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マルチベンダと言う名のギャンブル。

海外メーカー製ノートだと、
液晶パネルやキーボードなど同一部品に関してまで
複数の部品メーカーから供給を受ける(=マルチベンダ)。

マルチベンダは、部品の安定確保の為と説明されるが、
実際には数社を競わせて、部品を安く買い叩くのが目的だろう。

コスト削減により消費者も、安くノートが買える訳だが、
同一型番のノートでありながら、
液晶の表示品質にバラツキがあるなんてのは、迷惑過ぎる。

最近、ThinkPad現行モデルの保守マニュアルが公開されたので、
部品リストからマルチベンダ具合を調べてみた。

まず、X200/X200sのWXGAパネルは3社から供給を受けている。
それらキーボード(日本語) は2社。
X200sのWXGA+パネルは1社限定である。

T400/R400のWXGA/WXGA+パネル(冷陰極管バックライト用)はそれぞれ4社。
WXGA+(LED バックライト用)は(上の4つとは異なる)2パネルだった。
T400/R400のキーボード(日本語) は3社。

意外だったのはW700で、WUXGAパネルこそ1社限定だが、
キーボード(日本語)は3社もあり、
なんとR400/R500/T400/T500/W500/W700の全てで使い回しw
キータッチはキーボード・ユニットだけで決まる訳ではないが、
自分が触ったT400の、あの劣悪キーボードがW700にも使われているとは・・

で、X301は液晶パネルもキーボード(各国語それぞれ)も1社限定。
パネルはTMD製の特注品で綺麗。キータッチなんて神レベル

X301は玉数を捌けるモデルでないにも拘わらず、
専用のパネル、キーボード・ユニットに留まらず、
パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別。

今回、何が言いたいのかと言うと、
現行モデルはWXGA+だけでも、
X200s、X301、T400、R400、SL400とあり、迷う訳だが、
迷う程、スペック、価格を許容できる人なら、X301にしとけって事だ。
なにせ、他ならぬThinkPadを御検討の方なら、
スペック表に現れない使い易さに拘っておられるのだろうし。

レノボは今でもTシリーズを、フラッグシップと呼ぶ事があるが、
北米直販では今の円換算だと、T400が7万円から買えてしまい、
そんなモデルじゃ最早、特別を期待する方がおかしい。
ThinkPadの命とも言えるキーボードたりとも、
コスト削減の煽りを受けるのは当然で、他の部分など推して知るべしである。
(ただしSSDの128GBはX301でも、信頼性に乏しいMLCなので要注意!)

もっとも、ThinkPadが部品リストを公開してくれているからこそ、
どのモデルに力が入ってるか、メリハリが判る訳だが、
マルチベンダ自体は、国内メーカーですら、やってないって保証は何処にも無い。

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2008.12. 23火曜日 - Posted by | ⑦lenovo, ⑪液晶, ⑫キーボード、タッチパッド等, ⑰HDD(SSD), ThinkPad 薄型旧モデル, ThinkPad Lシリーズ, ThinkPad T430, ThinkPad T530, ThinkPad Tシリーズ, ThinkPad W530, ThinkPad W701, ThinkPad X230, ThinkPad X旧モデル, Uncategorized

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