T510)してるのだから、
第2世代Core iモデル(超低電圧のみ第1世代含む)の主要どこなら対応が当たり前だろjk
と思って調べてみたら意外な結果が・・・それぞれ、メーカー公表の理論値を列挙する。
(内蔵WiMAXがインテル製なら現状、
300Mbpsで頭打ちはPCメーカーの怠慢とは言えない。)
■NEC
LaVie L フルHD 3D(店頭・直販)・・・送受300Mbpsが標準または選択可
LaVie M(店頭・直販)・・・送受300Mbps
■富士通
ESPRIMO FH98/CM(低反射液晶一体型)・・・送受300Mbps
LIFEBOOK SH76/C(13.3型)・・・送150Mbps、受300Mbps(WiMAX内蔵)
■SONY直販
VAIO L、VAIO C・・・送受150Mbps
VAIO F(3D)、VAIO SB・・・送受300Mbps(SBはWiMAX内蔵)
■Panasonic
B10店頭・・・Centrino Advanced-N 6205(300Mbps)
B10直販・・・Centrino Advanced-N 6230(300Mbps)
S10 / N10 / J10・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps)
■ThinkPad直販
Tシリーズ(それぞれ末尾i含む)・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可
X220(末尾i含む)、Lシリーズ、Edge 11″(インテル版)
・・・Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(300Mbps)選択可
■DELL直販
Latitude Exx20・・・Centrino Ultimate-N 6300(450Mbps)まで選択可
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まだ仕様が上がって来ないが、先日発表されたHP EliteBookなんかも、
当然の事ながら450Mbpsは前モデルを踏襲すると思われる。
外付の転送速度といえば世間ではUSB3.0ばかりが話題になるが、
NASが当たり前の時代だし、ノートにUSB繋ぐのすらメンドイっつーのw
新世代CULV級ノート比較。
このクラスはインテルの圧力もあってか、
セキュリティ機能が省かれてたり、
液晶解像度がHD(1,366 x 768px)、光学ドライブ無しが暗黙の了解になっている。
液晶の上下視野角も例外無く狭い。
見る角度が少しでも上からだと白ボケし、下からだと黒潰れるので、
姿勢が変わるごとに液晶の角度調整が要る。
低価格とはいえこのクラスは、
・無線n対応
・青歯
・有線GbE
・HDMI出力
・13型以上はフルサイズキーボード
が当たり前なので、
この記事で触れない場合、これらは付いてるものと判断して頂いて結構。
最初に、この記事で登場するCPU周りだけ解説しておく。
インテル製:
①Core i5-430UM(1.2GHz、Turbo Boost時1.73GHz)
②Core i3-330UM(1.2GHz。ここまでがHT(論理4コア)対応で、ここからはTB無し。)
③Pentium U5400(1.2GHz)
④Celeron U3400(1.06GHz。ここまで全てデュアルコアでSpeedStep有)
L3キャッシュは、①~③が3MB、④が2MBである。
グラフィックの高画質補正は、①、②が「Intel Clear Video HD Technology」まで、
③、④が「Intel Clear Video Technology」のみ対応となる。
お決まりの注意書きだが、
インテル製の超低電圧CPU以外だと、厳密にはCULVとは言わない。
AMD製:
⑤Turion II Neo K625(1.5GHz)
⑥Athlon II Neo K325(1.3GHz。ここまでがデュアルコアでTDP15W。)
⑦Athlon II Neo K125(1.7GHz、TDP12W)
⑤のCPUの性能は、インテルの前世代(Core 2 Duo SU9400辺り)に近いものがある。
しかしこれら⑤~⑦と組み合わされるチップ内蔵グラフィックのRadeon HD 4250は、
・3D描画のDirectX 10.1
・フルHD動画再生支援のUVD2
・GPGPUのATI Stream(対応ソフト(現状は殆ど無い)では動画エンコードが高速になる)
に対応するのがウリ。
○NEC LaVie M(直販名はLaVie G タイプM。13.3型光沢液晶):
・ワイヤレス地デジ(今の処、旧モデルでのみ)
・HDD+SSDの2ストレージ構成
を選択できるのが特徴。
CPUは②Core i3-330UMを採用し、
Mバッテリ時が1.61kgでカタログ駆動5時間、
標準のLバッテリ時が1.79kg、同10.5時間。
実駆動はLバッテリで最大7時間といった処。
WiMAXを標準搭載するが、青歯とeSATAは無し。
USBの1つは、PC電源OFFでも通電。
PCを外付けHDDの様に使えるUSB Duet機能あり。
UIでは、キーボードがストローク3ミリと深く、中央で少したわむ。
タッチパッドは左右ボタン同時押しで手書き文字を受け付ける。
筐体の厚さは27-30.5ミリで、排熱、静音性は特に問題無し。
△富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル(PH520/1A。11.6型光沢液晶):
インテルモデル(PH540/1A、Celeron SU2300)との共通事項は、
・Win7 Home Premium 「32ビット」のみ
・WiMAX無し
・有線100BASE
・eSATA無し
・キーボードは、水滴が浸入し難い「バスタブ構造」
一方、インテルモデルからの変更点は、
・重量1.6kg⇒1.4kg
・筐体厚26.4-30.2ミリ⇒25.9ミリ(フラット)
・キーピッチ19ミリ⇒17.5ミリ
・HDMI端子装備
・BBenchは約3.5時間(輝度50%、バッテリ残5%)
・RADEONを利用した「くっきり機能」
など。
搭載する⑦AMD Athlon II Neo K125ってのはクロックが1.7GHzと高く、
Radeon HD 4225(チップ内蔵)とあわせて、
YouTubeの720pをCPU使用率50%程度(Flash 10.1+対応するディスプレイ・ドライバ)でこなす。
以前なら、ハードな作業をしないモバイルにはこの様なシングルコアCPUでも充分だった。
しかし重武装のセキュリティ対策をしていると、
広告のFlashが意味無く重くのしかかるページが最近増えており、
(まぁ、良い子なら行かない類のサイトなんだがねーw)
そんなのに遭遇するとシングルコアでは「ただ待つしかない」という状況に陥ってしまう。
そんな時、デュアルコアなら、他のソフトで「ながら作業」も出来るし、
最悪、ブラウザの強制終了もスムーズに行える。
○東芝 dynabook MX(11.6型光沢液晶):
②Core i3-330UMまたは④Celeron U3400を搭載し、
重量1.48kg、17.6-26.2ミリの薄型筐体。
カタログ駆動は②、④どちらも6.4時間だが、
この機種はバックライトOFF(これでもそこそこ画面は見えるが)をJEITA測定に含めてるせいか、
普通に使用した実駆動と、カタログ駆動との乖離が、他機種より大きい印象を受けた。
OSはWin7 Home Premium 「32ビット」のみ。
キーボードは、[FN]と[半/全]キー位置に慣れが要るが、タッチは悪くない。
ネジ1本でメモリとHDDにアクセスでき、堅牢性ではHDDプロテクションを備える。
接続性ではWiMAXが標準搭載なのとeSATAがある代わりに、
有線が100Baseだったり、青歯も見当たらない。
冷却ファン音は、左の排気口付近で僅かに聞こえる程度で、
キーボード左側は、若干熱を持つ。
スピーカーは、筐体の大きさを考慮すれば悪くない。
価格的には、
全機種Office Personal 2010(Word、Excel、Outlook)付属ってトコも考慮する必要あり。
○SONY VAIO Y(13.3型光沢液晶):
CPUを
①Core i5-430UM
②Core i3-330UM
④Celeron U3400
から選べ(直販)、本体1.78kgになるSバッテリ時に、②でBBenchが5時間弱。
(この他、カタログ駆動が7⇒10時間となるLバッテリも選べる)
CULV機の光沢液晶では最も低反射コートが効いている。
この機種で言われてる輝度ムラも、数値で見れば大した事ないと思う。
それでも画面下半分が白ボケるという苦情が多いのは、
低反射な分、CULV機にありがちな上下視野角の狭さが目立ってしまうのだろう。
キータッチは悪くないが打刻音は大きめ。
接続性ではExpressCard/34を備えるのが特徴で、
WiMAXとeSATAは無し。
買ったばっかで怖いので、Turbo Boostだけは切らせてもらったが、
連続高負荷でも筐体表裏の全てが、体温以下に保たれていた。
ただ冷却ファンの回り始めだけは、高周波が気になる。
まぁカラバリ目当てで買う機種でしょう。
○lenovo IdeaPad U160(11.6型光沢液晶):
筐体は、奥行が193ミリと小さいのが特徴で、
厚さは最薄22.5ミリながら、後ろの方がバッテリーの分だけ、33.5ミリと比較的厚い。
キーピッチは18.5ミリで、e-SATAも付いてる。ここまでが共通事項。
直販モデルは
①Core i5-430UM
②Core i3-330UM
からの選択でWiMAX無し。
店頭モデルは③Pentium Dual Core U5400を搭載し、
1.40Kg(重量は直販モデルも同じ)でBBenchは3.6時間(「バランス」モード、バッテリ残5%)。
こちらはWiMAX標準装備。
ところで、ThinkPadの保証が7/1から見直された。主な変更点は
①ハードウェア故障以外の無料電話相談が、購入後30日間へと短縮された。
②土日受付がなくなった。
である。
①は拡張保証に加入すれば、保証期間中は無料で受けられる(今までと変わらない)し、
ThinkPad本体を安くしてまで保証に加入させたいのは、実質親会社のIBMに貢ぐ目的もあるだろう。
(本体安く、数が出れば、部品仕入で圧倒的優位に立てるという構造も、この業界にはある。)
しかし変更発表後、即施行な制度なだけに、
6/30以前の購入にも適用するってのは、明らかに消費者との契約違反だ。
レノボジャパン程の企業が、
発表後一年の執行猶予を置いてこの事態を回避しなかったのが不思議でならない。
ある程度、知名度のある企業なら、「マスコミ沙汰にするぞ!」と脅されるだけで対応も変わって来るし、
ウチの会社にもその手の脅しで解雇になった社員が居るので企業イメージの大切さは解ってるつもりだが、
今のレノボにはその企業イメージすら、考える余裕が無いのだって事は心しておきたい。
・HP Pavilion dm1a(11.6型光沢液晶):
発売前の為、実機見てない。
⑦Athlon II Neo K125を搭載し、1.53kgでカタログ駆動6.5時間。
メモリはオンボードが1GBで埋まっており、残りの1スロットを利用する形。
直販モデルは128GB SSD。
接続性は有線100BASE、WiMAX無しで、店頭モデルは更に青歯無し。
富士通 LIFEBOOK PHのAMDモデル同様の「くっきり機能」を謳う。
△DELL Inspiron M301z(13.3型光沢液晶):
24ミリ厚(ほぼフラット)の薄型筐体が特徴。
CPUは
⑤Turion II Neo K625
⑥Athlon II Neo K325
から選べ、1.77kgで⑤だとBBenchは3時間2分(電源「バランス」、画面輝度40%、残5分)。
CULV系ノートは一律、液晶の上下視野角が狭い訳だが、
この機種の様にディスプレイが130度程しか開かないものは、膝上使用が難しい。
キーボードはストロークこそ浅いがクリック感はシッカリしており、たわみもない。
[Enter]や[BackSpace]キーの位置は一番右じゃないが、[Enter]は大きめ。
タッチパッドの面積は広く、パッドの有効/無効を切り替えるボタンも付いてる。
接続性は、アナログRGBを省き、デジタル2系統(HDMIとMini DisplayPort)としている。
有線100BASEでWiMAXも無し。eSATA共有ポート有。
薄型筐体ながらこの機種は、どちらかと言うと冷却重視で、
⑤Turion II Neo K625で連続高負荷やらかしても、
筐体の40℃超えは底面奥の中央付近だけだった。
ファンスケジュールが煩雑じゃないのが救いだが、静かな方ではない。
スピーカ出力全般にイコライザー的な処理を行える「SRS Premium Sound」を備えるので、
動画サイトで音楽を聴くのに重宝する。
○ASUS UL20FT(12.1型液晶):
本日発売な為、実機見てないが、ハッキリ言ってASUSなら、
大きな問題は無いだろう。
CPUは④Celeron U3400ながら、
設定によってCPUとメモリを自動的に、最大約33%オーバークロックするという独自性は、
デスクトップ・マザーの世界シェア7割が伊達じゃない事を思い知らされる。
そんなこんなで筐体サイズ的には、前作UL20Aの厚さ25.9ミリフラットから、
25.1-30.9ミリへと若干厚くなっている(重さは変わらない)。
カタログ駆動は6.1時間。
有線は100BASEのままの様だが、新たにHDMI出力も付き、
大ヒットしたUL20Aから、汎用性を高めたモデルチェンジと言えそう。
○acer Aspire TimelineX 3820T(13.3型光沢液晶):
搭載するCore i5-450M(2.4GHz、TB / HT有)は
低電圧CPUですらない為、正確にはCULV機じゃない。
しかし、1.8kgでBBenchが6時間程度(輝度低め)、22-28.9ミリの薄型筐体ってのは、
価格が数倍もするレッツノートS9 / N9やdynabook RX3には脅威であろう。
流石にファン音は、従来機程、静かじゃない。
[Enter]キーの位置は一番右じゃない。
WiMAXやeSATAは無し。
フルHDのお洒落なモニタが2万円足らずで買える昨今、
この3820Tの登場で、
縦解像度768ドットの15.6型ノートが一気に存在意義を失ってしまった。
それら15型は店頭でも価格コムでもデカイ面してる訳だから、影響力は計り知れない。
ただacerは、次に記述するGateway共々、サポートが期待できない。
問題があっても自分で情報を集められる方(自ずと別PCが必要になる)向きなので、
この3820Tには、
「フルパワー+長時間駆動+13型+低価格」の尖兵としての役割を期待したい。
残念ながら、店頭でちょこっと見ただけ。
11.6型のEC19C-N52C(青と銀の2種)と、13.3型のEC39C-N52Bがある。
両サイズとも①Core i5-430UMで6時間駆動を謳い、
11.6型は1.35kgで筐体厚25-28.9ミリ、
13.3型は1.75kgながら厚さ19.1ミリ(その為こちらだけ、HDDが1.8インチっぽい)を「謳う」薄型筐体。
WiMAXやeSATAは無し。
13.3型には、Vostro V13という16.5-19.7ミリ厚の機種があったが、
あちらが日本ではシングルコアCPU、1.4GHz止まりなのを考えると、
面白い存在ではある。
PC2台体制を形成する為の定番ノートとは?
