富士通 LIFEBOOK PH50/C@低価格モバイルまとめ
11.6型光沢液晶、AMD E-350搭載。
重量1.5kgでBBenchは5時間49分。(電源プラン「バランス」、輝度「中」)
さして事務用でもない機種にOffice Personal 2010を付属させる目的は、
値崩れ防止の為だろう。
Office互換を謳うフリーソフトが蔓延する中、
最安6万超える機種(投稿時)なら、
「メモリ2GB」ってのを先に改善してもらいたいと思う方が多いのでは?
ただこの機種では、
メモリ増設やSSDへの交換は底面カバー外すだけで、割と簡単。
このカテゴリの定番たるASUS Eee PC 1215B(詳細)は、
メモリ増設は簡単だがストレージ交換がメンドイので、
正規品OfficeとSSD(交換)前提ならPH50の存在意義もあろう。
キーボードは、主要キーピッチ19ミリ、ストローク1.8ミリでJIS配列準拠。
タッチパッドのボタンが硬い 。
まぁ事務作業向きというなら、非光沢液晶で入力装置が優れる
ThinkPad X121e(詳細)だろうが。
PH50は最厚27.5ミリの薄型筐体が災いしてか、冷却ファンは五月蝿い方。
n対応無線、HDMI、Bluetooth 3.0は揃ってるが、
有線が100BASEで、WiMAXも無し。
ASUS K53Eに対抗できるカラバリ・ノート達。
筐体色で新しいノートPCが欲しくなる事もあってイイ。
アルミ筐体でパームレストまで専用カラーとなるASUS K53E(15.6型)は
正にそんなノートだ。
ピンク以外の実物は落ち着いた色合いで、
ASUSらしく排熱・静音性も優秀だし、
Core i5、メモリ4GBで安い時にはAmazonで5万円切ったりもしてた。
軽作業で5時間くらいバッテリー駆動するのも良い。
前から言ってるが、K53Eの弱点はキーボードだ。
配列もそうだが店頭でタッチする際は、打刻音に耳を澄まして頂きたい。
【追伸】9月23日にK53EのUSB 3.0モデルが追加されました。
カラバリはゴールドの代わりに白が追加となってます。
最近さわったK53TAのキータッチは普通でしたから、
K53Eでも改善されてる可能性はあります。【追伸終】
今回は、
軽い気持ちで買える7万円以下(最安値。投稿時)のノートPCの中から、
K53Eを知ってしまった後でも尚、検討に値するカラバリ・ノートをご紹介する。
■VAIO C フルHD液晶モデル(詳細):
直販専用モデル。Core i3、メモリ4GBで67,800円~。
集光材で光る筐体色もあるものの、
筐体素材はプラスチッキーで大人ウケするものではない。
しかし一覧性に優れた液晶や、K53Eよりはマトモなキーボード等、
情報ツールとしてならコチラが圧倒してる。
K53Eの液晶もそれなりに綺麗だが、
VAIO C フルHDの発色は余裕でその上を行ってる。
フルHD解像度の繊細さが活かせる1080p動画なら尚更だ。
K53Eもキーボードが駄目な分、動画向きと言わざるを得ないが、
VAIO C フルHDはミドルレンジRadeonを搭載する等、
動画鑑賞用としてもズバ抜けてる。
■VAIO C 14型(詳細):
直販専用モデル。Core i3、メモリ4GBで57,800円~。
カラバリはパーソナルサイズの14型でこそ意味がある。
そのサイズにHD+の解像度は丁度良いと思うが、
VAIO C 14型で選べる液晶はどちらにせよ、表示品質が惜しい。
■DELL Vostro V131(13.3型):
カラバリゆうてもデザイン的にはこういった斬新さが欲しい訳ですよ。
非光沢液晶だし、V130が良かっただけにキータッチも期待できるしで
(防滴キーボード)、K53Eとは綺麗に得意分野が分かれる。
バッテリーは着脱式となり4セル時は、
筐体厚さが16.05-21ミリ、最大6.3時間駆動との事。
K53Eと同じCore i5-2410Mだとアイドル時が五月蝿いらしいので、
超低電圧版のCore i5以上が性能的にも丁度良いのだが、
国内メーカー薄型ノートでも今の所、採用例が無いのは、
コスト的な問題と、カタログ値の見栄えが悪いからだろう。
■DELL Vostro 3350(13.3″)/ 3450(14″)/ 3550(15.6″)/ 3750(17.3″):
アルミボディ+強化メタルヒンジ+防滴キーボード
な光学ドライブ内蔵版で、筐体はV131程には薄くない。
全サイズ非光沢液晶で17型だけは解像度がHD+。
