ProjectSmall

小型PC専門の解説サイト

13インチクラスに見るメーカーの思惑。

13.3型液晶はキーボードに手をやって使うには
最適なサイズ
であり、最近はこのセグメントのノートに各メーカーが、
各々イメージリーダーとなるモデルを投入している。
・BIBLO MG(13.3型相当の筐体に14.1型液晶)
・VAIO type Z(13.1型)、type S
・ThinkPad X301
・DELL Adamo(13.4型)
・MacBook Air
など。

北米市場では最近、格安デスクトップが大画面ノートのシェアを食ってしまった事や、
ごく一部である都会を除き基本、自家用車移動なので12.1型以下の需要には限りがあり、
ノートとしては13型クラスがボリュームゾーンとなっているのだ。

今回はそんな13型クラスのノートに込められた、
メーカーからのメッセージを解読
してみたい。


富士通 BIBLO MGの内、14.1型液晶モデル
1.68kg(光学無)/1.79kg(光学有)、カタログ駆動8.2時間(それぞれ店頭モデル)):

直販では非光沢液晶も選べるし、14.1型+白筐体の組み合わせも選べる。

光学ドライブを格納するモバイル・マルチベイは光学の代わりに、
・本体重量を抑える為のスペーサー
・セカンドバッテリー(カタログ駆動3.2時間(店頭モデル。オプション))
を入れる事も出来る。

富士通が、初心者をターゲットとしたメーカーである事は、
・14.1型としても高解像度には目もくれず、それを視認性向上にのみ使っている。
・プレインストの大量アプリ
などから、明らかである。

MGはバワー(独立グラフィック)よりも(直販Chromeはイラネ)、
モバイル(軽さ、駆動時間、堅牢性)寄りなオールラウンダーであり、
初期型よりも静音化もされてるので、
現行モデルで注意すべきは、デジタル出力できない事くらい。


SONY VAIO type Sの内、Radeon HD 4570モデル。低反射光沢液晶):

UVD2の超解像度機能プコンバータ)が使える初のノート!

チップ内蔵グラフィックでありながらデジタル出力できるノートが珍しくない昨今、
3D用途の無いユーザーにとって現行PCのグラフィックは、
UVD2アプコンが使えるRadeon HD 4550以上か否か
しか違いはない
と言っても過言ではなく、
それをモバイルに片足突っ込んだtype Sで出来る様になるとは思わなかった。
8GBメモリ(=アプリ互換を犠牲にしてでも64ビットOSを採用する理由
が直販で安価に選べるのも素晴らしい。

type Zは確かに、SONYの技術力を世界に知らしめる程のパワー・オールラウンド
WXGA++選択可、CPU・GPUパワー、軽量、長時間駆動)だが、
いざ使い易さとなると、ビジネスとしては縦解像度やUIに不満が、
(キータッチはまだ許せるにしても、海外高級機に必ずあるポイントスティックが無い。)
コンシューマとしては非Radeonな発色が物足りなかった。

ま、type Zの上位CPUで有名な熱落ちを放置するメーカーのやる事なので、
HD 4570搭載のtype Sは、爆音、爆熱の少なくともいずれかではあるのだろうが、
3年ワイド保証付けて、動画見る時以外はNHCで黙らせとけば良いんじゃないか?

この手のソフトは自己責任で使うものだが、そもそも今回VAIOはtype Sに限らず、
一台目に購入するPC
(メイン機)というポジションを、自ら放棄してしまったのだから
ユーザーも覚悟して購入すべきなのだ。

今回モデルチェンジでtype Cやtype Nの店頭最下位モデルにすら、
Core 2 Duo、メモリ4GB、Vista 64ビットを徹底させた事を言っているのだが、
個性が無いPCが多い中で、最新技術偏重のメーカー姿勢はむしろ、歓迎したい。

ただ、type Sは今時、100BASEなので、有線LANで使うには向かない。

sl300

ThinkPad SL300(光沢13.3型):