最近、色んな変り種ノートや、スペック無理したノートがある訳だが、
同じノートでも、所有PC2台の内の1台なのか、
それとも3台以上の内の1台なのかで、
所有者による評価は変わって当然だ。
私は当サイト以外のPC関連ニュースサイトやら個人ブログで、
この辺まで考慮しているサイトを見た事が無い。
ココに書き手(殆どが3台以上所有)と読み手(殆ど2台以下)で温度差が生じてしまう。
モバイルVAIOが優れたPCかそうでないかの議論も、そこを揃えなければ平行線だ。
今回の投稿は、昨年5月の投稿、
「アグレッシヴPC購入なら先んず、このノートを押さえておけ!」の、現時点での拡大版であり、
2台体制の内の1台を、持ち歩き可能なモバイル(A4用紙サイズ以下かつ1.5kg以内)で考えてある。
今回は、紹介するノートのメーカーが偏ってるが、
今時のノートを使って2台体制確立する為には、それなりの信頼性が無ければやってられないのだから、
お許し頂きたい。
(実は、3台目に用意する道楽ノートこそが、PC趣味の面白さだったりするのだが、
今回はそれを我慢する。)
~持ち歩き可能なモバイル、予算制限無し部門~
レッツR8は、Atom Z以外、XGA以上の画面解像度を満たす、最小PCの1つで、
その中では最軽量を誇る。慣れればタッチタイプも可能。
どーせ2台体制敷くのなら、モバイル特化のR8では駆動時間重視だろうという事で、
Core 2 SoloモデルのLIGHTをお勧めする。
メモリ少なくて済むXPで使いたければ、XPリカバリメディア付属のVistaモデルが良い。
しかしコレ程モバイルに特化していると、2台体制のもう1台を、
イザとなれば持ち出し可能(以下参照)なものから選ぶ人も多いだろう。
★NEC VersaPro UltraLite VCの内、Core 2 Duoモデル:
このサイトでも過去1度しか採り上げてないせいか認知度低いが、
違和感の無い性能(GMA 4500MHD)、作業性(大きな落とし穴の無い、WXGA液晶とキーボード)
を確保した、最軽量B5ノート(868グラム~)。
筐体厚25-29.8ミリ、最軽量構成のまま、公称値ながら6.1~10.5時間駆動を叩き出し、
「モバイルPCの基準」を押し上げた。
150kgfの面加圧、25kgfの点加圧試験をクリアするなど、一通りの堅牢性は勿論、
天板の小傷を自動修復するスクラッチリペア機能をも備える。
ドッキングステーションが無いのとデジタル出力できないので守備範囲は限られるが、
巷には、意味無くこれより500グラム重くなって、モバイル面してる怠慢モデルがゴロゴロ居る。
★ThinkPad X200sの内、WXGA+、Core 2モデル:
上で紹介したVersaProに、更なる堅牢性と、
(WXGA+がTMDパネルであると仮定するなら)動画鑑賞までを含めた快適性を追加し、
より薄型の筐体に凝縮して最軽量時1.1kg。
老眼以外の一般の方なら、家中モバイルまでを守備範囲と出来るので、
2台体制のもう1台をデスクトップとし、
そこでノートでは実現し難い性能(液晶、グラフック、3台以上の内蔵HDDなど)を、思う存分追求できる。
~持ち歩き可能なモバイル、お買い得部門~
1.56kgと僅かに重量オーバー。デジタル出力できないので守備範囲も限られる。
しかし
・コンシューマモデルとしての使い易さ
・金属を多用した筐体
・2年保証
で5万円前後と、必要に迫られてモバイルするのでなければ充分。
シングルコアCeleron+XPモデルだが、普通に5万円切ってるのが魅力。
X200s、WXGA+モデルの様な画面ギラツキも無く、
トラックポイントに慣れた人が事務用として使うなら、
家電店に並んでる15型ノートより作業効率も高い。
事務用でこれより金掛けるなら、
WLED採用で重量1.19kgの74653PJだろうが、
こちらは売値が下がる前にX100eにとって変わられる可能性もある。
私も客商売が長いが、
「安いの買って、買い替えを頻繁にした方が良いんでしょ?」
というお客に限って、それを壊れるまで使うものだ。
CeleronのX200sは、最近出た廉価版のインテルSSDでも入れとけば、
手荒な扱いにも耐え、確実に何年か使える事務用モバイルとして、破格の安さだと思う。
「持ち歩くものとしては、レッツLIGHTじゃ未だ高価」、「流石に最早、WXGA以上だろ」
って人向け。
~イザとなれば持ち出し可能なモバイル部門~
PC操作のし易さで言うなら、万人にお勧め出来る。
液晶パネルは2ベンダだが、どちらが付いて来ても、表示品質マトモ。
キーボードも、評判悪かった一部ベンダで改良がなされてる。
T410sではNVIDIA NVS(スイッチャブル・グラフィックス)も選べるが、
進化したインテル内蔵(5700MHD)より大幅に性能が良い訳ではなく、
省電力や、CPUのTurbo Boost枠の確保が目的だ。
T410sを2台体制の内の1台とする場合、これを据置用途にも使う訳だから、
①重い処理は精々、動画鑑賞程度
②フルHD動画見るときは外付モニタを使用
という感じになろう。
その代りT410sと組むもう1台には、レッツLIGHTやVAIO Xなど、
かなり先鋭化されたモバイルを選ぶ事ができる。
今回、13型、14型で唯一、T410sが選ばれたのは、
①、②さえクリアすれば、実際に据置PCとしても使えるからだ。
据置には排熱・静音性が重要だが、それ自体はThinkPadの専売特許という訳ではない。
しかしPCは普通、稼働時間が長ければ、より多くの埃を吸い込む訳で、ThinkPadは
・それ防ぐ為、吸気口にメッシュ貼り(これやるとミドルタワーでさえ内部温度かなり上がる)
・他社より薄い筐体(2ミリ薄くすると2dBうるさくなる(プラス3dBは2倍の音量))
であるにも拘わらず、他社のどのノートにも負けない排熱・静音性(従来モデル)って、
最早、ヲタ以外のデスクトップ本体は全てThinkPadでイイんじゃね?
ThinkPadは液晶閉じたまま常時稼動できるし、
モニタ、キーボード共に外付となるとスリムタワーと比べ、設置面積にこそ工夫は要るが、
スリムノートは処分に困らない(動作するものを他人に譲れば、確実に喜ばれる)のがポイント高い。
★ThinkPad T510の内、フルHDモデル:
保守マニュアルによると、
15.6-inch FHD LED-backlight(非タッチパネル)はシングルベンダである。
ご存知の様に私は、高解像度+LEDバックライトなシングルベンダ液晶ThinkPadコレクターなので、
(何だ、まだ始めたばっかじゃねーかw)
このT510も、初期ロットがはけ、旧正月が終わり、決算期となった3月に、
Core i7で注文予定である。
まぁT510は、NTSC比95%を謳うこの液晶以外に面白みの無いモデルだが、
ThinkPadに綺麗液晶が載るだけで鬼に金棒じゃないかと。
画面ドットピッチが0.18ミリと、X200s高解像度より僅かに小さいので、ギラツキ無ければ良いなぁ。
(X200s程度でギラツキ気になるって人を私以外に知らないので、比べてる液晶が良過ぎるのかも。)
キャリブレーション選べるW510は、CPUがクワッド(TDP45W、45nmのCPU)のみってのが痛いね。
ショボいプロセスであれ4コア使ってしまうとTurbo Boost上限がかなり制限され、
シングルコア性能でT510のi7に遠く及ばないし、
背伸びしたいだけの一般人なら4コアとかOpenGL要らんもんな。
より高価なものが必ずしも良い道具にならない処に、PCの面白さがある。
それにしてもT410/T410s/T510は、最初から安く来たなぁ(追伸:売れ過ぎ?で一旦、受注停止に)。
他社の殆どはArrandaleモデルの発表すら出来てないから、
出揃う頃には既に、「Arrandale人柱組にThinkPad行き渡ってる状態」を狙ってるんだろうか?
