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これがLOOX Rの活きる道!

【製品コンセプト】

前筐体のLOOX Tと違い、法人向けモデル(LIFEBOOK R、個人購入可)と
共通設計(LOOXのみ光沢液晶も選択可)になった事で、
優先事項は、
①基本性能、安定稼動
②使い易さ
③モバイル要件(軽さ、頑丈さ、バッテリー持ち)
④コスト競争力
(順不同)であると思われる。

全ての項目で一気に優位に立つ為に富士通は、
MacBook Airに19.4ミリ、ThinkPad X300に23.4ミリ
の薄型筐体を実現させた、インテルGS965チップ
(現在は後継のGS45チップ)を使いながらも、
あえてLOOX Rを、37.4ミリという筐体厚にして勝負に出た。

②としてはMG同様、液晶ディスプレイの枠(ベゼル)を極限まで細くする事で、
設置面積(フット・プリント)を最小限に抑えている。

【良い所】

まずでは、GMA 4500MHDのグラフィック、DVI出力(ポートレプリケータ経由)
できる事は当然として、筐体厚を活かした排熱の優秀さに尽きる。

長時間のエンコードを行っても、冷却ファンの騒音は、
一般的A4ノートのそれと大きく違わない。
しかも、筐体の何処も、人肌以上の温度にならない(室温25度)。

(08/10/07追記:カタログ駆動10時間以上でWXGA以上の解像度を持つライバルには、
dynabook RX2、VAIO TT、VAIO type Zがあるが、そのどれもが、大なり小なり、
排熱(ないしは静音性)に問題を抱えており、その辺は所詮、モバイルの域を出ない。)

以上、基本性能、静音性・排熱性の両立により、
リアル・モバイルではThinkPad X200と並んで、
デスクトップとしての長時間使用をも可能にしている。
ま、X200はバッテリー持ち気にせず、A4ノートのCPUパワーを持ち、
より一層、デスク用途を得意にしている訳だが。

では液晶のみならずキーボードも、本体幅を最大限活用している。
配列が自然で、記号キーに至るまで同サイズ(画像はコチラ)だが、
タッチバッドっていうかパームレストの大きさを重視した為、
キーピッチ18×15.5ミリ(ストロークは2ミリ)と、
正方形にはなってない。筐体設計の都合で少したわみもある。
タッチパッドのボタンは少し押し難い。
しかし総じてモバイルとしては、かなり頑張ってる方だ。

では標準バッテリー搭載時に約1.3kg、カタログ駆動約11時間
軽量バッテリー搭載時は、約1.2kg、カタログ駆動約7時間。
標準バッテリーと軽量バッテリーは、全く同じ外寸である。
直販では光学ドライブなしも選べるのだが、約100グラム軽くなるのと同時に、
なんと一体成形の別筐体になるので、強度も飛躍的に上がると思われる。
それ以前に、200kgfの面加圧、35kgfの点加圧試験をクリアしてるが。
キーボードユニットは水に強いバスタブ構造
ボタン1つで省電力設定に切り替わる機能も付いてる。

フラット筐体で、鞄への出し入れで引っかかる事はないし、
スティック型のACアダプタも、かさ張らなくてイイ。

柔軟にカスタマイズできる、4つのワンタッチ・ボタン付で、省電力などに利用できる。

【悪い所】

筐体厚に余裕がある(最薄部は27.3ミリ)にもかかわらず、
薄さで売ってるRX1、VAIO TZ、VAIO type G同様、
筐体のしなりで、衝撃をかわす軟派路線
その為、パームレスト(特に右の光学ドライブ近辺)が、
指で容易に凹んでしまう程、たわむ。
これを質感と捉えてしまうと、あまり良い印象にはならない。
この辺も、デスク用途可能なもう片方の雄、
ThinkPad X200と方向性が真逆で面白い。
あっちは同等重量とする制約の中で、光学ドライブを外し、浮いた重量を、
薄型筐体でも硬さを維持できる材質の利用に当てている。

液晶の視野角・・・まぁ、モバイルってのは高繊細パネルになってしまう事もあり、
大抵、狭いもんだ。プライバシー・フィルタを付ける手間が省けて丁度いい。
天板は135度くらいまでしか開かない。
光沢液晶の方は画質に期待してしまうが、こちらもモバイルの域は出ない。
NTSC比で言うと、50%台?TZとは比べちゃイカンねw

ピアノ調天板が美しいのは最初だけ。
布地が少し触れるだけで子傷が付き、
あっという間に貧相になってしまう。
LOOX買ったら直ちに、天板にクリスタル・コートしよう!

セキュリティチップ(TPM)なし。

【どういう人に選ばれるノートか?】

多用途PCを、バッテリーが持つリアル・モバイルから選ばなければならない人。

【ライバルとの比較】

dynabook SS RX1レビューでの、この項目を参照してください。

【こーゆー人は買ってはいけない】

モバイルにSSDが利用される様になって、
もしかしてデスクトップより快適動作?」って思った方も多いだろう。
そんな人には、バッテリー持ちを犠牲にした高性能CPUはナンセンスである。
しかし今後、YouTube、ニコ動、Skype、動画キャプチャ等の
高画質化に伴い、圧縮率を上げたもの主流となり、
モバイルでもCPU依存の処理を行う機会が増えると、
徐々にThinkPad X200の様な方向も理解されて行くのではないか。

とはいえ今現在、LOOX Rを悪く言う人は、
「モバイルは小脇に抱えたときの美しさが肝なんだよな~」な人(厚いから)か、
未だに、「硬いもの=頑丈、高級」という図式は譲れん!って人くらいかな。

【最後に】

私は基本的に、直販しか勧めない性質だが、
富士通と東芝のモバイルに限っては、
水濡れ・落下に対応する保証が付けられる店
をお勧めする。
例えば、こんな感じ。

【参考】

富士通「FMV-BIBLO LOOX R」レビュー

「LOOX R」を速攻でチェックした

“モバイルノートで大型化”は英断か――「LOOX R」の真価を問う

蹴茶レビュー

FUJITSU FMV-BIBLO LOOX R

富士通 FMV-BIBLO LOOX Rは買いか

【フォトレビュー】SSD搭載の「LOOX P」と新ラインナップ「LOOX R」は買いか!?

FMV-LIFEBOOK R(法人向けモデル)メーカー説明

2008.8. 31日曜日 - Posted by | 2510p, 3年標準保証モデル, Apple, ビジネスモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, 用途②:動画サイト閲覧, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑨:持ち歩き, dynabook R732, EliteBook 2530p, EliteBook 2730p, LIFEBOOK SH, MacBook Air, ThinkPad X230, ThinkPad X61, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, 周辺①接続

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