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フルHD液晶搭載ノートまとめ。

PC買う場合には、今後3年間の用途で満足できる仕様を考える必要がある。

今後3年間に普通の方々が当然始める(或いは比重が高くなる)であろう用途には、
フルHDや3Dの動画再生が挙げられる。

3D動画に関しては、
ユーザー毎に3Dへと変換するツール使っての再生だと今の処、飛び出し具合が1/10に留まるらしい。
製品としての3Dコンテンツが充実する頃には、再生機器の選択肢や経済性も変わって来るだろう。

ちなみに3D撮影できるカメラといえば、
現在、普及価格帯には富士フイルムのFinePix REAL 3D W1があるっきり。

一方、フルHDの方は、YouTubeなんかでも当たり前になってくだろうから、
定まった位置でしか動画見ないって方以外は、フルHD液晶搭載ノートが当然の様に欲しくなる。

Microsoft Visual Studio 2010の動作要件にSXGA(1,280 x 1,024px)ってのが追加された為、
16:9画面ノートではフルHDしか選択肢無いってのも個人的には大きな事件となった。
【追伸】VS 2010製品版がいざ出てみると、ハードウェア要件はXGA以上となってました。
まぁこれはVS 2010を売る為の建て前でしょう。

フルHDノートってのは10万円以上当たり前のカテゴリだが、
ThinkPad T410s「i」、同X201「i」などの登場で、
売値10万以上を維持できるカテゴリは今後更に減るものと思われる。

フルHD解像度に縦120ドット追加したWUXGAは、
現行モデルで標準以上の発色を求めると17型未満は残らない。
残る数モデルも、一般の方が買うには今時、無理のある価格ばかりだ。

前置き最後に、フルHDノートにすべきか外付モニタ買うべきか、お悩みの貴兄に、
動画用最強モニタのREGZA Z9000今月末なら実質8万円前後~買えるという話をしておく。

エコポイントの基準変更で4月から、現行37型液晶テレビの2/3以上が対象商品から外れ、
Z9000も外れるのだが、主力液晶テレビのLEDバックライト化も控えており、
売る側からすればこれを機に在庫処分しておきたい訳よ。

消費者としても今月発行の領収書までは(ポチった日付じゃないので要注意)エコポイント付く訳だから、
2重にお買い得となる。

省電力もあって小型ノートで当たり前になったLEDバックライトだが、
大型液晶テレビになるとシビアに画質が要求される訳だから、贅沢言えば、

RGB LED
(ノートでいうとThinkPad W701、hp EliteBook 8730w、Dell Studio XPS 16、同Precisionで選択できる。)

・白色LEDをエッジ配列する場合、エリア制御機能
(ノートでこれを謳う液晶があるなら教えて欲しい。ブラビアでも下位機種はエリア制御無し。)

が最低欲しい。逆にこれが無かったり、制御するエリアが広すぎる白色LED初期の製品では、
Z9000などのCCFL勢には当分画質で敵わないだろう。

例としては現行27型iMacと前世代の24型があり、
それぞれLGのIPSパネルだが、現行はLED採用で明らかに画質落ちたと評判。

NEC LaVie L フルHDモデル(光沢16型):

チップ統合グラフィックながら自然な発色の液晶が魅力。
ただ、コントラスト高過ぎで目は疲れるかもしれない。
テキスト作業時は輝度は勿論、コントラストまで落として使うのがベスト。

ワイヤレス地デジは映像が途切れる事もなく、普通に使える。

今やフルHDノートにeSATAは当たり前だが、
USB2.0の普及に貢献したNECは、このLaVie LでUSB3.0を牽引する。

×富士通 FMV-BIBLO NW/G90T(光沢18.4型):


GeForce GT 335M(専用メモリ1GB)3ウェイ5スピーカーはゲーマーの目には留まるだろうが、
液晶の白飛びが酷く(案の定、LEDバックライト)、一般人は忘れて良いモデル。

東芝 Qosmio G65 / GXW(光沢18.4型):

GeForce GT 330M+SpursEngine

店頭モデルのG65は地デジx2+8倍録画
直販モデルのGXWは地デジ無し。

こちらは液晶が2灯式CCFLの無難な構成で、発色もマトモ。

SONY VAIO F(16.4型。はクリエイティブエディション(以下CEと表記)に対する評価。CE以外は×):