他社が余分に数ヶ月取り組んだ処で、Arrandaleの排熱を会得できる保証も無いが。
~家中モバイル部門~
★LaVie L(直販名はLaVie G タイプL):
良質のフルHD液晶が載って10万円前後から購入出来る。
ただしモデル切替期の為、現在直販ではカスタマイズに制約(肝心の液晶が販売終了とか)がある。
このモデル(16型)の様に15型超える国内メーカーノートは、
外に持ち出せる程の堅牢設計にはなってない。
NECというのは、コンサバCPU、GPUに4センチ越えの筐体厚を組み合わせて、
やっと排熱・静音性を確保できるメーカーなので、
2台体制の一方がモバイルになってしまう場合、
CPU、GPU性能に多くを求めない人(≠初心者)向けという事になる。
★VAIO A フォトエディション(追伸:生産終了っぽい):
RGB LEDバックライト液晶(カラーマネジメント対応)搭載で、
「液晶ならVAIO」というイメージを牽引するモデル。
しかし店頭での主力、例えば従来のVAIO NやCは、同価格帯の国内他社に液晶で負けてる。
発色薄かったり、ギラツキあったり。
★HP EliteBook 8730wの内、DreamColorディスプレイモデル:
RGB LEDバックライト液晶に加え、
sRGBモードを持ち、WUXGAと縦解像度も広い。
CULV機狙ってる奴、ちょっと待った!
もう少し出せばモバイルから据置まで一台でこなせるPCが手に入るじゃないか!
って事で今回は、以下の条件
・液晶13.3型以下かつ重量2kg以下
・通常電圧Core 2 Duo搭載か、CULV+独立GPU
・外付けモニタへのデジタル出力
・排熱・静音性に、大きな破綻が無い
を満たすノートの中から更に、
年末辺りから発表されるであろう次世代CPU(Arrandaleなど)モデルの登場に伴い、
10万円以内が期待出来るノートをご紹介。
あとは外付モニタに、例えば現在最安4万チョットのフルHD液晶ながら、なんと
で、そこそこ目も疲れ難いと評判の三菱RDT231WM-Xを、
外付キーボードには、かなりタッチが改善されたと評判のトラックポイント付のコレを、
それぞれ用意すれば、普通の人なら液晶がベストとは言い難い大型ノートやボードPCを、
割高に感じるだろう。
ところでArrandaleだが、問題は性能の割に熱効率の悪いインテルグラフィックが、
今回からはCPUの発熱に加算され、
ノート内部で発熱が分散されてたこれまでの様には誤魔化しが効かない処だ。
Arrandaleは、CPUダイとGMCH(Graphics Memory Controller Hub)ダイを
QuickPath Interconnectで結ぶ、なんちゃってGPU統合であり、
本当にGPUがCPUダイに統合されるのは2011年のSandy Bridgeからなのだから、
Arrandale後にCore 2 Duo機選ぶ理由は有り得ても、
Sandy Bridge後にArrandale機選ぶ理由は無い訳で、
冷静に考えれば、値崩れ後のCore 2 Duo機買ってSandy Bridge待てと言う事になる。
店頭モデル故、画面解像度は1,366×768ドットに留まるが、
VAIOというのは最新モデルにこそ価値があると世間も解ってるので、
CPU世代交代の影響を最も受け易く、店頭在庫なら10万円近くまでの値崩れも
有り得ると思う。
搭載されるCore 2 Duo P9700(2.8GHz、6MBL2)というのはTDP25Wながら、
CULV機に現在採用されてる最高位、SU9400の丁度倍の性能なので、
電源設定がマックスパワーなら、軽作業でもCULV機との違いは体感出来るだろう。
グラフィックも、フレームレート調整なしでブルーレイ再生可能なGeForce 9300M GS(ON/OFF可)。
(GMA 4500MHD+Vista以降で行われる再生支援はフレームレート調整が入り、
永ちゃんがCMで紹介する倍速液晶の逆状態になってしまう。)
STAMINAモード(GeForce OFF)なら公称9時間駆動。重量1.48kg。
ただ、直販以外で買うと落下対応のメーカー保証が付けられないし、
VAIOは頑丈の対極にある様な機種なので、持ち運びが多いなら、
店頭保証(殆どが落下には対応しない)と細心の注意で乗り切るしかない。
★ThinkPad X200と、X200sのCore 2 Duo SL9600(2.13GHz、6MBL2)モデル:
レノボ程、直販価格がフレキシブルに変わるメーカーは現在なく、
CPU切り替え前には大幅ディスカウントが期待できる。
(一般的にはオーダーメイドに店頭モデル並の値崩れは期待できない。
これがHPだと、世間がCPUを切り替えた後に、余剰パーツで格安モデルを組んだりする。)
デジタル出力はウルトラベースというドッキングステーション経由。
なので本体は、ウルトラベースが無料で付いてくるタイミングで買いたい。
直販でのWXGA、LEDバックライトの販売は、CCFL在庫がはけるの待ちと見た。
コレ言ってしまうと何時まで経ってもLEDバックライトでのCTOが始まらないので、
ココだけの話に留めて頂きたい。
engadgetやGIZMODOの二番煎じサイトなら、ココでThinkPad X100eやThinkPad Edge
の話題に触れるのだろうが、ココは論理的思考を発信するサイトなので、
ThinkPadブログが触れたがらない、メーカー別、3年以内の故障率ランキングってのに、
切り込んでみたい。
このデータで注意して頂きたいのは、
①ライトユーザ多いコンシューマ機中心のメーカー(SONY、acerなど)に有利で、
ヘビーユーザ多いビジネス機中心のメーカー(レノボなど)に不利な統計。
②品質のバラツキを「仕様です」で押し通すメーカー(SONY、acerなど)に有利で、
比較的親身になって直してくれるメーカー(例えばThinkPad)に不利な統計。
③ThinkPadの様に、バスタブ曲線が3年以内に収まらず、3年以内の故障の殆どが、
メーカー全額負担で直してもらえる初期不良で占められるブランドなら、
ユーザー負担は、経済的にも資産保守の観点でも最小限で済む点。
(東芝、ASUSの初期不良の少なさは、素直に褒めたい。)
④突発的故障を除くという条件の統計なので、
このデータに、いわゆる頑丈さは反映されてない点。
まぁマトモに考えれば、重武装のタフブックやDELL Latitude ATGと同じセミラグドに、
薄型ノートで唯一認定されてるThinkPad X、Tシリーズの耐久性と、
他メーカーのそれを、保険会社ごときが比較する方がナンセンスだ。
ちなみにレノボとASUSが壊れ難いとする統計として、以前にもコチラを紹介した。
★HP Pavilion dm3i ハイパフォーマンスモデル:
フルメタルボディ(アルミ天板+マグネシウム合金)。ただ、繋ぎ目処理は甘い気がした。
Core 2 Duo SP9300(2.26GHz、6MBL2)+GeForce G105M(512MB)で公称8時間駆動。
(BBench 1.01(無線g、60秒間隔でのWeb巡回10サイト、キー10秒間隔)で
省電力モード=5時間32分、パフォーマンスモード(輝度最大)=3時間54分)
ディスプレイは130度まで開く。
キーボードはストローク浅く感じた(1.7ミリ)。
最上段キーは初期設定が、他機種でいうFn押しっぱなしの状態になっており、
F1~F12として使うには逆にFn押しながらという変り種。これはBIOSで切り替えられる。
タッチパッドは鏡を触ってる様な感触。
スピーカーまあまあ。
有線LANが100BASEなのと、ハイスペックながら光学ドライブを内蔵しないのが注意点。
X200の項で触れた用にHP製品が美味しいのは、世間が新世代CPUに切り替わった後かも知れない。
筐体が主にプラスチックである代わりに、ExpressCard/34やドッキングステーションを備える。
(本体にHDMI端子)
13.3型1,366x768pxのLEDバックライト液晶は非光沢タイプで、
発色はまあまあだが上下視野角は狭い。
Celeron T3000 (1.8GHz x デュアルコア、1MBL2)+GL40チップ
または
Core 2 Duo P8700(2.53GHz、3MBL2) / T9600 (2.8GHz、6MBL2)+GM45チップ
からの選択で、少なくともCore 2なら排熱・静音性もまあまあ。
北米では独立GPU(RADEON)すら選べる。
キーボードはピッチ19×19ミリ、ストローク3ミリ、JIS・OADG準拠配列。
タッチも悪くない。
重量、最大駆動時間は、
光学無、標準4セルバッテリーで1.88kg、5時間(Celeronも同じなのでどちらかに合わせてあるのだろう)、
光学有、標準バッテリーで2.04kg、
光学有、8セルバッテリーで2.27kg、7時間。
HPファスト・チャージ・テクノロジーにより、電源オフ時1.5時間で90%まで高速充電可能。
堅牢設計はこんな↓感じだが、HPのこのクラスやPavilionには、バスタブ的に3年保証必須かと。
CPUこそCore 2 Duo SU9400だが、
グラフィックがRadeon HD 4330(ON/OFF可。専用メモリ512MB)で、
この組み合わせは駆動時間(公称8時間)とブルーレイ、超解像度再生を両立する最適解。
(YouTubeの「&fmt=37」(1080P)は、Flash Player 10.1ならSU9400+チップ内蔵でも充分。)
販売店はケーズデンキさんとJoshinさんのみ。
同じacerグループには、Aspire 3935って通常電圧CPUのがあり、
スペックと見た目はかなり良いのだが、残念ながらそっちは欠陥商品。
3935は1.8インチHDDなのでSSD逝くのは自然だが、裏蓋止めてるシールはがすと保証外とかw
acerは世界シェア2位なのに、未だにこんな機種が出て来てしまう。
Atom機、CULV機のデザイン比較。
・黒、白、灰、銀以外の筐体カラー
・デザイナーズ筐体
・アルミ筐体
などを採用しながら、お手軽価格のノートをご紹介。
ただし、天板のみカラバリっていう、なんちゃて除く。
■特徴的筐体のAtom Z機部門
★VAIO P:
PCにしては小さ過ぎ&色付き筐体に、誰でも知ってる「VAIO」の文字が入ってて、
「あーパソコンなんだ。」と周囲の情弱を驚かす効果は抜群。
クラムシェルとしては液晶縦寸短か過ぎて結局、文字大きくせざるを得ないし、
手帳代わりとして使う事考えると、
記号キーの大きさにまで拘ってレッツノートR8より横幅大きく(16ミリ)なる必要があったのか疑問。
逆に言えば、それらを便利と思うニッチ用途向け。
★VAIO X:
フルフラット13.9ミリ厚の筐体に、モバイルで最も綺麗な液晶を搭載。
搭載されるAtom Zは標準でも高クロックだし、
問題のUS15Wもインテル提供のWin7ドライバなら最小限の作業には耐える。
ただしガジェットとして素晴らしいVAIO Xも、実際買うのは金満の中年オヤジだろう。
私の様なイケメンともなると、(ココ、笑うトコじゃないです。)
「使用者の人柄が滲み出る道具こそが本当のお洒落なのだ。」
という事を知っている。
映画の主人公のボロ車が、近所の新車よりカッコ良く見えるのはそれが理由だし、
確かに経済的余裕はあるに越した事ないが、
使い倒してこそ持てる愛着を感じられない大人買いが、幸せだとも思わない。
VAIO Xに似た薄型筐体にはVersaPro VSがあるが、液晶の汚さが全てを台無しにしてる。
アレでは今時、事務にも使えまい。
■Atom N+WXGA機部門
★VAIO W:
コチラは標準バッテリーの持ちを許せるかがポイント。
結局、自分がPCに何を求めてるのかの考察無しに、VAIOは語れない。
その結果選んだのがVAIOなら、それはそれでカッコ良いが、
な~んも考えずに所有してるだけの金満オヤジは何持っても同じだからw
ちなみに日通のパソコンポのドライバーさん曰く、
VAIOの取り扱いは他社より、かなり多いそうだ。
ま、レノボがThinkPadの検品シッカリやってれば、
パソコンポのにいちゃんと親しくなる事も無かった訳だがw
(T60、X301、X200sで初期不良4件って、それぞれフラッグシップのハズなのに多くね?
