短編レビュー~軽量・堅牢設計の14型編~

○富士通 FMV-BIBLO MG(の内、14.1型モデル):
14.1型液晶ながら、13.3型相当サイズの小型、薄型筐体。
軽さと駆動時間を選べるモバイル・マルチベイ構造。

これにより、最軽量時1.68kg。
通常電圧CPU(Core 2 Duo Pシリーズ)ながら、
ベイにセカンドバッテリーを格納すれば、出っ張り無しで最大11.5時間駆動。
直販ではノングレア液晶も選べる。WXGAのみってのが弱点。
キーボードの出来の良さからも、富士通が真面目に作っているのが解る。
Pシリーズ+DDR3メモリとなった去年秋冬モデル以降は、
排熱・静音性はかなりマシになったが、据置としては、
常時稼動をこなせる程でもなければ、
デジタル出力できる訳でもなければ(安モニタとの接続には向かない。)、
ドッキングステーションの類がある訳でもない。
(一方、今回紹介する他モデルは、この3項目全てが揃ってる。)
直販ではS3 Chrome 430 ULPって独立グラフィックも選べるが、
これは駆動時間を減らすだけでメリット無し。
14″液晶+取っ手付にも拘わらず約1.6kg。
店頭モデル(WXGA、Core 2 Duo SU9400(1.4GHz))は、
カタログ駆動10時間。
直販モデルはWXGA+となり、
SP9600(2.53GHz)を選択してもHDD構成でカタログ駆動9時間。
始めから通常電圧CPUで開発された事もあり、
SPシリーズ搭載でも排熱・静音性は充分である。
Panasonicっていう事で、確かに信頼性はあるのだが、
仕様そのものは決して高くない。
例えば
・メモリは未だDDR2。
・無線はインテル WiFi Link 5300を選べない。
・Bluetoothは直販一部のみ。
・HDD保護は、衝撃緩衝材だけでヘッド退避は無し。
更に今回紹介する中では唯一、
・LEDバックライト液晶が選べない。
・マルチベイ無し。
直販が、余りのボッタクリ価格である事を考えるととにかく、
店頭モデルの仕様の低さ(解像度、CPU)が痛過ぎる。
レッツノートが軽さを維持したまま頑丈なのは、
無神経に筐体を厚くしているからで、最厚部はなんと48.5ミリもある
(最薄部は25.5ミリ)。
F8は取っ手の分もあり、とにかく筐体がデカイので注意。
取っ手を付けたからって、
ビジネスマンの持ち歩く書類は無くならないのだし、かなり迷惑。
この世代のThinkPadは排熱と静音性が素晴らしい。
バッテリー持ちもかなり改善された。(それぞれ、X301だけは例外)
液晶は685カンデラ(ちなみに東芝QosmioのG50、F50ですら、
300カンデラしかない。)を誇る、High Nit LEDバックライトのWXGAが、
シングルベンダだしお勧め。この液晶を選ぶと、天板部品も特別製となる。
WXGA+のLEDバックライト液晶も、2ベンダにはなるが悪くは無い。
青が強い発色はココで調整しよう!
今年4月の製造分からは、キーボード下に金属プレートが補強され、
キーボードたわみも解消した。
RADEON(オプション)の発色に拘る動画マニアは多い訳だが、
RADEONオフでもデジタル出力できる(ドック経由。
内蔵グラフィックでもデジタル出力できるのはT400世代から。)ので、
普段は安定したインテルGMAで使用すれば良いだろう。
マルチベイには、光学ドライブ(出荷時)の他、
セカンド・ストレージ(HDDまたはSSDをSATA接続)、セカンド・バッテリー、
ウェイトセーバー(光学より200グラム程、本体を軽く出来る)を格納可能。
Tシリーズ(に限らず薄型ThinkPad)は、
薄さ、頑丈さを極限まで追及する余り、マグネシウム余分に使って、
ワザと重くなってるのをどう見るかで評価が分かれる。
ところで近々、T400sという、軽量・薄型の派生機種が登場する訳だが、
噂通りなら、
・画面解像度は最高でもWXGA+
・グラフィックはチップ内蔵のみ
・ストレージは1.8″で、ウルトラベイは、あってもショボイ
・ExpressCard、PCカードスロット無し(下記追伸参照の事)
と、まるでX301な訳だが、14″まで来ると流石に最後の項目で、
かなり意味不明な機種になってしまう。
ってのは今時、14″以外にも持ち運び用PCを用意するのが普通だし、
庶民ならその場合、WiMAXのプロバイダへ登録する機器は、
WiMAX内蔵PCごとなんて事はせず、
WiMAX受信用のカード類1つで済ますだろうから。
6月23日追伸:T400s、本日発表されました。
ExpressCard slot or 5-in-1 media card reader
ってなってました。
保守マニュアルによると液晶は、T400にないパネル。
道具としてはThinkPad T400の劣化版。
逆に筐体の金属部分は全てヘアライン仕上げで、
今回紹介する中では最も質感が高い。保証も標準で3年付く。
ただ、パームレストが金属ってのは、熱が手に伝わってしまうので、
前モデルの様な爆熱仕様でないのがせめてもの救い。
WXGA+(非LEDのみ)モデルには、Radeon HD3450が組み合わされ、
WXGA(LEDのみ)モデルは、チップ内蔵グラフィック。
周囲の明るさに応じた、液晶輝度の自動調整は共通。
キーボードは、ストローク浅めだが、タッチ自体は普通。
Enterキーが端にないので要注意。
ポイントスティックは2ボタン式で尚且つ、
ThinkPadの様には上手く動かない。
搭載メモリは未だDDR2。
アップグレードベイは、セカンドストレージ(HDD、SSD)
とする事も出来、RAID 0やRAID 1構成も可。
突起部含まない筐体最薄部で31.3ミリもあり、
今回他モデルより5ミリ近く厚い。底面のゴム脚も長い。
ACアダプタは、コード長、太さに至るまで巨大。
こちらもThinkPad Tシリーズを手本とした、
薄型筐体+独立グラフィック可能ってモデル。
薄さ、軽さでは、僅かにリードしており、
カラー天板の質感も良く、
道具以外の処ではこちらもThinkPadには無い魅力を備えている。
NVIDIA Quadro NVS 160Mを選択可能だが、それだと高負荷では、
キーボードに熱を持つ。ファン音は普通なのだが。
しかし、安定したグラフィックパワーで選ぶなら、今回はコレだろう。
WXGA+のLEDバックライトの奴は、コントラストが低く、白浮きぎみ。
照度センサーは敏感過ぎる。
キーボードは、中央が少したわむ個体もあるが、総じてまあまあ。
表面に指紋が残り易い。
ポイントスティックも、使えるレベル。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)を標準搭載するがメモリはDDR2のまま。
こちらもセカンドストレージ(HDD、SSD)を搭載可能。
そこから起動も出来る。
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