今回の7万円枠は置いといて、CPUは、
17型でCore i7-2630QMまで、
それ以外でCore i7-2620Mまで選べる。
グラフィックは、
13型でRadeon HD 6490M GDDR5(512MB)、
14,15型でRadeon HD 6630M(1GB)、
17型でGeforce GT 525M(1GB。デュアルまたはクアッドコア。)
をそれぞれ選択可。
全サイズでUSB 3.0 x 2とUSB 2.0/eSATAコンボ装備。
13型以外ではExpressCard/34も。
あと13型はモノラルスピーカー。
全サイズ共通の傾向として「どちらかと言えば排熱重視」。
コスパ命のPC選び2011年夏版。
今回は、
「この値段でこんなスペックが買えてしまうのか!」
「もう少し増額すればこの環境に手が届くのか!」
「コレ買い足すとメイン機の選び方かわるよな。」
って「現行」PCを特集する。本体最安8万円以下(投稿時)が対象。
やたら人柱度の高い機種は除外した。
■dynabook R731:
価格コム限定モデルに8万円切りのがある。
これはメモリ2GB(空スロット1)なのが惜しいが、
・13.3型
・光学ドライブ内蔵
・WiMAX装備
・公称11時間駆動
で最厚26.6ミリ、1.48kg(HDD内蔵時)というのは、
8万円以内だとライバルが居ない。
■dynabook Satellite T571(詳細):
これも価格コム限定モデルに8万円切りのがあるが、
こっちはそのグレードがシリーズベスト。
・17.3型
・書き込み可能ブルーレイドライブ
でこの質感、この価格だと、
わざわざ排熱・静音性・信頼性に難がある
hpやDELLの激安17型へ行こうとはしない罠。老眼用だけど。
■dynabook Qosmio D711:
最下位モデルのD711/T5Cが最安で8万切る。これは
・Pentium B940(2GHz、HT無し。無印のインテル HD グラフィックス。)
・地デジはBS/CS無し
・ブルーレイ無し
ってトコが要注意だが、
Office Home and Business 2010も付いてるし、
どっかのメーカーと違って一応、地デジレコーダーを兼任させられるのが大きい。
■VAIO F 16.4型フルHDモデル(詳細):
直販でCore i3、メモリ4GBだと77,800円~とか安いにも程がある。
まぁどうせ<3年ワイド>(プラス11,000円)付ける以外に有り得ないが、
保証がVAIO Cより4,000円高い理由はあるのだろうか?
■VAIO C フルHDモデル(詳細):
これが直販、Core i3、メモリ4GBで67,800円~となると、
最安5万円前後の15.6型HDノートの存在意義が微妙になる。
少なくとも予算7万で2万貯金に回す事が賢いとは言えない。
acer Aspire Timeline X 3830Tはまだ長時間駆動な分、救い様もあるが、
それとて所詮はホームモバイルな重さだし、
ノート単体でも情報収集が快適に行えるVAIO Cに飲み込まれてしまうだろう。
■Let’s note J10:
型番CF-J10RYAHRが最安で8万円切る。
これはメモリ2GB(空スロット1。64ビットOSにするには再インストールが必要。)
で青歯なしが惜しいが、
J10は設置面積が最小になるノートPCってのが何よりそそる。
まぁ道具としてみたらA4用紙大より遥かに小さくする必然性は無いのだが。
■IdeaPad S205:
最安3万円ちょっと~。こういうの買い足せば、
老眼じゃない限りホームノートはフルHD一択になる。
■ThinkPad X121e(詳細):
直販でクーポン使って4万円前後~。
S205に比べると割高だが、モバイルでやりそうな用途を考えると、
トラックポイントの威力は絶大。
■ThinkPad Edge E420(詳細):
同じく4万円ちょっと~。
lenovo G570買う人だって、
できりゃ長持ちしてもらいたいと思ってるハズ。
部品調達のし易さ等の保守性で、自分ならThinkPad Edgeをお勧めする。
■lenovo H310:
最安3万円ちょっと~。メモリはあと2GB足したいが、
3GHz超えCPU、Win7の64ビット、HDMI出力端子付きとなると、
イニシャルコストで対抗できるPCは無い。
こういうの買い足せば、高性能薄型ノートの負荷分散が図れる。
連続高負荷での排熱不足を理由にそれらを選択肢から外す必要もなくなる。