その都度、大和から48時間以内に返って来るのが恐れ入るので購入し続けるが、
レッツノートが高価な理由は検品体制にあるって事ですよ。)
★HP Mini 110 by Studio Tord Boontje(WXGAは現在、店頭モデルのみ。):
絶滅危惧動物たちをHP Imprint 3D塗装で描いた、デザイナーズ筐体。
こちらも駆動時間が惜しい。
同じhpでもコチラは、小学館の付録ですかとw
アルミ+マグネシウム合金の筐体は、大人が長く使うのに耐える。
この1、2年でネットブックを店頭で買った人の殆どが、3年保証を付けたそうだが、
いざ使ってみると画面解像度から来る狭さで、慣れたサイトでもココは何処?状態だったり、
すぐ筐体デザインに飽きて、2台目需要ながら流動的になってる方が殆どではなかろうか?
そういう意味では幾らAtom機と言えども、5101の様なシッカリした奴を最初から買ってれば
ってなる。
とは言え、レッツノートLIGHTが軒並み6万円台中盤だと、それより高価なAtom機へは逝けない。
ま、この色しか無いが。
あと言っておくが、弱小メーカーのノートってのは、
経済的に余裕のある人が2台目以降に買うものだ。
■所謂CULV機部門
★LaVie M(直販名称LaVie G タイプM):
何か最近のNECのラインナップ見てると、何時パソコン事業止めてもおかしくないモードに移行してるっぽい。
社長自ら止めないって会見したのが1年前。堅調な事業ならそもそも止める話題は挙がらない訳で。
今ではフルHD画面のLaVie Lがお得だったり、
法人向けに軽いのある以外、NECはプロ用モニタの「専門」メーカー。
頑丈さのアピールは出来てるが、
dynabook MXとのCeleronモデル同士の実駆動時間の差は、
カタログ値程には出ないだろう。
ただ、出先で使うにはタッチパッドの狭さ、
据置としてはHDMI無いのを注意。
赤が選べるのは11.6型のセレ743モデルのみ。
国産CULV機の値崩れが思いのほか早く、
筐体色も彩り豊富とあっては、台湾メーカーへの要求もより、厳しくならざるを得ない。
・アルミ筐体
・同じ解像度、同程度の発色を維持しながら、11.6型CULV機よりひとまわり大きな液晶(12.1型)
・比較的マトモなキーボード
・デュアルコアCPU(SU2300)かつ長時間駆動(公称7.4時間)
・世界共通で2年保証(排熱と静音性の両立)
でありながら最初から5万円程度と、あっという間に所謂CULV機のトップに立ってしまった。
ただ、HDMI無し、有線100BASE、タッチパッドやそのボタンの感触には注意。
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一週間に延べ3万件程、訪問者に来て頂いてるトコ心苦しいのですが、
来週の更新、お休み頂きます。
13.3型以下ノート(Atom機除く)用スペック解説まとめ。
ノートが安くなり複数所有当たり前になったし最早、14型以上を持ち歩く時代ではなかろう。
(筐体が13.3型相当のFMV-BIBLO MGは良いとしても。)
今回は、13.3型以下ノートのスペックに難癖付けて行きますw
まぁ運が良ければ、仕様見て機種ごとのコンセプトを判断したり、BTOのお役にも立つでしょうと。
■液晶解像度、表示品質:
高解像の方から
①WXGA++(1,600x900px)
②WXGA+(1,440x900px)
③WXGA(の1,366x768px)
④WXGA(の1,280x800px)
⑤XGA(1,024x768px)
がある。
縦解像度900ドットによりWEBブラウザにおいて、据置並の一覧性を確保するのが①と②。
これより縦解像度増やそうとすると現行モデルでは、
最小でも15.4型(その殆どが3kg級)になってしまう。
(在庫のみで終了のレッツノートY8除く)
CULVノートを東芝は、ネットノートと呼んでもらいたいらしいが、
ネットブックもネットノートも、一覧性からしてWEBでの情報収集が得意な機種ですらなく、
そもそもこの2つのカテゴリ名称に「ネット」が付くのは、
コンシューマ用途の筆頭がWEB閲覧であり、その用途をなめて掛かってるだけの話だ。
逆にCPUなんぞは、CULVなら他用途にも全然困らない。
13.3型以下に関しては、
①はVAIO Zのみ。②はThinkPad X301、X200s(X301以外はオプション)しかない。
これらは全て、TMDという日本メーカー製パネルを採用し、
X301は目が疲れ難い事重視、VAIO ZとX200sはそれに比べると発色重視(極僅かにギラツキ)。
この中でドットピッチはX301が最も大きく(0.199ミリ)、
VAIO ZとX200sは全く同じ(0.181ミリ)。
それぞれ所謂A4ノートより液晶とキーボードとの距離が近く、
コントラストのハッキリした優秀なパネルなので、
視認性でよく言うピッチ0.2ミリの壁ってのは、これら3機種に関しては当てはまらない。
(VAIO Wなんて更に1割程ピッチ小さい(0.164ミリ)けど、これまた意外に見易い。)
まぁこれらドットピッチが万人向けとは言わないが、
表示品質に関わらずこれらが問題となる人には、12.1″WXGAすらお勧めし難い。
XGAが多くのアプリの最低ラインであるのと同様に、
自宅に居てWEBで情報収集する場合に外付モニタ不要となる最低ラインは、WXGA+だろう。
ついでに、TMDパネルで有名なノートにはVAIO TTがあり、これが最も発色寄り(8ビットフルカラー)で、
逆にギラツキあるので事務用には向かない。
で、そのTTですら、発色青く色調整必要と感じさせてしまうVAIO Xがあると。
コレはAtom機だけど。ギラツキはVAIO TTと同程度。
軽量・省電力志向の本格モバイルに、据置並の発色を求めるのは酷な話で、
13.3型以下では、TMDの上記4機種とVAIO Xの綺麗さだけが例外。
これらは動画鑑賞してても、非光沢液晶である事すら忘れさせる域にある。
ちなみに非光沢液晶のモバイルには、ギラツキがあるのは普通で、
「グレア液晶の方が、目が疲れる」の図式は通用しない。
(非光沢ながらギラツキ皆無ってのは、上で触れたノートの他にはdynabook NXなどがある。)
一方、筐体小さいだけで「軽量化関係ない」所謂CULV機となると、話は変わって来る。
CULV機に採用されてる11.6型と13.3型の③1,366x768px液晶は、
グレア処理されてしまうと各社ノート間で発色に違いを見出すのは最早困難。
パネル設計が新しい事もあり、正面から見る分には発色、コントラスト共に申し分無い。
VAIO TTやX程の鮮やかさは当然無いが、
sRGB(すなわちNTSC比72%。動画は普通、これを基に製作される。)用途では寧ろ、
CULV機の方が肌色を自然に写すかも知れない。
ただ上下視野角が狭く、上から見ると白ボケ、下からだと黒くなるので、
ちょっとした姿勢変化にすら天板の角度調整は要るだろう。
①と③の16:9画面は、筐体横幅が結構あるので持ち歩きには要注意。
⑤の代表的機種はレッツノートR8。メモ帳開くだけでブラウザ隠れてしまうの必須だが、
極小筐体、実用的な縦解像度、視認性の良さを併せ持つ貴重なモバイル。
多くの学習ソフトがXGAベースで作られており、
それやる用なら、XGA超える解像度は疲れるだけ。
■LEDバックライト液晶:
最も威力を発揮するのが、輝度下げたときの省電力具合。
レッツノート S8/N8が、通常電圧CPU逝きながらも、
カタログ駆動時間稼げた最大のカラクリがココにある。
もしもX200に、大容量バッテリーに合わせた厚めの筐体と、LEDバックライトが与えられていたなら、
その他仕様が快適路線でないS8/N8では完全に埋もれてしまう。
LEDバックライトは経年劣化も少ないが、RGB LEDを採用する高級液晶と違い、
モバイルに採用(白色光源を液晶上下に配置するだけ)する意図は、軽量・薄型化のし易さにある。
■ユーザーインターフェイス:
ポイントスティックがあれば、マウスはリモコン代わりにしか使わないなぁ。
マウスと比べて、コピペやショートカット操作の手数も激減するし。
ポイントスティックが情報収集や動画鑑賞にまで必要な装備とは言わないが、
その操作に馴初めないなんて言ってる輩は、
プログラミングとか、良く練られた文章書く仕事にはそもそも就いてないだろw
キーボードにポイントスティックが付いた13.3型以下ノートには、
・VAIO P
・ThinkPad X301
・同 X200系
・HP EliteBook 2530p(とそのタブレットの2730p。これらは2ボタン注意。)
等がある。
キーボードに関しては以下の問題
・主要キーピッチ16ミリ未満
・キーストロークやタッチの軽さの割に、縦ピッチ広過ぎ(これだと不要なキーを押してしまう)
・極端にストローク浅くクリック感も無い(VAIO TTとか)
・キーストローク以上に大きくキーが沈み込む(たわみ。VAIO Gとか)
・キートップのグラツキ(X200系のCHICONY製とか)
さえなければ大抵、慣れるよ。悲しくもw
気分良くタッチタイプしたいなら、実際に触って自分にあったもの選ぶしかない。
■CPU:
今回は、現行のインテルULV(TDP10W以下)に絞って解説する。
・Core 2 Duo SU9600(2コア、1.6GHz、3MBL2、289ドル(1ku Bulk Budgetary Price))
・Core 2 Duo SU9400(2コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Core 2 Solo SU3500(1コア、1.4GHz、3MBL2、262ドル)
・Celeron SU2300(2コア、1.2GHz、1MBL2、134ドル)
・Celeron M 743(1コア、1.3GHz、1MBL2、107ドル)
・Celeron M 723(1コア、1.2GHz、1MBL2、107ドル)
(以下断りが無ければ、CPU以外は同じ構成の機種を比較してると思って頂きたい。)
この中でSpeedstep無効なのはセレ723、743だけ。長時間駆動狙うにはかなりキツイ。
(dynabook MXの11.6型のは、そんなハンデがありながらも公称9.5時間を謳う。)
コンシューマ向けノートとしては、
&fmt=22(YouTubeの720p)のストリーミング再生が出来るCPUを積んでるか否かでは、
その価値は全く変わってくる。
&fmt=22にも処理の重さは色々あるが、
ここに挙げたULVで、&fmt=22が無理なのはセレ723と743だけだ(※1)。
これ積んだ機種はdynabook MXの11.6型でさえ、かなりの値崩れ必至で、
手軽な事務用という位置付け。
※1:CoreAVCというソフトを利用すれば、Atomですら&fmt=22が出来てしまうらしい。
そもそもインテル内蔵グラフィック以外ならFlashプレイヤー10.1からは、
GPUによる再生支援が使える様になる。
SU2300ではSpeedstep有効だが省電力機能は限定的で、
同じ筐体でSU9400⇒SU2300となる店頭モデルだと、軒並み駆動時間落とす。
富士通 LOOX Cでは9.2⇒6.2時間と落ち込みが激しく、
唯一、僅かに逆転が見られる同社 FMV-BIBLO Rでも、
メモリ4GB⇒2GBが効いてるせいだろう。
VAIO TT直販で言うと、SU9600でさえSU2300より駆動時間長い。
しかしSU9400⇒SU2300の処理能力は、これまでのCeleronとは違い、
より多くの用途で体感差を感じないで済む。
VAIO TT直販の様に元々13万円以上かつ、SU9400との価格差数千円って言われると旨みは無いが、
一般的にはCPU原価は何倍にもなってノート売値に反映されて来るので、
拘りがなければSU2300モデルから探し、浮いたお金でSSDってのが賢いやり方かも知れない。
逆に拘りがあるなら、モバイルのCPUは後からは交換し難いし、
交換し易いメモリやHDDより無理してでも、処理性能、駆動時間共に勝るSU9400以上逝っとけと。
SU9400は、ココにある中ではSU3500の次に駆動時間が期待出来る。
しかしシングルコアのSU3500と違い、SU9400ならCPU的には、メイン機すら充分勤まる。
普段から複雑な科学計算余儀なくされる科学者、技術者ならいざ知らず、
SU9400で不足とか、どんなキモオタだよw
まぁSU9400で遅いとか言っちゃってる輩は、重い処理以前に、
・Vistaの初期最適化による魔の一週間の只中に居る
・メモリ容量不足
・1プラッタあたりの記憶密度が低いHDD使用
・不当にCPU酷使するウイルス対策ソフト(McAfeeなど)使用
のいずれかである事が多いのだが。
SU3500は、SU9400の片コア無効にしただけなのでCPU原価は変わらない。
この中で唯一、TDP5.5Wなので排熱に余裕があるし、当然バッテリーは最も持つ。
一方シングルコアなので、この程度のクロック差では処理性能でSU2300にも負ける。
(スーパーπはシングルコアで処理される為、当然SU3500のが速い。
が、今時の重い処理なら、複数コアを利用する様に出来てるのが普通。)
X200sなどの、元々、快適性重視の機種には最低でもデュアルコアが欲しくなるが、
レッツノートR8の様にモバイルとして以外、使い様が無い機種には、
積極的にSU3500を選びたい。(レッツノートLIGHT)
SU9600とSU9400はどちらでも良いと思うが、積極的にSU9600選んだ方が良い場合ってのは、
駆動時間が多少犠牲になっても良いから、液晶綺麗なVAIO TTやWXGA+のX200sなどで、
&fmt=22のストリーミング再生に更なる余裕を持たせたいって場合くらいか?