VAIO FはフルHD専用モデルになったが、これには2種類の液晶がある。

どの道、擬似カラーでバックライトもCCFLだが、
VAIOディスプレイ「プレミアム」、非光沢、Adobe RGBカバー率100%の液晶を搭載するCEは発色悪くない。

一方、CE以外(無印VAIOディスプレイ、光沢)は白ボケ液晶。

動画見る用としては、広色域だと発色クドイし、非光沢は濃い色が締らないので、
一般論としてこの用途には広色域でない光沢液晶を選ぶべきだが、
VAIO Fの2種類の液晶では現に、動画再生もCEのが無難にこなす。

これはCE以外の液晶が駄目過ぎるからだが、VAIO F共通で、「Motion Reality HD」や「色モード設定」
(これはテレビや映画、写真などの用途にあわせて自動切替)が効いてるせいもあるのだろう。

この辺は同じ広色域、非光沢のThinkPad T510 / W510に対する明確なアドバンテージになるやもしれない。
ちなみにT510 / W510の方は既にLEDバックライト化を済ませている。

今時、CCFLのバックライトだと、液晶の経年劣化が気になるが、
VAIO FにはDISPLAY OFFボタンがあるので、こまめに利用したい。
液晶閉じたままの連続稼動だと、何台か購入した来た過去のVAIO Fでは、かなり筐体熱くなってた。)

ただ店頭モデルだと、CEにはクワッドコアCPUが組み合わされ、
基本クロック低くて動作モッサリ。これは排熱・静音性も一杯一杯な印象で、
直販BTOでデュアルコアのi5-540M辺りを選択するのがベストだろう。
まぁVAIO Fは、i5でも高負荷時にはファンうるさくなるが。

VAIO Fは地デジx2とGeForce GT 330Mを選択可。

Bluetoothマウスの接続切れは、VAIOに限らず報告されており、
WIn7、64ビット版の問題かも知れない。

VAIO E フルHDモデル(光沢15.5型):

VAIO CのHD+(1,600x900px、光沢14型)同様、LEDバックライト液晶を採用するが、
上下視野角はVAIO Eならまだマシな方。写り込みも、以前の無印クリアブラック程には抑えられてない。

フルHDモデルは筐体が黒、白のいずれか、GPUはRadeon HD 5650(1GB)固定で、
GPUの性能をSONY独自で抑えてるせいか、高負荷でも排熱・静音性は良好。

直販ではフルHD+独立GPUの選択が、最小構成から僅か1万円増で行える。

VAIO F同様にMotion Reality HDを採用するが、広色域じゃない光沢液晶、Radeon搭載と、
こちらの方が動画向けなだけに、地デジ無しが惜しまれる。

ただ注意して頂きたいのは、「更新用途を伴うPCにRADEONは向かない」という事実だ。
私は訳あって、RADEON搭載のThinkPad T60を主に使ってるが、
度重なるドライバ更新にも係らず未だ、動画再生してるだけでXPごと落ちる事がある。

話をVAIO Eに戻すが、エクスプローラ起動時のブツブツ音が気になった。
これは蟹のサウンドドライバ消せば直るらしいが、
一回ですんなり消えないのと、イコライザ機能まで消えてしまうのが難点。

キーボードはストローク2ミリとやや浅いが、クリック感はある。
キータッチが変わってしまうのが難点だが、薄さ0.3ミリのキーボードウェアは、
外観的にアリだった。

VAIO Z フルHDモデル(半光沢13.1型):

スペック的にはフルHD液晶だがソニー自身、
フルHDの作業領域で常用するには無理のある液晶サイズである事は自覚してるらしく、
出荷時設定は125%拡大表示になっている。

この設定でWXGA++のVAIO ZやVAIO T(11.1型HD)、
ThinkPad X201s(12.1型WXGA+)などと同程度の表示サイズであり、
かなり細かい字に慣れてる私でさえ、作業に集中する為にはこの位が限度だ。

VAIO Z でのフルHD表示は、BRAVIAの4倍速と同じく、差別化の為だけのギミックでしかなく、
こんなものを賞賛する国内ガラパゴスにメーカーが囚れてるからこそ、
今、日本製品が海外で韓国メーカーに負けるのだとも言える。

