短編レビュー~13型クラス編~
このセグメントは今後、
CULV+GS45チップ(グラフィックはGMA4500MHD、サウスブリッジはICH9M)
の主戦場となり、薄型筐体と長時間駆動を安価に実現したモデルが続々登場する。
CULVはCore 2 Duo SU9400(1.4GHz、3MBL2、TDP10W、
現行の国内B5やThinkPad X301にも標準搭載)
ともなると、絶対出来ないって一般用途は
・リアルタイム・エンコ(圧縮しながらの録画など)
・3Dゲーム
くらいなもので、世間にはそれすらやらない人が殆どであろうから、
メイン機としても充分使える。
GMA4500MHDは強制コマ落ちさせる方式ではあるが一応、
ブルーレイにまで対応する再生支援を備える(XPでのフルHDはサポートしない)。
ICH9Mなら、ICH7Mを採用するHP 2140などとは違い、
インテルSSDのX25-Mを搭載しながらも転送速度が130~150MB/sで頭打ち
なんていう悲劇もない。
こうした事から、従来ならまずまずの評価を下せる国内勢にも、
価格や可搬性の面から厳しい評価にならざるを得なかった。

△NEC LaVie N(直販名LaVie G タイプN):
LaVie Nとdynabook CXの液晶は、発色はともかく、上下視野角が狭すぎる。
正面から少しでも上からだと画面が白く、下からだと黒くなってしまう。
両機共最早このサイズでは珍しく、LEDバックライトも選べない。
だからこそRadeon 3100(チップ内蔵)ながら、
デジタル出力無しってのが余計、痛い。
最近、フルHDでそこそこ見れる発色のモニタが2万円程度でもある訳だが、
そーゆーのはアナログ接続回路で手を抜いており、
実質、アナログでは使えない程の画質になってしまうので、
デジタル出力無しってのは安モニタとの併用不可を意味すると覚悟しておこう。

×東芝 dynabook CX(直販名CXW):
何時の間にか軽量・薄型のLEDバックライト液晶モデルも無くなり、
これ又、安く買わなきゃ意味が無いモデルになり下がってしまった。
キーボードもクリック感がない。
Core 2 Duo T9800(2.93GHz)、Radeon HD 4570、8GBメモリ搭載可能で、
一躍、このクラスのスペック番長に躍り出た。
UVD2による超解像度再生が出来る、唯一の2kg以下モバイルでもある。
(6月8日追伸:本日、AMD 785Gチップセット(デスクトップ用)が発表されました。
Radeon HD 4200を内蔵し、UVD2による超解像度をサポートするとの事。
ノート用も間もなくでしょうし今後、
安モバイルにも「超解像度+HDMI」の波が広がって行くと思われます。)
しかし動画なら最新Radeonってのが定説ではあるものの、
安定感からするとデータ更新用途のPCには、このオプションは、ちと怖い。
なにせ歴代Radeonには、
「○○したときにブルースクリーンになる事の解決」とか、
数年前の製品を対象にしたバグフィックスが、
今頃かよってタイミングで発表され続けているのだから。
(ただしRadeonを選ばないとデジタル出力無しなので注意)
一方、動画再生やWEB閲覧などのデータ消費中心で使うなら、
メモリ容量活かせるVista 64ビットだし、返って挑戦しがいがある。
Radeon HD 4570選んでも低負荷ならほぼ、無音だし、排熱もまあまあ。
ただし、type Sとdynabook CXは有線が未だ100BASEなのがセコイ。
①液晶解像度(直販でWXGA++選択可)
②パワー(CPU、GPU)
③バッテリー持ち
④重量
のバランスで、発表当時は世間を驚かせた。しかし、
ThinkPadやレッツノートなどと違って堅牢性の上に成り立つ数値ではないので、
その辺は差し引いて評価する必要がある。
それにしても①の縦解像度、ドットピッチが同じな、
type Z(WXGA++)と
ThinkPad X200s(WXGA+、Core 2 Duo)ってのは、
用途こそ異なるが良きライバルだ。
②のCPUは、X200sがSL9600(2.13GHz 6MBL2)、
ZはT9900(3.06GHz)まで選択できるが、
Zの方はCore 2 Duo Tシリーズを選んでしまうと、
「高負荷⇒排熱不足⇒クロックダウン」
となり安定して能力を発揮できない。
グラフィックの方は、3Dアプリやらなきゃぶっちゃけ、
GeForce 9300M GS(Zはオン/オフ可)もGMA4500MHDも大差ない。
(今や内蔵グラフィックでもデジタル出力できる機種は珍しくない)
3D気になるならそもそもゲフォのローエンドじゃ全然足りないし、
9300M GSはZの場合、最強を謳う為のアイデンティティに利用してるだけ。
SONYが優秀、ThinkPadの方は弱点とされて来た、③の駆動時間だが、
X200s(Core 2 Duo)は公称13時間(9セル)。
両社共、カタログ値との乖離が少な目のメーカーだが、
SONYはスタンバイ時の放電が尋常じゃない。
液晶パネルは両機同じTMD製で、発色はZ、疲れ難さはX200sだから
そこで性格が分岐し、④の可搬性がコンセプトされてる感じだ。
Zが比較的、全機能込みを追求したのに対して、
X200sは横解像度を削り(こっちが普通だが)、
光学ドライブはドッキングステーションに任せ、本体は
・より薄く、遥かに頑丈(セミラグド認定)
・重量1.1kg(4セル、SSD時)
と、極限まで可搬性に拘っている。
ただ、ビジネス機としてみるとZの場合、
海外高級機なら付いてて当たり前のポイントスティックが無いってのに
触れない訳には行かない。
娯楽用途にはtype Sがあるんだし(重量より超解像度再生を優先)、
これら3機の中でZは、どっち付かずな感じも否めない。