これら2つのCPUでは限界付近の重い処理でしか体感出来る程の差は出ないし、
SU9600に出来てSU9400に出来ない処理なんて、探す方が大変だ。
実際、各社から発表されたばかりのWin7モデルでも、
ULV機の上位モデルは、殆どが未だSU9400。
■チップセット:
インテル4シリーズチップセット(GS45、GM45、GL40、PM45)なら、
現行SSDの転送速度をしっかり活かせるし、
デジタル出力できる機種も多く、デスクトップPCもウカウカしてると、セレ機に負けてしまう程。
グラフィック内蔵でもGS45、GM45のGMA4500MHDなら、
Vista以降でBlu-ray再生をサポートする。(フレームレート調整の形だが)
この辺はたとえセレ機でも、Atom機からのステップアップの大きな意義になる。
■メモリ:
未だにDDR3に移行していないモバイルってのは、やる気が無いか、
余程、部品在庫を抱えてるかしかあり得ない。(例えばレッツノートN8/S8)
仕様表のメモリの欄には必ず記載のある項目なので、
CULV機ならそこで、メーカーの意気込みをチェックして頂きたい。
メモリ容量はダウングレードXPなら、1GBx2スロットで充分。
大した事しない人が駆動時間重視なら512MBx2でも良い。
それ以上投資したければSSDに直行すべき。
XP以外を今選ぶなら、Win7の64ビットだろうが、
これはモバイルなら4GB、据置なら8GBが定番か。
■ストレージ:
お目当てのストレージ・メーカーでの納品が約束されてるノートは少ないし、
HDDの最小容量でBTOして、後で載せ替えってパターンを想定する。
転送速度重視やモバイル(耐衝撃性)するなら、東芝製SSDがお勧め。
リード最大230MB/s、ライト最大180MB/sを誇り、
安物と違って、使い込んでも遅くなり難い(だろう)。
容量64GBが24,800円。
逆に据置機に、速度より信頼性や容量を求めるなら、
ディスクからして自社設計の日立製HDDの500GBならハズレがない。
250GB/1プラッタと記憶密度分の速度出るし、7200rpm版もそろそろ出回る。
SSDにも既に信頼性はあるとする意見もあるが、Google辺りに試されるのと、
金融システムで長年データ突き合わされて来た実績を、同列に扱えるハズがない。
まぁどの道、バックアップ(ry
■通信:
無線だと、通信速度も重要だが、そもそも繋がり易さってのがノートにより違うので要注意。
海外メーカーの現行ビジネス機は、液晶べゼル上端にアンテナ数本組み込んであるのが多く、
繋がり易さからしても、伊達にべゼルが太い訳じゃない。
あと、出掛ける先や用途によって持ってくノートが変わる場合、
WiMAXを内蔵にしてしまうと、ノートごとの契約になってしまうので不経済だ。
この様な複数モバイルになってしまう可能性があるのならと言う事で、
Atom機にもExpressカードスロットを求めてしまう訳だが、これが又、絶滅危惧種なんだよなぁ。
小さくて使えるノートが欲しい場合には、今のうちにHPのmini 2140押さえておくべきかも。
■可搬性:
頑丈でなかったり(CULV機やVAIOなど)、頑丈になる為に筐体厚くしたノート(レッツノートなど)が、
そうでないもの(ThinkPadなど)より重量軽いのは当たり前だ。同じコストや素材だったなら。
重量が同じでもいざ、持ち歩くとなれば、
頑丈じゃなければハードケース要るだろうし、筐体厚ければ鞄への収まりが悪い。
駆動時間短ければ予備バッテリーやACアダプター、
ポイントスティック付いてなければマウスも合わせて持ち歩く事もあるだろう。
単純に本体軽いと言った次元では、可搬性は語れない。
■駆動時間:
カタログ駆動時間ってのは機種、スペックによる違いの他に、
メーカーに売る気があるか無いかってのも大きく影響して来る。
売る気のあるメーカーなら、JEITAの基準(PDF)さえ満たせば、
かなり有り得ない環境設定で駆動時間伸ばそうとする。有名ドコでは、
dynabook SS RXのバックライトOFF(半透過液晶故に許される)を含めたカタログ値や、
同じ仕様のノートを、国内向け、海外向けで公称値3時間も変えてるレッツノートW8などがある。
液晶こそが最も電気食いなのは解るが、何故にここまで暗くなる必要があるんだろ?
ってノートが多いのは、上記PDFの測定法b)として、「最低輝度での稼動」があるからだ。
そんなこんなで実駆動というのは、良くてカタログ値の7~5割ってのが普通なのだが、
何故かThinkPadだけは、開発側(日本IBM敷地内の大和事業所)と販売側(レノボ)
の歩調が取れてないせいか、
工場出荷状態(これが又、不当に電気食いな設定なんだわw)での測定を公言するせいもあり、
無線使ってのWEB閲覧程度ならカタログ値を上回る事すら珍しくない。
それにしても重い処理の方、測定法a)ってのも今時、
320x240px動画を20カンデラで再生とか、ぬる過ぎだよなぁ。
俺なんてついつい、全画面(1440x900px)&最大輝度(250カンデラ!)で見ちゃうもんなぁ。
まぁ、重量1.1kgのモバイルでの話だけどw
■頑丈さ:
同機種100台の内、1台しか生還できない災いがあるとして、
頑丈になる事によって生還率が倍になったとしても、
助からない確率は、たった1%減るだけだ。
VersaPro UltraLite VMは150kgf面加圧クリア⇒点加圧は25kgfレベル
FMV-BIBLO Rは200kgf面加圧クリア⇒点加圧は35kgfレベル
という事例もある。
そう考えると何処までの頑丈さが必要で、コストを掛けるのが適切かってのは、
ノートを開発・販売する当事者(メーカー)の意見だけ聞いててもホントの処は解らない。
HDDの代わりにSSD積んでればデータだけは守れるとする見方もあるし、
幾らCULV機がヤワだったとしても、
その分、価格が安いんだから服着替える様に買い換えれば、良い気分転換になるとも言える。
壊れ易くても保証が万全な為、何とか持ってる大メーカーもある。
まぁ私に言える事は、ユーザーが対価払ってまで買う価値のある頑丈ノートは、セミラグドPCだけだ。
据置ノートに金掛けるなら、ココに注目!