lenovo H310 / H330を買う前に覚悟しておくべき事。
【9 / 30追伸】レノボ個人向けPC(lenovo G570やH330など)の電話サポート窓口を、
2011年10月01日よりNECパーソナルコンピュータが担当する事になりました。
電話対応が改善される事は勿論、製品・マニュアルなども、
サポートの手を煩わせない方向で整備されつつある事を期待します。【追伸終】
Win7の64ビット+HDMI出力端子付としてはダントツ安いが、それなりの理由がある。
問題点と付き合い方(適した用途)、代案をまとめてみた。
■問題点
まず初期不良率。
Panasonic、富士通、東芝、ASUSがこの点で優秀なのは各種統計にも出てるが、
残念ながらココはlenovoの弱点だ。
ThinkPadの上位機種を買ってもかなりの確立で初期不良にあたるので、
同じメーカーの底辺機種にそれが少ない訳もない。
検品は真面目にやるとコストが掛かる工程であり多分、
ThinkPadの場合でもPC-Doctorというソフトウェアによるハードウェアチェックだけだと思う。
仮に初期不良があっても初起動までにそれと判るのが殆どで、
使い込んで行って初めて判る様なのには当たった事がない。
ちなみに5年前のT60でも定期的にPC-Doctorがハードウェアチェックしてるのだが、
勝手にやってる事だし、異常が無ければ結果報告しないので、
チェックしてる事を知った時には
「自分の知らない所で守られてたんだ!」
と感動したものだ。
次に初期不良対応。
日本メーカーだと新品交換になる事が多いが、
海外メーカーでは修理対応が当たり前で、交換部品にも新品が使われるとは限らない。
これはレノボに限った事ではないし、「世界の常識」と受け止めるしかない。
ただ、ThinkPadは引取り修理を日本IBMが担当するのでまだマシな方。
acerの様に電話すら繋がらないって事は無いと思うが、
非Thinkなレノボだと返却までの日数は覚悟しといた方が良い。
(店頭購入ならまた話は変わってくるが、そもそも安く買わなきゃ意味が無い!)
次に耐久性。
セパレート型デスクトップで注意すべきは主に排熱(または低発熱)・静音性で、
H310 / H330はその点、比較的優秀なんだが、そもそも熱から守ってるパーツ
①コンデンサ(マザーボード)
②HDD
③電源
の耐久性がお粗末だとしたら意味が無い。理想としては
①はASUSマザーの大メーカー向け(同型番でも納入先で異なる)
②はエンタープライズ向けとまでは行かなくてもWDか日立製
③は80PLUS GOLD(大き過ぎるW数は返って良くない)
だが、特に①と③はコストダウンが効く項目でもある。
どんなに世界シェアが高く調達力に優れたメーカーであろうとも、
激安モデルがココに手を抜かない筈もない。
実際、メーカーシェアがPCの耐久性・信頼性を保証しない事は
SEなら誰もが知っている。
特に③の電源は逝った時に周りのパーツを巻添えにするので性質わるいが、
あいにくH310 / H330の電源交換はユーザーには難しい。
■付き合い方
以上の問題点を踏まえた上でH310 / H330にお勧めする用途は、
①情報収集
②動画鑑賞
③テレビ電話(監視カメラ除く)
④ゲーム(載せられるグラボに限りはあるが)
などのデータ保存が求められない消費型用途で、
①~③ならH310でメモリ増設が要る程度で性能的にも問題ない。
これだと人の居ない時までPCを稼動し続ける必要も無いから、
結果として長持ちもするだろう。
万が一、電源が逝った時に備えてPCに繋げる機器は
・モニタ
・スピーカー
・キーボード
・マウス
辺りにとどめるのが無難だ。
逆に言えば最早、これら用途に値段が倍(といっても7万円~だが)
もするセパレートは不要という事になる。(買い替え頻度あげる方が賢い)
■代案
まずは安PCで検討して、駄目なら高価なものを視野に入れるという方も多いだろう。
最後にセパレート型の定番たるべきモデルを幾つか紹介しておく。
★EPSON Endeavor MR4100(詳細):
高性能スリムタワーの代表格。
Core i5(物理4コア)、メモリ4GB、1TBのHDD、DVDマルチで送料込み85,995円~
(投稿時。キーボード・マウス別で算出。)
★ThinkCentre M71e Small / Tower:
Core i3-2100、Win7 Pro 64ビット、メモリ4GBで、
直販クーポン使えば4万5千円前後~。
(投稿時。キーボード・マウス別で算出。)