確かに高繊細パネルというのは表示の綺麗さに貢献する要素ではあるが、
フットプリントでA4用紙サイズ超え、かと言って家で使うには液晶小さ過ぎる
(16:10画面の12.1型と縦寸同じ)VAIO Z買おうって人に満足してもらえる程、綺麗か?って言うと、
このフルHD液晶は所詮、広色域、フルカラー、WLEDという仕様を満たすだけの、
最小構成から5千円増しで選択できる程度の代物であり、
自称クリエイティヴ(笑)路線のVAIOがあっさり撤退したRGB LEDほどのコストは掛かってない様に見えた。

実際、画質に輝度、視野角までを含めるなら、
ThinkPad X201tの高輝度 LEDバックライト液晶(デジタイザー・ペンのみ対応、TMD製IPSパネル
の方が遥かに上。(X200tには特有の臭い(多分、べゼル剥がれ防止の接着剤)があったが、
余程風通しの悪い処でしか問題にならないだろう。)

VAIO液晶固有の問題だが、アニメなどノッペリした映像見ると縞模様が目立つというのがある。
私は普段、そういう映像を見ないのと、VAIOは筐体色が選べる軟派モデル中心に購入して来た事もあり、
今まで縞模様を意識した事は無かったが、これはVAIO TやZなどの凝ったモデルで特に酷いらしい。

VAIO ZはPCを再起動することなく、「ユーザーが」グラフィックを切り替えられる
「ダイナミック・ハイブリッドグラフィックス」を採用。
これは「GeForce GT 330Mが熱過ぎたら、各自切っとく様に!」という「逃げ道」になってる。

一方、堅牢中型ノートの雄、ThinkPad T410s(筐体厚さ21.1-25.9ミリ)は、
VAIO Z(厚さ23.8-32.7ミリ)なんていう「ぶ厚い」ノートと違って、
独立GPUこそローエンドに留まるが、
T410sのNVIDIA版登場が遅れてる理由には、
VAIO Zより一世代進んだ、「アプリごと自動で」グラフィック切り替えられる
Optimusテクノロジー」の検証に時間が掛かってるものと思われる。
【追伸】:ハズレました。T410sは現状、Optimus未実装でした。)

まぁ高負荷時にVAIO Z程のファン騒音が許されるなら、ThinkPadにもより強力なGPUは載るだろうが。

VAIO Zに載る高音質サウンドチップ「Sound Reality」はSONYならでは。
S/N比106dB、従来PCに比べ1/10の低ノイズを謳っており、
これに「ノイズキャンセリング機能」も加える。

しかしVAIO Zのモバイルとしての問題点は、フットプリントの大きさに留まらない。
VAIO BXやPの様なポイントスティックが付いてないどころか、
タッチパッドの下の方の反応すら宜しくないのだ。(自分が触ったのは多分、初期ロットだが)

曲りなりにも作業性を「あきらめなかった」のなら、
マウス持ち運ばなければ完結しない快適性は、モバイルとして致命的と言わざるを得ない。

海外メーカーの高級ビジネスノートの殆ど全てでポイントスティックが選べ、
日本メーカー製にそれが無いってのは、
SEが冷遇され過ぎている日本の社会構造に端を発する。

可搬性に話を戻すと、VAIO Zが最軽量構成1.35kgを達成出来たのは、
最厚3センチ超える筐体であるにも拘らず、華奢に出来てるからで、
実際にThinkPadやレッツノートと同程度の安心感で持ち運ぶなら、
VAIOだけは専用キャリングケース込みの重量で比較されるべきだ。

取り扱い全般に関しても、ThinkPadやレッツで許されてた手荒な扱いが、
VAIOで当たり前に許されるとは思わない方が良い。

液晶片持ちでの開閉とか、閉じてる時もヒンジと逆側持っての移動とか。

SSDでないと光学非搭載ってのも要注意。

って事で結論は、

・フルHDの作業領域が欲しければ最小でも15.5型。
(15.6型でもドットピッチはVAIO Tと同じ0.18ミリ。)

・持ち歩きには、拘りなければA4用紙サイズにフットプリント収まるもの。
(それでもThinkPad X200sなんて、重量1.1kgである事忘れる位、作業に没頭できる。)

の2台体制が良いと思うよ?
PCってのはソフトウェア的障害もある訳だから、何でも1台でやろうって発想は危険。

ちょっとThinkPadびいきの記述が続いたが、
ココ3年で何台もThinkPad、VAIO、レッツ買って来た自分が、周りの意見と総合すると、
この3社の品質自体はぶっちゃけ、一長一短。