WEBブラウザ立ち上げて見れば解るが、まぁ据置にWXGAは無いな。
あと、これから買うなら液晶は、経年劣化しないLEDバックライトでしょ。
って事でWXGA+以上の解像度、既にLEDバックライト化を終えているノートを挙げてみる。
(LED化の波は、24型プロ用モニタHP DreamColor LP2480zxや、
大画面液晶テレビ、レグザの最高峰ZX8000にまで及んでいる。)
誤解の無い様に断っておくが、
RGBという3チップ構成でもない限り、LEDバックライトだからって液晶の発色が良くなる訳ではなく、
精々コントラストが良くなるだけだ。
それでもLEDに比較的発色の良い液晶が多いのは、単にパネルの設計が新しい事による。
★VAIO type A Photo edition(非光沢18.4型Full HD):
RGB LEDバックライトを採用し、フルカラーである事は勿論、Adobe RGBカバー率100%。
現行ノートで最強の液晶だろうね。コレ。
こーゆーモデルがあるからこそ、VAIOは液晶綺麗っていう、世間のイメージになる訳ですよ。
クリアブラックLEの発色なんて、他社同価格帯以下なのに。
ただこのtype Aも、視野角だけはイマイチ。
使える仕様(地デジは別途)+ユーザー過失対応3年保証(VAIOでは必須)で264,800円~。
★VAIO type BZ(の内、WXGA+モデル。光沢15.4型):
クリアブラックLEなので、写り込みもあるし、上下視野角も狭い。ファン音も高周波で大きめ。
★VAIO type Z(の内、WXGA++モデル。非光沢13.1型):
パネルメーカー(TMD)、ドットピッチ、縦解像度の全てが、12.1型のX200s(WXGA+)と同じ。
★ThinkPad T400/T400s(非光沢14.1型WXGA+。T400ではオプション):
T400とT400sでは別パネルが使われており、それぞれ2ベンダ。
T400sの少なくともサムスン・パネルの方は、発色が最初から黄色っぽい。
T400のWXGA+、LEDバックライトの方はR400で選択出来るそれと共用部品。
コレは目に優しいのか?と問われれば、そうだと言わざるを得ないのだが、
なにせ2ベンダの片方(サムスン)が、色味はオカシイわ、上下でかなり輝度ムラあるわの
ハズレ全開なので、「目に優しい現行モバイルのランキング」の上位にT400/R400は入れ難いんだよなぁ。
アタリのLGだけのシングルベンダなら、お勧めの意味で当然入るのだが。
★ThinkPad X301(非光沢13.3型WXGA+):
こちらのパネルはシングルベンダ(TMD製)。ギラツキも皆無で、現行ノートでは最も目が疲れ難い。
超薄型筐体やその表面加工など、モノとして見ると最高品質のThinkPadなんだが、道具として見ると、
モバイルにしては駆動時間で、据置にしては静音性やCPU性能で、敬遠されがち。
★ThinkPad X200s 7465RF2(非光沢12.1型WXGA+。今購入するなら価格はコチラ):
Core 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2)、64GBのSSD搭載の既製品。
上記リンクのカタログPDFでは重量1.3kg、駆動時間4時間程度になってるが、
実際には1.1kg、無線使ってても6時間程度持つ。
このWXGA+は品薄の為、直販CTOではオプション受注再開の目処は立っていない。
しかしこの液晶は、最大輝度(250カンデラ)でも全く白飛びしない(コントラストが良い)。
非光沢にもかかわらず、動画プレイヤーとしても使える発色を持つモバイルは、
コレとVAIO type TTがあるだけだ。
(TTとは、同じパネルメーカー(TMD)で、ドットピッチもほぼ、同じ。)
同じ液晶が載ってるX200s既製品には、Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)、6セルバッテリーで
カタログ値1.25kg、9時間駆動の74624JJもあり、これまた現在購入可能。
★HP EliteBook 8730w(の内、DreamColorディスプレイ搭載モデル。非光沢17型WUXGA):
RGB LEDバックライトを採用し、AdobeRGBとsRGBの色空間をサポートするのが特徴。
同社製プリンタとの連携も図る。
ファン音静かじゃないのが惜しまれる。あと、値段が最低でも40万円ってw
★HP ProBook 4710s/CT(非光沢17.3型WXGA++):
送料込み51,450円~。まぁ何だ、この底面見てると、安い理由も解らんでもない。
くれぐれもメモリ、HDDを、あとから増設、交換なんて、安易に考えないで頂きたい。
液晶の発色もそこそこだし、
広いオフィスとか、大家族の居間とか、ファン音が気にならない場所で使うならアリだろう。
★Dell Studio XPS 16(非光沢):
・15.6型WXGA+ WLED
・15.6型Full HD WLED
・16.0型Full HD RGB LED
の3種類から選択という力の入れ様。
グラフィックはRadeon HD 3670(512MB)固定。
これが、RGB LED、Vista Home Premium、Core 2 Duo、メモリ4GB、500GBHDD、無線Intel5300、
ブルーレイコンボ、落下対応3年保証で、17万円台~(クーポン以前)ってのはDELLならでは。
RGB LEDのは大型テレビ並の発色だが、VAIO type Aとは流石にコストの差を感じる。
排熱より静音重視ってノートもあって良いが、XPS 16は更に、
液晶開くと背面の排気口が半分塞がってしまうお茶目さんw
★Dell Precision M6400(の内、RGB LEDバックライトモデル。非光沢17型WUXGA ):
Adobe RGBの色域を完全サポート。
この液晶を搭載し、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 2700M(512MB)、メモリ4GB、
無線Intel5300、スーパーマルチ、3年保証で20万円~。
★Dell Precision M4400(の内、LEDバックライトモデル。15.4型):
・光沢WUXGA RGB LED(Adobe色域を100% サポート)
・非光沢WXGA+ WLED
の2種。
RGB LED、XP Pro、Core 2 Duo、NVIDIA Quadro FX 770M(512MB)、メモリ2GB、無線Intel5300、
3年保証でも15万円切る。
★Dell Precision M2400(の内、WXGA+モデル。非光沢14.1 型):
グラフィックはNVIDIA Quadro FX 370M(256MB)固定。
★Dell Latitude E6500(15.4型)、E6400(14.1型)(の内、それぞれWXGA+モデル。非光沢)
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
今回見て来たのは、そのまま、据置ノートの勢力地図なのだと思う。
これら全てが、完全な製品なのだと言う積もりは無いが。
現行モデルではモバイルでさえ、デジタル出力できるモノが多く、
超解像度機能まで付いた三菱23型フルHD(当然、フルカラー)が3万ちょっとで買える時代なんだから、
少なくとも、ココに顔出さない中途半端な据置ノートに、今10万円以上出す価値は無いだろjk
3Dゲー・オタじゃあるまいし。
キャリブレーション機能をウリにするThinkPad W700とて、
RGB LEDの後継機が発表されれば、価格暴落は免れない訳だし。
(んな事書くから、俺はThinkPad信者を敵に回すんだよなぁw)
短編レビュー~ノートPCメーカー編~
★NEC★
事もあろうに中国市場から追い出されるトコまで堕ちた品質問題を解決すべく、
急速に国内生産比率を上げており、去年までの評判は余り気にしなくて良い。
直販は勿論、店頭購入や、安売りが期待できる通販で買っても、60日以内なら、
落下・水濡れに対応するメーカー3年保証に11,970円で加入出来る。
累計の補償限度額は、購入金額を基準に決められており、
・初年度:100%
・2年度:82%
・3年度:64%
となっている。
サポートには定評のあるNECだし、
ぶっちゃけ、VersaPro UltraLite タイプVSの様な尖ったモデルでもなきゃ、
積極的にNECを選ぶ理由も他には無い訳だから、是非とも加入して頂きたい。
直販サイトではモデル名は全て、VALUESTAR G、LaVie G、VersaPro Jとされ、
筐体名をさすアルファベット1文字は、「タイプ」の後に表記される。
例えばLaVie J(店頭モデル)→LaVie G タイプJ(直販モデル)。
★富士通★
国内組立(ただしLOOX M除く)で初期不良が殆ど無い代わりに、
保証・サポートには消極的で、落下対応のメーカー保証がないばかりか、
お問い合わせ11件目より有料[1件あたり2,000円]って・・
追伸:2009年10月発表モデルからは、
使い始め1年間の電話サポートが無料になりました。
LOOX U~NWという現行ノートのフルライン(5.6型~16型。
ただしLOOX M除く)で、液晶解像度がWXGAだったり、
据置モデルで筐体が厚いのにグラフィックがチップ内蔵のみだったり
(NFの直販モデルの一部にRadeon HD 3470があるっきり)と、
このメーカーは基本、ライトユーザー相手なので、
しょーも無い事を問い合わせる人がさぞ、多いのだろうw
★東芝★
主に中国生産で尚且つ、落下対応のメーカー保証が無く、
メーカー修理も高額なので有名。
Qosmioの排熱問題(買って僅か1,2年での実害報告多数)
を何世代にも渡って放置して来た企業体質も手伝って、
年3回のモデル末期には、店頭モデルが価格暴落する。
CX、EX、Satellite PXW、AX、一部TXという据置の売れ筋で、
未だに有線が100Base LANであり、
東芝にしてみれば、Qosmioとそれ以外って感じなんだろう。
乱立著しいQosmioについては「Qosmioまとめ」を参照されたし。
直販モデルのモデル名には、最後に「W」が付く。
★SONY★
09年6月30日をもって店頭モデルへの、落下対応のメーカー保証を止めてしまう。
しかしモバイルに関しては、
他社が独自の頑丈基準を設定する中、
SONYは軽量・長時間駆動というスペック表に現れる処に特化しているので、
ハードケースで持ち歩くなり、
落下・水濡れ対応が付けられる直販で購入するなりの、
自衛手段を講じる必要がある。
ここの落下対応(SONYではワイド保証という)の様に、
補償限度額、免責金額共に無いってのは、私の知る限り他メーカーに例が無い。
保証料は機種によって違うが、金額的にもこれを利用しない手は無いので、
VAIO買うなら直販で購入し、同時にワイド保証に加入するってのは鉄則である。
VAIOたる所以は液晶の発色にある訳だが、
光沢ながら写り込みを押さえた「クリアブラック」や、
非光沢ながら光沢並みのコントラストを実現した「クリアソリッド」など、
綺麗で見易いのが特徴。
ただ、クリアブラック「LE」ってのは、
輝度(バックライト本数)、発色、反射具合など、
全てに渡って手抜きなので、それしか選べないtype C、type Nなどは、
所謂VAIOではない。
type TZ以降、各モデルに採用された電卓型キーボードは、
タワミが無く、キーピッチの割に隣接キーへの干渉を防げるが、
キートップを滑る様な、所謂ノート用タイピングには不向き。
OSは、一部にXPモデルが存在するものの、
基本、Vista 64ビットなので、アプリはともかく、
周辺機器には苦労するかもしれない。
これはVAIOが、信頼性よりもパフォーマンス
(64ビットならメモリ容量を活かせる)を優先している事を、
広く世間に知らしめた一例に過ぎず、
SONYがキモオタとの距離を取るのに良く使う手法である。
(イメージで売るブランドには、メーカーによる、ユーザーの選別も重要。)
SONYは、モバイル分野における駆動時間の優秀さでは、今やレッツと双璧だが、
休止状態でさえ、放電が半端じゃないので要注意。
尚、VAIOと言えど、持ち運びさえしなければ、
他メーカーより壊れ易いって事はない。と、個人的には思ってるんだけど・・
★Panasonic★
全数、国内組立で、初期不良が無い事が、
日本人には頑丈のイメージに繋がっている様だ。
しかし日本でタフブックとして売ってるモデル以外では、
ThinkPad程、頑丈じゃないし、
開発が止まっているせいか、とにかく仕様そのものが低いのが目に付く。
レッツノートは搭載液晶がショボイにも拘らず、
デジタル出力可能なモデルがF8(ポートリプリケータにDisplayPort)
のみってのは、セントリーノ2世代として、怠慢と言われてもしょうがない。
(これ以外の点は、比較的最近の設計になるF8の項目に書いた。)
ウリにしている駆動時間に関しても、
T8とほぼ同仕様の海外版の公称だと、3時間も減っており、
パナだけじゃないにしても少なくとも、
海外メーカーとはカタログ値の基準が違うのは明らか。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、直販で本体と同時購入するしかない。
本体ボッタクリの直販で購入する事の是非はともかく、一応紹介すると、
それぞれ3年保証に、R/Tが10,500円、W/Fが12,600円で加入できる。
累計の補償限度額は
1年目:購入金額の100%まで
2年目:購入金額の70%まで
3年目:購入金額の50%まで
となっている。
★エプソン★
一日修理を謳う、業界最速のサポート体制。
落下・出張修理に対応する保証も安い。
落下・水濡れに対応する保証(安心プラス保証)の場合、
一度の補償限度額は、
・最初の一ヶ月は、本体購入金額。
・以後毎月、本体購入金額の1/36ずつ減額(3年でゼロになる)。
累計限度額の記載は無く、加入するには安心プラス保証料金の他、
その間の標準保証料金が要る。
肝心のPC本体だが、主にベアボーンを使用し、
一から設計してる訳ではないので、
機種ごとに当たり・ハズレは否めない。
しかし、サポートNo.1のメーカー故、
そもそも、壊れ易いのは採用しないハズ。
メモリ、HDDの容量を上げて注文すると、途端に価格が跳ね上がるので、
最小構成で購入して、ご自分で増設するのがお得である。
電話注文だと、内蔵HDDのメーカーはある程度、指定出来るらしい。
★lenovo★
良い意味でペーパー・カンパニー。
電話対応は10人前後らしい。>レノボ・ジャパン。
これなら直販のゴタゴタにも説明が付く。
で、ThinkPadの開発は未だ、日本IBM敷地内の大和事業所でやってて、
サポートも未だ、日本IBMが担当。製造はIBM時代からの契約工場。
レノボになってから質感落ちたって言ってる奴はX300系を知らんのだろ。
そもそも、全機種コストダウン無縁なメーカーなど存在しない訳だし。
(レッツノートは開発費の方をケチってる。)
マイクロソフトはWindowsの開発をThinkPad上で行っており、
(Super Validation Customer。他にはHPと東芝)
これと米軍頑丈規格
(セミラグド。他にはPanasonicの日本名タフブックとDELL Latitude ATG)
の両方を満たすのは現在、
ThinkPad(現行Xシリーズ、Tシリーズ、R400、SL300)しかない。
最も信頼出来る統計も、lenovoを最も故障の少ないメーカーとしている。
現在までの大気圏外でのノートPCシェアも、確認できる範囲で100%との事。
何だかんだ言っても、人類がThinkPad以外を宇宙に連れ出した事例は無いらしい。
トラックポイントは、一度触ってしまうだけで、永遠に卒業できない。
現行ThinkPadは、ノートでありながら液晶閉じたままの常時稼動が可能な程、
排熱・静音性が優秀だが、更に現行モデルからは、
PC内部への埃の進入を防ぐ為、吸気口にメッシュを貼るという大きなハンデを、
人知れず背負っているのだから恐れ入る。
ThinkPadで問題視されるのは重量で、
これは強度を維持したまま、薄型筐体(RとSL以外)を追求している為、
マグネシウム余分に使ってワザと重くなってる事に起因する。
まぁその宿命を背負った上で、X200sの最小1.1kgってのはある訳だが。
一方、駆動時間の方は最早、国内メーカーにも負けてない。
Core 2 Duo SL9400(1.86GHz、6MBL2)のX200sが
無線LAN使用のWEB閲覧で10時間43分駆動したという実例もある。
初期不良は少なくないが、この点はサポートがIBMだから安心して良い。
電話も直ぐ繋がる。
ThinkPadが、長い付き合いに最も適したブランドと言われている理由は、
保守マニュアルと部品のみの購入の容易さにある。
各部品の交換手順をご丁寧にも、ビデオで解説(リンク先はX200s関連)する様な
ふざけたメーカーは、レノボくらいしかない。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
補償の累計限度額は無く、
・一部損で修理代が10万超えた場合は、超えた分だけを客が負担。
(ThinkPadには10万超える壊れ方は殆ど無い。)
・全損の場合は、5万円負担で相応の新品と交換出来る。
注意して頂きたいのはで購入すると、
落下対応のデフォ1年は付いて来ないってトコ。
購入1年2ヶ月以内に落下対応を延長する事は出来るので、
万が一、故障が延長前だった場合には、
故障してる事を棚上げして保証に加入すべし!