13.3型液晶以下、非Atomっていうと現在、6万円以内で買えるのはコレしかない。
(HP 2230s/CTはCeleron Dual-Coreを標準搭載するのは良いのだが、
最低限使える構成+送料だと7万弱になる。)

SL300の魅力は、
・6万円からあるノートにしてはマトモな液晶(LED、2ベンダ)。ギラツキ無し。
・T400みたいなハズレキーボード無し。(ただし6段。2ベンダ)
・いずれはCeleron Dual-Core、XPなこの型番も安くなるハズ。静音重視ならコチラか?
・Rollcage省略のSLだが、SL300は比較的小さい事が剛性に幸いしている(セミラグドPC)。
等々。

家でWEB閲覧ともなると最低でも縦解像度1,050px無きゃ普通は、
「何やってんだ?俺」状態になる訳だが、
トラックポイントならホームポジションのまま縦スクロール出来るので、
ThinkPadに関してはWXGAでも意外な程、我慢できる。
他社10万以内WXGAノートと比べると、これが一番大きなアドバンテージだろう。
(VAIO type Pのポイントステックは傾斜角に対応せず、実用レベルに達していない。)

補足:VAIO type Pのポイント・スティックは、
アルプスのドライバを無効にすれば、普通に使える様になるそうです。
自己責任でお願いします。

ただしSLはヘッドホン出力がショボイのでここは、
USB音源(内蔵サウンドチップを代替するデバイス)に頼らざるを得ない。

ところで、これぞThinkPad!って言えるのは現在、
X200sのWXGA+モデル(ただし液晶は、視野角狭めで階調表現不得手)
X301(ただしCPU性能、静音性、バッテリー持ちの全てが、超薄型化の犠牲になってる。)
T400のHigh Nit液晶モデル(ただしキーボードは必要に応じて交換。)
辺り(それぞれ液晶がシングルベンダ)である。

一方SLシリーズといえば、lenovo3000後継のコストダウンモデルであり、
正確に言えば、他で開発されたものを、大和が監修しただけであるのは、以下の例

・ロールケージが無く、パームレストを強く押すと筐体がぐらつく。
・冷却ファンの温度スケジュールが「ただ、冷やせば良いんでしょ?」的な為、うるさい。

からも明らかである。

ただSLは、一般消費者に媚びたデザイン戦略(ピアノ天板、天板LED、一部で光沢液晶など)
を採りつつも、ユーザー・インターフェイス周りの使い勝手は確保されてるので
(6段キーボードだが)、上記3台の様な本物のThinkPadを既に所有してる人でさえ、
解って使うならSL300は充分アリだと思う。てか気分転換用に欲しいw

安さ>モバイル性
でネットブックを検討している方にとって、
SL300以上の対案はあるまい。


DELL ADAMO

液晶は上下視野角狭く、写り込み酷く、
キーボードはストローク浅く、Enterキーの右にもキーがあり、
打鍵はカチャカチャ・・

高級感を素材のみに頼るって姿勢は、
DELLがPC作りに真剣に向き合って来なかった証に他ならない。

しかし「このオブジェって、PC機能もあるんだぜ?」的な視点に立てば、
売れてる理由も理解できるし、そういうの作れるメーカーってのには
ある程度の規模も必要で、ADAMOはイイ意味で、
これぞDELL!って語られて行くべき方向性なのかも。

2009.4. 11土曜日 - Posted by | Adamo 13, Apple, ボードPC旧モデル, ポイントスティックモバイル旧モデル, ②富士通, ④SONY, ⑦lenovo, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑬OS, ⑮チップセット、GPU, ⑯メモリ, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途④:動画鑑賞, 用途⑨:持ち歩き, LIFEBOOK SH, MacBook Air, ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad T430, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad X旧モデル, ThinkPadコンシューマ旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO F, VAIO L, VAIO S, VAIO Z, XPS、ALIENWARE以外の個人向け, 大型液晶旧モデル, 廉価ノート旧モデル

Sorry, the comment form is closed at this time.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。