画面のデジタル出力がDisplayPortなのは要注意だが、
H310 / H330と違って「1年オンサイト」保守が標準で付くというのが、
商品出荷前の検品体制に影響あたえない筈がない。
耐久性まではまだ判断できんが、保守マニュアルもあるし、
ある程度は直し直しやアップグレードで使えるだろう。
★Sycom Silent-Master Z68:
・ASUSマザーの大メーカー向け(オプション)
・80PLUS GOLD電源(オプション)
となると、いっその事この辺まで行った方が良さそう。
机の下に置くなら筐体サイズより静音性重視だろう。
Core i5(物理4コア)、メモリ4GB、WDの1TB、IO-DATAのDVDドライブ、
500W電源、64ビットWin7で10万円ちょっと~。
Z68チップに拘らなければ、サイコムでも同条件であと2万円程まで安く出来る。
(それぞれ投稿時)
老眼用PCのお勧め2011年版(あえてVAIO Z2も)
■■モバイル部門
■dynabook R731:
最下位モデルのR731/16Cは
光学ドライブ非搭載でExpressCardも省かれるが、
筐体も上位モデルより薄くなるし(16.8-26.6ミリ厚)、
このHDDをSSDに変えれば重量は1.3kg位に、
駆動時間も最上位(公称13時間)と大差ないと思う。
13.3型ではズバ抜けて軽いし、
モデル末期なら本体8万円程度で買えるだろう。
これでもWiMAX内蔵でUSB3.0+eSATAだから拡張性もそこそこ。
ただしR731は、
底面うかせるだけで内部温度が劇的に下がる様な機種なので、
老眼の方がモバイルとして使う以外にはお勧めしない。
■VAIO Z2:
「大画面モバイル」という意味で
あえてコレも老眼用のお勧め「候補」に入れておく。
なにせ13.1型で軽量構成1.15kgというのは圧倒的。
画面解像度はHD+とフルHDの2択だが、
解像度が高過ぎた所で、
今や調整でどうにもならないのは
WEBページ拡大で画像がボケる事がある位。
13型で老眼の方が積極的に高解像度えらぶ必要はないが、
避ける理由にもならない。
筐体厚16.65ミリと極薄ながら、VAIOにしては珍しく
耐久試験の内容を数値で公表してるのも評価できる。
SONYは落下対応のメーカー保証が手厚いので鬼に金棒。
現時点で考えられる問題点は、
ディスプレイ開かないと底面が浮かず、
「排熱不充分」もしくは「爆音」になってしまう構造だったり、
「Power Media Dock」は机がゴチャゴチャするって所だが、
これらは元々、据置兼用を期待しなければ済む話だ。
■■ホームモバイル部門
■dynabook Satellite T571(詳細):
17.3型1,600 x 900pxは、視認性と一覧性を両立してる。
最安8万円ながら書き込み対応ブルーレイ内蔵で、
このくらい画面解像度あれば、最早DVDには戻れまい。
■Epson Endeavor NY3200S(詳細):
面倒な事が嫌いな方むけとしては、
15.6型ではCPU周りのコスパに最も優れる。
ただ、
光沢15型では発色自体もフルHDの方が綺麗という傾向があるので、
画面サイズ同じなら、
老眼だからと言って積極的にこの手の低解像度えらぶ理由は無い。
■dynabook Satellite B351(詳細):
こちらはHDMIやGbE省いて更に低価格に尖がってる。
初めてのMyPCとして、安心して踏み台に出来るモデル。
■■ボードPC部門
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
動画鑑賞からテキスト作業まで幅広く使える23型液晶がウリ。
外付モニタだと現状、コレより写り込み酷いか、
発色わるいか(広色域除く)のどちらかになってしまう。
■dynabook Qosmio D711:
フルHDはこの21.5型で、
ドットピッチが15.6型HDと同レベルになる。
ESPRIMO FH98/DM程ではないが写り込みも少ないし、
どちらも、ボードPCにしては静かで比較的テレビ録画も安定してる。
今回のお勧めは東芝が多かったが、
2年目以降も使用相談無料とか、面倒臭くない所も考慮した結果である。
Eee Pad Transformer TF101と構成するPC2台体制。
このEeePad Transformer TF101をPCとみなし、
外付モニタに頼る事なく、あと1台のPCだけで無理なく乗り切ろう!