(これはレノボの説明不足の方に非がある。)
ThinkPad本体を直販購入の場合、3年・引取修理・落下対応で26,250円
現在、ThinkPadの中のThinkPadと言えるのは、
目に優しい液晶をシングルベンダで指定できる、
・X200sのWXGA+
・X301
・T400のHigh Nit LEDバックライトWXGA
・W700のWUXGA
の4機種である。
★ヒューレット・パッカード★
hpの場合、品質レベルには次の3段階がある。
上位=通常保証3年モデル=現行だとEliteBook:
ThinkPadのW、T、Xシリーズを意識したモデル。
排熱・静音性や、ポイントスティック(2ボタンで動きもイマイチ)など、
道具としてはThinkPadに敵わないが、ヘアライン仕上げのパームレストなど、
モノとしての満足度はコチラが上。
落下・水濡れに対応するメーカー保証は、
累計の補償限度額が16万円に設定されている(←hp共通)。
加入料は3年で7,245円~。
中位=通常保証1年の法人モデル(個人での購入も可)=現行だとProBook:
ThinkPadのRと違い、道具としての品質にまで踏み込んでコストカットしてあり、
買い替えサイクルは自ずと短くなり、それこそが、
レノボより商売が上手く行ってる秘訣!
落下対応のメーカー保証への加入は、3年で16,275円~。
下位=個人向け=Pavilionブランド:
メーカーの落下保証に加入出来ないばかりか、
通常の保証でさえ、2年延長するのに13,650円も掛かる。
故障件数を誰よりも把握しているメーカー当人による値付けなのだから、
当たり前に3年使える代物だとは思わない方が良い。
案の定、排熱・静音性に問題を抱えてるモデルは多く、
3年確実に使える事より、使い捨て感覚で筐体デザインを楽しむ人向け。
– – – – – – – – – – – – – – –
今や薄利多売だけでは、PCの価格競争は勝ち抜けない訳だが、
hpはそれを、
・サポートに中国人を多用する
・内部パーツにモデル末期の余剰パーツを多用する
事で行っており、逆に言えば激安でも、最初からまるで使えない様な粗悪品は無い。
★DELL★
いくら安くても、お勧め出来るのは以下の2パターンのみ。
・共にサポートに定評がある、法人モデル(個人購入可)またはXPSシリーズを、
コンプリート・ケア(落下・水濡れ対応の保証。累計の補償限度額は本体購入額。)
付きで購入。
・取扱のある家電店での店頭購入。保証は店頭のでも良い。
これらは初期不良に対して、誠意ある対応をしてもらう為には、絶対必要!
メーカー保証の場合、メーカー/ユーザーどちらに過失あるか決めるのは、
メーカー側。
しかしVostroのコンプリート・ケア、最長が1年ってのはどうなのよ?
★ASUS★
世界中のデスクトップPCを分解すると、
7割にASUSの基盤が入ってるとまで言われる大メーカーなのに、
社員は全員、残業代すら貰わずに仕事してるとの話もあり、
かつての日本メーカーを彷彿させる。
液晶解像度で選択肢から外すのが、残念でならない。
★acer★
世界シェア3位ながらメーカーの体を成してないとは、恐ろしやw
短編レビュー~軽量・堅牢設計の14型編~
○富士通 FMV-BIBLO MG(の内、14.1型モデル):
14.1型液晶ながら、13.3型相当サイズの小型、薄型筐体。
軽さと駆動時間を選べるモバイル・マルチベイ構造。
これにより、最軽量時1.68kg。
通常電圧CPU(Core 2 Duo Pシリーズ)ながら、
ベイにセカンドバッテリーを格納すれば、出っ張り無しで最大11.5時間駆動。
直販ではノングレア液晶も選べる。WXGAのみってのが弱点。
キーボードの出来の良さからも、富士通が真面目に作っているのが解る。
Pシリーズ+DDR3メモリとなった去年秋冬モデル以降は、
排熱・静音性はかなりマシになったが、据置としては、
常時稼動をこなせる程でもなければ、
デジタル出力できる訳でもなければ(安モニタとの接続には向かない。)、
ドッキングステーションの類がある訳でもない。
(一方、今回紹介する他モデルは、この3項目全てが揃ってる。)
直販ではS3 Chrome 430 ULPって独立グラフィックも選べるが、
これは駆動時間を減らすだけでメリット無し。
14″液晶+取っ手付にも拘わらず約1.6kg。
店頭モデル(WXGA、Core 2 Duo SU9400(1.4GHz))は、
カタログ駆動10時間。
直販モデルはWXGA+となり、
SP9600(2.53GHz)を選択してもHDD構成でカタログ駆動9時間。
始めから通常電圧CPUで開発された事もあり、
SPシリーズ搭載でも排熱・静音性は充分である。
Panasonicっていう事で、確かに信頼性はあるのだが、
仕様そのものは決して高くない。
例えば
・メモリは未だDDR2。
・無線はインテル WiFi Link 5300を選べない。
・Bluetoothは直販一部のみ。
・HDD保護は、衝撃緩衝材だけでヘッド退避は無し。
更に今回紹介する中では唯一、
・LEDバックライト液晶が選べない。
・マルチベイ無し。
直販が、余りのボッタクリ価格である事を考えるととにかく、
店頭モデルの仕様の低さ(解像度、CPU)が痛過ぎる。
レッツノートが軽さを維持したまま頑丈なのは、
無神経に筐体を厚くしているからで、最厚部はなんと48.5ミリもある
(最薄部は25.5ミリ)。
F8は取っ手の分もあり、とにかく筐体がデカイので注意。
取っ手を付けたからって、
ビジネスマンの持ち歩く書類は無くならないのだし、かなり迷惑。
この世代のThinkPadは排熱と静音性が素晴らしい。
バッテリー持ちもかなり改善された。(それぞれ、X301だけは例外)
液晶は685カンデラ(ちなみに東芝QosmioのG50、F50ですら、
300カンデラしかない。)を誇る、High Nit LEDバックライトのWXGAが、
シングルベンダだしお勧め。この液晶を選ぶと、天板部品も特別製となる。
WXGA+のLEDバックライト液晶も、2ベンダにはなるが悪くは無い。
青が強い発色はココで調整しよう!