○Epson Endeavor NA802:
GeForce 9600M GTを搭載し、モバイルと名の付くPCでは最強の3D性能を誇る。
この機種はエプソンが一から開発した訳ではなくベアボーンなのだが、
これ程の熱源を抱えながらも静かで、低負荷時には熱くもならない。
NA802は薄型筐体なので、余計に難しいハズなのだが・・
筐体もシッカリしている。
XPS 13など個人向けノートと違いXPを選択できるのもウリ。
キーボードは慣れが要る。
・セミラグドPC(米軍認定の頑丈規格)最薄筐体
・WXGA+(日本のパネルメーカーへの特注品)
・他のThinkPadと違い、各国語シングルベンダで品質管理されたキーボード
・パームレストやキーボードの塗装に至るまで特別仕様
と、ThinkPadはこのクラスにフラッグシップを置く。
しかしX301は、光学ドライブこそ内蔵出来るが、筐体薄さに特化した事の弊害で、
その他の実用性はX200s(WXGA+、Core 2 Duo)に及ばない。
CPU性能、駆動時間、静音性、ストレージが1.8″に限定される事、
カードスロットとドッキングステーションの有無などだ。
インテルが推進してる以上、WiMAXは使えるものになって行くと思われるが、
これは物理アドレスでやりとりするので、機器ごとのプロバイダー契約になる。
持ち歩くPCが常に決まっていれば内蔵タイプにすれば良いのだが、
そうでないと、カード型を複数PCで使い回す事になるので、
カードスロットが無いモバイルでは困るのだ。
この両機は画面の大きさに違いはあるが、違いはこの↓程度(左はX200)であり、
更にX200系はX301よりもキーボードと液晶の距離が近いので、
液晶の大きさを棚上げして選択しても間違いじゃない。

300カンデラのLEDバックライト液晶は光沢タイプで、
ピアノ天板ではThinkPadロゴの「i」の文字の点が赤く光っている。
SLシリーズはThinkPadというよりは、ThinkPad風のlenovo機で、
冷却ファンのスケジュールを見るに、
大和が開発に関わってるのは最後の拷問試験だけっていう、
継ぎはぎ状態だと思うのだが、
筐体小さ目のSL300は、それでもセミラグド基準をクリア出来ている。
人によってはファン音が気になるかも知れないし、
安ノートにはありがちだがサウンドチップがショボイので、
ヘッドホン使う時はUSB音源が別途欲しくもなるのだが、
キーボードなどは寧ろ、ハズレが出難い構造だし、
液晶もLaVie Nやdynabook CXよりかはマトモなの積んでるので、
トラックポイント入門としては、価格、サイズ含め最も抵抗がない良機だと思う。
この液晶サイズで軽量、通常電圧CPU(SP)、ポイントスティック付きとなるとコレ。
LEDバックライト液晶は発色、視野角、輝度、コントラストとも問題ない。
キーボードはマルチベンダなので、気に入らなければ別のを試す方法もある。
ただThinkPadなどよりも、筐体左側からの熱は感じる。
Dell Vostro 1320:調査中
パフォーマンス最大化モードの時に、
[チップ内蔵のGeforce9400MG]+[独立GPUのGeforce9200MGS(オプション)]
=[Geforce9500MGE]
となるHybrid SLI構成。動画も超解像度行ける。
SLIは対応ゲームでのみ威力を発揮し、
現状、チップ内蔵のみに近いベンチ結果となる事も多い。
液晶は、LEDバックライトを選択しても筐体厚さは変わらないが、
選択しないと、かなり発色の悪い液晶が宛がわれてしまう。
キーボードは変態。低負荷時でもパームレストが熱くなる。
省電力モード(チップ内蔵の9400MGのみ使用)ではファンは静か。
パフォーマンス最大化モードでは常時、ファンがまわり、高負荷時にはうるさい。
その他のバランスモードでは、バッテリー給電だと省電力モードに、
ACアダプタだとパフォーマンス最大化モードに自動的に切り替わる。
Studio XPS専任技術者によるサポートが受けられるので安心。
16.4ミリ厚のアルミ削り出しのタフボディ。
Vista Home Premium 64ビットのみ。
PCというよりは、オブジェとして売れている。
Core 2 solo SU3500(1.40GHz)を利用するCULV機で、
最厚2センチ弱の筐体、1.3Kgを安価に実現。
コストや重量を抑えたままの薄型筐体の為、剛性も足りないし、
冷却ファンを回すからか、TDP 5.5Wを誇るSU3500ながら駆動時間短い。
液晶は光沢。キーボードはたわむし、
Enterキーが縦1行分なのと、一番右にないのは要注意。
タッチパッドのボタンはシーソー式。
メモリスロットが1基の為、デュアルチャネル出来ず、 グラフィックには制約がある。
いろんな犠牲払ってまで薄型筐体にするからには、
見栄えを重視したんだと思うが、それなら同時に、
筐体質感も少しは上げとけよと。
Celeron 723(1.2GHz、TDP 10W)を利用する廉価版のX340もあるが、
コチラはさすがに、ファン音うるさいし筐体も熱くなる。

×Acer Aspire Timeline:ACERってだけで(ry
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