って企画である。
TF101はWindows機ではないが、
Androidタブレット故に特定用途に限って言えば、
使い勝手が普通のノートPCを超える部分もある。例えば、
・情報収集(縦長表示やタッチパネル)
・メール(タブレット部分680グラムの機動性)
・出先での画像チェック(IPS液晶350カンデラ+ゴリラガラス)
・長時間駆動(タブレット部だけで公称9.5時間)
などである。
キーボード部の着脱は本体を稼動したままスムーズに移行できるし、
単純な文書作成ならこれまた普通のノートに劣らない。
キーボード部との合体で、
外観や可搬性は普通のノートとして違和感ないし、
重量は1.3kg、公称駆動は16時間となる。
出先が上記用途と音楽鑑賞くらいなら
持ち歩き用はTF101で充分なので、
あとは自宅内すべてをカバー出来るPCが求められる。
今回はそんな、「最後の砦を任せられるホームモバイル」をご紹介する。
■LaVie L 3Dモデル(詳細):
動画鑑賞からテキスト作業まで幅広く使える液晶がウリ。
フルHDで内蔵グラフィックは少数派だが、良く言えば安定動作を期待できる。
■dynabook Satellite T571(詳細):
価格.comモデルには8万円切りも。
家の作業環境はフルHD当たり前の時代だが、
この縦900ドットなら何とか妥協できる最低ライン。(比較画像とか)
非ワイド14.1型を現行ワイドとしたのがこの17.3型という液晶サイズなので、
最低限の一覧性を確保するには老眼の方ならこのサイズが要るだろう。
■VAIO C 15.5型フルHDモデル(詳細):
良質な光沢フルHD液晶とRadeonミドルレンジを搭載し、
動画再生が綺麗なノートの最右翼!
■VAIO F 16.4型フルHDモデル:
直販の最小構成は9万円切った。
写り込みが普通にあるが、一覧性と視認性を両立する液晶と言える。
LIFEBOOK NHの様にギラツキ酷い個体が混じってるという事も無かろう。
■ThinkPad T520 フルHDモデル(詳細):
主な用途がテキスト作業から画像編集までなら、
目の疲れ難さと入力環境に優れたT520が優勢。
内蔵グラフィックのみの構成も選択できるし、
光学外せば、LaVie L同様にSSD+HDD構成にも出来る。
部品交換が自分でし易いので、
PCが手元に無いという事態にもなり難い。
AMD E350で出来る事、出来ない事(lenovo G475、IdeaPad S205、ASUS K53U等)
IdeaPad S205といったモバイルは元より、
lenovo G475(14型)やASUS K53U(15.6型)、省スペースのデスクトップなど、
モバイル以外にも進出するAMD E350を一度まとめてみる。
CPUとして癖がある(浮動小数点演算に弱い)ので、
ベンチなどではAtomデュアルコア並のスコアしか出ないが、
得意の整数演算ではCore 2 Duo SU9600並に速いので、
たとえCore i7-2600K機との併用であっても、
情報収集や事務作業(これら大半が整数演算)
なら大したストレスは感じないハズだ。
苦手な浮動小数点演算であっても動画再生なら、
内蔵グラフィックのRadeon HD 6310で、
最強ハードウェアデコーダーのUVD3が使えるので、
ブルーレイ再生すら余裕である。
フラッシュ動画は勿論、
Firefox 4以降ならブラウザレベルでハードウェアアクセラレーションも効く。
一方、エンコなどは浮動小数点演算するのでボロボロ。
時間掛ければ済む様なのは出来ないって訳でもないが、
リアルタイム処理のテレビ電話だと720pは不可能。
Ustream配信も高画質は無理。
録画なども長時間モードは避けた方が無難。
幾らグラフィックが優秀と言っても所詮内蔵なので流石にゲームはタイトルを選ぶ。
AMD E350の盲点はネットワーク接続がIntel製じゃなく、
多くがRealtek(通称=蟹)製という所にある。気が付けば当たり前だが。
まぁインテルCPUノートでも安物は蟹が多いが、
AMD E350ノートでインテル無線は有り得ない。
いまだにサーバ用マザーとなると蟹は無いってのが何より品質を物語るので、
増設がし難いノートで蟹ってのは通信の速度・安定性で覚悟した方が良い。
消費電力(=発熱)が低くバッテリー持ちが良いという「イメージ」があるが、
アイドル時~1080p再生までならCore i3-2100T+グラ内蔵のが更に省エネであり、
(まぁインテルはDirectX11非対応だけど)
やはりAMD E350のメリットは低コストという事に尽きる。
LaVie L 3Dと構成するPC2台体制。