今年4月の製造分からは、キーボード下に金属プレートが補強され、
キーボードたわみも解消した。
RADEON(オプション)の発色に拘る動画マニアは多い訳だが、
RADEONオフでもデジタル出力できる(ドック経由。
内蔵グラフィックでもデジタル出力できるのはT400世代から。)ので、
普段は安定したインテルGMAで使用すれば良いだろう。
マルチベイには、光学ドライブ(出荷時)の他、
セカンド・ストレージ(HDDまたはSSDをSATA接続)、セカンド・バッテリー、
ウェイトセーバー(光学より200グラム程、本体を軽く出来る)を格納可能。
Tシリーズ(に限らず薄型ThinkPad)は、
薄さ、頑丈さを極限まで追及する余り、マグネシウム余分に使って、
ワザと重くなってるのをどう見るかで評価が分かれる。
ところで近々、T400sという、軽量・薄型の派生機種が登場する訳だが、
噂通りなら、
・画面解像度は最高でもWXGA+
・グラフィックはチップ内蔵のみ
・ストレージは1.8″で、ウルトラベイは、あってもショボイ
・ExpressCard、PCカードスロット無し(下記追伸参照の事)
と、まるでX301な訳だが、14″まで来ると流石に最後の項目で、
かなり意味不明な機種になってしまう。
ってのは今時、14″以外にも持ち運び用PCを用意するのが普通だし、
庶民ならその場合、WiMAXのプロバイダへ登録する機器は、
WiMAX内蔵PCごとなんて事はせず、
WiMAX受信用のカード類1つで済ますだろうから。
6月23日追伸:T400s、本日発表されました。
ExpressCard slot or 5-in-1 media card reader
ってなってました。
保守マニュアルによると液晶は、T400にないパネル。
道具としてはThinkPad T400の劣化版。
逆に筐体の金属部分は全てヘアライン仕上げで、
今回紹介する中では最も質感が高い。保証も標準で3年付く。
ただ、パームレストが金属ってのは、熱が手に伝わってしまうので、
前モデルの様な爆熱仕様でないのがせめてもの救い。
WXGA+(非LEDのみ)モデルには、Radeon HD3450が組み合わされ、
WXGA(LEDのみ)モデルは、チップ内蔵グラフィック。
周囲の明るさに応じた、液晶輝度の自動調整は共通。
キーボードは、ストローク浅めだが、タッチ自体は普通。
Enterキーが端にないので要注意。
ポイントスティックは2ボタン式で尚且つ、
ThinkPadの様には上手く動かない。
搭載メモリは未だDDR2。
アップグレードベイは、セカンドストレージ(HDD、SSD)
とする事も出来、RAID 0やRAID 1構成も可。
突起部含まない筐体最薄部で31.3ミリもあり、
今回他モデルより5ミリ近く厚い。底面のゴム脚も長い。
ACアダプタは、コード長、太さに至るまで巨大。
こちらもThinkPad Tシリーズを手本とした、
薄型筐体+独立グラフィック可能ってモデル。
薄さ、軽さでは、僅かにリードしており、
カラー天板の質感も良く、
道具以外の処ではこちらもThinkPadには無い魅力を備えている。
NVIDIA Quadro NVS 160Mを選択可能だが、それだと高負荷では、
キーボードに熱を持つ。ファン音は普通なのだが。
しかし、安定したグラフィックパワーで選ぶなら、今回はコレだろう。
WXGA+のLEDバックライトの奴は、コントラストが低く、白浮きぎみ。
照度センサーは敏感過ぎる。
キーボードは、中央が少したわむ個体もあるが、総じてまあまあ。
表面に指紋が残り易い。
ポイントスティックも、使えるレベル。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)を標準搭載するがメモリはDDR2のまま。
こちらもセカンドストレージ(HDD、SSD)を搭載可能。
そこから起動も出来る。
短編レビュー~13型クラス編~
このセグメントは今後、
CULV+GS45チップ(グラフィックはGMA4500MHD、サウスブリッジはICH9M)
の主戦場となり、薄型筐体と長時間駆動を安価に実現したモデルが続々登場する。
CULVはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2、TDP10W、
現行の国内B5やThinkPad X301にも標準搭載)
ともなると、絶対出来ないって一般用途は
・リアルタイム・エンコ(圧縮しながらの録画など)
・3Dゲーム
くらいなもので、世間にはそれすらやらない人が殆どであろうから、
メイン機としても充分使える。
GMA4500MHDは強制コマ落ちさせる方式ではあるが一応、
ブルーレイにまで対応する再生支援を備える(XPでのフルHDはサポートしない)。
ICH9Mなら、ICH7Mを採用するHP 2140などとは違い、
インテルSSDのX25-Mを搭載しながらも転送速度が130~150MB/sで頭打ち
なんていう悲劇もない。
こうした事から、従来ならまずまずの評価を下せる国内勢にも、
価格や可搬性の面から厳しい評価にならざるを得なかった。
△NEC LaVie N(直販名LaVie G タイプN):
LaVie Nとdynabook CXの液晶は、発色はともかく、上下視野角が狭すぎる。
正面から少しでも上からだと画面が白く、下からだと黒くなってしまう。
両機共最早このサイズでは珍しく、LEDバックライトも選べない。
だからこそRadeon 3100(チップ内蔵)ながら、
デジタル出力無しってのが余計、痛い。
最近、フルHDでそこそこ見れる発色のモニタが2万円程度でもある訳だが、
そーゆーのはアナログ接続回路で手を抜いており、
実質、アナログでは使えない程の画質になってしまうので、
デジタル出力無しってのは安モニタとの併用不可を意味すると覚悟しておこう。
×東芝 dynabook CX(直販名CXW):
何時の間にか軽量・薄型のLEDバックライト液晶モデルも無くなり、
これ又、安く買わなきゃ意味が無いモデルになり下がってしまった。
キーボードもクリック感がない。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)、Radeon HD 4570、8GBメモリ搭載可能で、
一躍、このクラスのスペック番長に躍り出た。
UVD2による超解像度再生が出来る、唯一の2kg以下モバイルでもある。
(6月8日追伸:本日、AMD 785Gチップセット(デスクトップ用)が発表されました。
Radeon HD 4200を内蔵し、UVD2による超解像度をサポートするとの事。
ノート用も間もなくでしょうし今後、
安モバイルにも「超解像度+HDMI」の波が広がって行くと思われます。)
しかし動画なら最新Radeonってのが定説ではあるものの、
安定感からするとデータ更新用途のPCには、このオプションは、ちと怖い。
なにせ歴代Radeonには、
「○○したときにブルースクリーンになる事の解決」とか、
数年前の製品を対象にしたバグフィックスが、
今頃かよってタイミングで発表され続けているのだから。
(ただしRadeonを選ばないとデジタル出力無しなので注意)
一方、動画再生やWEB閲覧などのデータ消費中心で使うなら、
メモリ容量活かせるVista 64ビットだし、返って挑戦しがいがある。
Radeon HD 4570選んでも低負荷ならほぼ、無音だし、排熱もまあまあ。
ただし、type Sとdynabook CXは有線が未だ100BASEなのがセコイ。
①液晶解像度(直販でWXGA++選択可)
②パワー(CPU、GPU)
③バッテリー持ち
④重量
のバランスで、発表当時は世間を驚かせた。しかし、
ThinkPadやレッツノートなどと違って堅牢性の上に成り立つ数値ではないので、
その辺は差し引いて評価する必要がある。
それにしても①の縦解像度、ドットピッチが同じな、
type Z(WXGA++)と
ThinkPad X200s(WXGA+、Core 2 Duo)ってのは、
用途こそ異なるが良きライバルだ。
②のCPUは、X200sがSL9600(2.13GHz 6MBL2)、
ZはT9900(3.06GHz)まで選択できるが、
Zの方はCore 2 Duo Tシリーズを選んでしまうと、
「高負荷⇒排熱不足⇒クロックダウン」
となり安定して能力を発揮できない。
グラフィックの方は、3Dアプリやらなきゃぶっちゃけ、
GeForce 9300M GS(Zはオン/オフ可)もGMA4500MHDも大差ない。
(今や内蔵グラフィックでもデジタル出力できる機種は珍しくない)
3D気になるならそもそもゲフォのローエンドじゃ全然足りないし、
9300M GSはZの場合、最強を謳う為のアイデンティティに利用してるだけ。
SONYが優秀、ThinkPadの方は弱点とされて来た、③の駆動時間だが、
X200s(Core 2 Duo)は公称13時間(9セル)。
両社共、カタログ値との乖離が少な目のメーカーだが、
SONYはスタンバイ時の放電が尋常じゃない。
液晶パネルは両機同じTMD製で、発色はZ、疲れ難さはX200sだから
そこで性格が分岐し、④の可搬性がコンセプトされてる感じだ。
Zが比較的、全機能込みを追求したのに対して、
X200sは横解像度を削り(こっちが普通だが)、
光学ドライブはドッキングステーションに任せ、本体は
・より薄く、遥かに頑丈(セミラグド認定)
・重量1.1kg(4セル、SSD時)
と、極限まで可搬性に拘っている。
ただ、ビジネス機としてみるとZの場合、
海外高級機なら付いてて当たり前のポイントスティックが無いってのに
触れない訳には行かない。
娯楽用途にはtype Sがあるんだし(重量より超解像度再生を優先)、
これら3機の中でZは、どっち付かずな感じも否めない。
○Epson Endeavor NA802:
GeForce 9600M GTを搭載し、モバイルと名の付くPCでは最強の3D性能を誇る。
この機種はエプソンが一から開発した訳ではなくベアボーンなのだが、
これ程の熱源を抱えながらも静かで、低負荷時には熱くもならない。
NA802は薄型筐体なので、余計に難しいハズなのだが・・
筐体もシッカリしている。
XPS 13など個人向けノートと違いXPを選択できるのもウリ。
キーボードは慣れが要る。
・セミラグドPC(米軍認定の頑丈規格)最薄筐体
・WXGA+(日本のパネルメーカーへの特注品)
・他のThinkPadと違い、各国語シングルベンダで品質管理されたキーボード
・パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別仕様
と、ThinkPadはこのクラスにフラッグシップを置く。
しかしX301は、光学ドライブこそ内蔵出来るが、筐体薄さに特化した事の弊害で、
その他の実用性はX200s(WXGA+、Core 2 Duo)に及ばない。
CPU性能、駆動時間、静音性、ストレージが1.8″に限定される事、
カードスロットとドッキングステーションの有無などだ。
インテルが推進してる以上、WiMAXは使えるものになって行くと思われるが、
これは物理アドレスでやりとりするので、機器ごとのプロバイダー契約になる。
持ち歩くPCが常に決まっていれば内蔵タイプにすれば良いのだが、
そうでないと、カード型を複数PCで使い回す事になるので、
カードスロットが無いモバイルでは困るのだ。
この両機は画面の大きさに違いはあるが、違いはこの↓程度(左はX200)であり、
更にX200系はX301よりもキーボードと液晶の距離が近いので、
液晶の大きさを棚上げして選択しても間違いじゃない。
300カンデラのLEDバックライト液晶は光沢タイプで、
ピアノ天板ではThinkPadロゴの「i」の文字の点が赤く光っている。
SLシリーズはThinkPadというよりは、ThinkPad風のlenovo機で、
冷却ファンのスケジュールを見るに、
大和が開発に関わってるのは最後の拷問試験だけっていう、
継ぎはぎ状態だと思うのだが、
筐体小さ目のSL300は、それでもセミラグド基準をクリア出来ている。
人によってはファン音が気になるかも知れないし、
安ノートにはありがちだがサウンドチップがショボイので、
ヘッドホン使う時はUSB音源が別途欲しくもなるのだが、
キーボードなどは寧ろ、ハズレが出難い構造だし、
液晶もLaVie Nやdynabook CXよりかはマトモなの積んでるので、
トラックポイント入門としては、価格、サイズ含め最も抵抗がない良機だと思う。
この液晶サイズで軽量、通常電圧CPU(SP)、ポイントスティック付きとなるとコレ。
LEDバックライト液晶は発色、視野角、輝度、コントラストとも問題ない。
キーボードはマルチベンダなので、気に入らなければ別のを試す方法もある。
ただThinkPadなどよりも、筐体左側からの熱は感じる。
Dell Vostro 1320:調査中
パフォーマンス最大化モードの時に、
[チップ内蔵のGeforce9400MG]+[独立GPUのGeforce9200MGS(オプション)]
=[Geforce9500MGE]
となるHybrid SLI構成。動画も超解像度行ける。
SLIは対応ゲームでのみ威力を発揮し、
現状、チップ内蔵のみに近いベンチ結果となる事も多い。
液晶は、LEDバックライトを選択しても筐体厚さは変わらないが、
選択しないと、かなり発色の悪い液晶が宛がわれてしまう。
キーボードは変態。低負荷時でもパームレストが熱くなる。
省電力モード(チップ内蔵の9400MGのみ使用)ではファンは静か。
パフォーマンス最大化モードでは常時、ファンがまわり、高負荷時にはうるさい。
その他のバランスモードでは、バッテリー給電だと省電力モードに、
ACアダプタだとパフォーマンス最大化モードに自動的に切り替わる。
Studio XPS専任技術者によるサポートが受けられるので安心。
16.4ミリ厚のアルミ削り出しのタフボディ。
Vista Home Premium 64ビットのみ。
PCというよりは、オブジェとして売れている。
Core 2 solo SU3500(1.40GHz)を利用するCULV機で、
最厚2センチ弱の筐体、1.3Kgを安価に実現。
コストや重量を抑えたままの薄型筐体の為、剛性も足りないし、
冷却ファンを回すからか、TDP 5.5Wを誇るSU3500ながら駆動時間短い。
液晶は光沢。キーボードはたわむし、
Enterキーが縦1行分なのと、一番右にないのは要注意。
タッチパッドのボタンはシーソー式。
メモリスロットが1基の為、デュアルチャネル出来ず、 グラフィックには制約がある。
いろんな犠牲払ってまで薄型筐体にするからには、
見栄えを重視したんだと思うが、それなら同時に、
筐体質感も少しは上げとけよと。
Celeron 723(1.2GHz、TDP 10W)を利用する廉価版のX340もあるが、
コチラはさすがに、ファン音うるさいし筐体も熱くなる。
×Acer Aspire Timeline:ACERってだけで(ry
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