ThinkPadは検品がPC Doctorのみらしく、人間が見てすぐ判る初期不良、付属品の不足が多い。
VAIOは「仕様です」って言い張る率が高い。
レッツは検品命でコスト上乗せされてるが、そもそも液晶やKBなど快適仕様が他2社よりかなり低い。

ThinkPad T510 / W510 フルHDモデル(非光沢15.6型):

Core i世代のCPUの能力は、ノートではフルHD搭載などのデスクトップ代用で最も恩恵があると思われるし、
ノートをデスクトップ代用とするなら、排熱防塵対策からしてThinkPadしかない訳で、
「今年ノートの本命」として私も、T510にフルHD来るのをひたすら待っているのだが、
現在はとうとう、USサイトからもフルHDの選択肢が消えてしまった。

ところで最近、当ブログの更新頻度がメッキリ減ってしまって心配されてる読者も多いだろう。

当ブログはアクセス数からしたら公共性が高いとも言えるが、
購入にまで至るかどうかは別として、
あくまで私個人のPC購入計画をまとめただけの成り立ちなので、
購入待ちのFHD搭載機の情報がコチラコチラ程度しかないとなると、
購入計画も次の段階へ発展しようが無く、投稿する程の話題が無いのが実情である。

まぁ商業サイトや、PCそのものが趣味!とか言ってるキモヲタじゃないんだからその辺はお許し頂くしかない。

ちなみに保守マニュアル(pdf注意)によるとT510 / W510は、
タッチパネルじゃないFHDの液晶パネルが、T / W共通のシングルベンダ。
W510にあるタッチパネルのFHDは別パネルで、
冷却部品は、T510の独立GPU有無、W510それぞれで異なるので、
レビュー記事を参考にされる場合は要注意。

FHDじゃないT510を触る機会があったが、
その個体に関してはキーボードもシッカリしてた。
今回、キーボード両脇スペースが極太になったが、スピーカーは特別音が良い訳でもなかった。

それにしてもコレ程までに待たされると、次期CPU(Sandy Bridge)も視野に入るが、
Sandyが筐体内部の温度次第ではTDP枠をも破ってクロックアップ可能とあっては、
Sandy世代ノートは各社、より大きなクロックアップに備えて、
冷却ファン回しっぱでうるさくなる可能性高い。

で、試行錯誤で色んな動作モード選べる様になる頃には、
22nmのIvy Bridge来ると。

Arrandeleで既にCPU部の32nm化は済んでおり、
独立GPUノート同士の比較ならSandyの主なメリットはメモコン直結とSATA6Gに留まりそうだし、
そもそもSandy機の初期ロットはける頃と言ったらまだ1年も先なので、
もうしばらくは、T510にフルHD来るのを大人しく待ってみるつもりだ。(ブログ更新頻度も上がり様が無い!)

×Dell Studio XPS 16 フルHDモデル:

こちらもフルHD液晶が2種類ある。
16型RGB LEDバックライト液晶の発色は、当然の事ながら現行VAIOを凌ぐ。
ただしこちらも、sRGBモードは無し。一方、WLEDの方は、筐体同じで15.6型液晶。

主に低負荷で頻繁にフリーズする問題は、
最新BIOSで解決すると言われてはいるが・・

2010.3. 19金曜日 - Posted by | 3年標準保証モデル, Apple, ポイントスティックモバイル旧モデル, レッツノート, ①NEC, ②富士通, ③東芝, ④SONY, ⑤Panasonic, ⑦lenovo, ⑧hp, ⑨DELL, ⑩他メーカー, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑭CPU, ⑮チップセット、GPU, ⑰HDD(SSD), ⑱光学ドライブ, ⑳保証, ○○なPCが欲しい。, 用途①:WEB、掲示板の閲覧, 用途②:動画サイト閲覧, 用途③:ワード、エクセル, 用途④:動画鑑賞, 用途⑤:ファイルサーバ、ファイル交換, 用途⑥:エンコ, 用途⑦:プログラミング, 用途⑧:3Dゲーム, 用途⑨:持ち歩き, dynabook Qosmio, EliteBook, EliteBook 8760w, LaVie L, Precision, Precision M4400, Precision M6600, ThinkPad T430s, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad Twist / Helix, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized, VAIO Duo 11, VAIO E, VAIO F, VAIO Z, XPS, XPS 17, 周辺①接続, 周辺②ソフトウェア, 大型液晶旧モデル, 法人向け

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