動画を中心に幅広く使える液晶を搭載したLaVie L 3D(詳細)を
既に所有しているものとして、
次にどんなPC買ったらPCライフがより充実するのかを考えてみた。
これによりLaVie L 3DというPCを別の角度から理解するのが目的だ。
■■リアル・モバイル
LaVie L 3Dがあればもう1台のモバイルに自宅での作業性は重要じゃない。
堅牢性(あるいは保証)は価格に見合ったものが要るにしても、
可搬性や駆動時間に特化したものを選ぶのもアリだ。
■Let’s note J10:
書類を一緒に持ち歩く方なら、J10の小ささは可搬性に直結しないので要注意。
■IdeaPad S205:
行く先々にACアダプタ置いとける方には良くまとまった機種。
無くて困らないサブノートならメーカー信頼性は二の次。
寧ろ今までPCが無かったシーンにまで普及させる価格が有難い。
■ThinkPad Edge 11″ インテル版(詳細):
ThinkPadはマウス持ち歩かなくて済むのが良い。
ホーム・ポジションで画面スクロール出来るので狭い表示領域も苦になり難い。
■Let’s note S10 / N10(詳細):
駆動時間を重視したら、おまけとしてCPUパワーも付いて来たでござるの巻。
■ThinkPad X220 IPS液晶モデル(詳細)
そもそもモバイルにCPUパワー求める用途なら
液晶の表示品質は良いに越した事ない訳で。
■■セミ・モバイル
負荷分散を図るのが目的であれ、
LaVie L 3Dを所有してる方なら、激安なだけで使用感が劣るものを買い足すのは
労力の無駄と理解するだろう。
HD液晶でリアルモバイルでもないとなれば、ただ安いだけでなく、
電源気にせず使い続けられるとか、デザインが洒落になるとか、
LaVie L 3Dにはないメリットが欲しい所だ。
■acer Aspire TimelineX AS3830T:
遠くない将来、5万円台前半で売られるだろう。
i5-2410Mで最長9時間駆動との事。
これまた、2台目PCだからこそお勧めできる。
■DELL Vostro V130:
Vostro全体がAdamo風デザインになって行ったのは意外だったが、
薄さではやっぱりV130。
■■高解像度モバイル
X201sを無いものとして考えると、このカテゴリは一気に難しくなる。
持ち出すには堅牢性が充分とは言えないVAIO SAやLet’s note B10を
重武装すると、可搬性という殆どそれしかない取柄を奪う事になるし、
パームレストの剛性たりないThinkPad T420sも素直に勧めづらい。
所有機がT520 フルHD版(詳細)であれば、無理してでもそれを持ち出すのだが、
LaVie Lは間違いなくそういう造りになってないので消去法でこの辺↓になるか。
■ThinkPad T420:
14型HD+はドットピッチでLaVie L 3Dと比較すると0.180⇒0.194ミリと「無駄」があるし、
本体も決して軽くないが、ThinkPadならインナーケースやマウス持ち歩く必要がないので、
全体としての可搬性はそれ程悪くないかと。
出っ張らない6セルバッテリー1つで公称8.5時間駆動するのも
今までのTシリーズには無い魅力。
■■一体型デスクトップ
■富士通 FMV ESPRIMO FH98/DM(詳細):
LaVie L 3Dの一体型PC版みたいな液晶を搭載する。
これをワザワザ買い足す事の意義は負荷分散でしょうな。
排熱が悪かったり耐久性の低い部品を使ってるとは思わないが、
1日付けっぱで使える機種とまでは、それぞれが言い難い。
特に経年劣化した部品の交換に掛かる費用がThinkPadや自作系とは大違い。
■■セパレート型デスクトップ(モニタ別売り)
■lenovo H330:
いずれ4万円台前半で買える様になるだろう。
LaVie L 3Dがあればもう1台のPCに初期不良があっても気長に対処できるハズ。
作業性を損なわずに負荷分散を図るのであれば、この辺かうのが一番手っ取り早い。
■EPSON Endeavor MR4100(詳細):
省スペースながら、デスク用Core i の4発(かPhenomの6発)つめて、SSD+HDDと出来て、
排熱・静音性・信頼性にある程度、定評あるとなると多少割高でもコレしかない。
■Sycom Radiant VX2100Z68:
そもそも省スペースでなくて良いならこの辺が一番、PCとしては無難。
ココの「納入実績」ってトコには松下電器産業、ソニーなどPCメーカーがズラっと並ぶ。
つまりはそういう事だw
LaVie S、LIFEBOOK AH、dynabook T351 / T551買う奴ぁ情弱だ!
何かこの辺の、
ホームモバイルなのに縦768ドット液晶で8~10万円ってノートが
店頭で定番っぽくなってるのを阻止せねばってのはある。
WEB閲覧に特別な性能は要らんが、
「快適に」となるとこの辺では全然駄目だ。
フルHDモニタが安くなって自室で当たり前になると、
別の部屋で使用するノートとして、
「縦900」ならまぁ我慢できなくもないが、
「縦768」ってのは流石に有り得ない。(比較画像とか)
幾ら国内メーカーの信頼性云々って言っても、
PCというものは道具としてが使い難かったらどうにもならないのだよ。
拡張性とか割とマトモなEpson Endeavor NY3200S(詳細)がi5で今、
送料込み6万円ちょっとな事を考えると、
ホームモバイルにそれ以上出すなら、次に求める付加価値は解像度で間違いない!
って事で今回は、
8~10万円の価格帯で縦900ドット以上の第2世代Core i ノートをご紹介する。
■dynabook Satellite T571:
17.3型HD+の光沢液晶と書込対応ブルーレイドライブを搭載し、
i5版なら出始めの今でさえ直販で10万円切ってる。
17.3″と言っても、4:3画面の14.1″と縦寸は殆ど一致する。
そこに縦900ドットなら多少老眼はいってる方でも大丈夫だろう。
重量も3.2kgしかないし、どの道ホームモバイルなら15型に拘る事もなかろう。
■VAIO Fの16.4型フルHDの直販モデル:
出始めながら最小構成なら10万切ってる。
普通に写り込みはあるが、高級ノートの光沢液晶として表示品質も妥当。
VAIO F 3D(16.0型)を売ってかなきゃならないメーカー事情も解るが、
この16.4型フルHDは、その影に隠してしまうにはもったいないモデル。
>>公式ページでの冷遇ぶり
■VAIO C 15.5型フルHDモデル(詳細):
綺麗なフルHD液晶とRadeonミドルレンジを搭載し、
動画向けのノートと言ったらまずはコレ。
■VAIO C 14型HD+モデル(詳細):
上下視野角せまいのが許せるなら安いし良いんでない?
■ThinkPad T420のHD+モデル:
14型TならT420sを推す方も多いと思うが、
パームレストの剛性あげてから出直して来い!って感じで、
X1もそうだが、道具としてが駄目なThinkPadに興味ない。
重量さえ許せれば積極的にT420のほう選んで正解!
■ThinkPad T520 / L520のHD+モデル:
残念がならギラツキ酷いパネルが混じってる。
T520では変なバランス感覚でHD+勧める人を見掛けるが、
フルHD版(詳細)買って後悔してる人に会った事がない。(10万超えるけど)
■HP Pavilion dv7-6000 / ENVY17-2000:
まぁHPのこの辺は五月蝿いか熱いか、
良くてどっちかだなw
■DELL Vostro 3750:
17.3型非光沢HD+液晶でグラフィックはGeForce GT525Mを選択可能。
見たのはAUOパネルが載ってた。発色はまあまあだが視野角は狭い。
i3の内蔵グラフィックモデルだったが、
連続高負荷でやっと五月蝿くなる程度で排熱も問題ない。
USB 3.0 x 2、eSATAコンボ x 1と、スタイルの割に拡張性も悪くなく、
17.3型ながら最小重量も3kgと軽い。
意外にも防滴キーボードだったりする。(レッツノート B10涙目w)
落下・水濡れに対応する1年保証が高くても2,100円で追加できるが、
延長は不可って所がVostroの部品耐久性を物語る。
このカテゴリには他にも
■HP ProBook 4530s / 6560bのHD+モデル
■DELL Latitude E5520のフルHDモデル
などがある。
lenovo G570を買わない理由を考える。
【2012 / 08 追伸】最新モデル、lenovo G580についてはコチラをどうぞ。【追伸終】
【2011 / 09 追伸】レノボ個人向けPC(lenovo G570やH330など)の電話サポート窓口を、
2011年10月01日よりNECパーソナルコンピュータが担当する事になりました。
電話対応が改善される事は勿論、製品・マニュアルなども、
サポートの手を煩わせない方向で整備されつつある事を期待します。【追伸終】
まずG570を簡単に紹介しておく。
【筐体】限りなく黒に近い茶色で、天板は指紋が付き易いが、
パームレストは金属製のヘアライン仕上げで高級感すらある。
【液晶】上下視野角が狭く、発色が白浮きぎみなのは、
光沢15.6型HD液晶のお約束w
現状、15型で液晶の表示品質まで求めるのであれば、
表示サイズ的、価格的に多少無理があっても、
VAIO CのフルHD辺りまで逝かなきゃ駄目だ。
【キーボード】日本語版でも[Enter]キー細いのが難点だが、タッチは悪くない。
【音量】専用ボタン無し。
【処理系】第2世代Core i 搭載で、
①i3+メモリ2GB版が4万円
②i5+メモリ4GB版が5万円
程度の最安値。(投稿時)
G570はメモリの相性問題が出易い機種の様だ。
ネジで固定できるので問題ないがメモリ蓋のツメも折り易い。
第2世代Core i ではi3のクロックが抑えられてるので、i5との性能差も馬鹿にならない。
そういう意味では②も存在意義はありそうだ。
【ストレージ】①が500GB、②が640GBのHDDで、どちらも書込できるDVDドライブ内蔵。
【拡張性】HDMI出力あり、GbEなし、青歯なし、拡張カードスロットなしで、
USBは2.0なら4ポートある。
【排熱・静音性】排熱重視の為、人によっては冷却ファン音は五月蝿く感じるだろう。
【モバイル性】このサイズにしては軽い方(2.6kg)で
駆動時間も軽作業なら4時間程度もつ。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
と、買わない理由どころかG570の戦闘力は、かなりのモノだ。
初期不良・故障の少なさ、サポート対応がマシである事などから、
acerやlenovoより少し高価な位置にASUS製品があるとそれをお勧めしてる私だが、
G570競合のASUS K53Eという機種は、触ってみれば解るが
幾ら何でもキーボードが駄目すぎる。
そこで今回は、この無敵のコスパを誇るG570にプラスαの出費が許されるなら、
こんな選択肢もありますよってのをご紹介する。
■dynabook Satellite B351(詳細):
価格.comモデルが出れば
Pentium B940(デュアルコア2GHz)版なら4万円台前半で買えるかも知れない。
G570と比べてHDMIが無かったり、
B940だとHT無し、キャッシュ3MB⇒2MB、
インテル HD グラ 3000⇒インテル HD グラ(無印)になってしまうが、
やはり日本メーカー製という安心感は捨て難く、知人に勧めるならコチラかなと。
東芝は問題があっても東芝だが、
レノボだと「私が勧めたメーカー」とされてしまいかねない。
流石にG570の様に、
取り説がPDFだけなのにReaderは自分で入れろってのも無い。
■ThinkPad Edge E420(詳細):
G570と比べて画面サイズこそ15.6″⇒14″となってしまうが、
価格もそれほど変わらないし、
初期不良率や部品の耐久性はともかく、
サポートが日本IBMってのと、イザとなったら部品は自分で交換できるってのが大きい。
万が一ハズレ個体に当たっても、「何としてでも3年使い倒してやる!」って事も出来るし、
G570を私的お勧めリストに加えない最大の理由がE420の存在にある。
■VAIO C 14型(詳細):
こちらもG570より画面は小さいが、あと少し出資すれば「カラフルなVAIO」、
更に少し足せば「縦900ドット」となるのが良い訳ですよ。
今はフルHDモニタが安いのでそれを作業基準にする方も多いと思うが、
その場合、
「縦900」なら何とか耐えられるが据置ノートに「縦768」は流石に無いわ
ってなるだろう。
■ASUS U31F-RX480(詳細):
第2世代Core i 版もいきなり安値で出るだろう。(i5同士でG570と1万円差くらい?)
ホームモバイルと、イザとなったらデスクトップPC本体的な使い方も兼ねられるのが大きい。
■DELL Vostro V130:
CPUは非力だが、G570を洒落で買う様な方ならコチラの方が実用的とも言える。
■ThinkCentre Edge 91z(ボードPC):
G570のドットピッチ殆ど変えずにフルHDとしたのが、この21.5型という液晶サイズ。
登場して間もないが、来月くらいには直販で6万円台が期待できる。
持ち運び用の取っ手も付いてるし、
16:9画面時代に一覧性と視認性を両立させるボードPCは据置ノートを駆逐するかも知れない。
21.5型にデスクトップ用CPUってのがどう出るか。(まだ実機みてない)
■VAIO J(ボードPC):
液晶がLEDバックライトになったが、何と言っても焦点はファン音でしょう。(売り場じゃ判らない)
上と同じく21.5型で、直販6万円台が期待できる。
以下、2011 / 06 / 14追伸です。
■Epson Endeavor NY3200S(詳細):
・15.6型光沢液晶
・Pentium B940
・メモリ4GB
で今、送料込み4万円台前半で売ってる。
dynabook Satellite B351と比べて、
・HDMIあり
・GbEあり
・USB 3.0あり(2ポート)
など、この価格ならEpsonの圧勝かも。
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